JP4981274B2 - 交通規制用灯器の制御システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、道路の交差点などに設置されている交通規制用灯器の制御システム及び方法に関し、さらに詳しくは、LEDを発光して交通規制を行なう交通規制用灯器の制御システム及び方法に関する。
(技術用語)
本明細書中において、「通常時」とは、商用電源が停電していない時、つまり、商用電源が交通規制用灯器のLEDに対して電力を供給している時を示し、「非常時」とは、商用電源が停電している時、つまり、非常用電源がLEDに対して電力を供給している時を示す。
道路の交差点には、青、黄、赤の点灯表示を行なって道路の交通を規制する交通規制用灯器が設置されている。近年、交通規制用灯器の光源としてLEDが用いられている。LEDは寿命が5〜6年と長く、消費電力も白熱灯の約1/5程度であり、省エネルギー効果が高いといったことから急速に普及している(例えば、特許文献1参照)。
ところで、主要な交差点における交通規制用灯器の近辺には、非常用電源及び制御装置が設置されている(例えば、特許文献2参照)。非常用電源は、停電事故が起こったときに交通規制用灯器に電力を供給する。制御装置は、商用電源または非常用電源からの電力供給を受けて交通規制用灯器の点灯表示を制御する。停電事故が起こると、商用電源が復旧するまでの間、非常用電源により交通規制用灯器を稼動させ続けることが必要になるが、交通規制用灯器の光源としてLEDを用いることにより消費電力を抑え、交通規制用灯器を長時間稼動させることが可能となる。
特開2004−86458号 特開2000−215385号
しかしながら、最近では消費電力を更に抑えることが要求されている。光源としてLEDを用いた場合、上述したようにある程度の省エネルギー化を図ることはできるが、人に点灯表示を的確に視認させるだけの発光量を得るにあたって連続的な電力供給が行われており、これが電力を大きく消費させてしまう要因の1つとなっていた。
また、停電事故が起こると商用電源の復旧作業に手間がかかるので、復旧作業が終了するまでの間(例えば、少なくとも約7時間程度の間)交通規制用灯器を稼動させ続ける非常用電源が必要となる。特に、阪神大震災のように都市部において大地震が起き、商用電源の復旧に目処が立たないような状態のときには、商用電源から非常用電源に迅速に切り替え、且つ、非常用電源による電力供給をできるだけ長く持続させることが要求される。単に電力供給を長期間にわたって持続させることだけを考慮するならば、大型の非常用電源を使用すれば良いということになるが、大型の非常用電源を使用するとなると設置場所の確保が困難になり、特に、都市部の交差点付近に設置する場合には交通の妨げになってしまう。したがって、コンパクトで長時間稼動する交通規制用灯器の制御システムが必要とされている。
本発明は、交通規制用灯器としての機能を十分に発揮しながらも消費電力を大幅に抑えることができるようにした交通規制用灯器の制御システム及び方法を提供することを目的とする。加えて、非常用電源のコンパクト化と長時間の稼動を可能にした交通規制用灯器の制御システム及び方法を提供することも本発明の別の目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、青信号、黄信号及び赤信号の各LEDの点灯を制御して交通規制を行なう交通規制用灯器の制御システムにおいて、非常時に前記LEDに電力を供給する非常用電源と、商用電源から前記LEDへの給電が途切れたことを契機に前記非常用電源に切り替える電源切り替え手段と、通常時にのみ管制センターからの遠隔操作により前記LEDを制御する通常時用制御手段と、非常時にのみ予め記憶された各信号機を点灯させるタイミングと各信号機の点灯表示する時間帯とを定めた基準矩形波に基づいて前記非常用電源の電力を供給して前記LEDの点灯を制御する非常時用制御手段と、前記商用電源から前記LEDへの給電が途切れたことを契機に前記通常時用制御手段による制御から前記非常時用制御手段による制御に切り替える制御切り替え手段とを備え、かつ前記非常時用制御手段は前記LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波に変調するための昼用矩形波の周波数と第1のデューティー比並びに夜用矩形波の周波数と前記第1のデューテー比よりも比率の小さい第2のデューテー比とを記憶した記憶手段と、前記LEDに電力を供給するオン状態と、前記LEDへの給電を停止するオフ状態とを前記矩形波に基づいて切り替える電力供給状態切り替え手段とを設け、前記電力供給状態切り替え手段は、昼には第1のデューティー比を有する前記昼用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替え、夜には前記第1のデューティー比よりも比率の小さい第2のデューティー比を有する前記夜用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替えるようにしている。
また、請求項2記載の発明は、青信号、黄信号及び赤信号の各LEDの点灯を制御して交通規制を行なう交通規制用灯器の制御方法において、商用電源から前記LEDへの給電が途切れたことを契機に前記商用電源から非常用電源に切り替えるステップと、前記非常用電源への切り替えに伴って、管制センターからの遠隔操作により前記LEDを制御する通常時用制御から、前記非常用電源の電力を供給して予め記憶された各信号機を点灯させるタイミングと各信号機の点灯表示する時間帯とを定めた基準矩形波に基づいて前記LEDの点灯を制御する非常時用制御へと切り替えるステップと、前記LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波に変調するための昼用矩形波の周波数と第1のデューティー比並びに夜用矩形波の周波数と前記第1のデューテー比よりも比率の小さい第2のデューテー比とを記憶手段から読み込むステップと、前記非常用電源から前記LEDに電力を供給するオン状態と、前記LEDへの給電を停止するオフ状態とを前記矩形波に基づいて電力供給状態切り替え手段で切り替えるステップとを設け、かつ前記電力供給状態切り替えステップは、昼には第1のデューティー比を有する前記昼用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替え、夜には前記第1のデューティー比よりも比率の小さい第2のデューティー比を有する前記夜用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替えるようにしている。
したがって、LEDによる断続的な発光は残像現象により視覚的には連続的な発光として視認され、連続発光の場合と同様に交通規制用灯器から交通規制に関する情報を的確に読み取ることができる。しかも、LEDに供給される電力が断続的になるため消費電力を大幅に抑えることができる。
以上のように、請求項1記載の交通規制用灯器の制御システム、請求項2記載の交通規制用灯器の制御方法によれば、断続的な発光を残像現象により視覚的には連続的な発光として視認可能にし、交通規制用灯器としての機能を損なわずにLEDでの消費電力を大幅に抑えることができるので、LEDを用いた交通規制用灯器の省エネルギー効果をさらに高めることができる。
また、オン状態の時間を昼間よりも夜間の方を短くすることで夜間のLEDの発光量を昼間のときよりも低減させることができるので、効率的な省エネルギー化を図ることができる。
