JP4976493B2 - 陥入爪及び巻き爪の矯正器具 - Google Patents

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Description

本発明は、陥入爪及び巻き爪の矯正器具に関する。より詳細には、足爪の全体にかけて強力な矯正力を有し、使用が簡便であり、長期間使用に適し、かつ陥入爪の手術後に成長する足爪を真っ直ぐに成長させる陥入爪及び巻き爪の矯正器具に関する。
図1に示したように、人体の足爪10は、つま先と足指の骨とを保護するためのものであって、3つの部位すなわち、爪本体(Nail Body)1と爪根(Nail Root)3及び爪縁(Free Edge)5で構成される。爪根3は、爪が成長し始める所である。爪根3は、爪の根源となる所として皮膚下に埋まっている。爪縁5は、足爪の端部であって足指の外に出ている部分である。
このような足爪を包んでいる皮膚は、病菌侵入を阻むキューティクル(Cuticle)7と、足爪の両側面の皮膚である爪壁(nailwall)9、及び爪壁9と足爪10との間の溝である爪溝(nailgroove)11からなっている。
陥入爪は、下側に湾曲して爪溝11に入り込んだ状態の足爪を意味し、巻き爪は、足爪の本体1が両爪溝11に入り込んで皮下組織まで貫通し爪壁9に沿って成長する足爪を意味する。前記巻き爪は、足爪水虫、足指の骨の奇形や構造的異常、衛生上不潔であるか、足爪を誤って切った時に発生し、また、端部が尖ったような靴やハイヒールを履くことによって足指に圧迫が与えられることも付随的な原因となる。このような陥入爪及び巻き爪は、靴を履く場合に激しい痛みを誘発して軟組織への感染のおそれとなる。巻き爪がひどい場合は、図2に示すように、足爪の側面が過度に曲がって痛症と炎症とで日常生活に差し支えを与える問題さえ発生することがある。
従来には、陥入爪及び巻き爪を治療するために外科的手術が行われていた。巻き爪を手術した以後にも先天的に湾曲した足爪はまっすぐに伸びず、この際、湾曲した足爪は、後で巻き爪の再発やピンチング足爪を誘発するという問題点があった。最悪の場合は、手術後に再発率が80%に至ると知られている。
米国特許第1,451,311号には、弾性力を有する一対のストリップで構成された食い込んだ足爪の矯正具が開示されている。しかし、摺動方式という特性上、装置が厚くてなって日常生活での使用が不便である。さらに、爪本体に接触する部分は、足爪側面の皮膚に接触する部分と異なる構成及び材質でなければならない条件が異なるため、前記矯正具全体を弾性力ある一つの材料で作ると2つの異なる部分のそれぞれの必要な条件を満たすことが困難であるという問題点があった。すなわち、前記発明は、通常の弾性力ある材質で装置全体を構成されているが、足爪本体に直接接触する部分は、弾性が一定値以上でなければならず、足爪の側面に接触する部分は、弾性が強い場合に加工上の難しさがあり、また、皮膚と直接接触しなければならないので、材料選択時に衛生側面を考慮しなければならないという問題点があった。また、前記発明は、通常の弾性力ある材質からなっており、長期使用時に永久変形が起こるので、有効な復元力が喪失される。その結果、さらなる足爪矯正効果がなくなり、持続的な取り替えが必要であるという問題点があった。
また、湾曲した足爪の矯正治療の他の方法として、特殊鋼や合成樹脂からなる板状の弾性体を、皮膚で覆われずに露出された足爪の幅程度の長さに切断して形成した耐性足爪の矯正具を足爪の表面に付着して使った例がある。しかし、弾性係数が大きい特殊鋼や弾性体を接着剤で足爪の表面に付着する場合、接着力より大きい弾性力を有する場合があり足爪によく付着されない問題点がある。一方、弾性係数が小さな特殊鋼や弾性体を使う場合、弾性限界より強い応力が加えられて永久変形を起こして、さらなる足爪矯正効果が期待できないという問題点があった。また、高弾性物質を使う場合、適当な接着剤を探しにくいという問題点があった。さらに合成樹脂の復元力を利用した例もあるが、材質の特性上、弾性力が弱く、弾性力を増加させるために厚さを増加させる場合、接着剤で付着した部位から容易に剥離することがあり、長期間付着しなければならない場合、日常生活に不便をもたらすという問題点があった。
韓国特許登録0485247号には、耐性足爪に対する成形効果を有する人造の平爪に関する発明が開示されている。しかし、この装置は、厚さが厚くて長期間使用に不便である。さらに、足爪の露出された表面にのみプラスチック板材を接着剤で接着するため、爪溝に入り込んだ部分にまでは力が伝達されず、十分な矯正効果を奏し得ないという問題点があった。
また、特開平9-253110号公報には、形状記憶合金からなる陥入爪矯正具が開示されているが、この技術は、実際の適用に問題があった。第一に、足爪が抜けた後、成長するまでは1年がかかって初期足爪の成長形状を調節しようとすれば、少なくとも2〜3ヶ月間に足爪に器具が装着されなければならないが、接着剤、金属及び足爪の性質が異なって金属と足爪とが分離しやすいという問題点があった。第二に、足爪の変形は、足爪の中央部より辺縁部側に行くほどひどくなるが、従来の技術のように、この技術も露出された足爪の表面にのみ付着するようになっていて、中央部にのみ矯正力が加えられるので、十分な矯正効果が得られないという問題点があった。
アメリカ登録特許1,451,311号 大韓民国登録特許10−0485247号 特開平9−253110
本発明は上記問題を解消させるために、本発明の目的は、足爪の全体にかけて強力な矯正力を有し、使用が簡便であり、長期間使用に適し、かつ陥入爪の手術後に成長する足爪を真っ直ぐに成長させることができ、巻いた足爪を伸ばせることができる陥入爪及び巻き爪の矯正器具を提供することである。
本発明は、前記技術的課題を果たすために、形状記憶合金からなる中心部材13と、前記中心部材の両先端にそれぞれ付着された組み立て式の足爪の側面掛け部15と、を含む陥入爪及び巻き爪の矯正器具を提供する。
本発明の一実施態様によれば、前記形状記憶合金の形状回復温度は、25〜30℃である。
本発明の他の実施態様によれば、前記形状記憶合金は、ニッケル含量が52.1〜59.9重量%であるNi−Ti系合金であり得る。
本発明のまた他の実施態様によれば、前記中心部材13の断面形状は、円状または板状であり得る。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記足爪の側面掛け部15の材質は、ステンレススチールまたはチタンであり得る。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記足爪の側面掛け部15は、中心部材連結部15a、足爪の下部支持部15c及び前記中心部材連結部15aと足爪の下部支持部15cとを連結する連結部15bからなりうる。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記中心部材連結部15aは、その内部に中心部材挿入部15dを有しうる。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記中心部材連結部15aの長さ:前記足爪の下部支持部15cの長さは、0.5:1〜3:1であり得る。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記中心部材連結部15aと足爪の下部支持部15cの足爪の接触面との距離が、0.5〜2mmであり得る。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記中心部材連結部15aの足爪の接触面の表面または前記足爪の下部支持部15cの足爪の接触面の表面のうち何れか一つ以上に複数個の凹凸15eが形成される。
本発明のさらに他の実施態様によれば、前記凹凸の断面形状は、三角形、四角形または半円状であり得る。
本発明による陥入爪及び巻き爪の矯正器具は、足爪の全体にかけて強力な矯正力を有し、使用が簡便であり、長期間使用に適し、かつ陥入爪の手術後に成長する足爪を真っ直ぐに成長させ、巻いた足爪を伸ばせる。
一般的な足爪の斜視図である。 陥入爪及び巻き爪の一例を表わした写真である。 本発明による陥入爪及び巻き爪の矯正器具の一例を表わした斜視図である。 本発明による組み立て式の足爪の側面掛け部の一例を表わした斜視図である。 本発明による組み立て式の足爪の側面掛け部の一例を表わした側面図である。 本発明による組み立て式の足爪の側面掛け部の一例を表わした側面図である。 本発明による組み立て式の足爪の側面掛け部の一例を表わした側面図である。 本発明による陥入爪及び巻き爪の矯正器具の試験例を表わした写真である。
以下、添付した図面及び実施形態を参照して、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明が、これによって制限されるものではない。
本発明による陥入爪及び巻き爪の矯正器具は、図3に図示されたように、形状記憶合金からなる中心部材13と、前記中心部材の両先端にそれぞれ付着された組み立て式の足爪の側面掛け部15と、を含むことを特徴とする。
前記形状記憶合金は、その形状を記憶する合金である。合金で一定の形状を作ってから力を加えて全然異なる形状に変形させた後に温度を高めればその形状に戻る。形状記憶合金の特徴は、鉄より10〜20倍程度の復元力が大きく、柔らかく変形され、腐食によく耐えるということである。あらゆる金属は、弾性限界を有する。金属は、弾性限界より小さな応力(単位面積当たり加える力を応力と言う)を受けて変形した場合、その応力を無くせば、元の形状に戻る。これを弾性変形と言う。しかし、弾性限界より大きい応力を加えれば、加えた応力を無くしても最初の形状に戻らない永久的な変形が起こる。永久変形が起こり始める時点の変形程度、すなわち、弾性限界より大きい応力を与えた時の変形は、元の形状の1%を超えず、その後に起こるものが永久的な変形である塑性変形である。このように、普通の金属材料は、適当な力を加えて変形させれば、その形状に保持されるので、曲げるか伸ばして自由な形状に形状を作って加工することができる。しかし、形状記憶合金は、変形された後、この合金を再び加熱すれば、最初の変形前の形状を憶えて元の形状に戻る。本発明は、形状記憶合金の設定温度で元の形状に戻る性質を利用しようとするものである。例えば、足の温度である27〜28℃で、平らな形態を有するように形状を記憶させた中心部材を利用する場合、それより低い温度である20℃程度で自由に形状を変形させ、足爪に装着することによって、図6に示すように、体温によって記憶された形状に戻るようになる時に発生する復元力(F方向の力)を足爪に作用させることである。その結果、陥入爪及び巻き爪が再発されず、平らな状態を保持するための復元力を持続的に作用させうる。
前記形状記憶合金の形状回復温度は、25〜30℃に設定することができる。前記温度は、足の体温を考慮したものであって、足の体温は、おおよそ27〜28℃であって通常的な体温である脇の温度36.9℃より低いためである。前記形状回復温度が25℃未満である場合は、形状記憶合金の中心部材を扱うために必要な温度を低くしなければならないおそれがある。一方、30℃を超える場合は、通常の足の温度で元の形状に戻らず、持続的な復元力の保持という効果を得ることができないおそれがあるためである。
前記形状記憶合金は、ニッケル系、銅系、鉄系などで亜鉛、アルミニウム、金、銀などの金属を組み合わせたものを使用することができる。本発明において使用可能な形状記憶合金の例としては、Ni−Ti、Cu−Zn−Ni、Cu−Al−Ni、Ag−Ni、Au−Cdなどがあげられる。前記形状記憶合金は、一般的に超弾性の属性を有する。Ni−Ti系合金では、Ni含量が52.1%〜59.9%であり得る。前記Ni含量が52.1%未満であるか59.9%超過である場合は、形状回復温度である25〜30℃に設定しにくいおそれがあり、足爪を平らな形態に保持するのに適切な弾性力を保持しにくいおそれがあるためである。
前記中心部材13の断面の形状は、円状または板状であり得るが、本発明の目的を果たすことができる限り形状に制限があるものではない。前記中心部材の断面の形状が板状からなる場合には、その広さを調節することで、矯正力の増減が可能である。また、前記中心部材13の長さは、足爪のサイズによって適当な長さを持たせることができる。
