JP4982120B2 - 強誘電体メモリの試験方法及び強誘電体メモリ - Google Patents

強誘電体メモリの試験方法及び強誘電体メモリ Download PDF

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Description

本発明は、強誘電体メモリの試験方法及び強誘電体メモリに関し、特に強誘電体メモリの構成要素にストレス電圧を与えてストレス試験を行う技術に関する。
強誘電体メモリ(FeRAM:Ferroelectric Random Access Memory)は、フラッシュメモリのような不揮発性と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速読み出しおよび書き換え可能な特性とを兼ね備えたメモリであり、高速動作可能な不揮発性のメモリとして注目を集めている。
このような強誘電体メモリとして、特許文献1は、ある程度の小さいメモリセルを実現しつつ、プレート線を共有化でき、且つメモリセルの直列接続による遅延を無くして高速動作が可能な半導体集積回路装置を開示している。
この半導体集積回路装置は、各々が、ゲート端子をワード線と接続されたセルトランジスタと、セルトランジスタのソース端子に一端を接続された強誘電体キャパシタと、を具備する複数の第1メモリセルを具備する。複数の第1メモリセルのそれぞれのセルトランジスタのドレイン端子を第1ローカルビット線LBLとし且つそれぞれの強誘電体キャパシタの他端を第1プレート線PLとして、第1リセットトランジスタは、ソース端子を第1プレート線と接続され、且つドレイン端子を第1ローカルビット線と接続される。第1ブロック選択トランジスタQSは、ソース端子を第1ローカルビット線と接続され、且つドレイン端子を第1ビット線と接続される。
このような強誘電体メモリのストレス試験時においては、複数のメモリセルに同時にストレスを印加するために、複数のプレート線が同時に駆動されるが、プレート線に流れる信号の立ち上がりおよび立下りの遅延により、ストレス試験時間が長くなるという問題がある。
特開2005−209324号公報
本発明は、ストレス試験を高速に行うことができる強誘電体メモリの試験方法及び強誘電体メモリを提供する。
本発明は、ビット線とローカルビット線との間に配置された、ブロック選択線の電位によってオン/オフするブロック選択トランジスタと、ローカルビット線とプレート線との間に配置され、ワード線の電位によりオン/オフするセルトランジスタと強誘電体キャパシタとが直列に接続されたメモリセルと、ローカルビット線とプレート線との間に配置され、リセット線の電位によりオン/オフするリセットトランジスタとから成るセルブロックを備え、セルトランジスタをオンにする電位をワード線に与え、リセットトランジスタをオフにする電位をリセット線に与え、ブロック選択トランジスタをオンにする電位をブロック選択線に与え、前記セルトランジスタをオンにする電位より高い電位を前記ワード線に与え、前記リセットトランジスタをオンにする電位を前記リセット線に与え、前記ブロック選択トランジスタをオンにする電位を前記ブロック選択線に与え、前記ビット線および前記プレート線の電位をグランドレベルにすることにより前記セルトランジスタにストレス電圧を与えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のメモリセルに対して同時にストレス電圧を印加することができ、また、セルトランジスタをオンにする電位より高い電位をワード線に与え、リセットトランジスタをオンにする電位をリセット線に与え、ブロック選択トランジスタをオンにする電位をブロック選択線に与え、ビット線およびプレート線の電位をグランドレベルにすることによりセルトランジスタにストレス電圧を与える。即ち、ブロック選択トランジスタおよびリセットトランジスタのオン/オフを適宜制御することにより充放電の経路を形成してプレート線に流れる信号の立ち上がりおよび立下りの遅延を短くすることができるので、ストレス試験の高速化を実現できる。その結果、メモリデバイスの潜在的な欠陥を効果的に除去することができ、テストコストの削減された、信頼性の高いメモリデバイスを提供できる。
以下、本発明の実施の形態の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、4個のメモリセルが並列に接続されたラダー構造を有する強誘電体メモリについて説明するが、メモリセルの数は4個に限らず任意である。
本発明の実施例1に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成する強誘電体キャパシタに所定電圧を印加してストレス試験を行なう方法である。
図1は、本発明の実施例1に係る強誘電体メモリ(FeRAM)の試験方法の対象となる強誘電体メモリの回路構成を部分的に示している。この強誘電体メモリは、ロウデコーダRD、プレート線ドライバPLD、ビット線駆動回路SAおよびセルブロックCBから構成されている。なお、図1では、図面の煩雑さを避けるために、セルブロックCBは1つのみを示している。
ロウデコーダRDは、このロウデコーダRDに接続されたワード線WL0〜WL3、リセット線RSTおよびブロック選択線BSの電位を制御する。プレート線ドライバPLDは、このプレート線ドライバに接続されたプレート線PLを駆動する。ビット線駆動回路SAはセンスアンプを含み、このビット線駆動回路SAに接続されたビット線BLを駆動するとともに、ビット線BLに出力された信号を検出する。
セルブロックCBは、セルトランジスタQ0〜Q3と強誘電体キャパシタC0〜C3とがそれぞれ直列に接続された4個のメモリセルを備えている。各メモリセルは、並列に接続されてラダー構造を形成し、各メモリセルの一端は、プレート線PLに接続され、他端はローカルビット線LBLに接続されている。セルトランジスタQ0〜Q3のゲートは、ワード線WL0〜WL3にそれぞれ接続されている。
プレート線PLとローカルビット線LBLとの間にはリセットトランジスタQRが配置されており、このリセットトランジスタQRのゲートは、リセット線RSTに接続されている。ローカルビット線LBLとビット線BLとの間には、ブロック選択トランジスタQSが配置されており、このブロック選択トランジスタQSのゲートは、ブロック選択線BSに接続されている。
次に、上記のように構成される強誘電体メモリの動作を説明する。スタンドバイ時は、セルブロックCB内のリセットトランジスタQRは、ロウデコーダRDからリセット線RSTに出力される電位によりオンされる。このため、セルブロックCB内のローカルビット線LBLの電位とプレート線PLの電位とは等しくなる。
また、セルブロックCB内のセルトランジスタQ0〜Q3は、ロウデコーダRDからワード線WL0〜WL3に出力される電位によりオンされる。このため、プレート線PLの電位は、セルノードSN0〜SN3に伝わる。その結果、セルブロックCB内のローカルビット線LBLの電位も、プレート線PLの電位と等しい。
したがって、セルブロックCB内のすべてのメモリセルの強誘電体キャパシタC0〜C3の両端の電位は、プレート線PLの電位と同じになる。その結果、スタンドバイ時には、強誘電体キャパシタC0〜C3には、電圧は印加されない。
アクティブ時は、セルブロックCB内のリセットトランジスタQRは、ロウデコーダRDからリセット線RSTに出力される電位によりオフされ、また、非選択セルのセルトランジスタ、例えば、セルトランジスタQ0、Q2およびQ3は、ロウデコーダRDからワード線WL0、WL2およびWL3に出力される電位によりオフされ、ブロック選択トランジスタQSは、ロウデコーダRDからブロック選択線BSに出力される電位によりオンされる。この状態で、プレート線PLが駆動される。
この結果、選択セルのセルトランジスタQ1のみオンしているため、選択セルの強誘電体キャパシタC1の一端にはプレート線PLの電位が印加され、他端にはビット線BLの電位が印加される。したがって、強誘電体キャパシタC1の両端に電圧が印加される。この印加された電圧によって、強誘電体キャパシタC1からセル情報が読み出される。このセル情報はローカルビット線LBLを介してビット線BLに読み出され、ビット線駆動回路SAに含まれるセンスアンプによって増幅され、外部に出力される。
セル情報が読み出された後、読み出された情報が“0”データの場合、プレート線PLの電位がハイレベルの状態でデータが強誘電体キャパシタC1に書き戻される。“1”データの場合、プレート線PLの電位がローレベルにされた後に、書き戻される。この後、ブロック選択トランジスタQSがオフされ、リセットトランジスタQRおよびセルトランジスタQ0〜Q3がオンされることにより、スタンドバイ状態に移行する。
強誘電体メモリのストレス試験時は、セルブロックCB内のリセットトランジスタQRは、ロウデコーダRDからリセット線RSTに出力される電位によりオフされ、セルトランジスタQ0〜Q3は、ロウデコーダRDからワード線WL0〜WL3に出力される電位によりオンされる。
また、ブロック選択トランジスタQSは、ロウデコーダRDからブロック選択線BSに出力される電位によりオンされ、この状態でプレート線PLが駆動される。これにより、ビット線BLとプレート線PLとの間にストレス電圧Vstが印加される。この結果、すべてのメモリセルのセルトランジスタQ0〜Q3がオンしているため、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3の一端にはローカルビット線LBLを介してビット線BLの電位が印加され、他端にはプレート線PLの電位が印加される。
図2は、実施例1に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はスタンドバイ時の状態(ハイレベル)のままであり、リセット線RSTはローレベルに、ブロック選択線BSはハイレベルにされ、プレート線PLにはグランドレベル(以下、「GNDレベル」という)、ビット線BLにはストレス電位が印加される。この結果、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3にストレス電圧Vstが印加される。
さらに、ビット線BLに印加するストレス電位をさらに高い電位にする場合には、ブロック選択トランジスタQSを制御するブロック選択線BSと、セルトランジスタQ0〜Q3を制御するワード線WL1〜WL3に、ストレス電圧Vstよりも閾値以上高い電圧を印加する必要がある。
以上のようなストレス試験状態に設定し、ビット線およびプレート線の各々に所定電位を与えるように設定して、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例2に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成する強誘電体キャパシタに所定電圧を印加してストレス試験を行なう方法である。実施例2に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例1のそれらと同じである。
強誘電体メモリのストレス試験時は、セルブロックCB内のリセットトランジスタQRは、ロウデコーダRDからリセット線RSTに出力される電位によりオフされ、セルトランジスタQ0〜Q3は、ロウデコーダRDからワード線WL0〜WL3に出力される電位によりオンされる。
また、ブロック選択トランジスタQSは、ロウデコーダRDからブロック選択線BSに出力される電位によりオンされ、ビット線BLとプレート線PLとの間にストレス電圧が印加される。この結果、すべてのメモリセルのセルトランジスタQ0〜Q3がオンしているため、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3の一端にはローカルビット線LBLを介してビット線BLの電位が印加され、他端にはプレート線PLの電位が印加される。
図3は、実施例2に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はスタンドバイ時の状態(ハイレベル)のままであり、リセット線RSTはローレベルに、ブロック選択線BSはハイレベルにされ、プレート線PLにはストレス電位が印加され、ビット線BLはGNDレベルにされる。この結果、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3にストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、強誘電体キャパシタC0〜C3には、プレート線PLからセルノードSN0〜SN3の方向に電界が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、ビット線およびプレート線の各々に所定電位を与え、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例3に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成する強誘電体キャパシタの分極反転を繰り返し発生させる疲労試験に係るストレス試験を行なう方法である。実施例3に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例1のそれらと同じである。
図4は、実施例3に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はスタンドバイ時の状態(ハイレベル)のままであり、リセット線RSTは、プレート線PLにストレス電位を印加する区間Tstpとビット線BLにストレス電位を印加する区間Tstbはローレベルにされ、ストレス電圧Vstを切り替える区間Tswはハイレベルにされる。また、ブロック選択線BSはハイレベルにされ、プレート線PLとビット線BLとには一定周期でハイレベルとローレベルの電位が交互に印加される。
図4に示す区間Tstpおよび区間Tstbは強誘電体キャパシタC0〜C3にストレス電圧Vstを印加する区間であり、リセット線RSTはローレベルにされる。区間Tswはストレス電圧Vstを反転させる区間であり、リセット線RSTはハイレベルにさせる。区間Tstpではプレート線PLはストレス電位にされ、ビット線BLはGNDレベルにされる。区間Tstbではプレート線PLはGNDレベルにされ、ビット線BLはストレス電位にされる。
つまり、区間Tstpでは強誘電体キャパシタC0〜C3には、プレート線PLからセルノードSN0〜SN3の方向へ電界が印加され、区間Tstbでは強誘電体キャパシタC0〜C3には、セルノードSN0〜SN3からプレート線PLの方向へ電界が印加される。区間Tswではリセット線RSTの信号がハイレベルであり、プレート線PLとローカルビット線LBLが短絡され、しかもセルトランジスタQ0〜Q3がオンであるので、セルノードSN0〜SN3とプレート線PLが短絡される。
区間Tstpから区間Tswに移行した場合は、プレート線PLの電位は、プレート駆動回路PLDで放電されるだけでなく、リセットトランジスタQR、ローカルビット線LBL、ブロック選択トランジスタQSおよびビット線BLを介してビット線駆動回路SAからも放電される。
また、区間Tstbから区間Tswに移行した場合は、セルノードSN0〜SN3の電位は、セルトランジスタQ0〜Q3、ローカルビット線LBL、ブロック選択トランジスタQSおよびビット線BLを介してビット線駆動回路SAで放電されるだけでなく、ローカルビット線LBLからリセットトランジスタQRを介してプレート駆動回路PLDからも放電される。したがって、電圧の切り替え時は、高速な放電が可能になり、高速電圧切り替えの疲労試験を強誘電体キャパシタC0〜C3に対して行うことができる。
図5は、ビット線BLおよびプレート線PLを介して強誘電体キャパシタC0〜C3に印加される電圧の詳細な波形を示している。図示するように、一般的な強誘電体メモリのメモリセルでは、プレート線PLの電圧の立ち下がりの高速化が実現でき、さらにビット線BLの電圧の立下がりの高速化も合わせて実現できる。強誘電体キャパシタC0〜C3の両端に印加される電圧を切り替えるタイミングで、プレート線PLとローカルビット線LBLを短絡することにより、強誘電体キャパシタC0〜C3の両端が短絡してイコライズし、ハイレベルの放電、ローレベルの充電を加速することができる。
以上のようなストレス試験状態に設定し、ビット線およびプレート線の各々に所定電位を与え、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべての強誘電体キャパシタC0〜C3に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例4に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成するセルトランジスタQ0〜Q3に所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例4に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時とアクティブ時の動作は、実施例1のそれらと同じである。
図6は、実施例4に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3にはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加され、リセット線RSTはハイレベルにされる。ブロック選択線BSはハイレベルにされ、プレート線PLおよびビット線BLはGNDレベルにされる。
この結果、すべてのセルトランジスタQ0〜Q3にストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、セルトランジスタQ0〜Q3のゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべてのセルトランジスタQ0〜Q3に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例5に係る強誘電体メモリの試験方法は、リセットトランジスタQRに所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例5に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時とアクティブ時の動作は、実施例1のそれらと同じである。
図7は、実施例5に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はローレベルにされ、リセット線RSTにはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加される。ブロック選択線BSはハイレベルにされ、プレート線PLおよびビット線BLはGNDレベルにされる。
この結果、リセットトランジスタQRにストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、リセットトランジスタQRのゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、リセットトランジスタQRに対し、ストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例6に係る強誘電体メモリの試験方法は、ブロック選択トランジスタQSに所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例6に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時とアクティブ時の動作は、実施例1のそれらと同じである。
図8は、実施例6に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はローレベルにされ、リセット線RSTにはハイレベルの電圧が印加される。ブロック選択線BSはストレス電位にされ、プレート線PLとおよびビット線BLにはGNDレベルの電圧が印加される。この結果、ブロック選択トランジスタQSにストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、ブロック選択トランジスタQSのゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、ブロック選択トランジスタQSに対し、ストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例7に係る強誘電体メモリの試験方法は、セルトランジスタQ0〜Q3、リセットトランジスタQRおよびブロック選択トランジスタQSに同時に所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例7に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時とアクティブ時の動作は、実施例1のそれらと同じである。
図9は、実施例7に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3にはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加され、リセット線RSTにはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加される。また、ブロック選択線BSはハイレベルにされ、プレート線PLおよびビット線BLはGNDレベルにされる。この結果、すべてのセルトランジスタQ0〜Q3、リセットトランジスタQRおよびブロック選択トランジスタQSにストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、各セルトランジスタのゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべてのセルトランジスタQ0〜Q3、リセットトランジスタQRおよびブロック選択トランジスタQSに対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例8に係る強誘電体メモリの試験方法は、2つのセルブロックの強誘電体メモリの強誘電体キャパシタに所定電圧を同時に印加してストレス試験を行なう方法である。
図10は、本発明の実施例8に係る強誘電体メモリの試験方法の対象となる強誘電体メモリの回路構成を部分的に示している。この強誘電体メモリは、ロウデコーダRD、プレート線ドライバPLD、ビット線駆動回路SA、第1セルブロックCB0および第2セルブロックCB1から構成されている。
第1セルブロックCB0および第2セルブロックCB1は、図1に示したセルブロックCBと同じ構成を有し、第1ビット線/BLと第2ビット線BL(ビット線対)に対応させてそれぞれ設けられている。第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLはビット線駆動回路SAに接続されている。また、第1セルブロックCB0および第2セルブロックCB1は、プレート線PLを共有している。
ロウデコーダRDは、このロウデコーダRDに接続されたワード線WL0〜WL3、第1リセット線RST0、第2リセット線RST1、第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1の電位を制御する。プレート線ドライバPLDは、このプレート線ドライバに接続されたプレート線PLを駆動する。ビット線駆動回路SAはセンスアンプを含み、該ビット線駆動回路SAに接続された第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLを駆動するとともに、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLに出力された信号を検出する。
第1セルブロックCB0は、第1セルトランジスタQ0〜Q3、第1強誘電体キャパシタC0〜C3、第1リセットトランジスタQR0、第1ブロック選択トランジスタQS0および第1ローカルビット線/LBLから構成されている。この第1セルブロックCB0は、第1セルトランジスタQ0〜Q3と第1強誘電体キャパシタC0〜C3とがそれぞれ直列に接続された4個のメモリセルを備えている。各メモリセルは、並列に接続されてラダー構造を形成し、各メモリセルの一端は、プレート線PLに接続され、他端は第1ローカルビット線/LBLに接続されている。第1セルトランジスタQ0〜Q3のゲートは、ワード線WL0〜WL3にそれぞれ接続されている。
プレート線PLと第1ローカルビット線/LBLとの間には第1リセットトランジスタQR0が接続されており、この第1リセットトランジスタQR0のゲートは、第1リセット線RST0に接続されている。第1ローカルビット線/LBLと第1ビット線/BLとの間には、第1ブロック選択トランジスタQS0が接続されており、この第1ブロック選択トランジスタQS0のゲートは、第1ブロック選択線BS0に接続されている。
第2セルブロックCB1は、第2セルトランジスタQ4〜Q7、第2強誘電体キャパシタC4〜C7、第2リセットトランジスタQR1、第2ブロック選択トランジスタQS1および第2ローカルビット線LBLから構成されている。この第2セルブロックCB1は、第2セルトランジスタQ4〜Q7と第2強誘電体キャパシタC4〜C7とがそれぞれ直列に接続された4個のメモリセルを備えている。各メモリセルは、並列に接続されてラダー構造を形成し、各メモリセルの一端は、プレート線PLに接続され、他端は第2ローカルビット線LBLに接続されている。第2セルトランジスタQ0〜Q3のゲートは、ワード線WL0〜WL3にそれぞれ接続されている。
プレート線PLと第2ローカルビット線LBLとの間には第2リセットトランジスタQR1が接続されており、この第2リセットトランジスタQR1のゲートは、第2リセット線RST1に接続されている。第2ローカルビット線LBLと第2ビット線BLとの間には、第2ブロック選択トランジスタQS1が接続されており、この第2ブロック選択トランジスタQS1のゲートは、第2ブロック選択線BS1に接続されている。
次に、図10に示す強誘電体メモリの動作を説明する。第1セルブロックCB0および第2セルブロックCB1の各々の動作は、実施例1のセルブロックCBの動作と同じである。第1セルブロックCB0内のメモリセルの読み出しの場合、第1ブロック選択トランジスタQS0がオンされ、第2ブロック選択トランジスタQS1はオフされる。この状態で、プレート線PLが駆動される。
この結果、第1ビット線/BLにセル情報が読み出される。この場合、ビット線駆動回路SAにおいて、第2ビット線BLの電位は、参照電位として用いられる。第1ビット線/BLの電位および第2ビット線BLの電位は、ビット線駆動回路SAの内部のセンスアンプにより増幅される。第2セルブロックCB1内のメモリセルの読み出しの場合も同様である。
以上のような強誘電体メモリは、ビット線駆動回路SAを構成するセンスアンプの面積の削減、メモリセルアレイのノイズを低減することができる。
強誘電体メモリのストレス試験時は、第1セルブロックCB0および第2セルブロックCB1内のセルトランジスタQ0〜Q7はオンされる。また、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1はオフされ、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1はオンされる。この状態で、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLとプレート線PLとの間にストレス電圧Vstが印加される。
この結果、すべてのメモリセルのセルトランジスタQ0〜Q7がオンしているため、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7の一端には、第1ローカルビット線/LBLおよび第2ローカルビット線LBLを介して第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLの電位がそれぞれ印加され、他端にはプレート線PLの電位が印加される。
図11は、実施例8に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はスタンドバイ時の状態(ハイレベル)のままで、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1はローレベルに、第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はハイレベルにされ、プレート線PLにはGNDレベルが、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLにはストレス電位がそれぞれ印加される。この結果、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7にストレス電圧Vstが印加される。
さらに、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLに印加するストレス電圧Vstをさらに高い電位にする場合には、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1を制御する第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1と、第1および第2セルトランジスタQ0〜Q7を制御するワード線WL0〜WL3を、ストレス電圧Vstよりも閾値以上高い電圧に設定する必要がある。
以上のようなストレス試験状態に設定し、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BL並びにプレート線PLに所定電位を与え、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例9に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成する強誘電体キャパシタに所定電圧を印加してストレス試験を行なう方法である。実施例9に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例8に係るそれらと同じである。
強誘電体メモリのストレス試験時は、第1セルブロックCB0および第2セルブロックCB1内のセルトランジスタQ0〜Q7はオンされる。また、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1はオフされ、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1はオンされ、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLとプレート線PLとの間にストレス電圧Vstが印加される。この結果、すべてのメモリセルのセルトランジスタQ0〜Q7がオンしているため、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7の一端には第1ローカルビット線/LBLおよび第2ローカルビット線LBLを介して第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLの電位がそれぞれ印加され、他端にはプレート線PLの電位が印加される。
図12は、実施例9に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はスタンドバイ時の状態(ハイレベル)のままであり、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1はローレベルに、第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はハイレベルにされ、プレート線PLはストレス電位にされ、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLはGNDレベルにされる。
この結果、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7にストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、強誘電体キャパシタC0〜C7には、プレート線PLからセルノードSN0〜SN7の方向に電界が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、ビット線およびプレート線の各々に所定電位を与え、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例10に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成する強誘電体キャパシタの分極反転を繰り返し発生させる疲労試験に係るストレス試験を行なう方法である。実施例10に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例8のそれらと同じである。
図13は、実施例10に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はスタンドバイ時の状態(ハイレベル)のままであり、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1は、プレート線PLにストレス電位を印加する区間Tstpと第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLにストレス電位を印加する区間Tstbはローレベルにされ、ストレス電圧を切り替える区間Tswはハイレベルにされる。第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はハイレベルにされ、プレート線PLと第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLは、一定周期でハイレベルとローレベルの電位が交互に印加される。
図13における区間Tstpと区間Tstbは強誘電体キャパシタC0〜C7にストレス電圧を印加する区間であり、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1はローレベルにされる。区間Tswはストレス電圧を反転させる区間であり、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1はハイレベルにさせる。区間Tstpではプレート線PLはストレス電圧Vstに、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLはGNDレベルにされる。区間Tstbではプレート線PLはGNDレベルに、第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLはストレス電位にされる。
つまり、区間Tstpでは強誘電体キャパシタC0〜C7には、プレート線PLからセルノードSN0〜SN7の方向の電界が印加され、区間Tstbでは強誘電体キャパシタC0〜C7には、セルノードSN0〜SN7からプレート線PLの方向へ電界が印加される。区間Tswでは第1リセット線RST0および第2リセット線RST1がハイレベルにされ、プレート線PLと第1ローカルビット線/LBLおよび第2ローカルビット線LBLとが短絡され、しかもセルトランジスタQ0〜Q7がオンであるので、セルノードSN0〜SN7とプレート線PLが短絡される。
区間Tstpから区間Tswに移行した場合は、プレート線PLの電位は、プレート駆動回路PLDで放電されるだけでなく、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1、第1ローカルビット線/LBLおよび第2ローカルビット線LBL、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1並びに第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLをそれぞれ介してビット線駆動回路SAからも放電される。
また、区間Tstbから区間Tswに移行した場合は、セルノードSN0〜SN7の電位は、セルトランジスタQ0〜Q7、第1ローカルビット線/LBLおよび第2ローカルビット線LBL並びに第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLをそれぞれ介してビット線駆動回路SAで放電されるだけでなく、第1ローカルビット線/LBLおよび第2ローカルビット線LBLから第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1をそれぞれ介してプレート駆動回路PLDから放電される。
したがって、電圧の切り替え時は、高速な放電が可能になり、高速電圧切り替えの疲労試験を強誘電体キャパシタC0〜C7に与えることが可能となる。この実施例10に係る強誘電体メモリの試験方法において、強誘電体キャパシタC0〜C7に印加される電圧の詳細な波形は、図5に示した波形と同じである。
以上のようなストレス試験状態に設定し、ビット線およびプレート線の各々に所定電位を与え、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべての強誘電体キャパシタC0〜C7に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例11に係る強誘電体メモリの試験方法は、メモリセルを構成するセルトランジスタQ0〜Q7に所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例11に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例8のそれらと同じである。
図14は、実施例11に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3にはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加され、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1はハイレベルにされる。第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はハイレベルにされ、プレート線PLと第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLとはGNDレベルにされる。
この結果、すべてのセルトランジスタQ0〜Q7にストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、すべてのセルトランジスタQ0〜Q7のゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべてのセルトランジスタQ0〜Q7に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例12に係る強誘電体メモリの試験方法は、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1に所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例12に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時とアクティブ時の動作は、実施例8のそれらと同じである。
図15は、実施例12に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はローレベルにされ、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1にはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加される。第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はハイレベルにされ、プレート線PLと第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLとはGNDレベルにされる。
この結果、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1にストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1のゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例13に係る強誘電体メモリの試験方法は、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1に所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例13に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例8のそれらと同じである。
図16は、実施例13に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3はローレベルにされ、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1にはハイレベルが印加される。第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はストレス電位にされ、プレート線PLと第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLとはGNDレベルにされる。
この結果、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1にストレス電位が印加される。このストレス試験では、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1のゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明の実施例14に係る強誘電体メモリの試験方法は、セルトランジスタQ0〜Q7と、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1、並びに第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1に同時に所定電圧を印加するストレス試験を行なう方法である。実施例14に係る強誘電体メモリの試験方法で使用される強誘電体メモリの回路構成と、スタンドバイ時およびアクティブ時の動作は、実施例8のそれらと同じである。
図17は、実施例14に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示している。ワード線WL0〜WL3にはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加され、第1リセット線RST0および第2リセット線RST1にはスタンドバイ時より一定電圧だけ高い電圧が印加される。また、第1ブロック選択線BS0および第2ブロック選択線BS1はハイレベルにされ、プレート線PLと第1ビット線/BLおよび第2ビット線BLとはGNDレベルにされる。
この結果、すべてのセルトランジスタQ0〜Q7、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1、並びに第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1にストレス電圧Vstが印加される。このストレス試験では、各セルトランジスタのゲートからソースおよびドレインのチャネル領域にストレス電圧が印加される。
以上のようなストレス試験状態に設定し、例えば高温でのバーンイン試験を行うことによって、すべてのセルトランジスタQ0〜Q7、第1リセットトランジスタQR0および第2リセットトランジスタQR1、並びに第1ブロック選択トランジスタQS0および第2ブロック選択トランジスタQS1に対し、同時にストレス試験を実施することが可能となる。
本発明は、例えばバーンイン試験においてストレス試験を行う必要のある強誘電体メモリの試験方法に適用可能である。
本発明の実施例1に係る強誘電体メモリの試験方法の対象となる強誘電体メモリの回路構成を部分的に示す図である。 本発明の実施例1に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例2に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例3に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例3に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時に強誘電体キャパシタに印加される電圧の詳細な波形を示す図である。 本発明の実施例4に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例5に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例6に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例7に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例8に係る強誘電体メモリの試験方法の対象となる強誘電体メモリの回路構成を部分的に示す図である。 本発明の実施例8に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例9に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例10に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例11に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例12に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例13に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。 本発明の実施例14に係る強誘電体メモリの試験方法におけるストレス試験時の動作波形を示す図である。
符号の説明
RD ロウデコーダ
WL0〜WL3 ワード線
RST リセット線
RST0 第1リセット線
RST2 第2リセット線
BS ブロック選択線
BS1 第1ブロック選択線
BS2 第2ブロック選択線
PLD プレート線ドライバ
PL プレート線
SA ビット線駆動回路
BL ビット線、第2ビット線
/BL 第1ビット線
LBL ローカルビット線、第2ローカルビット線
/LBL 第1ローカルビット線
CB セルブロック
CB0 第1セルブロック
CB1 第2セルブロック
Q0〜Q3 セルトランジスタ、第1セルトランジスタ
Q4〜Q7 第2セルトランジスタ
C0〜C3 強誘電体キャパシタ、第1強誘電体キャパシタ
C4〜C7 第2強誘電体キャパシタ
QR リセットトランジスタ
QR0 第1リセットトランジスタ
QR1 第2リセットトランジスタ
QS ブロック選択トランジスタ
QS0 第1ブロック選択トランジスタ
QS1 第2ブロック選択トランジスタ
SN0〜SN7 セルノード

Claims (5)

  1. ビット線とローカルビット線との間に配置された、ブロック選択線の電位によってオン/オフするブロック選択トランジスタと、
    前記ローカルビット線とプレート線との間に配置され、各々がワード線の電位によりオン/オフするセルトランジスタと強誘電体キャパシタとが直列に接続されて成る複数のメモリセルと、
    前記ローカルビット線と前記プレート線との間に配置され、リセット線の電位によりオン/オフするリセットトランジスタと
    から成るセルブロックを備え、
    前記セルトランジスタをオンにする電位より高い電位を前記ワード線に与え、前記リセットトランジスタをオンにする電位を前記リセット線に与え、前記ブロック選択トランジスタをオンにする電位を前記ブロック選択線に与え、前記ビット線および前記プレート線の電位をグランドレベルにすることにより前記セルトランジスタにストレス電圧を与える
    ことを特徴とする強誘電体メモリの試験方法。
  2. ビット線とローカルビット線との間に配置された、ブロック選択線の電位によってオン/オフするブロック選択トランジスタと、
    前記ローカルビット線とプレート線との間に配置され、各々がワード線の電位によりオン/オフするセルトランジスタと強誘電体キャパシタとが直列に接続されて成る複数のメモリセルと、
    前記ローカルビット線と前記プレート線との間に配置され、リセット線の電位によりオン/オフするリセットトランジスタと
    から成るセルブロックとを備え、
    前記セルトランジスタをオンにする電位より高い電位を前記ワード線に与え、前記リセットトランジスタをオンにする電位を前記リセット線に与え、前記ブロック選択トランジスタをオンにする電位を前記ブロック選択線に与え、前記ビット線および前記プレート線の電位をグランドレベルにすることにより前記セルトランジスタにストレス電圧を与える
    ことが可能な強誘電体メモリ。
  3. 前記ビット線にハイレベルとローレベルの電位を交互に与え、前記プレート線に前記ビット線と逆のレベルの電位を交互に与えることにより前記強誘電体キャパシタにストレス電圧を与えることを特徴とする請求項2記載の強誘電体メモリ。
  4. 前記ビット線と前記プレート線に与える電位を変化させる所定区間において、前記リセットトランジスタをオンにする電位を前記リセット線に与えることを特徴とする請求項3記載の強誘電体メモリ。
  5. 前記セルトランジスタをオフにする電位を前記ワード線に与え、前記リセットトランジスタをオンにする電位より高い電位を前記リセット線に与え、前記ブロック選択トランジスタをオンにする電位を前記ブロック選択線に与え、前記ビット線および前記プレート線の電位をグランドレベルにすることにより前記リセットトランジスタにストレス電圧を与えることを特徴とする請求項記載の強誘電体メモリ。
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