また、消費電力が少なくて済むので長時間に及ぶ電力の確保に寄与することができる。これにより、仮に大震災などが起こり、非常用電源を用いなければならなくなったとき、停電状態が長引いたとしても復旧作業が終了するまでの間、例えば7時間程度の電力供給が可能となる。また、消費電力が少なくて済むので、非常用電源を用いる場合にはそれを小型化することができる。これにより、非常用電源の設置スペースも小さくて済むので、歩行者や乗り物の往来を妨げることなく、非常時の給電に備えることができる。また、非常用電源の小型化に伴ってそれを収容する収容箱も小型化することができるので、コストの削減を図ることができる。さらに、非常用電源や収容箱の取り付け、取り外し作業やメンテナンスなども容易に行なうことができる。
また、停電事故が起こった際にLEDに対して迅速に電力を供給することができるので、空白時間がなく、交通の安全を確保することができる。
さらに、通常時と非常時とで別々の制御手段によりLEDを制御するようにしたので、通常時のLEDの制御と非常時のLEDの制御とを1つの制御手段で処理する場合に比べて、各制御手段にかかる負荷を軽減することができ、これにより非常時の消費電力を抑えることができる。したがって、消費電力が少なくて済むので、制御手段を小型化することができる。また、非常用電源を用いる場合には、長時間に及ぶ電力の確保に寄与することができ、さらには、非常用電源の小型化にも寄与することができる。
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜6に本発明の交通規制用灯器の制御システム及び方法の第1の実施形態を示す。本発明を適用した交通規制用灯器の制御システム1(以下、「制御システム1」と称する)は、LED5a、6a、7aを発光させて交通規制を行なうものであり、LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波を記憶した記憶手段としてのメモリ23と、LEDに電力を供給するオン状態と、LEDへの給電を停止するオフ状態とを矩形波に基づいて切り替える電力供給状態切り替え手段としての出力制御回路22とを設けたものである。
図1に示すように、制御システム1は、交通規制用灯器3並びに制御装置4を支持する柱体2、この柱体2の上部に設置されている交通規制用灯器3、及び設置されている制御装置4とを備えている。
交通規制用灯器3は、青色のLED5a(図2参照)がマトリクス状に配置された青信号5と、黄色のLED6a(図2参照)がマトリクス状に配置された黄信号6と、赤色のLED7a(図2参照)がマトリクス状に配置された赤信号7と、青信号5、黄信号6、及び赤信号7が収容される筐体8とを備えている。筐体8は柱体2の上部に固定バンド9で強固に固定されている。青信号5、黄信号6、及び赤信号7は、交通信号制御装置13(図2参照)から入力される電気信号に従って点灯する。
図2に示すように、青信号5は、約200個の青色のLED5aを備えている。通常時、商用電源10がLED5aに電力を供給し、これによりLED5aが発光する。これと同様に、黄信号6及び赤信号7も約200個の黄色のLED6a及び赤色のLED7aを備えており、これらのLEDに対しても商用電源10が電力を供給している。
図3に示すように、交通信号制御装置13は、交通規制用灯器3の青信号5、黄信号6、及び赤信号7を遠隔操作するものである。交通信号制御装置13は、管制センター(図示省略)に設置されており、制御基板29を介して交通規制用灯器3の青信号5、黄信号6、及び赤信号7の点灯表示、すなわちLED5a、6a、7aに対する商用電源10の電力供給を制御する。
リレー回路11と交通信号装置13との間には制御基板29が設けられている。この制御基板29は、通常時にLED5a、6a、7aを制御する通常時用制御手段として機能するものであり、交通信号制御装置13との間で通信を行なう。そして、交通信号制御装置13からの命令に従って青、黄、赤信号5〜7の点灯を制御する。
制御装置4(図1参照)は、LED5a、6a、7aに対して非常用電源14の電力を予め定められた供給パターンに従って供給するものであり、リレー回路11、12、非常用電源14、制御基板15、及び筐体16(図1参照)から構成されている。筐体16は、リレー回路11、12、非常用電源14及び制御基板15、29が収容された状態で柱体2の途中部に固定バンド17で強固に固定されている。
非常用電源14としては、例えば、燃料電池や充電式電池などを用いれば良い。燃料電池を用いる場合、例えば、酸素が封入されたボンベと、水素が封入されたボンベと、電解液が溜められたタンクとを筐体16の中に設置しておく。また、化学反応によって生じた水を外部に排出する排出管をタンクに設け、これの排出口を筐体16を介して屋外に突出させておく。そして、通常時から非常時に移行したことを契機に、例えばソレノイドなどの駆動手段によって各ボンベのバルブを開き、酸素と水素を電解液に注入し、化学反応を起こさせることで電力を発生させる。また、ニッカドカドミウム電池などの充電式電池を用いる場合、これを筐体16に収容しておく。そして、通常時は商用電源10により充電しておき、通常時から非常時に移行したことを契機に放電させる。このように非常用電源14の形態は適宜に決定すれば良い。
リレー回路11、12は、商用電源10からLED5a、6a、7aへの給電が途切れたことを契機に商用電源10から非常用電源14に切り替える電源切り替え手段と、商用電源10からLED5a、6a、7aへの給電が途切れたことを契機に制御基板29による制御から制御基板15による制御に切り替える制御切り替え手段として機能するものである。リレー回路11は、所謂自己保持型のリレー回路であり、電磁コイル(図示省略)と、交通規制用灯器3を交通信号制御装置13または後述する出力制御回路22に選択的に接続するスイッチ(図示省略)とを備えている。通常時は電磁コイルの励磁作用により交通規制用灯器3が交通信号制御装置13に電気的に接続されている。停電事故などにより商用電源10からの給電が途切れると、励磁状態が解除され、これにより交通規制用灯器3と交通信号制御装置13との接続状態が解除され、交通規制用灯器3が出力制御回路22に接続される。
他方、リレー回路12も所謂自己保持型のリレー回路であり、電磁コイル(図示省略)と、非常用電源14と制御基板15とを電気的に接続するスイッチ(図示省略)とを備えている。通常時、電磁コイルは商用電源10から受電しており、スイッチは電磁コイルの励磁作用によりオフ状態となっている。停電事故などにより商用電源10からの給電が途切れると、励磁状態が解除され、非常用電源14と制御基板15とが電気的に接続される。これにより非常用電源14が制御基板15に電力を供給することとなる。制御基板15の各部は非常用電源14からの電力を受けて作動する。
以上のように、電事故が起こると、リレー回路11、12によって商用電源10がLEDに対して電力を供給する系統から非常用電源14がLEDに対して電力を供給する系統へと移行する。また、電事故が起こると、リレー回路11、12によって制御基板29がLED5a、6a、7aを制御する系統から制御基板15がLED5a、6a、7aを制御する系統へと切り替えられる。
制御基板15は、非常時にLED5a、6a、7aを制御する非常時用制御手段として機能するものであり、定周期制御回路18、パルス変調回路19、RTC(リアルタイムクロック)20、インバータ21、及び出力制御回路22を備えている。定周期制御回路18は、青信号5、黄信号6、及び赤信号7のそれぞれを予め定められた時間帯(図4のT(s))点灯表示させるための矩形波を一定の周期で発生させるための回路である。定周期制御回路18のメモリ(図示省略)には、各信号機を点灯させるタイミングと各信号機の点灯表示を実行する時間帯とを示すプログラムが記憶されている。このプログラムとは、例えば、青信号5、黄信号6、及び赤信号7を順次に20秒間、5秒間、24秒間点灯表示させ、この処理を繰り返すといったものであり、定周期制御回路18は、上記のプログラムに対応した電気信号をパルス変調回路19に入力する。この電気信号はパルス変調回路19において上記の予め定められた時間帯を示すパルス幅を有する矩形波(以下、「基準矩形波」と称する)として認識される(図4(a)参照)。なお、上記のプログラムは、交通規制用灯器3の近辺に設置されている交通規制用灯器の各信号機の点灯表示との兼ね合いを考慮して作成されている。
パルス変調回路19は、定周期制御回路18から入力された基準矩形波を昼用矩形波プログラム24または夜用矩形波プログラム25に基づいて変調するものである。パルス変調回路19のメモリ23には、定周期制御回路18から入力された基準矩形波を昼用の矩形波(図4(b)参照)に変調するための昼用矩形波プログラム24と、夜用の矩形波(図4(c)参照)に変調するための夜用矩形波プログラム25とが記憶されている。また、パルス変調回路19には例えばRTC20が接続されており、パルス変調回路19はRTC20から入力される現在の時刻を示す信号に基づいて昼用矩形波プログラム24または夜用矩形波プログラム25を選択する。
昼用矩形波プログラム24の内容は、定周期制御回路18から入力された基準矩形波を2kHzの周波数でデューティー比が1:3の矩形波(以下、「昼用矩形波」と称する)に変調するといったものであり、夜用矩形波プログラム25の内容は、基準矩形波を2kHzの周波数でデューティー比が1:5の矩形波(以下、「夜用矩形波」と称する)に変調するといったものである。
パルス変調回路19は、定周期制御回路18から電気信号が入力されたことを契機に、RTC20から現在の時刻を取得する。そして、その時刻が昼を示す時刻であった場合、メモリ23から昼用矩形波プログラム24を読み出し、このプログラムに従って基準矩形波を昼用矩形波に変調した後、その昼用矩形波を示す電気信号を出力制御回路22に入力する。他方、RTC20から取得した時刻が夜を示す時刻であった場合、メモリ23から夜用矩形波プログラム25を読み出し、このプログラムに従って基準矩形波を夜用矩形波に変調した後、その夜用矩形波を示す電気信号を出力制御回路22に入力する。なお、本実施形態では、上記の「昼を示す時刻」とは、AM7時以降PM7時迄の時間帯に属する時刻を示し、上記の「夜を示す時刻」とは、PM7時以降AM7時迄の時間帯に属する時刻を示す。
非常用電源14は、定周期制御回路18及びインバータ21に接続されており、制御基板15の各部に電力を供給するとともに、制御基板15及びリレー回路11を介してLED5a、6a、7aに電力を供給する。
非常用電源14の電力は、その電圧がインバータ21で12Vから100Vに昇圧され、ダイオード26を介して出力制御回路22に供給される。
出力制御回路22は、非常用電源14からLED5a、6a、7aのいずれかに対して電力を供給するオン状態と、その給電を停止するオフ状態とをパルス変調回路19から入力された電気信号に基づいて切り替えるものである。出力制御回路22にはスイッチ22a、22b、22cが設けられている。スイッチ22aは、LED5aと非常用電源14とを電気的に接続するものであり、スイッチ22bは、LED6aと非常用電源14とを電気的に接続するものであり、スイッチ22cは、LED7aと非常用電源14とを電気的に接続するものである。これらのスイッチは、通常、オフ状態となっており、出力制御回路22の命令信号に従ってオン、オフを切り替える。この切り替え動作は、例えば、自己保持型のリレーによって実現される。スイッチ22aをオンすると、非常用電源14の電力がLED5aに供給可能となる。他方、スイッチ22aをオフすると、非常用電源14の電力がLED5aに供給不能となる。スイッチ22b、22cについても同様にして、スイッチのオン、オフの切り替え動作によってLED6a、7aへの給電状態が制御される。
昼用矩形波がパルス変調回路19から出力制御回路22に入力された場合、出力制御回路22は、昼用矩形波の周波数とデューティー比とに基づいてスイッチ22aを開閉させる。つまり、「昼用矩形波の周波数に基づいてスイッチ22aを開閉させる」とは、昼用矩形波の周波数が2kHzであることから、スイッチ22aを1秒間に2000回開閉させることを示し、「昼用矩形波のデューティー比に基づいてスイッチ22aを開閉させる」とは、(スイッチ22aのオン状態の時間):(スイッチ22aのオフ状態の時間)=1:3となるようにスイッチ22aを開閉させることを示す。LED6a、7aを発光させることを示す昼用矩形波がパルス変調回路19から出力制御回路22に入力された場合も上記と同様にして、スイッチ22b、22cを制御する。
夜用矩形波がパルス変調回路19から出力制御回路22に入力された場合、出力制御回路22は、夜用矩形波の周波数とデューティー比とに基づいてスイッチ22aを開閉させる。つまり、つまり、「夜用矩形波の周波数に基づいてスイッチ22aを開閉させる」とは、夜用矩形波の周波数が2kHzであることから、スイッチ22aを1秒間に2000回開閉させることを示し、「夜用矩形波のデューティー比に基づいてスイッチ22aを開閉させる」とは、(スイッチ22aのオン状態の時間):(スイッチ22aのオフ状態の時間)=1:5となるようにスイッチ22aを開閉させることを示す。LED6a、7aを発光させることを示す夜用矩形波がパルス変調回路19から出力制御回路22に入力された場合も上記と同様にして、スイッチ22b、22cを制御する。
このように出力制御回路22は、昼には、第1のデューティー比を有する矩形波、つまり、昼用矩形波に基づいてスイッチ22a、22b、22cのオン、オフ動作を実行し、夜には、第2のデューティー比を有する矩形波、つまり、夜用矩形波に基づいてスイッチ22a、22b、22cのオン、オフ動作を実行する電力供給状態切り替え手段として機能する。
出力制御回路22は、夜用矩形波が入力された場合、LED5aに供給する電力を昼のときの約2/3となるように非常用電源14の電力の出力レベルを制御する(図4(c)参照)。LED6a、7aを発光させることを示す夜用矩形波がパルス変調回路19から出力制御回路22に入力された場合も上記と同様にして非常用電源14から供給される電力を制御する。
このように出力制御回路22は、LED5a、6a、7aへの給電量を昼のときよりも夜になったときに小さくする給電量調節手段として機能する。なお、本実施形態では、夜用矩形波が入力された場合、LED5a、6a、7aに供給する電力を昼のときの約2/3としたが、夜用矩形波が入力された場合にLED5a、6a、7aに供給する電力は、昼のときよりも小さく、且つ、交通規制用灯器としての機能を十分に発揮できる程度の発光量を得ることができれば良く、適宜に設定すれば良い。
上記のようにしてスイッチ22a、22b、22cの開閉動作を制御することによりLED5a、6a、7aには断続的に電力が供給される。LED5a、6a、7aに対して断続的に電力が供給されると、LED5a、6a、7aは、2kHzの周波数に基づいて高速で点滅することとなる。しかし、その断続的な発光は残像現象により連続的な発光として視認される。
