JP2014114031A - 包装用容器 - Google Patents

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Naoto Yoshinaga
直人 吉永
Tokuko Takeuchi
徳子 武内
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Abstract

【課題】ボックス状の容器主体を構成する面板をすべて独立したものとし、これら独立した面板を一枚のシート部材を利用して折り畳み可能とすることによって、物品の搬送時にはボックスに組立て可能とし、使用後は折り畳んだ状態で返送もしくは保管可能とした、通い箱に最適な包装用容器を提供する。
【解決手段】容器本体を構成する各面板2〜7が、二つの面板部材で個々独立に形成され、前記各面板2〜7が、前記面板部材間に挟持される一枚のシート部材8で相互に連結され、かつ、前記シート部材8には、内側に面ファスナが付設された連結部Cが所要の部位に配置され、これら面ファスナと係着して容器本体の形状を維持する面ファスナ10を、前記面板4,5の外面に付設して包装用容器1とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、各種の物品を搬送するための包装用容器に関するものである。
より具体的には、物品を包装して目的地まで搬送したのち、用済みになった包装用容器をコンパクトに折り畳んで回送してリユースすることを可能にした、いわゆる「通い箱」に適した包装用容器に関するものである。
各種物品の収納と搬送には、軽量であって、安価でかつ取り扱いが容易であるという利点から、一般的に段ボール箱が使用されている。
この段ボール箱は、その使用目的が終了すると、多くの場合、折り畳まれた状態で廃段ボールとして業者に引き取られ、古紙としてかなりの割合でリサイクルされている。
しかしながら、資源の利用の効率化を考慮すると、一回限りの使用で廃段ボールとする段ボール箱の使用は解決すべき問題を有するもので、物品の包装用容器として、特に搬送容器として長期に使用される包装用容器が求められている。
かかる長期に使用される包装用容器としては、いわゆる「通い箱」と呼ばれる、繰り返し使用可能な搬送容器として使用される包装用容器も、従来から存在する。
前記段ボール箱も、かかる目的で使用されていることがあるが、この段ボール箱は、それ自体強度が十分とは言い得ず、耐久性に優れているものではなく、長期の使用には問題を有している。
さらに、段ボール箱は、包装されていた内容物が取り出され、空箱になったときに、リユースするまで、少なくとも底面を開放した状態で折り畳んで、リユースのために保管もしくは搬送することが必要となる。
しかしながら、リユースあるいは搬送に支障を生じさせないように、折り畳むことは、折畳んだものが嵩張ることを含めて簡便とは言い得ず、リユースに際しても箱状とするため、新たに粘着テープなど利用して組み立てる必要がある。
かかる問題点を解決するものとして、例えば、特開2002−29531号公報(特許文献1)においては、箱容器の正面体、裏面体、右側面体および左側面体を、補強芯材を覆い体に内挿したものを使用することで、自立開口、折り畳み可能な容器の提案がなされている。
前記容器は、より具体的には、正面体、裏面体、右側面体、及び左側面体における稜部において曲折可能に形成の自立開口、折り畳み可能な箱容器であって、正面体、裏面体、右側面体、及び左側面体において、補強芯材を覆い体に内挿したものを使用することを要旨としている。
この特許文献1においては、前記補強芯材として、軽量なベニヤ板やアルミニウム板などが、覆い体としては、ワリフや柔軟なポリプロピレン等の合成樹脂シート、布、ネットなどが例示されている。
さらに、特開2009−298433号公報(特許文献2)には、上部の蓋を開放しなくても、一側面のみを開放して、中身を側部からも取り出すことができるようにした通い箱が提案されている。
この通い箱は、底部と、前後左右の側部と、上蓋部からなる直方体状の容器において、前記前後左右の側部の繋ぎ目が、スライドファスナのスライダーの上げ下げにより開閉可能となっている。
なお、この特許文献2においては、内側に務歯が露出しないように、務歯に沿って務歯を覆う保護布片を設けるのが好ましいとしている。
前記特許文献2では、前記底部、前後左右の側部および蓋部の各面が、表面を布で被覆した厚紙・段ボール・合成樹脂・木材のいずれかの薄板で形成されている。
かかる材料を使用することによって、運搬や繰り返しの使用に耐えられる強度を持たせることができ、スライドファスナやスナップボタンを取り付けることができる、としている。
特開2002−29531号公報(請求項1,段落0010) 特開2009−298433号公報(請求項3,段落0009)
特許文献1に記載の発明は、背景技術において述べられた問題点を解決するため、ベニヤ板やアルミニウム板、さらには厚紙・段ボール・合成樹脂の薄板の表面に、ワリフや柔軟なポリプロピレンなどの合成樹脂シート、布、ネットなどを施したものを、面体にするものである。
