JP4978381B2 - 画像形成装置及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の様式で作成された文書を処理する複数のアプリケーションがインストールされた画像形成装置及び記録媒体に関する。
アプリケーションの実行環境を搭載した画像形成装置には、様々な種類のアプリケーションがインストールされ、ユーザは自由に選択して利用できるようになっている。
これらのアプリケーションには、所定の様式で作成された文書を処理するものが複数含まれる場合があり、ユーザは文書の利用目的に応じて起動するアプリケーションを選択する必要がある。
そこで、下記特許文献1では、ホストコンピュータに接続されたプリンタ装置において、伝票用紙を印刷する際、画像形成装置に備えたセンサにより伝票用紙の様式を読み取り、この読み取った様式に対応した、即ち利用目的に応じた、ホストコンピュータ内のアプリケーションを自動的に起動することが可能なプリンタ装置が開示されている。
特開平10−67156号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明は、画像形成装置がプリンタ装置の場合を想定し、伝票用紙の様式に応じてプリンタ装置に接続されたホストコンピュータ内のアプリケーションを自動的に起動するものであり、画像形成装置が複数のアプリケーションを備え、これらの中から適切なアプリケーションを選択して起動する場合を想定していない。
また、上記発明は、起動後のアプリケーションの操作も自動的に行うようになっており、ユーザの自由度を極端に下げている。また、単に自動起動した場合であると、伝票用紙を処理する際に共通する操作を一から始めることになり、ユーザの利便性を下げる。
さらに、上記発明は、プリンタ装置を想定しているので、通常のプリンタ装置に伝票用紙を読み取るセンサ及びセンサドライバを新たに追加しなければならない。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、スキャナと、所定の様式で作成された文書を処理する複数のアプリケーションを格納した記憶手段とを備えた画像形成装置において、これらアプリケーションの中からスキャナで読み取った文書の様式に対応したものを適切な状態に起動することが可能な画像形成装置及びその機能を実現させるプログラムを格納した記録媒体を提供することにある。
本発明による画像形成装置の第1態様では、
プロセッサと、画像取得手段と、文書の画像データを該プロセッサに処理させる複数のアプリケーションが格納された記憶手段と、を具備した画像形成装置において、
該記憶手段には、該アプリケーションの起動プログラムが格納され、さらに該文書の様式を識別する識別情報と、該識別情報により特定される様式に応じたアプリケーションのパス名と、が関連付けられたアプリ起動情報が複数格納され、
該起動プログラムは該プロセッサに対し、
該画像取得手段が該識別情報付きの様式を含む文書画像データを取得した場合に、該記憶手段に格納されているアプリ起動情報を参照させ、該識別情報付きの様式に応じたアプリケーションを起動させる、
ことを特徴とする。
本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、
該記憶手段に格納される複数のアプリ起動情報は、それぞれ該パス名に関連付けられた起動パラメータを含み、
該起動プログラムは該プロセッサに対し、
該画像取得手段が該文書画像データを取得した場合に、該文書画像データからその様式の識別情報を認識させ、該複数のアプリ起動情報を参照して該認識した識別情報と一致する識別情報を含むアプリ起動情報を特定させ、特定したアプリ起動情報内のアプリケーションのパス名とその起動パラメータとに基づき、該識別情報付きの様式に応じたアプリケーションを起動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第2態様において、
指示入力手段と、表示手段と、をさらに具備し、
該記憶手段にはさらに、関連付けプログラムが格納され、
該関連付けプログラムは該プロセッサに対し、
該識別情報により特定される様式に応じたアプリケーションの選択画面及び該起動パラメータの選択画面を該表示手段に表示させ、該指示入力手段による該アプリケーション及び該起動パラメータの選択を受け付けさせ、該受け付けたアプリケーションのパス名及び起動パラメータと、該識別情報と、を関連付けさせ、その情報を該アプリ起動情報として該記憶手段に格納させる、