以下、図5及び図6のフローチャートに従って制御システム1の処理の流れについて説明する。通常時、商用電源10がLED5a、6a、7aに電力を供給する(S1)。停電事故が起こったことをリレー回路11、12が識別すると(S2)、商用電源10から非常用電源14に切り替わり(S3)、停電事故が起こっていない場合、商用電源10による電力供給が続行される(S1)。定周期制御回路18が基準矩形波を発生させ、それをパルス変調回路19に入力する(S4)。パルス変調回路19がRTC20から現在の時刻を取得する(S5)。その時刻が昼を示す時刻であるか、夜を示す時刻であるかを識別し、その時刻が昼を示す時刻であれば(S6)、メモリ23から昼用矩形波プログラム24を読み出し(S7)、夜を示す時刻であれば(S6)、メモリ23から夜用矩形波プログラム25を読み出す(S9)。基準矩形波を夜用矩形波プログラム25に基づいて夜用矩形波に変調し、それを出力制御回路22に入力する(S10)。基準矩形波を昼用矩形波プログラム24に基づいて昼用矩形波に変調し、それを出力制御回路22に入力する(S8)。出力制御回路22は、パルス変調回路19から入力されたパルスが青信号5を点灯表示させるものであるか否かを識別し、青信号5を点灯表示させるパルスであれば(S11)、次いで昼用矩形波であるか否かの識別が行われ(S12)、青信号5を点灯表示させるパルスでなければ(S11)、次いでパルス変調回路19から入力されたパルスが黄信号6を点灯表示させるものであるか否かの識別が行われる(S15)。
パルス変調回路19から入力されたパルスが昼用矩形波であれば(S12)、出力制御回路22は、青信号5のLED5aを昼用矩形波の周波数及びデューティ比に基づいて発光させ(S13)、パルス変調回路19から入力されたパルスが夜用矩形波であれば(S12)、出力制御回路22は、青信号5のLED5aを夜用矩形波の周波数及びデューティ比に基づいて発光させるとともに非常用電源14からLED5aに供給される電力を昼のときの約2/3となるように制御する(S14)。
出力制御回路22は、パルス変調回路19から入力されたパルスが黄信号6を点灯表示させるものであるか否かを識別し、黄信号7を点灯表示させるパルスであれば(S15)、次いでパルス変調回路19から入力されたパルスが昼用矩形波であるか否かの識別が行われ(S16)、赤信号7を点灯表示させるパルスであれば(S15)、次いでパルス変調回路19から入力されたパルスが昼用矩形波であるか否かの識別が行われる(S19)。
パルス変調回路19から入力されたパルスが昼用矩形波であれば(S16)、出力制御回路22は、黄信号6のLED6aを昼用矩形波の周波数及びデューティ比に基づいて発光させ(S17)、パルス変調回路19から入力されたパルスが夜用矩形波であれば(S16)、出力制御回路22は、黄信号6のLED6aを夜用矩形波の周波数及びデューティ比に基づいて発光させるとともに非常用電源14からLED6aに供給される電力を昼のときの約2/3となるように制御する(S18)。
パルス変調回路19から入力されたパルスが昼用矩形波であれば(S19)、出力制御回路22は、赤信号7のLED7aを昼用矩形波の周波数及びデューティ比に基づいて発光させ(S20)、パルス変調回路19から入力されたパルスが夜用矩形波であれば(S19)、出力制御回路22は、赤信号7のLED7aを夜用矩形波の周波数及びデューティ比に基づいて発光させるとともに非常用電源14からLED7aに供給される電力を昼のときの約2/3となるように制御する(S21)。
次に、本発明を交差点の交通規制用灯器に適用した第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、説明は省略する。
図7に示すように、主道路30には交通規制用灯器31(以下、「主道路用灯器31」と称する)が設置されており、主道路30と交差している従道路32には交通規制用灯器33(以下、「従道路用灯器33」と称する)が設置されている。主道路用灯器31には、青信号31a(以下、「G1」と称する)、黄信号31b(以下、「Y1」と称する)、及び赤信号31c(以下、「R1」と称する)が設けられており、従道路用灯器33には、青信号33a(以下、「G2」と称する)、黄信号33b(以下、「Y2」と称する)、及び赤信号33c(以下、「R2」と称する)が設けられている。なお、青信号31a、33a、黄信号31b、33b、及び赤信号31c、33cは、第1の実施形態の青信号5、黄信号6、及び赤信号7に対応しており、LED5a、6a、7aによって構成されている。
図9に示すように、CPU34は、G1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2の点灯制御を行なう。CPU34は、ハードディスクなどの大容量記憶手段に格納されたプログラムを実行することによって制御部35、交差点パターンテーブル選択部37、昼夜検出部38、発振回路部39、点灯回路部40、及びGG検出部41として機能する。
制御部35は、交差点パターンテーブル選択部37、昼夜検出部38、発振回路部39、及びGG検出部41から入力された信号に応答して点灯回路部40を制御する。図10に示すように、制御部35のメモリ35aには、交差点パターンテーブル36(図8参照)と点滅パターンテーブル(図示省略)が記憶されている。交差点パターンテーブル36には、G1、Y1、及びR1と、G2、Y2、及びR2との組み合わせ(以下、これを「交差点パターン」と称する)が書き込まれており、例えば、図10に示すように、G1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2のいずれを何秒間オンにするかを示すビットパターンが「100000」のように書き込まれている。この場合はG1がオンで他は全てオフとなる。他方、点滅パターンテーブルには、後述するGG検出部41によりG1及びG2の点灯が同時に検出された際に点滅させるY1及びR2に関するデータ(以下、「点滅パターン」と称する)が書き込まれており、例えば、Y1及びR2を点滅させるにあたって、Y1及びR2を点灯させる時間を示すビットパターンが書き込まれている。つまり、Y1及びR2を点滅させる場合、点灯と消灯が繰り返されるが、この点灯の周期と点灯時間が点滅パターンテーブルによって予め定められている。
このように1周期分の交差点パターンが書き込まれた交差点パターンテーブル36をメモリ35aに予め記憶させておき、カウンター(図示省略)によって交差点パターンのアドレスを1つずつインクリメントしていくことにより点灯を制御する。また、1周期分の点灯の終了を示すアドレスには終了ビットが立てられている。制御部35は終了ビットを認識して、カウンターをリセットする。これを契機に1周期の開始を示すアドレスに戻る。このようにして1周期がサイクルする。
メモリ35aには、交差点パターンテーブル36とは異なる複数種類の交差点パターンテーブル(図示省略)が設けられている。つまり、G1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2の1周期分の点灯時間がテーブルごとに異なっている。
交差点パターンテーブル選択部37は、メモリ35aに記憶されている交差点パターンテーブルのいずれかを選択するものである。例えば、交差点パターンテーブル選択部37は、CPU34に対して電気的に接続されているディップスイッチ(図示省略)の入力操作に基づいて、その入力操作に対応した命令信号を制御部35に入力する。制御部35は、交差点パターンテーブル選択部37から入力された命令信号に対応している交差点パターンテーブルを選択する。制御部35は、交差点パターンテーブル選択部37によって選択された交差点パターンテーブルから交差点パターンを読み出す。このように複数の交差点パターンテーブルを準備しておくことで、広い交差点や狭い交差点に適した点灯表示を行なうことができる。
昼夜検出部38は、屋外の明るさを検出するものであり、例えば、屋外に設置されている光学式センサから入力される信号に基づいて昼夜を識別し、その識別結果を制御部35に入力する。
