JP4982066B2 - 吊り治具及び被吊り下げ体の傾き調整方法 - Google Patents

吊り治具及び被吊り下げ体の傾き調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、吊り治具及び被吊り下げ体の傾き調整方法に関し、特に、重心が中心からずれた位置に位置する鉄筋籠等の被吊り下げ体を吊り下げるのに好適な吊り治具及び被吊り下げ体の傾き調整方法に関する。
従来、建物等の建設現場において、地盤に設けた掘削溝内に鉄筋籠を設置する場合、クレーンのフックにワイヤを介して鉄筋籠を吊り下げ、クレーンの操作によって鉄筋籠を掘削溝の上方に搬送し、クレーンの操作によって鉄筋籠を降下させて掘削溝内に設置することが行われている。
このような鉄筋籠の設置作業において、鉄筋籠の重心が中心部に位置している場合には特に問題はないが、重心が中心部からずれた位置に位置している場合には、クレーンのフックにワイヤを介して鉄筋籠を吊り下げた場合に、鉄筋籠が傾いた状態で吊り下げられ、この状態で鉄筋籠を掘削溝内に挿入すると、鉄筋籠が掘削溝の内面に接触する問題が生じる。このため、鉄筋籠の重心が中心部からずれている場合には、鉄筋籠に掛けるワイヤの 位置を調整したり、重心の位置を調整する機能を備えた吊り治具を用いる等の対策を採る必要がある。
この種の吊り治具の一例が特許文献1に記載されている。この吊り治具(バランス式吊治具)は、吊りビームの両端部における中央よりやや外側に寄った位置に、シーブを回転自在に設け、シーブにアームを介してカウンターウエイトを取り付け、アームの根元からシーブを介してワイヤを垂下させ、このワイヤに吊荷を吊り下げるように構成したものである。
このような構成の吊り治具にあっては、吊荷を吊り下げたときに、カウンターウエイトがアームを介して上方に持ち上げられることにより、吊荷を片側によった状態で吊り上げても、カウンターウエイトの働きによって吊荷の水平状態を保つことができるというものである。
特開平6−92585号公報
しかし、上記のような構成の吊り治具にあっては、吊荷の重量に応じたカウンターウエイトを用いなければならないため、重量の重い吊荷の場合には吊り治具全体が大型化してしまう。さらに、構造が複雑であるため、メンテナンスに手間がかかる。さらに、カウンターウエイトの分だけ重量が嵩むため、その分だけ強度を高めなければならず、必要以上に全体が大型化してしまい、製作費が高くついてしまう。さらに、吊荷の重心が中心からずれている場合に、重心のずれによる一方向への傾きは抑えることはできるものの、その方向と直交する方向への傾きを抑えることができない。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、必要以上に全体を大型化することなく、製作費を安く抑えることができるとともに、構造が容易でメンテナンスが容易であり、さらに、重心が中心からずれた位置に位置する被吊り下げ体であっても、水平状態で吊り下げることができる吊り治具及び被吊り下げ体の傾き調整方法を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明は、上下方向に3段に設けられた第1支持体と第2支持体と第3支持体からなり、最上位に位置する前記第1支持体が吊り下げられ、最下位に位置する前記第3支持体に被吊り下げ体が吊り下げられる多段支持体と、前記第1支持体の下面に設けられる第1支持部と、前記第2支持体の上面に設けられる第2支持部とを有し、前記第2支持体に対して前記第1支持体を第1の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第1連結機構と前記第2支持体の下面に設けられる第3支持部と、前記第3支持体の上面に設けられる第4支持部とを有し、前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第1の回動軸と直交する第2の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第2連結機構と前記第2支持体に対して前記第1支持体を前記第1の回動軸を中心として相対的に回動させる第1油圧ジャッキと前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第2の回動軸を中心として相対的に回動させる第2油圧ジャッキとを備えていることを特徴とする。
