JP4980505B1 - リターナブルコンテナ - Google Patents

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Abstract

解体作業および収納作業が容易であり、かつ収納時のサイズが嵩張らないリターナブルコンテナを提供する。
本明細書が開示するリターナブルコンテナは、本体部材と挟持部材を備えている。本体部材は、主板と、内側補強板を備えている。主板は、底面部と、前側面部と、後側面部と、右側面部と、左側面部と、前側面部および後側面部のそれぞれから伸びる内側重ね合わせ部と、右側面部および左側面部のそれぞれから伸びる外側重ね合わせ部を備えている。内側補強板は、底面部と、右側面部と、左側面部を備えている。内側補強板の右側面部と左側面部は、リターナブルコンテナを組立てた際に、主板の内側重ね合わせ部とともに、主板の右側面部および左側面部を隙間無く覆う形状に形成されている。リターナブルコンテナでは、前縁部と、後縁部と、右縁部と、左縁部に、挟持部材が着脱可能に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リターナブルコンテナに関する。
荷物の搬送に繰返し再利用することが可能なリターナブルコンテナが開発されている。特許文献1、2に、従来技術のリターナブルコンテナが開示されている。
特開2009−274747号公報 特開2009−298433号公報
リターナブルコンテナを用いて荷物を搬送した後、使用済みのリターナブルコンテナを返送する際には、大型コンテナ等に複数のリターナブルコンテナを積載して返送する。大型コンテナ等への収納時のスペースが嵩むと、それだけリターナブルコンテナの返送に係る輸送費が高くなってしまう。また、リターナブルコンテナの解体作業および大型コンテナ等への収納作業が繁雑なものとなると、作業費も高くなってしまう。使い捨てのコンテナを使用する場合に比べて費用が高くなってしまうと、リターナブルコンテナを使用する利点が損なわれてしまう。解体作業および収納作業が容易であり、かつ収納時のサイズが嵩張らないリターナブルコンテナが待望されている。
本明細書では、上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書では、解体作業および収納作業が容易であり、かつ収納時のサイズが嵩張らないリターナブルコンテナを提供する。
本明細書が開示するリターナブルコンテナは、本体部材と挟持部材を備えている。本体部材は、主板と、内側補強板を備えている。主板は、底面部と、底面部から伸びる前側面部と、底面部から伸びる後側面部と、底面部から伸びる右側面部と、底面部から伸びる左側面部と、前側面部および後側面部のそれぞれから伸びる内側重ね合わせ部と、右側面部および左側面部のそれぞれから伸びる外側重ね合わせ部を備えている。内側補強板は、底面部と、底面部から伸びる右側面部と、底面部から伸びる左側面部を備えている。内側補強板の右側面部と左側面部は、リターナブルコンテナを組立てた際に、主板の内側重ね合わせ部とともに、主板の右側面部および左側面部を隙間無く覆う形状に形成されている。リターナブルコンテナでは、前縁部と、後縁部と、右縁部と、左縁部に、挟持部材が着脱可能に取り付けられている。
上記のリターナブルコンテナを組み立てる際には、まず本体部(主板および内側補強板)の前側面部、後側面部を内側に折り曲げ、内側重ね合わせ部をそれぞれ内側に折り曲げる。その後に、右側面部、左側面部を内側に折り曲げ、外側重ね合わせ部をそれぞれ内側に折り曲げる。これにより、本体部が箱形状となる。その後に、箱形状となった本体部の前縁部、後縁部、右縁部、左縁部に、挟持部材をそれぞれ取り付けることで、リターナブルコンテナの組立てが完成する。
上記のリターナブルコンテナを用いて荷物を搬送した後、リターナブルコンテナのみを返送する際には、リターナブルコンテナを解体して、大型コンテナ等に収容する。リターナブルコンテナを解体する際には、まず挟持部材を取り外す。その後、外側重ね合わせ部をそれぞれ外側に展開し、右側面部、左側面部を外側に展開する。その後、内側重ね合わせ部をそれぞれ外側に展開し、前側面部、後側面部を外側に展開する。これによって、リターナブルコンテナを解体して、本体部を平たく展開した状態にすることができる。