発振回路部39は、制御部35からの命令に従って矩形波を発生させるものである。例えば、交差点パターンテーブルに書き込まれている交差点パターンに基づいて1周期分の点灯に対応した矩形波を発生させる。また、昼夜検出部38での識別結果に基づいて昼用矩形波または夜用矩形波を発生させる。つまり、昼には昼用矩形波、夜には夜用矩形波を発生させる。このように発振回路部39は、LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波を記憶した記憶手段として機能する。
制御部35は、昼用矩形波または夜用矩形波と、交差点パターンに対応した矩形波とをAND回路部42に入力する。AND回路部42は昼用矩形波または夜用矩形波と、交差点パターンに対応した矩形波とを合成し、その合成した矩形波(以下、これを合成矩形波と称し、特に、昼用矩形波によって合成されたものを「昼用合成矩形波」、夜用矩形波によって合成されたものを「夜用合成矩形波」と称する)を点灯回路部40に入力する。昼用合成矩形波は、その周波数が2kHzで、且つ、デューティー比が1:3となり、夜用合成矩形波は、その周波数が2kHzで、且つ、デューティー比が1:5となる。
点灯回路部40は、第1の実施形態における出力制御回路22に相当するものであり、灯器電源部43から信号機のLEDに対して電力を供給するオン状態と、その給電を停止するオフ状態とをAND回路部42から入力された合成矩形波に基づいて切り替える。また、夜用合成矩形波が入力された場合、LEDに供給する電力を昼のときの約2/3となるように灯器電源部43の電力の出力レベルを制御する。このように点灯回路部40は、LEDに電力を供給するオン状態と、LEDへの給電を停止するオフ状態とを矩形波に基づいて切り替える電力供給状態切り替え手段としての機能を有している。また、夜になったとき、LEDへの給電量を昼のときよりも小さくする給電量調節手段としての機能を有している。
GG検出部41は、点灯回路部40の動作を常時監視しており、点灯回路部40においてG1及びG2を点灯させる処理が同時に行われたか否かを識別する。GG検出部41は、点灯回路部40においてG1及びG2を点灯させる処理が同時に行われた場合、メモリ35aの交差点パターンをメモリ35aに格納されている点滅パターンに切り替えることを示すパターン切り替え信号を制御部35に入力するとともにG電源供給部44によるG1及びG2への給電を停止する。制御部35は、GG検出部41から入力されたパターン切り替え信号に応答して交差点パターンを点滅パターンに切り替える。
灯器電源部43は、第1の実施形態で説明した非常用電源14を備えており、点灯回路部40の命令に従ってG1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2に対して給電を行なう。G電源供給部44は、GG検出部41の命令に従ってG1及びG2への給電を停止する。これによりG1及びG2は消灯される。
以下、本実施形態における処理の流れを図11のフローチャートを参照しながら説明する。
交差点パターンテーブル選択部37によって選択された交差点パターンテーブルに基づいてG1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2を点灯させる時間を決定する(S101)。昼夜検出部の検出結果に基づいてデューティー比を決定する(S102)。交差点パターンテーブル選択部37によって選択された交差点パターンテーブルに基づいてG1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2のサイクルを開始するように設定し、且つ、R1及びR2を点灯させる時間を設定し、且つ、昼夜検出部の検出結果に基づいて決定されたデューティー比に基づいてLEDへの給電をオンにする時間を設定する(S103)。LEDへの給電をオンにする場合(S104)、LEDへの給電をデューティー比に基づいて予め定められた時間だけオンにし(S105)、LEDへの給電をオフにする場合(S104)、LEDへの給電をオフにする(S108)。
LEDへの給電をオンにする時間が終了した場合(S106)、デューティー比に基づいてLEDへの給電をオフにする時間を設定し(S107)、LEDへの給電をオンにする時間が終了していない場合はLEDへの給電をオンにする処理を続ける(S106)。
LEDへの給電をオフにする時間が終了した場合(S109)、デューティー比に基づいてLEDへの給電をオンにする時間を設定し(S110)、LEDへの給電をオフにする時間が終了していない場合はLEDへの給電をオフにする処理を続ける(S109)。
GG検出部41での検出結果を制御部35に入力する(S111)。G1及びG2を点灯させる処理が同時に実行された場合(S112)、G1及びG2への給電を停止するとともに、点滅パターンに基づいて点滅表示を行ない(S113)、G1及びG2を点灯させる処理が同時に実行されなかった場合(S112)、サイクルが終了したか否かの識別を行なう(S114)。サイクルが終了した場合は上記の処理をS1から開始し、サイクルが終了していない場合にはS4に戻る(S114)。
次に、図11に示すON制御での処理の流れを図12及び13のフローチャートを参照しながら説明する。
R1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S201)、R1及びR2のLEDに対して給電を行ない、R1及びR2を点灯させ(S202)、それ以外の場合(S201)、R1及びG2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びG2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行なう(S206)。
R1及びR2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S203)。R1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S204)、R1及びG2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びG2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行ない(S206)、R1及びR2を点灯させる時間が残されていない場合(S204)、交差点パターンに基づいてR1及びG2を点灯させる時間を設定する(S205)。
R1及びG2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びG2を点灯させる時間が残されている場合(S206)、R1及びG2のLEDに対して給電を行ない、R1及びG2を点灯させ(S207)、それ以外の場合(S206)、R1及びY2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びY2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行なう(S211)。
R1及びG2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S208)。R1及びG2を点灯させる時間が残されている場合(S209)、R1及びY2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びY2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行ない(S211)、R1及びG2を点灯させる時間が残されていない場合(S209)、交差点パターンに基づいてR1及びY2を点灯させる時間を設定する(S210)。
