JP2000076962A - パワーウインド操作装置 - Google Patents

パワーウインド操作装置

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JP2000076962A
JP2000076962A JP10242179A JP24217998A JP2000076962A JP 2000076962 A JP2000076962 A JP 2000076962A JP 10242179 A JP10242179 A JP 10242179A JP 24217998 A JP24217998 A JP 24217998A JP 2000076962 A JP2000076962 A JP 2000076962A
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opening
closing operation
seat
window
operation knob
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JP10242179A
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English (en)
Inventor
Keiichi Shimizu
敬一 清水
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての座席のウインドの開閉動作が目視確認
なしに容易かつ的確に操作可能で、かつ安価なパワーウ
インド操作装置を提供する。 【解決手段】 操作対象のウインドガラスを選択する選
択レバー12と、この選択レバーの操作により選択され
たウインドガラスの開閉動作を指令する開閉操作ノブ1
1とを備え、選択レバー12は、触覚によって開閉操作
ノブ11を含む装置上の他の操作子と判別できる特異な
形状とされ、選択レバー12と開閉操作ノブ11が、片
手で同時操作できるよう一定の位置関係で配置されてい
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運転席等に
設けられて車両の複数箇所にあるウインドガラスの開閉
動作を操作するパワーウインド操作装置にかかわり、特
に、全ての座席のウインドの開閉動作が目視確認なしに
容易かつ的確に操作可能で、かつ安価なパワーウインド
操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、近年の自動車等においては、例
えば運転席のドアのアームレスト(肘おき)に、運転席
のドアのウインドガラス、及び他のドア(4ドアであれ
ば3箇所)のウインドガラスを開閉動作させるためのパ
ワーウインド操作装置が設けられている。そして、この
ようなパワーウインド操作装置の従来のオーソドックス
なタイプとしては、例えば図3に示すように、各ウイン
ドガラスの開閉動作をそれぞれ指令する開閉操作ノブ
1,2,3,4が、各ウインドガラス毎に備えられ、こ
れら開閉操作ノブが、アームレストの適当な位置に取付
けられる操作パネル5の表面に平面的に並べて配設され
たものが知られている。
【0003】なお図3において、開閉操作ノブ1は運転
席用であり、開閉操作ノブ2は助手席用であり、開閉操
作ノブ3は右側後席用であり、開閉操作ノブ4は左側後
席用である。そして、各操作ノブを一方向に回動させる
(例えば引上げる)ことにより、対応するウインドガラ
スを閉動させる指令が入力され、また各操作ノブを他方
向に回動させる(例えば押し下げる)ことにより、対応
するウインドガラスを開動させる指令が入力される。ま
た符号6で示すのは、例えば運転席以外の座席に対して
設けられている各ウインド用の開閉スイッチの操作を運
転席の操作で無効にするためのウインドロックスイッチ
であり、また符号7で示すのは、各ドアを強制的にロッ
ク状態とするためのドアロックスイッチである。またな
お、運転席用の開閉操作ノブ1は、操作角度によってマ
ニュアル操作とオート操作ができるようになっている。
オート操作とは、例えば開閉操作ノブ1を所定角度以上
所定方向に回動させる操作をすれば、その後指を離して
も、全開状態又は全閉状態まで自動的にウインドガラス
