JPH08127267A - 車載機器の操作装置 - Google Patents

車載機器の操作装置

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JPH08127267A
JPH08127267A JP6266936A JP26693694A JPH08127267A JP H08127267 A JPH08127267 A JP H08127267A JP 6266936 A JP6266936 A JP 6266936A JP 26693694 A JP26693694 A JP 26693694A JP H08127267 A JPH08127267 A JP H08127267A
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義之 三木
Nobuyuki Ogawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性及び視認性を向上する。 【構成】 インストルメントパネル10にはディスプレ
イ12が取付けられており、車載機器の項目やその機能
が表示される。フロントコンソール14上のシフトレバ
ー16の運転席側には操作レバー18が配設されてお
り、操作レバー18は乗員20が肘20Aをコンソール
ボックス22に乗せた状態で、手26で把持できる部位
に立設されており、操作レバー18は掌で覆うことがで
きる大きさとされている。操作レバー18の形状は車両
上下方向に延びる略円柱状で車両上下方向中央部が若干
括れており、動作方向は前後左右の4方向とされてい
る。操作レバー18の頂部近傍の前方側にはヘルプスイ
ッチ28が突出しており、操作レバー18を掌で覆った
状態で人指し指26Cが触れ易くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載機器の操作装置に関
し、特に、自動車の運転席近傍に設けられ複数の車載機
器を一括操作できる車載機器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の運転席近傍には複数の車
載機器を一括操作できる操作装置が設けられたものが知
られており、その一例が特開平4−92596号公報に
開示されている。
【0003】この車載機器の操作装置では、第1の操作
手段の操作毎に複数の表示画面の1つを選択し、第2の
操作手段の操作に応じて1つの表示画面に対応した表示
情報を読み出す構成となっている。例えば、ディスプレ
の周囲に設けられた第1の操作手段としての車載機器選
択スイッチを操作してオーディオ情報の画面を選択し、
車載機器選択スイッチの近傍に設けられた第2の操作手
段としての情報選択スイッチを操作して音量情報を読み
出す構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
載機器の操作装置では、第1の操作手段と第2の操作手
段との2つの操作手段が必要となるとともに、第1の操
作手段の操作後、必ず第2の操作手段を操作する必要が
あり手順が煩雑である。また、各選択画面には、選択画
面に対応した車載機器の全ての機能について対応する項
目を表示する必要があり、画面上の表示項目が多くなっ
て見難くなる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、操作性及び視
認性を向上することができる車載機器の操作装置を得る
ことが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る車載機器の操作装置は、車載機器の項目やその機能
を表示する表示装置と、該表示装置と分離独立し前記表
示装置から必要なメニューを選択し実行を指示する入力
装置と、を備え、前記入力装置は前後左右の4方向へ操
作可能で、前記項目やその機能が4以下の場合には前後
左右方向の1操作で前記項目やその機能の選択と実行を
同時に行うことが可能であり、前記項目やその機能が5
以上の場合には前後操作及び左右操作の何れか一方で前
記項目やその機能の選択を行うことが可能で、前後操作
及び左右操作の何れか他方で実行を行うことが可能であ
ることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車載機器の操作装置において、前記入力装置により選択
された項目の1つに対し前記表示装置に2種類の機能を
重複させることにより表示項目数を削減し画面を見やす
くしたことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
車載機器の操作装置において、前記入力装置に2以上の
動作モードを実施できるスイッチを設けたことを特徴と
している。
【0009】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
車載機器の操作装置において、前記入力装置は、親指と
人指し指と中指とで把持可能な大きさのレバーと、該レ
バーに取付けられたスイッチと、を備え、前記レバーは
略円柱状で軸方向中央外周部近傍が親指と中指とが把持
時に馴染む括れ形状とされ、前記スイッチは前記レバー
の頂部近傍の把持時に人指し指が触れる位置に設けられ
たことを特徴としている。
【0010】請求項5記載の本発明は、請求項4記載の
車載機器の操作装置において、前記入力装置をフロント
コンソール上でシフトレバー近傍の運転席側に設けたこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の本発明に係る車載機器の操作装
置では、車載機器の項目やその機能が4以下の場合には
前後左右方向の1操作で項目やその機能の選択と実行を
同時に行うことが可能であり、操作回数が減る。また、
5つ以上の項目やその機能を選択する場合には、入力装
置を前後及び左右の何れか一方へ操作して項目やその機
能の選択を行い、入力装置を前後及び左右の何れか他方
へ操作して実行を行うため、項目選択、機能選択及び実
行に対して1つの入力装置で良い。さらに、車載機器の
項目やその機能の数によらず、各選択画面には、前後左
右に対応した項目を表示するのみで良いため、画面上の
表示項目が少なくてすむ。
【0012】請求項2記載の本発明に係る車載機器の操
作装置では、表示装置に入力装置により選択された項目
の1つに対し2種類の機能を重複させるため、表示項目
数が削減され、画面が見やすくなる。
【0013】請求項3記載の本発明に係る車載機器の操
作装置では、入力装置の設けたスイッチにより状況に応
じて2以上の動作モードを実施できるため、適当な操作
状態に速やかに移行できる。
【0014】請求項4記載の本発明に係る車載機器の操
作装置では、入力装置のレバーは親指と人指し指と中指
とで操作でき、軸方向中央外周部近傍が把持時に親指と
中指とがレバーに馴染む。また、親指と中指とでレバー
把持した状態で人指し指でスイッチを操作できるため、
指先のみで確実で素早い操作が行える。
【0015】請求項5記載の本発明に係る車載機器の操
作装置では、位置が直ぐ判るシフトレバーの近傍に入力
装置が設けられているため、シフトレバーを目安に入力
装置を容易に見つけ出すことができ、また、運転姿勢を
崩すことなく容易に操作ができる。
【0016】
【実施例】本発明に係る車載機器の操作装置の一実施例
を図1〜図22を用いて説明する。
【0017】なお、これらの図において、適宜示される
矢印FRは車両前方側を示し、矢印UPは車両上方側を
示している。
【0018】図1に示される如く、自動車のインストル
メントパネル10の車幅方向中央部の高くて、乗員から
遠い位置には、表示装置としてのディスプレイ12が取
付けられており、運転中にも容易に画面が見えるように
なっている。また、ディスプレイ12の画面には、エア
コン、ラジオ、CD再生装置等の車載機器の項目やその
機能が表示される。また、車室床部の車幅方向中央部に
車両前後方向に配設されたフロントコンソール14上に
は、シフトレバー16が配設されており、シフトレバー
16の運転席側近傍には、入力装置としての操作レバー
18が配設されている。
【0019】従って、操作レバー18は運転姿勢を崩す
こと無く操作可能であり、且つ単純な動作で手探り操作
が可能となっている。また、表示装置としてのディスプ
レイ12と入力装置としての操作レバー18とを分離独
立したので、見やすさと操作しやすさが両立した配置と
なっている。
【0020】図2に示される如く、操作レバー18は、
運転席に着座した乗員20が肘20Aをコンソールボッ
クス22に乗せた状態で、手26で把持できる部位に立
設されており、操作レバー18は掌で覆うことができる
大きさとされている。
【0021】図3に示される如く、操作レバー18の形
状は車両上下方向に延びる略円柱状で軸方向中央外周部
近傍が若干括れている。
【0022】図4(A)に示される如く、操作レバー1
8の軸方向中央部の車幅方向両側部18A、18Bは、
把持時に親指26Aと中指26Bとが馴染むカーブとさ
れ、左右に操作し易く且つ滑り難い形状になっている。
【0023】図4(B)に示される如く、操作レバー1
8の車両上下方向中央部の車両前後方向後部18Cは、
押圧時に親指26Aが馴染むカーブとされ、前方に操作
し易く且つ滑り難い形状になっている。また、操作レバ
ー18の車両上下方向中央部の車両前後方向前部18D
は、引張り時に中指26Bが馴染むカーブとされ、後方
に操作し易く且つ滑り難い形状になっている。
【0024】なお、図4(A)、(B)、(C)に示さ
れる如く、操作レバー18の高さHは45mm、最大幅W
1は30mm、最小幅W2は25mm、最大長L1は40m
m、最小幅長L2は30mmとなっている。
【0025】図3に示される如く、操作レバー18の操
作方向は、車両前方(図3の矢印A方向)、車両後方
(図3の矢印B方向)、車両左方(図3の矢印C方向)
及び車両右方(図3の矢印D方向)の4方向とされてい
る。また、各方向の最大振角はそれぞれ略10°とされ
ており、各方向のストローク(振角θ)と操作荷重
(F)との関係は図5に示される如く、ストロークが小
さい時に操作作荷重のピーク値Pがあり、ストロークを
大きくする場合の操作荷重F1に比べストロークを小さ
くする場合の操作荷重F2が小さくなっている。
【0026】図4(C)に示される如く、操作レバー1
8の頂部近傍の前方側には、入力装置の一部としてのヘ
ルプスイッチ28が突出しており、操作レバー18を掌
で覆った状態で人指し指26Cが触れ易く、人指し指2
6Cのみでヘルプスイッチ28を操作できる。また、ヘ
ルプスイッチ28は、操作レバー18の外郭に沿って上
下方向に長く、広角度から押せるようになっている。
【0027】なお、ヘルプスイッチ28は、単一のスイ
ッチで2以上の動作モードを簡単な操作で実施できるよ
うになっており、本実施例においては、一般に使用され
ている2段式プッシュスイッチを使用し、2段階の押圧
操作で2つの動作モードが実施できる。
【0028】図6に示される如く、ヘルプスイッチ28
の操作荷重Gはストローク(L)が1mmの近傍で第1の
ピーク値P1が有り、ストローク(L)が2mmの近傍で
第1の谷部U1が有って、この第1の谷部U1が第1の
操作モードとなっている。即ち、この第1の谷部U1で
1段目のプッシュスイッチがオンする。また、ヘルプス
イッチ28の操作荷重Gはストローク(L)が3mmの近
傍で第2のピーク値P2が有り、ストローク(L)が5
mmの近傍で第2の谷部U2が有って、この第2の谷部U
2が第2の操作モードとなっている。即ち、この第2の
谷部U2で2段目のプッシュスイッチがオンする。
【0029】図7に示される如く、ディスプレイ12、
操作レバー18及びヘルプスイッチ28は、それぞれ制
御装置30に接続されている。また、制御装置30に
は、車載機器としてのエアコン32、テープ再生装置3
4、ラジオ36、CD再生装置38が接続されており、
ディスプレイ12の表示に従って操作レバー18及びヘ
ルプスイッチ28を操作することで、各車載機器をコン
トロールできるようになっている。
【0030】次に、図8及び図15〜図22に示される
フローチャートに基づいて本実施例の車載機器の操作装
置の操作手順の一例を説明する。
【0031】ステップ100に示される如く、制御装置
30によりディスプレイ12には、制御対象機器の状態
を示す画面1(図9参照)が表示されている。通常、デ
ィスプレイ12は画面1の状態表示が表示されている。
【0032】ステップ101に示される如く、画面1が
表示されている状態でヘルプスイッチ28が押される
と、第1の操作モード、第2の操作モードにかかわら
ず、画面2(図10参照)が表示される。
【0033】ステップ101はヘルプスイッチ28を押
す以外にも、スイッチにセンサーを取り付け、手がスイ
ッチに接触したことを検出する方法等の他の方法等でも
良い。
【0034】画面2の状態で制御装置30では、どの車
載機器が選択されるかを待っている。例えば、ステップ
107に示される如く、画面2において操作レバーを後
方へ倒すとCD再生装置が選択される。
【0035】ステップ111に示される如く、ディスプ
レイ12には画面3(図11参照)が表示される。一
方、ステップ107において、CD再生装置が選択され
ない場合には、ステップ108〜110において、エア
コン、テープ再生装置又はラジオの何れか選択された画
面がディスプレイ12に表示されるが、この場合の説明
は省略する。
【0036】ステップ113に示される如く、ディスプ
レイ12に表示された画面3が自分の選択したCD再生
装置のものであれば、ステップ114〜121、128
〜130に示される如く、操作対象の項目選択を行う。
このとき項目の選択は操作レバー18を左右方向に動か
すことにより行われる。例えば、画面3において、TR
ACKにカーソルがある場合、操作レバー18を右方に
倒すとカーソルはVOLに移動し、左方に倒すとカーソ
ルはDISKに移動する。
【0037】また、ステップ119で項目選択が正しけ
れば、実際に機能動作をステップ125で実行する。こ
の時機能動作の実行は、操作レバー18を前後方向に動
かすことにより行われる。例えば、画面3においてVO
Lにカーソルがある場合、操作レバー18を前方に倒す
ことにより、音量を上げることができ、後方に倒すこと
により、音量を下げることができる。この時、VOLの
項目には操作方向を意味する矢印が表示される。
【0038】ステップ128で項目選択が正しければ、
ステップ136で、CD再生装置の電源OFFか次画面
表示の何れかが実行される。この操作は、操作レバー1
8を前後方向に動かすことにより行われ、操作レバー1
8を前方に倒すことによりCD再生装置の電源をOFF
することができ、後方へ倒すことにより、次画面に行く
ことができる。
【0039】ステップ136で次画面の選択が行われる
と、ステップ138に示される如く、ディスプレイ12
には、画面4(図12参照)が表示される。
【0040】ステップ141〜145の項目選択は操作
レバ−18を左右方向に動かすことにより行われる。
【0041】ステップ143で項目選択が正しければ、
ステップ151でDISK調整画面表示又はPOSIT
ION調整画面表示の何れかが実行される。
【0042】この操作は操作レバー18を後へ倒すこと
により実行される。この操作の結果により、ディスプレ
イ12には、画面5(図13参照)又は画面6(図14
参照)が表示されるが、この場合の説明は省略する。
【0043】ステップ113に示される如く、ディスプ
レイ12に表示された画面3が自分の意図に反した表示
が出た場合に、前画面2に戻りたい時は、ステップ17
6、177に示される如く、ヘルプスイッチ28の第1
の操作モードをオンする。これによって、ステップ10
2に移り、ディスプレイ12に画面2が表示される。ま
た、ディスプレイ12に表示された画面3の意味がわか
らず、迷子になった時には、ステップ178に示される
如く、ヘルプスイッチ28の第2の操作モードをオンす
る。これによって、ステップ102に移り、ディスプレ
イ12に画面2が表示される。
【0044】ステップ140に示される如く、ディスプ
レイ12に表示された画面4が自分の意図に反した表示
が出た場合、前画面3に戻りたい時は、ステップ18
3、184に示される如く、ヘルプスイッチ28の第1
の操作モードをオンする。これによって、ステップ11
1に移り、ディスプレイ12に画面3が表示される。ま
た、ディスプレイ12に表示された画面4の意味がわか
らず、迷子になったり、他の機器を操作したい時は、ス
テップ185に示される如く、ヘルプスイッチ28の第
2の操作モードをオンする。これによって、ステップ1
02に移り、ディスプレイ12に画面2が表示される。
【0045】ステップ154に示される如く、ディスプ
レイ12に表示された画面5が自分の意図に反した表示
が出た場合、前画面4に戻りたい時は、ステップ18
9、190に示される如く、ヘルプスイッチ28の第1
の操作モードをオンする。これによって、ステップ13
8に移り、ディスプレイ12に画面4が表示される。ま
た、ディスプレイ12に表示された画面5の意味がわか
らず、迷子になったり、他の機器を操作したい時は、ス
テップ191に示される如く、ヘルプスイッチ28の第
2の操作モードをオンする。これによって、ステップ1
02に移り、ディスプレイ12に画面2が表示される。
【0046】ステップ166以後については、上述した
ステップ154以後と同様のため説明を省略する。
【0047】また、ステップ103〜106に代表され
るように、何か入力があるとステップ103でタイマー
がスタートし、ステップ104〜106に示される如
く、入力に無い状態が時間Ts (約15秒間)続くと、
ステップ100に移り、ディスプレイ12に画面1が表
示される。このようにどの画面でも、入力の無い状態が
時間Ts 続くと、画面1に復帰し、ディスプレイ12に
は通常、制御対象機器の状態を表紙している画面1が表
示されている。
【0048】このように、本実施例の車載機器の操作装
置では、CD再生装置、ラジオ等の車載機器の項目を選
択する場合には、操作レバー18をディスプレイ12の
画面2(図10参照)に表示された画面の応じて前後左
右へ操作することで、項目の選択と実行を1つの動作で
行うことができる。このため、操作回数が減り操作性が
向上する。
【0049】また、CD再生装置の音量調整機能を選択
する場合には、操作レバー18をディスプレイ12の画
面3(図11参照)に表示された画面の応じて左右方向
へ操作して音量の項目を選択するとともに前後方向に操
作して音量調整の実行を行う。
【0050】従って、本実施例の車載機器の操作装置で
は、項目選択、機能選択及び実行に対して1つの操作レ
バー18で良い。また、画面2、画面3等の各選択画面
には、前後左右に対応した項目を表示すれば良いため、
ディスプレイ12に表示された画面上の表示項目が少な
くて視認性が向上する。
【0051】また、本実施例の車載機器の操作装置で
は、画面3(図11参照)では、画面上に操作レバー1
8により選択された項目の1つに対し2種類の機能が、
例えば、ボリュームアップとボリュームダウンとが重複
されるため、ディスプレイ12に表示された画面上の表
示項目が少なくて視認性が向上する。
【0052】また、本実施例の車載機器の操作装置で
は、状況に応じて、ヘルプスイッチ28の第1の操作モ
ードで前画面に戻り、第2の操作モードで画面2(図1
0参照)に戻ることができるため操作性が向上する。
【0053】また、本実施例の車載機器の操作装置で
は、図2に示される如く、運転席に着座した乗員20
は、肘20Aをコンソールボックス22に乗せた安定し
た状態で、手26で操作レバー18を把持でき、操作レ
バー18を指のみで操作できるため、確実で素早い操作
ができる。また、親指26Aと中指26Bとが把持時に
操作レバー18の車幅方向両側部18A、18Bに馴染
むため、操作性がさらに向上する。
【0054】また、本実施例の車載機器の操作装置で
は、図1に示される如く、操作レバー18が、位置が直
ぐ判るシフトレバー16の運転席側近傍に設けられてい
るため、シフトレバー16を目安に、操作レバー18を
容易に見つけ出すことができる。また、ステアリングか
ら自然に手を下すことで操作レバー18を把持できるた
め、運転姿勢を崩すことなく操作レバー18を操作可能
である。
【0055】また、本実施例の車載機器の操作装置で
は、人指し指26Cのみでヘルプスイッチ28を操作で
きるようになっているため、上腕や肘等を移動させる操
作に比べ、確実で素早い連続入力が可能となる。
【0056】なお、選択する機能数が5以上になった場
合には、図11に示される如く、左右方向で選択する項
目1つに対して2種類の同種又は関連機能を重複させ
て、表示項目数を減らし、視認性を向上させても良い。
また、ボリュームの強弱を示す三角マーク60、62
は、ボリュームが選択されている時のみ、表示を行うこ
とで余分な情報の表示を無くし、視認性を向上できる。
【0057】なお、上記実施例では、車載機器がエアコ
ン32、テープ再生装置34、ラジオ36、CD再生装
置38の4つの例について説明したが、車載機器は5つ
以上でも良い。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係る車載機器の
操作装置は、車載機器の項目やその機能を表示する表示
装置と、該表示装置と分離独立し前記表示装置から必要
なメニューを選択し実行を指示する入力装置と、を備
え、入力装置は前後左右の4方向へ操作可能で、項目や
その機能が4以下の場合には前後左右方向の1操作で項
目やその機能の選択と実行を同時に行うことが可能であ
り、項目やその機能が5以上の場合には前後操作及び左
右操作の何れか一方で項目やその機能の選択を行うこと
が可能で、前後操作及び左右操作の何れか他方で実行を
行うことが可能である構成としたので、操作性及び視認
性を向上することができるという優れた効果を有する。
【0059】請求項2記載の本発明に係る車両用シート
は、入力装置により選択された項目の1つに対し表示装
置に2種類の機能を重複させた構成としたので、請求項
1記載の本発明の効果に加えて、画面上の表示項目が少
なくてさらに視認性が向上するという優れた効果を有す
る。
【0060】請求項3記載の本発明に係る車両用シート
は、入力装置に2以上の動作モードを実施できるスイッ
チを設けた構成としたので、請求項1記載の本発明の効
果に加えて、状況に応じて適当な位置に速やかに移動で
き、さらに操作性が向上するという優れた効果を有す
る。
【0061】請求項4記載の本発明に係る車両用シート
は、入力装置は、親指と人指し指と中指とで把持可能な
大きさのレバーと、該レバーに取付けられたスイッチ
と、を備え、レバーは略円柱状で軸方向中央外周部近傍
が親指と中指とが把持時に馴染む括れ形状とされ、スイ
ッチはレバーの頂部近傍の把持時に人指し指が触れる位
置に設けられた構成としたので、請求項1記載の本発明
の効果に加えて、確実で素早い指先での操作が行えると
いう優れた効果を有する。
【0062】請求項5記載の本発明に係る車両用シート
は、入力装置をフロントコンソール上でシフトレバー近
傍の運転席側に設けた構成としたので、請求項1記載の
本発明の効果に加えて、入力装置を容易に見つけ出すこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置を
示す車両後方斜め上側から見た斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置の
入力装置を示す車両前方斜め上側から見た斜視図であ
る。
【図4】(A)は本発明の一実施例に係る車載機器の操
作装置の入力装置を示す正面図であり、(B)は本発明
の一実施例に係る車載機器の操作装置の入力装置を示す
側面図であり、(C)は本発明の一実施例に係る車載機
器の操作装置の入力装置を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置の
レバーの操作荷重曲線を示すグラフである。
【図6】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置の
スイッチの操作荷重曲線を示すグラフである。