R1及びY2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びY2を点灯させる時間が残されている場合(S211)、R1及びY2のLEDに対して給電を行ない、R1及びY2を点灯させ(S212)、それ以外の場合(S211)、R1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びR2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行なう(S216)。
R1及びY2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S213)。R1及びY2を点灯させる時間が残されている場合(S214)、R1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びR2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行ない(S216)、R1及びY2を点灯させる時間が残されていない場合(S214)、交差点パターンに基づいてR1及びR2を点灯させる時間を設定する(S215)。
R1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S216)、R1及びR2のLEDに対して給電を行ない、R1及びR2を点灯させ(S217)、それ以外の場合(S216)、G1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、G1及びR2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行なう(S221)。
R1及びR2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S218)。R1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S219)、G1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、G1及びR2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行ない(S221)、R1及びR2を点灯させる時間が残されていない場合(S219)、交差点パターンに基づいてG1及びR2を点灯させる時間を設定する(S220)。
G1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、G1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S221)、G1及びR2のLEDに対して給電を行ない、G1及びR2を点灯させ(S222)、それ以外の場合(S221)、Y1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、Y1及びR2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行なう(S226)。
G1及びR2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S223)。G1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S224)、Y1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、Y1及びR2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行い(S226)、交差点パターンに基づいてY1及びR2を点灯させる時間を設定する(S225)。
Y1及びR2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、Y1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S226)、Y1及びR2のLEDに対して給電を行ない、Y1及びR2を点灯させ(S227)、それ以外の場合、処理を終了する。
Y1及びR2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S228)。Y1及びR2を点灯させる時間が残されている場合(S229)、処理を終了し、Y1及びR2を点灯させる時間が残されていない場合(S229)、サイクルを終了させることを示す設定を行なう(S30)。
次に、図11に示す点滅制御での処理の流れを図14のフローチャートを参照しながら説明する。
メモリ35aに記憶されている点滅パターンテーブルに基づいてY1を点灯させる時間を設定する(S301)。デューティー比に基づいてY1のLEDへの給電をオンにする時間を設定する(S302)。LEDへの給電をオンにする場合(S303)、Y1を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、Y1を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行い、LEDへの給電をオフにする場合(S303)、LEDへの給電をオフにする(S316)。
Y1を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、Y1を点灯させる時間が残されている場合(S304)、Y1のLEDに対して給電を行なってY1を点灯させ(S305)、それ以外の場合、R2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行なう(S309)。
Y1を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S306)。Y1を点灯させる時間が残されている場合(S307)、R2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R2を点灯させる時間が残されているか否かの識別を行い(S309)、Y1を点滅させる時間が残されていない場合(S307)、メモリ35aに記憶されている点滅パターンテーブルに基づいてR2を点灯させる時間を設定する(S308)。
R2を点灯させる時間が設定されている状態で、且つ、R2を点灯させる時間が残されている場合(S309)、R2のLEDに対して給電を行ない、R2を点灯させ(S310)、それ以外の場合(S309)、LEDへの給電をオンにする時間が終了したか否かの識別を行なう(S314)。
R2を点灯させる時間から1ずつ減算していく(S311)。R2を点灯させる時間が残されている場合(S312)、LEDへの給電をオンにする時間が終了したか否かの識別を行ない(S314)、R2を点灯させる時間が残されていない場合(S312)、メモリ35aに記憶されている点滅パターンテーブルに基づいてY1を点灯させる時間を設定する(S313)。
LEDへの給電をオンにする時間が終了した場合(S314)、デューティー比に基づいてLEDへの給電をオフにする時間を設定し(S315)、LEDへの給電をオンにする時間が終了していない場合はLEDへの給電をオンにする処理を続ける(S314)。
LEDへの給電をオフにする時間が終了した場合(S317)、デューティー比に基づいてLEDへの給電をオンにする時間を設定し(S318)、LEDへの給電をオフにする時間が終了していない場合はLEDへの給電をオフにする処理を続ける(S317)。サイクルを繰り返し実行する場合はS3に戻り、サイクルを終了することを示す設定を行なうと処理が終了する(S319)。
なお、本実施形態ではCPU34を用いた回路を例に挙げて説明したが、図11〜14と同様の処理を図15に示すハードウェア回路で実現することもできる。以下、図15を参照しながらハードウェア回路を用いた場合の第3の実施形態を説明するが、上記実施形態と同様の構成部材については同一の符号を付して説明を省略する。
パターンメモリ部50には点滅パターンテーブルと複数種類の交差点パターンテーブルとが記憶されており、これらの交差点パターンテーブルのうちのいずれか1つを交差点パターンテーブル選択部37により選択する。その選択された交差点パターンテーブルにおける交差点パターンのアドレスをカウンター回路部51によって1つずつインクリメントしていくことにより、G1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2の点灯を制御する。また、1周期の終了を示すアドレスには終了ビットが立てられている。同期リセット部52は終了ビットを認識して、カウンター回路部51を初期状態にリセットする。これを契機にカウンター回路部51は1周期の開始を示すアドレスに戻り、再びアドレスを1つずつインクリメントしていく。このようにして1周期がサイクルする。
GG検出部41は、点灯回路部40においてG1及びG2を点灯させる処理が同時に行われた場合、パターンメモリ部50の交差点パターンテーブルをパターンメモリ部50に格納されている点滅パターンテーブルに切り替える。発振回路部39は、交差点パターンテーブルに書き込まれている交差点パターンまたは点滅パターンテーブルに書き込まれている点滅パターンに基づいて矩形波を生成し、これをチョッピング制御部54に入力する。
パルス幅生成部53は、昼夜検出部38での検出結果に基づいて、2kHzの周波数で、且つ、1:3のデューティー比に対応したパルス幅と、2kHzの周波数で、1:5のデューティー比に対応したパルス幅とのいずれか1つを生成し、その生成したパルス幅に関する信号をチョッピング制御部54に入力する。
チョッピング制御部54は、交差点パターンテーブルの交差点パターンまたは点滅パターンテーブルの点滅パターンに基づいて生成された矩形波をパルス幅生成部53によって生成されたパルス幅に基づいて変調し、点灯回路部40に入力する。点灯回路部40はチョッピング制御部54から入力された矩形波に基づいてLEDに電力を供給するオン状態と、給電を停止するオフ状態とを切り替え、G1、Y1、R1、G2、Y2、及びR2の点灯を制御する。これによりLEDは断続的に発光するが、その断続的な発光は残像現象により連続的な発光として視認される。したがって、交通規制用灯器としての機能を十分に発揮しながらも省電力化を図ることができる。
以上のように、パルス幅生成部53は、LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波を記憶した記憶手段として機能する。また、点灯回路部40及びチョッピング制御部54は、昼には第1のデューティー比を有する矩形波に基づいてLEDに電力を供給するオン状態とLEDへの給電を停止するオフ状態とを切り替え、夜には第1のデューティー比よりも比率の小さい第2のデューティー比を有する矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替える電力供給状態切り替え手段として機能する。
以上のように、本発明の制御システム1によれば、2kHzの周波数に基づいてLEDに対して断続的な電力供給を行なうようにしたので、LEDでの断続的な発光が残像現象により視覚的には連続的な発光として視認可能となり、交通規制用灯器としての機能を損なわずにLEDでの消費電力を大幅に抑えることができる。
また、周波数のデューティー比を昼用(1:3)と夜用(1:5)とに分けることで夜間のLEDの発光量を昼間のときよりも低減させることができるので、効率的な省エネルギー化を図ることができる。具体的には、表1に示すように、電力をLEDに対して連続的に供給した場合、つまり基準矩形波によりLEDを発行させた場合と、矩形波のデューティー比を1:3にして給電した場合、つまり、昼用矩形波によりLEDを発行させた場合とを比較すると、デューティー比を1:3にして給電したときの消費電力は、電力をLEDに連続的に供給したときの消費電力の約1/3となり、また、非常用電源14の使用時間も約3倍となる。この計算例から、夜用矩形波による給電を行えば、消費電力は約1/5となり、非常用電源14の使用時間も約5倍になることが予測できる。
Figure 0004981274
また、夜にはLED5a、6a、7aへの給電量が昼の約2/3となるように制御されるので、夜における消費電力をより一層効率的に抑えることができる。
また、LEDでの消費電力を大幅に抑えることができるので、非常時には復旧作業が終了するまでの間のLEDに給電する電力を十分に確保することができる。また、非常用電源14も小型のものを用いることができるので、交通を妨げることなく、非常時の給電に備えることができる。
また、リレー回路11、12により商用電源10から非常用電源14に迅速に切り替えることができるので、仮に停電事故が起こったとしてもLEDに対して迅速に電力を供給することができ、これにより停電事故時の交通の安全を確保することができる。
さらに、通常時には制御基板3aを用いてLEDの点灯を制御し、非常時には制御基板15を用いてLEDの点灯を制御するようにしたので、従来のように通常時と非常時とを区別せずに1つの制御基板でLEDの点灯を制御する方式に比べて、各制御基板にかかる負荷を軽減することができる。これにより制御基板15での消費電力を大幅に抑えることができ、非常時における非常用電源14の電力確保に寄与することができる。また、非常用電源14の小型化にも寄与することができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば上記実施形態では昼用のデューティー比を1:3、夜用のデューティー比を1:5としたが、これに限ることなく、例えば、昼用のデューティー比を1:4、夜用のデューティー比を1:10としても良く、昼用のデューティー比よりも夜用のデューティー比が小さくなるように設定されていればその比は適宜に変更可能である。
上記実施形態では、昼用矩形波と夜用矩形波とを用いてLED5a、6a、7aの発光を制御するようにしたが、パルス変調回路19において複数の時間帯に関して互いに異なるデューティー比を有する矩形波を発生させるようにしても良い。例えば、パルス変調回路19において、AM5時以降AM7時迄の時間帯に対応した早朝用矩形波、AM8時以降AM11時迄の時間帯に対応した朝用矩形波、AM11時以降PM3時迄の時間帯に対応した昼用矩形波、PM3時以降PM7時迄の夕方用矩形波、PM7時以降PM11時迄の夜用矩形波、PM11時以降AM5時迄の深夜用矩形波を発生させる。その際、各時間帯に対応するようにデューティー比を設定する。例えば、早朝用矩形波のデューティー比を1:4、朝用矩形波のデューティー比を1:3、昼用矩形波のデューティー比を1:2、夕方用矩形波のデューティー比を1:3、夜用矩形波のデューティー比を1:5、深夜用矩形波のデューティー比を1:6とする。また、この場合、LEDへの電力の出力レベルが、昼の時間帯に対応している矩形波(例えば、早朝用矩形波、朝用矩形波、昼用矩形波、及び夕方用矩形波)と夜の時間帯に対応している矩形波(例えば、夜用矩形波及び深夜用矩形波)とで異なるように設定することが好ましい。つまり、夜間における電力の出力レベルが昼間のときよりも小さくなるように設定する。
上記実施形態では、RTC20を用いて昼夜を識別し、時間帯(昼と夜)に対応して矩形波のデューティー比を変えたが、これに限ることなく、光学式センサを用いて昼夜を識別し、この識別結果に応じてデューティー比を変えるようにしても良い。具体的には、屋外の明るさを光学式センサで検知し、その明るさを示す値が予め定められた閾値を超えたときにデューティー比を変更する。このようにデューティー比を変更する契機は適宜に変更可能である。
上記実施形態では、リレー回路11、12を用いて電力供給系を切り替えたが、これに限ることなく、ソレノイドで駆動するスイッチなどの別の手段を用いて電力供給系を切り替えるようにしても良い。
上記実施形態では、昼用矩形波及び夜用矩形波の周波数を2kHzとしたが、これに限ることなく、残像現象により断続的な発光が連続的な発光として視認することができるだけの周波数であれば良く、適宜に変更可能である。例えば、少なくとも100Hz程度の周波数でも連続的な発光として視認することができる。
上記実施形態では、リレー回路11、12によって商用電源10から非常用電源14に切り替えられた後、すぐに青信号5、黄信号6、及び赤信号7のいずれかを点灯表示させるようにしたが、リレー回路11、12によって商用電源10から非常用電源14に切り替えられたことを契機に、先ず、黄信号6を予め定められた時間(例えば、15秒程度)点滅させ、その後に青信号5、黄信号6、及び赤信号7による点灯表示を実行すると良い。これにより交通の安全をより一層確実に図ることができる。
上記実施形態では、青信号5、黄信号6、及び赤信号7からなる交通規制用灯器3を用いたが、本発明は、LEDを用いた灯器であればどのようなものであっても適用することができる。例えば、横断歩道付近に設置されている青信号と赤信号とからなる歩行者用信号機やLEDを用いて道路の渋滞情報などを表示する情報表示装置に対しても適用することができる。
上記実施形態では、非常時の省電力化に寄与する例を示したが、本発明は、通常時においても適用することができる。つまり、商用電源10による電力供給が行なわれている場合であっても本発明を適用することにより省電力化を図ることができる。
本発明の交通規制用灯器の制御システムの外観を示す正面図である。 青信号の要部を示す回路図である。 第1の実施形態における交通規制用灯器の制御システムの電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。 (a)は基準矩形波のオン状態とオフ状態とを示すタイミングチャートであり、(b)は昼用矩形波のオン状態とオフ状態とを示すタイミングチャートであり、(c)は夜用矩形波のオン状態とオフ状態とを示すタイミングチャートである。 制御システムの処理の流れを示すフローチャートである。 図5に示すフローチャートの続きである。 交差点に設置されている主道路用灯器及び従道路用灯器を示す概略平面図である。 交差点パターンテーブルを示す図である。 第2の実施形態における交通規制用灯器の制御システムの電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。 メモリに記憶されている交差点パターンテーブルを示す図である。 制御システムの処理の流れを示すフローチャートである。 LEDに対して給電を行なうときの処理の流れを示すフローチャートである。 図12に示すフローチャートの続きである。 点滅制御における処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態における交通規制用灯器の制御システムの電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 制御システム
3 交通規制用灯器
4 制御装置
5,31a,33a 青信号
5a,6a,7a LED
6,31b,33b 黄信号
7,31c,33c 赤信号
10 商用電源
11,12 リレー回路
14 非常用電源
15,29 制御基板
18 定周期制御回路
19 パルス変調回路
20 RTC
22 出力制御回路
22a〜22c スイッチ
23 メモリ
31 主道路用灯器
33 従道路用灯器
35 制御部
35a メモリ
38 昼夜検出部
39 発振回路部
40 点灯回路部
42 AND回路部
50 パターンメモリ部
53 パルス幅生成部
54 チョッピング制御部

Claims (2)

  1. 青信号、黄信号及び赤信号の各LEDの点灯を制御して交通規制を行なう交通規制用灯器の制御システムにおいて、非常時に前記LEDに電力を供給する非常用電源と、商用電源から前記LEDへの給電が途切れたことを契機に前記非常用電源に切り替える電源切り替え手段と、通常時にのみ管制センターからの遠隔操作により前記LEDを制御する通常時用制御手段と、非常時にのみ予め記憶された各信号機を点灯させるタイミングと各信号機の点灯表示する時間帯とを定めた基準矩形波に基づいて前記非常用電源の電力を供給して前記LEDの点灯を制御する非常時用制御手段と、前記商用電源から前記LEDへの給電が途切れたことを契機に前記通常時用制御手段による制御から前記非常時用制御手段による制御に切り替える制御切り替え手段とを備え、かつ前記非常時用制御手段は前記LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波に変調するための昼用矩形波の周波数と第1のデューティー比並びに夜用矩形波の周波数と前記第1のデューテー比よりも比率の小さい第2のデューテー比とを記憶した記憶手段と、前記LEDに電力を供給するオン状態と、前記LEDへの給電を停止するオフ状態とを前記矩形波に基づいて切り替える電力供給状態切り替え手段とを設け、前記電力供給状態切り替え手段は、昼には第1のデューティー比を有する前記昼用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替え、夜には前記第1のデューティー比よりも比率の小さい第2のデューティー比を有する前記夜用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替えることを特徴とする交通規制用灯器の制御システム。
  2. 青信号、黄信号及び赤信号の各LEDの点灯を制御して交通規制を行なう交通規制用灯器の制御方法において、商用電源から前記LEDへの給電が途切れたことを契機に前記商用電源から非常用電源に切り替えるステップと、前記非常用電源への切り替えに伴って、管制センターからの遠隔操作により前記LEDを制御する通常時用制御から、前記非常用電源の電力を供給して予め記憶された各信号機を点灯させるタイミングと各信号機の点灯表示する時間帯とを定めた基準矩形波に基づいて前記LEDの点灯を制御する非常時用制御へと切り替えるステップと、前記LEDを断続的に発光させた際に、この断続的な発光が残像現象により連続的な発光として視認される周波数の矩形波に変調するための昼用矩形波の周波数と第1のデューティー比並びに夜用矩形波の周波数と前記第1のデューテー比よりも比率の小さい第2のデューテー比とを記憶手段から読み込むステップと、前記非常用電源から前記LEDに電力を供給するオン状態と、前記LEDへの給電を停止するオフ状態とを前記矩形波に基づいて電力供給状態切り替え手段で切り替えるステップとを設け、かつ前記電力供給状態切り替えステップは、昼には第1のデューティー比を有する前記昼用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替え、夜には前記第1のデューティー比よりも比率の小さい第2のデューティー比を有する前記夜用矩形波に基づいて前記オン状態と前記オフ状態とを切り替えることを特徴とする交通規制用灯器の制御方法。
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