JP4978411B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、ウェハ裏面を研削する際にウェハ表面に表面保護テープを張り付ける半導体装置の製造方法に関し、特に表面保護テープを剥がす際に表面保護テープの糊がウェハに残るのを防ぐことができる半導体装置の製造方法に関するものである。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などの電力用半導体装置の製造において、半導体装置を薄くするために、バックグラインドなどによりウェハ裏面を研削する。この際に、ウェハ表面に形成された素子を保護するため、ウェハ表面に表面保護テープを貼り付ける(例えば、特許文献1参照)。
従来の半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。まず、図21に示すように、基材層12と糊13からなる表面保護テープ14を基材層12側から円形の真空吸着ステージ11で真空吸着する。そして、カッター刃15を用いて表面保護テープ14をカットする。
次に、図22に示すように、円形の真空吸着ステージ17で真空吸着されたウェハ16の表面に、カットされた表面保護テープ14を貼り付ける。
次に、図23に示すように、ウェハ16の表面保護テープ14側を真空吸着ステージ21で真空吸着する。そして、真空吸着ステージ21を回転させ、回転する砥石22によりウェハ16のエッジを研削して垂直に仕上げる。
次に、図24に示すように、真空吸着ステージ23を用いてウェハ16の表面保護テープ14側を真空吸着する。そして、真空吸着ステージ23を回転させ、真空吸着ステージ23とは逆方向に回転する砥石24によりウェハ16の裏面を研削する。その後、ウェハ16の裏面にイオン注入等を行う。
次に、図25に示すように、表面保護テープ14が貼られたウェハ16を真空吸着ステージ25で真空吸着する。そして、基材層26と糊27からなる剥がし用テープ28をローラー29により表面保護テープ14に貼り付ける。そして、図26に示すように、剥がし用テープ28を矢印の方向にゆっくりと引いて、表面保護テープ14を剥がす。
特開2006−196710号公報
カッター刃15を用いて表面保護テープ14を切断する際に、カッター刃15に表面保護テープ14の糊13が付着し、切断面において糊13がガタガタになる。このため、表面保護テープ14を剥がす際に糊13の一部が基材層12から離れ、図27の断面図及び図28の上面図に示すようにウェハ16の周辺に残るという問題があった。
この糊13が残ったまま次工程に送られると、搬送系にウェハが付着して処理が止まったり、炉に入ると汚染の原因になったりする。また、ウェハ16上に残った糊13を取るためには、コストのかかる有機溶剤洗浄が必要になる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、表面保護テープを剥がす際に表面保護テープの糊がウェハに残るのを防ぐことができる半導体装置の製造方法を得るものである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、カッター刃を用いて表面保護テープをカットする工程と、カットした表面保護テープの外周部とウェハの外周部との間にスペーサーリングを挟んだ状態で、表面保護テープをウェハの表面に貼り付け、スペーサーリングを取り除く工程と、表面保護テープを貼り付けた状態でウェハの裏面を研磨する工程と、ウェハの裏面を研磨した後に、表面保護テープをウェハから剥がす工程とを備える。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、表面保護テープを剥がす際に表面保護テープの糊がウェハに残るのを防ぐことができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。
まず、図1の断面図及び図2の上面図に示すように、円形の真空吸着ステージ11を用いて、基材層12と糊13からなる表面保護テープ14を基材層12側から真空吸着する。そして、図3に示すようなカッター刃15を用いて表面保護テープ14をカットする。この際、表面保護テープ14の外周がウェハ(後述)の外周より0.1〜1mm内側にくるように、表面保護テープ14の大きさを調整する。これにより、表面保護テープ14は図4に示すように分離される。
次に、図5に示すように、ウェハ16を真空吸着ステージ17で真空吸着し、ウェハ16の外周部にスペーサーリング18を取り付ける。そして、図6に示すように、カットした表面保護テープ14の外周部とウェハ16の外周部との間にスペーサーリング18を挟んだ状態で、表面保護テープ14をウェハ16の表面に貼り付ける。この際、スペーサーリング18により表面保護テープ14の糊13の外周部は押し潰される。その後、スペーサーリング18を取り除き、表面保護テープ14を真空吸着ステージ11から外し、ウェハ16を真空吸着ステージ17から外す。これにより、図7の断面図及び図8の上面図に示すように、表面保護テープ14の外周部とウェハ16の外周部との間に隙間19が形成される。
次に、図9に示すように、ウェハ16の表面保護テープ14側を真空吸着ステージ21で真空吸着する。そして、真空吸着ステージ21を回転させ、回転する砥石22によりウェハ16のエッジを研削して垂直に仕上げる。これにより、後段の裏面研磨でウェハ16のエッジが鋭利にならず、ウェハ16の欠けや割れを防ぐことができる。
次に、図10に示すように、ウェハ16の表面保護テープ14側を真空吸着ステージ23で真空吸着する。そして、真空吸着ステージ23を回転させ、真空吸着ステージ23とは逆方向に回転する砥石24によりウェハ16の裏面を研削する。これにより、図11に示すようにウェハ16が薄くなる。その後、ウェハ16の裏面にイオン注入等を行う。
次に、図12の断面図及び図13の上面図に示すように、表面保護テープ14が貼られたウェハ16を真空吸着ステージ25で真空吸着する。そして、基材層26と糊27からなる剥がし用テープ28をローラー29により表面保護テープ14に貼り付ける。そして、図14に示すように、剥がし用テープ28を矢印の方向にゆっくりと引いて表面保護テープ14をウェハ16から剥がす。
ここで、表面保護テープ14の外周部とウェハ16の外周部との間に隙間19が形成されているため、表面保護テープ14を剥がす際に表面保護テープ14の糊13がウェハ16に残るのを防ぐことができる。また、本実施の形態は、スペーサーリング18を取り付けただけであり、材料の追加はないのでランニングコストは安く済む。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。
まず、実施の形態1と同様に、カッター刃15を用いて表面保護テープ14をカットする。次に、図15に示すように、ウェハ16を真空吸着ステージ17により真空吸着し、ノズル31を用いてウェハ16の外周部に液体32を塗布する。紫外線を照射して液体32を固体化させて、図16に示すように、ウェハ16の外周部にゼラチン状スペーサー33(スペーサー)を形成する。このゼラチン状スペーサー33は、紫外線で固まると常温の水では溶けず、80℃以上の温水で溶けるような物質からなる。
次に、図17に示すように、カットした表面保護テープ14の外周部とウェハ16の外周部との間にゼラチン状スペーサー33を挟んだ状態で、表面保護テープ14をウェハ16の表面に貼り付ける。この際、ゼラチン状スペーサー33により表面保護テープ14の糊13の外周部は押し潰される。その後、図18に示すように、表面保護テープ14を真空吸着ステージ11から外し、ウェハ16を真空吸着ステージ17から外す。
次に、実施の形態1と同様に、表面保護テープ14を貼り付けた状態でウェハ16の裏面を研磨する。その後、剥がし用テープ28を表面保護テープ14に貼り付ける。さらに、図19に示すように、剥がし用テープ28を矢印の方向にゆっくりと引いて表面保護テープ14をウェハ16から剥がす。そして、図20に示すように、80℃以上の温水34によりウェハ16からゼラチン状スペーサー33を除去する。
ここで、表面保護テープ14の外周部とウェハ16の外周部との間にゼラチン状スペーサー33が形成されているため、表面保護テープ14を剥がす際に表面保護テープ14の糊13がウェハ16に残るのを実施の形態1よりも確実に防ぐことができる。また、ゼラチン状スペーサー33は80℃以上の温水34できれいに簡単に除去することができるため、コストのかかる有機溶剤やドラフト等の設備はいらない。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための上面図である。 カッター刃を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための上面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための上面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための上面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明するための上面図である。
符号の説明
15 カッター刃
14 表面保護テープ
16 ウェハ
18 スペーサーリング
33 スペーサー
34 温水

Claims (2)

  1. カッター刃を用いて表面保護テープをカットする工程と、
    カットした前記表面保護テープの外周部とウェハの外周部との間にスペーサーリングを挟んだ状態で、前記表面保護テープを前記ウェハの表面に貼り付け、前記スペーサーリングを取り除く工程と、
    前記表面保護テープを貼り付けた状態で前記ウェハの裏面を研磨する工程と、
    前記ウェハの裏面を研磨した後に、前記表面保護テープを前記ウェハから剥がす工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. カッター刃を用いて表面保護テープをカットする工程と、
    ウェハの外周部に、所定の温度以上の温水で溶けるような物質からなるスペーサーを形成する工程と、
    カットした前記表面保護テープの外周部とウェハの外周部との間に前記スペーサーを挟んだ状態で、前記表面保護テープを前記ウェハの表面に貼り付ける工程と、
    前記表面保護テープを貼り付けた状態で前記ウェハの裏面を研磨する工程と、
    前記ウェハの裏面を研磨した後に、前記表面保護テープを前記ウェハから剥がす工程と、
    所定の温度以上の温水により前記ウェハから前記スペーサーを除去する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。



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