ことを特徴とする。
上記第1態様の構成によれば、画像取得手段が識別情報付きの様式を含む文書画像データを取得した場合に、アプリ起動情報を参照して、該識別情報付きの様式に応じたアプリケーションを起動させるので、文書の様式に対応したアプリケーションを自動で起動することができ、もってユーザは目的の操作をスムーズに行うことができるという効果を奏する。
上記第2態様の構成によれば、画像取得手段が識別情報付きの様式を含む文書画像データを取得した場合に、アプリ起動情報を参照して、該識別情報付きの様式に応じたアプリケーションを初期状態が起動パラメータに従った状態になるように起動させるので、文書の様式に対応したアプリケーションを適切な状態に起動することができ、もってユーザは目的の操作をスムーズに行うことができるという効果を奏する。
上記第3態様の構成によれば、指示入力手段と、識別情報により特定される様式に応じたアプリケーションの選択画面及び該指示入力手段により選択されたアプリケーションにおける起動パラメータの選択画面を表示する表示手段と、該識別情報、該選択画面から選択されたアプリケーションのパス名及び起動パラメータを関連付け、そのアプリ起動情報を該記憶手段に格納する関連付け手段と、をさらに具備しているので、ユーザはその目的に応じたアプリケーション及び起動パラメータを選択でき、所定の様式で作成された文書に対して、より適切なアプリケーションをより適切な状態に起動することができるという効果を奏する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
<1>画像形成装置のハードウェア構成
図2は、本発明の実施例1に係わる複合機10のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
この複合機10では、MPU11にインタフェース12を介してEEPROM13E1、EEPROM13E2、DRAM13D、HDD14、操作パネル15、スキャナ16S、プリンタ16P、NIC17、ファクシミリモデム18及び圧縮・伸張ASIC19が結合されている。図2では、簡単化のため、複数のインタフェースを1つのブロックで示している。
EEPROM13E1及び13E2は、例えばフラッシュメモリである。EEPROM13E1には、BIOS(Basic Input Output System)が格納されている。EEPROM13E2には、後述のソフトウェア(OSやアプリ)が格納されている。DRAM13Dはワークエリア用であり、HDD14はデータ格納用である。
スキャナ16Sは、スキャン、コピー及びファックス送信での画像取得手段として用いられる。画像出力手段としてのプリンタ16Pは、プリントエンジン、定着器並びに用紙の給紙部、搬送部及び排紙部を備え、供給されるビットマップデータに基づいてプリントエンジンの感光ドラムに静電潜像を形成し、これをトナーで現像し、用紙に転写し定着させた後に排紙する。
NIC17は、ケーブル又は無線の通信媒体を介してネットワーク上のホストコンピュータ(不図示)に結合され、プリントジョブ、電子メール送受信及びインターネットファクシミリ送信に用いられる。ファクシミリモデム18は、ファクシミリ送受信用である。
圧縮・伸張ASIC19は、MPU11のコプロセッサとして用いられる。
<2>複合機のソフトウェア階層構造
図3は、複合機10のシステム構成を示す概略ブロック図である。
図3に示すように、複合機10はシステムとして、ハードウェア群20と、デバイスドライバ群21と、OS22と、ミドルウェア23と、アプリケーション群24と、を備えている。
ハードウェア群20は、上述した操作パネル15やスキャナ16Sなどのハードウェアの集合体である。
デバイスドライバ群21は、OS22の下層に位置し、ハードウェア群20内の各種ハードウェアに対応した、複数のデバイスドライバからなる。
OS22は、例えば汎用のLinux(登録商標)などのオペレーティングシステムであり、アプリケーション群24に基本的な機能を提供する。
ミドルウェア23は、アプリケーション群24とOS22の中間に位置するソフトウェアであり、OS21の各種基本機能を使用し、アプリケーション群24にOS21よりも応用的な機能を提供する。