上記のリターナブルコンテナを解体する作業においては、本体部を折り畳む動作が不要であり、挟持部材を取り外す動作と、本体部を展開する動作のみで解体することができる。解体作業を極めて容易に行うことができる。
解体したリターナブルコンテナを大型コンテナ等に収容する際には、平たく展開した状態の複数の本体部を積み重ねていく。平たく展開した状態の本体部には折り畳み部が存在していないため、複数の本体部を積み重ねていった場合でも、折り畳み部に起因して高さが増大してしまうことがない。上記のリターナブルコンテナは、解体して収容する際に、積み重ねた状態での高さを低くすることができる。
また、上記のリターナブルコンテナでは、本体部を展開したときの形状が、縦の長さが(底面部の縦の長さ+箱形状とした本体部の高さ×2)であり、横の長さが(底面部の横の長さ+箱形状とした本体部の高さ×2)である長方形の範囲内に収まっている。上記のリターナブルコンテナは、解体して収容する際に、縦の長さおよび横の長さを小さくすることができる。
上記のリターナブルコンテナは、本体部材が外側補強板をさらに備えており、外側補強板が、前側面部と、後側面部を備えており、外側補強板の前側面部と後側面部が、リターナブルコンテナを組立てた際に、主板の外側重ね合わせ部とともに、主板の前側面部および後側面部を隙間無く覆う形状に形成されていることが好ましい。
上記のリターナブルコンテナは、組立てた状態において、底面、前側面、後側面、右側面および左側面の何れについても、主板、内側補強板、外側補強板の何れかを二枚重ね合わせた板厚が確保されている。上記のリターナブルコンテナは、組立てた状態で、重量物の搬送が可能な十分な強度が確保されている。
また、上記のリターナブルコンテナは、組立てた状態において、本体部の内側表面にも、外側表面にも、段差が形成されておらず、凹凸のない平坦な表面が形成される。従って、表面の凹凸が引っ掛かることで、内部に収容する荷物や、外部の人や物に対して損傷を与えてしまうことがない。
さらに上記のリターナブルコンテナでは、解体した複数のリターナブルコンテナを大型コンテナ等に収容する場合、一つの本体部の上に別の本体部を積み重ねる際に、一つの本体部の内側補強板と別の本体部の外側補強板は互いに干渉することがないので、積み重ねた状態での高さを低く抑えることができる。上記のリターナブルコンテナは、解体して収容する際に、積み重ねた状態での高さを低くすることができる。
上記のリターナブルコンテナは、内側補強板が、底面部から伸びる前側面部と、底面部から伸びる後側面部をさらに備えていることが好ましい。
上記のリターナブルコンテナでは、組立てた状態でより十分な強度を確保することができるとともに、内側表面および外側表面を凹凸のない平滑な面とすることができる。
本明細書が開示する技術の詳細は、以下の発明の実施の形態で説明する。
第1実施例のリターナブルコンテナ10の外観を模式的に示す図である。 第1実施例の本体部材12を展開した形状を内側から見た図である。 第1実施例の本体部材12を展開した形状を外側から見た図である。 第1実施例の挟持部材14aの構造を示す縦断面図である。 第1実施例のリターナブルコンテナ10の組立および解体の途中段階を示す図である。 第1実施例の挟持部材14aの変形例を示す縦断面図である。 第1実施例の挟持部材14aの変形例を示す縦断面図である。 第2実施例のリターナブルコンテナ50の外観を模式的に示す図である。 第3実施例のリターナブルコンテナ60の本体部材12を展開した形状を内側から見た図である。
(第1実施例)
