JP4983099B2 - 衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 - Google Patents
衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4983099B2 JP4983099B2 JP2006152602A JP2006152602A JP4983099B2 JP 4983099 B2 JP4983099 B2 JP 4983099B2 JP 2006152602 A JP2006152602 A JP 2006152602A JP 2006152602 A JP2006152602 A JP 2006152602A JP 4983099 B2 JP4983099 B2 JP 4983099B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- less
- hardened layer
- hardened
- induction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Description
上述したような疲労強度を向上させる手段として、これまでも種々の方法が提案されている。
例えば、ねじり疲労強度を向上させるためには、高周波焼入れによる焼入深さを増加させることが考えられる。しかしながら、焼入深さを増加しても、ある深さで疲労強度は飽和する。
また、この効果を得るためには高周波加熱後の冷却速度が非常に重要であり、冷却速度を100〜500℃の範囲に制御する必要がある。この冷却速度が100℃/s未満では、冷却中にγ粒の成長が起こり疲労強度が低下し、一方500℃/sを超えると、冷却速度が速すぎて所期した硬さ条件を満足することができなくなる。
すなわち、本発明の要旨構成は、次の通りである。
(A)C:0.33〜0.55mass%、
Si:0.3〜1.1 mass%、
Mn:0.2〜2.0 mass%、
Al:0.005〜0.25 mass%、
Ti:0.005〜0.1 mass%、
Mo:0.05〜0.8 mass%、
B:0.0003〜0.006 mass%、
S:0.06 mass%以下、
P:0.02 mass%以下および
Cr:0.2 mass%以下
を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成を有し、高周波焼入後の硬化層の表層部における旧オーステナイト結晶粒の平均径(ds)が15μm以下であり、かつ硬化層と非硬化層との硬さ勾配が下記式(1)を満足し、さらに前記高周波焼入されていない母材組織がベイナイトおよびマルテンサイトのいずれか一方または両方を有し、該ベイナイトおよびマルテンサイトのいずれか一方または両方の体積率が50vol%以上であることを特徴とする衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品。
記
ΔHv/Δd >880(X/R)−658 ---(1)
ここで、X:JIS GO559に規定される高周波焼入時の有効硬化層深さ(ECD)
R:硬さ測定部の半径
ΔHv/Δd:JIS G0559に規定される有効硬化層深さ(ECD)に対して
ECD±0.5mmの領域における硬さ勾配
Cu:1.0mass%以下、
Ni:3.5mass%以下、
Co:1.0mass%以下、
Nb:0.1mass%以下および
V:0.5mass%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品。
Si:0.3〜1.1 mass%、
Mn:0.2〜2.0 mass%、
Al:0.005〜0.25 mass%、
Ti:0.005〜0.1 mass%、
Mo:0.05〜0.8 mass%、
B:0.0003〜0.006 mass%、
S:0.06 mass%以下、
P:0.02 mass%以下および
Cr:0.2 mass%以下
を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼素材に、熱間加工を施し0.3℃/s以上の速度で冷却し、必要に応じて冷間加工を施して軸部品形状に加工し、次いで加熱温度800〜1000℃および加熱時間5秒以下の条件で高周波焼入れを施したのち、100〜500℃/sの速度で冷却することを特徴とする衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品の製造方法。
Cu:1.0mass%以下、
Ni:3.5mass%以下、
Co:1.0mass%以下、
