JP4975100B2 - 偶高調波ミクサ - Google Patents

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Description

この発明は、通信装置やレーダ装置等に用いられる偶高調波ミクサに関するものである。
従来のミクサとして、APDP(Anti-Parallel Diode Pair)を用いたスタブ分波形ミクサがある。このミクサは、RF(Radio Frequency)信号とLO(Local Oscillator Frequency)信号を入力し、互いに逆並列に接続されたダイオードを用いることにより、(RF信号周波数−2×LO信号周波数)の成分を取り出すミクサである(例えば、非特許文献1及び2参照)。
また、オープンスタブとショートスタブを用いた一般的なミクサが開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。また、ミクサに用いられる線路変換器として、導体が導波管の地導体に接続された構成の導波管/マイクロストリップ線路変換器が開示されている(例えば、特許文献3及び4参照)。さらに、APDPに印加される電圧を分圧する抵抗を設けることで、RF信号のON時の出力電力とOFF時の出力電力の比を大きく取るようにしたものが開示されている(例えば、特許文献5参照)。
"8.4.2 Microstrip SHP Mixer", Microwave Mixers Second Edition, Stephen A. Maas, p. 311 電子情報通信学会編「モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)」第120−122頁 特許第2980033号公報 特許第3147852号公報 特許第3672241号公報 特許第3828438号公報 WO2005/043744A1
しかしながら、従来のミクサは、そのミクサ単独での機能および性能を満たすことを主眼に設計されていたが、特に、ミリ波帯ではモジュールに実装した状態でのミクサ回路構成の最適化による低コスト化および小型化が課題であった。
この発明は上述した点に鑑みてなされたもので、導波管から入力されるRF信号を、マイクロストリップ線路の導体が導波管の地導体に接続された導波管/マイクロストリップ変換器を介して入力し、IF信号の短絡とダイオードの直流短絡とを前記変換器で兼ねる構造の低コスト化および小型化の偶高調波ミクサを得ることを目的とする。
この発明に係る偶高調波ミクサは、マイクロストリップ線路の導体が導波管の地導体に接続された構成でなり、導波管モードで伝送されたRF信号をマイクロストリップ線路の伝送モードに変換する変換器と、前記変換器のマイクロストリップ線路側に縦続接続され、半導体基板上に形成されたアンチパラレルダイオードペアと、LO信号とIF信号とを分波するための分波回路と、前記変換器と前記アンチパラレルダイオードペアとの間に設けられて、RF信号の周波数で約1/2波長の線路長を有する先端開放スタブと、前記アンチパラレルダイオードペアと前記分波回路との間に設けられて、RF信号の周波数で約1/4波長の線路長を有する先端開放スタブ、または前記アンチパラレルダイオードペアと前記分波回路との間にIF信号を遮断するためのキャパシタを介して設けられて、RF信号の周波数で約1/2波長の線路長を有する先端開放スタブとを備えたものである。
この発明によれば、導波管から入力されるRF信号を、マイクロストリップ線路の導体が導波管の地導体に接続された導波管/マイクロストリップ変換器を介して入力し、IF信号の短絡とダイオードの直流短絡とを前記変換器で兼ねる構造の低コスト化および小型化の偶高調波ミクサが得られる。
この発明の実施の形態1に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態6に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。図1に示す偶高調波ミクサは、RF信号を入力するRF端子1とRF信号の約1/2の周波数のLO信号を入力するLO端子2との間に、マイクロストリップ線路の導体が導波管の地導体に接続された構成でなり、導波管モードで伝送されたRF信号をマイクロストリップ線路の伝送モードに変換する導波管/マイクロストリップ(WG/MSTL)変換器4と、変換器4のマイクロストリップ線路側に縦続接続され、ダイオードを逆並列に接続して半導体基板11上に形成されたアンチパラレルダイオードペア5と、IF信号を通過させてそれ以上の周波数の信号を遮断するためのインダクタ8及びIF信号を遮断するためのキャパシタ9を有し、LO信号とIF信号とを分波するための分波回路10とを備えている。
そして、変換器4とアンチパラレルダイオードペア5との間には、RF信号の周波数で約1/2波長の線路長を有する先端開放スタブ6aが設けられ、アンチパラレルダイオードペア5と分波回路10との間には、RF信号の周波数で約1/4波長の線路長を有する先端開放スタブ6bが設けられている。なお。3はIF端子を示す。
次に動作を説明する。実施の形態1に係る偶高調波ミクサは、従来例と同様に、RF信号とLO信号を入力し、互いに逆並列に接続されたダイオードペア5を用いることにより、(RF信号周波数−2×LO信号周波数)の成分を取り出すミクサである。LO信号に対しては、ダイオードペア5のRF端子1側の先端開放スタブ6aは短絡に見える。ダイオードペアが互いに逆向きになっていることに注意すれば、各ダイオードから見ればLO信号周波数の成分は互いに逆向きに印加されている。
一方、LO信号周波数のほぼ2倍にあたるRF信号に対しては、ダイオードペア5のLO端子2側の先端開放スタブ6bは短絡に見え、RF端子1側の先端開放スタブ6aは開放に見えるので、RF信号は逆相で印加される。従って、IF信号である(RF信号周波数−2×LO信号周波数)の成分は互いに逆相となるので、互いに逆極性で接続されたダイオードペア5から足しあわされて取り出すことができる。
このとき、導波管/マイクロストリップ変換器4は、導波管の通過域より低い周波数では短絡の特性を有したものを用いると、IF信号の短絡およびダイオードの直流短絡はこの導波管/マイクロストリップ変換器4で兼ねることができる。したがって、発生したIF信号成分は、ダイオードペア5のLO端子2側に出力され、分波回路10を介してIF端子3に出力される。また、発生した(2×LO信号周波数)の成分は、先端開放スタブ6bにより短絡され、RF端子1側において互いに逆相であるからRF端子1には漏れ出さない。
導波管/マイクロストリップ変換器4において、LO信号周波数は遮断域であるためLO信号波は全反射となり、従来の構成ではこのLO信号波の反射による定在波が発生し、ミクサ特性を劣化させていたが、本構成では、短絡点である先端開放スタブ6aと導波管/マイクロストリップ変換器4との距離を近づけることにより、1つの短絡点とみなすことができ、ミクサ特性に影響を及ぼさない利点がある。
また、ミクサを構成する要素の中で、最も高価なGaAs基板などで形成する、ダイオードが内蔵された半導体基板11のチップ面積を小さくすることにより、低コスト化が期待できる。
また、従来では、IF信号の短絡およびダイオードの直流短絡に関し、RF信号短絡用のRF周波数で1/2波長の電気長を有する先端短絡スタブを用い手構成したが、本構成では、その短絡用のビアホールが不要になることで低コスト化が図れ、さらにスタブ長もRF周波数で1/4波長でよいため、小型化が図れる利点がある。
さらに、ミリ波帯における実装においては、半導体基板11と母基板等外部回路との接続をフリップチップ実装することにより、従来のワイヤ接続に比べてばらつきの少ないミクサを実現可能となる。
以上の説明では、周波数ダウンコンバータの動作説明を記述したものであるが、実施の形態1に係るミクサはダイオードミクサであるので、アップコンバータとしても同様に動作させることができる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。図2に示す実施の形態2に係る構成において、図1に示す実施の形態1と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。図2に示す実施の形態2に係る構成において、図1に示す実施の形態1と異なる点は、半導体基板11上に、ダイオードペア5の他にも、2つの先端開放スタブ6a,6bの全部(または一部)を形成している点である。
前述した実施の形態1では、ダイオードペア5とそれぞれのスタブ6a,6bとの間に、半導体基板11上の接続線路、ワイヤまたはフリップチップ実装時のバンプ、母基板上の接続線路を介することになり、その位相分に応じてミクサ特性の劣化が生じてしまう。これに対して、図3に示す実施の形態2に係る構成では、ダイオードペア5の極近傍にスタブ6a,6bを形成することができるため、特性劣化を最小限にできる利点がある。また、2つの先端開放スタブ6a,6bの一部をこの半導体基板11の外、つまり母基板側に形成しても同様の効果が得られる。その他の効果については、実施の形態1と同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。図3に示す実施の形態3に係る構成において、図2に示す実施の形態2と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。図3に示す実施の形態3に係る構成において、図2に示す実施の形態2と異なる点は、半導体基板11上に、ダイオードペア5、2つの先端開放スタブ6a,6bの全部(または一部)の他に、分波回路10に用いるキャパシタ9をさらに形成している点である。