【図7】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置を
示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置の
操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図9】(A)〜(D)は本発明の一実施例に係る車載
機器の操作装置のディスプレイの画面1を示す図であ
る。
【図10】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
のディスプレイの画面2を示す図である。
【図11】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
のディスプレイの画面3を示す図である。
【図12】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
のディスプレイの画面4を示す図である。
【図13】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
のディスプレイの画面5を示す図である。
【図14】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
のディスプレイの画面6を示す図である。
【図15】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図16】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図17】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図18】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図19】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図20】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図21】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【図22】本発明の一実施例に係る車載機器の操作装置
の操作手順を示すフローチャートの一部である。
【符号の説明】
12 ディスプレイ(表示装置) 14 フロントコンソール 16 シフトレバー 18 操作レバー(入力装置) 26 手 26A 親指 26B 中指 26C 人指し指 28 ヘルプスイッチ(入力装置) 30 制御装置 32 エアコン(車載機器) 34 テープ再生装置(車載機器) 36 ラジオ(車載機器) 38 CD再生装置(車載機器)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載機器の項目やその機能を表示する表
    示装置と、該表示装置と分離独立し前記表示装置から必
    要なメニューを選択し実行を指示する入力装置と、を備
    え、前記入力装置は前後左右の4方向へ操作可能で、前
    記項目やその機能が4以下の場合には前後左右方向の1
    操作で前記項目やその機能の選択と実行を同時に行うこ
    とが可能であり、前記項目やその機能が5以上の場合に
    は前後操作及び左右操作の何れか一方で前記項目やその
    機能の選択を行うことが可能で、前後操作及び左右操作
    の何れか他方で実行を行うことが可能であることを特徴
    とする車載機器の操作装置。
  2. 【請求項2】 前記入力装置により選択された項目の1
    つに対し前記表示装置に2種類の機能を重複させること
    により表示項目数を削減し画面を見やすくしたことを特
    徴とする請求項1記載の車載機器の操作装置。
  3. 【請求項3】 前記入力装置に2以上の動作モードを実
    施できるスイッチを設けたことを特徴とする請求項2記
    載の車載機器の操作装置。
  4. 【請求項4】 前記入力装置は、親指と人指し指と中指
    とで把持可能な大きさのレバーと、該レバーに取付けら
    れたスイッチと、を備え、前記レバーは略円柱状で軸方
    向中央外周部近傍が親指と中指とが把持時に馴染む括れ
    形状とされ、前記スイッチは前記レバーの頂部近傍の把
    持時に人指し指が触れる位置に設けられたことを特徴と
    する請求項1記載の車載機器の操作装置。
  5. 【請求項5】 前記入力装置をフロントコンソール上で
    シフトレバー近傍の運転席側に設けたことを特徴とする
    請求項4記載の車載機器の操作装置。
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