JP4985133B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
当該硝酸化合物は画像形成ジョブを終了した後も消滅することなく帯電器の周辺に滞留するため、像担持体を長時間停止させていると、像担持体表面における帯電器と対向する部位に硝酸化合物が徐々に付着し蓄積する。硝酸化合物は吸湿性が高く、高湿環境下で吸湿して前記部位の抵抗値を低下させるため、硝酸化合物が付着したままであると像担持体表面に形成される静電潜像が乱れていわゆる画像流れ現象が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、より短い時間で像担持体表面に付着した硝酸化合物などの放電生成物を除去することのできる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
直前のジョブ実行終了時からの経過時間、その間の環境条件、および、前記ジョブ実行中の放電時間のうちの少なくとも1つに基づいて決定された回転量だけ、除去作用域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させることを特徴とする。
[画像形成装置の構成]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す概略構成図である。図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置1は、電子写真方式のフルカラータンデム型のカラーデジタルプリンタであって、装置本体2の内部に収容された、中間転写体3、複数のプロセスユニット4、複数の現像剤カートリッジ5、給紙部6、二次転写ローラ7、定着器8および制御部9等を備える。
プロセスユニット4は、イエロー用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用の4つがあり、それぞれ中間転写体3と対向させるようにして当該中間転写体3に沿って所定間隔をあけて直列配置されている。各プロセスユニット4は、像担持体としての感光体ドラム10、帯電器20、露光器30、現像器40、一次転写ローラ50およびクリーニング手段としてのクリーナ60等を備えており、各色のトナー像を形成する。
図2は、感光体ドラム、帯電器およびブレードの位置関係と放電生成物の位置を説明するための模式図である。
放電電極21は、コロナ放電電極であって、感光体ドラム10の回転軸方向に沿ってケーシング部材22の内部に横架されている。放電電極21には画像形成時に電源(不図示)から約−7〜−5kVの電圧が印加され、その先端と感光体ドラム10との間でコロナ放電を起こさせる。なお、放電電極21としては、例えば、鋸歯電極、放電ワイヤ或いはピン電極などが考えられる。
グリッドメッシュ23は、厚さ0.1〜0.2mm程度の薄肉のステンレス製であって、ケーシング部材22の開放部分を覆うようにして放電電極21と感光体ドラム10との間に配置されている。グリッドメッシュ23には画像形成動作時に放電電極21用とは別の電源(不図示)から約−1200〜−400Vの電圧が印加され、感光体ドラム10の表面電位が制御される。
現像器40は、電界等によって感光体ドラム10の表面にトナーを付着させて静電潜像を顕像化する。なお、現像器40は接触型でも非接触型でも良く、現像方式はトナーとキャリアとからなる2成分現像方式でもキャリアを含まない1成分現像方式でも良く、トナーはマイナス帯電トナーでもプラス帯電トナーでも良い。
クリーナ60は、感光体ドラム10の表面にブレード61を常時接触させて、その表面から不要なトナーを掻き取る方式である。掻き取ったトナーはクリーナ60の内部に回収される。なお、不要なトナーとは、転写不良等による転写残トナー、トナー粉塵などである。
なお、ブレード61は、感光体ドラム10の表面から離隔した位置を基本位置とし、トナーを除去するときにのみ前記表面に当接される構成であっても良い。
給紙部6は、記録紙(不図示)を二次転写のタイミングに合わせて二次転写位置へ搬送する。
定着器8は、対向配置され接触回転する一対の定着ローラ81,82を備え、それら定着ローラ81,82間を記録紙が通過すると、その記録紙を加熱、加圧しトナーを記録紙に定着させる。
放置時間計測部92は、各画像形成ジョブの終了時からその次の画像形成ジョブの受付時までの時間を、画像形成ジョブを受け付ける毎に計測し、それら結果を放置時間情報として前記RAMに記憶させる。また、清掃条件決定部93からの要求に応じて、直前の画像形成ジョブ実行終了時から新たに受け付けた画像形成ジョブの受付時までの時間についての放置時間情報を、清掃条件決定部93へ送信する。
清掃条件決定部93は、感光体ドラム10を清掃するための清掃条件を決定する。詳細については後述する。
全体制御部95は、画像形成装置1が全体として円滑に動作するように、各部を制御する。
清掃条件を説明するにあたって、まず、感光体ドラム10の表面における放電生成物が付着しているであろうと予想される領域(以下、単に「付着領域」)について説明する。
図2に示すように、放電生成物11は、帯電器20と対向する像担持体表面部位に付着する。具体的には、放電電極21と対向する位置P2に、付着領域の感光体ドラム回転方向における中央部分が存在する。付着領域の正転方向上流側端縁が存在する位置P3は、位置P2から逆転方向に回転量X[mm]離れており、付着領域の正転方向下流側端縁が存在する位置P4は、位置P2から正転方向に回転量X[mm]離れている。
清掃条件決定部93は、清掃条件として、帯電器20と対向する像担持体表面部位をクリーナ60の除去作用が及ぶ領域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させる際の回転量X[mm]および回数Y[回]を決定する。なお、回数Y[回]は、正逆方向に1往復させたものを1回とカウントする。
回転量X[mm]は、直前のジョブ実行終了時からの経過時間、その間の環境条件(温度および湿度)、および、前記ジョブ実行中の放電時間に基づいて決定する。前記経過時間が長くなる程、前記温度が高くなる程、前記湿度が高くなる程、前記放電時間が長くなる程、付着領域が広がるため、回転量X[mm]を大きくする必要がある。
また、直前のジョブ実行終了時からの経過時間の間の環境条件として、直前の画像形成ジョブ実行終了時から新たに受け付けた画像形成ジョブの受付時までの温度および湿度についての温度情報および湿度情報に基づき、回転量X[mm]および回数Y[回]を決定する。温度としては、例えば平均温度或いは最高温度などが考えられる。また、湿度としては、例えば平均湿度或いは最高湿度などが考えられる。
このように、前記経過時間、環境条件および放電時間に基づいて回転量X[mm]および回数Y[回]を決定することによって、感光体ドラム10の回転動作の無駄を省いて感光体ドラム10の清掃をできるだけ短時間で済ませる一方で放電生成物11を的確に除去する効果を奏することができる。なお、清掃条件に影響を及ぼす要因は、前記経過時間、環境条件および放電時間だけではないが、それらは特に清掃条件に及ぼす影響が大きいため上記効果が見込める。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置1は、特に、清掃条件決定処理および正転逆転駆動処理の実行により、帯電器20と対向する感光体ドラム表面部位を、クリーナの除去作用が及ぶ領域まで回動し、続いて除去作用域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させ、放電生成物11を除去することを特徴とする。したがって、この特徴に重点をおいて説明する。
図4は、清掃条件決定処理の内容を示すフローチャートである。図4に示すように、装置電源がONされることによって装置停止状態から画像形成動作に移行する際に、或いは、入力部96に画像形成ジョブが入力されることによって装置休止状態から画像形成動作に移行する際に(ステップS1で「YES」)、清掃条件決定処理が開始する。特に、装置電源がONされたときは、感光体ドラム10が長時間停止していた可能性が高く、感光体ドラム10の表面に放電生成物11が広範囲かつ多量に付着しているおそれがある。したがって、装置電源がONされた後の初期動作時は、画像流れを防止するために放電生成物11を除去する必要性が高い。
清掃条件決定部93は、まず印刷枚数計測部91から印刷枚数情報を取得し(ステップS2)、得られた印刷枚数情報に基づいて、複数用意された条件決定テーブルの中から最適な条件決定テーブルを選択する(ステップS3〜ステップS11)。
具体的には、まず、清掃条件決定部93は、印刷枚数情報に基づいて印刷枚数が100枚以下であるか否かを判定する(ステップS3)。100枚以下の場合は(ステップS3で「YES」)、制御部9内のROMから条件決定テーブル(a)を読み出す(ステップS4)。
500枚以下でない場合(ステップS5で「NO」)、印刷枚数が1000枚以下であるか否かを判定し(ステップS7)、1000枚以下の場合(ステップS7で「YES」)、条件決定テーブル(c)を読み出す(ステップS8)。
次に、清掃条件決定部93は、環境センサ97から温度情報を取得し(ステップS12)、さらに、環境センサ97から湿度情報を取得する(ステップS13)。そして、取得した温度情報および湿度情報に基づいて環境条件を判定する(ステップS14)。
次に、清掃条件決定部93は、放置時間計測部92から放置時間情報を取得する(ステップS15)。そして、放置時間情報および既に判定済みの環境条件に基づき、選択した条件テーブルを参照して、回転量X[mm]および回数Y[回]を決定する(ステップS16)。なお、図5に示す条件テーブルにおいて、上段は回転量X[mm]を、下段は回数Y[回]を示す。
<正転逆転駆動処理>
図7は、正転逆転駆動処理の内容を示すフローチャートである。図8は、正転逆転駆動処理における感光体ドラムの動作を説明するための図である。
なお、感光体ドラム10を逆転させる回転量は、L+X[mm]よりも大きくても構わないが、L+X[mm]を超える分が無駄な動きとなる。また、感光体ドラム10をR−(L+X)[mm]正転させて付着領域を位置P1に移動させることも可能である。
その後、n=n+1とし(ステップS26)、回数Y=nか否かを判定する(ステップS27)。回数Y=nでない場合(ステップS27で「NO」)、感光体ドラム10を逆転方向に2X[mm]回転させ(ステップS28)、図8(c)に示すように、再度、付着領域の正転方向下流側端縁を位置P1のすぐ正転方向上流側まで移動させ、掻き取りを行う。
このように、逆転方向に2X[mm]回転させる動作(ステップS28)と、正転方向に2X[mm]回転させる動作(ステップS25)と、を合わせて1往復とし、付着領域を回数Y[回]分だけ往復させる。これにより、図8(d)に示すように、付着領域に付着していた放電生成物11が付着領域から全て掻き取られ、掻取済放電生成物12として付着領域の両側に溜まる。
最後に、正転方向にR−2X[mm]回転させることによって、図8(e)に示すように、掻取済放電生成物12をブレード61の正転方向上流側に集め(ステップS29)、それをクリーナ60で回収して感光体ドラム10の表面から除去する。
[変形例]
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は本実施の形態に限定されないことはいうまでもない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
図9は、変形例1に係る感光体ドラム、帯電器およびクリーニングブラシの位置関係と放電生成物の位置を説明するための模式図である。図10は、変形例1に係る正転逆転駆動処理における感光体ドラムの動作を説明するための図である。
変形例1に係る画像形成装置は、図9に示すように、ブレード61の代わりにクリーニングブラシ160を備える点において本実施の形態に係る画像形成装置1と相違する。その他の構成については、基本的に本実施の形態に係る画像形成装置1と同様である。したがって、共通の構成には本実施の形態と同じ符号を付してその説明は省略するか簡略するにとどめ、上記相違点を中心に説明する。
クリーニングブラシ160は、ファーブラシ162の先端部が感光体ドラム10の表面に接触するように配置されており、接触する位置P5がクリーニングブラシ160の除去作用の及ぶ除去位置である。なお、位置P2から位置P5までの逆転方向の回転量をL[mm]とする。
正転逆転駆動処理時、クリーニングブラシ160は、感光体ドラム10の回転方向に対してカウンター方向に回転する。これにより放電生成物11および不要なトナーを効率的に除去することができる。クリーニングブラシ160は、付着領域が位置P5を通過する時のみ回転する。これにより、感光体ドラム10の表面およびファーブラシ162の磨耗を最小限に抑えられる。クリーニングブラシ160は、例えば感光体ドラム10の1〜3倍の回転比で回転する。
なお、感光体ドラム10を逆転させる回転量は、L+X[mm]よりも大きくても構わないが、L+X[mm]を超える分が無駄な動きとなる。また、感光体ドラム10をR−(L+X)[mm]正転させて付着領域を位置P1に移動させることも可能である。
次に、感光体ドラム10を逆転方向に2X[mm]回転させ、図10(c)に示すように、付着領域の正転方向下流側端縁を位置P5のすぐ正転方向上流側まで移動させる。さらに、感光体ドラム10を、正転方向に2X[mm]回転させて、図10(b)に示すように、再度、付着領域の正転方向上流側端縁を位置P5のすぐ正転方向下流側まで移動させる。
なお、往復させる際の回転量は2X[mm]以上であっても良いが、2X[mm]を超える分が無駄な動きとなる。また、1往復の合計の回転量がR[mm]を超えると、感光体ドラム10を一方向に回転させる場合よりも放電生成物11を除去する効率が低下するおそれがある。
<変形例2>
図11は、変形例2に係る感光体ドラム、帯電ローラおよびブレードの位置関係と放電生成物の位置を説明するための模式図である。図12は、変形例2に係る条件決定テーブルを示す図である。図13は、変形例2に係る正転逆転駆動処理における感光体ドラムの動作を説明するための図である。
帯電ローラ220は、弾性層222を感光体ドラム10に押し当て、ニップが形成されるようにして配置された接触方式の帯電器である。このような接触方式の帯電器においても放電生成物は生成し得る。
正転逆転駆動処理時、帯電ローラ220は、感光体ドラム10の回転方向に対してカウンター方向に回転する。これにより放電生成物11および不要なトナーを効率的に除去することができる。帯電ローラ220は、付着領域が位置P2を通過する時のみ回転する。これにより、感光体ドラム10の表面および弾性層222の磨耗を最小限に抑えている。帯電ローラ220は、例えば感光体ドラム10の1〜3倍の回転比で回転する。
正転逆転駆動処理においては、まず、感光体ドラム10をX[mm]逆転させる。これにより、図13(a)に示すように、付着領域の正転方向下流側端縁が位置P6を通過して、位置P6のすぐ正転方向上流側まで移動する。その際、付着領域の半分が位置P6を通過するため、帯電ローラ220によって放電生成物11が掻き取られ、位置P6の正転方向下流側に掻取済放電生成物12が溜まる。
次に、図13(e)に示すように、帯電ローラ220を感光体ドラム10から離す。そして、感光体ドラム10を正転方向にR−L[mm]回転させることによって、図13(f)に示すように、掻取済放電生成物12をブレード61の正転方向上流側に集め、集めた掻取済放電生成物12を回収して感光体ドラム10の表面から除去し、その後帯電ローラ220を元の位置に戻す。
本実施の形態では、回転量X[mm]および回数Y[回]が清掃条件決定部93によって決定されたが、回転量X[mm]および回数Y[回]の両方またはいずれか一方が予め所定値に固定されている構成であっても良い。その場合、前記所定値を、例えば制御部のROMに記憶させておくことが考えられる。
本実施の形態では、条件決定テーブルの選択を直前の画像形成ジョブにおける印刷枚数に基づいて行ったが、所定時間内における印刷枚数、或いは帯電器の稼働時間に基づいて行う構成であっても良い。
10 像担持体
11 放電生成物
20 帯電器
60 クリーニング手段
61 ブレード
93 回転量決定手段(回数決定手段)
94 駆動制御手段
P1 除去作用が及ぶ領域
Claims (6)
- 像担持体と、像担持体の周囲に配された帯電器とクリーニング手段とを少なくとも含み、像担持体を回転させつつ静電複写プロセスを実行し、像担持体表面に形成した静電潜像をシート上に顕像化して画像形成する画像形成装置であって、
装置停止または休止状態から画像形成動作に移行する際に、前記帯電器と対向する像担持体表面部位を、クリーニング手段の除去作用が及ぶ領域まで回動し、続いて除去作用域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させる駆動制御手段と、
直前のジョブ実行終了時からの経過時間、その間の環境条件、および、前記ジョブ実行中の放電時間のうちの少なくとも1つに基づいて前記寸動回動の回転量を決定する回転量決定手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、像担持体の周囲に配された帯電器とクリーニング手段とを少なくとも含み、像担持体を回転させつつ静電複写プロセスを実行し、像担持体表面に形成した静電潜像をシート上に顕像化して画像形成する画像形成装置であって、
装置停止または休止状態から画像形成動作に移行する際に、前記帯電器と対向する像担持体表面部位を、クリーニング手段の除去作用が及ぶ領域まで回動し、続いて除去作用域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させる駆動制御手段と、
直前のジョブ実行終了時からの経過時間、その間の環境条件、および、前記ジョブ実行中の放電時間のうちの少なくとも1つに基づいて前記寸動回動させる回数を決定する回数決定手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記駆動制御手段が前記帯電器と対向する像担持体表面部位をクリーニング手段の除去作用が及ぶ領域まで回動させる方向は、画像形成動作時の像担持体の回転方向とは逆方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング手段は、像担持体の表面にブレードを接触させてトナーを掻き取る方式であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 像担持体と、像担持体の周囲に配された帯電器とクリーニング手段とを少なくとも含み、像担持体を回転させつつ静電複写プロセスを実行し、像担持体表面に形成した静電潜像をシート上に顕像化して画像形成する画像形成装置における画像形成方法であって、
装置停止または休止状態から画像形成動作に移行する際に、前記帯電器と対向する像担持体表面部位を、クリーニング手段の除去作用が及ぶ領域まで回動し、続いて、
直前のジョブ実行終了時からの経過時間、その間の環境条件、および、前記ジョブ実行中の放電時間のうちの少なくとも1つに基づいて決定された回転量だけ、除去作用域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させることを特徴とする画像形成方法。 - 像担持体と、像担持体の周囲に配された帯電器とクリーニング手段とを少なくとも含み、像担持体を回転させつつ静電複写プロセスを実行し、像担持体表面に形成した静電潜像をシート上に顕像化して画像形成する画像形成装置における画像形成方法であって、
装置停止または休止状態から画像形成動作に移行する際に、前記帯電器と対向する像担持体表面部位を、クリーニング手段の除去作用が及ぶ領域まで回動し、続いて、
直前のジョブ実行終了時からの経過時間、その間の環境条件、および、前記ジョブ実行中の放電時間のうちの少なくとも1つに基づいて決定された回数だけ、除去作用域を中心として正逆方向に交互に寸動回動させることを特徴とする画像形成方法。
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