JP4977915B2 - 発電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関(以下「エンジン」という。)の動力によって発電された電力を動力源として駆動する電動機(以下「モータ」という。)からの動力によって走行する車両の発電制御装置に関する。
シリーズ方式のHEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)はモータ及びエンジンを備え、蓄電器を電源として駆動するモータの動力を利用して走行する。エンジンは発電のためだけに用いられ、エンジンの動力によって発電された電力は蓄電器に充電されるか、モータに供給される。蓄電器への充電は、蓄電器の残容量(SOC:State of Charge)を常に同じレベルに保つため、図9に示すように、蓄電器のSOCが固定値である最小基準値未満になると開始される。また、蓄電器のSOCが最大基準値より大きくなると、蓄電器への充電は終了される。この結果、エンジンの動力による間欠発電が行われる。
図8は、シリーズ方式のHEVの走行試験で得られた、発電のためにエンジンが始動された時点をプロットしたグラフである。図8の横軸は車速(VP)を示し、縦軸はエンジン回転数(NE)を示す。図8中の観測点から、発電のためにエンジンが始動された時点の車速とエンジン回転数を把握することができる。なお、シリーズ方式のHEVでは、発電のために駆動されるエンジンは、最も燃費の良い一定の回転数で定点運転される。
図8に示されているように、発電のためにエンジンが駆動されるときの車速の分布は、大きく分けて2つのグループに分かれる。一つは車速が40〜60km/hのグループAであり、もう一つは車速が0〜10km/hのグループBである。グループAに示される車両の走行状態であれば、エンジンが駆動していてもドライバがその駆動による音や振動を感じることはあまりない。しかし、グループBに示される車両の走行状態は、車両が停止している状態又は低速走行している状態であるため、エンジンが駆動するとその駆動による音や振動をドライバは感じる。このように、車両が停止しているとき又は低速走行しているときにエンジンが駆動していると、ドライバにとっての車両の快適性の評価基準であるNV(Noise Vibration)性能が下がる。
本発明の目的は、高いNV性能を維持しつつ発電のためのエンジン駆動を行う発電制御装置を提供することである。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の発明の発電制御装置は、内燃機関の動力によって発電された電力を動力源として駆動する電動機からの動力によって走行する車両の発電制御装置であって、前記車両の車速が所定しきい値より大きいとき、前記内燃機関の動力によって発電された電力を充電する蓄電器の充電状態値が、高車速ほど高い値が設定された第1しきい値以下であれば、発電のために前記内燃機関を始動すると判断し、前記車速が前記所定しきい値以下のとき、前記蓄電器の充電状態値が、前記第1しきい値の最小値以下に設定された第2しきい値以下であれば、発電のために前記内燃機関を始動すると判断する発電要求判断部と、前記車両の車速情報及びドライバ操作情報に基づいて、前記電動機に供給する電力として前記車両のドライバが要求するドライバ要求値を導出する要求出力導出部と、前記車両の車速に応じた前記内燃機関の許容回転数、及び当該許容回転数に応じた許容発電出力値を導出する許容値導出部と、前記発電要求判断部が発電のために前記内燃機関を始動すると判断したとき、前記ドライバ要求値と前記許容発電出力値を比較して、前記ドライバ要求値が前記許容発電出力値以下であれば、前記内燃機関を前記許容回転数で稼動して前記許容発電出力値の電力を出力するよう制御する内燃機関制御部と、を備え、前記発電要求判断部は、前記車速が前記所定しきい値より大きいとき、当該車速に対応する前記第1しきい値と前記蓄電器の充電状態値を比較し、前記許容値導出部は、高車速ほど高い許容回転数が設定されたテーブル又は計算式を用いて前記許容回転数を導出し、高回転数ほど高い許容発電出力値が設定されたテーブル又は計算式を用いて前記許容発電出力値を導出することを特徴としている。
さらに、請求項2に記載の発明の発電制御装置では、前記発電要求判断部は、前記車速が前記所定しきい値以下のとき、前記蓄電器の充電状態値が前記第2しきい値より大きい場合であっても、前記蓄電器が出力可能な最大電力値よりも前記ドライバ要求値が大きければ、発電のために前記内燃機関を始動すると判断することを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明の発電制御装置では、前記内燃機関制御部は、前記発電要求判断部が発電のために前記内燃機関を始動すると判断したとき、前記ドライバ要求値が前記許容発電出力値より大きければ、前記内燃機関を前記許容回転数以上の回転数で稼動して前記許容発電出力値以上の電力を出力するよう制御することを特徴としている。
請求項1〜のいずれかに記載の発明の発電制御装置によれば、車速が所定しきい値より大きいときは、蓄電器の充電状態値が高車速ほど高い値が設定された第1しきい値以下であれば内燃機関を始動する一方、車速が所定しきい値以下のときは、第1しきい値の最小値以下に設定された第2しきい値以下のときに内燃機関を始動する。この結果、高車速のときほど内燃機関が始動されるため、高いNV性能を維持しつつ、発電のために内燃機関を稼動することができる。
さらに、請求項のいずれかに記載の発明の発電制御装置によれば、発電を行う際に、車速に応じた許容回転数及び許容発電出力値を導出し、ドライバ要求値が許容発電出力値以下であれば、許容回転数で内燃機関を稼動する。許容回転数は高車速ほど高い値が設定されるため、ドライバによる急激な加速操作等がなければ、車速に応じて高いNV性能を実現するための回転数で内燃機関を運転することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。以下説明する実施形態では、本発明に係る発電制御装置が、シリーズ方式のHEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)の車両に搭載されている。
図1は、シリーズ方式のHEVの動力系及び電源系を示すブロック図である。図1に示すように、シリーズ方式のHEVは、蓄電器(BATT)101と、第1インバータ(第1INV)103と、モータ(TR Mot)105と、エンジン(ENG)107と、ジェネレータ(GEN)109と、第2インバータ(第2INV)111と、バッテリECU(BATT ECU)113と、マネジメントECU(MG ECU)115と、エンジンECU(ENG ECU)117とを備える。
蓄電器101は、直列に接続された複数の蓄電セルを有し、例えば100〜200Vの高電圧を供給する。第1インバータ103は、蓄電器101からの直流電圧を交流電圧に変換して、3相電流をモータ105に供給する。なお、第1インバータ103内には、蓄電器101からモータ105への電流供給を制御するFET(電界効果トランジスタ)が設けられている。このFETのゲートは、マネジメントECU115からのゲート信号によって制御される。モータ105は、車両を走行させるための動力を発生する。モータ105によって発生するトルクは、第1インバータ103を介して供給された3相電流の値によって変化する。
エンジン107は、発電のためだけに用いられ、エンジン107の動力によって発電された電力は蓄電器101に充電されるか、モータ105に供給される。ジェネレータ109は、エンジン107の駆動によって電力を発生する。第2インバータ111は、ジェネレータ109で発生した交流電圧を直流電圧に変換する。第2インバータ111によって変換された電力は蓄電器101に充電されるか、第1インバータ103を介してモータ105に供給される。なお、モータ105には、通常、蓄電器101からの電力が供給されるが、ドライバがアクセルを全開したときなど、蓄電器101が出力可能な電力以上の電力が必要な場合には、蓄電器101からの電力に加えて、エンジン107の動力によって発電された電力も供給される。
バッテリECU113は、蓄電器101から得られた情報(以下「バッテリ情報」という。)をマネジメントECU115に送る。バッテリ情報には、蓄電器101のSOC及び蓄電器101が出力可能な最大電力値(以下「バッテリ出力制限値」という。)等に関する情報が含まれる。マネジメントECU115には、バッテリECU113からのバッテリ情報の他、車速情報及びドライバ操作情報(アクセル開度及びブレーキ踏力)が入力される。マネジメントECU115は、バッテリ情報、車速情報及びドライバ操作情報に基づいて決定した指令値(発電出力指令値及びエンジン回転数指令値)をエンジンECU117に出力する。マネジメントECU115の詳細については後述する。エンジンECU117は、マネジメントECU115出力された指令値に応じて、エンジン107の始動及び停止、並びに、エンジン回転数を制御する。
図2は、マネジメントECU115の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、マネジメントECU115は、要求出力演算部151と、エンジン稼動判断部153と、NV許容値決定部155と、指令値決定部157とを有する。要求出力演算部151は、マネジメントECU115に入力された車速、アクセル開度及びブレーキ踏力に基づいて、モータ105に供給する電力としてドライバが要求する値(以下「ドライバ要求値」という。)を演算によって求める。なお、要求出力演算部151は、ドライバ要求値を演算ではなく、車速、アクセル開度及びブレーキ踏力とドライバ要求値とが対応したテーブルを参照して求めても良い。
エンジン稼動判断部153は、要求出力演算部151によって算出されたドライバ要求値と、バッテリECU113から入力されたバッテリ情報に含まれる蓄電器101のSOCとバッテリ出力制限値とに基づいて、エンジン107を駆動して発電を行うか否かを判断する。
図3は、マネジメントECU115が有するエンジン稼動判断部153が行う発電判断処理を示すフローチャートである。図3に示すように、エンジン稼動判断部153は、マネジメントECU115に入力されたバッテリ情報に基づいて、蓄電器101のSOCが固定しきい値(例えば30%)以下か否かを判断する(ステップS101)。蓄電器101のSOCが当該固定しきい値以下と判断されたとき、エンジン稼動判断部153は、発電を行う旨を示す発電要求フラグを立てる(ステップS103)。一方、蓄電器101のSOCが固定しきい値より大きいと判断されたとき、エンジン稼動判断部153は、車速が所定しきい値(例えば40km/h)より大きいか否かを判断する(ステップS105)。
車速が当該所定しきい値より大きいと判断されたとき、エンジン稼動判断部153はステップS107を行い、車速が所定しきい値以下と判断されたとき、エンジン稼動判断部153はステップS109を行う。ステップS107では、エンジン稼動判断部153は、蓄電器101のSOCが車速によって値が異なる可変しきい値以下か否かを判断する。なお、当該可変しきい値は、ステップS101で用いられた固定しきい値よりも高い値である。ステップS107で蓄電器101のSOCが可変しきい値以下と判断されたとき、エンジン稼動判断部153は、ステップS103に進み、発電要求フラグを立てる(発電要求フラグ←1)。一方、蓄電器101のSOCが可変しきい値より大きいと判断されたとき、エンジン稼動判断部153は、ステップS109に進む。
ステップS107で蓄電器101のSOCと比較される可変しきい値は、図4に示すように、車速によって値が異なり、高車速ほど高い値が設定されている。なお、車速と当該可変しきい値との関係は、計算式又はテーブルによって表わされる。ステップS109では、エンジン稼動判断部153は、要求出力演算部151によって算出されたドライバ要求値がバッテリ出力制限値より大きいか否かを判断する。ドライバ要求値がバッテリ出力制限値より大きいと判断されたとき、エンジン稼動判断部153は、ステップS103に進み、発電要求フラグを立てる。一方、ドライバ要求値がバッテリ出力制限値以下と判断されたとき、エンジン稼動判断部153は、ステップS111に進み、発電要求フラグを降ろしたままにする(発電要求フラグ←0)。
NV許容値決定部155は、エンジン稼動判断部153が発電要求を行うと判断したとき、所定のNV性能を満たすエンジン回転数(以下「NV許容回転数」という。)NEnvを車速に応じて決定し、かつ当該NV許容回転数NEnvに対応した発電出力値(以下「NV許容発電出力値」という。)Pnvを決定する。なお、NV性能は、車速が上がるほどエンジン回転数を上げても維持される。このため、NV許容回転数NEnv及びNV許容発電出力値Pnvは、車速によって異なり、高車速ほど高い値が設定される。なお、NV許容発電出力値は電力値によって示される。
図5は、マネジメントECU115が有するNV許容値決定部155が行うNV許容値決定処理を示すフローチャートである。図5に示すように、NV許容値決定部155は、マネジメントECU115に入力された車速に応じてNV許容回転数NEnvを決定する(ステップS201)。次に、NV許容値決定部155は、ステップS201で求められたNV許容回転数NEnvに対応したNV許容発電出力値Pnvを決定する(ステップS203)。
なお、NV許容値決定部155がステップS201を行う際、NV許容値決定部155は、車速とNV許容回転数とが対応したテーブルを参照する。当該テーブルでは、高車速ほどNV許容回転数が高く設定されている。また、NV許容値決定部155がステップS203を行う際、NV許容値決定部155は、NV許容回転数とNV許容発電出力値とが対応したテーブルを参照する。当該テーブルでは、高回転数ほどNV許容発電出力値が高く設定されている。
指令値決定部157は、要求出力演算部151によって算出されたドライバ要求値とNV許容値決定部155によって決定されたNV許容発電出力値Pnvとに基づいて、エンジンECU117に出力する発電出力指令値を決定する。
図6は、マネジメントECU115が有する指令値決定部157が行う指令値決定処理を示すフローチャートである。図6に示すように、指令値決定部157は、エンジン稼動判断部153から出力された発電要求フラグが立っている(発電要求フラグ=1)か否(発電要求フラグ=0)かを判断する(ステップS301)。発電要求フラグ=0のとき、指令値決定部157は、発電出力指令値=0及びエンジン回転数指令値=0を含む指令値T=0を出力する(ステップS303)。一方、発電要求フラグ=1のとき、指令値決定部157は、要求出力演算部151によって算出されたドライバ要求値がNV許容値決定部155によって決定されたNV許容発電出力値Pnvより大きいか否かを判断する(ステップS305)。
ドライバ要求値がNV許容発電出力値より大きいと判断されたとき、指令値決定部157は、発電出力指令値=Pbtm及びエンジン回転数指令値=NEbtmを含む指令値Tbtmを出力する(ステップS307)。一方、ドライバ要求値がNV許容発電出力値以下と判断されたとき、指令値決定部157は、発電出力指令値=Pnv及びエンジン回転数指令値=NEnvを含む指令値Tnvを出力する(ステップS309)。
指令値Tbtmを受け取ったエンジンECU117は、通常発電を行うようエンジン107を制御する。通常発電とは、エンジン107を最も燃費の良い一定の回転数で定点運転するか、当該定点運転によって得られる発電量以上の電力がモータ105にとって必要な場合は、さらに回転数を上げて運転することによって行う発電である。また、指令値Tnvを受け取ったエンジンECU117は、NV許容運転を行うようエンジン107を制御する。NV許容運転とは、通常発電時に定点運転されるエンジンの回転数よりも低いNV許容回転数NEnvでエンジン107が稼動し、発電量が通常発電時の発電量よりも低い運転である。
以上説明したように、本実施形態によれば、蓄電器101のSOCが固定しきい値(例えば30%)より大きく、車速が所定しきい値(例えば40km/h)より大きいとき、蓄電器101のSOCが高車速ほど高く設定された可変しきい値(例えば30〜90%)以下であれば、発電を行うためにエンジン107を始動する。また、蓄電器101のSOCが固定しきい値(例えば30%)より大きく、車速が所定しきい値以下のときは、ドライバ要求値がバッテリ出力制限値より大きいときに、発電を行うためにエンジン107を駆動する。このため、蓄電器101のSOCが固定しきい値より大きいとき、低車速時にはドライバによる急激な加速操作等がなければエンジン107は駆動されず、図7に示すように、高車速のときほどエンジン107が駆動される。したがって、高いNV性能を維持しつつ、発電のためにエンジン107を稼動することができる。なお、図7に示すグラフで、エンジン回転数が3500回転の観測点は、ドライバによる急激な加速操作等によるエンジン駆動によるものである。
さらに、本実施形態によれば、発電を行う際に、車速に応じたNV許容出力値を決定し、ドライバ要求値とNV許容出力値の大小関係に応じて、通常発電によるエンジン107の運転を行うかNV許容運転を行うかを決定する。このため、ドライバによる急激な加速操作等がなければ、車速に応じて高いNV性能を実現するための回転数でエンジン107を運転することができる。
シリーズ方式のHEVの動力系及び電源系を示すブロック図 マネジメントECUの内部構成を示すブロック図 マネジメントECUが有するエンジン稼動判断部153が行う発電判断処理を示すフローチャート 蓄電器のSOCと比較される可変しきい値と車速との関係を示すグラフ マネジメントECUが有するNV許容値決定部が行うNV許容値決定処理を示すフローチャート マネジメントECUが有する指令値決定部が行う指令値決定処理を示すフローチャート 本発明に係るシリーズ方式のHEVの走行試験で得られた、発電のためにエンジンが始動された時点をプロットしたグラフ 従来のシリーズ方式のHEVの走行試験で得られた、発電のためにエンジンが始動された時点をプロットしたグラフ 従来の発電判断処理を示すフローチャート
符号の説明
101 蓄電器
103 第1インバータ
105 モータ
107 エンジン
109 ジェネレータ
111 第2インバータ
113 バッテリECU
115 マネジメントECU
117 エンジンECU
151 要求出力演算部
153 エンジン稼動判断部
155 NV許容値決定部
157 指令値決定部

Claims (3)

  1. 内燃機関の動力によって発電された電力を動力源として駆動する電動機からの動力によって走行する車両の発電制御装置であって、
    前記車両の車速が所定しきい値より大きいとき、前記内燃機関の動力によって発電された電力を充電する蓄電器の充電状態値が、高車速ほど高い値が設定された第1しきい値以下であれば、発電のために前記内燃機関を始動すると判断し、前記車速が前記所定しきい値以下のとき、前記蓄電器の充電状態値が、前記第1しきい値の最小値以下に設定された第2しきい値以下であれば、発電のために前記内燃機関を始動すると判断する発電要求判断部と、
    前記車両の車速情報及びドライバ操作情報に基づいて、前記電動機に供給する電力として前記車両のドライバが要求するドライバ要求値を導出する要求出力導出部と、
    前記車両の車速に応じた前記内燃機関の許容回転数、及び当該許容回転数に応じた許容発電出力値を導出する許容値導出部と、
    前記発電要求判断部が発電のために前記内燃機関を始動すると判断したとき、前記ドライバ要求値と前記許容発電出力値を比較して、前記ドライバ要求値が前記許容発電出力値以下であれば、前記内燃機関を前記許容回転数で稼動して前記許容発電出力値の電力を出力するよう制御する内燃機関制御部と、を備え、
    前記発電要求判断部は、前記車速が前記所定しきい値より大きいとき、当該車速に対応する前記第1しきい値と前記蓄電器の充電状態値を比較し、
    前記許容値導出部は、高車速ほど高い許容回転数が設定されたテーブル又は計算式を用いて前記許容回転数を導出し、高回転数ほど高い許容発電出力値が設定されたテーブル又は計算式を用いて前記許容発電出力値を導出することを特徴とする発電制御装置。
  2. 請求項1に記載の発電制御装置であって、
    記発電要求判断部は、前記車速が前記所定しきい値以下のとき、前記蓄電器の充電状態値が前記第2しきい値より大きい場合であっても、前記蓄電器が出力可能な最大電力値よりも前記ドライバ要求値が大きければ、発電のために前記内燃機関を始動すると判断することを特徴とする発電制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発電制御装置であって、
    前記内燃機関制御部は、前記発電要求判断部が発電のために前記内燃機関を始動すると判断したとき、前記ドライバ要求値が前記許容発電出力値より大きければ、前記内燃機関を前記許容回転数以上の回転数で稼動して前記許容発電出力値以上の電力を出力するよう制御することを特徴とする発電制御装置。
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