図1は本実施例のリターナブルコンテナ10を示す。リターナブルコンテナ10は、本体部材12と、挟持部材14a、14b、14c、14dを備えている。本体部材12は、リターナブルコンテナ10を組立てた状態では、上面が開口した直方体の箱形状をしている。挟持部材14aは、直方体の箱形状とした本体部材12の前縁部に着脱可能に取り付けられている。挟持部材14bは、直方体の箱形状とした本体部材12の後縁部に着脱可能に取り付けられている。挟持部材14cは、直方体の箱形状とした本体部材12の右縁部に着脱可能に取り付けられている。挟持部材14dは、直方体の箱形状とした本体部材12の左縁部に着脱可能に取り付けられている。
図2と図3は本体部材12を展開した形状を示している。本体部材12は、主板20と、内側補強板22(図2参照)と、外側補強板24(図3参照)を備えている。主板20、内側補強板22、外側補強板24は、同種の材料で、略同じ板厚に形成されている。主板20、内側補強板22、外側補強板24は、例えば、紙製段ボール、プラスチック板、あるいはプラスチック製段ボールからなる。内側補強板22は、主板20の内側にリベットあるいは接着剤を用いて貼り付けられている。外側補強板24は、主板20の外側にリベットあるいは接着剤を用いて貼り付けられている。
主板20は、底面部20aと、前側面部20bと、後側面部20cと、右側面部20dと、左側面部20eと、内側重ね合わせ部20f,20g,20h,20iと、外側重ね合わせ部20j,20k,20l,20mを備えている。内側重ね合わせ部20f,20gは、前側面部20bから左右方向に直角二等辺三角形状に伸びている。内側重ね合わせ部20h,20iは、後側面部20cから左右方向に直角二等辺三角形状に伸びている。外側重ね合わせ部20j,20kは、右側面部20dから前後方向に直角台形状に伸びている。外側重ね合わせ部20l,20mは、左側面部20eから前後方向に直角台形状に伸びている。なお、外側重ね合わせ部20j,20k,20l,20mが直角台形状となっているのは、本体部12を箱形状としたときに互いに干渉することを防ぐためである。リターナブルコンテナ10の高さが低い場合など、外側重ね合わせ部20j,20k,20l,20mが互いに干渉するおそれがない場合には、外側重ね合わせ部20j,20k,20l,20mは直角二等辺三角形状に形成される。主板20は、一枚の平板状の材料から形成されている。
図2に示すように、内側補強板22は、底面部22aと、右側面部22dと、左側面部22eを備えている。右側面部22dは、本体部12を箱形状としたときに、主板20の内側重ね合わせ部20f,20hと干渉することなく、かつ内側重ね合わせ部20f,20hとともに主板20の右側面部20dを隙間無く覆うように、台形形状に形成されている。左側面部22eは、本体部12を箱形状としたときに、主板20の内側重ね合わせ部20g,20iと干渉することなく、かつ内側重ね合わせ部20g,20iとともに主板20の左側面部20eを隙間無く覆うように、台形形状に形成されている。内側補強板22は、一枚の平板状の材料から形成されている。
図3に示すように、外側補強板24は、前側面部24bと、後側面部24cを備えている。前側面部24bは、本体部12を箱形状としたときに、主板20の外側重ね合わせ部20j,20lと干渉することなく、かつ外側重ね合わせ部20j,20lとともに主板20の前側面部20bを隙間無く覆うように、直角二等辺三角形状に形成されている。後側面部24dは、本体部12を箱形状としたときに、主板20の外側重ね合わせ部20k,20mと干渉することなく、かつ外側重ね合わせ部20k,20mとともに主板20の後側面部20cを隙間無く覆うように、直角二等辺三角形状に形成されている。
図4に示すように、リターナブルコンテナ10を組み立てる際には、まず本体部12の前側面部20b、後側面部20cを内側に折り曲げ、内側重ね合わせ部20f,20g,20h,20iをそれぞれ内側に折り曲げる。その後に、右側面部20d、左側面部20eを内側に折り曲げ、外側重ね合わせ部20j,20k,20l,20mをそれぞれ内側に折り曲げる。これにより、本体部12が箱形状となる。その後に、箱形状となった本体部12の前縁部、後縁部、右縁部、左縁部に、挟持部材14a,14b,14c,14dをそれぞれ取り付けることで、図1に示すリターナブルコンテナ10の組立てが完成する。
