JP4983650B2 - 積層セラミック電子部品及びその電子部品接続構造並びにガスセンサ - Google Patents

積層セラミック電子部品及びその電子部品接続構造並びにガスセンサ Download PDF

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Description

本発明は、積層セラミック電子部品及びその電子部品接続構造並びにガスセンサに関する。
従来から、図7に示すように、複数のセラミック層を積層してなるセラミック製の基体90と、基体90に内蔵された内部リード部91と、基体90の外表面900に形成され複数の端子層920を積層してなる電極端子92とを有する積層型ガスセンサ素子などの積層セラミック電子部品9が知られている(特許文献1、2参照)。
また、該セラミック電子部品9においては、電極端子92と内部リード部91とを電気的に導通させるためのスルーホール93が基体90に形成されている。
複数の端子層920は、例えば二層によって形成されている。そして、該二層の端子層920のうち外側に配設される端子層920(以下、外側端子層921という。)と、内側に配設される端子層920(以下、内側端子層922という。)とはともに、金属とセラミックとを混合してなるが、互いに材料組成が異なる。
そして、内側端子層922は、スルーホール93に直接接続されている。
一方、外側端子層921は、図7に示すように、外部電源と電気的に接続された接点金具94と接触される。すなわち、接点金具94は、外側端子層921と内側端子層922とを介してスルーホール93と電気的に接続されている。
特開2004−264262号公報 特開2007−22908号公報
ところが、従来の積層セラミック電子部品9においては、以下のような問題点がある。すなわち、接点金具94を摺動させて外側端子層921の所定の位置に配設する際に、電極端子92が接点金具94によって押圧されることにより、電極端子92と基体90とが剥離してしまうおそれがある。
そしてその結果、スルーホール93と内側端子層922とまでもが剥離し、両者の間で電気的導通を図ることが困難となるおそれがある。
これに対し、内側端子層922と基体90との接合強度を増加させるために、内側端子層922における金属に対するセラミックの混合比率を増やすことが考えられる。
ところが、内側端子層922におけるセラミックの混合比率が多すぎると、内側端子層922と基体90との接合強度が大きくなる反面、内側端子層922の電気的抵抗が大きくなり、積層セラミック電子部品9の表面に当接させる接点金具94とスルーホール93との間の電気的な導通を確保することが困難となってしまうおそれがある。
すなわち、上記構成では、内側端子層922と基体90との間の接合強度の向上と、スルーホール93と内側端子層922との電気的な導通の確保との両立を図ることが困難である。
かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、スルーホールと電極端子との電気的な導通の確保と、セラミック製の基体と電極端子との間の接合強度の向上との両立を図ることができる積層セラミック電子部品及びその電子部品接続構造並びにガスセンサを提供しようとするものである。
第一の発明は、複数のセラミック層と積層してなるセラミック製の基体と、該基体に内蔵された内部リード部と、上記基体の外表面に形成される電極端子と、該電極端子と上記内部リード部とを電気的に導通させるために上記基体に形成されるスルーホールとを有する積層セラミック電子部品であって、
上記電極端子は、互いに材料組成異なると共に金属とセラミックとを混合してなる複数の端子層を積層してなり、
該複数の端子層のうち、上記基体との間に少なくとも該基体と接する端子層である内側端子層を挟み込んでいる外側端子層が、上記スルーホールと直接接続されていることを特徴とする積層セラミック電子部品にある(請求項1)。
本発明の作用効果について説明する。
本発明において、上記外側端子層が、上記スルーホールと直接接続されている。これにより、スルーホールと電極端子との電気的な導通の確保と、電極端子と基体との接合強度の向上との両立を図ることができる。
すなわち、上記構成によれば、内側端子層の導通性を十分に高くする必要は必ずしもない。そのため、内側端子層に、導電材料以外に基体との接合強度を向上させることができるような材料を多く含有させることで、電極端子と基体との接合強度を容易に向上させることができる。
一方、基体との接合強度を十分に高くする必要のない外側端子層における導電材料の含有率を高くすることで、スルーホールと電極端子との電気的な導通を容易に確保することができる。
