JP4978407B2 - 印刷装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は,指定された印刷時刻に印刷ジョブを実行する予約印刷機能を有する印刷装置およびプログラムに関する。さらに詳細には,印刷ジョブデータを記憶するバッファの有効利用が図られた印刷装置およびプログラムに関するものである。
従来から,ネットワークに接続された情報端末装置から,同じくネットワークに接続された印刷装置に対して印刷ジョブを出力する印刷システムであって,情報端末装置にて印刷ジョブデータに印刷指定時刻を設定することが可能であり,印刷装置では印刷指定時刻になったときに当該印刷ジョブデータの印刷を実行する,いわゆる予約印刷機能を備えるものがある(例えば,特許文献1)。
予約印刷機能を有する印刷装置には,印刷ジョブデータを一時的に記憶する記憶領域である印刷データバッファを備えている。そして,印刷装置では,印刷指定時刻となるまで印刷ジョブデータを印刷データバッファに記憶しておき,印刷指定時刻となった場合に該当印刷ジョブデータを印刷処理し,印刷処理完了後に,その印刷ジョブデータを印刷データバッファから削除する。
特開2001−2361184号公報
しかしながら,前記した従来の予約印刷機能を有する印刷装置には,次のような問題があった。すなわち,予約印刷では,例えば1週間先,1ヶ月先,1年先といったように,かなり先の日時が指定されることも考えられる。かかる場合に,かなり先の日時が指定された印刷ジョブデータは,その指定日時が来るまでいつまでも印刷データバッファに記憶され続ける。印刷データバッファの記憶領域は有限領域であり,そのような印刷ジョブデータが数多く記憶された場合に,印刷データバッファの空き容量がなくなることも考えられる。
印刷データバッファの空き容量がなくなってしまうと,新たに目前の日時が指定された印刷ジョブデータが送られて来た場合に,当該印刷ジョブデータを受け入れられないことになる。このような不具合は,印刷データバッファの容量が小さい場合や,印刷ジョブデータのサイズが大きい場合などに生じることが考えられ,予約印刷機能の円滑な運用を妨げる。
本発明は,前記した従来の印刷装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,印刷データバッファを有効に利用し,予約印刷機能の円滑な運用が図られた印刷装置および印刷装置のプログラムを提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた印刷装置は,印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信し,印刷指定時刻に基づいて印刷ジョブを実行する印刷装置であって,印刷ジョブデータを記憶するバッファ部と,印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信可能な受信手段と,バッファ部の空き領域に,受信手段にて受信される印刷ジョブデータである受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断する判断手段と,判断手段により,バッファ部の空き領域に受信印刷ジョブデータの格納が不可であると判断された場合に,バッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,受信印刷ジョブデータの印刷指定時刻よりも印刷指定時刻が遅い印刷ジョブデータを削除し,バッファ部に受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,受信印刷ジョブデータをバッファ部に記憶するバッファ制御手段とを有することを特徴としている。
本発明の印刷装置は,印刷指定時刻に基づいて印刷ジョブを実行する,いわゆる予約印刷機能を備えるものである。本発明の印刷装置では,印刷ジョブデータはバッファ部に記憶される。そして,バッファ部に記憶するにあたって,判断手段によって,バッファ部の空き領域に受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かが判断される。
そして,バッファ部の空き領域に受信印刷ジョブデータの格納が不可であると判断された場合には,バッファ制御手段により,バッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,受信印刷ジョブデータの印刷指定時刻よりも印刷指定時刻が遅い印刷ジョブデータが削除される。これにより,バッファ部の空き領域が拡大し,受信印刷ジョブデータのバッファ部への記憶が可能になる。
判断手段としては,例えば,受信印刷ジョブデータのサイズとバッファ部の空き容量とを比較し,受信印刷ジョブデータのサイズがバッファ部の空き容量よりも大きい場合には,受信印刷ジョブデータのバッファ部への格納は不可と判断する。一方,受信印刷ジョブデータのサイズがバッファ部の空き容量よりも小さい場合には,受信印刷ジョブデータのバッファ部への格納は可能と判断する。また,バッファ部の空き領域がない状態であれば受信印刷ジョブデータの格納不可と判断してもよい。
すなわち,本発明の印刷装置では,バッファ部に十分な空きが無い場合に,バッファ制御手段にて,既にバッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,受信印刷ジョブデータよりも後に印刷される印刷ジョブデータを削除し,受信印刷ジョブデータを記憶する領域を確保している。これにより,バッファ部の空きが足らなくても,印刷ジョブデータの入れ替えを行うことで印刷指定時刻が早い印刷ジョブデータを優先的に印刷でき,直ぐに実行が望まれる印刷ジョブに係る印刷ジョブデータの受信が,バッファ部の空き容量不足により拒否されてしまうことを防止できる。また,この印刷ジョブデータの入れ替えは自動的に行われる。従って,予約印刷機能の円滑な運用を妨げない。