すなわち、柔軟なシートで面体を挟み付け、それを用いてボックス状の容器を製造するというものである。
したがって、得られる容器は、その表面の全体あるいは6面のうち4面が、ワリフや柔軟なポリプロピレンなど合成樹脂シート、布、ネットなどで覆われることになる。
その結果、ボックス状容器の折畳みを容易にする反面、容器の耐久性、耐汚染性、耐引掻き性などの点において問題を有するものである。
さらに、面体を構成する薄板の両面を柔軟性シートで包み込み、薄板を固定するためには、両面に存在する覆い体を融着や縫着により結合しなければならない。
そのため、薄板を完全に、かつ緩みなく固定するためには、精密で正確な操作が求められることになる。
特許文献2に記載の発明は、従来の通い箱と同様に使用することが可能なものである。
この通い箱は、上部の蓋を開放しなくても、一側面のみを開放して、側部からも中身を取り出すようなこともできるようするため、表面を布で被覆した厚紙・段ボール・合成樹脂・木材のいずれかの薄板で形成される。
その結果、スライドファスナやスナップボタンを取り付けるために一工夫が求められ、必ずしもコストダウンには繋がらず、ファスナによる開閉も簡便とは言い難い。
この発明はかかる現状に鑑み、ボックス状の容器本体を構成する面板をすべて独立したものとし、これら独立した面板を一枚のシート部材を利用して折り畳み可能とすることによって、物品の搬送時にはボックスに組立て可能とし、使用後は折り畳んだ状態で返送もしくは保管可能とした、通い箱に最適な包装用容器を提供することを目的としたものである。
前記目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の発明は、
容器本体を構成する各面板が、二つの面板部材で個々独立に形成され、
前記各面板が、前記面板部材間に挟持される一枚のシート部材で相互に連結され、
かつ、前記シート部材には、内側に面ファスナが付設された連結部が所要の部位に配置され、これら面ファスナと係着して容器本体の形状を維持する面ファスナが、前記面板の外面に付設されていること
特徴とする包装用容器である。
この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の包装用容器において、
前記面板部材は、
一対の板状体もしくはフレーム部材同士、もしくは板状体とフレーム部材で構成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の包装用容器において、
前記一対の板状体は、
表面となる板状体、もしくは表裏いずれの板状体にも、所望の図柄が透設されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1に記載の包装用容器において、
前記シート部材は、
得ようとする容器本体の展開図における面板同士の連結部に沿って、前記面板の厚みと同一又はよりやや広幅の幅員部が形成されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1又は4に記載の包装用容器において、
前記シート部材は、
天然繊維もしくは合成繊維のキャンバス生地からなること
を特徴とするものである。
この発明にかかる包装用容器は、ボックス状の容器本体を構成する六つの面板のすべてを個々独立のものとするとともに、前記各面板を一枚のシート部材で結合させ相互に連結可能としたので、商品の搬送に際しては、ボックス状の容器本体を簡単かつ容易に組み立てることができる。
空になった容器本体は、これを分解することで折り畳んだ状態で保管ないし回送することができるので、リターナブルな包装用容器として使用することができる。
特に、この発明においては、前記面板を、一対の板状体もしくはフレーム部材、又は板状体とフレーム部材からなる面板部材で構成することによって、各面板の厚みを薄くしても、面板の耐久性が減じることがなく、用途に合わせて面板の強度を任意に選択することができるので、設計の自由度が大きいなど優れた効果を奏するものである。
さらに、この発明の包装用容器は、折り畳んだ容器本体を組み立てるに際し、組立てのために、テープなどの新たな梱包用資材を必要としないので、資源の節約が可能なものである。
また、表面側の面板部材を板状体で構成するに際し、当該面板部材に所望の図柄を透設すれば、容器本体のデザイン性を向上させることができ、当該図柄を通気孔として利用すれば、通気性の向上も容易に達成することが可能であるなど、コストパフォーマンスを著しく向上させることできる。
この発明にかかる包装用容器の一例を示す一部切欠き正面斜視図である。 図1に示す包装用容器の一部切欠き展開図で、内面側を示す。 図1に示す包装用容器の一部切欠き展開図で、外面側を示す。 この発明を構成するシート部材の内面側を示す展開図である。
以下、この発明にかかる包装用容器の一例を、添付図面に基づいて説明する。
なお、この発明は、以下に説明する実施例にのみ限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲内において、種々の変更や改良を加えることができるものである。
