JP4976235B2 - ダンプ車両の油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンプ車両の油圧制御装置に係わり、特に、荷台を傾動するダンプシリンダを備えたダンプ車両の油圧制御装置に関する。
ダンプ車両の一例であるリヤダンプトラックは、車体フレーム上に後方側のヒンジを介し傾動可能に設けた荷台を備えており、この荷台は、ダンプ車両に備えられた油圧制御装置の被駆動部材を構成している。ダンプ車両の油圧制御装置は、一般に、荷台を傾動するダンプシリンダと、動力取出装置を介しエンジン等の原動機によって駆動され、ダンプシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、ダンプシリンダに出入りする圧油の流れを制御する切換弁と、運転室に設けられ切換弁や動力取出装置を操作する操作手段とを備えている。
操作手段は、例えば機械式のものとして、一方向に傾動可能な操作レバーを設け、この操作レバーに連結されたコントロールケーブルを介し切換弁等を操作するものが知られている。また、例えば電気式のものとして、回動自在な操作つまみを有するスイッチを設け、このスイッチからの信号に応じて複数の電磁切換弁を駆動するものが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の従来技術では、操作つまみの5つの回転位置に応じて荷台の動作(上げ、中立、及び下げの動作)及び速度(フルスピード及び1/3スピード)を操作することが可能になっている。
特開平9−104279号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記特許文献1に記載の従来技術においては、回動自在な操作つまみを有するスイッチを設け、この操作つまみの5つの回転位置に応じて荷台の動作及び速度を操作するようになっている。ところが、このようなスイッチでは、例えば荷台を所望の傾斜角度に調整するための微妙な操作を行うことが容易ではなかった。
本発明の目的は、操作性を向上することができるダンプ車両の油圧制御装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、荷台を傾動するダンプシリンダと、動力取出装置を介し原動機によって駆動され、前記ダンプシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ダンプシリンダとの間に設けられ、圧油の流れを制御する切換弁とを備えたダンプ車両の油圧制御装置において、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、オルタネイト操作により前記荷台の第1速度の上げ動作を指示し、モーメンタリ操作により前記荷台の前記第1速度より遅い速度の上げ動作を指示する上げ用スイッチと、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、オルタネイト操作により前記荷台の第2速度の下げ動作を指示し、モーメンタリ操作により前記荷台の前記第2速度より遅い速度の下げ動作を指示する下げ用スイッチと、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチからの操作信号に応じて前記切換弁を駆動制御する制御手段とを備える。
本発明においては、上げ用スイッチ及び下げ用スイッチのモーメンタリ操作により、スイッチ操作している間だけ、荷台の上げ動作及び下げ動作を行わせることができる。これにより、荷台を所望の傾斜角度に調整するための微妙な操作が容易となる。また、上げ用スイッチ及び下げ用スイッチのオルタネイト操作により、スイッチ操作をやめた後でも、荷台の上げ動作及び下げ動作を行わせることができる。これにより、例えばモーメンタリ操作のみ可能なスイッチとは異なり、スイッチから手を離すことができ、運転者の負担を軽減することができる。
)上記(1)において、好ましくは、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチとは別に、前記荷台の動作停止を指示可能な停止用スイッチを備える。
)上記()において、好ましくは、前記停止用スイッチは、前記動力取出装置における原動機側と油圧ポンプ側との接続を指示可能とする。
(4)上記目的を達成するために、本発明は、荷台を傾動するダンプシリンダと、動力取出装置を介し原動機によって駆動され、前記ダンプシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ダンプシリンダとの間に設けられ、圧油の流れを制御する切換弁とを備えたダンプ車両の油圧制御装置において、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、前記荷台の上げ動作を指示する上げ用スイッチと、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、前記荷台の下げ動作を指示する下げ用スイッチと、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチからの操作信号に応じて前記切換弁を駆動制御する制御手段と、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチとは別に、前記荷台の動作停止を指示可能な停止用スイッチとを備え、前記停止用スイッチは、前記動力取出装置における原動機側と油圧ポンプ側との接続を指示可能とする。