また,本発明の印刷装置は,印刷ジョブデータに係る印刷が終了したことを条件に,当該印刷ジョブデータの送信元に,当該送信元が記憶する当該印刷ジョブデータの削除指示を送信する削除指示手段を有することとするとよりよい。
すなわち,削除指示手段によって,印刷ジョブデータの送信元に記憶されている印刷ジョブデータを削除できる。これにより,印刷が終わった後に,その印刷ジョブデータを再取得してしまうおそれがない。
また,本発明の印刷装置は,印刷ジョブデータごとに当該印刷ジョブデータを当該印刷ジョブデータの送信元から再読み込み可能か否かが記憶された再読込記憶手段を有し,バッファ制御手段は,再読込記憶手段にて再読み込み可能と記憶された印刷ジョブデータを削除対象とすることとするとよりよい。
すなわち,再読込記憶手段によって,印刷ジョブデータごとに印刷ジョブデータの送信元から再読み込みが可能か否かを記憶する。そして,バッファ制御手段が再読み込み可能な印刷ジョブデータのみを削除対象とすることにより,再読み込みできない印刷ジョブデータの削除が回避される。なお,印刷ジョブデータが再読み込みできない場合とは,送信元から直接印刷装置に印刷ジョブデータが送信され,送信が完了したことを条件に送信元に記憶されているその印刷ジョブデータが削除される場合などである。よって,再読み込みできる印刷ジョブデータと再読み込みできない印刷ジョブデータとがバッファ部に混在していたとしても,再読み込み可能な印刷ジョブデータが削除されるので,再読み込みできない印刷ジョブデータが削除されるといった不具合は生じない。
また,前述の印刷装置は,受信手段にて受信される受信印刷ジョブデータが再読み込み不可の印刷ジョブデータの場合,判断手段は,バッファ部の空き領域に,その再読み込み不可の受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断し,バッファ制御手段は,その再読み込み不可の受信印刷ジョブデータが格納不可の場合には,再読込記憶手段にて再読み込み可能と記憶された印刷ジョブデータを削除し,バッファ部にその再読み込み不可の受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,その再読み込み不可の受信印刷ジョブデータを前記バッファ部に記憶することとするとよりよい。
すなわち,バッファ制御手段では,既にバッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,再読み込みが可能な印刷ジョブデータを削除し,受信印刷ジョブデータを記憶する領域を確保している。これにより,バッファ部の空きが十分でないときに,再読み込みができない印刷ジョブデータが送られて来た場合であっても,当該印刷ジョブデータの受信及び処理は中止されない。よって,再読み込みできない印刷ジョブデータは確実に印刷され,当該印刷ジョブデータが混在したとしても信頼性は低下しない。
また,受信手段にて受信される受信印刷ジョブデータに印刷指定時刻が設定されていない場合,判断手段は,バッファ部の空き領域に,その印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断し,バッファ制御手段は,その印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータが格納不可の場合には,印刷指定時刻が設定されておりかつ再読込記憶手段にて再読み込み可能と記憶された印刷ジョブデータを削除し,バッファ部にその印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,その印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータを前記バッファ部に記憶することとするとよりよい。
すなわち,バッファ制御手段では,既にバッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,再読み込みが可能であって印刷時間までにまだ余裕がある印刷ジョブデータを削除し,受信印刷ジョブデータを記憶する領域を確保している。これにより,バッファ部の空きが十分でないときに,印刷指定時刻の設定が無い印刷ジョブデータが送られて来た場合であっても,当該印刷ジョブデータの受信および処理は中止されない。よって,印刷指定時刻が無い印刷ジョブデータは確実に印刷され,当該印刷ジョブデータが混在したとしても信頼性は低下しない。
また,本発明は,印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信し,印刷指定時刻に基づいて印刷ジョブを実行する印刷装置のプログラムであって,印刷装置を,印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信可能な受信手段と,印刷ジョブデータを記憶するバッファ部の空き領域に,受信手段にて受信される印刷ジョブデータである受信印刷ジョブデータが格納可能か否かを判断する判断手段と,判断手段により,バッファ部の空き領域に受信印刷ジョブデータの格納が不可であると判断された場合に,バッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,受信印刷ジョブデータの印刷指定時刻よりも印刷指定時刻が遅い印刷ジョブデータを削除し,バッファ部に前記受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,受信印刷ジョブデータをバッファ部に記憶させるバッファ制御手段として動作させることを特徴とする印刷装置のプログラムを含んでいる。