この発明の包装用容器1は、個々独立する六つの面板、正面板2、背面板3、左右の側面板4,5、天面板6および底面板7と、これら面板2〜7を相互に連結してボックス状の容器本体を構成するための一枚のシート部材8とから構成される。
前記面板2〜7は、得ようとする容器本体の用途によって異なるが、これら各面板2〜7は、所要の大きさと厚みを有する一対の板状体もしくは一対のフレーム部材、又は板状体とフレーム部材とで構成される。
前記面板2〜7をフレーム部材で構成する場合、軽量な商品などを収容して搬送する場合は、特段の問題は生じないが、比較的多くの商品を収容して重量が重くなる場合、あるいは重い商品を搬送する場合には、フレーム部材内に補強フレームを配することが好ましい。
前記面板2〜7を一対の板状体で構成する場合、表面側の板状体に所望の図柄を切り抜きによって形成すれば、得られる包装用容器のデザイン性が向上し、立体感が付与されるとともに、容器本体の軽量化が図れるので好ましい。
なお、容器本体に通気性を確保する必要がある場合には、一対の板状体を貫通する貫通孔Vを適宜の部位に設ければよい。
その際、一対の板状体の相対する部位に、それぞれ所望の図柄を切り抜きによって形成すれば、当該切り抜き部が通気部を構成することなる。
表面側を板状体で、裏面側(容器本体内)をフレーム材で面板を構成する場合は、表面側の板状体にのみ、所望の図柄Fを切り抜き形成するだけでよい。
面板をフレーム部材で構成すれば、得られる包装用容器の重量を大幅に減ずることができるが、搬送時の振動や、他の物品との衝突などによって損傷する可能性があるので、フレーム部材内に補強フレームを配することが好ましい。
かかる面板2〜7を構成する素材は、合板などの木製の板材を使用するものであって、当該板材を、間伐材を利用したものとすれば資源保護の面から好ましい。
なお、耐久性を有し、繰り返し使用可能な素材であれば、木製の以外の素材を用いることも可能で、例えば、ダンボールなどの素材も使用できるので、素材については特段の制限はないものである。
前記シート部材8は、天然もしくは合成の繊維素材からなる布帛が使用されるが、通気性や丈夫さを考慮するとキャンバス生地が好ましく、その厚さは包装用容器の用途に応じて適宜選択されるものである。
なお、このシート部材8は、各面板2〜7を相互に連結し、かつ使用目的に応じた強度を有するものであれば、キャンバス生地に限定されるものではなく、他の布帛も当然使用することができる。
かかるシート部材8は、図4に示されるように、得ようとする包装用容器の展開図とほぼ同じ形状に形成されるが、各面板2〜7を相互に連結するに際し、隣接する面板同士の間に、面板部材の厚みとほぼ等しいか、やや幅広となるよう幅員Wを設けことが肝要である。
なお、図中、8aは正面用シート、8bは底面用シート、8cは背面用シート、8dおよび8eは側面用シート、8afは天面用シートを表す。
さらに、前記シート部材8は、各面板2〜7と対応する部位同士が所要の幅員Wを介して連続的に繋がって一枚のシートとなるが、このシート部材8の所要の縁部には、他の縁部との連結部Cが延出形成される。
この連結部Cの位置は、得ようとする包装用容器の形状によって異なるもので、ダンボール箱で言えば、糊代に相当するものである。
前記連結部Cのうち所要の連結部、実施例においては、天面用シート8f、底面用シート8bおよび正面用シート8aの内面側に、面ファスナ9が付設される。
一方、前記シート部材8に一体的に装着される面板2〜7の、いずれかの面板の外面に設けられた面ファスナ10と係着し、ボックス状の容器本体を構成するものである。
以下、実施の一例として、ロール状のトイレットペーパーを収納物とすること想定した包装用容器1について説明する。
この包装用容器1は、図2で明らかなように、図4に示した一枚のシート部材8上に、方形状の正面板2、矩形状の底面板7、方形状の背面板3、矩形状の天面板6が上下方向に一列に配され、前記背面板3の左右の縁部に矩形状の側面板4,5が、上下もしくは左右方向において配置される面板との間に、板厚相当の幅員Wを存して装着される。
前記面板2〜7は、実施例においては、いずれも0.5〜5.0mm前後の厚みを有する一対の板状体a,bからなるものである。
したがって、前記面板2〜7を構成する各板状体a,bの厚みが、例えば、1.5mmの場合は、各面板2〜7の厚みは3.0mmに、後述するシート部材8の厚みを加えたものとなる。
なお、この実施例では、各板状体aおよびbを同一の厚さのものとしているが、外側に位置する板状体の厚みを、内側に位置する板状体の厚みよりも薄くすることも可能で、かかる板状体を使用することによって、容器本体自体の全体の重量を軽減させることができる。
ついで、このシート部材8の他面側に、前記と同様に上方から、正面板2、底面板7、背面板3、天面板6が上下方向に一列に配され、前記背面板3の左右の縁部に側面板4,5がそれぞれ配されたのち、シート部材8を介して相対する面板2〜7をビスなどの締結部材を利用して固定させることで、シート部材8と各面板2〜7を一体化させる。
前記シート部材8は、この実施例においては、天面板6の各縁部から連結部Cが所要の幅で延出し、底面板7および正面板2の左右の縁部からも連結部Cが所要の幅で延出しているもので、各連結部Cの内面側には同幅の面ファスナ9がそれぞれ付設されている。
なお、図中、11は底面板7と背面板3との連結を補強するための補強片であるが、図1に示すように、底面板7と正面板2との間に設けてもよい。
図3は、図2の展開図の外側を示すもので、前記面ファスナ9と係着する面ファスナ10が、前記側面板4の左縁部と下縁に沿ってL字状に、同じく側面板5の右縁部と下縁に沿って側面板4と対称的に付設されている。
したがって、組立てに際しては、底面板7の左右の連結部内側の面ファスナ9,9が、側面板4,5の外側下縁に設けた面ファスナ10,10と係着するとともに、正面板2の左右の縁部に設けられた面ファスナ9,9が、同じく側面板4,5の外側に設けた面ファスナ10,10と係着して、矩形状の容器本体が構成される。
ついで、前記容器本体内に所望の商品を収納し、天面板6で開口部を閉止したのち、天面板6の上縁側に突出する連結部Cの内側に設けられた面ファスナ9を、正面板2に設けられた面ファスナ10と係着させれば、開口部は完全に封止されるので、この状態で配送することが可能となる。
なお、前記天面板6の左右に突出する連結部Cは、その内側に面ファスナ(図示せず)をそれぞれ設けるとともに、各側面板4,5の外側上縁部に面ファスナ(図示せず)を設け、両面ファスナを係着させることで、より開口部を確実に封止することができるが、前記連結部は必ずしも必須なものではない。
さらに、この実施例においては、底面板7以外の各面板2〜6を構成する板状体a,bの相対する部位にそれぞれ切り欠きによって、図柄Fを形成しているので、当該図柄Fが通気口の役目を果たす。
この図柄Fは、表面側の板状体aにのみ形成してもよく、この場合には、通気性を必要とするときは、特定の面板を構成する板状体a,bを貫通する貫通孔を形成して通気孔Vとすればよい。
かくして得た包装用容器1は、搬送しようとするロール状のトイレットペーパーを内部に収納したのち、天面板6を開口部側に倒し、しかるのち、天面板6の三辺に突出した面ファスナ9を、それぞれ対応する側面板4,5および正面板2の上縁部に付設された面ファスナ10に係着させて天面板6で開口部を閉止し、搬送に付するものである。
搬送先で収納物が取り出された包装用容器1は、前記した手順と逆の手順で面ファスナ9および10の係着を解けば、全体が扁平な包装用容器1となるので、適宜の部位で折り畳むことによって、コンパクトにすることができる。
この発明の実施例においては、ボックス状の容器本体の組立てに面ファスナを使用しているが、スナップボタンやその他一時的に開閉可能なファスナは、すべて使用することが可能である。
この発明にかかる包装用容器は、容器本体を構成する6面の面板を、いずれも同形の一対の板状体で形成し、前記板状体間に挟持される1枚のシート部材によって、6つの面板を相互に連結させて構成されているので、ボックス状にするための組立てと、折り畳むための分解がきわめて簡単かつ容易で、しかも繰り返し使用なものである。
この発明にかかる包装用容器は、簡易な手段で組立てと分解をすることができるので、各種製品の搬送、特に通い箱として有効に利用できるものであるから、あらゆる商品分野で幅広く利用される可能性の高いものである。
1 包装用容器
2 正面板
3 背面板
4,5 側面板
6 天面板
7 底面板
8 シート部材
8a 正面用シート
8b 底面用シート
8c 背面用シート
8d 側面用シート
8e 側面用シート
9,10 面ファスナ
11 補強片
W 幅員
WF 窓枠
C 連結部
F 図柄
V 通気孔

Claims (5)

  1. 容器本体を構成する各面板が、二つの面板部材で個々独立に形成され、
    前記各面板が、前記面板部材間に挟持される一枚のシート部材で相互に連結され、
    かつ、前記シート部材には、内側に面ファスナが付設された連結部が所要の部位に配置され、これら面ファスナと係着して容器本体の形状を維持する面ファスナが、前記面板の外面に付設されていること
    特徴とする包装用容器。
  2. 前記面板部材は、
    一対の板状体もしくはフレーム部材同士、もしくは板状体とフレーム部材で構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 前記一対の板状体は、
    表面となる板状体、もしくは表裏いずれの板状体にも、所望の図柄が透設されていること
    を特徴とする請求項2に記載の包装用容器。
  4. 前記シート部材は、
    得ようとする容器本体の展開図における面板同士の連結部に沿って、前記面板の厚みと同一又はよりやや広幅の幅員部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  5. 前記シート部材は、
    天然繊維もしくは合成繊維のキャンバス生地からなること
    を特徴とする請求項1又は4かに記載の包装用容器。
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