Nb:0.1mass%以下および
V:0.5mass%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品の製造方法。
まず、本発明において、鋼軸部品および鋼素材の成分組成を上記の範囲に限定した理由について説明する。
C:0.33〜0.55mass%
Cは、焼入性への影響が最も大きい元素であり、焼れ硬化層の硬さを高くかつ深さを深めることから、疲労強度の向上に有効に寄与する。しかしながら、含有量が0.33mass%に満たないと、必要とされる疲労強度を確保できなくなるため、0.33mass%以上で含有させる。一方、0.55mass%を超えて含有させると、却って疲労強度および衝撃ねじり特性を低下させる。このため、C量は0.33〜0.55mass%の範囲に限定した。好ましくは0.4〜0.5mass%の範囲である。
Siは、焼入れ加熱時にオーステナイトの核生成サイト数を増加させるとともに、オーステナイトの粒成長を抑制し、焼入れ硬化層の粒径を微細化する作用を有する。また、炭化物生成を抑制し、炭化物による粒界強度の低下を抑制する。さらに、ベイナイト組織の生成にも有用な元素であり、これらのことにより衝撃ねじり特性と疲労強度を向上させる。
このようにSiは、本発明において非常に重要な元素であり、0.3mass%以上の含有を必須とする。Si量が0.3mass%に満たないと、製造条件および焼入れ条件をいかように調整しても硬化層の旧オーステナイト粒径が15μm以下の微細粒とすることができないからである。一方、1.1mass%を超えると、フェライトの固溶強化により硬さが上昇し、切削性および冷間鍛造性の低下を招く。したがって、Siは0.3〜1.1mass%の範囲に限定した。好ましくは、0.4〜1.0mass%の範囲である。
Mnは、焼入性を向上させ、焼入時の硬化層深さを確保する上で不可欠の成分であるため積極的に添加するが、含有量が0.2mass%未満ではその効果に乏しいため、0.2mass%以上とした。一方、2.0mass%を超えると、焼入れ後の残留オーステナイトが増加し、却って表面硬度が低下し、ひいては疲労強度の低下を招くため、Mnは2.Omass%以下とした。好ましくは、0.4〜1.0mass%の範囲である。
Alは、脱酸に有効な元素である。また、焼入れ加熱時におけるオーステナイト粒成長を抑制することによって、焼入れ硬化層の粒径を微細化する上でも有用な元素である。しかしながら、含有量が0.005mass%に満たないとその添加効果が乏しく、一方0.25mass%を超えて含有させてもその効果は飽和し、むしろ成分コストの上昇を招くため、Alは0.25mass%以下に制限した。好ましくは、0.005〜0.15mass%、より好ましくは、0.010〜0.050mass%の範囲である。
Tiは、不可避的不純物として混入するNと結合することによって、BがBNとなってBの焼入れ性向上効果が消失するのを防止し、Bの焼入れ性向上効果を十分に発揮させる作用を有する。この効果を得るためには、少なくとも0.005mass%の含有を必要とするが、0.1mass%を超えて含有させると、TiNが多量に形成される結果、これが疲労破壊の起点となって疲労強度の著しい低下を招くため、Tiは0.005〜0.1mass%の範囲に限定した。好ましくは0.01〜0.07mass%の範囲である。さらに、Nを確実に固定してBによる焼入れ性向上により、ベイナイトとマルテンサイト組織を得る観点からは、Ti(mass%)/N(mass%)≧3.42を満足させると好適である。
Moはベイナイト組織の生成を促進することにより、焼入加熱時のオーステナイト粒径を微細化し、焼入れ硬化層の粒径を微細化する作用がある。また、焼入加熱時におけるオーステナイトの粒成長を抑制することにより、焼入硬化層の粒径を微細化する作用がある。
特に、この効果は、高周波焼入れ時の加熱温度を800〜1OOO℃より好ましくは800〜950℃とすることにより一層顕著となる。さらに、焼入れ性の向上に有効な元素であるため、焼入性を調整するために用いられる。加えて、Moは炭化物の生成を抑制し、炭化物による粒界強度の低下を有効に阻止する元素である。
このようにMoは、本発明において非常に重要な元素であり、含有量が0.05mass%に満たないと、製造条件や焼入れ条件をいかように調整しても硬化層表面の旧オーステナイト粒径が15μm以下の微細粒とすることができない。しかしながら、0.8mass%を超えて含有させると、圧延材の硬さが著しく上昇し、加工性の低下を招く。したがって、Moは0.05〜0.8mass%の範囲に限定した。好ましくは0.1〜0.6mass%の範囲である.
Bは、ベイナイト組織あるいはマルテンサイトの組織の生成を促進する効果を有する。また、Bは微量の添加によって焼入れ性を向上させ、焼入れ時の焼入れ深さを深めることにより、ねじり疲労強度を向上させる効果もある。さらに、Bは粒界に優先的に偏析して、粒界に偏析するPの濃度を低減し、粒界強度を高めて疲労強度を向上させる作用がある。
このため、本発明では、Bを積極的に添加するが、含有量が0.0003mass%に満たないとその添加効果に乏しく、一方0.006mass%を超えて含有させると、その効果は飽和し、むしろ成分コストの上昇を招くため、Bは0.0003〜0.006mass%の範囲に限定した。
Sは、鋼中でMnSを形成し、切削性を向上させる元素であり、好ましくは0.003mass%以上で添加するが、0.06mass%を超えて含有させると、粒界に偏析して粒界強度を低下させるため、Sは0.06mass%以下に制限した。好ましくは、0.04mass%以下である。
Pは、オーステナイトの粒界に偏析し、粒界強度を低下させることにより疲労強度を低下させる。また、焼割れを助長する弊害もある。したがって、Pの含有は極力低減することが望ましいが、0.02mass%までは許容される。
Crは、炭化物を安定化させ残留炭化物の生成を助長し、粒界強度を低下させて疲労強度を劣化させる。したがって、Crの含有は極力低減することが望ましいが、0.2mass%までは許容できる。好ましくは0.05mass%以下である。
Cu:1.Omass%以下
Cuは、焼入れ性の向上に有効であり、またフェライト中に固溶し、この固溶強化によって疲労強度を向上させる。さらに、炭化物の生成を抑制することにより、炭化物による粒界強度の低下を抑制し、疲労強度を向上させる。そのためには、0.01mass%以上は添加することが好ましい。しかしながら、含有量が1.0mass%を超えると熱間加工時に割れが発生するため、1.0mass%以下で添加することが好ましい。より好ましくは、0.5mass%以下である。
Niは、焼入れ性を向上させる元素であるため、焼入れ性を調整する場合に用いる。また、炭化物の生成を抑制し、炭化物による粒界強度の低下を抑制して疲労強度を向上させる元素でもある。しかしながら、Niは極めて高価な元素であり、3.5mass%を超えて添加すると、鋼材のコストが上昇するため、3.5mass%以下の添加とする。なお、0.05mass%未満の添加では、焼入れ性の向上効果および粒界強度の低下抑制効果が小さいことから、0.05mass%以上で含有させることが望ましい。より好ましくは、0.1〜1.0mass%である。
Coは、炭化物の生成を抑制して炭化物による粒界強度の低下を抑制し、強度および疲労強度を向上させる元素である。しかしながら、Coは極めて高価な元素があり、1.0mass%を超えて添加すると、鋼材のコストが上昇するため、1.0mass%以下の添加とする。なお、0.01mass%以上添加することが望ましい。より好ましくは、0.02〜0.5mass%とする。
Nbは、焼入れ性の向上効果があるだけでなく、鋼中でCおよびNと結合して析出強化元素として作用する。しかしながら、0.1mass%を超えて含有させてもその効果は飽和するため、0.1mass%を上限とする。なお、0.005mass%未満の添加では、析出強化の作用が小さいため、0.005mass%以上添加することが望ましい。より好ましくは、0.01〜0.05mass%である。
Vは、鋼中でCおよびNと結合し、析出強化元素として作用し、疲労強度を向上させる。しかしながら、0.5mass%を超えて含有させても、その効果は飽和するため、0.5mass%以下とする。なお、0.01mass%未満の添加では、疲労強度の向上効果が小さいことから、0.01mass%以上で添加することが望ましい。より好ましくは、0.03〜0.3mass%である。
ここに、表1に示す成分範囲の鋼を用いて製造した、シャフト形状を有する部品に、加熱温度800〜1200℃、保持時間1〜5s、冷却速度100〜500℃/sの種々の条件で高周波焼入れを行い、得られた各部品に衝撃荷重を付与した場合の脆性破壊挙動を調査した。すなわち、シャフト形状部品の一端を固定し、他端にシャフト軸の回転方向に歪速度5/sの衝撃荷重を付与した。このときの破面を走査型電子顕微鏡により観察し、破壊形態を調査した。この方法に従って脆性破壊挙動を調査した結果について、ΔHv/ΔdとX/Rとの関係において整理して図1に示す。なお、ΔHv/Δdは、JIS G0559に規定される有効硬化層深さ(ECD)に対してECD±0.5mmの領域における硬さ勾配である。XはJIS GO559に規定される高周波焼入時の有効硬化層深さ(ECD)およびRは硬さ測定部の半径(mm)である。
記
ΔHv/Δd >880(X/R)−658 ---(1)
高周波焼入れ後の本発明の鋼材では、高周波焼入れした部分の鋼材最表層は面積率で100%のマルテンサイト組織を有する。表面から内部にいくに従い、ある深さまでは100%マルテンサイト組織の領域が続くが、ある深さから急激にマルテンサイト組織の面積率が減少する。本発明では、高周波焼入れした部分について鋼材表面からマルテンサイト組織の面積率が95%に減少するまでの深さ領域の1/3を硬化層表面と定義する。
なお、平均旧オーステナイト粒径の測定は、光学顕微鏡により400倍〜1000倍で各位置5視野観察し、画像解析装置により平均粒径を測定することに行う。
すなわち、所定の成分組成に調整した鋼材を、棒鋼圧延または熱間鍛造後、必要に応じて冷間圧延、冷間鍛造または切削加工を施した後、高周波焼入れ処理を施して製品とする。
なお、上記の効果は、Moを本発明の範囲で含有させた鋼において、より顕著に発現する。
さらに、高周波焼入れ時の加熱速度は、オーステナイト域での結晶粒成長抑制の観点から200℃/s以上とすることが好ましい。より好ましくは、500℃/s以上である。
得られた評価結果を、表3に併記する。
なお、No.3は、冷却速度が500℃/sを超える場合で、硬さ勾配が小さいため衝撃ねじり特性が悪く、ねじり疲労強度が低い。No.5は高周波焼入れ温度が高く、硬化層の粒径が粗大化した場合であり、衝撃ねじり特性とねじり疲労特性に劣っている。No.15はC量が低く、非焼入れ部のベイナイト分率が50vo1%未満となり、ねじり疲労特性に劣っている。
Claims (4)
- C:0.33〜0.55mass%、
Si:0.3〜1.1 mass%、
Mn:0.2〜2.0 mass%、
Al:0.005〜0.25 mass%、
Ti:0.005〜0.1 mass%、
Mo:0.05〜0.8 mass%、
B:0.0003〜0.006 mass%、
S:0.06 mass%以下、
P:0.02 mass%以下および
Cr:0.2 mass%以下
を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成を有し、高周波焼入後の硬化層の表層部における旧オーステナイト結晶粒の平均径(ds)が15μm以下であり、かつ硬化層と非硬化層との硬さ勾配が下記式(1)を満足し、さらに前記高周波焼入されていない母材組織がベイナイトおよびマルテンサイトのいずれか一方または両方を有し、該ベイナイトおよびマルテンサイトのいずれか一方または両方の体積率が50vol%以上であることを特徴とする衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品。
記
ΔHv/Δd >880(X/R)−658 ---(1)
ここで、X:JIS GO559に規定される高周波焼入時の有効硬化層深さ(ECD)
R:硬さ測定部の半径
ΔHv/Δd:JIS G0559に規定される有効硬化層深さ(ECD)に対して
ECD±0.5mmの領域における硬さ勾配 - 請求項1において、前記成分組成として、さらに
Cu:1.0mass%以下、
Ni:3.5mass%以下、
Co:1.0mass%以下、
Nb:0.1mass%以下および
V:0.5mass%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品。 - C:0.33〜0.55mass%、
Si:0.3〜1.1 mass%、
Mn:0.2〜2.0 mass%、
Al:0.005〜0.25 mass%、
Ti:0.005〜0.1 mass%、
Mo:0.05〜0.8 mass%、
B:0.0003〜0.006 mass%、
S:0.06 mass%以下、
P:0.02 mass%以下および
Cr:0.2 mass%以下
を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼素材に、熱間加工を施し0.3℃/s以上の速度で冷却し、必要に応じて冷間加工を施して軸部品形状に加工し、次いで加熱温度800〜1000℃および加熱時間5秒以下の条件で高周波焼入れを施したのち、100〜500℃/sの速度で冷却することを特徴とする衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品の製造方法。 - 請求項3において、前記鋼素材が、さらに
Cu:1.0mass%以下、
Ni:3.5mass%以下、
Co:1.0mass%以下、
Nb:0.1mass%以下および
V:0.5mass%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する衝撃ねじり特性と疲労特性に優れた鋼軸部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006152602A JP4983099B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006152602A JP4983099B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007321197A JP2007321197A (ja) | 2007-12-13 |
JP4983099B2 true JP4983099B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=38854270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006152602A Active JP4983099B2 (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4983099B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5292896B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-09-18 | Jfeスチール株式会社 | 転動疲労特性に優れた機械構造用部品およびその製造方法 |
JP5439735B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2014-03-12 | Jfeスチール株式会社 | 転動疲労特性に優れた機械構造用部品およびその製造方法 |
JP5679439B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-03-04 | 株式会社神戸製鋼所 | 高周波焼入れ後におけるねじり強度および靱性に優れた高周波焼入れ用鋼、およびその製造方法 |
JP2017014550A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | Ntn株式会社 | 機械部品 |
CZ308546B6 (cs) * | 2016-07-07 | 2020-11-18 | Bonatrans Group A.S. | Náprava pro kolejová vozidla |
JP7445119B2 (ja) | 2020-01-31 | 2024-03-07 | 日本製鉄株式会社 | 機械部品、及び、機械部品の製造方法 |
CN114480811B (zh) * | 2022-02-14 | 2023-09-15 | 河北工程大学 | 一种具有梯度结构的高强塑积中锰钢及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0853714A (ja) * | 1994-08-09 | 1996-02-27 | Kobe Steel Ltd | ねじり疲労強度に優れた機械構造用軸物部品 |
JP3733967B2 (ja) * | 2003-01-17 | 2006-01-11 | Jfeスチール株式会社 | 疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法 |
JP2005048211A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Jfe Steel Kk | 疲労特性に優れた鋼材の製造方法 |
JP4281440B2 (ja) * | 2003-08-08 | 2009-06-17 | Jfeスチール株式会社 | 耐焼割れ性および疲労特性に優れるドライブシャフトの製造方法 |
-
2006
- 2006-05-31 JP JP2006152602A patent/JP4983099B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007321197A (ja) | 2007-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4983099B2 (ja) | 衝撃特性と疲労特性に優れた鋼軸部品とその製造方法 | |
JP3809004B2 (ja) | 高強度特性と低熱処理歪み特性に優れた高周波焼入れ用鋼材とその製造方法 | |
JP4773118B2 (ja) | 曲げ疲労強度に優れるクランクシャフト | |
JP4983098B2 (ja) | 疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
KR100702491B1 (ko) | 고주파 담금질용 강재, 그것을 이용한 고주파 담금질 부재, 및 그들의 제조방법 | |
JP4171398B2 (ja) | 高強度高靱性非調質棒鋼およびその製造方法 | |
JP2004027334A (ja) | 高周波焼もどし用鋼およびその製造方法 | |
JP3733967B2 (ja) | 疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP2009197314A (ja) | 機械構造用部品 | |
JP2007231337A (ja) | 熱延鋼板および鋼部品 | |
JP2007204794A (ja) | 鋼部品 | |
JP3842888B2 (ja) | 冷間加工性と高強度特性を兼備した高周波焼入れ用鋼材の製造方法 | |
JP4517983B2 (ja) | 高周波焼入れ後の疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP4281441B2 (ja) | 曲げ疲労寿命に優れるクランクシャフトの製造方法 | |
JP3288563B2 (ja) | 被削性および耐焼割れ性に優れた機械構造用鋼材およびその製造方法 | |
JP2005048211A (ja) | 疲労特性に優れた鋼材の製造方法 | |
JP4196766B2 (ja) | 耐遅れ破壊特性および疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP2005054216A (ja) | 被削性および疲労特性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP2006028599A (ja) | 機械構造用部品 | |
JP4507731B2 (ja) | 被削性および疲労特性に優れた鋼材並びに鋼製品とそれらの製造方法 | |
JP4213855B2 (ja) | 捩り疲労特性に優れた肌焼用鋼ならびに肌焼部品 | |
JP2004124190A (ja) | ねじり特性に優れる高周波焼もどし鋼 | |
JP4281440B2 (ja) | 耐焼割れ性および疲労特性に優れるドライブシャフトの製造方法 | |
JP2007204798A (ja) | 耐焼き割れ性に優れた部品の製造方法 | |
JP4367039B2 (ja) | 疲労特性に優れた高周波焼入れギアおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120327 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4983099 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |