JP4984342B2 - 液晶組成物 - Google Patents

液晶組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4984342B2
JP4984342B2 JP2000265292A JP2000265292A JP4984342B2 JP 4984342 B2 JP4984342 B2 JP 4984342B2 JP 2000265292 A JP2000265292 A JP 2000265292A JP 2000265292 A JP2000265292 A JP 2000265292A JP 4984342 B2 JP4984342 B2 JP 4984342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
general formula
liquid crystal
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000265292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002069453A5 (ja
JP2002069453A (ja
Inventor
豪 須藤
毅 栗山
正太郎 川上
博之 大西
晴義 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
DIC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Corp filed Critical DIC Corp
Priority to JP2000265292A priority Critical patent/JP4984342B2/ja
Publication of JP2002069453A publication Critical patent/JP2002069453A/ja
Publication of JP2002069453A5 publication Critical patent/JP2002069453A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4984342B2 publication Critical patent/JP4984342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気光学的液晶表示材料として有用なネマチック液晶組成物及び、これを用いた液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置(LCD)は、電卓のディスプレイとして登場して以来、コンピューターの開発と歩みを同じくして、TN-LCD(捻れネマチック液晶表示装置)から、STN-LCDへと表示容量の拡大に対応してきた。STN-LCDは、シェファー(Scheffer)等[SID '85 Digest, 120頁(1985年)]、あるいは衣川等[SID '86 Digest, 122頁(1986年)]によって開発され、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータなどの高情報処理用の表示に広く普及しはじめている。最近、STN-LCDでの応答特性を改善する目的でアクティブ・アドレッシング駆動方式が提案されている。(Proc.12th International Display Research Conference p.503 1992年)また、携帯用端末表示(Personal Digital Assistance)ではより広い温度域で良好な表示特性が要求されている。この様な液晶材料として粘性が低く、駆動電圧が低くなおかつ広い温度範囲に対して一定値を保持することや、あるいは種々の時分割に対応した周波数範囲で駆動電圧が変動しないことが要求されている。しかし、表示素子に組み込んだときの応答速度やコントラストなどはまだ十分とは言えず、現在も新しい液晶化合物あるいは液晶組成物の提案がなされている。
【0003】
上述のようにTN-LCDやSTN-LCDの重要な特性改善課題の一つにコントラストの向上がある。LCDの急速な用途拡大に伴い、室内で使用されるだけでなく、コンピューターの携帯端末ディスプレイ、車載用計器、屋外使用計測機のディスプレイのように、温度条件の過酷な屋外で使用されることが増加してきた。そのため、LCDが置かれる環境の温度変化による表示コントラストの低下、低温における応答速度の低下による表示品位の悪化が問題になってきている。また、屋外での使用では高い信頼性も求められるようになってきた。
【0004】
周囲の温度変化によるLCD表示品位の低下の原因は、様々な要因が上げられるが、ネマティック液晶の弾性定数・誘電率などの温度変化と添加したカイラル物質の固有ピッチの温度変化に起因する閾値電圧Vthの温度変化を押されるため、カイラル物質の固有ピッチの温度変化を制御することにより閾値電圧の温度依存性を改善する提案(特開昭55-38869公報)はすでに知られており、母体液晶とカイラル物質の組み合わせによりその効果が変化する事や、カイラル量を増やすことによりレスポンス等の表示特性に悪影響を及ぼすことが問題になっていた。
【0005】
しかし、液晶中に含まれるイオン性物質の易動度の温度変化により電流値が増加するため、液晶にかかる実効値電圧がイオンにより消費され、コントラスト及び信頼性を低下させることに起因する改善策は知られていない。この観点から、従来から広く用いられているエステル結合を有する化合物の使用量を減らす必要があるが、それによって生じる閾値電圧の増加が問題になっていた。
【0006】
閾値電圧を下げる材料として、式(A)
【化13】
Figure 0004984342
で表される材料が既に知られている。しかし、閾値電圧の低減効果、その温度依存性の低減は十分とは言えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、閾値電圧、レスポンス等の液晶諸特性を低下させることなく、Vthの温度依存性の小さい液晶組成物を提供することにあり、またこの液晶組成物を使用したコントラストの高い液晶表示素子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、種々の液晶化合物を用いた液晶組成物を検討した結果以下の液晶組成物を見いだした。