(5)上記(2)〜(4)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記上げ用スイッチ、前記下げ用スイッチ、及び前記停止用スイッチは、操作時に点灯する表示灯をそれぞれ内蔵する。
(6)上記()〜(5)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記上げ用スイッチ、前記下げ用スイッチ、及び前記停止用スイッチは、運転室内の操作パネル面より突出しないように配設する。
(7)上記()〜(6)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記停止用スイッチは、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチより突出するように配設する。
(8)上記()〜(7)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記上げ用スイッチ、前記下げ用スイッチ、及び前記停止用スイッチを覆うスイッチカバーを開閉可能に設ける。
(9)上記(1)〜(8)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記制御手段は、コントロールケーブルを介し前記切換弁の弁体を駆動するアクチュエータと、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチからの操作信号に応じて前記アクチュエータを駆動する駆動信号を生成し出力する駆動信号生成手段とを有する。
本発明によれば、操作性を向上することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の適用対象であるダンプ車両の全体構造を一例として表す斜視図である。
この図1において、リヤダンプトラック1は、運転室(キャブ)2と、車体フレーム3と、この車体フレーム3上に後方側(図1中右上側)のヒンジ(図示せず)を介し傾動可能に設けられた荷台4とを備えている。荷台4の下部中央には、左右一対のリフトアーム5の一端が連結ピン7aを介し回動可能に設けられている。リフトアーム5の他端には左右一対のテンションリンク6の一端が連結ピン7bを介し回動可能に連結され、テンションリンク6の他端が車体フレーム3に回動可能に連結されている。また、車体フレーム3の左右のテンションリンク6の間にはダンプシリンダ8のボトム側が回動可能に連結され、ダンプシリンダ8のロッド側は、リフトアーム5に回動可能に設けられたクロスヘッド(図示せず)に連結されている。そして、ダンプシリンダ8の伸縮に応じて荷台4が昇降するようになっている。
また、リヤダンプトラック1は、図示しないが、エンジン(又はモータ等)と、このエンジンにクラッチを介し連結された変速機(トランスミッション)とを搭載している。そして、変速機の一出力側には、駆動輪に動力を伝達する走行系統が接続され、他の出力側には、動力取出装置(PTO;Power take-off)9を介し油圧ポンプ10が接続されている。
図2は、本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態の構成を表す回路図である。
この図2において、荷台4を傾動する上記ダンプシリンダ8と、動力取出装置9を介しエンジン(原動機)によって駆動され、ダンプシリンダ8に圧油を供給する上記油圧ポンプ10と、この油圧ポンプ10とダンプシリンダ8との間に設けられ、圧油の流れを制御する切換弁11と、コントロールケーブル12を介し切換弁11のスプール弁体13(後述の図3参照)を駆動する電動式のアクチュエータ14(詳細は図示しないが、例えば電動モータ等で構成)と、このアクチュエータ14を駆動制御するコントローラ15(駆動信号生成手段)と、アクチュエータ14のケーブル駆動位置を検出する検出器16と、運転室2内に設けられた上げ用押しスイッチ17、停止用押しスイッチ18、及び下げ用押しスイッチ19とが備えられている。
なお、本実施形態では、動力取出装置9、油圧ポンプ10、及び切換弁11は一体構造となっており、前述の図1に示すように車体フレーム3に配設されている。また、コントローラ15は、アクチュエータ14と共に車体フレーム3に配設されている。
図3は、動力取出装置9、油圧ポンプ10、及び切換弁11の詳細構造を表す断面図である。
この図3及び前述の図2において、油圧ポンプ10は、この種のものとして公知の歯車ポンプであり、ケーシング30内に回転可能に支持され、軸方向(図3中左右方向)が平行で互いに噛み合いながら回転する駆動歯車31及び従動歯車(図示せず)を有している。また、ケーシング30に形成された油圧ポンプ10の吸入経路32は油タンク33に連通している。
切換弁11は、ケーシング30に形成されたバルブ孔34内を軸方向(図3中左右方向)に摺動可能な上記スプール弁体13を有している。バルブ孔34の内周面には環状溝35が形成され、この環状溝35には、油圧ポンプ10の吐出経路36が開口している。また、環状溝35には、逆止弁37を介しダンプシリンダ8のボトム側油室に連通する出力経路38が開口しており、この出力経路38は、スプール弁体13の位置に関係なく油圧ポンプ10の吐出経路36と連通するようになっている。逆止弁37は、出力経路36からダンプシリンダ8への圧油の流れを許容し、その逆方向の流れを阻止するようになっている。また、ケーシング30のバルブ孔34には、ダンプシリンダ8のボトム側油室に連通する排出経路39が環状溝35に対し軸方向一方側(図3中左側)に離間した位置で開口し、油タンク33に連通する戻り経路40が環状溝35に対し軸方向他方側(図3中右側)に離間した位置で開口している。そして、コントロールケーブル12を介し駆動するスプール弁体13の位置に応じて、上述した吐出経路36、排出経路39、及び戻り経路40の間の連通・遮断状態を切り換えるようになっている。
動力取出装置9は、ケーシング30内に回転可能に支持され、変速機の出力軸(図示せず)に接続された駆動軸41と、この駆動軸41に設けられた駆動ギヤ42と、ケーシング30内に回転可能に支持され、油圧ポンプ10の駆動歯車31の回転軸31aに同軸連結された動力取出軸43と、この動力取出軸43の外周側に形成されたスプライン溝に嵌合され、軸方向(図3中左右方向)に摺動可能な被動ギヤ44とを有している。そして、例えばエンジンが駆動状態、クラッチが接続状態にあり、被動ギヤ44が駆動ギヤ42との噛み合い位置にある場合は、動力取出軸43に動力が伝達されて、油圧ポンプ10の駆動歯車31が回転駆動するようになっている。
また、本実施形態では、切換弁11のスプール弁体13の摺動位置と動力取出装置9の被動ギヤ44の摺動位置とを連動させるシフト機構45が設けられている。シフト機構45は、ケーシング30に形成されたシフト孔46内を摺動可能な円筒状のスライダ47と、このスライダ47内を摺動可能に設けられ、スプール弁体13に同軸連結されたシフト軸48と、スライダ47の外周面から径方向(図3中下方向)に延在するように形成されたフォーク49とを有し、フォーク49の先端部は、被動ギヤ44の軸方向一方側(図3中左側)端部に形成された環状の係合溝44aに係合している。また、シフト軸48の外周面にはボール50が係合可能な環状の係合溝51が形成され、スライダ47にはボール50が挿通可能な係合孔52が形成され、ケーシング30のシフト孔46の内周面にはボール50が係合可能な環状の係合溝53が形成されている。
そして、例えばボール50が係合溝51及び係合孔52に跨って係合する場合は、シフト軸48とスライダ47とが一体となってシフト孔46内を摺動し、フォーク49を介し動力取出装置9の被動ギヤ44を摺動させるようになっている。これにより、被動ギヤ44は、駆動ギヤ42との離間位置から噛み合い位置まで移動するようになっている。一方、例えばスプール弁体13及びシフト軸48の軸方向他方側へのストローク量が大きくなると(詳細には、スプール弁体13が後述の絞り下げ位置Dより軸方向他方側に摺動すると)、ボール50が係合孔52及び係合溝53に跨って係合するようになる。この場合は、シフト孔46内のスライダ47の摺動を制限し、このスライダ47内をシフト軸48が摺動するようになっている。これにより、被動ギヤ44は駆動ギヤ42との噛み合い位置で保持されるようになっている。
図4は、スプール弁体13の位置と切換弁11及び動力取出装置9の態様との関係を表す図である。また、図5(a)〜図5(e)は、切換弁11及び動力取出装置9の態様を表す断面図であり、スプール弁体13が図4に示す下げ位置D、絞り下げ位置D、中立位置N、絞り上げ位置U、及び上げ位置Uにある状態をそれぞれ示している。なお、前述の図3は、スプール弁体13が図4に示す待機位置Dにある状態を示している。
図3に示すようにスプール弁体13が待機位置Dにある場合、切換弁11は、吐出経路36、排出経路39、及び戻り経路40を互いに連通する。このとき、スプール弁体13による吐出経路36、排出経路39、及び戻り経路40の開口は全開状態である。一方、動力取出装置9は、被動ギヤ44が駆動ギヤ42と離間した位置にあり、エンジン側と油圧ポンプ10側とを遮断する。その結果、油圧ポンプ10を停止するようになっている。
図5(a)に示すようにスプール弁体13が下げ位置Dにある場合、切換弁11は、吐出経路36、排出経路39、及び戻り経路40を互いに連通する。このとき、スプール弁体13による吐出経路36、排出経路39、及び戻り経路40の開口は全開状態である。一方、動力取出装置9は、被動ギヤ44が駆動ギヤ42と部分的に噛み合う位置になり、エンジン側と油圧ポンプ10側とを不完全ながら接続する。その結果、油圧ポンプ10が駆動するものの、油圧ポンプ10の吐出圧油が吐出経路36、切換弁11、及び戻り経路40を介して油タンク33に戻る。また、荷台4等の自重によって、ダンプシリンダ8のボトム側油室の作動油が排出経路39、切換弁11、及び戻り経路40を介して油タンク33に戻り、ダンプシリンダ8が比較的速い速度で縮短するようになっている。