このように、本発明によれば、スルーホールと電極端子との電気的な導通の確保と、セラミック製の基体と電極端子との接合強度の向上との両立を図ることができる積層セラミック電子部品を提供することができる。
第二の発明は、請求項のいずれか一項に記載の積層セラミック電子部品を用いた電子部品接続構造であって、上記電極端子は、該電極端子に接触する接点金具と電気的に接続され、該接点金具は、上記複数の端子層の積層方向における上記スルーホールの上記外側端子層への投影面以外の部分を摺動させて上記電極端子と接触させることを特徴とする電子部品接続構造にある(請求項)。
上記電極端子は、上記接点金具と電気的に接続され、該接点金具は、上記スルーホールの上記外側端子層への投影面以外の部分を摺動させて上記電極端子と接触させる。これにより、スルーホールと外側端子との接合部分が変形することを防ぐことができる。
すなわち、スルーホールと外側端子層とは金属を多く含むため、両者の接合部分において接点金具を摺動させると、かかる接合部分が変形しやすい。それゆえ、電極端子におけるスルーホールと外側端子層との接合部分以外の部分において接点金具を摺動させることにより、スルーホールと外側端子との接合部分が変形することを防ぐことができる。
このように、本発明によれば、スルーホールと電極端子との剥離を防ぐことができる電子部品接続構造を提供することができる。
第三の発明は、請求項に記載の上記ガスセンサ素子を備えることを特徴とするガスセンサにある(請求項11)。
本発明によれば、電気的導通を十分に確保することができるとともに、電極の剥離の生じにくいガスセンサ素子、すなわち信頼性に優れたガスセンサ素子を内蔵したガスセンサを得ることができる。このため、信頼性に優れたガスセンサを得ることができる。
このように、本発明によれば、信頼性に優れたガスセンサを提供することができる。
第一の発明(請求項1)及び第二の発明(請求項)において、上記電極端子は金属とセラミックとを混合して形成する
そのため、スルーホールと電極端子との電気的導通を十分に確保しつつ、セラミック製の基体と電極端子との間の接合強度を十分に増大させることができる。
第一の発明(請求項1)において、上記複数の端子層のうち最も外側に積層される端子層が、上記外側端子層であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、スルーホールと電極端子との導通を容易に確保することができる。すなわち、外側端子層が接点金具と直接接続される。そして、かかる外側端子層とスルーホールとがさらに直接接続されるため、スルーホールと接点金具との電気的導通を容易に確保することができる。
また、上記内側端子層は、他の端子層と比べてセラミックの含有率が大きいことが好ましい(請求項)。
この場合には、内側端子層と基体との間の接合強度を一層増大させることができる。すなわち、電極端子と基体との接合強度を一層向上させることができる。
また、上記電極端子は、Pt(白金)と、Al23(アルミナ)及びZrO2(ジルコニア)のいずれか一方又は双方とを混合して形成することもできる(請求項)。
この場合においても、本発明の作用効果を十分に発揮することができる積層型セラミック電子部品を得ることができる。
また、上記電極端子は、上記内側端子層と上記外側端子層との二層からなり、該外側端子層が上記電極端子の最外層となることが好ましい(請求項)。
この場合には、電極端子の構成を単純なものとすることができるため、本発明の積層型セラミック電子部品を容易に作製することができる。
また、上記外側端子層と上記内側端子層とにおいて、金属とセラミックとを含有してなり、金属に対するセラミックの混合比率は、上記外側端子層においては9〜25重量%であり、上記内側端子層においては40重量%以下であることが好ましい(請求項)。
この場合には、本発明の作用効果を一層効果的に発揮することができる。
なお、内側端子層における上記セラミック混合比率は、外側端子層における上記セラミック混合比率よりも大きいことが好ましい。
一方、外側端子層におけるセラミック混合比率が9重量%未満の場合には、接点金具2の摺動により外側端子層と内側端子層とが剥離してしまうおそれがある。
また、外側端子層におけるセラミック混合比率が25重量%を超える場合には、スルーホールと外側端子層との導通を確保することが困難となるおそれがある。また、内側端子層におけるセラミック混合比率が40重量%を超える場合には、接点金具の摺動により外側端子層と内側端子層との密着強度が低下してしまうおそれがある。
また、上記外側端子層は、厚みが12μm以上であり、上記内側端子層は、厚みが8μm以上であることが好ましい(請求項)。