【0009】
発明1、第一成分として一般式(I)
【化14】
Figure 0004984342
(式中、R1は炭素原子数1〜16のアルキル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基を表す。)から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有し、第二成分として一般式(II)、(III)
【化15】
Figure 0004984342
(式中、R2、R3及びR4はそれぞれ独立的にフッ素置換されていても良い炭素原子数1〜16のアルキル基またはアルコキシル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基、または炭素原子数1〜10のアルコキシル基で置換された炭素原子数1〜12のアルキル基を表し、環A、環B、環C、環D及び環Eはそれぞれ独立的にフッ素原子により置換されていてもよい1,4-フェニレン基、2-メチル-1,4-フェニレン基、3-メチル-1,4-フェニレン基、ナフタレン-2,6-ジイル基、フェナントレン-2,7-ジイル基、フルオレン-2,7-ジイル基、トランス-1,4-シクロヘキシレン基、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、デカヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、トランス-1,3-ジオキサン-2,5-ジイル基、ピリジン-2,5-ジイル基、ピリミジン-2,5-ジイル基、ピラジン-2,5-ジイル基またはピリダジン-2,5-ジイル基を表し、l及びmはそれぞれ独立的に0、1もしくは2を表し、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ独立的に単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-CH=CH-、-COO-または-C≡C-を表し、X2はシアノ基、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメトキシ基、水素原子、3,3,3-トリフルオロエトキシ基、R'または-OR'を表し、R'は炭素原子数1〜12の直鎖状アルキル基または、2〜12の直鎖状アルケニル基を表し、X1、X3は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表す。)から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有し、なお且つネマチック相上限温度が75℃以上であり、ネマチック下限温度が-20℃以下であり、屈折率の異方性(Δn)が0.07〜0.24の範囲であることを特徴とする液晶組成物に関する。
【0010】
発明2、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さらに一般式(II)もしくは一般式(III)の化合物の中から選んだ1種もしくは2種以上を含有し、選んだ化合物の含有率がそれぞれ5〜95質量%の範囲であることを特徴とする発明1記載の液晶組成物に関する。
【0011】
発明3、一般式(II)の化合物として、環Aおよび環Bがトランス-1,4-シクロヘキシレン基であり、Z1、Z2が単結合の一般式(II-a)
【化16】
Figure 0004984342
(式中、R5、R6はR2、R3と同じ意味を表し、環Fは1,4-フェニレン基またはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表し、nは0もしくは1を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有することを特徴とする発明1又は2記載の液晶組成物に関する。
【0012】
発明4、一般式(I)の含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ第二成分として一般式(II-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有しその含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする発明3記載の液晶組成物に関する。
【0013】
発明5、一般式(III)の化合物として、環Dがトランス-1,4-シクロヘキシレン基であり、Z3、Z4が単結合であり、m=1の一般式(III-a)
【化17】
Figure 0004984342
(式中、R7は炭素原子数1〜8のアルキル基または、2〜8のアルケニル基を表し、環Gは1,4-フェニレン基またはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表し、X5はシアノ基、フッ素原子、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基を表し、X4、X6はそれぞれ独立的に水素原子またはフッ素原子を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有することを特徴とする発明1、2、3又は4記載の液晶組成物に関する。
【0014】
発明6、一般式(I)の含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする発明5記載の液晶組成物に関する。
【0015】
発明7、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(II-b)
【化18】
Figure 0004984342
(式中、R8、R9はそれぞれ独立的炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さらに一般式(II-c)
【化19】
Figure 0004984342
(式中、R10、R11はそれぞれ独立的に炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜6記載の液晶組成物に関する。
【0016】
発明8、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(II-b)もしくは一般式(II-c)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜7記載の液晶組成物に関する。