挟持部材14a,14b,14c,14dは、ほぼ同様の断面構造を備えているので、以下では挟持部材14aを例として断面構造を説明する。図5は挟持部材14aの断面形状を示している。挟持部材14aは、例えば、ゴム、樹脂、アルミニウム等の材料を押し出し成形することで形成される。挟持部材14aは、主板20の前側面部20bと外側重ね合わせ部20j,20lを重ね合わせた状態で挟持する、断面がU字形状の挟持部26aと、挟持部26aから上方に伸びる係合部28aを備えている。係合部28aは、図1のようにリターナブルコンテナ10を組立てた状態で、リターナブルコンテナ10の上面の開口に平板状の蓋(図示せず)を被せた場合に、その蓋を保持する役割を果たす。また、複数の組立てた状態のリターナブルコンテナ10を積み上げていく場合には、係合部28aによって、上部に載置される別のリターナブルコンテナ10を保持することができる。
なお、挟持部材14aの断面形状については、上記のような形状以外でも、例えば図6に示すように、挟持部26aのみを有する形状としてもよい。あるいは、図7に示すように、挟持部26aと蓋受け部30aを有する形状としてもよい。
また、挟持部材14a,14b,14c,14dは、射出成形等によって、互いに連結された形態で形成されていてもよい。
本実施例のリターナブルコンテナ10は、図1のように組立てた状態では、底面、前側面、後側面、右側面および左側面の何れについても、主板20、内側補強板22、外側補強板24の何れかを二枚重ね合わせた板厚が確保されている。本実施例のリターナブルコンテナ10は、組立てた状態で、重量物の搬送が可能な十分な強度が確保されている。
本実施例のリターナブルコンテナ10は、図1のように組立てた状態では、本体部12の内側表面にも、外側表面にも、段差が形成されておらず、凹凸のない平坦な表面が形成される。従って、表面の凹凸が引っ掛かることで、内部に収容する荷物や、外部の人や物に対して損傷を与えてしまうことがない。
リターナブルコンテナ10を用いて荷物を搬送した後、リターナブルコンテナ10のみを返送する際には、リターナブルコンテナ10を解体して、大型コンテナ等に収容する。リターナブルコンテナ10を解体する際には、まず挟持部材14a,14b,14c,14dを取り外す。その後、図4に示すように、外側重ね合わせ部20j,20k,20l,20mをそれぞれ外側に展開し、右側面部20d、左側面部20eを外側に展開する。その後、内側重ね合わせ部20f,20g,20h,20iをそれぞれ外側に展開し、前側面部20b、後側面部20cを外側に展開する。これによって、リターナブルコンテナ10を解体して、本体部12を平たく展開した状態にすることができる。
リターナブルコンテナ10を解体する作業においては、本体部12を折り畳む動作が不要であり、挟持部材14a,14b,14c,14dを取り外す動作と、本体部12を展開する動作のみで解体することができる。解体作業を極めて容易に行うことができる。
解体したリターナブルコンテナ10を大型コンテナ等に収容する際には、平たく展開した状態の複数の本体部12を積み重ねていく。平たく展開した状態の本体部12には折り畳み部が存在していないため、複数の本体部12を積み重ねていった場合でも、折り畳み部に起因して高さが増大してしまうことがない。また、一つの本体部12の上に別の本体部12を積み重ねる際に、一つの本体部12の内側補強板22と別の本体部12の外側補強板22は互いに干渉することがないので、積み重ねた状態での高さを低く抑えることができる。本実施例のリターナブルコンテナ10は、解体して収容する際に、積み重ねた状態での高さを低くすることができる。
また、本実施例のリターナブルコンテナ10では、本体部12を展開したときの形状が、縦の長さが(底面部20aの縦の長さ+箱形状とした本体部12の高さ×2)であり、横の長さが(底面部20aの横の長さ+箱形状とした本体部12の高さ×2)である長方形の範囲内に収まっている。本実施例のリターナブルコンテナ10は、解体して収容する際に、縦の長さおよび横の長さを小さくすることができる。
(第2実施例)