この場合には、接点金具を外側端子層上で摺動させても、スルーホールと外側端子層、及び外側端子層と内側端子層とが剥離することを十分に抑制することができる。すなわち、外側端子層の厚みが12μm以上である場合には、接点金具を外側端子層上で摺動させてもスルーホールと外側端子層とが剥離することを十分に抑制することができる。また、内側端子層の厚みが8μm以上である場合には、接点金具を外側端子層上で摺動させても外側端子層と内側端子層とが剥離することを十分に抑制することができる。
また、上記積層セラミック電子部品は、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するガスセンサ素子であることが好ましい(請求項)。
この場合には、本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。すなわち、近年の環境規制の強化に伴い、高精度のガスセンサ素子が求められるようになってきている。そのため、ガスセンサ素子において接点金具と電極端子との電気的導通の確保と、電極端子と基体との接合強度の向上との両立を図ることが重要となる。したがって、ガスセンサ素子に本発明を適用することで、本発明の作用効果を効果的に発揮することができるガスセンサ素子を得ることができる。
第二の発明(請求項)において、上記接点金具は、上記スルーホールの端縁から上記複数の端子層の積層方向に直交する方向に0.35mm以上離れ、かつ、上記内側端子層における上記スルーホールに最も近い端部から上記複数の端子層の積層方向に直交する方向に0.6mm以上離れた部分において上記電極端子と接触させることが好ましい(請求項10)。
この場合には、本発明の効果をより確実に発揮することができる。
一方、接点金具が、スルーホールの上記端縁からの距離が上記積層方向に直交する方向に0.35mm未満の位置で摺動する場合、及び内側端子層における上記端部からの距離が上記積層方向に直交する方向に0.6mm未満の位置で摺動する場合には、外側端子層と基体との剥離を十分に防ぐことが困難となるおそれがある。
(実施例1)
本発明の実施例に係る積層セラミック電子部品1について、図1〜図5を用いて説明する。
本例の積層セラミック電子部品1は、図1、図3に示すように、複数のセラミック層を積層してなるセラミック製の基体10と、基体10に内蔵された内部リード部11と、基体10の外表面100に形成される電極端子12と、電極端子12と内部リード部11とを電気的に導通させるために基体10に形成されるスルーホール13とを有する。
電極端子12は、互いに材料組成の異なる複数の端子層120を積層してなる。
複数の端子層120のうち、基体10との間に少なくとも基体10と接する端子層120である内側端子層122を挟み込んでいる外側端子層121が、スルーホール13と直接接続されている。
積層セラミック電子部品1について詳細に説明する。
本例において、積層セラミック電子部品1は、図2に示すような例えば自動車等の内燃機関の排気系等に配置され、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出する積層型ガスセンサ素子である。以下、積層セラミック電子部品1を、適宜、積層型ガスセンサ素子14という。
該ガスセンサ素子14は、上述したように複数のセラミック層を積層してなるセラミック製の基体10を有する積層型のガスセンサ素子である。
該基体10の内部には、内部リード部11が配設されている。該内部リード部11は、その先端部において、例えばガスセンサ素子14を加熱するヒータ、あるいは特定ガス濃度を検知する測定電極(図示略)等と接続されている。
また、図2に示すように、複数のセラミック層の積層方向における基体10の両側の外表面100には、上記電極端子12が配設されている。
本例において、電極端子12は、図1に示すように、二つの端子層120を積層してなる。
以下では、二つの端子層120のうち外側に積層される端子層120を外側端子層121と、該外側端子層121の内側に積層される端子層120を内側端子層122という。
外側端子層121は、図1、図3に示すように、スルーホール13と直接接続されている。具体的には、外側端子層121は、内側端子層122においてスルーホール13と外側端子層121とを接続するために設けられる貫通部123内にも形成されており、かかる部分においてスルーホール13と接続されている。
なお、本例においては、内側端子層122の厚み方向に貫通してなる貫通部123とスルーホール13とは同等の径を有するものとしたが、図4、図5に示すように、内側端子層122の貫通部123の内径とスルーホール13の内径とが異なるよう構成することもできる。
また、外側端子層121及び内側端子層122はともに、金属とセラミックとを混合してなる。具体的には、外側端子層121及び内側端子層122において、金属として例えばPt(白金)を用いることができ、セラミックとして例えばAl23(アルミナ)及びZrO2(ジルコニア)のいずれか一方又は双方を用いることができる。
また、内側端子層122は、金属に対するセラミックの混合比率を外側端子層121と比べて大きくしてある。具体的には、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率は、例えば9〜25重量%とし、内側端子層122における金属に対するセラミックの混合比率は、例えば40重量%以下とする。
なお、各端子層120は、金属とセラミックとの混合物にそれ以外の材料を混合して形成することもできるし、金属とセラミックと不可避的不純物とからなるよう構成することもできる。
また、外側端子層121は、厚みt1が12μm以上であり、内側端子層122は、厚みt2が8μm以上である。なお、上記厚みt1、t2とは、図3に示すように、各端子層120における積層方向における平均的な厚みをいう。
なお、スルーホール13は、例えば外側端子層121と同一の材料を用いて形成することができる。
次に、本例の積層型ガスセンサ素子14の製造方法の一例について説明する。
まず、複数のセラミック層を積層して基体10を作製する。このとき、基体10の内部に、例えばヒータや測定電極等に接続される内部リード部11を形成しておくとともに、該内部リード部11に接続されるスルーホール13を基体10に形成しておく。
次いで、スルーホール13に、例えば外側端子層121と同一の材料を充填する。
次いで、スルーホール13を覆うことのないようにして内側端子層122を基体10の外表面100に形成する。
次いで、内側端子層122の外側に外側端子層121を積層して本例のガスセンサ素子14が形成される。
次に、本例の積層型ガスセンサ素子14における電極端子12と接点金具2との接触方法について説明する。
電極端子12は、図2に示すように、複数のセラミック層の積層方向における基体10の両側の外表面100において形成されており、その両側から積層方向に挟みこまれるようにして接点金具2と接続される。
そして、接点金具2は、図1における矢印Aに示されるように、基体10の軸方向における電極端子12が形成されている側の端部101から、電極端子12に向かって摺動して電極端子12の所定の位置に配設される。また、接点金具2は、上記端部101から、複数の端子層120の積層方向におけるスルーホール13の外側端子層121への投影面以外の部分までの範囲の領域を摺動させて電極端子12と接触させられる。
具体的には、図3〜図5に示すように、接点金具2は、スルーホール13の端縁130から複数の端子層120の積層方向に直交する方向に0.35mm以上離れ、かつ、内側端子層122におけるスルーホール13に最も近い端部、すなわち貫通部123の端縁124から複数の端子層120の積層方向に直交する方向に0.6mm以上離れた部分において電極端子12と接触させられる。
つまり、図3〜図5に示すスルーホール13の端縁130から接点金具2の摺動位置までの距離Xが0.35mm以上、かつ、図3〜5に示す貫通部123の端縁124から接点金具2の摺動位置までの距離Yが0.6mm以上となる位置において接点金具2を摺動させる。
本例においては、距離Yが0.6mm以上となる位置において接点金具2を摺動させる必要がある。すなわち、図3に示すように、内側端子層122に設けた貫通部123の内径と、スルーホール13の内径とは、略同等の大きさであるため、距離Yが0.6mm以上であれば、必然的に距離Xは0.35mm以上となるからである。
また、図4においては、距離Yが0.6mm以上となる位置において接点金具2を摺動させる必要がある。すなわち、この場合にも、図3の場合と同様、距離Yが0.6mm以上であれば、必然的に距離Xが0.35mm以上となるからである。
また、図5においては、距離Xが0.35mm以上、かつ距離Yが0.6mm以上である位置において接点金具2を摺動させる必要がある。
以下に、本例の作用効果について説明する。
本例において、外側端子層121が、スルーホール13と直接接続されている。これにより、スルーホール13と電極端子12との電気的な導通の確保と、電極端子12と基体10との接合強度の向上との両立を図ることができる。
すなわち、上記構成によれば、内側端子層122の導通性を十分に高くする必要は必ずしもない。そのため、内側端子層122に、導電材料以外に、基体10との接合強度を向上させることができるような材料を多く含有させることで、電極端子12と基体10との接合強度を容易に向上させることができる。
一方、基体10との接合強度を十分に高くする必要のない外側端子層121における導電材料の含有率を高くすることで、スルーホール13と電極端子12との電気的な導通を容易に確保することができる。