【0017】
発明9、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(II-b)及び一般式(II-c)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率がそれぞれ5〜40質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜8記載の液晶組成物に関する。
【0018】
発明10、一般式(III)もしくは(III-a)として一般式(III-b)
【化20】
Figure 0004984342
(式中、R12は炭素原子数1〜16のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜9記載の液晶組成物に関する。
【0019】
発明11、一般式(III)もしくは(III-a)として一般式(III-c)
【化21】
Figure 0004984342
(式中、R12は炭素原子数1〜16のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜40質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜9記載の液晶組成物に関する。
【0020】
発明12、一般式(I)が、一般式(Ia)
【化22】
Figure 0004984342
(式中、R13は炭素原子数1〜16のアルキル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質量%であり、且つ一般式(II)の化合物として、一般式(II-b)
【化23】
Figure 0004984342
(式中、R8、R9はそれぞれ独立的炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さらに一般式(II-c)
【化24】
Figure 0004984342
(式中、R10、R11はそれぞれ独立的に炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜11記載の液晶組成物に関する。
【0021】
発明13、さらに追加の成分として一般式(III)もしくは(III-a)として一般式(III-c)
【化25】
Figure 0004984342
(式中、R12は炭素原子数1〜16のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜40質量%であることを特徴とする発明12記載の液晶組成物に関する。
【0022】
発明14、発明1〜13のいずれかに記載の液晶組成物を用いた液晶表示素子に関する。
発明15、発明1〜13のいずれかに記載の液晶組成物を用いた、ねじれ角が180°〜270°であることを特徴とする超捩れネマチック(STN)液晶表示素子に関する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一例について説明する。
発明1において、第一成分として一般式(I)から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有するが、1種もしくは2種が好ましい。また、式中R1は、炭素原子数1〜16のアルキル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基もしくは炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基を表すが、アルキル基またはアルケニル基が好ましく、アルケニル基がより好ましく、式(a)、式(b)の構造がさらに好ましく、
【化26】
Figure 0004984342
(構造式は右端で環に連結しているものとする。)(b)が特に好ましい。さらに、第二成分として一般式(II)、(III)から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有するが、3種以上が好ましく、3種〜20種がさらに好ましく、5種〜15種が特に好ましく、その中に一般式(II)の化合物を少なくとも2種以上含むことがより好ましい。この液晶組成物はネマチック相上限温度が75℃以上であることを特徴とするが、80℃以上が好ましく、85℃以上が特に好ましい。また、Δnは0.07〜0.24の範囲であることを特徴とするが、0.08〜0.22が好ましい。R2、R3、R4はそれぞれ独立的にフッ素置換されていても良い炭素原子数1〜16のアルキル基またはアルコキシル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基、または炭素原子数1〜10のアルコキシル基で置換された炭素原子数1〜12のアルキル基を表すが、炭素原子数1〜16のアルキル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基が好ましく、炭素原子数1〜8のアルキル基、炭素原子数2〜8のアルケニル基がより好ましく、1〜5のアルキル基もしくはアルケニル基として式(a)〜(e)が特に好ましい。
【化27】
Figure 0004984342
(構造式は右端で環に連結しているものとする。)
【0024】
環A、環B、環C、環D及び環Eはそれぞれ独立的にフッ素原子により置換されていてもよい1,4-フェニレン基、2-メチル-1,4-フェニレン基、3-メチル-1,4-フェニレン基、ナフタレン-2,6-ジイル基、フェナントレン-2,7-ジイル基、フルオレン-2,7-ジイル基、トランス-1,4-シクロヘキシレン基、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、デカヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、トランス-1,3ジオキサン-2,5-ジイル基、ピリジン-2,5-ジイル基、ピリミジン-2,5-ジイル基、ピラジン-2,5-ジイル基またはピリダジン-2,5-ジイル基を表すが、1,4-フェニレン基、トランス-1,4-シクロヘキシレン基が好ましく、環A、環B、環D、環Eにおいてはトランス-1,4-シクロヘキシレン基がより好ましく、環Cにおいては1,4-フェニレン基より好ましい。