図5(b)に示すようにスプール弁体13が絞り下げ位置Dにある場合、切換弁11は、吐出経路36、排出経路39、及び戻り経路40を互いに連通するものの、スプール弁体13による排出経路39の開度が所定の割合(詳細には、スプール弁体13の形状及び位置によって予め設定された割合)に減少する。一方、動力取出装置9は、被動ギヤ44が駆動ギヤ42と全体的に噛み合う位置になり、エンジン側と油圧ポンプ10側とを完全に接続する。その結果、油圧ポンプ10が駆動するものの、油圧ポンプ10の吐出圧油が吐出経路36、切換弁11、及び戻り経路40を介して油タンク33に戻る。また、荷台4等の自重によって、ダンプシリンダ8のボトム側油室の作動油が排出経路39、切換弁11、及び戻り経路40を介して油タンク33に戻り、ダンプシリンダ8が比較的遅い速度で縮短するようになっている。
図5(c)に示すようにスプール弁体13が中立位置Nにある場合、切換弁11は、排出経路39を遮断し、吐出経路36及び戻り経路40を互いに連通する。このとき、スプール弁体13による吐出経路36及び戻り経路40の開口は全開状態である。一方、動力取出装置9は、被動ギヤ44が駆動ギヤ42と全体的に噛み合う位置にあり、エンジン側と油圧ポンプ10側とを完全に接続する。その結果、油圧ポンプ10が駆動するものの、油圧ポンプ10の吐出圧油が吐出経路36、切換弁11、及び戻り経路40を介して油タンク33に戻る。また、ダンプシリンダ8の停止状態が保持されるようになっている。
図5(d)に示すようにスプール弁体13が絞り上げ位置Uにある場合、切換弁11は、排出経路39を遮断し、吐出経路36及び戻り経路40を互いに連通するものの、スプール弁体13による戻り経路40の開度が所定の割合(詳細には、スプール弁体13の形状及び位置によって予め設定された割合)に減少する。一方、動力取出装置9は、被動ギヤ44が駆動ギヤ42と全体的に噛み合う位置にあり、エンジン側と油圧ポンプ10側とを完全に接続する。その結果、油圧ポンプ10からの吐出圧油の一部が吐出経路36、切換弁11、及び戻り経路40を介して油タンク33に戻り、吐出圧油の残りが出力経路38及び逆止弁37を介してダンプシリンダ8のボトム側油室に供給されて、ダンプシリンダ8が比較的遅い速度で伸長するようになっている。
図5(e)に示すようにスプール弁体13が上げ位置Uにある場合、切換弁11は、排出経路39、吐出経路36、及び戻り経路40を互いに遮断する。一方、動力取出装置9は、被動ギヤ44が駆動ギヤ42と全体的に噛み合う位置にあり、エンジン側と油圧ポンプ10側とを完全に接続する。その結果、油圧ポンプ10からの吐出圧油の全部が出力経路38及び逆止弁37を介してダンプシリンダ8のボトム側油室に供給されて、ダンプシリンダ8が比較的速い速度で伸長するようになっている。
前述の図2に戻り、本実施形態の最も大きな特徴として、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19は、押し操作のストロークの中間位置及び終点位置の2カ所に接点を有し、複数段階の操作を可能としている。詳しく説明すると、例えば上げ用押しスイッチ17を半押し操作した場合、その押し操作した間だけ、荷台4を上昇させるようになっている(いわゆるモーメンタリ操作)。一方、例えば上げ用押しスイッチ17を全押し操作した場合、その押し操作をやめた後でも、荷台4を上昇させるようになっており、さらに上げ用押しスイッチ17を再度操作するか、下げ用押しスイッチ19を半押し操作するか、あるいは停止用押しスイッチ18を操作すると、荷台4の上げ動作を停止させるようになっている(いわゆるオルタネイト操作)。
同様に、例えば下げ用押しスイッチ19を半押し操作した場合、その押し操作した間だけ、荷台4を下降させるようになっている(いわゆるモーメンタリ操作)。一方、例えば下げ用押しスイッチ19を全押し操作した場合、その押し操作をやめた後でも、荷台4を下降させるようになっており、さらに下げ用押しスイッチ19を再度操作するか、上げ用押しスイッチ17を半押し操作するか、あるいは停止用押しスイッチ18を操作すると、荷台4の下げ動作を停止させるようになっている(いわゆるオルタネイト操作)。
また、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19は、モーメンタリ操作時及びオルタネイト操作時に点灯する表示灯(LED、図示せず)を内蔵し、停止用押しスイッチ18は、操作時に点灯する表示灯(LED、図示せず)を内蔵している。
また、図6に示すように、上げ用押しスイッチ17、停止用押しスイッチ18、及び下げ用押しスイッチ19は、運転室2内の操作パネル面54に形成された凹部54aに配設されており、操作パネル面54より突出しないようになっている。また、操作パネル面54には、上げ用押しスイッチ17、停止用押しスイッチ18、及び下げ用押しスイッチ19を覆うスイッチカバー55が開閉可能に設けられている。なお、停止用押しスイッチ18は、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19より若干突出するように配設されている。
