JP4979369B2 - イメージセンサのフリッカー検出回路及び方法 - Google Patents

イメージセンサのフリッカー検出回路及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体設計技術に関し、特に、ローリングシャッター(rolling shutter)方式で撮影されるイメージセンサにおいて、バンド状に現れるフリッカー(flicker)成分を検出するためのイメージセンサのフリッカー検出回路及び方法に関する。
近年、インターネットの利用による映像通信の発展に伴い、デジタルカメラの需要が爆発的に増加し続けている。さらに、カメラ付きPDA、IMT−2000、CDMA端末機などのような移動通信端末機の普及が増大するにつれて、小型カメラモジュールの需要が増加している。
カメラモジュールは、基本的にイメージセンサを備える。一般に、イメージセンサとは、光学映像を電気信号に変換させる素子のことを言う。このようなイメージセンサとしては、電荷結合素子(Charge Coupled Device、以下、「CCD」と記す)とCMOS(Complementary Metal−Oxide−Semiconductor)イメージセンサが広く用いられている。
CCDは、駆動方式が複雑で、かつ電力消費が多く、製造工程時にマスク工程数が多くいために工程が複雑であったり、シグナルプロセシング回路をチップ内に具現できないため、ワンチップ化が難しいなど、様々な短所がある。これに対し、CMOSイメージセンサは、1つの単一チップ上に制御、駆動及び信号処理回路のモノリシック集積化が可能なため、最近は、より注目されつつある。その上、CMOSイメージセンサは、低電圧動作及び低電力消費、周辺機器との互換性及び標準CMOS製造工程の有用性により、既存のCCDに比べて潜在的に少ない費用が提供される。
しかしながら、CMOSイメージセンサにおいて、受光素子、例えば、フォトダイオードにより生成されたアナログ信号は、寄生キャパシタンス、抵抗、暗電流漏れまたは半導体素子特性の不一致などにより引き起こされる多様な寄生効果(parasitic effect)を有する。このような寄生効果は、半導体素子では必ず発生するものであって、イメージデータの信号対ノイズ比(Signal to Noise Ratio)の低下を引き起こす。したがって、ノイズは、CMOSイメージセンサの性能を制限する重要な要因として機能している。
CMOSイメージセンサにおいてノイズが発生する原因には、イメージデータのサンプリングと関わるkT/Cノイズ、イメージ信号を増幅するために用いられる回路と関わる1/fノイズ、及びセンサの信号処理回路の不一致と関わる固定パターンノイズ(Fixed Pattern Noise、以下、「FPN」と記す)などがある。このうち、FPNは、イメージの中に縦線またはストリップ状に現れ、肉眼で発見し易いため視覚的に極めてよくない。
このようなCMOSイメージセンサは、ローリングシャッター方式でデータを読み出している。ローリングシャッター方式は、画素アレイに配列した画素からローライン(row line)別にデータを順次読み出す方式であって、周波数規格(50Hz、60Hz)に応じて、ライン毎に光量に差が生じて、フリッカーの生成を引き起こす。
以下、ローリングシャッター方式を採用するイメージセンサにおけるフリッカーの生成原因を説明する。
図1に示すように、フリッカーは、ローリングシャッターを使用するイメージ撮影装置において、ライン毎の光量差に起因して発生する。これは、国別の電気周波数の規格が50Hzまたは60Hz(日本の場合、50Hzと60Hzの両方を使用)で定義されて、時間の経過による発光装置の明るさが変わるためであり、代表的な例として、実生活で多く用いられる蛍光灯がある。蛍光灯に照らされた被写体をローリングシャッター方式のイメージ撮影装置を利用してイメージを撮影すると、イメージ上に横方向の帯、すなわちバンド状にフリッカーを生成する。
このようなフリッカーの生成を防止するためには、フリッカーの生成原因であるライン毎の光量差を等しく維持すればよい。図2は、ライン毎の光量差を等しく維持させるための方式であって、同図に示すように、イメージ撮影装置の露出時間を、電気周波数規格、例えば50Hzまたは60Hzに合せる。すなわち、電気周波数規格の整数倍の時間を露出時間として維持させると、毎ラインごとに受光する光量を等しくすることができる。したがって、国別の電気周波数規格に応じてイメージ撮影装置の露出時間の最小公倍数値を調節する作業が必要となり、日本のように50Hzと60Hzを混用している環境では、自動的に調節する回路が必要である。
このように、電気周波数規格に応じてイメージ撮影装置の露出時間の最小公倍数値を自動的に調節するためには、現在の環境でのフリッカーの存在有無を判断するフリッカー検出部が求められ、フリッカー検出部を介して現在の露出時間が電気周波数規格と異なることによりフリッカーが生成されると、自動露出補正回路を介してこれを補正しなければならない。
フリッカー検出回路は、フリッカー検出方法において大きく2種類に実現され得るが、その方法としては、別途に特殊画素アレイを使用してフリッカーの存在有無を判断する方法と、純粋デジタル信号処理を利用してフリッカーの存在有無を判断する方法とがある。
前者の別途の特殊画素アレイ(メインの画素アレイとは別途に構成)を使用して、フリッカーの存在有無を判断する方法は、特殊画素アレイを介して現在の照度環境のフリッカーの存在有無を判断して、撮影イメージのフリッカーの存在有無を類推する方法である。この方式は、正確なフリッカー検出結果を得ることができるが、特殊画素アレイをさらに構成しなければならないため、ハードウェア資源の浪費と、特殊画素アレイの設計及び制御にともなう時間と費用が高まるという短所がある。
後者の純粋デジタル信号処理を利用してフリッカーの存在有無を判断する方法は、単一又は複数のイメージを介してイメージ内に現れるフリッカーバンドの傾向性を情報化してフリッカー曲線を生成した後、フリッカー曲線の周期性を判断してフリッカーの存在有無を類推する方法である。この方式は、別途のハードウェア資源を必要とせず、FPGA(Field Programmable Gate Array)を介した充分なシミュレーション実験が可能なため、設計にともなう費用が前に述べた特殊画素アレイを使用する方式に比べて相対的に低廉である。
しかしながら、従来の純粋デジタル信号処理を利用してフリッカーの存在有無を判断する方式では、フリッカー曲線の周期性を判断するために、DFT(Discrete−Fourier Transform)演算器を使用することから、複雑なDFT演算のためのハードウェア資源を必要とする。
そこで、本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、半導体及び実現面積を最小化し、ハードウェア資源を最小化し、かつ、フリッカーの存在有無を判断できるイメージセンサのフリッカー検出回路及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明に係るイメージセンサのフリッカー検出回路は、イメージを撮影して第1フレーム及び第2フレームを得、これを利用してフリッカーを検出する回路において、前記第1フレーム及び第2フレームの画素データから明るさ値を抽出して、前記第1フレーム及び第2フレームに対応するライン別第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値を生成する明るさ平均値出力部と、前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するフリッカー曲線生成部と、前記フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値及び距離値の頻度数に応じてフリッカーの存在有無を判別するフリッカー検出部とを備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成すべく、他の側面に係る本発明のイメージセンサのフリッカー検出回路は、イメージを撮影して得たM(2より大きい整数)個のフレームのうち、(M−1)個の隣接するフレーム対のそれぞれに対する画素データから明るさ値を抽出して、前記隣接するフレームの1番目及び2番目のフレームにそれぞれ対応するライン別第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値を生成する明るさ平均値出力部と、前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するフリッカー曲線生成部と、前記フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、隣接するそれぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値及び距離値の頻度数に応じてフリッカーイメージを検出するフリッカーイメージ検出部と、前記複数のフレームに対するフリッカーイメージ検出が完了すると、フリッカーイメージの検出回数に応じて、フリッカーの存在有無を判別するフリッカー状態判断部とを備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成すべく、さらに他の側面に係る本発明のイメージセンサのフリッカー検出回路は、イメージを撮影して得たM(2より大きい整数)個のフレームの画素データから明るさ値を抽出して、各フレームのライン別明るさ平均値を生成する明るさ平均値出力部と、前記ライン別に生成された明るさ平均値から(M−1)個の隣接するフレーム対に対してフレーム対を構成する2つのフレーム間のライン別明るさ平均値差を求め、その差を利用して(M−1)個のフリッカー曲線を生成するフリッカー曲線生成部と、前記(M−1)個のフリッカー曲線のそれぞれに対して、複数の局所点を抽出し、隣接するそれぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値及び距離値の頻度数に応じてそれぞれのフリッカー曲線に対するフリッカーイメージを検出するフリッカーイメージ検出部と、前記M個のフレーム全てに対するフリッカーイメージ検出が完了すると、フリッカーイメージの検出回数に応じて、フリッカーの存在有無を判別するフリッカー状態判断部とを備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成すべく、さらに他の側面に係る本発明のイメージセンサのフリッカー検出方法は、イメージを撮影して得た第1フレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第1明るさ平均値を生成するステップと、前記イメージを連続撮影して得た第2フレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第2明るさ平均値を生成するステップと、前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から前記第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するステップと、該フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値と距離値の頻度数に応じてフリッカーイメージを検出するステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成すべく、さらに他の側面に係るイメージセンサのフリッカー検出方法は、イメージを撮影して得た第1フレームの画素データから明るさ及び彩度値を抽出して、ライン別に第1明るさ及び彩度平均値を生成するステップと、前記イメージを連続撮影して得た第2フレームの画素データから明るさ及び彩度値を抽出して、ライン別に第2明るさ及び彩度平均値を生成するステップと、前記ライン別に生成された第1彩度平均値及び第2彩度平均値を利用して、前記第2フレームの動きを推定するステップと、該推定された動きに応じて、前記第2明るさ平均値を補正するステップと、前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から前記補償された第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するステップと、該フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値と距離値の頻度数に応じてフリッカーイメージを検出するステップとを含むことを特徴とする。
以下、本発明の最も好ましい実施形態を添付する図面を参照して説明する。また、明細書全体にわたって同一の構成要素には同一の参照符号を付してある。
図3は、本発明の実施形態に係るイメージセンサのフリッカー検出方法のメカニズムを説明するための概念図であり、図4は、本発明の一実施形態に係るイメージセンサのフリッカー検出回路を示すブロック図である。
図3に示すように、本発明の実施形態に係るイメージセンサのフリッカー検出方法のメカニズムは、同じ映像を複数回、例えば2回連続撮影して得た2個のフレームFrame1、Frame2のうち、第一回目に撮影されたイメージ(以下、第1フレームと記す)Frame1の明るさ値から、第二回目に撮影されたイメージ(以下、第2フレームと記す)Frame2の明るさ値を減算して、フリッカーを検出する。すなわち、第1フレームFrame1から検出された画素ライン別明るさ値から、第2フレームFrame2から検出された画素ライン別明るさ値を減算すると、被写体に対する情報は相殺し、2フレーム間の差、すなわちフリッカー流れの残像のみが残る。
図4に示す本発明の一実施形態に係るフリッカー検出回路100は、第1フレームFrame1のローライン(row line)別画素データRGB1の明るさと彩度(chrominance)を検出してその平均値を計算する第1明るさ及び彩度平均値生成部10と、第1明るさ及び彩度平均値生成部10から出力された明るさ及び彩度の平均値をローライン別に格納する第1格納部20と、第2フレームFrame2のローライン別画素データRGB2の明るさ及び彩度の平均値を計算する第2明るさ及び彩度平均値生成部30と、第2明るさ及び彩度平均値生成部30から出力された明るさ及び彩度の平均値をローライン別に格納する第2格納部40と、第1格納部及び第2格納部20、40にそれぞれ格納された第1フレーム及び第2フレームFrame1、Frame2の彩度の平均値を比較して、第2フレームFrame2の動きを推定する動き推定部50と、動き推定部50の推定結果に応じて、第2格納部40に格納された第2フレームFrame2の明るさの平均値を補正し、補正された明るさ平均値を第1格納部20に格納された第1フレームFrame1の明るさ平均値から減算して、フリッカー曲線を抽出するフリッカー曲線生成部60と、フリッカー曲線を利用して、比較した2フレームに対応するフリッカーイメージの存在有無を判断するフリッカーイメージ検出部70とを備える。
本発明の他の実施形態は、同じ映像に対して2個より多いフレームを得た後、複数のフレームに対するフリッカーイメージの存在有無を判断し、その結果から、撮影されたイメージにフリッカーが存在するかを最終的に判断するフリッカー状態判断部80をさらに備えることができる。
第1明るさ及び彩度平均値生成部10は、第1フレームFrame1から単位画素別に明るさ値を検出する第1検出部11と、第1フレームFrame1から単位画素別に彩度値(Cb/Cr)を検出する第2検出部14と、第1検出部11により検出されて出力された明るさ値を累積する第1累算部12と、第2検出部14により検出されて出力された彩度値を累積する第2累算部15と、第1累算部12から累算される明るさ値をローライン別に平均値を計算する第1平均値計算部13と、第2累算部15から累算された彩度値をローライン別に平均値を計算する第2平均値計算部16とを備える。
第1格納部20は、第1平均値計算部13から出力された明るさのライン別平均値を格納する第1格納部21と、第2平均値計算部16から出力された彩度のライン別平均値を格納する第2格納部22とを備える。第1格納部21及び第2格納部22は、それぞれ第1フレームFrame1のライン別の全ての明るさと彩度の平均値を順次格納する。
第2明るさ及び彩度平均値生成部30は、第2フレームFrame2から単位画素別に明るさ値を検出する第3検出部31と、第2フレームFrame2から単位画素別に彩度値(Cb/Cr)を検出する第4検出部34と、第3検出部31によって検出されて出力された明るさ値を累積する第3累算部32と、第4検出部34によって検出されて出力された彩度値を累積する第4累算部35と、第3累算部32から累算される明るさ値をローライン別に平均値を計算する第3平均値計算部33と、第4累算部35から累算された彩度値をローライン別に平均値を計算する第4平均値計算部36とを備える。
第2格納部40は、第3平均値計算部33から出力された明るさのライン別平均値を格納する第3格納部41と、第4平均値計算部36から出力された彩度のライン別平均値を格納する第4格納部42とを備える。第3格納部41及び第4格納部42は、それぞれ第2フレームFrame1のライン別の全ての明るさと彩度の平均値を順次格納する。
上記の第1格納部20及び第2格納部40では、イメージセンサにおけるアナログ−デジタルコンバーターを介してデジタル化されたコードが格納される格納装置、例えばSRAM(Static Random Access Memory)素子をそのまま使用することができる。
動き推定部50は、手ブレにより、第1フレームFrame1と第2フレームFrame2に表示された被写体が互いに一致しない場合、第2フレームFrame2に含まれたオフセット(offset)を補正するため、第2フレームFrame2のオフセットを推定する。
すなわち、イメージ撮影装置により第1フレームFrame1を撮影した後に第2フレームFrame2を撮影する場合、手ブレにより被写体が移動し、第2フレームFrame2に現れた被写体と第1フレームFrame1に現れた被写体が互いに一致しなくなる。結局、第2フレームFrame2にオフセットが含まれるようになるが、このようなオフセットの補正は、第2フレームFrame2を第1フレームFrame1と近接させることによって可能である。
上記のように、第1フレームムFrame1及び第2フレームFrame2のライン別明るさ値の差を求めるとき、被写体の動きが発生する場合、フリッカー曲線では、フリッカーの流れだけでなく、被写体の動きによる残像(lag)も共に存在するようになる。したがって、フリッカー曲線には、純粋フリッカーに対する情報とともに、被写体の動きに対する情報も存在する。実際生活におけるこうした現象は、そのほとんどが撮影装置を手で持つ際の手ブレによるものであって、これに対する補償の後に正確なフリッカー曲線の抽出が不可能である。
動き推定部50は、第2格納部22及び第4格納部42にそれぞれ格納された各フレームFrame1、Frame2の彩度平均値を利用して、手ブレによる被写体の移動を推定する。通常、手ブレによる被写体の移動は、上下方向に現れるため、動き推定は、第2フレームFrame2の彩度の平均値が格納された格納部のアドレスを上下に移動させる方法を利用する。
動き推定部50を利用した動き(以下、オフセットと記す)推定方法の一例が、図5に示されている。
同図に示すように、2フレームFrame1、Frame2の一定領域に対して、1つのフレームFrame1は固定させた状態で、もう一方のフレームFrame2の基準値を変更しつつ、SAD(Sum of Absolute Difference)値を繰り返し求め続ける。このとき、基準値の変更により、特定基準値から最小のSADを有する地点を発見し、発見された地点での基準値を格納部に格納する。その後、基準値の範囲を全て探索した結果、基準値のうち、最小値を有する基準値を動き基準値と判断して適用する。
以下、一例を挙げて説明する。
図6に示すように、第2格納部22には、第1フレームFrame1から抽出された彩度の平均値がライン別ライン0〜ラインN(ここで、Nは整数)に順次格納され、第4格納部42には、第2フレームFrame2から抽出された彩度の平均値がライン別ライン0〜ラインNに順次格納されると仮定する。これは、説明の便宜のためである。
このように各格納部22、42に格納された彩度の平均値を互いにアドレス別に格納された値で比較するのではなく、第2格納部22に格納された第1フレームFrame1の彩度の平均値を固定させた状態で、第4格納部42に格納された第2フレームFrame2の彩度の平均値を可変的に変動させた後、互いに比較・減算してオフセットを推定する。このとき、可変的に変動する範囲は、ユーザに一定の大きさで設定される。例えば、その変動範囲は、アドレスadd0〜add3範囲内に設定され得る。
具体的に説明すれば、図7に示すように、第2格納部22は、「add0」を比較アドレスの開始点として「addN」まで順次増加させ、第4格納部42は、「add0」を比較アドレスの開始点として「addN」まで順次増加させて、第1フレームFrame1及び第2フレームFrame2の彩度平均値を減算し、減算された値の総合(SAD)を計算する。
まず、第2格納部22のアドレス「add0」に格納された第1フレームの彩度平均値と第4格納部42のアドレス「add0」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値、第2格納部22のアドレス「add1」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「add1」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値、第2格納部22のアドレス「add2」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「add2」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値、...(中略)、第2格納部22のアドレス「addN」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「addN」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値をそれぞれ減算し、このように得た減算値の総合(SAD0)を計算する。
その後、第4格納部42のアドレス値を1つ増加させた後、第1フレームFrame1及び第2フレームFrame2の各アドレスの彩度平均値に対する減算動作を行う。すなわち、第2格納部22のアドレス「add0」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「add1」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値、第2格納部22のアドレス「add1」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「add2」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値、第2格納部22のアドレス「add2」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「add3」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値、...(中略)、第2格納部22のアドレス「addN−1」に格納された第1フレームFrame1の彩度平均値と第4格納部42のアドレス「addN」に格納された第2フレームFrame2の彩度平均値をそれぞれ減算し、こうして得た減算値の総合(SAD1)を計算する。
このような過程は、設定された変動範囲、すなわちアドレスadd0〜add3範囲まで行われる。このとき、変動範囲は、画質の歪みが発生しない範囲内で適宜に選択され得る。
上記の過程を介して、第4格納部42に格納された第2フレームFrame2の彩度の平均値が第2格納部22に格納された第1フレームFrame1の彩度の平均値に最も近接するとき、その地点の平均値に該当する明るさの平均値を最終基準値として設定する。
例えば、SAD0〜SAD3(変動範囲がadd3の場合)で最小値がSAD1のとき、この基準値を最終基準値として設定する。したがって、フリッカー曲線生成部60では、第1格納部21に格納された第1フレームFrame1の明るさの平均値と第3格納部41に格納された第2フレームFrame2の明るさの平均値とを減算するにおいて、SAD1を基準値として設定する。
フリッカー曲線生成部60は、動き推定部50から推定されたオフセット情報に基づいて補正された第2フレームFrame2の最終基準値を基にフリッカー曲線を抽出するフリッカー曲線抽出部61と、フリッカー曲線抽出部61を介して抽出されたフリッカー曲線をフィルタリングするフィルタリング部62とを備える。
フリッカー曲線抽出部61は、第1格納部21に格納された第1フレームFrame1の明るさの平均値から第3格納部41に格納された第2フレームFrame2の明るさの平均値を減算して、フリッカー曲線を抽出する。このとき、第1フレームFrame1の明るさの平均値から減算される第2フレームFrame2の明るさの平均値は、動き推定部50を介して推定されたオフセットを基に補正された明るさ値になる。
一例として、上記のSAD1が最終基準値である場合について説明する。
図8に示すように、第1格納部21は、「add0」を減算アドレスの開始点とし、第3格納部41は、「add1」を減算アドレスの開始点とする。すなわち、第1格納部21のアドレス「add0」に格納された第1フレームFrame1の明るさ平均値と第3格納部41のアドレス「add1」に格納された第2フレームFrame2の明るさ平均値、第1格納部21のアドレス「add1」に格納された第1フレームFrame1の明るさ平均値と第3の格納部41のアドレス「add2」に格納された第2フレームFrame2の明るさ平均値、第1格納部21のアドレス「add2」に格納された第1フレームFrame1の明るさ平均値と第3格納部41のアドレス「add3」に格納された第2フレームFrame2の明るさ平均値、...(中略)、第1格納部21のアドレス「addN」に格納された第1フレームFrame1の明るさ平均値と第3の格納部41のアドレス「add0」に格納された第2フレームFrame2の明るさ平均値をそれぞれ減算する。
フィルタリング部62は、フリッカー曲線抽出部61から抽出されたフリッカー曲線を低帯域でフィルタリングする。フリッカー曲線抽出部61から抽出されたフリッカー曲線は、イメージ撮影装置の受光感度の不均一性及び回路ノイズにより、正確なフリッカー情報のみを含むものではない。そのため、低帯域通過フィルタを利用して、純粋なフリッカー曲線情報のみを抽出する。次に、フリッカー曲線生成部60から出力されたフリッカー曲線情報は、フリッカーイメージ検出部70に入力される。
フリッカーイメージ検出部70は、低帯域通過フィルタリングされたフリッカー曲線で周期性を判断するために、フリッカー曲線の部分最小値(谷の部分)を示す地点、すなわち局所点を抽出する局所点抽出部71と、抽出された局所点を利用してフリッカーの存在有無を判断するフリッカーイメージ判断部72とを備える。
フリッカーイメージ判断部72は、隣接する抽出された局所点間の距離を算出して、距離値を複数個の距離範囲に区分し、当該区分されたそれぞれの距離範囲に属する距離値の個数を距離値頻度数で検出し、当該検出された距離値頻度数の中で第1臨界値より高いものが存在する場合、当該頻度数と当該範囲の平均値、例えば、距離値の範囲が0〜10である場合には、その平均値である5又は当該範囲に含まれた距離値の平均を乗算し、当該乗算した値が第2臨界値より高ければ、すなわち、フリッカー曲線の周期性が所定範囲から外れると、フリッカーが存在すると判断する。
上記のフリッカー検出動作は、ユーザが定義した任意のフレーム数について繰り返し行うこともできる。すなわち、第1フレーム及び第2フレームに対してフリッカーを検出した前記回路10、20、30、40、50、60、70は、連続する所定個数のフレーム(例えば、第2フレーム及び第3フレーム、第3フレーム及び第4フレームなど)に対するフリッカー検出動作を繰り返し行い、フリッカー検出情報をフリッカー状態判断部80に伝達する。
フリッカー状態判断部80は、フリッカーイメージ検出部70から伝達されるフリッカーイメージ検出情報からフリッカーイメージ検出回数をカウントして、ユーザが定義した任意のフレーム数に対するフリッカーイメージ検出回数が第3臨界値以上であれば、撮影された全体イメージの現在の状態にフリッカーが存在すると最終判断して、フリッカー状態検出信号を出力する。以後、イメージセンサの自動露出装置は、フリッカー状態検出信号に反応して露出時間を補正する。
図9は、本発明の実施形態に係るフリッカー検出方法を説明するためのフローチャートである。以下、図4に示すフリッカー検出回路の構成及び動作特性を基に、本発明の実施形態に係るフリッカー検出方法を説明する。
図9に示すように、まず、ステップS91では、図3に示す第1フレームFrame1から図4に示す第1明るさ及び彩度平均値生成部10を介して、第1フレームFrame1のRGB(1)データのライン別明るさ及び彩度の平均値を計算した後、第1格納部21及び第2格納部22にそれぞれ格納する。ローリングシャッター方式では、各ローライン別にイメージのデータ値が順次出力される。したがって、図10に示すように、ラインデータ同期信号、すなわち水平同期信号HSYCに応答して、各ライン別に出力される単位画素別データ値から明るさ及び彩度値を計算して累積した後、ライン0とライン1とののイメージ値出力空白期においてライン別明るさ及び彩度値の平均値を計算して、第1格納部21及び第2格納部22に格納する。すなわち、ライン間の空白期において以前ラインの各画素から抽出及び累積された明るさ及び彩度値の平均値を計算して、それぞれ第1格納部21及び第2格納部22に格納する。次に、上記の方法で、第2フレームFrame2から第2明るさ及び彩度平均値生成部30を介して第2フレームFrame2のRGB(2)データのライン別明るさ及び彩度の平均値を計算した後、第3格納部41及び第4格納部42にそれぞれ格納する。
その後、ステップS92では、手ブレによる動き補正を行う。動き補正は、第1フレームFrame1を撮影した後、連続して第2フレームFrame2を撮影する場合にも、手ブレにより第1フレームFrame1と第2フレームFrame2とが互いに一致しないことを補正するためのものである。動き補正を行わない状態で、第2フレームFrame2から抽出されたライン別明るさ値と第1フレームFrame1から抽出された明るさ値との差を求める場合、オフセットを含むフリッカー曲線が抽出されるようになる。
動き補正は、図5〜図7にて説明した方法と同じ方法により行われる。
一方、第2フレームFrame2にオフセットを含まない場合、すなわち動きがない場合には、動き補正を行わず、図4に示すフリッカー曲線抽出部61を介して第1格納部21に格納された第1フレームFrame1の明るさ値と第3格納部41に格納された第2フレームFrame2の明るさ値とを減算して、フリッカー曲線を抽出する。このように抽出したフリッカー曲線を図11に示す。すなわち、第2フレームFrame2の明るさ値から第1フレームFrame1の明るさ値との差を求めると、被写体に対する情報を相殺し、2フレームFrame1、Frame2間の差、すなわちフリッカー流れの残像のみが残る。このような2フレーム間の差による結果物である残像がフリッカー曲線になる。
図12は、動き補正を行わないまま抽出されたフリッカー曲線と、動き補正を行ってから抽出されたフリッカー曲線とを比較するために示す図であって、図面上において、上に配置された波形は、動き補正を行わないまま抽出されたフリッカー曲線を示し、下に配置された波形は、動き補正を行ってから抽出されたフリッカー曲線を示す。
同図に示すように、動き補正を行ってから抽出されたフリッカー曲線は、動き補正を行わないまま抽出されたフリッカー曲線より、縦(上下)方向の手ブレに対し、正確な推定結果により動きが補正されて、正確なフリッカー曲線が得られることが分かる。
その後、ステップS93のように、第1格納部21に格納された第1フレームFrame1の明るさ値と、第3格納部41に格納された第2フレームFrame2の明るさ値とを減算して、フリッカー曲線を抽出する。このように抽出したフリッカー曲線を、図11に示した。
その後、ステップS94のように、抽出されたフリッカー曲線についてフィルタリングを行う。フリッカー曲線抽出部61を介して抽出されたフリッカー曲線は、イメージ撮影装置の受光感度の不均一性及び回路ノイズのため、正確なフリッカー情報のみを含むものではない。このため、抽出されたフリッカー曲線をフィルタリング部62で低帯域通過フィルタリングを行って、フリッカー情報のみを抽出する。
図13は、低帯域通過フィルタリングを行わないときのフリッカー曲線と低帯域通過フィルタリングを行ったときのフリッカー曲線とを比較するために示す図であって、図面上において、上に配置された波形は、低帯域通過フィルタリング前のフリッカー曲線であり、下に配置された波形は、低帯域通過フィルタリング後のフリッカー曲線である。
その後、ステップS95でフリッカー曲線の周期性を判断して、低帯域通過フィルタリングされたフリッカー曲線の周期性がフリッカーバンドによるものであるか否かを判断する。以下、フリッカー曲線の周期性を判断する方法を説明する。まず、図14に示すように、局所点抽出部71でフリッカー曲線の局所点(谷の部分)を求める。
以後、ステップS96において、フリッカーイメージ判断部72でそれぞれの2つの局所点間の距離(distance、Dist)を算出した後、距離値を複数個の距離範囲に区分し、当該区分されたそれぞれの距離範囲に属する距離値の個数を距離値頻度数で検出し、当該検出された距離値頻度数の中で任意のしきい値、例えば第1臨界値より高いものが存在する場合、該フリッカー曲線をフリッカーバンドによる曲線と判断する。図15に例示的に示すように、第1臨界値より高い距離値頻度数を算出するために、フリッカー曲線で局所点と局所点との間の距離を複数個の距離範囲を含むヒストグラムの形態でSRAMのような格納媒体に計数して記録する。ヒストグラムに記録された計数が最大値を有する距離値が、頻度数の最も高い距離値になる。したがって、頻度数の最も高い距離範囲の平均距離値と計数とを乗算すると、画面上に現れるフリッカーの程度を代表する値となり、該フリッカー代表値が任意のしきい値、例えば第2臨界値を超える場合、フリッカーを検出するようになる。
上記のフリッカー曲線の抽出とフリッカーの判断は、ユーザが定義した任意のフレーム数について繰り返し行うことができ、各フレームがフリッカーを備えるか否かを判断して、フリッカー検出回数をカウントする。
すなわち、ステップS97では、前記フリッカー検出動作が所定個数のフレームについて繰り返し行われたか否かを判断する。前記検出動作が所定個数のフレームについて完了しない場合には、ステップS91に戻って、次のフレームに対するフリッカー検出動作を繰り返し、所定個数のフレームに対するフリッカー検出動作が完了すると、ステップS98に進む。
ステップS98では、フリッカー状態判断部80でフリッカー検出回数と任意のしきい値、例えば第3臨界値とを比較して、フリッカー検出回数が第3臨界値以上であると、現在撮影されたイメージにフリッカーが存在すると判断し、これを自動露出装置に通知する。以後、自動露出装置は、前記フリッカー状態検出結果を基に、露出時間を再計算する。
図16は、本発明の他の実施形態に係るフリッカー検出回路200を示すものであって、図4に示す実施形態では、フリッカーを検出するために、隣接する2つのフレームに対するフリッカー曲線のみを検出する回路を示しているが、図16では、複数、例えば、M個のフレームに対するフリッカー曲線を並列に検出するように実現されたフリッカー検出回路を示している。ここで、Mは2より大きい整数である。
フリッカー検出回路200は、M個のフレームに対するライン別明るさ及び彩度平均値を生成する平均値生成部110(110−1〜110−M)と、平均値を格納する格納部120(120−1〜120−M)と、2番目のフレームからM番目のフレームの動きを推定する動き推定部150と、動き推定部150の結果を利用して、該当フレームの動きを補償してそれぞれの隣接する2フレーム間のフリッカー曲線、例えば、(M−1)個のフリッカー曲線を検出するフリッカー曲線生成部160と、検出された(M−1)個のフリッカー曲線を利用して、それぞれのフリッカー曲線がフリッカーイメージを備えるか否かを判断するフリッカーイメージ検出部170と、フリッカーイメージ検出部170でフリッカーイメージが検出された回数をカウントして、フリッカーイメージ検出回数が特定臨界値以上であれば、撮影されたイメージにフリッカーが存在すると最終的に判断して、その結果をイメージセンサの自動露出装置に伝達するフリッカー状態判断部180とを備える。前記回路の具体的な動作は、図4にて前述したものとほぼ同様であるので、詳細な回路の説明は省略する。
以上で説明したように本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
まず、本発明は、少なくとも2フレーム間の明るさ差値を利用してフリッカー曲線を抽出することによって、被写体に依存せず、純粋にデジタル回路のみで実現されるため、別途に画素アレイを実現する必要がないため、半導体の実現面積の面でも効率が低下しない。
また、本発明は、フリッカー曲線の周期性判断において、ヒストグラム方式を利用して、イメージセンサに内蔵された格納媒体(SRAM)を再使用することによって、従来の技術のように、別途に演算回路を追加しないため、半導体実現面積効率の低下を防止することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
一般的なローリングシャッター方式を適用したイメージ撮影装置に現れるローライン(row line)別光量差を説明するために示す図である。 一般的なローリングシャッター方式を適用したイメージ撮影装置において、ローライン別光量差を同様に維持させるための露出時間を調整する方法を説明するために示す図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサのフリッカー検出回路のメカニズムを説明するために示す概念図である。 本発明の一実施形態に係るフリッカー検出回路のブロック図である。 図4に示す動き推定部の動作特性を説明するために示すフローチャートである。 動き推定方法を説明するために示す図である。 動き推定方法を説明するために示す図である。 図4に示すフリッカー曲線抽出部の動作特性を説明するために示す図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサのフリッカー検出方法を説明するために示すフローチャートである。 図9に示す明るさ、彩度値の平均値計算及び格納タイミングを説明するためのタイミング図である。 図4に示すフリッカー曲線抽出部を介して抽出されたフリッカー曲線を示す図である。 動き補正処理を介して抽出されたフリッカー曲線を示す図である。 図4に示すフィルタリング部を介してフィルタリングされたフリッカー曲線を示す図である。 フィルタリングされたフリッカー曲線の局所点と次の局所点との距離を算出するための図である。 ヒストグラム方式を使用して距離頻度数を計数化した図である。 本発明の他の実施形態に係るフリッカー検出回路のブロック図であう。
符号の説明
10 第1明るさ及び彩度平均値生成部
20 第1格納部
30 第2明るさ及び彩度平均値生成部
40 第2格納部
50 動き推定部
60 フリッカー曲線生成部
70 フリッカーイメージ検出部
80 フリッカー状態判断部

Claims (51)

  1. イメージを撮影して第1フレーム及び第2フレームを得、これを利用してフリッカーを検出する回路において、
    前記第1フレーム及び第2フレームの画素データから明るさ値を抽出して、前記第1フレーム及び第2フレームにそれぞれ対応するライン別第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値を生成する明るさ平均値出力部と、
    前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するフリッカー曲線生成部と、
    前記フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、隣接するそれぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値及び距離値の頻度数に応じてフリッカーの存在有無を判別するフリッカー検出部と
    前記第1フレーム及び第2フレームの画素データから彩度値を検出して、前記第1フレーム及び第2フレームにそれぞれ対応するライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を生成する彩度平均値出力部と、
    を備えることを特徴とするイメージセンサのフリッカー検出回路。
  2. 前記明るさ平均値出力部が、
    前記第1フレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第1明るさ平均値を生成する第1明るさ平均値生成部と、
    前記第2フレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第2明るさ平均値を生成する第2明るさ平均値生成部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  3. 前記第1明るさ平均値生成部が、
    前記第1フレームの画素データから画素別明るさ値を検出する第1検出部と、
    該第1検出部から出力された前記画素別明るさ値をライン別に累積する第1累算部と、
    該第1累算部から出力された前記ライン別累積値を平均して、前記第1明るさ平均値を生成する第1平均値計算部と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  4. 前記第2明るさ平均値生成部が、
    前記第2フレームの画素データから画素別明るさ値を検出する第2検出部と、
    該第2検出部から出力された前記画素別明るさ値をライン別に累積する第2累算部と、
    該第2累算部から出力された前記ライン別累積値を平均して、前記第2明るさ平均値を生成する第2平均値計算部と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  5. 前記明るさ平均値出力部が、
    第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値をライン別に格納する格納部をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  6. 前記格納部が、SRAMであることを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  7. 前記フリッカー曲線生成部が、
    前記ライン別第1明るさ平均値から前記第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を抽出するフリッカー曲線抽出部と、
    該フリッカー曲線抽出部から出力された前記フリッカー曲線をフィルタリングするフィルタリング部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  8. 前記フィルタリング部が、
    低帯域通過フィルタを備えることを特徴とする請求項7に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  9. 前記彩度平均値出力部が、
    前記第1フレーム及び第2フレームの画素データから彩度値を検出して、ライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を生成する彩度平均値生成部と、
    前記第1彩度平均値及び第2彩度平均値をライン別に格納する格納部と
    を備えることを特徴とする請求項に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  10. 前記ライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を利用して、第2フレームの動きを推定する動き推定部をさらに備え、前記フリッカー曲線生成部は、動き推定結果を利用して、前記ライン別第2明るさ平均値を補償することにより、フリッカー曲線を生成することを特徴とする請求項に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  11. 前記動き推定部が、
    前記第1彩度平均値を固定させた状態で、前記第2彩度平均値を変動させて、前記第1彩度平均値と前記第2彩度平均値とを比較することを特徴とする請求項10に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  12. 前記動き推定部が、
    前記第1彩度平均値が格納されたアドレス開始点を固定させた状態で、前記第2彩度平均値が格納されたアドレス開始点を順次変動させて、前記第1彩度平均値及び前記第2彩度平均値をライン別にそれぞれ減算した後、減算した値の総合を計算し、減算した値の総合の最も低い位置を第2フレームの動きとして推定することを特徴とする請求項11に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  13. 前記イメージ撮影が、ローリングシャッター方式からなることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  14. イメージを撮影して、M(2より大きい整数)個のフレームを得、これを利用してフリッカーを検出する回路において、
    前記M個のフレームのうち、(M−1)個の隣接するフレーム対のそれぞれに対する画素データから明るさ値を抽出して、前記隣接するフレームの1番目及び2番目のフレームにそれぞれ対応するライン別第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値を生成する明るさ平均値出力部と、
    前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するフリッカー曲線生成部と、
    前記フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値及び距離値の頻度数に応じてフリッカーイメージを検出するフリッカーイメージ検出部と、
    前記M個のフレームに対するフリッカーイメージ検出が完了すると、フリッカーイメージの検出回数に応じて、フリッカーの存在有無を判別するフリッカー状態判断部と
    前記隣接するフレーム対のそれぞれに対する画素データから彩度値を検出して、該隣接するフレームの1番目及び2番目のフレームにそれぞれ対応するライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を生成する彩度平均値出力部と、
    を備えることを特徴とするイメージセンサのフリッカー検出回路。
  15. 前記明るさ平均値出力部が、
    前記1番目のフレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第1明るさ平均値を生成する第1明るさ平均値生成部と、
    前記2番目のフレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第2明るさ平均値を生成する第2明るさ平均値生成部と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  16. 前記第1明るさ平均値生成部が、
    前記1番目のフレームの画素データから画素別明るさ値を検出する第1検出部と、
    該第1検出部から出力された前記画素別明るさ値をライン別に累積する第1累算部と、
    該第1累算部から出力された前記ライン別累積値を平均して、前記第1明るさ平均値を生成する第1平均値計算部と
    を備えることを特徴とする請求項15に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  17. 前記第2明るさ平均値生成部が、
    前記2番目のフレームの画素データから画素別明るさ値を検出する第2検出部と、
    該第2検出部から出力された前記画素別明るさ値をライン別に累積する第2累算部と、
    該第2累算部から出力された前記ライン別累積値を平均して、前記第2明るさ平均値を生成する第2平均値計算部と
    を備えることを特徴とする請求項16に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  18. 前記明るさ平均値出力部が、
    第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値をライン別に格納する格納部をさらに備えることを特徴とする請求項17に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  19. 前記格納部が、SRAMであることを特徴とする請求項18に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  20. 前記フリッカー曲線生成部が、
    前記ライン別第1明るさ平均値から前記第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を抽出するフリッカー曲線抽出部と、
    該フリッカー曲線抽出部から出力された前記フリッカー曲線をフィルタリングするフィルタリング部と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  21. 前記フィルタリング部が、低帯域通過フィルタを備えることを特徴とする請求項20に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  22. 前記彩度平均値出力部が、
    前記隣接する2フレームの画素データから彩度値を検出して、ライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を生成する彩度平均値生成部と、
    前記第1彩度平均値及び第2彩度平均値をライン別に格納する格納部と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  23. 前記ライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を利用して、2番目のフレームの動きを推定する動き推定部をさらに備え、前記フリッカー曲線生成部は、動き推定結果を利用して、前記ライン別第2明るさ平均値を補償することにより、フリッカー曲線を生成することを特徴とする請求項22に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  24. 前記動き推定部が、
    前記第1彩度平均値を固定させた状態で、前記第2彩度平均値を変動させて、前記第1彩度平均値と前記第2彩度平均値とを比較することを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  25. 前記動き推定部が、
    前記第1彩度平均値が格納されたアドレス開始点を固定させた状態で、前記第2彩度平均値が格納されたアドレス開始点を順次変動させて、前記第1彩度平均値及び前記第2彩度平均値をライン別にそれぞれ減算した後、減算した値の総合を計算し、減算した値の総合の最も低い位置を第2フレームの動きとして推定することを特徴とする請求項24に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  26. 前記イメージ撮影が、ローリングシャッター方式からなることを特徴とする請求項14に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  27. イメージを撮影して、M(2より大きい整数)個のフレームを得、これを利用してフリッカーを検出する回路において、
    前記M個のフレームの画素データから明るさ値を抽出して、各フレームのライン別明るさ平均値を生成する明るさ平均値出力部と、
    前記ライン別に生成された明るさ平均値から(M−1)個の隣接するフレーム対に対してフレーム対を構成する2つのフレーム間のライン別明るさ平均値差を求め、その差を利用して(M−1)個のフリッカー曲線を生成するフリッカー曲線生成部と、
    前記(M−1)個のフリッカー曲線のそれぞれに対して、複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値及び距離値の頻度数に応じてそれぞれのフリッカー曲線に対するフリッカーイメージを検出するフリッカーイメージ検出部と、
    前記M個のフレーム全てに対するフリッカーイメージ検出が完了すると、フリッカーイメージの検出回数に応じて、フリッカーの存在有無を判別するフリッカー状態判断部と
    前記M個のフレームの画素データから彩度値を抽出して、各フレームのライン別彩度平均値を生成する彩度平均値出力部と、
    を備えることを特徴とするイメージセンサのフリッカー検出回路。
  28. 前記明るさ平均値出力部が、
    前記M個のフレームの画素データから明るさ値を抽出して、それぞれのフレームのライン別明るさ平均値を生成するM個の明るさ平均値出力部を備えることを特徴とする請求項27に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  29. 前記明るさ平均値出力部のそれぞれが、
    対応するフレームの画素データから画素別明るさ値を検出する第1検出部と、
    該第1検出部から出力された前記画素別明るさ値をライン別に累積する第1累算部と、
    該第1累算部から出力された前記ライン別累積値を平均して、明るさ平均値を生成する平均値計算部と
    を備えることを特徴とする請求項28に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  30. 前記明るさ平均値出力部のそれぞれが、
    明るさ平均値をライン別に格納する格納部をさらに備えることを特徴とする請求項29に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  31. 前記格納部が、SRAMであることを特徴とする請求項30に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  32. 前記フリッカー曲線生成部が、
    前記ライン別に生成された明るさ平均値から(M−1)個の隣接するフレーム対に対してフレーム対を構成する2つのフレーム間のライン別明るさ平均値差を求めて、(M−1)個のフリッカー曲線を抽出するフリッカー曲線抽出部と、
    該フリッカー曲線抽出部から出力された前記フリッカー曲線をフィルタリングするフィルタリング部と
    を備えることを特徴とする請求項27に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  33. 前記フィルタリング部が、低帯域通過フィルタを備えることを特徴とする請求項32に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  34. 前記彩度平均値出力部が、
    前記M個のフレームの画素データから彩度値を抽出して、各フレームのライン別彩度平均値を生成する彩度平均値生成部と、
    前記彩度平均値をライン別に格納する格納部と
    を備えることを特徴とする請求項27に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  35. 前記(M−1)個の隣接するフレーム対に対して各フレーム対を構成する2つのフレーム間のライン別彩度平均値差を利用して、各フレーム対の2番目のフレームの動きを推定する動き推定部をさらに備え、
    前記フリッカー曲線生成部が、
    動き推定結果を利用して前記2番目のフレームの前記ライン別明るさ平均値を補償して、フリッカー曲線を生成することを特徴とする請求項34に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  36. 前記動き推定部が、
    前記1番目のフレームの彩度平均値を固定させた状態で、前記2番目のフレームの彩度平均値を変動させて、前記1番目のフレーム及び2番目のフレームの彩度平均値を互いに比較することを特徴とする請求項35に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  37. 前記動き推定部が、
    前記1番目のフレームの彩度平均値が格納されたアドレス開始点を固定させた状態で、前記2番目のフレームの彩度平均値が格納されたアドレス開始点を順次変動させて、前記1番目のフレームと2番目のフレームとの彩度平均値の差をライン別に計算した後、その差の値の総合を計算し、総合の最も低い位置を2番目のフレームの動きとして推定することを特徴とする請求項36に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  38. 前記イメージ撮影が、ローリングシャッター方式からなることを特徴とする請求項27に記載のイメージセンサのフリッカー検出回路。
  39. イメージを撮影して得た第1フレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第1明るさ平均値を生成するステップと、
    前記イメージを連続撮影して得た第2フレームの画素データから明るさ値を抽出して、ライン別に第2明るさ平均値を生成するステップと、
    前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から前記第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するステップと、
    該フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値と距離値の頻度数に応じてフリッカーイメージを検出するステップと
    前記第1フレーム及び第2フレームの画素データから彩度値を抽出して、前記第1フレーム及び第2フレームにそれぞれ対応するライン別第1彩度平均値及び第2彩度平均値を生成するステップと、
    を含むことを特徴とするイメージセンサのフリッカー検出方法。
  40. 前記第1明るさ平均値を生成するステップが、
    前記第1フレームの各画素別に明るさ値を検出するステップと、
    前記画素別明るさ値をライン別に累積するステップと、
    前記ライン別累積値を平均して、前記ライン別第1明るさ平均値を計算するステップと
    を含むことを特徴とする請求項39に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  41. 前記第2明るさ平均値を生成するステップが、
    前記第2フレームの各画素別に明るさ値を検出するステップと、
    前記画素別明るさ値をライン別に累積するステップと、
    前記ライン別累積値を平均して、前記ライン別第2明るさ平均値を計算するステップと
    を備えることを特徴とする請求項40に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  42. 前記フリッカー曲線を生成するステップが、
    前記ライン別第1明るさ平均値から前記ライン別第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を抽出するステップと、
    該フリッカー曲線をフィルタリングするステップと
    を備えることを特徴とする請求項39に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  43. 前記フリッカー曲線をフィルタリングするステップが、低帯域通過フィルタで行われることを特徴とする請求項42に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  44. イメージを連続撮影して得たM(2より大きい整数)個のフレームに対して、前記ライン別第1明るさ平均値及び第2明るさ平均値生成ステップ、前記フリッカー曲線生成ステップ、及びフリッカーイメージを検出するステップを繰り返し行い、フリッカーイメージ検出回数をカウントするステップと、
    該カウントされたフリッカーイメージ検出回数に応じて、フリッカーの存在有無を判別するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項39に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  45. イメージを撮影して得た第1フレームの画素データから明るさ及び彩度値を抽出して、ライン別に第1明るさ及び彩度平均値を生成するステップと、
    前記イメージを連続撮影して得た第2フレームの画素データから明るさ及び彩度値を抽出して、ライン別に第2明るさ及び彩度平均値を生成するステップと、
    前記ライン別に生成された第1彩度平均値及び第2彩度平均値を利用して、前記第2フレームの動きを推定するステップと、
    該推定された動きに応じて、前記第2明るさ平均値を補正するステップと、
    前記ライン別に生成された第1明るさ平均値から、補正された第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を生成するステップと、
    該フリッカー曲線から複数の局所点を抽出し、それぞれの2つの局所点間の距離値を計算して、距離値と距離値の頻度数に応じてフリッカーイメージを検出するステップと
    を含むことを特徴とするイメージセンサのフリッカー検出方法。
  46. 前記第1明るさ及び彩度平均値を生成するステップが、
    前記第1フレームの各画素別に明るさ及び彩度値を検出するステップと、
    該画素別明るさ及び彩度値をライン別に累積するステップと、
    前記ライン別累積値を平均して、前記第1明るさ及び彩度平均値を計算するステップと
    を含むことを特徴とする請求項45に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  47. 前記第2明るさ及び彩度平均値を生成するステップが、
    前記第2フレームの各画素別に明るさ及び彩度値を検出するステップと、
    該画素別明るさ及び彩度値をライン別に累積するステップと、
    該ライン別累積値を平均して、前記第2明るさ及び彩度平均値を計算するステップと
    を備えることを特徴とする請求項46に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  48. 前記動きを推定するステップが、
    前記第1彩度平均値が格納されたアドレス開始点を固定させた状態で、前記第2彩度平均値が格納されたアドレス開始点を順次変動させて、前記第1彩度平均値及び前記第2彩度平均値をライン別にそれぞれ減算し、減算された値の総合を計算するステップと、
    該計算された総合を比較して、最も低い値を有する変動位置を前記第2フレームの動きとして推定するステップと
    を含むことを特徴とする請求項45に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  49. 前記フリッカー曲線を生成するステップが、
    前記第1明るさ平均値から前記補正された第2明るさ平均値を減算して、フリッカー曲線を抽出するステップと、
    該フリッカー曲線をフィルタリングするステップと
    を含むことを特徴とする請求項45に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  50. 前記フリッカー曲線をフィルタリングするステップが、低帯域通過フィルタで行われることを特徴とする請求項49に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
  51. イメージを連続撮影して得たM(2より大きい整数)個のフレームに対して、前記ライン別第1明るさ及び彩度平均値、並びに第2明るさ及び彩度平均値生成ステップ、前記動き推定及び補正ステップ、前記フリッカー曲線生成ステップ及びフリッカーイメージ検出ステップを繰り返して行い、フリッカーイメージ検出回数をカウントするステップと、
    該カウントされたフリッカーイメージ検出回数に応じて、フリッカーの存在有無を判別するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項45に記載のイメージセンサのフリッカー検出方法。
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