本発明吊り治具によれば、多段支持体の最上位の第1支持体を吊り下げ、最下位の第3支持体に被吊り下げ体を吊り下げたときに、被吊り下げ体の重心が吊り点を通る鉛直線上からずれていると、被吊り下げ体が傾いた状態となり、アンバランスな状態となる。
ここで、第1油圧ジャッキ又は第2油圧ジャッキの少なくとも何れか一方を作動させて、第2支持体に対する第1支持体の第1の回動軸を中心とする相対的な回動角度、又は第3支持体に対する第2支持体の第2の回動軸を中心とする相対的な回動角度の少なくとも何れか一方を調整して、第2支持体に対する第1支持体の相対的な傾斜角度、又は第3支持体に対する第2支持体の相対的な傾斜角度の少なくとも何れか一方を調整することにより、被吊り下げ体の重心を吊り点を通る鉛直線上に位置させることができ、被吊り下げ体をバランスのとれた状態で水平に吊り下げることができる。
また、本発明は、上下方向に3段に設けられた第1支持体と第2支持体と第3支持体からなり、最上位に位置する前記第1支持体が吊り下げられ、最下位に位置する前記第3支持体に被吊り下げ体が吊り下げられる多段支持体と、前記第1支持体の下面に設けられる第1支持部と、前記第2支持体の上面に設けられる第2支持部とを有し、前記第2支持体に対して前記第1支持体を第1の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第1連結機構と前記第2支持体の下面に設けられる第3支持部と、前記第3支持体の上面に設けられる第4支持部とを有し、前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第1の回動軸と直交する第2の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第2連結機構と前記第2支持体に対して前記第1支持体を前記第1の回動軸を中心として相対的に回動させる第1油圧ジャッキと前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第2の回動軸を中心として相対的に回動させる第2油圧ジャッキとを備えた吊り治具を用い、前記多段支持体の前記第3支持体に被吊り下げ体を吊り下げ、該被吊り下げ体の重心の位置に応じて、前記第1油圧ジャッキ又は前記第2油圧ジャッキの少なくとも何れか一方を作動させて、前記第2支持体に対する前記第1支持体の前記第1の回動軸を中心とする相対的な回動角度、又は前記第3支持体に対する前記第2支持体の前記第2の回動軸を中心とする相対的な回動角度の少なくとも何れか一方を調整して、前記第2支持体に対する前記第1支持体の相対的な傾斜角度、又は前記第3支持体に対する前記第2支持体の相対的な傾斜角度の少なくとも何れか一方を調整することにより、前記被吊り下げ体の重心を吊り点を通る鉛直線上に位置させることを特徴とする。
本発明被吊り下げ体の傾き調整方法によれば、多段支持体の最上位の第1支持体を吊り下げ、最下位の第3支持体に被吊り下げ体を吊り下げたときに、被吊り下げ体の重心が吊り点を通る鉛直線上からずれていると、被吊り下げ体が傾いた状態となり、アンバランスな状態となる。
ここで、第1油圧ジャッキ又は第2油圧ジャッキの少なくとも何れか一方を作動させて、第2支持体に対する第1支持体の第1の回動軸を中心とする相対的な回動角度、又は第3支持体に対する第2支持体の第2の回動軸を中心とする相対的な回動角度の少なくとも何れか一方を調整して、第2支持体に対する第1支持体の相対的な傾斜角度、又は第3支持体に対する第2支持体の相対的な傾斜角度の少なくとも何れか一方を調整することにより、被吊り下げ体の重心を吊り点を通る鉛直線上に位置させることができ、被吊り下げ体をバランスのとれた状態で水平に吊り下げることができる。
以上、説明したように、本発明の吊り治具及び被吊り下げ体の傾き調整方法によれば、第1油圧ジャッキ又は第2油圧ジャッキの少なくとも何れか一方を作動させて、第2支持体に対する第1支持体の第1の回動軸を中心とする相対的な回動角度、又は第3支持体に対する第2支持体の第2の回動軸を中心とする相対的な回動角度の少なくとも何れか一方を調整して、第2支持体に対する第1支持体の相対的な傾斜角度、又は第3支持体に対する第2支持体の相対的な傾斜角度の少なくとも何れか一方を調整することにより、被吊り下げ体の重心を吊り点を通る鉛直線上に位置させることができ、被吊り下げ体をバランスのとれた状態で水平に吊り下げることができる。
従って、被吊り下げ体として重心の位置が中心からずれている鉄筋籠を用いた場合であっても、鉄筋籠を水平に保った状態で掘削溝内に設置することができる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6には、本発明による吊り治具の一実施の形態が示されていて、図1は全体を示す正面図、図2は図1の側面図、図3及び図4は第1支持体を傾斜させた状態を示す正面図、図5及び図6は第2支持体を傾斜させた状態を示す側面図である。
すなわち、この吊り治具1は、上下方向に多段に設けられた複数の支持体3、9、20からなり、最上位に位置する支持体3がワイヤ7を介してクレーンに吊り下げられ、最下位に位置する支持体20にワイヤ25を介して被吊り下げ体30が吊り下げられる多段支持体2と、隣接する下位の支持体8、20に対して上位の支持体3、8を一方向に相対的に傾斜可能に連結する連結機構11、19と、隣接する下位の支持体8、20に対して上位の支持体3、8を相対的に傾斜させる傾斜角度調整手段14、26とを備えている。
多段支持体2は、最上位に設けられる支持体である第1ビーム3と、第1ビーム3の下方に所定の間隔をおいて互いに平行をなすように設けられる支持体である第2ビーム8と、第2ビーム8の下方に所定の間隔をおいて互いに平行をなすように設けられる支持体である第3ビーム20とを備えている。
第1ビーム3は、H型鋼等の複数の鋼材を組み合わせてなる矩形状のビーム本体4と、ビーム本体4の上面側の四隅に上方に突出した状態で一体に設けられるワイヤ取付け部5と、ビーム本体4の下面側の中央部に下方に突出した状態で一体に設けられる支持部6とから構成されている。
各ワイヤ取付け部5は、板状をなすものであって、板面がビーム本体4の中心部方向を向くように、ビーム本体4の上面側の四隅に溶接により一体に設けられている。各ワイヤ取付け部5の中心部には、取付け用孔5aが貫通した状態で設けられ、この取付け用孔5a内にシャックル等の連結金具(図示せず)を介してワイヤ7が取り付けられる。
支持部6は、板状をなすものであって、板面がビーム本体4の長手方向に沿うように、ビーム本体4の下面側の長手方向の中央部に溶接により一体に設けられている。この場合、支持部6は、ビーム本体4の幅方向の両端部にそれぞれ設けられ、各支持部6の中心部にはピン挿通用の孔(図示せず)が貫通した状態で設けられている。
第1ビーム3のビーム本体4の下面側の支持部6と、後述する第2ビーム8のビーム本体9の上面側の支持部10と、後述する連結ピン12とによって第1連結機構11が構成され、この第1連結機構11によって第1ビーム3と第2ビーム8とが相対的に回動自在に連結される。
第2ビーム8は、H型鋼等の複数の鋼材を組み合わせてなる矩形状のビーム本体9と、ビーム本体9の上面側の長手方向の中央部に上方に突出した状態で一体に設けられる支持部10と、ビーム本体9の下面側の長手方向の中央部に下方に突出した状態でそれぞれ一体に設けられる支持部13とから構成されている。
第2ビーム8のビーム本体9は、長さが第1ビーム3のビーム本体4よりも長く、幅が第1ビーム3のビーム本体4と略同一に形成され、長手方向の両端部が第1ビーム3のビーム本体4の長手方向の両端から同一長さ突出するように、第1ビーム3のビーム本体4の下方に設けられている。
第2ビーム8のビーム本体9の上面側の支持部10は、第1ビーム3のビーム本体4の下面側の支持部6と同様に板状をなすものであって、板面がビーム本体9の長手方向に沿うように、ビーム本体9の上面側の長手方向の中央部の2箇所(幅方向の両端部)にそれぞれ溶接により一体に設けられ、各支持部10の中心部にはピン挿通用の孔(図示せず)が貫通した状態で設けられている。
第1ビーム3と第2ビーム8とは、第1ビーム3のビーム本体4の下方に第2ビーム8のビーム本体9を位置し、第1ビーム3のビーム本体4の下面側の各支持部6と第2ビーム8のビーム本体9の上面側の各支持部10とを重合させ、両支持部6、10のピン挿通用の孔(図示せず)間に連結ピン12を挿着させることにより、相対的に回動自在に連結される。
この場合、第1ビーム3のビーム本体4の下面側の各支持部6と、第2ビーム8のビーム本体9の上面側の各支持部10と、両支持部6、10のピン挿通用の孔間に挿着される連結ピン12とによって第1連結機構11が構成され、この第1連結機構11を介して第1ビーム3と第2ビーム8とが連結ピン12の軸線を中心として鉛直方向の第1の方向(図3及び図4のX方向)に相対的に回動自在に連結される。
第1ビーム3のビーム本体4と第2ビーム8のビーム本体9との間には第1傾斜角度調整手段14が設けられている。第1傾斜角度調整手段14は、第1ビーム3のビーム本体4の長手方向の一端部とそれに対応する第2ビーム8のビーム本体9の部分との間に設けられるアクチュエータ15と、アクチュエータ15を駆動させる駆動源(図示せず)とから構成されている。
アクチュエータ15は、例えば、油圧ジャッキ15であって、シリンダ16が第2ビーム8のビーム本体9側に回動自在に連結され、ロッド17の先端部が連結金具18を介して第1ビーム3のビーム本体4側に回動自在に連結されている。駆動源の作動により油圧ジャッキ15を作動させてロッド17を伸縮させることにより、第1ビーム3と第2ビーム8とが第1連結機構11の連結ピン12の軸線を中心として鉛直方向の第1の方向(図3及び図4のX方向)に相対的に回動し、第2ビーム8に対する第1ビーム3の相対的な傾斜角度(図3及び図4のX方向への傾斜角度)を調整することができる。
なお、アクチュエータ15は、油圧ジャッキ15に限らず、第2ビーム8に対する第1ビーム3の相対的な傾斜角度を調整可能な機能を有するものであればよい。
第2ビーム8のビーム本体9の下面側の支持部13は、上面側の支持部10と同様に板状をなすものであって、板面がビーム本体9の幅方向に沿うように、ビーム本体9の下面側の長手方向の中央部の2箇所にそれぞれ溶接により一体に設けられ、各支持部13の中心部にはピン挿通用の孔(図示せず)が貫通した状態で設けられている。
第2ビーム8のビーム本体9の下面側の支持部13と、後述する第3ビーム20のビーム本体21の上面側の支持部22と、後述する連結ピン12とによって第2連結機構19が構成され、この第2連結機構19によって第2ビーム8と第3ビーム20とが相対的に回動自在に連結される。
第3ビーム20は、H型鋼等の複数の鋼材を組み合わせてなる矩形状のビーム本体21と、ビーム本体21の上面側の長手方向の中央部に上方に突出した状態で一体に設けられる支持部22と、ビーム本体21の下面側に一体に設けられる、H型鋼等の複数の鋼材を組み合わせてなる吊り下げアーム23とから構成されている。
第3ビーム20のビーム本体21は、第2ビーム8のビーム本体9と略同一長さ、幅に形成され、第2ビーム8のビーム本体9の下方に所定の間隔をおいて重合するように設けられている。
第3ビーム20のビーム本体21の上面側の支持部22は、第2ビーム8のビーム本体9の下面側の支持部13と同様に板状をなすものであって、板面がビーム本体21の幅方向に沿うように、ビーム本体21の上面側の長手方向の中央部の2箇所にそれぞれ溶接により一体に設けられ、各支持部22の中心部にはピン挿通用の孔(図示せず)が貫通した状態で設けられている。
第2ビーム8と第3ビーム20とは、第2ビーム8のビーム本体9の下方に第3ビーム20のビーム本体21を位置し、第2ビーム8のビーム本体9の下面側の各支持部13と第3ビーム20のビーム本体21の上面側の各支持部22とを重合させ、両支持部13、22のピン挿通用の孔間に連結ピン12を挿着させることにより、相対的に回動自在に連結される。
この場合、第2ビーム8のビーム本体9の下面側の各支持部13と、第3ビーム20のビーム本体21の上面側の各支持部22と、両支持部13、20間に挿着される連結ピン12とによって第2連結機構19が構成され、この第2連結機構19により第2ビーム8と第3ビーム20とが連結ピン12の軸線(第1連結機構11の連結ピン12の軸線と直交する軸線)を中心として、鉛直方向の第2方向(前述した第1の方向と直交する方向、図2中Y方向)に相対的に回動自在に連結され、第3ビーム20に対する第2ビーム8の相対的な傾斜角度(図5及び図6のY方向への傾斜角度)が調整される。
第3ビーム20のビーム本体21の下面側に連結される吊り下げアーム23は、ビーム本体21の下面側の幅方向の両端部に長手方向に沿ってそれぞれ一体に設けられ、各吊り下げアーム23の長手方向の両端部は第3ビーム20のビーム本体21の長手方向の両端から外方に所定の長さ突出している。
各吊り下げアーム23の下端部には、各吊り下げアーム23の全長に亘って所定の間隔ごとに吊り下げ用の孔24が設けられ、各吊り下げ用の孔24内にそれぞれシャックル等の連結金具(図示せず)を介してワイヤ25が着脱自在に構成されている。
第2ビーム8のビーム本体9と第3ビーム20のビーム本体21との間には、第2傾斜角度調整手段26が設けられている。第2傾斜角度調整手段26は、第2ビーム8のビーム本体9と第3ビーム30のビーム本体21の長手方向の一端部及び他端部間にそれぞれ設けられるアクチュエータ15と、両アクチュエータ15、15を駆動させる駆動源(図示せず)とから構成されている。
アクチュエータ15は、例えば、油圧ジャッキ15であって、シリンダ16が第3ビーム20のビーム本体21側に回動自在に連結され、ロッド17の先端部が連結金具18を介して第2ビーム8のビーム本体9側に回動自在に連結されている。駆動源の作動により油圧ジャッキ15を作動させてロッド17を伸縮させることにより、第2ビーム8と第3ビーム20とが第2連結機構19の連結ピン12の軸線を中心として、鉛直方向の第2の方向(図5及び図6のY方向)に相対的に回動し、第3ビーム20に対する第2ビーム8の相対的な傾斜角度(図5及び図6のY方向への傾斜角度)が調整される。
なお、アクチュエータ15は、油圧ジャッキ15に限らず、第3ビーム20に対する第2ビーム8の相対的な傾斜角度を調整可能な機能を有するものであればよい。
次に、上記のように構成した本発明による吊り治具1の作用について説明する。
まず、図1及び図2に示すように、吊り治具1の第1ビーム3の各ワイヤ取付け部5にそれぞれシャックル等の連結金具を介してワイヤ7を取り付け、各ワイヤ7をクレーンのフック(図示せず)に掛着させ、第3ビーム20の吊り下げアーム23に複数本のワイヤ25をシャックル等の連結金具を介して取り付け、ワイヤ25に鉄筋籠等の被吊り下げ体30を取り付ける。
そして、クレーンを操作して吊り治具1を介して被吊り下げ体30を吊り上げ、この状態で被吊り下げ体30を地盤の掘削溝(図示せず)の上方に搬送し、その位置においてクレーンを操作して被吊り下げ体30を下降させて掘削溝内に設置する。
この場合、被吊り下げ体30の重心の位置が中心からずれた位置にある場合には、図7〜図8に示すように、被吊り下げ体30が傾いた状態となるので、被吊り下げ体30の傾きの方向に応じて第1傾斜角度調整手段14又は第2傾斜角度調整手段26を作動させ、被吊り下げ体30の重心の位置がクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置するように調整する。
具体的には、図4及び図7に示すように、重心の位置が被吊り下げ体30の中心よりも図中右方向にずれている場合には、第1傾斜角度調整手段14を作動させて、油圧ジャッキ15のロッド17を伸ばし、第2ビーム8に対して第1ビーム3を図中矢印方向に相対的に回動させ、第2ビーム8に対する第1ビーム3の図中矢印方向への相対的な傾斜角度を調整し、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させる。このようにして、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させることにより、被吊り下げ体30の面内方向の傾きを調整することができ、被吊り下げ体30を水平に保った状態で吊り下げることができる。
従って、被吊り下げ体30として重心の位置が中心からずれている鉄筋籠30を用いても、鉄筋籠30を地盤の掘削溝内に設置する際に、鉄筋籠30が掘削溝の内面に接触するようなことはなく、鉄筋籠30を掘削溝内の所定の位置に設置することができる。
また、図3及び図8に示すように、重心の位置が被吊り下げ体30の中心よりも図中左方向にずれている場合には、第1傾斜角度調整手段14を作動させて、油圧ジャッキ15のロッド17を縮ませることにより、第2ビーム8に対して第1ビーム3を図中矢印方向に相対的に回動させ、第2ビーム8に対する第1ビーム3の図中矢印方向への相対的な傾斜角度を調整し、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させる。このようにして、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させることにより、被吊り下げ体30の面内方向の傾きを調整することができ、被吊り下げ体30を水平に保った状態で吊り下げることができる。
従って、被吊り下げ体30として重心の位置が中心からずれている鉄筋籠30を用いても、鉄筋籠30を地盤の掘削溝内に設置する際に、鉄筋籠30が掘削溝の内面に接触するようなことはなく、鉄筋籠30を掘削溝内の所定の位置に設置することができる。