前述した実施の形態1及び2では、分波回路10に用いるIF周波数遮断用のキャパシタを母基板側に形成することになるが、この実施の形態3では、分波回路10に用いるキャパシタ9を半導体基板11上におけるMIMキャパシタで形成することにより、小型にIF周波数の遮断が実現できる。その他の効果については、実施の形態1及び2と同様の効果が得られる。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。図4に示す実施の形態4に係る構成において、図1に示す実施の形態1と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。図4に示す実施の形態4に係る構成において、図1に示す実施の形態1と異なる点は、ダイオードペア5と分波回路10との間に、先端開放スタブ6bの代わりに、IF信号を遮断するためのキャパシタ8とRF信号周波数で約1/2波長の線路長を有する先端短絡スタブ7との直列接続体を設けている点である。
実施の形態4に係る偶高調波ミクサの動作は実施の形態1と同様なのでその説明を省略する。図4に示す導波管/マイクロストリップ変換器4において、LO信号周波数は遮断域であるためLO信号波は全反射となる。従来の構成ではこのLO信号波の反射による定在波が発生し、ミクサ特性を劣化させていたが、本構成では、短絡点である先端開放スタブ6aと導波管/マイクロストリップ変換器4との距離を近づけることにより、1つの短絡点とみなすことができ、ミクサ特性に影響を及ぼさないという実施の形態1と同様の利点がある。
また、ミクサを構成する要素の中で、最も高価なGaAs基板などで形成する、ダイオードペア5が内蔵された半導体基板11のチップ面積を小さくすることにより、低コスト化が期待できる。
また、実施の形態1における、RF信号周波数で1/4波長の線路長を有する先端開放スタブ6を、RF信号周波数で1/2波長の線路長を有する先端短絡スタブ7に代替することにより、この先端短絡スタブ7はLO信号波では開放に見え、LO信号波がダイオードに入力されたときのインピーダンス変化を小さくすることができる。
さらに、ミリ波帯における実装においては、半導体基板11と母基板等外部回路との接続をフリップチップ実装することにより、従来のワイヤ接続に比べてばらつきの少ないミクサを実現可能となる。
以上の説明では、周波数ダウンコンバータの動作説明を記述したものであるが、実施の形態4に係るミクサはダイオードミクサであるので、アップコンバータとしても同様に動作させることができる。
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。図5に示す実施の形態5に係る構成において、図4に示す実施の形態4と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。図5に示す実施の形態5に係る構成において、図4に示す実施の形態4と異なる点は、半導体基板11上に、ダイオードペア5の他に、先端開放スタブ6の全部(または一部)、IF信号を遮断するためのキャパシタ8、先端短絡スタブ7の一部を形成している点である。
実施の形態5に係る偶高調波ミクサの動作については、実施の形態4と同様であり、その説明は省略する。
前述した実施の形態4では、ダイオードペア5とそれぞれのスタブ6,7との間に、半導体基板11上の接続線路、ワイヤまたはフリップチップ実装時のバンプ、母基板上の接続線路を介することになり、その位相分に応じてミクサ特性の劣化が生じてしまう。これに対して、図5に示す実施の形態5に係る構成では、ダイオードペア5の極近傍にスタブ6,7を形成することができるため、特性劣化を最小限にできる利点がある。また、先端開放スタブ6の一部をこの半導体基板11の外、つまり母基板側に形成しても同様の効果が得られ、半導体基板11の面積を小さくする効果がある。その他の効果については、実施の形態4と同様の効果が得られる。
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6に係る偶高調波ミクサを示す回路ブロック図である。図6に示す実施の形態6に係る構成において、図5に示す実施の形態5と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。図6に示す実施の形態6に係る構成において、図5に示す実施の形態5と異なる点は、半導体基板11上に、ダイオードペア5、先端開放スタブ6の全部(または一部)、IF信号を遮断するためのキャパシタ8、先端短絡スタブ7の一部の他に、分波回路10に用いるキャパシタ9をさらに形成している点である。