コントローラ15は、上げ用押しスイッチ17、停止用押しスイッチ18、及び下げ用押しスイッチ19から入力された操作信号と検出器16から入力された検出信号に対し所定の演算処理を行い、生成した駆動信号をアクチュエータ14に出力するようになっている。このコントローラ15の制御手順を図7により説明する。図7は、コントローラ15の制御処理内容を表すフローチャートである。
この図7において、まずステップ100において、スプール弁体13が待機位置Dにあり、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19の操作信号の入力を無効状態とする。そして、ステップ110に進み、停止用押しスイッチ18の操作信号の入力があるかどうかを判定する。例えば停止用押しスイッチ18の操作信号の入力がない場合は、ステップ110の判定が満たされず、その判定を繰り返す。一方、例えば停止用押しスイッチ18の操作信号の入力がある場合は、ステップ110の判定が満たされて、ステップ120に移る。ステップ120では、アクチュエータ14に駆動信号を出力して駆動させ、コントロールケーブル12を介しスプール弁体13を中立位置Nに移動させる。その後、ステップ130に進んで、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19の操作信号の入力を有効状態とする。
そして、ステップ140に進み、上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19、以降かっこ内対応同じ)のオルタネイト操作の信号入力があるかどうかを判定する。例えば上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19)のオルタネイト操作の信号入力がある場合は、ステップ140の判定が満たされ、ステップ150に移る。ステップ150では、アクチュエータ14に駆動信号を出力して駆動させ、コントロールケーブル12を介しスプール弁体13を上げ位置U(又は下げ位置D)に移動させる。
そして、ステップ160に進み、上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19)の操作信号の再入力があるか、あるいは停止用押しスイッチ18の操作信号の入力があるかどうかを判断することにより、オルタネイト操作停止の入力があるかどうかを判定する。例えばオルタネイト操作停止の入力がない場合は、ステップ160の判定が満たされず、前述のステップ150に戻って、スプール弁体13の上げ位置Uを維持させる。一方、例えばオルタネイト操作停止の入力がある場合は、ステップ160の判定が満たされ、ステップ170に移る。ステップ170では、アクチュエータ14に駆動信号を出力して駆動させ、コントロールケーブル12を介しスプール弁体13を中立位置Nに移動させる。その後、前述のステップ140に戻って、上記同様の手順を繰り返す。
ステップ140で例えば上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19)のオルタネイト操作の信号入力がない場合は、その判定が満たされず、ステップ180に移る。ステップ180では、上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19)のモーメンタリ操作の信号入力があるかどうかを判定する。例えば上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19)のモーメンタリ操作の信号入力がない場合は、ステップ180の判定が満たされず、前述のステップ140に戻って、上記同様の手順を繰り返す。一方、例えば上げ用押しスイッチ17(又は下げ用押しスイッチ19)のモーメンタリ操作の信号入力がある場合は、ステップ180の判定が満たされ、ステップ190に移る。ステップ190では、アクチュエータ14に駆動信号を出力して駆動させ、コントロールケーブル12を介しスプール弁体13を絞り上げ位置U(又は絞り下げ位置D)に移動させる。そして、ステップ200に進み、モーメンタリ操作が完了したかどうかを判定する。例えばモーメンタリ操作が完了しない場合は、ステップ200の判定が満たされず、前述のステップ190に戻って、上記同様の手順を繰り返す。一方、例えばモーメンタリ操作が完了した場合は、ステップ200の判定が満たされ、前述のステップ170に進んで、アクチュエータ14に駆動信号を出力して駆動させ、コントロールケーブル12を介しスプール弁体13を中立位置Nに移動させる。その後、前述のステップ140に戻って、上記同様の手順を繰り返す。
次に、本実施形態の動作及び作用効果を説明する。