アプリケーション群24は、後述のように、所定の様式の文書画像データを処理する複数のアプリケーションを含み、各アプリケーションはOS22上で動作する。
<3>複合機の主要部構成
図4は、本発明の実施例1に係わる複合機10の主要部構成を示す図である。
本発明を実現するために、複合機10には、アプリケーション群24内に様式作成アプリ24a、起動用アプリ24b、アプリ24c、アプリ24d及びアプリ24eと、ミドルウェア23内にアプリ管理部23aと、ハードウェア群20内にHDD14、スキャナ16S及び操作パネル15と、を主に備えている。
様式作成アプリ24aは、識別コード付きの様式(テンプレート)を作成するためのものである。図5は、様式作成アプリ24aにより作成した識別コード付きの様式が印刷された用紙の説明図である。この図では、識別コード101付きの交通費の伝票様式100が用紙に印刷されており、ユーザはこの様式100に従って内容を完成させることが可能である。なお、この識別コード101は、様式100を識別するためのものであり、バーコード、QRコード、符号又は文字列などから構成される。
HDD14は、図7に示すような、識別コード101と、スキャナ16Sでこの識別コード101が印刷された用紙を読み取った際に起動するアプリケーションのパス名102と、そのアプリケーションの起動状態を指定する起動パラメータ103と、が関連付けられたアプリ起動情報を複数記述したアプリ起動情報テーブル1000を格納している。上記様式作成アプリ24aは、識別コード101付きの様式100を新たに作成する際に、識別コード101と、パス名102と、起動パラメータ103と、の関連付けを行い、その情報をアプリ起動情報としてOS22及びデバイスドライバ群21を介してHDD14のアプリ起動情報テーブル1000に追加する。
図7に示す起動パラメータ103の1つである「scandatapass&open」は、スキャンデータのパス名(保存先)を、起動するアプリ側に通知し、スキャンデータを開いた状態、即ち操作パネル15上にスキャンデータの画像を表示した状態になるようにアプリケーションを起動させるためのものである。
「scandatapass&open&zoom300%」は、スキャンデータのパス名を、起動するアプリ側に通知し、スキャンデータを開き、さらにその開いて表示される画像を300%に拡大処理した状態になるようにアプリケーションを起動させるためのものである。
「scandatapass&open&color_correction」は、スキャンデータのパス名を、起動するアプリ側に通知し、スキャンデータを開き、さらにその開いて表示される画像を色調整処理した状態になるようにアプリケーションを起動させるためのものである。
起動用アプリ24bは、スキャナ16Sからデバイスドライバ群21を介してOS22に通知されるスキャン完了イベントを監視し、スキャン完了イベントが通知された場合に、スキャンして得られたスキャンデータ内の所定領域にある識別コード101を認識し、アプリ起動情報テーブル1000を参照して、識別コード101に関連付けられたアプリケーションのパス名102と、その起動パラメータ103とを指定してアプリ管理部23aにアプリの起動を依頼する。
アプリ管理部23aは、起動用アプリ24bを含む外部からのアプリケーション起動依頼を受け付け、受け付けたアプリケーションの起動を担う。また、上記起動依頼の際に、起動パラメータも同時に受け取った場合、受け付けたアプリケーション側に起動パラメータを渡す。
アプリ24cは、例えば交通費伝票申請アプリであり、伝票画像データをNIC17に結合されたネットワーク上の交通費管理サーバに送信するものである。アプリ24cは、アプリ管理部23aから起動パラメータ103を受け取ると、起動パラメータ103に応じた処理を行う。このように、アプリ24c〜アプリ24eは、受け取った起動パラメータ103に対応可能なプログラムを備えている。
アプリ24dは、例えば回覧文書送信アプリであり、回覧文書画像データを添付して所定のメールアドレス宛に送信するものである。
アプリ24eは、例えば画像編集アプリであり、文書画像データを色調整などして編集するものである。
<4>識別コード付きの様式の作成
図8は、識別コード101付きの様式100を作成する手順を示す図である。以下、括弧内は図8中のステップ識別符号である。
(S10)ユーザは様式作成アプリ24aを起動する。