実施の形態6に係る偶高調波ミクサの動作については、実施の形態4と同様であり、その説明は省略する。
ここでは、先端開放スタブ6の全部または一部と、キャパシタ8と、先端短絡スタブ7の一部と、さらに、分波回路10に用いるキャパシタ9とを、半導体基板11上に形成している。実施の形態4では、ダイオードペア5とそれぞれのスタブ6,7との間に、半導体基板11上の接続線路、ワイヤまたはフリップチップ実装時のバンプ、母基板上の接続線路を介することになり、その位相分に応じてミクサ特性の劣化が生じてしまう。これに対して、図6に示す実施の形態6に係る構成では、ダイオードペア5の極近傍にスタブ6,7を形成することができるため、特性劣化を最小限にできる利点がある。また、先端開放スタブ6の一部をこの半導体基板11の外、つまり母基板側に形成しても同様の効果が得られ、半導体基板11の面積を小さくする効果がある。
また、実施の形態6では、母基板側に形成されるIF周波数遮断用のキャパシタを、半導体基板11上におけるMIMキャパシタで形成することにより、小型にIF周波数の遮断が実現できる。その他の効果については、実施の形態4と同様の効果が得られる。
この発明に係る偶高調波ミクサは、通信装置やレーダ装置等に広く用いることができる。

Claims (7)

  1. マイクロストリップ線路の導体が導波管の地導体に接続された構成でなり、導波管モードで伝送されたRF信号をマイクロストリップ線路の伝送モードに変換する変換器と、
    前記変換器のマイクロストリップ線路側に縦続接続され、半導体基板上に形成されたアンチパラレルダイオードペアと、
    LO信号とIF信号とを分波するための分波回路と、
    前記変換器と前記アンチパラレルダイオードペアとの間に設けられて、RF信号周波数で約1/2波長の線路長を有する先端開放スタブと、
    前記アンチパラレルダイオードペアと前記分波回路との間に設けられて、RF信号周波数で約1/4波長の線路長を有する先端開放スタブと
    を備えた偶高調波ミクサ。
  2. 請求項1に記載の偶高調波ミクサにおいて、
    前記半導体基板上に、2つの前記先端開放スタブの全部または一部を形成した
    ことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  3. 請求項2に記載の偶高調波ミクサにおいて、
    前記分波回路は、IF信号を通過させるためのインダクタとIF信号を遮断するためのキャパシタを有し、
    前記半導体基板上に、前記分波回路に用いるキャパシタをさらに形成した
    ことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  4. マイクロストリップ線路の導体が導波管の地導体に接続された構成でなり、導波管モードで伝送されたRF信号をマイクロストリップ線路の伝送モードに変換する変換器と、
    前記変換器のマイクロストリップ線路側に縦続接続され、半導体基板上に形成されたアンチパラレルダイオードペアと、
    LO信号とIF信号とを分波するための分波回路と、
    前記変換器と前記アンチパラレルダイオードペアとの間に設けられて、RF信号周波数で約1/2波長の線路長を有する先端開放スタブと、
    前記アンチパラレルダイオードペアと前記分波回路との間にIF信号を遮断するためのキャパシタを介して設けられて、RF信号周波数で約1/2波長の線路長を有する先端短絡スタブと
    を備えた偶高調波ミクサ。
  5. 請求項4に記載の偶高調波ミクサにおいて、
    前記半導体基板上に、前記先端開放スタブの全部または一部と、前記キャパシタと、前記先端短絡スタブの一部とを形成した
    ことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  6. 請求項5に記載の偶高調波ミクサにおいて、
    前記分波回路は、IF信号を通過させるためのインダクタとIF信号を遮断するためのキャパシタを有し、
    前記半導体基板上に、前記分波回路に用いるキャパシタをさらに形成した
    ことを特徴とする偶高調波ミクサ。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の偶高調波ミクサにおいて、
    前記半導体基板を母基板にフリップチップ実装した
    ことを特徴とする偶高調波ミクサ。
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