さらに、図6及び図9に示すように、重心の位置が被吊り下げ体30の図中左方向(厚み方向の後ろ方向)にずれている場合には、第2傾斜角度調整手段26を作動させて、油圧ジャッキ15のロッド17を伸ばし、第3ビーム20に対して第2ビーム8を図中矢印方向に相対的に回動させ、第3ビーム20に対する第2ビーム8の図中矢印方向への相対的な傾斜角度を調整し、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させる。このようにして、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させることにより、被吊り下げ体30の面外方向の傾きを調整することができ、被吊り下げ体30を水平に保った状態で吊り下げることができる。
従って、被吊り下げ体30として重心の位置が中心からずれている鉄筋籠30を用いても、鉄筋籠30を地盤の掘削溝内に設置する際に、鉄筋籠30が掘削溝の内面に接触するようなことはなく、鉄筋籠30を掘削溝内の所定の位置に設置することができる。
さらに、図5及び図10に示すように、重心の位置が被吊り下げ体30の図中右方向(厚み方向の前方向)にずれている場合には、第2傾斜角度調整手段26を作動させて、油圧ジャッキ15のロッド17を縮ませ、第3ビーム20に対して第2ビーム8を図中矢印方向に相対的に回動させ、第3ビーム20に対する第2ビーム8の図中矢印方向への相対的な傾斜角度を調整し、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させる。このようにして、被吊り下げ体30の重心をクレーンのフックの吊り点35を通る鉛直線上に位置させることにより、被吊り下げ体30の面外方向の傾きを調整することができ、被吊り下げ体30を水平に保った状態で吊り下げることができる。
従って、被吊り下げ体30として重心の位置が中心からずれている鉄筋籠30を用いても、鉄筋籠30を地盤の掘削溝内に設置する際に、鉄筋籠30が掘削溝の内面に接触するようなことはなく、鉄筋籠30を掘削溝内の所定の位置に設置することができる。
上記のように構成した本実施の形態による吊り治具1にあっては、第1ビーム3、第2ビーム8、及び第3ビーム20からなる多段支持体2と、第1ビーム3と第2ビーム8とを相対的に回動自在に連結する第1連結機構11と、第2ビーム8と第3ビーム20とを相対的に回動自在に連結する第2連結機構19と、第1ビーム3の第2ビーム8に対する相対的な傾斜角度を調整する第1傾斜角度調整手段14と、第2ビーム8の第3ビーム20に対する相対的な傾斜角度を調整する第2傾斜角度調整手段26とからなる簡単な構造のものであるので、メンテナンスが容易であるとともに、製作が容易で製作費を安く抑えることができる。
また、被吊り下げ体30の重心の位置を調整するために重り等を負荷する必要がないので、必要以上のものを載せることによって必要以上に強度を高める必要がなく、小型化を図ることができる。
さらに、第1傾斜角度調整手段14と第2傾斜角度調整手段26との協働により、重心が中心部からずれた位置に位置している複雑な形状の被吊り下げ体30であって、面内方向及び面外方向の傾きを調整して、水平を保った状態に吊り下げることができるので、各種の被吊り下げ体30の吊り下げに適用することができ、汎用性を高めることができる。
なお、上記の実施の形態においては、上段と中段の傾斜方向と、中段と下段の傾斜方向とを直交させて、被吊り下げ体30の面内方向及び面外方向の両方向の傾きを修正できるように構成したが、何れか一方の傾きのみを修正すればよい場合には2段に構成してもよいし、4段以上に構成して傾きの修正量を大きくしてもよい。
また、上記の説明においては、クレーンのフックにワイヤ7を介して吊り治具1を吊り下げた例を示したが、クレーン以外の揚重手段に吊り治具1を吊り下げてもよいし、ワイヤ7の代わりにチェーン等の吊り下げ部材を使用してもよい。
本発明による吊り治具の一実施の形態の全体を示した正面図である。 図1の側面図である。 図1の吊り治具の第1ビームを傾斜させた状態を示した正面図である。 図1の吊り治具の第1ビームを傾斜させた状態を示した正面図である。 図1の吊り治具の第2ビームを傾斜させた状態を示した側面図である。 図1の吊り治具の第2ビームを傾斜させた状態を示した側面図である。 本発明による吊り治具の動作を示した概略図であって、第1ビームを傾斜させた状態を示した概略図である。 本発明による吊り治具の動作を示した概略図であって、第1ビームを傾斜させた状態を示した概略正面図である。 本発明による吊り治具の動作を示した概略図であって、第2ビームを傾斜させた状態を示した概略正面図である。 本発明による吊り治具の動作を示した概略図であって、第2ビームを傾斜させた状態を示した概略側面図である。
符号の説明
1 吊り治具 2 多段支持体
3 第1ビーム 4、9、21 ビーム本体
5 ワイヤ取付け部 5a 取付け用孔
6、10、13、22 支持部 7、25 ワイヤ
8 第2ビーム 11 第1連結機構
12 連結ピン 14 第1傾斜角度調整手段
15 アクチュエータ(油圧ジャッキ) 16 シリンダ
17 ロッド 18 連結金具
19 第2連結機構 20 第3ビーム
23 吊り下げアーム 24 吊り下げ用の孔
26 第2傾斜角度調整手段 30 被吊り下げ体
35 吊り点

Claims (2)

  1. 上下方向に3段に設けられた第1支持体と第2支持体と第3支持体からなり、最上位に位置する前記第1支持体が吊り下げられ、最下位に位置する前記第3支持体に被吊り下げ体が吊り下げられる多段支持体と、
    前記第1支持体の下面に設けられる第1支持部と、前記第2支持体の上面に設けられる第2支持部とを有し、前記第2支持体に対して前記第1支持体を第1の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第1連結機構と
    前記第2支持体の下面に設けられる第3支持部と、前記第3支持体の上面に設けられる第4支持部とを有し、前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第1の回動軸と直交する第2の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第2連結機構と
    前記第2支持体に対して前記第1支持体を前記第1の回動軸を中心として相対的に回動させる第1油圧ジャッキと
    前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第2の回動軸を中心として相対的に回動させる第2油圧ジャッキとを備えていることを特徴とする吊り治具。
  2. 上下方向に3段に設けられた第1支持体と第2支持体と第3支持体からなり、最上位に位置する前記第1支持体が吊り下げられ、最下位に位置する前記第3支持体に被吊り下げ体が吊り下げられる多段支持体と、
    前記第1支持体の下面に設けられる第1支持部と、前記第2支持体の上面に設けられる第2支持部とを有し、前記第2支持体に対して前記第1支持体を第1の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第1連結機構と
    前記第2支持体の下面に設けられる第3支持部と、前記第3支持体の上面に設けられる第4支持部とを有し、前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第1の回動軸と直交する第2の回動軸を中心として相対的に回動自在に連結する第2連結機構と
    前記第2支持体に対して前記第1支持体を前記第1の回動軸を中心として相対的に回動させる第1油圧ジャッキと
    前記第3支持体に対して前記第2支持体を前記第2の回動軸を中心として相対的に回動させる第2油圧ジャッキとを備えた吊り治具を用い、
    前記多段支持体の前記第3支持体に被吊り下げ体を吊り下げ、該被吊り下げ体の重心の位置に応じて、前記第1油圧ジャッキ又は前記第2油圧ジャッキの少なくとも何れか一方を作動させて、前記第2支持体に対する前記第1支持体の前記第1の回動軸を中心とする相対的な回動角度、又は前記第3支持体に対する前記第2支持体の前記第2の回動軸を中心とする相対的な回動角度の少なくとも何れか一方を調整して、前記第2支持体に対する前記第1支持体の相対的な傾斜角度、又は前記第3支持体に対する前記第2支持体の相対的な傾斜角度の少なくとも何れか一方を調整することにより、前記被吊り下げ体の重心を吊り点を通る鉛直線上に位置させることを特徴とする被吊り下げ体の傾き調整方法。
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