JP4975912B2 - トイレ注水機能付き給湯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は浴槽水を水洗トイレの貯水タンクに注水するトイレ注水機能付き給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、浴槽の残り湯(浴槽水)を水洗トイレの貯水タンクに供給することによって節水することができるトイレ注水システムが知られている。こうしたトイレ注水システムでは、水洗トイレの使用状況を判断して残り湯の供給動作を行う必要がある。
そこで本出願人は、既に、特開平11−247254号(雑用水利用装置)に開示された次のようなトイレ注水システムを提案している。このトイレ注水システムは、水洗トイレの貯水タンクに上水を常時供給可能とする上水供給路を形成し、この上水供給路に設けられた通水検出手段により通水の有無を検出することにより水洗トイレの使用状況を判断し、その判断に基づいて浴槽内の残り湯をこの上水供給路とは別に設けた浴槽水供給路を介して供給するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したトイレ注水システムでは、断水時においては、上水が供給されないために、水洗トイレが使用されても通水が検出できず、残り湯を貯水タンクに供給することができなかった。
本発明のトイレ注水機能付き給湯器は上記課題を解決し、断水時においても確実に水洗トイレの使用状況を検出することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のトイレ注水機能付き給湯器は、
浴槽水を水洗トイレの貯水タンクに供給する浴槽水供給路を備えたトイレ注水機能付き給湯器において、
上記浴槽水供給路に設けられ、上記貯水タンク内の水位を圧力により検出する圧力センサと、
上記圧力センサによる上記貯水タンク内の水位低下検出に基づいて上記浴槽水供給路を介して上記貯水タンクへの浴槽水の供給を開始し、浴槽水を所定時間又は所定流量だけ貯水タンクに注水した後に浴槽水の供給を停止する浴槽水供給制御手段とを備えたトイレ注水機能付き給湯器であって、
上記貯水タンクの水を上記水洗トイレへ排水した時の水位を検出して満水時の水位との水位差を求め、該求められた水位差と上記貯水タンクの水位の上昇率とに基づいて、上記所定時間又は上記所定流量を演算することを要旨とする。
【0005】
【0006】
また、本発明の請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器は、上記請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器において、
上記水位の上昇率は、上記浴槽水供給制御手段が上記貯水タンクに浴槽水を所定時間又は所定流量だけ供給した時に求め、水洗トイレへの排水のたびにその値を更新することを要旨とする。
【0007】
また、本発明の請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器は、上記請求項又は請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器において、
上記貯水タンクに所定の注水量だけあるいは所定の注水時間だけ水を落とし込んで水位を検出し、再び所定の注水量だけあるいは所定の注水時間だけ水を落とし込んで水位を検出して前回の水位と比較し、その比較した水位の差が所定値以下となるまで上記落とし込み及び水位比較を繰り返して、上記水位差が上記所定値以下になった時の水位を上記貯水タンクの満水時の水位とすることを要旨とする。
【0008】
上記構成を有する本発明の請求項1記載のトイレ注水機能付き給湯器は、浴槽水供給路に設けられた圧力センサによる水洗トイレの貯水タンク内の水位低下検出に基づいて、浴槽水供給制御手段が浴槽水供給路を介して貯水タンクへ浴槽水の供給を開始する。
また、圧力センサは、水の圧力を検出することによって貯水タンク内の水位を検出しているため、浴槽水が浴槽水供給路を流れて貯水タンクに供給されている間は、浴槽水供給路を流れている不安定な浴槽水の圧力を検出するので、正確な貯水タンクの水位を検出することができない。このため、圧力センサの水位検出に基づいて浴槽水の供給を停止しても最適な量の浴槽水を貯水タンクに供給することは難しい。
そこで、最適な量の浴槽水を貯水タンクに供給するために、浴槽水供給制御手段が所定時間又は所定流量だけ貯水タンクに注水した後に浴槽水の供給を停止するといった制御を行う。
【0009】
また、水洗トイレへ排水した時と満水時との水位差と貯水タンクの水位の上昇率とに基づいて、浴槽水を貯水タンクへ供給する所定時間又は所定流量を演算することにより、最適な量の浴槽水を貯水タンクに供給することができる。
【0010】
本発明の請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器は、貯水タンクの水位の上昇率を貯水タンクに浴槽水を供給した時に求めてその値を更新していくことによって、常により最適な量の浴槽水を貯水タンクに供給することができる。
【0011】
本発明の請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器は、トイレ注水システムを設置した際に、貯水タンクに所定の注水量だけあるいは所定の注水時間だけ水を落とし込んで水位を検出し、再び所定の注水量だけあるいは所定の注水時間だけ水を落とし込んで水位を検出して前回の水位と比較し、その比較した水位の差が所定値以下となるまで上記落とし込み及び水位比較を繰り返して、上記水位差が上記所定値以下になった時の最後に検出した水位を貯水タンクの満水時の水位とする試運転を行うことにより、設置状況に応じた正確な満水時の水位を設定できる。
尚、貯水タンク内には、通常、必要以上の水位の水を便器に流すオーバーフロー管が設けられているため、貯水タンク内の水位がオーバーフロー管によって定められる水位以上になることはない。すなわち、このオーバーフロー管によって定められる水位が満水時の水位である。
また、一般的に貯水タンクには、上水を供給するための上水供給路が浴槽水供給路とは別に備えられているので、浴槽水供給路から浴槽水を供給せずに上水供給路から上水を供給して満水となった時の水位を圧力センサで検出して満水時の水位として設定する方法も考えられるが、この場合には、浴槽水供給路内に気泡が流入してしまい正確な水位が検出できないおそれがある。これに対して、本発明のトイレ注水システムでは、浴槽水供給路内のエアーパージが行えるので正確な満水時の水位を検出し設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のトイレ注水機能付き給湯器の好適な実施形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態としてのトイレ注水機能付風呂給湯器1(以下、単に給湯器1と呼ぶ)の概略構成図である。この給湯器1は大別すると浴槽20内の湯水を循環させて追い焚きする循環加熱部40と、通水される上水を加熱して出湯する給湯部50と、洗濯機90への注湯・注水及び浴槽20内の残り湯を洗濯機90と水洗トイレ100とに供給する浴槽水供給部60とから構成される。
【0014】
循環加熱部40は、浴槽水を加熱する風呂熱交換器42と、浴槽水を風呂熱交換器42へ送る戻し管46と、風呂熱交換器42で加熱された浴槽水を浴槽20へ送る往き管47とで循環加熱路を形成すると共に、戻し管46と往き管47とを繋ぎ風呂熱交換器42を迂回する風呂バイパス管34を備える。
この戻し管46には、上流側から順に、追い焚き前の湯温を検知する風呂入水サーミスタ24、浴槽水を循環させる循環ポンプ22、この循環水の流れを確認する流水スイッチ23が設けられる。一方、往き管47には、風呂熱交換器42の近傍に追い焚き後の湯温を検知する風呂出湯サーミスタ25が設けられる。風呂熱交換器42は、風呂燃焼室49上部に設けられ、風呂バーナ41により加熱される。
【0015】
給湯部50は、水道管に接続される給水管56と、給水管56から供給される水を加熱する給湯熱交換器52と、給湯熱交換器52で加熱された湯を送り出す流路となる出湯管57とを備え、給湯熱交換器52は、給湯燃焼室59上部に設けられ、給湯バーナ51により加熱される。尚、給湯バーナ51は、燃焼能力の異なる3組のバーナからなり、燃焼量に応じて燃焼するバーナが切替えられる。
給水管56には、上流から順に、入水量を検知する流量センサ26、入水温を検知する給湯入水サーミスタ27、設定湯温が得られるように通水流量を調整するモータ駆動式の水量制御弁28が設けられ、出湯管57には、熱交換後の湯温を検知する給湯熱交換器出口サーミスタ12が設けられる。
【0016】
給水管56と出湯管57との間には、給湯熱交換器52を迂回する給湯バイパス管36が接続され、この給湯バイパス管36を開閉するバイパス弁14が設けられる。この給湯バイパス管36との接続箇所より下流側の出湯管57には、給湯バイパス管36を通過する水と熱交換後の湯との混合湯の温度を検知する給湯出湯サーミスタ15が設けられ、そのさらに下流で、台所等の給湯カラン21(一般給湯栓)に連通する一般給湯配管37と接続される。また、浴槽20へ給湯するための落とし込み管30が給湯出湯サーミスタ15より下流の出湯管57から分岐して設けられる。落とし込み管30は、給湯部50と循環加熱部40とを接続するもので、上流側から順に、落とし込み管30を開閉する落とし込み電磁弁31、給湯部50から循環加熱部40への流量を検知する落とし込み流量センサ32、逆流を防止する2個の逆止弁33が設けられる。
【0017】
給湯部50と循環加熱部40とには、それぞれ燃焼用空気の供給路となる共通の給気ダクト35が設けられ、ファンモータ19により駆動する1つのファン18により空気が風呂燃焼室49と給湯燃焼室59とに同時に供給される。また、ガス流路は、その上流側から順に、ガス流路を開閉する元電磁弁10、通電量に応じたガス量を制御する比例弁11が設けられ、その下流側で給湯側ガス流路と風呂側ガス流路とに分岐する。給湯側には、3組のバーナへのガス流路を独立して開閉する給湯ガス電磁弁55がそれぞれ設けられ、各々独立した燃焼制御が行われる。一方、風呂側には、風呂側ガス流路を開閉する風呂ガス電磁弁45が設けられる。
風呂バーナ41、給湯バーナ51には、イグナイタ13の動作によりガスへ着火する電極43,53、燃焼炎を検知するフレームロッド44,54が設けられ、前記のセンサ類・アクチュエータ類と共にコントローラ9と電気的に接続され出湯・追い焚き等所定の制御が行われる。このコントローラ9は、マイコンを主要部として構成され、給湯動作を外部操作する給湯リモコン58と風呂動作を外部操作する風呂リモコン48とが接続される。
【0018】
給湯リモコン58は設定温度を38〜48℃の範囲及び50℃、60℃といった値に設定することができる。そして、コントローラ9は、給湯部50の出湯温度を給湯リモコン58で設定された設定温度に近づけるように給湯バーナ51の燃焼量を制御するといった出湯温制御を行う。
【0019】
ここで、循環加熱部40による浴槽水の追い焚き動作について説明する。風呂リモコン48で追い焚き動作開始を指示すると、循環ポンプ22が駆動して浴槽水の循環を開始する。そして、流水スイッチ23で浴槽水が循環していることを検出し、風呂入水サーミスタ24で検知した浴槽水の温度が追い焚き運転における設定温度以下であれば、ファン18が回転し、元電磁弁10と風呂ガス電磁弁45とが開弁して風呂バーナ41にガスが供給されるのと同時にイグナイタ13が作動して風呂バーナ41に点火する。浴槽水を循環させながら、風呂バーナ41で加熱し追い焚きする。そして、流水スイッチ23が浴槽水の循環を検出している間は、風呂バーナ41の燃焼は継続される。一方、戻し管46や往き管47が詰まったり浴槽水がなくなったりして流水スイッチ23が浴槽水の循環を検出しなくなると風呂バーナ41の燃焼は停止させられる。
そして、循環加熱されている浴槽水の温度が設定温度に達したことを風呂入水サーミスタ24で検知すると風呂バーナ41を消火して循環ポンプ22を停止する。
【0020】
水洗トイレ100は、図示しないレバーの操作により貯水タンク101底面に設けられる図示しない栓を一時的に開いて貯水タンク101に溜めた水を流し水として便器に排水する構成で、貯水タンク101に上水を供給する上水供給管102が接続される。この上水供給管102の途中には、貯水タンク101内の水位の上昇に伴って上昇する浮玉103に連動して流路面積を減少させ、所定水位まで上昇することで流路を完全に遮断する構成の周知のボールタップ104が設けられる。さらに、貯水タンク101内には、万が一ボールタップ104の故障により貯水タンク101への注水が停止しない場合にも貯水タンク101内の水が溢れ出すことを防ぐため、必要以上の水位の水を便器に流すオーバーフロー管109が設けられる。また、貯水タンク101に浴槽20の残り湯を供給するトイレ注水管105が、その先端を貯水タンク101内が最低水位となった際の水面より下方となるようにして設けられる。
【0021】
洗濯機90は、給水流路を開閉する水電磁弁91を介して洗濯注水管92が接続され、水電磁弁91を開閉制御することで洗い運転及びすすぎ運転における注水動作を行う。
【0022】
浴槽水供給部60は、給湯部50の水量制御弁28よりも下流側の給水管56に接続される水供給管61と、落とし込み管30を介して出湯管57に連通する湯供給管62とを備え、それぞれの流路を開閉する給水電磁弁63と給湯電磁弁64とを備える。湯供給管62には、逆流を防止するための逆止弁2が設けられる。
水供給管61と湯供給管62とはそれぞれの電磁弁の下流側で合流し、主供給管65に接続される。主供給管65には、供給された湯や水の逆流を防止する2個の逆止弁3と、洗濯機90への注湯量を検知する注湯用流量センサ4が設けられる。
【0023】
主供給管65には、浴槽水を洗濯機90あるいは水洗トイレ100の貯水タンク101といった外部給水先へ供給するための浴槽水供給管66が接続され、この浴槽水供給管66は循環加熱部40の往き管47に接続される。往き管47の浴槽水供給管66への分岐部には、浴槽水の流路を浴槽20側あるいは外部給水先側のどちらかへ切替える切替弁67が設けられる。また、図1において、切替弁67が閉の位置にある場合が、浴槽水の流路が浴槽20側に切替えられた状態(状態a)であり、切替弁67が開の位置にある場合が、浴槽水の流路が外部給水先側に切替えられた状態(状態b)である。尚、図1における矢印a,bは、それぞれ状態a,bの場合の浴槽水の流れの向きを表している。そして、主供給管65は、浴槽水供給管66との接続部より下流側で外部給水先に上水及び残り湯を供給する外部供給管5に接続される。尚、主供給管65に設けられる注湯用流量センサ4は、浴槽水中の毛髪等がからみつくのを防ぐために、浴槽水供給管66との接続箇所よりも上流側に設けられる。
外部供給管5は、途中で洗濯注水管92とトイレ注水管105とに分岐する。トイレ注水管105には、上流から順に、貯水タンク101への流路を開閉するトイレ開閉弁106、貯水タンク101内の水位を水圧により検出する圧力センサ107が設けられる。尚、このトイレ開閉弁106及び圧力センサ107は、給湯器1とは、別体のトイレユニット108として形成される。また、洗濯機90への注湯モードの切替えや水洗トイレ100の貯水タンク101への残り湯の供給等の外部操作を行うための注湯リモコン68が設けられ、この注湯リモコン68はコントローラ9と接続される。
【0024】
注湯リモコン68は、図2に示すように、洗濯機90の洗い動作時の注湯モードを選択する洗いモードスイッチ71と、すすぎ動作時の注湯モードを選択するすすぎモードスイッチ72と、選択された注湯モード等を表示するための表示パネル73と、洗濯機90への注湯動作のオン/オフを切替えるための洗濯スイッチ74と、貯水タンク101への残り湯の供給動作のオン/オフを切替えるためのトイレスイッチ75とを備える。
【0025】
洗い操作時の注湯モードとしては、浴槽20の残り湯をそのまま洗濯機90に供給する残り湯洗いモードと、浴槽20の残り湯を風呂熱交換器42で40℃に加熱して供給する残り湯加熱洗いモードと、湯供給管62からの湯と水供給管61からの冷水とを混合し40℃の混合湯として供給する湯洗いモードと、水供給管61からの冷水をそのまま供給する水洗いモードと、湯供給管62からの湯と水供給管61からの冷水とを混合し30℃の混合湯として供給するウール用湯洗いモードの5種類があり、すすぎモード時は、湯(40℃)すすぎモードと水すすぎモードの2種類がある。
【0026】
ここで水洗いモード、残り湯洗いモード、湯(ウール用を含む)洗いモードのそれぞれの注湯制御について説明する。尚、水すすぎモードと湯すすぎモードとの注湯制御は、それぞれ水洗いモードと湯洗いモードとの注湯制御と同様である。
水洗いモードでは、給湯電磁弁64を閉弁し、切替弁67を状態aに切替えて、給水電磁弁63を開弁する。このため、洗濯機90に設けられた水電磁弁91が開弁すると、水道管からの水が、給水管56、水供給管61、主供給管65、外部供給管5、洗濯注水管92を流れて洗濯機90に供給される。
【0027】
湯洗い(ウール用湯洗いも含む)モードでは、切替弁67を状態aに切替えて、給湯電磁弁64と給水電磁弁63を同時に開弁し、その後、温度調整用にどちらか一方だけを開弁する。このような行程を1サイクルとし、1サイクルを完了した時点で洗濯機に注湯された湯の温度が注湯目標温度(湯洗いモード:40℃、ウール用湯洗いモード:30℃)となるようにコントローラ9が、給湯電磁弁64と給水電磁弁63とを開閉制御する。そして、このサイクルを繰り返すことによって所望の注湯量を得る。
ここで、給湯電磁弁64を開弁した場合の洗濯機90への注湯順路について説明する。給湯電磁弁64を開弁した状態で、洗濯機90の水電磁弁91が開弁すると、給湯部50に通水されて給湯バーナ51の燃焼動作を開始し、加熱された湯が出湯管57、落とし込み管30、湯供給管62、主供給管65、外部供給管5、洗濯注水管92を流れて洗濯機90に供給される。
従って、給湯電磁弁64と給水電磁弁63とを同時に開弁すると主供給管65に湯と水が同時に供給され混合され、混合された湯は外部供給管5、洗濯注水管92を通って洗濯機90に供給される。
【0028】
残り湯洗いモードでは、給水電磁弁63、給湯電磁弁64を閉弁し、切替弁67を状態bに切替えて、循環ポンプ22を駆動させる。このため、洗濯機90に設けられた水電磁弁91が開弁すると、浴槽20内の残り湯は、戻し管46、往き管47、浴槽水供給管66、主供給管65、外部供給管5、洗濯注水管92を流れて洗濯機90に供給される。
また、残り湯加熱洗いモードの場合は、上記のようにして残り湯を洗濯機90に供給する途中で、風呂熱交換器42を通過する際に、風呂バーナ41によって加熱し供給するものである。尚、風呂熱交換器42を通過し加熱された残り湯と風呂バイパス管34を通過した残り湯とが混合した後の温度が40℃となるように、コントローラ9によって風呂バーナ41の燃焼及び循環ポンプ22の能力が制御される。
【0029】
次に、貯水タンク101の満水時の水位を設定するために、湯沸器1を設置した際に行うトイレ注水試運転の際に、コントローラ9が行う制御処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
尚、圧力センサ107は、圧力センサ107と貯水タンク101の水面との水頭差を検出するものであり、設置状況により圧力センサ107と貯水タンク101の水面との高さ関係がばらばらであるから、貯水タンク101の満水時の水位をこのような給湯器1に固有の値として一義的に決めることができない。このために、次のような制御を行うのである。
貯水タンク101の満水時の水位が設定されていない状態でトイレスイッチ75を押すと(S1)、本ルーチンが起動し、まず切替弁67を状態aに切替え、トイレ開閉弁106を開弁する(S2)。そして、給水電磁弁63を開弁して(S3)、注湯用流量センサ4で所定量(例えば、10リットル)の上水が供給されたことが検出されるまで貯水タンク101に上水を供給する。所定量の上水が供給されると(S4:YES)、給水電磁弁63を閉じて(S5)、上水の供給を停止し貯水タンク101内の水が落ち着くのを5秒間待った後に貯水タンク101内の水位を圧力センサ107で検出し、H0として記憶する(S6)。
続いて、給水電磁弁63を開弁して(S7)、再び貯水タンク101に所定量(例えば、10リットル)の上水を供給する。所定量の上水を供給すると(S8:YES)、給水電磁弁63を閉弁して(S9)上水の供給を停止し貯水タンク101内の水が落ち着くのを5秒待った後に貯水タンク101内の水位を圧力センサ107で検出し、H1として記憶する(S10)。
その後、ステップ11でステップ10で検出した水位H1とステップ6で検出した水位H0を比較し、その差が30mm以上の場合には(S11:NO)、ステップ10で検出したH1をH0として書換置換した後(S12)、ステップ7に戻り上述した制御を繰り返す。つまり、直前回に検出した水位と今回検出した水位とを比較するわけである。そして、H1とH0の差が30mm以下になると(S11:YES)、ステップ13でその際のH1を貯水タンク101の満水時の水位として基準水位Hsと設定し、切替弁67を状態bに切替えトイレ開閉弁106を閉弁して(S14)、制御を終了する(S15)。
尚、貯水タンク101には、必要以上の水位の水を便器に流すオーバーフロー管109が備えられているので、貯水タンク101内の水位は、所定の水位までしか上昇しない。この水位が基準水位Hsとして設定された満水時の水位である。また、このトイレ注水試運転時には、上水が供給されないように、上水供給管102の元栓をしめておく。
また、満水時の水位を設定する方法としては、トイレ注水管105からは浴槽水を供給せずに上水供給管102から上水を供給して満水時となった時の水位を圧力センサ107で検出して満水時の水位として設定する方法も考えられるが、この場合には、トイレ注水管105内に気泡が流入して正確な水位が検出できないおそれがある。
【0030】
次に、水洗トイレ100の貯水タンク101へ残り湯を供給する場合にコントローラ9が行う制御処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。尚、貯水タンク101に残り湯を供給している場合も、上水供給管102からは上水が供給されている。
水洗トイレ100の貯水タンク101へ残り湯を供給するために、トイレスイッチ75を押すと(S1)、本ルーチンが起動し、まず切替弁67を状態bに切替える(S2)。浴槽20の残り湯が無いという検出履歴がない場合には(S3:YES)、ステップ4で圧力センサ107により貯水タンク101の水位を検出し、トイレ注水試運転により設定された貯水タンク101の満水時の水位である基準水位Hsとここで検出した検出水位Hxの差が所定値以上(例えば、60mm以上)となると(S4:YES)、水洗トイレ100に設けられたレバーが操作されて、貯水タンク101内に溜めた水が流し水として便器に排水されたと判断する。その後、貯水タンク101内の水が落ち着くのを待つために、3秒経過するのを待ち(S5:YES)、落ち着いた後の水位を検出してH1として記憶し、次に循環ポンプ22を駆動させ、トイレ開閉弁106を開弁する(S6)。また、この時、同時に、残り湯を貯水タンク101に供給する供給時間Tを演算する。供給時間Tの算出方法については後述する。尚、本ルーチンが起動した初回の供給時間Tは初期値(例えば、10秒)が与えられており、2回目から使用される供給時間Tがここでの演算により求められるものである。そして、循環水の流れを確認する流水スイッチ23がオン状態であるか否か判断して(S7)、浴槽20内に残り湯があるかないかを判断する。
【0031】
流水スイッチ23がオン状態であれば(S7:YES)、ステップ8で、残り湯を貯水タンク101に供給する所定の供給時間Tが経過したと判断されるまで、循環ポンプ22を駆動し続けて、トイレ注水管105から残り湯を貯水タンク101に供給する。この時、貯水タンク101には、上水供給管102からの上水も供給されている。残り湯の供給開始から供給時間Tが経過すると(S8:YES)、トイレ開閉弁106を閉弁し循環ポンプ22の運転を止めて(S9)、貯水タンク101への残り湯の供給を止め、Tを算出するための貯水タンク101の水位を検出し、H2として記憶する(S10)。
その後、貯水タンク101の水位変化が検出されなくなれば(S11:YES)、貯水タンク101が満水になって上水の供給も停止したと判断してステップ12に進む。ステップ12で、基準水位Hsと水位変化がなくなったと判定されたときの圧力センサ107で検出した検出水位Hxとの差が所定値以上(例えば、60mm以上)であると(S12:YES)、断水等により上水が供給されないために貯水タンク101に所定量以上の水が供給できていないと判断して、ステップ6に戻り、残り湯をさらに供給する。そして、HsとHxの差が所定値以下であれば(S12:NO)、貯水タンク101に十分に残り湯及び上水が供給されたと判断し、この時の貯水タンク101内の水位を圧力センサ107で検出してこの検出水位を貯水タンク101の満水時の水位として基準水位Hsにおきかえて記憶更新する(S13)。続いて、供給時間Tを算出するために必要となる残り湯と上水とを共に供給した時の貯水タンク101の水位の上昇率Kを演算し、記憶更新した後に(S19)、ステップ3に戻り、ステップ4で再び水洗トイレ100が使用されるまで待機する。また、上昇率Kの算出方法については後述する。尚、貯水タンク101の満水時の水位である基準水位Hsは、トイレスイッチ75をONした時に、トイレ注水試運転で設定された初期値が与えられているが、こうした処理を繰り返すことによりステップ13で常に更新されていく。
【0032】
一方、ステップ7において、流水スイッチ23が連続1分間オフ状態の場合には(S7:NO)、浴槽20内に残り湯がないと判断して、トイレ開閉弁106を閉弁し循環ポンプ22の運転を停止して(S14)、ステップ3に戻る。
この場合、ステップ3で残り湯がないという検出履歴があるわけであるから(S3:NO)、ステップ15に進み、風呂自動運転等の浴槽20への湯水の落とし込み動作が行われるまで待機する(S15:NO)。浴槽20へ湯水が供給されると(S15:YES)、その供給された浴槽水を貯水タンク101に供給するわけであるがその前に、切替弁67を状態aに切替え、トイレ開閉弁106を開弁し、給水電磁弁63を開弁して(S16)、貯水タンク101に上水を供給する。これは、残り湯がないにもかかわらず、循環ポンプ22を駆動すると、トイレ注水管105内の水が押出されて空になってしまい、圧力センサ107による水位検出が正確に行えなくなることを防ぐために、トイレ注水管105を水で満たすために行うものである。
注湯用流量センサ4で所定量(例えば5リットル)の上水を供給したことが検出されると(S17:YES)、給水電磁弁63を閉弁し、トイレ開閉弁106を閉弁し、切替弁67を状態bに切替えて(S18)、ステップ4に戻り、水洗トイレ100が使用されるまで待機する。そして、水洗トイレ100が使用されると、上述した制御にしたがって上水供給管102からの上水と共に浴槽水を貯水タンク101に供給する。
【0033】
ここで、貯水タンク101へ残り湯を供給する所定の供給時間T及び供給時間Tを求めるために必要となる貯水タンク101の水位の上昇率Kの算出方法について説明する。
トイレスイッチ75をオンした時は、Tは初期値T1(例えば10秒)をとる。そして、上述の制御が繰り返される場合のn(n≧2)回目の値Tnは、式(1)により計算される。
Tn=(Hs−H1)/Kn−1・・・・・・(1)
ここでKは、
Kn−1=(H2−H1)/Tn−1・・・・・・(2)
である。
Hsは基準水位、H1はステップ6で検出した水位、H2はステップ10で検出した水位である。
Kは、残り湯と上水とを共に貯水タンク101へ供給している場合の貯水タンク101の水位の上昇率であり、その水位の上昇率で満水時の水位Hsと残り湯を供給し始めた際の水位H1との差を割ることによって、残り湯の供給を止めた際にちょうど貯水タンク101も満水になる供給時間Tを求めることができる。
このようにして、貯水タンク101へ残り湯を供給する供給時間Tを常に補正して貯水タンク101への最適な残り湯の供給時間を求めることができる。
尚、ステップ10までの間、すなわち、残り湯を供給している間に、貯水タンク101内の水がオーバーフロー管109からあふれると正確な水位の上昇率Kを求められなくなってしまうので、オーバーフロー管109から水があふれないようにするために、供給時間Tの初期値T1をある程度の余裕分をもって小さくしておく必要がある。
【0034】
以上説明したように、本実施形態のトイレ注水機能付風呂給湯器1では、トイレ注水管105に設けられた圧力センサ107による貯水タンク101の水位検出に基づいて、水洗トイレ100の使用状況を判断しているので、断水時においてもなんら問題無く水洗トイレ100の使用状況を判断することができる。そして、通常の断水時には、水洗トイレ100の使用者はバケツ等を用いて浴槽20等に貯めておいた水をわざわざ手作業で貯水タンク101に供給しなければならないことと比べると、本実施形態のトイレ注水機能付風呂給湯器1では、自動的に浴槽水を供給できるので非常に快適なものである。
【0035】
また、貯水タンク101の満水時の水位Hsと水洗トイレ100を使用した際の水位H1との差を貯水タンク101に上水と浴槽水とが共に供給される際の貯水タンク101の水位の上昇率Kで割って、浴槽水の供給時間Tを求めることにより、上水の使用量を最小限に抑え浴槽水を最大限に利用することができ経済性が増す。つまり、貯水タンク101が満水になる前に浴槽水を止めてしまったり、貯水タンク101が満水になっているにもかかわらず更に浴槽水を供給してしまうことなく、上水と浴槽水との供給が同時に停止するような注水制御が行える。また、水位の上昇率Kをトイレ注水時にコントローラ9が行う制御処理の間に演算し、その値の更新を繰り返していくので、より最適な量の浴槽水を供給できる。また、このように水位の上昇率Kを常に演算し更新していくことにより、例えば、断水した場合などのように急激に条件が変わった場合などにおいても、適正な量の浴槽水を供給することができる。
貯水タンク101の満水時の水位(基準水位Hs)をトイレ注水試運転により求めているため、貯水タンク101と圧力センサ107との高さ関係を気にすることなく設置することができて施工性が向上する。更に、このトイレ注水試運転時には、トイレ注水管105内のエアーパージが行えるので正確な満水時の水位を検出し設定することができる。また、洗濯機への注湯・注水及び浴槽内の残り湯を洗濯機と水洗トイレとに供給する浴槽水供給部60を、風呂付給湯器とは別体のユニットとして形成している従来の器具と比べ、浴槽水供給部60を内蔵することにより、取り付け等の施工性をさらに向上できる。
さらに、トイレ注水試運転により設定した貯水タンク101の満水時の水位(基準水位Hs)を、トイレ注水時にコントローラ9が行う制御処理の間に常に補正していくことにより、より正確な満水時の水位を設定できる。この結果、供給時間Tがより一層最適なものとなる。
【0036】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、本実施形態のトイレ注水機能付風呂給湯器1では、圧力センサ107が貯水タンク101内の水位が減少したことを検出することにより、水洗トイレ100の使用を検知すると、所定の供給時間Tだけ浴槽水を貯水タンク101に落とし込むように制御しているが、所定の供給量Qだけ落とし込むように制御しても構わない。
この場合に、コントローラ9が行う制御処理で、供給時間Tだけ落とし込む場合の制御処理と異なるのは、ステップ8で供給時間Tが経過したことを判断するのを供給量Qが落とし込まれたと判断するように変更し、ステップ6でQを演算するようにし、ステップ19で流量あたりの貯水タンク101の水位の上昇率K’を演算するようにするだけである。
そして、ステップ6で行われる供給量Qの算出方法は、供給時間Tの算出方法と同様であり、ステップ19で行われる流量あたりの水位の上昇率K’の算出方法は、時間あたりの水位の上昇率Kの算出方法と同様であり、以下のようにして算出される。
トイレスイッチ75をオンした時は、Qは初期値Q1(例えば、4リットル)をとり、上述した制御が繰り返される場合のn(n≧2)回目の値Qnは、式(3)により算出される。
Qn=(Hs−H1)/K’n−1・・・・・・(3)
ここでK’は、
K’n−1=(H2−H1)/Qn−1・・・・・・(4)
である。
尚、この場合には、貯水タンク101へ落とし込んだ浴槽水の量を検出する必要がある。そこで、注湯用流量センサ4を浴槽水供給管66との接続箇所よりも下流側の主供給管65に設け、この注湯用流量センサ4を利用して供給量Qを検出する。
【0037】
また、貯水タンク101の満水時の水位である基準水位Hsを設定するトイレ注水試運転において、ステップ4及びステップ8で貯水タンク101に所定量(例えば、10リットル)だけ上水を落とし込む制御をしているが、所定時間(例えば、1分間)だけ上水を落とし込む制御であっても構わない。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のトイレ注水機能付き給湯器によれば、断水時においても、なんら問題無く水洗トイレの使用状況を判断し、浴槽水供給路を介して浴槽水を貯水タンクに供給できる。
そして、通常の断水時のように、水洗トイレの使用者がバケツ等を用いてわざわざ手作業で貯水タンクに水を供給しなければならないといった不具合もなく、自動的に浴槽水を供給できるので非常に快適なものである。
【0039】
更に、貯水タンクに供給する浴槽水が無駄にオーバーフローしたり少なすぎたりすること無く、最適な量の浴槽水を貯水タンクに供給することができ、非常に経済的である。
【0040】
更に、本発明の請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器によれば、貯水タンクの水位の上昇率を、水洗トイレへの排水のたびに求めてその値を更新していくことにより、常により最適な量の浴槽水を貯水タンクに供給することができ、より一層経済的になる。
【0041】
更に、本発明の請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器によれば、設置状況に応じた貯水タンクの満水時の水位を設定できるので、トイレ注水システムを設置する際に貯水タンクとの位置関係を考慮する必要がなく施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態としてのトイレ注水機能付風呂給湯器の概略構成図である。
【図2】 注湯リモコンの外観図である。
【図3】 トイレ注水試運転におけるコントローラの行う制御処理を表すフローチャートである。
【図4】 水洗トイレの貯水タンクに浴槽の残り湯を供給する場合におけるコントローラの行う制御処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1…トイレ注水機能付風呂給湯器、5…外部供給管、9…コントローラ、20…浴槽、22…循環ポンプ、46…戻し管、47…往き管、65…主供給管、66…浴槽水供給管、100…水洗トイレ、101…貯水タンク、105…トイレ注水管、107…圧力センサ、108…トイレユニット

Claims (3)

  1. 浴槽水を水洗トイレの貯水タンクに供給する浴槽水供給路を備えたトイレ注水機能付き給湯器において、
    上記浴槽水供給路に設けられ、上記貯水タンク内の水位を圧力により検出する圧力センサと、
    上記圧力センサによる上記貯水タンク内の水位低下検出に基づいて上記浴槽水供給路を介して上記貯水タンクへの浴槽水の供給を開始し、浴槽水を所定時間又は所定流量だけ貯水タンクに注水した後に浴槽水の供給を停止する浴槽水供給制御手段とを備えたトイレ注水機能付き給湯器であって、
    上記貯水タンクの水を上記水洗トイレへ排水した時の水位を検出して満水時の水位との水位差を求め、該求められた水位差と上記貯水タンクの水位の上昇率とに基づいて、上記所定時間又は上記所定流量を演算する
    ことを特徴とするトイレ注水機能付き給湯器。
  2. 上記水位の上昇率は、上記浴槽水供給制御手段が上記貯水タンクに浴槽水を所定時間又は所定流量だけ供給した時に求め、水洗トイレへの排水のたびにその値を更新することを特徴とする請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器。
  3. 上記貯水タンクに所定の注水量だけあるいは所定の注水時間だけ水を落とし込んで水位を検出し、再び所定の注水量だけあるいは所定の注水時間だけ水を落とし込んで水位を検出して前回の水位と比較し、その比較した水位の差が所定値以下となるまで上記落とし込み及び水位比較を繰り返して、上記水位差が上記所定値以下になった時の水位を上記貯水タンクの満水時の水位とすることを特徴とする請求項又は請求項記載のトイレ注水機能付き給湯器。
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