また、電極端子12は、外側端子層121と内側端子層122との二つの端子層120からなるため、電極端子12の構成を単純なものとすることができる。
その結果、本発明の積層型セラミック電子部品1を容易に作製することができる。
また、外側端子層121と内側端子層122とは、金属とセラミックとを混合してなるため、スルーホール13と電極端子との電気的導通を十分に確保しつつ、セラミック製の基体と電極端子との間の接合強度を十分に増大させることができる。
特に、外側端子層と内側端子層とは、金属に対するセラミックの混合比率は、外側端子層においては9〜25重量%であり、内側端子層においては40重量%以下であることため、本発明の作用効果を一層効果的に発揮することができる。
また、上記のとおり、内側端子層122は、外側端子層121と比べてセラミックの含有率が大きいため、内側端子層122と基体10との間の接合強度を一層増大させることができる。すなわち、電極端子12と基体10との接合強度を一層向上させることができる。
また、電極端子12は、Pt(白金)と、Al23(アルミナ)及びZrO2(ジルコニア)のいずれか一方又は双方とを混合して形成してあるため、本発明の作用効果を効果的に発揮することができる。
また、外側端子層121は、厚みt1が12μm以上であり、内側端子層122は、厚みt2が8μm以上であるため、接点金具2を外側端子層121上で摺動させても、スルーホール13と外側端子層121、及び外側端子層121と内側端子層12とが剥離することを十分に抑制することができる。すなわち、外側端子層121の厚みt1が12μm以上である場合には、接点金具2を外側端子層121上で摺動させてもスルーホール13と外側端子層121とが剥離することを十分に抑制することができる。また、内側端子層122の厚みt2が8μm以上である場合には、接点金具2を外側端子層121上で摺動させても外側端子層121と内側端子層122とが剥離することを十分に抑制することができる。
また、積層セラミック電子部品1は、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するガスセンサ素子14であるため、本発明の作用効果を効果的に発揮することができるガスセンサ素子を得ることができる。すなわち、近年の環境規制の強化に伴い、高精度のガスセンサ素子が求められるようになってきている。そのため、ガスセンサ素子において接点金具2と電極端子12との電気的導通の確保と、電極端子2と基体10との接合強度の向上との両立を図ることが重要となる。したがって、ガスセンサ素子に本発明を適用することで、本発明の作用効果を効果的に発揮することができるガスセンサ素子14を得ることができる。
電極端子12は、接点金具2と電気的に接続され、該接点金具2は、スルーホール13の外側端子層121への投影面以外の部分を摺動させて電極端子12と接触させる。これにより、スルーホール13と外側端子層121との接合部分が変形することを防ぐことができる。
すなわち、スルーホール13と外側端子層121とは金属を多く含むため、両者の接合部分において接点金具を摺動させると、かかる接合部分が変形しやすい。それゆえ、電極端子12におけるスルーホール13と外側端子層121との接合部分以外の部分において接点金具2を摺動させることにより、スルーホール13と外側端子層121との剥離を防ぐことができる。
特に本例においては、接点金具2は、スルーホール13の端縁130から複数の端子層120の積層方向に直交する方向に0.35mm以上離れ、かつ、内側端子層122におけるスルーホール13に最も近い端部124から複数の端子層120の積層方向に直交する方向に0.6mm以上離れた部分において電極端子12と接触させる。そのため、本発明の作用効果をより確実に発揮することができる。
このように、本例によれば、スルーホールと電極端子との電気的な導通の確保と、セラミック製の基体と電極端子との接合強度の向上との両立を図ることができる積層セラミック電子部品及びその電子部品接続構造を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図6に示すように、実施例1において示したガスセンサ素子14の別形態の例である。
すなわち、本例においては、内側端子層122には、スルーホール13と外側端子層121とを接続させるための貫通部(図1における符号123参照)が形成されていない。そして、外側端子層121は、内側端子層122における接点金具2の摺動方向(図6における矢印Aの方向)の端縁125を覆うように内側端子層122の外側に積層されるとともに、スルーホール13と直接接続されている。
その他は、実施例1と同様の構成及び作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、外側端子層121の厚みt1と内側端子層122の厚みt2とを種々変更して作製した積層セラミック電子部品の外側端子層121上において接点金具2を摺動させて、各積層セラミック電子部品に不具合が生じるかを調べた例である。
なお、本例において使用した符号は、図3において使用した符号に準ずる。
まず、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率を17%、内側端子層122における金属に対するセラミックの混合比率を30%、内側端子層122の厚みt2を15μmで一定とするとともに、外側端子層121の厚みt1を4〜39μmの範囲で変更して作製した各積層セラミック電子部品1において、外側端子層121上で接点金具2を摺動させて不具合が生じるかを調べた。
なお、曲率半径が0.1mmの接点部を有する接点金具2によって外側端子層121を10Nの力で押圧しつつ、接点金具2を外側端子層121上で摺動させることにより、各積層セラミック電子部品に不具合が生じるか否かの判定を行った。
測定結果を表1に示す。同表における○は、積層セラミック電子部品において不具合が生じなかったことを示し、×は、積層セラミック電子部品において内側端子層122と基体10とが剥離するという不具合が生じたことを示す。
なお、電極端子12の下の基体10の外表面100が露出したか否かによって剥離の有無を判断した。
Figure 0004983650
表1からわかるように、外側端子層121の厚みt1が12μm以上である場合には、積層セラミック電子部品において不具合を防ぐことができる。
一方、外側端子層121の厚みt1が12μm未満である場合には、内側端子層122と外側端子層121とが剥離するという不具合が生じた。
次に、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率を17%、第二端子122層における金属に対するセラミックの混合比率を30%、外側端子層121の厚みt1を25μmで一定とするとともに、内側端子層122の厚みt2を4〜48μmの範囲で変更して作製した各セラミック電子部品1において、外側端子層121上で接点金具2を摺動させて不具合が生じるかを調べた。
測定結果を表2に示す。同表における○は、積層セラミック電子部品において不具合が生じなかったことを示し、×は、積層セラミック電子部品において外側端子層121と内側端子層122とが剥離するという不具合が生じたことを示す。
なお、剥離の判定基準は上記と同様である。
Figure 0004983650
表2からわかるように、内側端子層122の厚みt2が8μm以上である場合には、積層セラミック電子部品における不具合を防ぐことができる。
一方、内側端子層122の厚みt2が8μm未満である場合には、基体10と内側端子層122とが剥離するという不具合が生じた。
表1、表2からわかるように、外側端子層121の厚みは12μm以上、かつ、内側端子層122の厚みは8μm以上であれば、積層セラミック電子部品において不具合が生じるのを防ぐことができる。
(実施例4)
本例は、外側端子層121のセラミックの混合比率と内側端子層の122セラミックの混合比率とを種々変更して作製した積層セラミック電子部品の外側端子層121上において接点金具2を摺動させて、上記積層セラミック電子部品に不具合が生じるかを調べた例である。
なお、本例において使用した符号は、図3において使用した符号に準ずる。
まず、外側端子層121の厚みt1を25μm、内側端子層122の厚みt2を15μm、内側端子層122における金属に対するセラミックの混合比率を30%で一定とするとともに、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率を3〜30重量%の範囲で変動させて作製した各積層セラミック電子部品において、外側端子層上で接点金具2と摺動させて不具合が生じるかを調べた。
測定結果を表3に示す。同表における○は、積層セラミック電子部品において不具合が生じなかったことを示し、×は、積層セラミック電子部品において外側端子層121と内側端子層122とが剥離したり、スルーホール13と外側端子層121との導通性が低下したりするなどの不具合が生じたことを示す。
なお、剥離の判定基準は上記実施例3の場合と同様である。
また、外側端子層121と内部リード部11との導通性をテスターにより測定することにより、スルーホール13と外側端子層121との導通性が低下しているか否かを判定した。
Figure 0004983650
表3からわかるように、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率を9〜25重量%とした場合には、積層セラミック電子部品において不具合が生じるのを防ぐことができる。
一方、上記混合比率を9重量%未満とした場合には、外側端子層121と内側端子層122とが剥離するという不具合が生じた。また、上記混合比率が25重量%を超える場合には、外側端子層121とスルーホール13との導通性が低下するという不具合が生じた。
次に、外側端子層121の厚みt1を25μm、内側端子層122の厚みt2を15μm、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率を17%で一定とするとともに、内側端子層122における金属に対するセラミックの混合比率を20〜47重量%の範囲で変動させて作製した積層セラミック電子部品において外側端子層121上で摺動させて不具合が生じるかを調べた。
測定結果を表4に示す。同表における○は、積層セラミック電子部品において不具合が生じなかったことを示し、×は、積層セラミック電子部品において内側端子層122と基体10とが剥離したり、外側端子層121と内側端子層122とが剥離がしたりするという不具合が生じたことを示す。
なお、剥離の判定基準は上記実施例3の場合と同様である。
Figure 0004983650
表4からわかるように、内側端子層122における金属に対するセラミックの混合比率を40重量%以下とした場合には、積層セラミック電子部品における不具合を防ぐことができる。
一方、上記混合比率が40重量%を超える場合には、接点金具2の摺動により外側端子層121と内側端子層122とが剥離するという不具合が生じた。
表3、表4からわかるように、外側端子層121における金属に対するセラミックの混合比率が9〜25重量%、かつ、内側端子層122における金属に対するセラミックの混合比率が40重量%以下である場合には、積層セラミック電子部品において不具合が生じるのを防ぐことができる。
なお、内側端子層122における上記セラミック混合比率は、外側端子層121における上記セラミック混合比率よりも大きいことが好ましい。
(実施例5)
本例は、スルーホール13の端縁130から接点金具2の摺動位置までの距離(以下、距離Xという。)、及び貫通部123の端縁124から接点金具2の摺動位置までの距離(以下、距離Yという。)を種々変更して接点金具2を摺動させた場合に、積層セラミック電子部品において不具合が生じるか否かを調べた例である。
なお、本例において使用した符号は、図3において使用した符号に準ずる。
まず、距離Yを一定とするとともに、距離Xを0〜0.9mmの範囲で変動させて接点金具2を摺動させた場合に、積層セラミック電子部品において不具合が生じているか否かを調べた。
測定結果を表5に示す。同表における○は、積層セラミック電子部品において不具合が生じなかったことを示し、×は、積層セラミック電子部品においてスルーホール13と外側端子層121との接合部分が変形するという不具合が生じたことを示す。
なお、剥離の判定基準は上記実施例3の場合と同様である。
Figure 0004983650
表5からわかるように、距離Xが0.35mm以上となる位置で接点金具2を摺動させた場合には、積層セラミック電子部品において不具合は生じない。
一方、距離Yが0.35mm未満となる位置で接点金具2を摺動させた場合には、スルーホール13と外側端子層121との接合部分が変形するという不具合が生じた。
なお、本例においては距離Yを固定して実験を行ったが、距離Yを変動させながら距離Xを変動させて実験を行っても同様の結果が得られるものと考えられる。
また、距離Xを一定とするとともに、距離Yを0〜1mmの範囲で変動させて接点金具2を摺動させた場合に、積層セラミック電子部品において不具合が生じているか否かを調べた。
測定結果を表6に示す。同表における○は、積層セラミック電子部品において不具合が生じなかったことを示し、×は、積層セラミック電子部品において外側端子層121と基体10とが剥離するという不具合が生じたことを示す。
なお、剥離の判定基準は上記実施例3の場合と同様である。
測定結果を表6に示す。
Figure 0004983650
表6からわかるように、距離Yが0.6mm以上である場合には、積層セラミック電子部品に不具合は生じていない。
一方、距離Yが0.6mm未満である場合には、外側端子層121と基体10との間で剥離が生じた。
なお、本例においては、距離Xを固定して実験を行ったが、距離Xを変動させながら距離Yを変動させて実験を行っても同様の結果が得られるものと考えられる。
表5、表6からわかるように、スルーホール13の端縁130からの、複数の端子層120の積層方向に直交する方向における距離Xが0.35mm以上、かつ、内側端子層122におけるスルーホール13に最も近い端部からの、複数の端子層120の積層方向に直交する方向における距離Yが0.6mm以上である場合には、積層セラミック電子部品において不具合が生じるのを防ぐことができる。
実施例1における、積層セラミック電子部品と接点金具とが接触している状態を示す断面図。 実施例1における、積層セラミック電子部品と接点金具とが接触している状態を示す側面図。 実施例1における、スルーホールの内径が内側端子層に形成した貫通部の内径と同じ大きさである積層セラミック電子部品の断面図。 実施例1における、スルーホールの内径が内側端子層に形成した貫通部の内径よりも小さい積層セラミック電子部品の断面図。 実施例1における、スルーホールの内径が内側端子層に形成した貫通部の内径よりも大きい積層セラミック電子部品の断面図。 実施例2における、積層セラミック電子部品と接点金具とが接触している状態を示す断面図。 従来例における、積層セラミック電子部品と接点金具とが接触している状態を示す断面図。
符号の説明
1 積層セラミック電子部品1
10 基体
11 内部リード部
12 電極端子
120 端子層
13 スルーホール

Claims (11)

  1. 複数のセラミック層と積層してなるセラミック製の基体と、該基体に内蔵された内部リード部と、上記基体の外表面に形成される電極端子と、該電極端子と上記内部リード部とを電気的に導通させるために上記基体に形成されるスルーホールとを有する積層セラミック電子部品であって、
    上記電極端子は、互いに材料組成異なると共に金属とセラミックとを混合してなる複数の端子層を積層してなり、
    該複数の端子層のうち、上記基体との間に少なくとも該基体と接する端子層である内側端子層を挟み込んでいる外側端子層が、上記スルーホールと直接接続されていることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  2. 請求項1において、上記複数の端子層のうち最も外側に積層される端子層が、上記外側端子層であることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  3. 請求項1又は2のいずれか一項において、上記内側端子層は、他の端子層と比べてセラミックの含有率が大きいことを特徴とする積層セラミック電子部品。
  4. 請求項1〜のいずれか一項において、上記電極端子は、Ptと、Al23及びZrO2のいずれか一方又は双方とを混合してなることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  5. 請求項1〜のいずれか一項において、上記電極端子は、上記内側端子層と上記外側端子層との二層からなり、該外側端子層が上記電極端子の最外層となることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  6. 請求項において、上記外側端子層と上記内側端子層における、金属に対するセラミックの混合比率は、上記外側端子層においては9〜25重量%であり、上記内側端子層においては40重量%以下であることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  7. 請求項又はにおいて、上記外側端子層は、厚みが12μm以上であり、上記内側端子層は、厚みが8μm以上であることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  8. 請求項1〜のいずれか一項において、上記積層セラミック電子部品は、被測定ガス中の特定ガス濃度を検出するガスセンサ素子であることを特徴とする積層セラミック電子部品。
  9. 請求項のいずれか一項に記載の積層セラミック電子部品を用いた電子部品接続構造であって、上記電極端子は、該電極端子に接触する接点金具と電気的に接続され、該接点金具は、上記複数の端子層の積層方向における上記スルーホールの上記外側端子層への投影面以外の部分を摺動させて上記電極端子と接触させることを特徴とする電子部品接続構造。
  10. 請求項において、上記接点金具は、上記スルーホールの端縁から上記複数の端子層の積層方向に直交する方向に0.35mm以上離れ、かつ、上記内側端子層における上記スルーホールに最も近い端部から上記複数の端子層の積層方向に直交する方向に0.6mm以上離れた部分において上記電極端子と接触させることを特徴とする電子部品接続構造。
  11. 請求項に記載の上記ガスセンサ素子を備えることを特徴とするガスセンサ。
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