図8に示すように、本実施例のリターナブルコンテナ50は、第1実施例のリターナブルコンテナ10とほぼ同様の構成を備えている。第1実施例のリターナブルコンテナ10とは異なり、本実施例のリターナブルコンテナ50は、本体部12が外側補強板24を備えていない。本実施例のリターナブルコンテナ50も、第1実施例のリターナブルコンテナ10と同様に、解体作業および収容作業が容易であり、かつ解体後にコンパクトに収容することができる。
(第3実施例)
本実施例のリターナブルコンテナ60は、第1実施例のリターナブルコンテナ10とほぼ同様の構成を備えている。図9に示すように、本実施例のリターナブルコンテナ60では、本体部12の内側補強板22が、さらに前側面部22bと、後側面部22cを備えている。また、本実施例のリターナブルコンテナ60では、箱形状となった本体部12の前縁部に取り付ける挟持部材14aと、後縁部に取り付ける挟持部材14bが、主板20、内側補強板22、外側補強板24の何れかを三枚重ね合わせた板厚を挟持可能となっている。本実施例のリターナブルコンテナ60も、第1実施例のリターナブルコンテナ10と同様に、組立てた状態で十分な強度を確保することができるとともに、内側表面および外側表面を凹凸のない平滑な面とすることができる。また、解体作業および収容作業が容易であり、かつ解体後にコンパクトに収容することができる。
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明した。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善されたリターナブルコンテナを提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
また、上記の詳細な説明で開示された特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、上記の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、独立及び従属クレームに記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
本明細書及び/又はクレームに記載された全ての特徴は、実施例及び/又はクレームに記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

Claims (3)

  1. リターナブルコンテナであって、
    本体部材と挟持部材を備えており、
    前記本体部材が、主板と、内側補強板を備えており、
    前記主板が、底面部と、前記底面部から伸びる前側面部と、前記底面部から伸びる後側面部と、前記底面部から伸びる右側面部と、前記底面部から伸びる左側面部と、前記前側面部および前記後側面部のそれぞれから伸びる内側重ね合わせ部と、前記右側面部および前記左側面部のそれぞれから伸びる外側重ね合わせ部を備えており、
    前記内側補強板が、底面部と、前記底面部から伸びる右側面部と、前記底面部から伸びる左側面部を備えており、
    前記内側補強板の前記右側面部と前記左側面部が、前記リターナブルコンテナを組立てた際に、前記主板の前記内側重ね合わせ部とともに、前記主板の前記右側面部および前記左側面部を隙間無く覆う形状に形成されており、
    前縁部と、後縁部と、右縁部と、左縁部に、前記挟持部材が着脱可能に取り付けられているリターナブルコンテナ。
  2. 前記本体部材が外側補強板をさらに備えており、
    前記外側補強板が、前側面部と、後側面部を備えており、
    前記外側補強板の前記前側面部と前記後側面部が、前記リターナブルコンテナを組立てた際に、前記主板の前記外側重ね合わせ部とともに、前記主板の前記前側面部および前記後側面部を隙間無く覆う形状に形成されている請求項1のリターナブルコンテナ。
  3. 前記内側補強板が、前記底面部から伸びる前側面部と、前記底面部から伸びる後側面部をさらに備えている請求項1のリターナブルコンテナ。
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