l、mはそれぞれ独立的に0、1もしくは2を表すが、0もしくは1が好ましい。Z1、Z2、Z3、Z4はそれぞれ独立的に単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-C=C-または-C≡C-表すが、Z1、Z2においては単結合もしくは-CH2CH2-が好ましく、単結合がより好ましい。Z3、Z4においては単結合もしくは-C≡C-が好ましく、単結合がより好ましい。X2はシアノ基、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメトキシ基、水素原子、3,3,3-トリフルオロエトキシ基、R'または-OR'を表し、R'は炭素原子数1〜12の直鎖状アルキル基または、2〜12の直鎖状アルケニル基を表すが、シアノ基、フッ素原子、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基が好ましく、フッ素原子、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基がより好ましく、フッ素原子が特に好ましい。X1、X3は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表すが、水素原子、フッ素原子が好ましく、フッ素原子が特に好ましい。
【0025】
発明2において、一般式(I)の含有率は5〜40質量%であるが、5〜25質量%が好ましく、5〜20質量%が特に好ましく、一般式(II)もしくは一般式(III)の含有率は5〜95質量%であるが、15〜85質量%が好ましく、25〜85質量%が特に好ましい。
【0026】
発明4において、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有しその含有率が5〜40質量%の範囲で、なおかつ一般式(II-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有しその含有率が5〜95質量%の範囲であるが、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種含有しその含有率が5〜25質量%が好ましく、5〜20質量%が特に好ましく、一般式(II-a)の化合物を2種以上含有しその含有率が5〜95質量%であることが好ましく、15〜85質量%が好ましく、25〜85質量%が特に好ましい。
【0027】
発明6において、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なおかつ第二成分として一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜95質量%の範囲であるが、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種含有しその含有率が5〜25質量%が好ましく、5〜15質量%が特に好ましく、一般式(III-a)の化合物を2種以上含有しその含有率が5〜95質量%であることが好ましく、15〜85質量%が好ましく、25〜85質量%が特に好ましい。
【0028】
発明7において、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なおかつ一般式(II-b)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲であるが5〜25質量%が好ましい、さらに一般式(II-c)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜60質量%の範囲であるが、5〜50質量%が好ましく5〜40質量%であることがより好ましい。式中R8、R9、R10、R11はそれぞれ独立的に炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表すが、1〜5のアルキル基もしくはアルケニル基として式(a)〜(e)が特に好ましい。
【0029】
発明8において、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なおかつ一般式(II-b)もしくは一般式(II-c)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜60質量%の範囲であるが、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種含有しその含有率が5〜20質量%の範囲であることが好ましく、一般式(III-a)の含有率が5〜35質量%の範囲であることが好ましく、5〜25質量%の範囲であることがより好ましく、一般式(II-b)もしくは一般式(II-c)の含有率が5〜55質量%の範囲であることが好ましく、5〜45質量%の範囲であることがより好ましい。
【0030】
発明9において、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(II-b)及び一般式(II-c)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率がそれぞれ5〜40質量%の範囲であるが、一般式(I)の化合物を1種もしくは2種含有しその含有率が5〜20質量%の範囲であることが好ましく、一般式(II-b)及び一般式(II-c)の化合物をそれぞれ1種以上含有しその含有率が5〜20質量%の範囲であり、一般式(III-a)の化合物を2種以上含有しその含有率が5〜25質量%の範囲であることが好ましい。
【0031】
発明10において、一般式(III)もしくは一般式(III-a)として、一般式(III-b)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜40質量%の範囲であるが、一般式(III-b)の化合物を1〜10種含有しその含有率が5〜35質量%の範囲であることが好ましく、1〜5種を含有しその含有率が5〜30質量%の範囲であることがより好ましい。式中R12は炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表すが、1〜5のアルキル基もしくはアルケニル基として式(a)〜(e)が特に好ましい。
【0032】
発明11において、一般式(III)もしくは一般式(III-a)として、一般式(III-c)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜40質量%の範囲であるが、一般式(III-c)の化合物を1〜10種含有しその含有率が5〜35質量%の範囲であることが好ましく、1〜5種を含有しその含有率が5〜30質量%の範囲であることがより好ましい。式中R12は炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表すが、1〜5のアルキル基もしくはアルケニル基として式(a)〜(e)が特に好ましい。
【0033】
発明13において、一般式(I-a)を含有するが、その含有率が5〜40質量%の範囲であることが好ましく、5〜20質量%の範囲であることがより好ましい。
上記ネマチック液晶組成物はTN-LCDやSTN-LCDに有用であるがSTN-LCDに特に有用である。また、透過型あるいは反射型の液晶表示素子に用いることができる。本発明の液晶組成物は、上記の化合物以外に、通常のネマチック液晶、スメクチック液晶、コレステリック液晶などを含有していてもよい。
【0034】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳述するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例及び比較例の組成物における「%」は『質量%』を意味する。
【0035】
実施例中、測定した特性は以下の通りである。
TN-I :ネマチック相−等方性液体相転移温度(℃)
T→N :固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(℃)
Vth :セル厚6μmのTN-LCDを構成した時のしきい値電圧(V)
Δε :誘電異方性
Δn :複屈折率
η :20℃での粘度(mPa・s)
τ :STN-LCDに注入したときの25℃におけるレスポンス(msec)
(立ち上がり時間と立ち下がり時間の平均値)
γ :240°ツイストセルにて測定した輝度90%と10%での印加電圧の比
(急峻性)
dV/dT:閾値電圧の温度依存性
STN-LCD表示素子の作成は以下のように行った。ネマチック液晶組成物にカイラル物質「S-811」(メルク社製)を添加して混合液晶を調製し、対向する平面透明電極上に「サンエバー610」(日産化学社製)の有機膜をラビングして配向膜を形成したツイスト角240°のSTN-LCD表示用セルに注入した。なお、カイラル物質はカイラル物質の添加による混合液晶の固有らせんピッチPと表示用セルのセル厚dが、Δn・d=0.85、d/P=0.50となるように添加した。
【0036】
化合物の記載に下記の略号を使用する。
Figure 0004984342
【化28】
Figure 0004984342
例えば、以下に示すように略号を用いる。
【化29】
Figure 0004984342
【0037】
(実施例1〜3、比較例1)
ネマチック液晶組成物No.1〜3を調製し、この組成物の諸特性を測定した結果を比較例1と共に表1に示す。
【表1】
Figure 0004984342
比較例1中の5-Ph-VO-Ph3-CNを一般式(I)の化合物である4-Ph3-VO-Ph3-CNに(実施例1)、5-Ph3-VO-Ph3-CNに(実施例2、実施例3)置換することにより、実施例3では更に比較例1中の3-Cy-Ph-CNを一般式(III-c)の化合物である0d1-Cy-Cy-Ph1-Fに置換することにより、それぞれ実施例1〜3を作製した。結果、閾値電圧の温度依存性dV/dTは、低温領域(-20〜25℃)においても、高温領域(25〜50℃)においても改善されていることがわかる。さらに、粘度η、複屈折率Δn、レスポンスτも改善されているが、特に実施例3においては改善効果が大であることがわかる。
【発明の効果】
本発明の液晶材料の組み合わせによって、温度依存性が良く、かつ、応答速度が速い誘電率異方性の高い液晶組成物が得られた。また、この組成物を液晶表示素子として用いた場合、閾値電圧が低く優れたものであった。この液晶ディスプレイはSTNおよびTN-LCDとして非常に有用である。

Claims (10)

  1. 第一成分として一般式(I)
    Figure 0004984342
    (式中、R1は炭素原子数1〜16のアルキル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基を表す。)から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有し、第二成分として一般式(II)、(III)
    Figure 0004984342
    (式中、R2、R3及びR4はそれぞれ独立的にフッ素置換されていても良い炭素原子数1〜16のアルキル基またはアルコキシル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基、または炭素原子数1〜10のアルコキシル基で置換された炭素原子数1〜12のアルキル基を表し、環A、環B、環C及び環Eはそれぞれ独立的にフッ素原子により置換されていてもよい1,4-フェニレン基、2-メチル-1,4-フェニレン基、3-メチル-1,4-フェニレン基、ナフタレン-2,6-ジイル基、フェナントレン-2,7-ジイル基、フルオレン-2,7-ジイル基、トランス-1,4-シクロヘキシレン基、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、デカヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、トランス-1,3-ジオキサン-2,5-ジイル基、ピリジン-2,5-ジイル基、ピリミジン-2,5-ジイル基、ピラジン-2,5-ジイル基またはピリダジン-2,5-ジイル基を表し、環Dはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表し、l及びmはそれぞれ独立的に0、1もしくは2を表し、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ独立的に単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-、-CH=CH-、-COO-または-C≡C-を表し、X2はシアノ基、フッ素原子、塩素原子、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメトキシ基、水素原子、3,3,3-トリフルオロエトキシ基、R'または-OR'を表し、R'は炭素原子数1〜12の直鎖状アルキル基または、2〜12の直鎖状アルケニル基を表し、X1、X3は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表す。)から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有し、なお且つネマチック相上限温度が75℃以上であり、ネマチック下限温度が-20℃以下であり、屈折率の異方性(Δn)が0.07〜0.24の範囲であることを特徴とする液晶組成物。
  2. 一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さらに一般式(II)もしくは一般式(III)の化合物の中から選んだ1種もしくは2種以上を含有し、選んだ化合物の含有率がそれぞれ5〜95質量%の範囲であることを特徴とする請求項1記載の液晶組成物。
  3. 一般式(II)の化合物として、環Aおよび環Bがトランス-1,4-シクロヘキシレン基であり、Z1、Z2が単結合の一般式(II-a)
    Figure 0004984342
    (式中、R5、R6はR2、R3と同じ意味を表し、環Fは1,4-フェニレン基またはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表し、nは0もしくは1を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の液晶組成物。
  4. 一般式(I)の含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ第二成分として一般式(II-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有しその含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする請求項3記載の液晶組成物。
  5. 一般式(III)の化合物として、環Dがトランス-1,4-シクロヘキシレン基であり、Z3、Z4が単結合であり、m=1の一般式(III-a)
    Figure 0004984342
    (式中、R7は炭素原子数1〜8のアルキル基または、2〜8のアルケニル基を表し、環Gは1,4-フェニレン基またはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表し、X5はシアノ基、フッ素原子、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基を表し、X4、X6はそれぞれ独立的に水素原子またはフッ素原子を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の液晶組成物。
  6. 一般式(I)の含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(III-a)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする請求項5記載の液晶組成物。
  7. さらに追加の成分として一般式(A)
    Figure 0004984342
    (式中、Rはフッ素置換されていても良い炭素原子数1〜16のアルキル基またはアルコキシル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基、または炭素原子数1〜10のアルコキシル基で置換された炭素原子数1〜12のアルキル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の液晶組成物。
  8. 一般式(I)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なお且つ一般式(II-b)
    Figure 0004984342
    (式中、R8、R9はそれぞれ独立的炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さらに一般式(II-c)
    Figure 0004984342
    (式中、R10、R11はそれぞれ独立的に炭素原子数1〜8のアルキル基または炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の液晶組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の液晶組成物を用いた液晶表示素子。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の液晶組成物を用いた、ねじれ角が180°〜270°であることを特徴とする超捩れネマチック(STN)液晶表示素子。
JP2000265292A 2000-09-01 2000-09-01 液晶組成物 Expired - Fee Related JP4984342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000265292A JP4984342B2 (ja) 2000-09-01 2000-09-01 液晶組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000265292A JP4984342B2 (ja) 2000-09-01 2000-09-01 液晶組成物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002069453A JP2002069453A (ja) 2002-03-08
JP2002069453A5 JP2002069453A5 (ja) 2007-10-11
JP4984342B2 true JP4984342B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=18752577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000265292A Expired - Fee Related JP4984342B2 (ja) 2000-09-01 2000-09-01 液晶組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4984342B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4998762B2 (ja) * 2005-03-09 2012-08-15 Dic株式会社 液晶組成物及び液晶表示素子
CN102899052B (zh) * 2012-10-13 2014-08-13 江苏和成显示科技股份有限公司 超宽温tn液晶组合物
CN102890355B (zh) * 2012-10-13 2014-11-05 江苏和成显示科技股份有限公司 超高温液晶显示器
CN102929021B (zh) * 2012-10-13 2014-11-05 江苏和成显示科技股份有限公司 液晶光阀及光阀电焊防护面罩
CN103553872B (zh) * 2013-10-31 2016-04-06 北京八亿时空液晶科技股份有限公司 一种含双环基[2,2,1]庚烷类化合物以及应用
TW201619359A (zh) * 2014-08-07 2016-06-01 東進世美肯股份有限公司 液晶組成物

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8804330D0 (en) * 1988-02-24 1988-03-23 Secr Defence Laterally fluorinated 4-cyanophenyl & 4-cyanobiphenyl benzoates
JPH09157654A (ja) * 1995-12-13 1997-06-17 Dainippon Ink & Chem Inc ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置
JPH11158138A (ja) * 1997-11-27 1999-06-15 Dainippon Ink & Chem Inc 安息香酸フェニル誘導体とそれを含有する液晶組成物
JP4385415B2 (ja) * 1998-10-29 2009-12-16 Dic株式会社 ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置
JP4366737B2 (ja) * 1997-11-28 2009-11-18 Dic株式会社 フッ素置換4−(3−アルケニル)安息香酸とそのフェニルエステル誘導体及びそれを含有する液晶組成物
JP4876353B2 (ja) * 2000-08-31 2012-02-15 Dic株式会社 液晶組成物
JP4876352B2 (ja) * 2000-08-31 2012-02-15 Dic株式会社 液晶組成物及び液晶表示素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002069453A (ja) 2002-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3856188B2 (ja) 液晶組成物
JP4872147B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4984342B2 (ja) 液晶組成物
JP4505879B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4973900B2 (ja) ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子
JP4934899B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4815671B2 (ja) 液晶組成物
JPH08239665A (ja) 液晶組成物および液晶表示素子
JP4505880B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4655317B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4918734B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4876314B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4887560B2 (ja) 液晶組成物
JP4099843B2 (ja) ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置
JP4984105B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4956861B2 (ja) 液晶表示素子
JP4324816B2 (ja) ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置
JP4876353B2 (ja) 液晶組成物
JP4839524B2 (ja) 液晶組成物
JP5082171B2 (ja) ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置
JP4894099B2 (ja) ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置
JP4876352B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子
JP4961630B2 (ja) 液晶組成物および液晶表示素子
JP4595329B2 (ja) ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示素子
JP4940534B2 (ja) 液晶組成物及び液晶表示素子

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070822

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4984342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees