JP4982121B2 - 枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法 - Google Patents

枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法 Download PDF

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Description

本発明は、版胴の外周面に巻き付けている版フィルムの未使用部分に画像を形成するためのイメージングユニットと、前記画像が形成された版フィルム上の不要なシリコーンが除去された該版フィルムにインキを供給するためのインキローラと、該供給されたインキを移して印刷を行うためのブランケット胴とを備えた枚葉印刷機を用い、前記印刷終了後に前記ブランケット胴を洗浄し、洗浄した後のブランケット洗浄液を除去する方法に関する。
上記のように、印刷終了後においてブランケット胴を洗浄することが一般的に行われている。前記ブランケット胴を洗浄するものとしては、例えば、洗浄する各種のシリンダー(ブランケット胴、圧胴、ガイドローラ、ターニングバー等)よりも上流側で洗浄液を連続紙に塗布し、この洗浄液が付着した連続紙をシリンダーに接しながら供給することによって、シリンダー表面の汚れを連続紙にて拭き取るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
前記特許文献1の構成では、ブランケット胴を含む一部のみの洗浄を行いたい場合でも、常に長尺な連続紙を必要とするため、洗浄のために費やす紙が多く必要となるだけでなく、洗浄液の拭き取りを完全に行うためには、更に長い紙(損紙)を必要とするものであった。
又、全てのシリンダーに連続紙が接触する構成であるため、各シリンダーに合わせた洗浄液を使用することができないこともあり、使用し難いものであった。
特開平10−296963号公報(図1参照) 特開平7−156372号公報(図1参照)
そこで、シート状又はロール状の清掃部材に洗浄液を含浸させ、その清掃部材をブランケット胴に押し付けながらブランケット胴を回転させることにより、ブランケット胴を洗浄するクリーニングシステムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
前記特許文献2の構成によれば、シート状又はロール状の清掃部材に洗浄液を含浸させている構成であるため、早期に洗浄液が蒸発することがないように、揮発し難い(低揮発性の)洗浄液を使用している。このため、ブランケット胴の洗浄後においてブランケット洗浄液がブランケット胴の表面に残ってしまい、このブランケット洗浄液が版ならし時において版胴との接触により版胴に移動してしまう。この状態のまま、イメージングユニットにて画像を焼き付けて形成した後、余分なシリコーンを掻取具にて掻き取るときに、前記版胴の表面に残っている洗浄液のために掻取具が滑ってしまい、シリコーンを良好に掻き取ることができないことがあるだけでなく、ブランケット胴に洗浄液が残るので、印刷時に洗浄液が影響して適正な印刷物を得るのに時間がかかり、改善の余地があった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、洗浄後においてブラケット胴に残っている洗浄液を確実に除去することができる枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法を提供することを課題とする。
本発明の枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法は、前述の課題解決のために、版フィルムが巻き付けられた版胴と、前記版フィルムの未使用部分にレーザー光を照射して画像を焼き付けて形成するためのイメージングユニットと、前記画像が形成された版フィルムの版面に残った不要なシリコーンを掻き取るための掻取具と、該掻取具にて前記版フィルム上の不要なシリコーンが除去された該版フィルムにインキを供給するためのインキローラと、該供給されたインキを移して印刷を行うためのブランケット胴とを備えた枚葉印刷機を用い、前記印刷終了後において、前記版胴とブランケット胴とを離間させた状態で該ブランケット胴を洗浄し、洗浄した後に該ブランケット胴に付着している洗浄液を除去する方法であって、前記洗浄後において、前記版胴と前記ブランケット胴とを離間させた状態で前記版フィルムを送り出して未使用部分を現出させて版交換した後であって、前記画像形成の前に、前記ブランケット胴と前記版胴とを接触させると共に該版胴と前記インキローラとを接触させてこれらブランケット胴と版胴とインキローラとを回転させることにより、該ブランケット胴に付着している洗浄液を該インキローラ側へ移行させることを特徴としている。
ブランケット胴を洗浄した後は、版胴とブランケット胴とを離間させた状態で版フィルムを送り出して未使用部分を現出させて版交換することによって、ブランケット洗浄液が版交換時に版胴に付着することがない。そして、版交換後で、かつ、画像形成前に、ブランケット胴と版胴とを接触させると共に版胴とインキローラとを接触させてこれらブランケット胴と版胴とインキローラとを回転させることにより、ブランケット胴に付着している洗浄液を版胴を介してインキローラ側へ移行させて、洗浄液をブランケット胴の表面及び版胴の表面から除去することができる。前記洗浄液を除去した後に、画像を形成することによって、画像が形成された版フィルム上の不要なシリコーンを除去する際に、掻取具が版フィルム上を滑ることがなく、確実に不要なシリコーンを除去することができる。
前記洗浄液をインキローラ側へ移行させた後に、前記版胴と前記ブランケット胴とを接触させた状態のまま、インキローラのみを版胴から離間させてから、版胴とブランケット胴とを回転させて版ならしを行ってもよい。
前記洗浄液をインキローラ側へ移行させる時に胴を回転させる回転数を前記版ならし時に胴を回転させる回転数よりも少なく設定してもよい。
前記洗浄液をインキローラ側へ移行させる時に胴を回転させる回転速度を前記版ならし時に胴を回転させる回転速度よりも遅く設定してもよい。
版交換後で、かつ、画像形成前に、ブランケット胴と版胴とを接触させると共に版胴とインキローラとを接触させてこれらブランケット胴と版胴とインキローラとを回転させることにより、ブランケット胴に付着している洗浄液を版胴を介してインキローラ側へ移行させて、洗浄液をブランケット胴及び版胴から除去した後に、画像を形成することによって、画像が形成された版フィルム上の不要なシリコーンを除去する際に、掻取具が版フィルム上をブランケット洗浄液によって滑ることがなく、不要なシリコーンを確実に除去することができ、損紙が発生するようなトラブルのない良好な印刷が可能な枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法を提供することができる。
前記洗浄液をインキローラ側へ移行させた後に、前記版胴と前記ブランケット胴とを接触させた状態のまま、インキローラのみを版胴から離間させてから、版胴とブランケット胴とを回転させて版ならしを行うことによって、版フィルムを版胴に馴染ませることができながらも、版ならし時にブランケット洗浄液が版胴に移行することがない。
ブランケット胴に残っている少量の洗浄液をインキローラ側へ移行させるために必要となる回転数は、版ならし時に胴を回転させる回転数よりも少なくて済むことから、前記洗浄液をインキローラ側へ移行させる時に胴を回転させる回転数を前記版ならし時に胴を回転させる回転数よりも少なく設定することで、不要な回転を無くして、作業効率の効率化を図ることができる。
前記洗浄液をインキローラ側へ移行させる時に胴を回転させる回転速度を前記版ならし時に胴を回転させる回転速度よりも遅く設定することによって、ブランケット胴に付着している洗浄液が吹き飛んで他の部材に付着することがなく、版胴を介してインキローラへ洗浄液を確実に受け渡すことができる。
図1に、枚葉印刷機(オフセット印刷機)の印刷ユニット(要部)の一例を示している。この印刷ユニットは、版フィルム1を外周面に巻き付けて回転する版胴2と、版胴2上の版フィルム1にインキを供給するためのインキローラ3と、該供給されたインキが移されるブランケット胴(ゴム胴ともいう)4と、該ブランケット胴4との間に枚葉紙Pを挟んで(図2(a)参照)ブランケット胴4上の画像を枚葉紙に転写して印刷を行うための圧胴5とを備えさせている。図1のものは、二色用のものであるため、版胴2はその外周面に二色分の版フィルム1を巻き付ける構成となっている。即ち、各色毎の版フィルム1を円周方向二箇所に区画して巻き付ける構成となっており、そのため、版フィルム1を巻き取る一対のリールの二組を備え、一方のリールが巻き取られた版フィルム1を送り出すための供給リール6と他方のリールが供給リール6から送り出された版フィルム1を巻き取るための巻き取りリール7からなっている。又、前記インキローラ3が複数(図1で4本であるが、何本であってもよい)から構成されるインキ部も二組設けられているが、一色用のものであってもよい。
前記版胴2の外周面には、ほぼ180度対向した位置に凹部2Aがそれぞれ形成されている。これら凹部2A,2Aは、軸方向(紙面を貫通する方向)に沿って形成されていて全体として凹溝となっている。これら凹部2A,2Aによって外周面は二つの領域に区画され、各領域に版フィルム1がそれぞれ巻き付けられる。一つの凹部2Aには、一方の領域のため(一方の色用)の供給リール6と他方の領域のため(他方の色用)の巻き取りリール7とが前後に並んで設けられ、供給リール6と巻き取りリール7は共に版胴2の軸方向に沿って設けられている。
前記イメージングユニット8は、版胴2のほぼ上方位置に固定配置されており、その下端部と版胴2の外周面との間には所定の隙間が設けられている。前記イメージングユニット8の前方には、新しい版フィルム1を版胴2にセットする際に必要となる所定の空間部9が設けられ、この空間部9を利用して新しい版フィルム1を容易にセットすることができるようになっている。そして、供給リール6にて版フィルム1の未使用部分を繰り出しつつ巻き取りリール7にて巻き取ることによって、版フィルム1の未使用部分を版胴2の外周面に現出させて版交換し、この後に、版胴2を回転させながらイメージングユニット8からレーザー光を照射して版フィルム1の未使用部分に画像を焼き付けて形成することができるようにしている。
前記インキは、インキツボ10,10にそれぞれ貯留され、多数のインキ送りローラ11を介して前記インキローラ3まで移送されるようになっている。又、前記インキは、顔料10〜30%、合成樹脂20〜40%、植物油(大豆油20%以上)20〜30%、高沸点石油系溶剤(鉱油)10〜30%等から構成されている。
前記ブランケット胴4は、ブランケット本体4Aの表面に、ゴム製又は樹脂製のシート状のブランケット4Bを装着してなり、そのブランケット表面に付着したインク、紙粉、塵等を洗浄除去するための洗浄装置をブランケット胴4付近に設けている。前記洗浄装置は、洗浄液をスポンジ又は布材でなる(場合によっては紙製でもよい)清掃部材12に含浸させ、該清掃部材12を前記ブランケット胴4のブランケット4B表面に接触させて洗浄するようにしている。
前記洗浄液は、低揮発性溶剤を含有し、その低揮発性溶剤は、容易に蒸発しないものからなり、ベジタブル油や柑橘類油などから選定される有機化合物溶剤が好ましい。一般に、このような溶剤材料は0%を超え、30%までの範囲の揮発性を持ち、特に0%を超え、20%までの範囲の揮発性を持つものが好ましい。この洗浄液は、前記インキと相溶性を有しており、後述する洗浄液を除去する時にインキに溶け込んで吸収されることになる。
前記版胴2の版フィルム1に前記イメージングユニット8にて画像を形成した(イメージング)後の版の洗浄を行うための版洗浄装置を版胴2付近に設けている。前記版洗浄装置は、洗浄液を版面に供給するためのウエットクリーニング部13と、版面に残った不要なシリコーンを掻き取るための掻取具としてのドライクリーニング部14と、取り除いたシリコーンを吸引して貯留しておくためのバキューム部15とから構成して、ウエットクリーニング部13から洗浄液を供給することでドライクリーニング部14にて掻き取り難いシリコーンをも洗浄液を利用して容易に掻き取ることができるようになっているが、ウエットクリーニング部13を省略したり、バキューム部15を省略して実施することもできる。前記ドライクリーニング部14の具体的構成は自由に変更可能であり、シリコーンを掻き取ることができる構成であれば、図に示す構成以外であってもよい。
前記ブランケット胴4を洗浄した後の洗浄液が版胴2に移行して、ドライクリーニング部14にて不要なシリコーンを掻き取る場合に、洗浄液にて滑ってしまうことがないように、該洗浄液を前記版交換した後で、かつ、前記画像形成前に除去できるようにしており、その除去方法について、図2〜図4に基づいて説明する。
まず、図2(a)に示すように、インキローラ3と版胴2とを接触させるとともに版胴2とブランケット胴4とを接触させて、インキを版胴2を介してブランケット胴4へ供給しつつ、ブランケット胴4と同期して回転する圧胴5と該ブランケット胴4との間に枚葉紙Pを供給することによって、ブランケット胴4上の画像を枚葉紙Pに転写して印刷を行う(図4に示す印刷工程)。前記印刷終了後において、図2(b)に示すように、ブランケット胴4と版胴2とを離間させてから、清掃部材12をブランケット胴4の表面に押圧し、ブランケット胴4を回転させることによって、清掃部材12にてブランケット胴4の表面のインク、紙粉、塵などを拭き取るのである(図4に示すブランケット胴洗浄工程)。前記ブランケット胴4の洗浄後は、図2(c)に示すように、前記ブランケット胴4と版胴2とが離間されたままの状態で版フィルム1を送り出して未使用部分を現出させて版交換を行う(図4に示す版交換工程)。版交換後は、図2(d)に示すように、インキローラ3と版胴2とを接触させると共に版胴2とブランケット胴4とを接触させて、それらインキローラ3と版胴2とブランケット胴4とを例えば10回(版胴2の回転速度が毎時4000回転)だけ回転させることによって、ブランケット胴4に付着しているブランケット洗浄液を版胴2を介してインキローラ3側へ移行させる(図4に示す洗浄液除去工程)。
前記ブランケット洗浄液がインキローラ3側へ移行すると、相溶性のあるインキに溶け込んで吸収される。前記ブランケット胴4に付着しているブランケット洗浄液は微量であるため、インキに吸収されても印刷に障害となるようなことがない。このようにブランケット洗浄液をインキに吸収させるようにできるので、洗浄液を回収するための特別な回収機構等を設けることが不用になり、プログラムを変更するだけで現状の印刷機で対応することができる利点がある。又、前記洗浄液除去工程における回転数を10回でそのときの回転速度を毎時4000回転にしているが、洗浄液の種類(粘度など)によって変更することができる。この場合、版ならし工程時の回転数や回転速度よりも小さな値に設定することになる。
前記ブランケット洗浄液の除去が終わった後は、図3(a)に示すように、版胴2とブランケット胴4とを前記のように接触させた状態のまま、インキローラ3のみを版胴2から離間させてから、版胴2とブランケット胴4とを例えば100回(版胴2の回転速度が毎時12000回転)だけ回転させることにより版ならしを行う(図4に示す版ならし工程)。版ならしが終わった後は、図3(b)に示すように、版胴2とブランケット胴4とを離間させてから、版胴2を回転させながら、前記イメージングユニット8にてレーザー光を版フィルム1に照射して画像を該版フィルム1に形成する(図4に示す画像形成工程)。画像を形成した後は、図3(c)に示すように、前記版胴2がブランケット胴4から離間したまま、前述のように版洗浄装置にて版胴2の表面にある余分なシリコーンを除去する(図4に示す版胴洗浄工程)。版胴2のシリコーンを除去した後は、図3(d)に示すように、インクローラ3を版胴2に接触させてから、版胴2の表面にインキを塗布する(図4に示すインキング工程)。このインキングが終了すると、図2(a)に示すように、版胴2とブランケット胴4とを接触させて、インキローラ3からのインキを版胴2を介してブランケット胴4に供給して、前述のように印刷を開始するのである。尚、わかりやすくするためにインキローラ3、版胴2、ブランケット胴4の間の隙間を図では大きくしているが、実際には小さな隙間である。又、図2及び図3では、各工程で動作に必要なもののみを図示して説明している。尚、前記版ならしの回転数や回転速度も前記した数値に限定されるものではない。
枚葉印刷機の印刷ユニットの概略図である。 (a)〜(d)は印刷工程から洗浄液除去工程までのそれぞれの胴の状態を示す概略図である。 (a)〜(d)は版ならし工程からインキング工程までのそれぞれの胴の状態を示す概略図である。 印刷工程からインキング工程までを示すブロック図である。
符号の説明
1…版フィルム,2…版胴,2A…凹部,3…インキローラ,4…ブランケット胴,4A…ブランケット本体,4B…ブランケット,5…圧胴,6…供給リール,7…巻き取りリール,8…イメージングユニット,9…空間部,10…インキツボ,11…インキ送りローラ,12…清掃部材,13…ウエットクリーニング部,14…ドライクリーニング部,15…バキューム部,P…枚葉紙

Claims (4)

  1. 版フィルムが巻き付けられた版胴と、前記版フィルムの未使用部分にレーザー光を照射して画像を焼き付けて形成するためのイメージングユニットと、前記画像が形成された版フィルムの版面に残った不要なシリコーンを掻き取るための掻取具と、該掻取具にて前記版フィルム上の不要なシリコーンが除去された該版フィルムにインキを供給するためのインキローラと、該供給されたインキを移して印刷を行うためのブランケット胴とを備えた枚葉印刷機を用い、
    前記印刷終了後において、前記版胴とブランケット胴とを離間させた状態で該ブランケット胴を洗浄し、洗浄した後に該ブランケット胴に付着している洗浄液を除去する方法であって、
    前記洗浄後において、前記版胴と前記ブランケット胴とを離間させた状態で前記版フィルムを送り出して未使用部分を現出させて版交換した後であって、前記画像形成の前に、前記ブランケット胴と前記版胴とを接触させると共に該版胴と前記インキローラとを接触させてこれらブランケット胴と版胴とインキローラとを回転させることにより、該ブランケット胴に付着している洗浄液を該インキローラ側へ移行させることを特徴とする枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法。
  2. 前記洗浄液をインキローラ側へ移行させた後に、前記版胴と前記ブランケット胴とを接触させた状態のまま、インキローラのみを版胴から離間させてから、版胴とブランケット胴とを回転させて版ならしを行うことを特徴とする請求項1記載の枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法。
  3. 前記洗浄液をインキローラ側へ移行させる時に胴を回転させる回転数を前記版ならし時に胴を回転させる回転数よりも少なく設定してなる請求項2記載の枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法。
  4. 前記洗浄液をインキローラ側へ移行させる時に胴を回転させる回転速度を前記版ならし時に胴を回転させる回転速度よりも遅く設定してなる請求項3記載の枚葉印刷機におけるブランケット洗浄液除去方法。
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