本発明によれば,印刷データバッファを有効に利用し,予約印刷機能の円滑な運用が図られた印刷装置および印刷装置のプログラムが実現している。
以下,本発明にかかる印刷装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,印刷指定時刻の設定が可能な印刷装置を含む印刷システムに本発明を適用したものである。
[印刷システムの構成]
本形態の印刷システム100は,図1に示すように,印刷ジョブを管理するプリンタサーバ1と,印刷ジョブを作成する情報処理端末としてのパーソナルコンピュータ(PC)2,3と,印刷ジョブの印刷処理を行うプリンタ4とを備えている。印刷システム100では,プリンタサーバ1,PC2,PC3,プリンタ4がネットワークを介して接続されている。
具体的に,PC2は,インターネットを介してプリンタサーバ1に接続されている。PC2から送信される印刷ジョブは,一旦,プリンタサーバ1に登録され,プリンタサーバ1からプリンタ4に送られる。一方,PC3はLANを介して直接プリンタ4に接続されている。プリンタ3から送信される印刷ジョブは,プリンタサーバ1を介さずにプリンタ4に送られる。なお,プリンタサーバ1に接続するPCは1台に限定するものではなく,複数台接続してもよい。また,プリンタ4に接続するPCも1台に限定するものではなく,複数台接続してもよい。
プリンタ4は,印刷機能の他,印刷ジョブデータの配信を要求する機能と,印刷ジョブデータを受信する機能とを有している。プリンタ4は,定期的(本形態では,10分間隔)にプリンタサーバ1に対して印刷ジョブデータの配信を要求する。すなわち,プリンタ4では,プリンタサーバ1に対して配信要求を所定間隔でポーリングする。プリンタサーバが複数台あればそれぞれのプリンタサーバに対してポーリングする。そして,プリンタサーバ1から印刷ジョブデータが配信された際には,その印刷ジョブデータの印刷を行う。
また,プリンタサーバ1から配信される印刷ジョブデータには,印刷指定時刻が設定されるものがある。プリンタ4では,印刷指定時刻が指定された印刷ジョブデータを受信すると,その印刷指定時刻となるまで後述する先読みバッファにデータを蓄積し,印刷指定時刻となった段階で印刷処理を開始する。すなわち,本形態のプリンタ4は,予約印刷機能を有している。
また,プリンタ4は,プリンタサーバ1からの印刷ジョブデータの配信の他,LANを介して接続されているPC3から直接印刷ジョブデータが送られる。その場合にも,その印刷ジョブデータの印刷を行う。
プリンタ4は,図2に示すように,各種演算処理を実行するCPU41と,当該プリンタ4の起動時にCPU41が行う起動処理のプログラム(BIOS)等を記憶したROM42と,CPU41が各種処理を行う際に一時的な記憶領域として利用されるRAM43と,各種のプログラムやデータを記憶したハードディスクドライブ(HDD)44とを有している。さらに,プリンタ4のHDD44には,オペレーティングシステム(OS)や,印刷ジョブのデータ管理を行うアプリケーションが組み込まれている。
また,プリンタ4は,操作ボタンやタッチパネル等からなる操作部45と,液晶ディスプレイ等からなる表示部46と,他の情報機器との間で信号のやりとりを行うシリアルポートインターフェース47と,LAN,インターネット等のネットワークを介して信号のやりとりを行うネットワークインターフェース48とを有している。
また,プリンタ4は,印刷処理を行う画像形成部49を有している。画像形成部49は,電子写真方式やインクジェット方式等の周知の画像形成技術を利用するものであればよい。また,画像形成部の一部としてスキャナ部を有し,コピー機能を具備しているものであってもよい。
また,プリンタ4は,図3に示すように,印刷ジョブのデータ管理を行うアプリケーション5と,印刷ジョブデータを記憶する先読みバッファ51と,印刷ジョブの登録リストであるジョブリスト52とを有している。アプリケーション5は,先読みバッファ51およびジョブリスト52へのデータの読み書きが可能である。また,アプリケーション5は,プリンタサーバ1から送られて来る印刷ジョブデータを受信し,先読みバッファ51およびジョブリスト52を更新する。また,アプリケーション5は,PC3から直接送られて来る印刷ジョブデータを受信し,先読みバッファ51およびジョブリスト52を更新する。
先読みバッファ51は,印刷処理を行うための記憶領域であるとともに,予約印刷に先立って印刷ジョブデータをあらかじめ記憶するための記憶領域でもある。先読みバッファ51は,RAM43あるいはHDD44に一定容量の記憶領域として確保される。
先読みバッファ51には,通常,ジョブリスト52の登録順に印刷ジョブデータが蓄積される。そして,印刷ジョブが終了すると,終了した印刷ジョブデータが先読みバッファ51から削除される。先読みバッファ51が印刷ジョブデータで満杯になった場合には,先読みバッファ51内の印刷ジョブデータの入れ替え処理が行われる。この入れ替え処理については後述する。
ジョブリスト52は,図4に示すように,印刷ジョブを識別するためのジョブIDと,印刷対象となるデータの参照先であるURLと,先読みバッファ51に記憶したバッファサイズと,印刷ジョブデータのデータサイズと,印刷指定時刻と,再読み込みが可能であるか否かを記憶する再読み込みフラグと,印刷ジョブデータの削除リストとして一時的に利用される削除フラグとが,1つのレコードとして記憶される。さらに,ジョブリスト52は,印刷処理が行われる順にレコードが並べられている。
ジョブリスト52に記憶されるデータの中のバッファサイズには,先読みバッファ51に当該印刷ジョブデータが記憶されていればそのデータサイズと同じ値が書き込まれ,先読みバッファ51に記憶されていなければ0が書き込まれる。
例えば,先読みバッファ51の全容量を8Mバイトとし,図4に示したような印刷ジョブデータがジョブIDでAAA,BBB,CCCの順にジョブリスト52に登録されるとする。この場合,図5に示すように,AAA,BBBの印刷ジョブデータが先読みバッファ51に記憶され,先読みバッファ51の空き容量が3Mバイトとなる。次に送り込まれるCCCの印刷ジョブデータは,データサイズが5Mバイトあるため,先読みバッファ51に記憶されない。そして,AAAが印刷処理され,先読みバッファ51から削除されると,空き容量が7Mバイトとなり,CCCが記憶される。
プリンタサーバ1は,印刷ジョブデータを管理するとともに,プリンタ4に対して印刷ジョブデータを配信する機能を有している。プリンタサーバ1は,印刷ジョブデータの管理用に,図6に示すようにジョブリストを備えている。そのジョブリストには,印刷ジョブを識別するためのジョブIDと,印刷ジョブデータの参照先であるURL(プリンタサーバ1内での印刷データの参照先)と,印刷指定時刻と,印刷ジョブデータのデータサイズとが1つのレコードとして記憶される。
PC2は,プリンタサーバ1に登録する印刷ジョブデータを作成する機能を有している。すなわち,PC2は,図7に示すようにジョブ名,登録先のURL,印刷指定時刻,印刷データからなる印刷ジョブデータを作成し,プリンタサーバ1に送信する。なお,印刷指定時刻はPC2のユーザによって設定される。また,印刷指定時刻の指定は任意であり,印刷指定時刻が設定されていない印刷ジョブデータがプリンタサーバ1に送信される場合もある。
PC3は,PC2と同様に,印刷ジョブデータを作成する機能を有している。ただし,PC3は,プリンタサーバ1とのデータのやりとりは行わず,直接プリンタ4に印刷ジョブデータを送信する。PC3から送られる印刷ジョブデータは,プリンタサーバ1に蓄積されない。そのため,PC3から送られた印刷ジョブデータは,プリンタ4による再読み込みを不可として,プリンタ4のジョブリスト52のレコードに登録される。また,PC3から送られる印刷ジョブデータは,必ずしも印刷指定時刻が設定されているとは限らない。すなわち,プリンタ4には,印刷設定時刻の設定が無い印刷ジョブデータも送信される。
[プリンタの動作]
続いて,印刷システム100の予約印刷動作を実現するプリンタ4の動作を詳細に説明する。はじめに,プリンタ4のメイン動作について,図8のフローチャートを参照しつつ説明する。
プリンタ4のメイン処理としては,まず,印刷ジョブデータを受信したか否かを判断する(S101)。プリンタ4では,プリンタサーバ1へのポーリングによる印刷ジョブデータの取得のほか,PC3等のLANに接続されている情報処理装置から不定期に印刷ジョブデータが送られて来る。S101の処理では,この不定期に送信される印刷ジョブデータを確認する。なお,このメイン処理は,プリンタ4の電源が入れられることで開始される。
印刷ジョブデータを受信した場合には(S101:YES),先読みバッファ51およびジョブリスト52を更新するジョブ受信処理を行う(S102)。S102の処理後は,S101の処理に戻る。S102の処理の詳細については後述する。印刷ジョブデータを受信していない場合には(S101:NO),S103の処理に移行する。
次に,ジョブリスト52に登録されている印刷ジョブデータの印刷指定時刻を取得する(S103)。そして,その印刷指定時刻が現在時刻を過ぎてきる印刷ジョブデータがあるか否かを判断する(S104)。印刷時刻となった印刷ジョブデータがある場合には(S104:YES),当該印刷ジョブデータのジョブ印刷処理を行う(S105)。これにより,指定時刻に印刷を行う予約印刷が実現する。S105の処理の詳細については後述する。印刷処理後は,S107の処理に移行し,プリンタサーバ1等のインターネット上のプリンタサーバに対するポーリングによって印刷ジョブデータの取得を行う。ポーリング先のプリンタサーバ(本形態ではプリンタサーバ1)についてはプリンタ4にあらかじめ登録されている。印刷時刻となった印刷ジョブデータがない場合には(S104:NO),S106の処理に移行する。
次に,前回印刷ジョブ配信要求を送信してから所定時間経過したか否かを判断する(S106)。すなわち,プリンタサーバ1へのポーリングのタイミングであるか否かを判断する。所定時間経過後であれば(S106:YES),印刷ジョブ配信要求をプリンタサーバ1に送信し,印刷ジョブデータを取得する(S107)。S107の処理の詳細については後述する。S107の処理後,あるいは所定時間経過後でなければ(S106:NO),S101の処理に戻り,本メイン動作を繰り返す。
なお,S105の処理で印刷処理が完了した印刷ジョブデータは,先読みバッファ51から削除される。そのため,先読みバッファ51には空き容量が確保される。そして,S105の処理に続くS107の処理でプリンタサーバ1に印刷ジョブ配信要求を出力する構成であることから,先読みバッファ51には空き容量が確保される度に,新たな印刷ジョブデータがプリンタサーバ1に登録されていないかを確認できるとともに,新たな印刷ジョブデータがあればその印刷ジョブデータを取得することが可能になる。
続いて,S102のジョブ受信処理について,図9のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず,受信した印刷ジョブデータに印刷指定時刻があるか否かを判断する(S201)。印刷指定時刻が無い場合には(S201:NO),当該印刷ジョブデータを受信しつつ当該印刷ジョブデータを優先して印刷する(S202)。印刷の際,印刷ジョブデータの一時的な保存先として先読みバッファ51の空き領域を利用する。一方,印刷指定時刻がある場合には(S201:YES),当該印刷ジョブデータを受信しつつ当該印刷ジョブデータを先読みバッファ51に保存する(S203)。
S202ないしS203の処理では,印刷ジョブデータの先読みバッファ51への書き込み中に先読みバッファ51の空き領域が足りなくなることがある。すなわち,受信される印刷ジョブデータのサイズと先読みバッファ51の空き領域を比較し,受信される印刷ジョブデータのサイズの方が大きいと判断される場合である。その際には,印刷ジョブデータの保存先を確保するために,図10のフローチャートに示すような,バッファ確保処理が行われる。
すなわち,まず,ジョブリスト52に登録されているすべての印刷ジョブのレコードの削除フラグをリセットする(S211)。そして,ジョブリスト52に登録されている印刷ジョブの印刷設定時刻が遅い印刷ジョブから順に抽出(以下,抽出された印刷ジョブを「検査ジョブ」とする)し,以下の処理を行う(S212)。
まず,検査ジョブに対応した印刷ジョブデータが再読み込みが可能であるか否かを判断する(S213)。再読み込み可能な印刷ジョブデータでなければ(S213:NO),S214以下の処理をバイパスして次の検査ジョブを抽出する。一方,再読み込み可能な印刷ジョブデータであれば(S213:YES),検査ジョブに対応した印刷ジョブデータの削除フラグをセットする(S214)。
次に,受信する印刷ジョブデータを保存可能な空き領域が先読みバッファ51に確保可能か否かを判断する(S215)。具体的には,印刷ジョブデータの保存先を確保するために必要な空き容量として,次の式(1)を満たしているか否かを判断する。
必要な空き容量≦削除フラグがセットされている全ての印刷ジョブデータの合計データサイズ+先読みバッファ51の空き容量 (1)
空き領域が確保可能な場合には(S215:YES),S212のループ処理から脱出し,削除フラグがセットされている全ての印刷ジョブデータを先読みバッファ51から削除する(S216)。そして,削除された印刷ジョブデータに対応するレコードをジョブリスト52から削除する。これにより,先読みバッファ51に,受信した印刷ジョブデータを保存する領域が確保される。S216の処理後,バッファ確保処理を終了する。
一方,受信する印刷ジョブデータを保存可能な空き領域が確保できない場合には(S215:NO),S212の処理に戻って,次の検査ジョブを抽出する。全ての印刷ジョブについて抽出しても空き領域が確保されないと(S212のループ処理終了),空き無しとしてバッファ確保処理を終了する。
図9のジョブ受信処理の説明に戻り,S202の処理では,先読みバッファ51の空き領域が足らなくなると,前述したバッファ確保処理を実行し,空き領域を確保しつつ印刷を行う。印刷処理終了後,ジョブ受信処理を終了する。
S203の処理でも同様に,先読みバッファ51の空き領域が足らなくなると,前述したバッファ確保処理を実行する。そして,空き領域を確保しながら印刷ジョブデータの保存を行う。
また,S203の処理後,受信した印刷ジョブデータの保存が完了したか否かを判断する(S204)。印刷ジョブデータの保存が完了した場合には(S204:YES),ジョブリスト52に当該印刷ジョブデータのレコードを追加する(S205)。なお,印刷ジョブデータをレコードとして追加するにあたり,レコード内の再読み込みフラグを不可にセットする。PC3では,プリンタ4に印刷ジョブデータを送信すると,PC3で作成したその印刷ジョブデータを削除してしまう可能性があるからである。また,レコード内のURLの項目は,印刷対象となるデータの参照先は存在しないので,空欄となる。
一方,印刷ジョブデータの保存が完了していない場合には(S204:NO),保存途中の印刷ジョブデータを先読みバッファ51から削除し,表示部46に空き容量が不足していることを通知する(S206)。S205あるいはS206の処理終了後,ジョブ受信処理を終了する。
続いて,S105のジョブ印刷処理について,図11のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず,印刷指定時刻となった印刷ジョブデータが先読みバッファ51に保存されているか否かを,ジョブリスト52を参照することによって判断する(S301)。先読みバッファ51に保存されている場合には(S301:YES),先読みバッファ51に保存されている印刷ジョブデータを印刷する(S302)。
一方,先読みバッファ51に保存されていない場合には(S301:NO),プリンタサーバ1から印刷ジョブデータを取得しつつ印刷する(S303)。印刷処理中に先読みバッファ51が足らなくなれば,その都度バッファ確保処理(図10)を呼び,先読みバッファ51上の保存データを削除しながら印刷処理を続行する。
S302あるいはS303の印刷処理後,印刷処理が完了した印刷ジョブデータを先読みバッファ51から削除する。次いで,プリンタサーバ1に対して印刷の終了を通知する。すなわち,印刷が終了した印刷ジョブデータに対応するプリンタサーバ1に登録されている印刷ジョブデータを削除する指示をプリンタサーバ1に通知する(S304)。プリンタサーバ1がこの削除指示を受けて印刷が終了した自身が記憶する印刷ジョブデータを削除する。これにより,印刷が終わった後に印刷が終了した印刷ジョブデータを再取得してしまうことが回避される。そのため,当該印刷ジョブデータによる先読みバッファ51の占有や,当該印刷ジョブデータの再印刷が抑制される。
その後,印刷が終了した印刷ジョブデータに対応するジョブリスト52に登録されているレコードを削除する(S305)。これにより,ジョブ印刷処理を終了する。
続いて,S107のジョブ取得処理について,図12のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず,登録されたプリンタサーバ(本形態ではプリンタサーバ1)に対して印刷ジョブ配信要求を送信し,印刷ジョブデータの取得を開始する(S401)。プリンタサーバ1では,印刷ジョブ配信要求を受信すると,プリンタサーバ1のジョブリストに登録されている印刷ジョブデータを要求元のプリンタ(本形態ではプリンタ4)に送信する。
次に,取得した印刷ジョブデータのうち,印刷指定時刻が経過している印刷ジョブデータを抽出する。そして,当該印刷ジョブデータを取得しつつ印刷する(S402)。なお,印刷指定時刻が設定されていない印刷ジョブデータを取得した際にも,当該印刷ジョブデータを取得しつつ印刷処理を行う。印刷処理中に先読みバッファ51が足らなくなれば,その都度バッファ確保処理(図10)を呼び,先読みバッファ51上の保存データを削除しながら印刷処理を続行する。
次に,取得した印刷ジョブデータをジョブリスト52の各レコードとマージする(S403)。具体的に,取得した印刷ジョブデータがジョブリスト52に登録されていなければ,当該印刷ジョブデータをジョブリスト52に登録するとともに,当該印刷ジョブデータのレコードの再読み込みフラグを可としてセットする。取得した印刷ジョブデータがジョブリスト52に登録済みであれば何もしない。また一方で,ジョブリスト52には登録されているが印刷ジョブデータとして送られてこなかった場合には,当該印刷ジョブデータのレコードの再読み込みフラグを不可にする。
次に,ジョブリスト52に登録されている印刷ジョブの印刷設定時刻が早い印刷ジョブから順に抽出(以下,抽出された印刷ジョブを「処理ジョブ」とする)し,以下の処理を行う(S404)。
まず,処理ジョブに対応した印刷ジョブデータが先読みバッファ51に保存済みであるか否かを判断する(S405)。保存済みであれば(S405:YES),S406の処理をバイパスして次の処理ジョブを抽出する。一方,保存済みでなければ(S405:NO),先読みバッファ51の保存状態を更新するバッファ更新処理を行う(S406)。S406の詳細については後述する。ジョブリスト52に登録されている全ての印刷ジョブについて抽出すると(S404のループ処理終了),ジョブ取得処理を終了する。
続いて,S406のバッファ更新処理について,図13のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず,処理ジョブのデータサイズが先読みバッファ51の空き容量以下であるか否かを判断する(S411)。処理ジョブのデータサイズが先読みバッファ51の空き容量以下であれば(S411:YES),処理ジョブを先読みバッファ51に保存し(S418),バッファ更新処理を終了する。
処理ジョブのデータサイズが先読みバッファ51の空き容量以下でなければ(S411:NO),ジョブリスト52に登録されているすべての印刷ジョブのレコードの削除フラグをリセットする(S412)。そして,ジョブリスト52に登録されている印刷ジョブの印刷設定時刻が遅い印刷ジョブから順に抽出(以下,抽出された印刷ジョブを「検査ジョブ」とする)し,以下の処理を行う(S413)。
まず,検査ジョブに対応した印刷ジョブデータについて再読み込みが可能であるか否かを判断する(S414)。再読み込み可能な印刷ジョブデータでなければ(S414:NO),S415以下の処理をバイパスして次の検査ジョブを抽出する。一方,再読み込み可能な印刷ジョブデータであれば(S414:YES),検査ジョブに対応した印刷ジョブデータの削除フラグをセットする(S415)。そして,受信する印刷ジョブデータを保存可能な空き領域が先読みバッファ51に確保可能か否かを判断する(S416)。具体的には,印刷ジョブデータの保存先を確保するために必要な空き容量として,前述した式(1)を満たしているか否かを判断する。
空き領域が確保可能な場合には(S416:YES),S413のループ処理から脱出し,削除フラグがセットされている全ての印刷ジョブデータを先読みバッファ51から削除する(S417)。そして,削除された印刷ジョブデータに対応するレコードをジョブリスト52から削除する。これにより,先読みバッファ51に,受信した印刷ジョブデータを保存する領域が確保される。
次に,処理ジョブを先読みバッファ51に保存する(S418)。このとき,あらかじめ先読みバッファ51に保存する領域が確保されているため,容量不足なく確実に保存される。
一方,空き領域が確保できない場合には(S416:NO),S413の処理に戻って,次の検査ジョブを抽出する。処理ジョブの1つ手前の印刷ジョブまで抽出しても,すなわち処理ジョブよりも印刷指定時間が遅い印刷ジョブをすべて抽出しても空き領域が確保されないと,S413のループ処理を終了するとともにバッファ更新処理を終了する。
このバッファ更新処理により,常に印刷指定時間が近いもの(早いもの)の印刷ジョブデータが優先的に先読みバッファ51に保存されるので,予約印刷機能の円滑な運用が可能となる。
以上詳細に説明したように本形態のプリンタ4は,印刷指定時刻に基づいて印刷ジョブを実行する,いわゆる予約印刷機能を備えるものであり,印刷ジョブデータが先読みバッファ51に保存される。そして,印刷ジョブデータを先読みバッファ51に保存するにあたって,先読みバッファ51の空き領域に印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断する。そして,印刷ジョブデータの格納が不可の場合(すなわち,印刷ジョブデータのサイズが先読みバッファ51の空き容量よりも大きい場合)には,先読みバッファ51に記憶されている印刷ジョブデータのうち,保存対象の印刷ジョブデータの印刷指定時刻よりも印刷指定時刻が遅い印刷ジョブデータを削除する。これにより,保存対象の印刷ジョブデータの先読みバッファ51への記憶が可能になる。