が動作するという、オートアップ又はオートダウンのた
めの操作のことである。
【0004】ところで、図3に示したようなオーソドッ
クスなタイプでは、通常、各開閉操作ノブ1〜4が各ウ
インドガラスの位置関係に対応した配列で設置されてい
るが、全ての開閉操作ノブがほぼ同じ形状であり同一平
面上に多数配置されているので、目視確認なしにいきな
り操作したいウンイドガラスの開閉操作ノブに運転者等
が確実に指をかけて操作することは非常に困難である。
このため、走行中での操作時や夜間操作時には、目視確
認が困難であるから、的確な操作が容易にできず、場合
によっては誤操作を生じてしまうという問題があり、走
行中の安全性を損ねる可能性があった。そこで近年で
は、上述したパワーウインド操作装置の操作性を向上さ
せるための技術が各種提案されている。例えば、実開昭
63−47541号公報には、左右席のウインド開閉用
の二つの操作ノブ(アップ・ダウン操作子)と、前席・
後席などの切替えのための一つのスライドノブ(前後移
動可能な操作盤の操作部)とを備えた操作装置が開示さ
れている。この装置は、スライドノブをスイライド操作
して前席か後席かを選択しながら、いずれか一方の操作
ノブを開方向又は閉方向に操作することで、運転席(右
側前席)、助手席(左側前席)、右側後席、左側後席の
全ての席のウインドが操作できるものである。
【0005】また、実開昭63−47539号公報や実
開昭63−47915号公報には、ウインド開閉用の一
つ操作ノブ(アップ・ダウン操作子)と、前後左右の座
席を選択するための四つの操作ボタン(セレクト操作
子)とを備えた操作装置が開示されている。この装置
は、いずれかの操作ボタンを押圧操作して座席を選択し
ながら、操作ノブを開方向又は閉方向に操作すること
で、やはり全ての席のウインドが操作できるものであ
る。また、特開平9−60420号公報には、運転席以
外については、前述したオーソドックスなタイプと同様
の操作ノブをそれぞれ設置し、運転席については、全く
異なるボリュームタイプの操作ノブ(つまみ)を設けた
装置が開示されている。この装置は、ボリュームタイプ
の操作ノブをひねるように所定方向に回転させること
で、運転席のウインドガラスを開動又は閉動させるもの
であり、そのボリュームタイプの操作ノブの回転量によ
って、ウインドガラスの作動速度の調整や、マニュアル
操作とオート操作の切替えができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の各公
報に開示された操作装置は、それぞれ以下のような問題
点を有しており、低コストで操作性の十分な向上を図る
ことができない。すなわち、実開昭63−47541号
公報の装置は、左右席のウインド開閉用の二つの操作ノ
ブがあり、いずれか一方を的確に操作する必要があるた
め、目視確認しなければ、やはり誤操作の可能性があ
る。次に、実開昭63−47539号公報や実開昭63
−47915号公報の装置は、開閉用の操作ノブは一つ
のため誤操作の可能性はないが、前後左右の座席を選択
するための四つの操作ボタンの押し間違いが起こる可能
性が非常に高く、やはり誤操作の可能性がある。また、
操作ノブや操作ボタン等の操作部の数が多数(5箇所)
あり、前述のオーソドックスなタイプ(操作部の数は4
箇所)に比べてコスト増になる。
【0007】また、特開平9−60420号公報の装置
は、運転席のウインド操作については容易になるが、他
の座席のウインド操作は従来どおりであり、やはり目視
確認しなければ誤操作の可能性がある。また、運転席用
の操作ノブが従来とは全く異なる特別なもの(ボリュー
ムタイプ)であるとともに、やはり合計4個の操作ノブ
が必要であるため、大幅なコスト増を招くという問題が
ある。そこで本発明は、全ての座席のウインドの開閉動
作が目視確認なしに容易かつ的確に操作可能で、かつ安
価なパワーウインド操作装置を提供することを主目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のパワーウインド操作装置は、車両の
複数箇所にあるウインドガラスの開閉動作を操作するパ
ワーウインド操作装置であって、前記ウインドガラスの
うち操作対象のウインドガラスを選択する選択レバー
と、この選択レバーの操作により選択されたウインドガ
ラスの開閉動作を指令する開閉操作ノブとを備え、前記
選択レバーは、触覚によって前記開閉操作ノブを含む装
置上の他の操作子と判別できる特異な形状とされ、前記
選択レバーと開閉操作ノブが、片手で同時操作できるよ
う一定の位置関係で配置されていることを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載のパワーウインド操作
装置は、前記選択レバーが、いずれのウインドガラスも
選択せず、いずれのウインドガラスも開閉操作不能とす
る中立位置に、付勢されていることを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載のパワーウインド操作
装置は、車両の複数箇所にあるウインドガラスの開閉動
作を操作するパワーウインド操作装置であって、各ウイ
ンドガラスの開閉動作をそれぞれ指令する開閉操作ノブ
を、各ウインドガラス毎に備え、各開閉操作ノブが、操
作パネル上の傾斜の異なる面にそれぞれ配置されている
ことを特徴とするパワーウインド操作装置。
【0011】また、請求項4記載のパワーウインド操作
装置は、車両の複数箇所にあるウインドガラスの開閉動
作を特定の席において操作するパワーウインド操作装置
であって、各ウインドガラスの開閉動作をそれぞれ指令
する開閉操作ノブを、各ウインドガラス毎に有するとと
もに、前記特定の席に搭乗している操作者の肘を保持す
る保持部を備え、前記保持部に肘を保持されている操作
者の手の指が、前記開閉操作ノブのうちちの、前記特定
の席のウインドガラスの開閉動作を操作する特定の開閉
操作ノブにかかるように、この特定の開閉操作ノブが配
置され、さらに他の残りの開閉操作ノブは、この特定の
開閉操作ノブに対して一定の位置関係で配置されている
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載のパワーウインド操作
装置は、前記開閉操作ノブと保持部とが、前記特定の席
の肘おきに設けられ、この肘おきが、前記特定の席のシ
ートと一体的に、又は前記特定の席のシートとは独立
に、スライド可能で位置調整可能とされていることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(a)は、請求項1又は2記
載の発明の形態例であるパワーウインド操作装置を示し
ている。この装置は、ウインドガラスが4箇所にある4
ドアタイプの自動車の運転席に設けられて、各ウインド
ガラスの開閉動作を操作するパワーウインド操作装置で
あって、操作パネル10の上面に、ウインド開閉用の一
つの開閉操作ノブ11と、前後左右の座席を選択するた
めの選択レバー12とを備えている。なお、符号13で
示すのはウインドロックスイッチであり、また、符号1
4で示すのはドアロックスイッチである。そして、選択
レバー12と開閉操作ノブ11は、片手で同時操作でき
るよう近接した位置に配置されている。この場合具体的
には、例えば片手の親指で選択レバー12を操作しつ
つ、同時のその手の人差し指で開閉操作ノブ11が操作
できるように、選択レバー12と開閉操作ノブ11が一
定の位置関係に配置されている。
【0014】ここで、開閉操作ノブ11は、従来と同様
の一般的な操作ノブであり、引上げるように回動させる
と、内部のスイッチ接点(図示省略。以下同様。)が作
動してウインドガラスを閉動(アップ)させる信号がパ
ワーウインドのコントローラに入力され、引下げるよう
に回動させると、同様にウインドガラスを開動(ダウ
ン)させる信号がパワーウインドのコントローラ(図示
省略。以下同様。)に入力される。
【0015】また、選択レバー12は、開閉操作ノブ1
1などの他の操作子とは異なった形状とされており、指
先で触れた感覚で容易に判別できる外形構造となってい
る。例えばこの場合には、図1(a)に示すように細い
突起状の形状とされ、開閉操作ノブ11や、ウインドロ
ックスイッチ13及びドアロックスイッチ14とも著し
く異なった形状となっている。この選択レバー12は、
パネル10上にH字状に形成された案内路15内を移動
可能となっており、案内路15の4箇所の端部のポジシ
ョンが、前後左右4個の座席の位置に対応している。即
ち、選択レバー12が案内路15の右前のポジション
(Dr)に移動操作されると、内部のスイッチ接点が作
動して右前の座席(運転席)を選択する信号がパワーウ
インドのコントローラに入力される。また、選択レバー
12が案内路15の左前のポジション(As)に移動操
作されると、同様に左前の座席(助手席)を選択する信
号がパワーウインドのコントローラに入力される。ま
た、選択レバー12が案内路15の右後のポジション
(RR)に移動操作されると、同様に右後の座席を選択
する信号がパワーウインドのコントローラに入力され
る。また、選択レバー12が案内路15の左後のポジシ
ョン(RL)に移動操作されると、同様に左後の座席を
選択する信号がパワーウインドのコントローラに入力さ
れる。
【0016】そして選択レバー12は、案内路15の中
心位置を中立位置として移動するよう構成され、図示省
略した付勢手段によってこの中立位置に付勢されてお
り、外力を加えない自然状態においては常にこの中立位
置に保持される。また、選択レバー12がこの中立位置
にある状態においては、パワーウインドのコントローラ
が、いずれの座席のウインドガラスも選択されていない
と判断し、いずれのウインドガラスも開閉操作不能とす
る。即ちこの状態では、コントローラの制御によって、
例えば運転席に設けられた本操作装置の開閉操作ノブ1
1が操作されても、いずれのウインドガラスも動作させ
ないし、また、他の座席に設けられた操作装置の開閉操
作ノブ(図示省略)が操作されても、その座席のウイン
ドガラスを動作させない構成となっている。なお図1
(a)は、選択レバー12がこの中立位置に保持されて
いる状態を示している。
【0017】本例のパワーウインド操作装置によれば、
以下のようにして目視確認なしに各ウイドガラスの開閉
操作が容易に可能になるとともに、部品点数の削減によ
るコスト低減や小型化が実現できる。すなわちこの装置
では、目視確認なしに選択レバー12の位置を指(例え
ば親指)の感覚で把握し、さらに同時にこの選択レバー
12と一定の位置関係にある開閉操作ノブ11の位置を
同じ手の他の指(例えば人差し指)で容易に把握でき、
これらを片手で同時操作できる。そして、選択レバー1
2を例えば親指で動かして所望のポジションに移動操作
しつつ、開閉操作ノブ11を例えば人差し指で開方向又
は閉方向に操作することで、所望の座席を選択しつつそ
のウインドガラスを開閉させる信号を入力して、全ての
席のウインドガラスが操作できる。したがって、走行中
や夜間においても、パワーウインドの操作が誤操作なく
容易かつ的確に行え、走行時の安全性確保の点でも効果
がある。しかも本例の装置は、選択レバー12と開閉操
作ノブ11の二つの操作子で各ウインドガラスの開閉操
作が可能となるので、装置が小型化できるとともに、装
置のコストも比較的安価になる。
【0018】また本例の装置では、選択レバー12を操
作して開閉操作ノブ11を操作するという2段階の操作
をしなければ、いずれのウインドガラスも開閉操作でき
ないため、子供などが不用意にウインドガラスを開閉操
作することで発生する事故を信頼性高く防止でき、フェ
ールセーフの点でも高い性能が実現できる。なお、従来
の一般的なパワーウインドの場合には、運転席に設けら
れた操作装置のウインドロックスイッチをオン(つまり
運転席以外の席に設けられたパワーウインドスイッチを
操作不能)にしていても、運転席に設けられた操作装置
の操作ノブを操作すれば、各ウインドガラス(或いは運
転席のウインドガラスのみ)の開閉操作が容易に可能で
あり、子供の不用意な操作などによる事故が十分に防止
できる構成とはなっていなかった。このため従来では、
ウインドガラスに挟み込みが生じたことを検出してウイ
ンドガラスを自動的かつ強制的に開動させるという高価
な機能(いわゆる挟み込み防止機能)を設ける必要性が
高く、コスト面で問題となっていた。しかし本例の装置
であれば、オート操作のない操作スイッチに関しては、
このような挟み込み防止機能を特に設けなくても、不用
意な操作による挟み込み事故を未然に防ぐことができる
可能性が高い。
【0019】なお、本発明は上記形態例に限らず、各種
の態様が有り得る。例えば、選択レバーの形状は、目視
確認なしにその操作ポジションが把握できる形状であれ
ば、どのようなものでもよい。またオート操作について
は、例えば、選択レバーにより運転席を指定しつつ開閉
操作ノブを所定角度以上回動操作することで、オートア
ップ又はオートダウンが行われるように構成してもよい
し、選択レバーを中立位置において真下に押し下げなが
ら開閉操作ノブを操作すると、オートアップ又はオート
ダウンが行われるように構成してもよい。また本装置
は、開閉するウインドガラスが例えば2箇所しかない2
ドアの自動車にも適用できることはいうまでもない。ま
た、例えば開閉するウインドガラスが4箇所の4ドアの
場合でも、選択レバーの移動ポジションを3箇所とする
ことができる。即ち、中立位置においては例えば運転席
が選択されている構成とすればよい。但し、このような
構成とした場合には、開閉操作ノブを操作するだけで例
えば運転席のウインドガラスが開閉動作してしまうの
で、フェールセーフの面で安全性が低下する。
【0020】次に図1(b)は、請求項3記載の発明の
形態例であるパワーウインド操作装置を示している。こ
の装置は、やはりウインドガラスが4箇所にある4ドア
タイプの自動車の運転席に設けられて、各ウインドガラ
スの開閉動作を操作するパワーウインド操作装置であっ
て、パーソナルコンピュータのマウスのように凸面状に
形成された操作パネル20の上面に、各ウインドガラス
をそれぞれ開閉操作するための開閉操作ノブ21,2
2,23,24を備えている。
【0021】ここで、各開閉操作ノブ21,22,2
3,24は、従来と同様の一般的な操作ノブであり、引
上げるように回動させると、内部のスイッチ接点が作動
してウインドガラスを閉動(アップ)させる信号がパワ
ーウインドのコントローラに入力され、引下げるように
回動させると、同様にウインドガラスを開動(ダウン)
させる信号がパワーウインドのコントローラに入力され
る。また、これら開閉操作ノブのうち、開閉操作ノブ2
1は運転席用であり、開閉操作ノブ22は助手席用であ
り、開閉操作ノブ23は右側後席用であり、開閉操作ノ
ブ24は左側後席用である。また、操作パネル20の上
面は、傾斜の異なる四つの面からなる。即ち、右前面2
0aと、左前面20bと、右後面20cと、左後面20
dとからなる。このうち、右前面20aは右斜め前方に
向って下向きに傾斜し、左前面20bは左斜め前方に向
って下向きに傾斜し、右後面20cは右斜め後方に向っ
て下向きに傾斜し、左後面20dは左斜め後方に向って
下向きに傾斜している。そして、運転席用の開閉操作ノ
ブ21は右前面20aに配置され、助手席用の開閉操作
ノブ22は左前面20bに配置され、右側後席用の開閉
操作ノブ23は右後面20cに配置され、左側後席用の
開閉操作ノブ24は左後面20dに配置されている。
【0022】本例のパワーウインド操作装置によれば、
以下のようにして目視確認なしに各ウイドガラスの開閉
操作が容易に可能になるとともに、従来部品の使用によ
り低コストが維持できる。すなわちこの装置では、凸面
状に形成された操作パネル20の上面における傾斜の異
なる四つの面20a,20b,20c,20dに、各開
閉操作ノブ21,22,23,24がそれぞれ設置され
ているので、操作パネル20の上面に例えば片手のての
ひらを当ててみれば、その感触で各開閉操作ノブの位置
が容易に把握でき、目視確認なしに所定の開閉操作ノブ
を操作できる。したがって、走行中や夜間においても、
パワーウインドの操作が誤操作なく容易かつ的確に行え
る効果がある。しかも本例の装置は、従来と同様な一般
的な開閉操作ノブを4個設置して構成されているので、
新たなコストの発生をおさえる事ができ、装置のコスト
を従来同様の価格に維持できる。
【0023】なお、本発明は上記形態例に限らず、各種
の態様が有り得る。例えば、操作パネルの形状は、各開
閉操作ノブを配置するための傾斜(傾斜方向又は傾斜角
度)の異なる面を所定数備えている形状であれば、どの
ようなものでもよい。例えば、中央部が最も凹んだ凹面
状の形状であって、中央部を中心とする前後左右に傾斜
方向の異なる四つの面をもつものでもよい。またオート
操作については、例えば、運転席用の開閉操作ノブ21
を所定角度以上回動操作することで、オートアップ又は
オートダウンが行われるように構成すればよい。また本
装置も、開閉するウインドガラスが例えば2箇所しかな
い2ドアの自動車にも適用できる。また、ウインドロッ
クスイッチやドアロックスイッチを開閉操作ノブに並設
してもよいことはいうまでもない。
【0024】次に図2は、請求項4又は5記載の発明の
形態例であるパワーウインド操作装置を示している。こ
の装置は、やはりウインドガラスが4箇所にある4ドア
タイプの自動車の運転席(特定の席)に設けられて、各
ウインドガラスの開閉動作を操作するパワーウインド操
作装置であって、装置が設けられる運転席ドア30の肘
おき31に、凹部32(保持部)が形成されている点に
特徴を有する。なお、操作パネル上の構成は、図3に示
した従来と同じであり、同符号を使用して重複する説明
を省略する。
【0025】ここで凹部32は、運転席に搭乗している
操作者(通常は運転者)の肘がはまり込みこれを保持す
るもので、肘おき31の後部上面に形成されている。一
方、開閉操作ノブ1,2,3,4等が設けられた操作パ
ネル5は、肘おき31の前部上面に配置され、凹部32
に肘がはまり込んでいる操作者の手の指(例えば、薬
指)が、手首や指を伸ばした自然な状態において、運転
席用の開閉操作ノブ1(特定の開閉操作ノブ)にかかる
ように、この開閉操作ノブ1の配置位置が設定されてい
る。なお、他の残りの開閉操作ノブ2,3,4は、開閉
操作ノブ1に対して前述したような一定の位置関係で近
接して配置されており、この際、例えば操作者の同じ手
の別の指(例えば、人差し指)が、前記開閉操作ノブの
うちの、助手席用の開閉操作ノブ2に同時にかかるよう
に位置設定されている。また、凹部32に肘をはめ込ん
で手首等を伸ばした状態から、操作者が手首等を若干屈
曲させて手の指先を後方に移すと、それら手の指が、後
席用の開閉操作ノブ3,4にそれぞれかかる。
【0026】なお、肘から指先までの長さには若干の個
人差があるため、それに応じて凹部32と開閉操作ノブ
1,2との距離Lが微調整できる構成が好ましい。その
ため、例えば凹部32が操作パネル5に対して相対的に
前後動して、任意の位置で固定できる機構を設けてもよ
い。これにより、予め運転者となるユーザが実際に自分
の肘をはめ込んで、凹部32の位置調整を行っておけ
ば、上述したような凹部32と各開閉操作ノブとの位置
関係の設定がより正確に行える。また好ましくは、肘お
き31を運転席のシートと一体的に、又は運転席のシー
トとは独立に、スライド可能で位置調整可能とすべきで
ある。このようにすれば、凹部32と運転席のシートと
の位置関係を適正に維持すること(或いは、適正な位置
関係となるように調整すること)が可能となり、運転者
等が自身の肘を容易かつ自然に凹部32にはめ込むこと
ができる。
【0027】本例のパワーウインド操作装置によれば、
以下のようにして目視確認なしに各ウイドガラスの開閉
操作が容易に可能になり、走行時の安全性を確保できる
とともに、従来部品の使用によりコストが維持できる。
すなわちこの装置では、運転席に座っている操作者(通
常は、運転者)が、自然な状態で片腕(この場合、右
腕)を肘おき31におき、その肘を凹部32にはめ込ん
で保持すれば、その腕の手の指(例えば、薬指)が、自
然と運転席用の開閉操作ノブ1にかかり、運転席用の開
閉操作ノブ1が目視確認なしに容易に操作できる。ま
た、他の席の開閉操作ノブ2,3,4についても、開閉
操作ノブ1と一定の位置関係で配置されているため、目
視確認なしに容易に操作できる。即ちこの場合には、そ
のままの状態でその手の別の指(例えば、人差し指)が
開閉操作ノブ2にかかっているので、そのまま助手席用
の開閉操作ノブ2も容易に操作できるし、また前述した
ように、手首等を若干屈曲させて指先を後方に移せば、
後席用の開閉操作ノブ3,4も目視確認なしに容易に操
作できる。
【0028】したがって、走行中や夜間においても、パ
ワーウインドの操作が誤操作なく容易かつ的確に行える
効果がある。しかも本例の装置は、従来と同様な一般的
な開閉操作ノブを4個設置して構成されているので、装
置のコストは従来同様の価格に維持できる。なお、本発
明も上記形態例に限らず、各種の態様が有り得る。例え
ば、操作者の肘を保持する保持部は、上述したような凹
部に限らず、例えば肘の後面に当接することで肘を保持
する凸状部であってもよい。また、特定の開閉操作ノブ
(例えば、運転席用の開閉操作ノブ)は、他の開閉操作
ノブに対して同時操作できない程度に若干離れて配置
し、肘が保持部(例えば凹部)に保持された自然な状態
の操作者の主な指(例えば、人さし指と薬指)が、いず
れも他の開閉操作ノブには確実に接触しないようにして
もよい。このようにすれば、操作者は、まず特定の開閉
操作ノブのみを確実に把握して、操作を行うことがで
き、目視確認なしでも誤操作の可能性がより低減され
る。また本装置も、運転席以外の席に設けられてもよい
し、開閉するウインドガラスが例えば2箇所しかない2
ドアの自動車にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のパワーウインド操作装置
によれば、以下のようにして目視確認なしに各ウイドガ
ラスの開閉操作が容易に可能になるとともに、部品点数
の削減によるコスト低減や小型化が実現できる。すなわ
ちこの装置では、目視確認なしに選択レバーの位置を指
の感覚(触覚)で把握し、さらに同時にこの選択レバー
と一定の位置関係にある開閉操作ノブの位置を同じ手の
他の指で容易に把握でき、これらを片手で同時操作でき
る。そして、選択レバーを例えば親指で動かして所望の
ポジションに移動操作しつつ、開閉操作ノブを例えば人
差し指で開方向又は閉方向に操作することで、所望の座
席を選択しつつそのウインドガラスを開閉させる信号を
入力して、全ての席のウインドガラスが操作できる。し
たがって、走行中や夜間においても、パワーウインドの
操作が誤操作なく容易かつ的確に行える効果がある。し
かも本発明の装置は、選択レバー一つと開閉操作ノブ一
つの二つの操作子で各ウインドガラスの開閉操作が可能
となるので、装置が小型化できるとともに、装置のコス
トも比較的安価になる。
【0030】さらに、請求項2記載のパワーウインド操
作装置によれば、前記選択レバーは、いずれのウインド
ガラスも選択せず、いずれのウインドガラスも開閉操作
不能とする中立位置に付勢されているため、前記選択レ
バーを操作しなければ、いずれのウインドガラスも操作
できない。即ち、本装置では、選択レバーを中立位置か
ら動かす操作をして、さらに開閉操作ノブを操作すると
いう2段階の操作をしなければ、いずれのウインドガラ
スも開閉操作できないため、子供などが不用意にウイン
ドガラスを開閉操作することで発生する事故を信頼性高
く防止でき、フェールセーフの点でも高い性能が実現で
きる。
【0031】また、請求項3記載のパワーウインド操作
装置によれば、以下のようにして目視確認なしに各ウイ
ドガラスの開閉操作が容易に可能になるとともに、従来
部品の使用により低コストが維持できる。すなわちこの
装置では、操作パネルの上面における傾斜の異なる面
に、各開閉操作ノブがそれぞれ設置されているので、操
作パネルの上面に例えば片手のてのひらを当ててみれ
ば、その感触で各開閉操作ノブの位置が容易に把握で
き、目視確認なしに所定の開閉操作ノブを操作できる。
したがって、走行中や夜間においても、パワーウインド
の操作が誤操作なく容易かつ的確に行える効果がある。
しかも本例の装置は、従来と同様な一般的な開閉操作ノ
ブを開閉されるウインドガラス毎に設置して構成できる
ので、装置のコストは従来同様の低価格に維持できる。
【0032】また、請求項4記載のパワーウインド操作
装置によれば、以下のようにして目視確認なしに各ウイ
ドガラスの開閉操作が容易に可能になるとともに、従来
部品の使用により低コストが維持できる。すなわちこの
装置では、特定の席(例えば、運転席)に座っている操
作者(例えば、運転者)が、自然な状態で片腕(例え
ば、右腕)の肘を保持部で保持すれば、その腕の手の指
(例えば、薬指)が、自然と特定の席用の開閉操作ノブ
(例えば、運転席用の開閉操作ノブ)にかかり、この特
定の開閉操作ノブが目視確認なしに容易に操作できる。
また、他の席の開閉操作ノブについても、この特定の開
閉操作ノブと一定の位置関係で配置されているため、目
視確認なしに容易に操作できる。したがって、走行中や
夜間においても、パワーウインドの操作が誤操作なく容
易かつ的確に行える効果がある。しかも本例の装置は、
従来と同様な一般的な開閉操作ノブを開閉されるウイン
ドガラス毎に設置して構成できるので、装置のコストは