前記中心部材13の両先端には、図3に図示されたように、組み立て式の足爪の側面掛け部15が付着される。図6に示すように、前記中心部材13の両先端にそれぞれ前記足爪の側面掛け部15を結合して足爪に装着することによって、足爪の側面部には、上向き力(F方向の力)が形状記憶合金の復元力によって持続的に作用され、これに対する反作用として足爪の中心部に対しては中心部材が下向き加圧力(f方向の力)として作用すれば、この力は、梃子の作用をして、前記F方向の力を増加させて復元力をさらに増加させ、一定に保持できると言える。すなわち、本発明による場合、三つの点に力を持続的に与える三点効果を有すると言える。従来の接着剤を使う技術の場合は、接着剤と形状記憶合金の物性とが異なって離脱しようとする力が作用して、前記f方向の力は発生しにくく、てこの効果も表われにくい。前記足爪の側面掛け部の材質は、強度が十分であり、長期間使用にも人体に害にならないステンレススチールまたはチタンなどを使用できる。前記足爪の側面掛け部15は、足爪の側面にかけることができる構造である限り制限されるものではないが、図4に図示されたように、中心部材連結部15a、足爪の下部支持部15c及び前記中心部材連結部15aと足爪の下部支持部15cとを連結する連結部15bからなりうる。前記中心部材連結部15aは、その内部に中心部材挿入部15dを有することができ、前記中心部材挿入部15dに前記中心部材13の先端を押し入れることによって、前記中心部材13の先端に前記足爪の側面掛け部15を結合することができる。また、前記中心部材13の先端に接着剤を塗布した状態で前記中心部材挿入部15dに押し入れるか、前記中心部材13の先端を前記中心部材挿入部15dに押し入れた状態でピンチで中心部材連結部15aの表面に圧力を加えて結合を強くさせることができる。
前記中心部材連結部15aの長さ:前記足爪の下部支持部15cの長さは、0.5:1〜3:1である。前記の比率未満に足爪の下部支持部15cの長さが短い場合には、前記足爪の下部支持部15cが容易に足爪から抜けるおそれがある。一方、前記比率を超過して足爪の下部支持部15cの長さが長い場合には、中心部材連結部15aと中心部材13との間の結合が堅固ではなくて中心部材13が容易に抜けるおそれがある。
前記中心部材連結部15aと足爪の下部支持部15cの足爪の接触面との距離は、0.5〜2mmであり得る。前記距離が0.5mm未満である場合は、前記足爪の側面掛け部15が足爪に結合するための空間が十分ではないおそれがある。一方、2mmを超える場合は、前記足爪の側面掛け部15が足爪から抜けるおそれがあるためである。
また、前記中心部材連結部15aの足爪の接触面の表面または前記足爪の下部支持部15cの足爪の接触面の表面のうち何れか一つ以上に複数個の凹凸15eが形成される。
前記凹凸15eの断面形状は、図5aの三角形、図5bの四角形、図5cの半円状であり得る。前記凹凸15eによって本発明による陥入爪及び巻き爪の矯正器具を足爪に容易に結合して抜けないようにすることができる。図5aに示すように、三角形の凹凸が鋸歯状を有するようにして足爪に容易に結合させ、同時に足爪からの離脱を難しくして、長期使用時にも安定的に使うことができる。前記矯正器具が、前記凹凸によって足爪に強く結合して除去が難しい場合でも足爪が成長すれば、足爪を切ることで、前記矯正器具を容易に除去することができる。前記のように本発明による陥入爪及び巻き爪の矯正器具は、使用中の離脱などのおそれがなく、足爪に密着した形態で使うことができるので、使用が便利で長期間使用にも大きな不便はない。
また、前記陥入爪及び巻き爪の矯正器具は、足爪のサイズと必要とによって図6に表わしたように、一つ以上を一つの足爪に付着することができて、矯正力の増減が可能である。前記中心部材が板状からなる場合には、その広さを調整することで、前記の目的を果たすことができる。
<実施例1>
円筒形ワイヤ(材質:ステンレス、外径:1.2mm、内径:1.0mm、長さ:10.0mm 韓国、Cheiltech社製、)を中心部材連結部及び足爪の下部支持部の長さは、同一にし、中心部材連結部と足爪の下部支持部の足爪の接触面との距離が、1mmになるように曲げて‘コ’字状に作って足爪の側面掛け部を2個製作した。形状記憶合金からなる線形ワイヤ(Ni:55.96重量%、O:0.049重量%、C:0.031重量%、Ti:Balance;形状回復温度:27℃;形状記憶形態:直線;直径:1.0mm;長さ:30mm 韓国 Jinsung Industrial社製)の一端を前記足爪の側面掛け部のうち一つの挿入部に挿入した後、ピンチで固定した。前記円筒形ワイヤが挿入されていない形状記憶合金からなる線形ワイヤの反対側に対しても同一な方法で足爪の側面掛け部を結合した。その結果、図3に表わした形態の陥入爪及び巻き爪の矯正器具を組立てることができた。
<試験例1>
身の内に深く入った足爪と足爪が成長する足爪の成長板とを部分的に除去してテンプレート(template)を用いて残った足爪の長さを測った後、長さに合わせて形状記憶合金からなる線形ワイヤを切断して冷水に前記線形ワイヤを入れて曲げた後、前記実施例1の足爪の側面掛け部の挿入部に挟み、ピンチで固定した。前記線形ワイヤが結合された足爪の側面掛け部を足爪の一側面にかけた後、足爪の他の側面に足爪の側面掛け部を挟み、足爪の側面掛け部が結合されていない線形ワイヤの一側の先端を足爪の掛け部の中心部材挿入部に押し入れてピンチで固定した。その状態を保持すれば、体温によって形状記憶合金が本来の形態である平らな状態を保持する。その結果、図6に表わしたように、陥入爪の手術後、足爪の形態を一定に保持することができた。
本発明は、陥入爪及び巻き爪の矯正器具に関連する分野に適用可能である。

Claims (8)

  1. 形状記憶合金からなる中心部材と、
    前記中心部材の両先端にそれぞれ付着された組み立て式の足爪の側面掛け部と、を備え、
    前記足爪の側面掛け部は、筒状の中心部材挿入部を有する中心部材連結部、足爪の下部支持部、及び前記中心部材連結部と足爪の下部支持部とを連結する連結部からなり、
    前記中心部材連結部の足爪の接触面の表面または前記足爪の下部支持部の足爪の接触面の表面のうち何れか一つ以上に複数個の凹凸が形成されたことを特徴とする陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  2. 前記形状記憶合金の形状回復温度は、
    25〜30℃であることを特徴とする請求項1に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  3. 前記形状記憶合金は、
    ニッケル含量が52.1〜59.9重量%であるNi−Ti系合金であることを特徴とする請求項1に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  4. 前記中心部材の断面形状は、
    円状または板状であることを特徴とする請求項1に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  5. 前記足爪の側面掛け部の材質は、
    ステンレススチールまたはチタンであることを特徴とする請求項1に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  6. 前記中心部材連結部の長さ:前記足爪の下部支持部の長さは、
    0.5:1〜3:1であることを特徴とする請求項に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  7. 前記中心部材連結部と足爪の下部支持部の足爪の接触面との距離は、
    0.5〜2mmであることを特徴とする請求項に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
  8. 前記凹凸の断面形状は、
    三角形、四角形または半円状であることを特徴とする請求項に記載の陥入爪及び巻き爪の矯正器具。
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