すなわち,プリンタ4では,先読みバッファ51に十分な空きが無い場合に,既に先読みバッファ51に記憶されている印刷ジョブデータのうち,保存対象の印刷ジョブデータよりも後に印刷される印刷ジョブデータを削除し,保存対象のジョブデータを保存する領域を確保している。これにより,先読みバッファ51の空きが足らなくても印刷ジョブデータの入れ替えが行われ,印刷指定時刻が早い印刷ジョブデータが優先的に印刷される。そして,直ぐに実行が望まれる印刷ジョブに係る印刷ジョブデータの受信が,先読みバッファ51の空き容量不足によって拒否されることを防止できる。また,印刷ジョブデータの入れ替えは自動的に行われる。従って,印刷データバッファを有効に利用し,予約印刷機能の円滑な運用が図られた印刷装置が実現している。
また,プリンタ4のジョブリスト52に,印刷ジョブデータごとにプリンタサーバ1から再読み込みが可能か否かを記憶する。そして,プリンタ4では,印刷ジョブデータを入れ替える際,再読み込み可能な印刷ジョブデータのみを削除対象としている。これにより,再読み込みできない印刷ジョブデータの削除が回避される。よって,再読み込みできる印刷ジョブデータと再読み込みできない印刷ジョブデータとが先読みバッファ51に混在していたとしても,再読み込み可能な印刷ジョブデータが削除されるので,再読み込みできない印刷ジョブデータが削除されるといった不具合は生じない。さらに,先読みバッファ51の空きが十分でなく,再読み込みができない印刷ジョブデータを受信した場合であっても,当該印刷ジョブデータの受信および処理は中止されない。よって,再読み込みできない印刷ジョブデータは確実に印刷され,当該印刷ジョブデータが混在したとしても信頼性は低下しない。
また,プリンタ4では,既に先読みバッファ51に記憶されている印刷ジョブデータのうち,印刷指定時刻が無い受信印刷ジョブデータよりも印刷指定時刻が有る印刷ジョブデータ(すなわち,印刷時間までにまだ余裕がある印刷ジョブデータ)を削除している。これにより,印刷指定時刻の設定が無い印刷ジョブデータであっても,当該印刷ジョブデータの印刷処理は中止されない。よって,印刷指定時刻が無い印刷ジョブデータは確実に印刷され,当該印刷ジョブデータが混在したとしても信頼性は低下しない。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施の形態では,印刷を行う手段としてプリンタを適用しているが,これに限るものではない。例えば,FAXや複合機(MFP)であってもよい。また,印刷ジョブ登録を行う手段としてPCを適用しているが,これに限るものではない。例えば,携帯電話であってもよい。
また,実施の形態では,プリンタ4からのポーリングによって印刷ジョブデータを配信しているが,これに限るものではない。例えば,プリンタサーバ1に配信先のEメールアドレスを登録し,プリンタサーバ1主動でメール送信によって印刷ジョブデータを配信してもよい。
さらに,図12のS401の処理において,印刷ジョブデータを取得するに際し,先にプリントサーバ1が備えるジョブリストを取得し,プリンタ4自身が備えるジョブリスト52と照合して,プリンタ4が備えていないと判断される印刷ジョブデータのみを取得するようにしてもよい。これにより,既に記憶している印刷ジョブデータの再取得に係るネットワークのトラフィックを軽減できるとともに,再取得した既に記憶している印刷ジョブデータの破棄に伴う処理負担を軽減できる。
また,PC2がプリンタサーバ1に送信する印刷ジョブデータに,PC2のユーザによって印刷指定時刻の設定がなされていない場合には,PC2は,印刷指定時刻としてプリンタサーバ1に送信する現在時刻を設定するように構成されていてもよい。そのような印刷ジョブデータは,プリンタサーバ1に到達した段階で印刷指定時刻に達していることとなる。そのため,プリンタ4にその印刷ジョブデータが送信されると,直ちにその印刷ジョブデータの印刷処理が開始されることになる。よって,印刷指定時刻の設定がなされていない印刷ジョブデータは,PC2のユーザにとって直ぐに印刷処理の実行が所望されているものとして取り扱われる。従って,予約印刷機能を備えた印刷装置のユーザにとって使い勝手がよい。
実施の形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る印刷システム構成するプリンタの詳細構成を示すブロック図である。 プリンタに組み込まれたアプリケーションの機能構成を示すブロック図である。 ジョブリスト(プリンタ)の構成および登録データの例を示す図である。 先読みバッファにおける印刷ジョブデータの蓄積例を示す概念図である。 ジョブリスト(プリンタサーバ)の構成および登録データの例を示す図である。 PCから送られる印刷ジョブデータの構成およびデータの例を示す図である。 実施の形態に係るプリンタの動作(メイン処理)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリンタの動作(ジョブ受信処理)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリンタの動作(バッファ確保処理)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリンタの動作(ジョブ印刷処理)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリンタの動作(ジョブ取得処理)を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリンタの動作(バッファ更新処理)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタサーバ
2 PC
3 PC
4 プリンタ
5 アプリケーション
51 先読みバッファ
52 ジョブリスト
100 印刷システム

Claims (6)

  1. 印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信し,印刷指定時刻に基づいて印刷ジョブを実行する印刷装置において,
    印刷ジョブデータを記憶するバッファ部と,
    印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信可能な受信手段と,
    前記バッファ部の空き領域に,前記受信手段にて受信される印刷ジョブデータである受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断する判断手段と,
    前記判断手段により,前記バッファ部の空き領域に前記受信印刷ジョブデータの格納が不可であると判断された場合に,前記バッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,前記受信印刷ジョブデータの印刷指定時刻よりも印刷指定時刻が遅い印刷ジョブデータを削除し,前記バッファ部に前記受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,前記受信印刷ジョブデータを前記バッファ部に記憶するバッファ制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載する印刷装置において,
    印刷ジョブデータごとに当該印刷ジョブデータを当該印刷ジョブデータの送信元から再読み込み可能か否かが記憶された再読込記憶手段を有し,
    前記バッファ制御手段は,前記再読込記憶手段にて再読み込み可能と記憶された印刷ジョブデータを削除対象とすることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載する印刷装置において,
    前記受信手段にて受信される受信印刷ジョブデータが再読み込み不可の印刷ジョブデータの場合,
    前記判断手段は,前記バッファ部の空き領域に,その再読み込み不可の受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断し,
    前記バッファ制御手段は,その再読み込み不可の受信印刷ジョブデータが格納不可の場合には,前記再読込記憶手段にて再読み込み可能と記憶された印刷ジョブデータを削除し,前記バッファ部にその再読み込み不可の受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,その再読み込み不可の受信印刷ジョブデータを前記バッファ部に記憶することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載する印刷装置において,
    前記受信手段にて受信される受信印刷ジョブデータに印刷指定時刻が設定されていない場合,
    前記判断手段は,前記バッファ部の空き領域に,その印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータが格納可能であるか否かを判断し,
    前記バッファ制御手段は,その印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータが格納不可の場合には,印刷指定時刻が設定されておりかつ前記再読込記憶手段にて再読み込み可能と記憶された印刷ジョブデータを削除し,前記バッファ部にその印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,その印刷指定時刻が設定されていない受信印刷ジョブデータを前記バッファ部に記憶することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載する印刷装置において,
    印刷ジョブデータに係る印刷が終了したことを条件に,当該印刷ジョブデータの送信元に,当該送信元が記憶する当該印刷ジョブデータの削除指示を送信する削除指示手段を有することを特徴とする印刷装置。
  6. 印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信し,印刷指定時刻に基づいて印刷ジョブを実行する印刷装置のプログラムにおいて,
    前記印刷装置を,
    印刷指定時刻が設定された印刷ジョブデータを受信可能な受信手段と,
    印刷ジョブデータを記憶するバッファ部の空き領域に,前記受信手段にて受信される印刷ジョブデータである受信印刷ジョブデータが格納可能か否かを判断する判断手段と,
    前記判断手段により,前記バッファ部の空き領域に前記受信印刷ジョブデータの格納が不可であると判断された場合に,前記バッファ部に記憶されている印刷ジョブデータのうち,前記受信印刷ジョブデータの印刷指定時刻よりも印刷指定時刻が遅い印刷ジョブデータを削除し,前記バッファ部に前記受信印刷ジョブデータを格納可能な空き領域が確保されたことを条件として,前記受信印刷ジョブデータを前記バッファ部に記憶させるバッファ制御手段として動作させることを特徴とする印刷装置のプログラム。
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