従来同様の低価格に維持できる。
【0033】さらに、請求項5記載のパワーウインド操
作装置によれば、前記開閉操作ノブと保持部とが、前記
特定の席の肘おきに設けられ、この肘おきが、前記特定
の席のシートと一体的に、又は前記特定の席のシートと
は独立に、スライド可能で位置調整可能とされている。
このため、保持部と特定の席のシートとの位置関係を適
正に維持すること(或いは、適正な位置関係となるよう
に調整すること)が可能となり、特定の席に座っている
運転者等が自身の肘を容易かつ自然に保持部に保持させ
ることができ、操作の容易性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーウインド操作装置の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】パワーウインド操作装置の構成を示す斜視図で
ある。
【図3】従来のパワーウインド操作装置の構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1,21 運転席用の開閉操作ノブ(特定の開閉操作ノ
ブ) 2,22 助手席用の開閉操作ノブ 3,23 右側後席用の開閉操作ノブ 4,24 左側後席用の開閉操作ノブ 5,10,20 操作パネル 11 開閉操作ノブ 12 選択レバー 15 案内路 20a,20b,20c,20d 傾斜の異なる面 30 運転席のドア 31 運転席の肘おき 32 凹部(保持部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の複数箇所にあるウインドガラスの
    開閉動作を操作するパワーウインド操作装置であって、 前記ウインドガラスのうち操作対象のウインドガラスを
    選択する選択レバーと、この選択レバーの操作により選
    択されたウインドガラスの開閉動作を指令する開閉操作
    ノブとを備え、 前記選択レバーは、触覚によって前記開閉操作ノブを含
    む装置上の他の操作子と判別できる特異な形状とされ、 前記選択レバーと開閉操作ノブは、片手で同時操作でき
    るよう一定の位置関係で配置されていることを特徴とす
    るパワーウインド操作装置。
  2. 【請求項2】 前記選択レバーは、いずれのウインドガ
    ラスも選択せず、いずれのウインドガラスも開閉操作不
    能とする中立位置に、付勢されていることを特徴とする
    請求項1記載のパワーウインド操作装置。
  3. 【請求項3】 車両の複数箇所にあるウインドガラスの
    開閉動作を操作するパワーウインド操作装置であって、 各ウインドガラスの開閉動作をそれぞれ指令する開閉操
    作ノブを、各ウインドガラス毎に備え、 各開閉操作ノブが、操作パネル上の傾斜の異なる面にそ
    れぞれ配置されていることを特徴とするパワーウインド
    操作装置。
  4. 【請求項4】 車両の複数箇所にあるウインドガラスの
    開閉動作を特定の席において操作するパワーウインド操
    作装置であって、 各ウインドガラスの開閉動作をそれぞれ指令する開閉操
    作ノブを、各ウインドガラス毎に有するとともに、前記
    特定の席に搭乗している操作者の肘を保持する保持部を
    備え、 前記保持部に肘を保持されている操作者の手の指が、前
    記開閉操作ノブのうちの、前記特定の席のウインドガラ
    スの開閉動作を操作する特定の開閉操作ノブにかかるよ
    うに、この特定の開閉操作ノブが配置され、さらに他の
    残りの開閉操作ノブは、この特定の開閉操作ノブに対し
    て一定の位置関係で配置されていることを特徴とするパ
    ワーウインド操作装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉操作ノブと保持部とが、前記特
    定の席の肘おきに設けられ、この肘おきが、前記特定の
    席のシートと一体的に、又は前記特定の席のシートとは
    独立に、スライド可能で位置調整可能とされていること
    を特徴とする請求項4記載のパワーウインド操作装置。
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