例えば土砂等の積載物を荷台からおろす場合、まず、運転者がリヤダンプトラック1を停車させてサイドブレーキ(図示せず)をロック状態に操作した後、停止用押しスイッチ18を操作すると、スプール弁体13が待機位置Dから中立位置Nに移動する。これにより、動力取出装置9はエンジン側と油圧ポンプ10側とを接続するので、油圧ポンプ10が駆動する。そして、例えば運転者が上げ用押しスイッチ17を全押し操作すると、スプール弁体13が上げ位置Uに移動して、切換弁11が切り換えられる。これにより、ダンプシリンダ8が比較的速い速度で伸長し、荷台4が上昇する。その後、運転者が上げ用押しスイッチ17を再操作するか、下げ用押しスイッチ19を半押し操作するか、あるいは停止用押しスイッチ18を操作すると、スプール弁体13が中立位置に移動して、切換弁11が切り換えられる。これにより、ダンプシリンダ8が停止し、荷台4の上げ動作が停止する。また、例えば運転者が上げ用押しスイッチ17を半押し操作すると、その押し操作している間だけ、スプール弁体13が絞り上げ位置Uに移動して、切換弁11が切り換えられる。これにより、ダンプシリンダ8が比較的遅い速度で伸長し、荷台4が上昇する。
また、例えば荷台4を下降させることを意図して、例えば運転者が下げ用押しスイッチ19を全押し操作すると、スプール弁体13が下げ位置Dに移動して、切換弁11が切り換えられる。これにより、ダンプシリンダ8が比較的速い速度で縮短し、荷台4が下降する。その後、運転者が下げ用押しスイッチ19を再操作するか、上げ用押しスイッチ17を半押し操作するか、あるいは停止用押しスイッチ18を操作すると、スプール弁体13が中立位置に移動して、切換弁11が切り換えられる。これにより、ダンプシリンダ8が停止し、荷台4の下げ動作が停止する。また、例えば運転者が下げ用押しスイッチ19を半押し操作すると、その押し操作している間だけ、スプール弁体13が絞り下げ位置Dに移動して、切換弁11が切り換えられる。これにより、ダンプシリンダ8が比較的遅い速度で縮短し、荷台4が下降する。
このように本実施形態においては、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19のモーメンタリ操作により、その押し操作している間だけ、比較的遅い速度で荷台4の上げ動作及び下げ動作を行わせることができる。これにより、荷台4を所望の傾斜角度に調整するための微妙な操作が容易となる。また、上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19のオルタネイト操作により、その押し操作をやめた後でも、比較的速い速度で荷台4の上げ動作及び下げ動作を行わせることができる。これにより、例えばモーメンタリ操作のみ可能なスイッチとは異なり、スイッチから手を離すことができ、運転者の負担を軽減することができる。
また、荷台4の動作停止を指示可能な停止用押しスイッチ18を別途設けることにより、例えば荷台4の動作を非常停止させたい場合の操作をより容易とし、安全性を高めることができる。特に、停止用押しスイッチ18を上げ用押しスイッチ17及び下げ用押しスイッチ19より突出させることにより、停止用スイッチ18を操作し易いものとし、安全性を高めることができる。一方で、上げ用押しスイッチ17、停止用押しスイッチ18、及び下げ用押しスイッチ19を運転室2内の操作パネル面54より突出しないように配設するとともに、開閉可能なスイッチカバー55を設けることにより、不意の操作を防止することができ、安全性を高めることができる。
また、停止用押しスイッチ18は、動力取出装置9におけるエンジン側と油圧ポンプ10側との接続を指示可能なスイッチを兼用するため、部品点数が削減でき、設置スペース及びコストの低減を図ることができる。また、コントローラ15からの駆動信号に応じてコントロールケーブル12を介し切換弁11のスプール弁体13を駆動するアクチュエータ14を設けることにより、既存又は既設の切換弁11等を流用することができ、コスト低減を図ることができる。なお、アクチュエータ14及び切換弁11はともに車体フレーム3に配設するので、コントロールケーブル12を比較的短くし、コントロールケーブル12の設置スペース及び配設作業の負担を低減することが可能である。
なお、上記一実施形態においては、コントローラ15は、上げ用押しスイッチ17のオルタネイト操作に応じてスプール弁体13を上げ位置Uに移動させて切換弁11を切り換え、ダンプシリンダ8を比較的速い速度で伸長させ、一方で、上げ用押しスイッチ17のモーメンタリ操作に応じてスプール弁体13を絞り上げ位置Uに移動させて切換弁11を切り換え、ダンプシリンダ8を比較的遅い速度で伸長させる場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば荷台4の動作速度を実用上変化させない方が良い場合には、コントローラ15は、上げ用押しスイッチ17のモーメンタリ操作に応じてスプール弁体13を上げ位置Uに移動させて切換弁11を切り換え、ダンプシリンダ8を比較的速い速度で伸長させる等して、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作に応じたダンプシリンダ8の伸長速度が同程度になるようにしてもよい。また、上記一実施形態においては、コントローラ15は、下げ用押しスイッチ19のオルタネイト操作に応じてスプール弁体13を下げ位置Dに移動させて切換弁11を切り換え、ダンプシリンダ8を比較的速い速度で縮短させ、一方で、下げ用押しスイッチ19のモーメンタリ操作に応じスプール弁体13を絞り下げ位置Dに移動させて切換弁11を切り換え、ダンプシリンダ8を比較的遅い速度で縮短させる場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば荷台4の動作速度を実用上変化させない方が良い場合には、コントローラ15は、下げ用押しスイッチ17のモーメンタリ操作に応じてスプール弁体13を下げ位置Dに移動させて切換弁11を切り換え、ダンプシリンダ8を比較的速い速度で縮短させる等して、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作に応じたダンプシリンダ8の縮短速度が同程度になるようにしてもよい。これらの場合においても、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作が可能な上げ用スイッチとしての上げ用押しスイッチ17と、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作が可能な下げ用スイッチとしての下げ用押しスイッチ19とを備えた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、モーメンタリ操作及びオルタネイト操作が可能であれば、例えばレバースイッチ(図8(a)参照)、ロータリスイッチ(図8(b)参照)、ロッカスイッチ(図8(c)参照)、又はトグルスイッチ(図8(d)参照)等でもよい。また、上げ用スイッチ及び下げ用スイッチを別々とせず、例えば操作ストロークに4カ所の接点を有し、荷台の上げ動作を指示するモーメンタリ操作及びオルタネイト操作と、荷台の下げ動作を指示するモーメンタリ操作及びオルタネイト操作とが可能な1つのスイッチ(図8(e)参照)にしてもよい。これらの変形例においても、上記一実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、動力取出装置9、油圧ポンプ10、及び切換弁11を一体構造とし、切換弁11のスプール弁体13の摺動位置と動力取出装置9の被動ギヤ44の摺動位置とを連動させるシフト機構45を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えば切換弁11のスプール弁体13の摺動位置と動力取出装置9の被動ギヤ44の摺動位置とを別々に駆動させるような構成としてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、コントローラ15からの駆動信号に応じてコントロールケーブル12を介しスプール弁体13を駆動するアクチュエータ14を設けた場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、例えばコントローラ15からの駆動信号に応じてスプール弁体13を駆動するソレノイド部を有する電磁切換弁を設けてもよい。
なお、以上においては、本発明の適用対象としてリヤダンプトラックを例にとって説明したが、これに限られず、例えば三転ダンプトラックやサイドダンプトラック等に適用してもよいことは言うまでもない。
本発明の適用対象であるダンプ車両の全体構造を一例として表す斜視図である。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態の構成を表す回路図である。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態を構成する動力取出装置、油圧ポンプ、及び切換弁の詳細構造を表す断面図であり、スプール弁体が待機位置にある状態を示している。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態におけるスプール弁体の位置と切換弁及び動力取出装置の態様との関係を表す図である。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態における切換弁及び動力取出装置の態様を表す断面図であり、スプール弁体が下げ位置、絞り下げ位置、中立位置、絞り上げ位置、及び上げ位置にある状態をそれぞれ示している。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態におけるスイッチ廻りの概略構造を表す斜視図である。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の一実施形態を構成するコントローラの制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明のダンプ車両の油圧制御装置の変形例におけるスイッチの種類を表す図である。
符号の説明
1 リヤダンプトラック
2 運転室
4 荷台
8 ダンプシリンダ
9 動力取出装置
10 油圧ポンプ
11 切換弁
12 コントロールケーブル
13 スプール弁体
14 アクチュエータ
15 コントローラ
17 上げ用押しスイッチ
18 停止用押しスイッチ
19 下げ用押しスイッチ
54 操作パネル面
55 スイッチカバー

Claims (9)

  1. 荷台を傾動するダンプシリンダと、動力取出装置を介し原動機によって駆動され、前記ダンプシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ダンプシリンダとの間に設けられ、圧油の流れを制御する切換弁とを備えたダンプ車両の油圧制御装置において、
    モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、オルタネイト操作により前記荷台の第1速度の上げ動作を指示し、モーメンタリ操作により前記荷台の前記第1速度より遅い速度の上げ動作を指示する上げ用スイッチと、
    モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、オルタネイト操作により前記荷台の第2速度の下げ動作を指示し、モーメンタリ操作により前記荷台の前記第2速度より遅い速度の下げ動作を指示する下げ用スイッチと、
    前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチからの操作信号に応じて前記切換弁を駆動制御する制御手段とを備えたことを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  2. 請求項1記載のダンプ車両の油圧制御装置において、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチとは別に、前記荷台の動作停止を指示可能な停止用スイッチを備えたことを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  3. 請求項記載のダンプ車両の油圧制御装置において、前記停止用スイッチは、前記動力取出装置における原動機側と油圧ポンプ側との接続を指示可能とすることを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  4. 荷台を傾動するダンプシリンダと、動力取出装置を介し原動機によって駆動され、前記ダンプシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ダンプシリンダとの間に設けられ、圧油の流れを制御する切換弁とを備えたダンプ車両の油圧制御装置において、
    モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、前記荷台の上げ動作を指示する上げ用スイッチと、
    モーメンタリ操作及びオルタネイト操作を可能とし、前記荷台の下げ動作を指示する下げ用スイッチと、
    前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチからの操作信号に応じて前記切換弁を駆動制御する制御手段と、
    前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチとは別に、前記荷台の動作停止を指示可能な停止用スイッチとを備え、
    前記停止用スイッチは、前記動力取出装置における原動機側と油圧ポンプ側との接続を指示可能とすることを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項記載のダンプ車両の油圧制御装置において、前記上げ用スイッチ、前記下げ用スイッチ、及び前記停止用スイッチは、操作時に点灯する表示灯をそれぞれ内蔵したことを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  6. 請求項〜5のいずれか1項記載のダンプ車両の油圧制御装置において、前記上げ用スイッチ、前記下げ用スイッチ、及び前記停止用スイッチは、運転室内の操作パネル面より突出しないように配設したことを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  7. 請求項〜6のいずれか1項記載のダンプ車両の油圧制御装置において、前記停止用スイッチは、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチより突出するように配設したことを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  8. 請求項〜7のいずれか1項記載のダンプ車両の油圧制御装置において、前記上げ用スイッチ、前記下げ用スイッチ、及び前記停止用スイッチを覆うスイッチカバーを開閉可能に設けたことを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載のダンプ車両の制御手段において、前記制御手段は、コントロールケーブルを介し前記切換弁の弁体を駆動するアクチュエータと、前記上げ用スイッチ及び前記下げ用スイッチからの操作信号に応じて前記アクチュエータを駆動する駆動信号を生成し出力する駆動信号生成手段とを有することを特徴とするダンプ車両の油圧制御装置。
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