(S11)様式作成アプリ24aは起動後に、MPU11に対し、図9に示すような様式選択ダイアログボックス200を操作パネル15の画面上に表示させる。この様式選択ダイアログボックス200には、雛形となる様式100が複数含まれ、ユーザはこれらの中から所望の様式100を操作パネル15により選択し、OKボタン201を押下する。なお、上記様式選択ダイアログボックス200に所望の様式100がない場合には、スキャナ16S、又はNIC17に結合されるネットワーク上から所望の様式100を取得し、選択するようにしてもよい。
(S12)様式作成アプリ24aはこれに応答して、MPU11に対し、指定された様式100の識別コード101を生成させ、このデータと指定された様式100のデータとを合成させ、識別コード付きの様式データを作成させる。この様式データは、再利用可能とするためにHDD14に格納する。
(S13)様式作成アプリ24aは、MPU11に対し、上記作成した識別コード付きの様式データをプリンタ16Pに引き渡させ、プリンタ16Pはこれに応答して、図5に示すように、用紙上に識別コード付きの様式100を印刷する。
(S14)様式作成アプリ24aは、MPU11に対し、図10に示すようなアプリ選択ダイアログボックス300を操作パネル15の画面上に表示させる。このアプリ選択ダイアログボックス300には、上記識別コード付きの様式100の用紙で作成された文書を処理可能なアプリケーションが複数含まれ、上述したアプリ24c〜24eも含まれる。ユーザは、これらの中から、上記選択した様式100で作成された文書をスキャナ16Sが読み込んだ際に、自動的に起動したいアプリケーションを操作パネル15により選択し、OKボタン301を押下する。
(S15)様式作成アプリ24aは、MPU11に対し、図11に示すような起動オプション選択ダイアログボックス400を操作パネル15の画面上に表示させる。この起動オプション選択ダイアログボックス400には、上記選択したアプリケーションの起動状態を指定する起動オプション(例えば、「文書を開く」)が複数含まれる。ユーザは、これらの中から、上記選択したアプリケーションの起動オプションを操作パネル15により選択し、OKボタン401を押下する。
(S16)様式作成アプリ24aはこれに応答して、MPU11に対し、上記生成した識別コード101と、上記選択されたアプリケーションのパス名102(実行ファイルのパス名)と、上記選択された起動オプションに対応する起動パラメータ103と、を関連付けさせ、この情報をアプリ起動情報としてHDD14内のアプリ起動情報テーブル1000に追加する。なお、アプリ起動情報テーブル1000内に上記生成した識別コード101と同一の識別コードのアプリ起動情報がある場合には、このアプリ起動情報を新たな情報に更新する。
<5>アプリケーションの自動起動
ユーザは、上記識別コード101付きの様式100が印刷された用紙で文書を作成する。図6は、図5に示した用紙でその様式100に従って文書が作成された場合の用紙の説明図である。
以下、図4を用いて、スキャン完了イベント発生後の主要部構成の動作を説明する。括弧内は図4中のステップ識別符号である。
(S20)スキャナ16Sは、MPU11に対し、スキャン完了イベントがあった旨を起動用アプリ24b側に通知させる。
(S20)起動用アプリ24bは、MPU11に対し、スキャン完了イベントがあった旨をアプリ24b側に通知させる。
(S21)起動用アプリ24bはこれに応答して、MPU11に対し、スキャナ16Sがスキャンして得た画像データ内に識別コード101が含まれているか否かを判断させる。本実施例では識別コード101が含まれているのでMPU11は肯定判定し、起動用アプリ24bはこれに応答して、MPU11に対し、該識別コード101を認識させ、HDD14内のアプリ起動情報テーブル1000から該識別コード101に関連付けられたアプリケーションのパス名102と、起動パラメータ103と、を特定させる(図7参照)。なお、MPU11が否定判定した場合には、起動用アプリ24bは、上記スキャン完了イベントに対して何も処理を行わない。
(S22)起動用アプリ24bは、MPU11に対し、アプリ管理部23a宛に、上記特定したアプリ、即ち起動すべきアプリケーションのパス名102とその起動パラメータ103を通知させるとともに、アプリの起動依頼をさせる。
(S23)アプリ管理部23aはこの起動依頼に応答して、MPU11に対し、受け取ったアプリケーションのパス名102により、そのアプリケーションの起動を開始させる。この際、受けとった起動パラメータ103をアプリケーション側に通知させる。アプリケーションは、受け取った起動パラメータ103に基づいた起動状態になるように起動する。
例えば、認識された識別コード101が図7に示す“コードA”である場合、起動用アプリ24bによって、アプリ24cのパス名102と、起動パラメータ103(scandatapass&open)が特定され、起動用アプリ24bがこれらをアプリ管理部23aに通知することによって、アプリ24cがスキャンデータを開いた状態になるように起動される(図1参照)。
また、認識された識別コード101が図7に示す“コードB”である場合、起動用アプリ24bによって、アプリ24dのパス名102と、起動パラメータ103(scandatapass&open&zoom300%)が特定され、起動用アプリ24bがこれらをアプリ管理部23aに通知することによって、アプリ24dがスキャンデータを開いた状態で、さらにその開いて表示される画像を300%に拡大処理した状態になるように起動される。
さらに、認識された識別コード101が図7に示す“コードC”である場合、起動用アプリ24bによって、アプリ24eのパス名102と、起動パラメータ103(scandatapass&open&color_correction)が特定され、起動用アプリ24bがこれらをアプリ管理部23aに通知することによって、アプリ24eがスキャンデータを開いた状態で、さらにその開いて表示される画像を色調整処理した状態になるように起動される。
<6>効果
以上説明したように、MPU11と、スキャナ16Sと、文書の画像データを該MPU11に処理させる複数のアプリ24c〜24eが格納されたEEPROM13E2と、を具備した複合機において、本発明の実施例1に係わる複合機10はさらに、
該文書の様式100を識別する識別コード101と、該識別コード101により特定される様式100に応じたアプリケーションのパス名102及びそのアプリケーションの起動パラメータ103、が関連付けられたアプリ起動情報が複数格納されるHDD14を具備し、
該EEPROM13E2には、該アプリケーションの起動用アプリ24b(及びアプリ管理部23a)が格納され、
該起動用アプリ24bは該MPU11に対し、
該スキャナ16Sが該識別コード101付きの様式100を含む文書画像データを取得した場合に、該HDD14に格納されるアプリ起動情報を参照させ、該識別コード101付きの様式100に応じたアプリケーションを適切な状態に起動させる、
ことを特徴とする。
上記構成によれば、文書画像データを取得した場合に、その文書の様式に対応したアプリケーションを適切な状態に起動させることができ、もってユーザは目的の操作をスムーズに行うことができるという効果を奏する。
<7>変形例
なお、上述した本発明の実施例は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施例にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。以下に、その態様を例示する。
様式作成アプリ24aは、複合機10が備える構成を説明したが、NIC17に結合され得るホストコンピュータが備える構成であってもよい。この場合、アプリ起動情報テーブル1000は複合機10に必要となるので、関連付けを行ったときに随時、その関連付けたアプリ起動情報をホストコンピュータからNIC17を介してHDD14のアプリ起動情報テーブル1000に追加する。又は、関連付けを行ったときに随時、その関連付けられたアプリ起動情報をホストコンピュータ内のアプリ起動情報テーブル1000に追加し、必要なときに、ホストコンピュータからNIC17を介してアプリ起動情報テーブル1000をHDD14に格納する。
また、アプリケーションを自動起動する場合をスキャン完了イベントがあった時に限定して説明したが、例えば図12に示すように起動用アプリ24bは、NIC17によるデータ受信やファクシミリモデム18によるFAX受信を監視し、これらの完了イベントがあった場合に、その受信したデータに対応したアプリケーションを適切な状態に起動させるようにしてもよい。
さらに、識別コード101付きの様式文書をスキャンした場合のアプリケーションの起動状態は上述したものに限られない。例えば上述のアプリ24b(回覧文書送信アプリ)を起動する場合、上記文書のスキャンデータを圧縮し、メールに添付した状態になるように起動したり、上述のアプリ24cを起動する場合、スキャンデータの画像を移動、回転又はせん断などした状態になるように起動するようにしてもよい。
さらにまた、同一種の様式に対しては同一の識別コード101を付加する場合を説明したが、同一種の様式に対して別々に異なる識別コード101を付加して、識別コード101を付加した用紙ごとあるいは文書内容ごとにアプリケーションとその起動パラメータ103を指定するようにしてもよい。
また、起動用アプリ24bは、アプリケーションとしてOS22上で動作する場合を説明したが、プログラムとしてOS22に組み込まれ、OS22の機能の一部として動作するようにしてもよい。
本発明の目的を説明するための概略図である。 本発明の実施例1に係わる複合機のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施例1に係わる複合機のシステム構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施例1に係わる複合機の主要部構成を示す図である。 様式作成アプリにより作成した識別コード付きの様式が印刷された用紙の説明図である。 図5に示した用紙においてその様式の従って作成された文書の説明図である。 HDDに格納されているアプリ起動情報テーブルの説明図である。 識別コード付きの様式を作成する手順を示す図である。 様式選択ダイアログボックスの説明図である。 アプリ選択ダイアログボックスの説明図である。 起動オプション選択ダイアログボックスの説明図である。 本発明の実施例1に係わる複合機の主要部構成の変形例を示す図である。
符号の説明
10 複合機
11 MPU
12 インタフェース
13E1 EEPROM
13E2 EEPROM
13D DRAM
14 HDD
15 操作パネル
16S スキャナ
16P プリンタ
17 NIC
18 ファクシミリモデム
19 圧縮・伸張ASIC
20 ハードウェア群
21 デバイスドライバ群
22 OS
23 ミドルウェア
23a アプリ管理部
24 アプリケーション群
24a 様式作成アプリ
24b 起動用アプリ
24c〜24e アプリ
100 様式
101 識別コード
200 様式選択ダイアログボックス
201 OKボタン
300 アプリ選択ダイアログボックス
301 OKボタン
400 起動オプション選択ダイアログボックス
401 OKボタン
1000 アプリ起動情報テーブル

Claims (3)

  1. プロセッサと、画像取得手段と、文書のデータを該プロセッサに処理させる複数のアプリケーションが格納された記憶手段と、指示入力手段と、表示手段と、を具備した画像形成装置において、該複数のアプリケーションはそれぞれ特定の様式の文書に対応しており、
    該記憶手段には、関連付けプログラムと、該アプリケーションの起動プログラムとが格納され
    該関連付けプログラムは該プロセッサに対し、
    該複数のアプリケーションの1つを選択させる画面を該表示手段に表示させ、複数の起動パラメータの1つを選択させる画面を該表示手段に表示させ、該指示入力手段により選択されたアプリケーションのパス名及び起動パラメーターションを識別情報と対応付けたものをアプリ起動情報として該記憶手段に格納させ、
    該起動プログラムは該プロセッサに対し、
    該画像取得手段が該文書画像データを取得した場合に、該文書画像データに含まれる識別情報を認識させ、該記憶手段に格納されているアプリ起動情報のうち、認識した識別情報と一致する識別情報を含むアプリ起動情報を特定させ、特定したアプリ起動情報内のアプリケーションのパス名とその起動パラメータとに基づき、該アプリケーションを起動させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 該画像取得手段は、スキャナ、通信手段又はファクシミリであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の起動プログラムが格納されていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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