JP2017046246A - 電子回路 - Google Patents

電子回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2017046246A
JP2017046246A JP2015168345A JP2015168345A JP2017046246A JP 2017046246 A JP2017046246 A JP 2017046246A JP 2015168345 A JP2015168345 A JP 2015168345A JP 2015168345 A JP2015168345 A JP 2015168345A JP 2017046246 A JP2017046246 A JP 2017046246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transistor
terminal
transmission line
electronic circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015168345A
Other languages
English (en)
Inventor
修 姉川
Osamu Anegawa
修 姉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2015168345A priority Critical patent/JP2017046246A/ja
Priority to US15/246,917 priority patent/US9948238B2/en
Publication of JP2017046246A publication Critical patent/JP2017046246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
    • H03D7/1441Balanced arrangements with transistors using field-effect transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
    • H03D7/1466Passive mixer arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
    • H03D7/1475Subharmonic mixer arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D2200/00Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
    • H03D2200/0041Functional aspects of demodulators
    • H03D2200/0043Bias and operating point

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】変換効率の低下を抑制することが可能な電子回路を提供する。【解決手段】一端に入力信号端子17が接続される第1伝送線路16と、一端に出力信号端子19が接続される第2伝送線路18と、第1端子12D(ドレイン)が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子12S(ソース)が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子12G(ゲート)に端子13から第1局部発振信号が入力される第1トランジスタ12と、第1端子14D(ドレイン)が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子14S(ソース)が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子14G(ゲート)に端子15から前記第1局部発振信号とは逆相の第2局部発振信号が入力される第2トランジスタ14と、を備える。【選択図】図1

Description

本件は電子回路に関する。
ミリ波帯、準ミリ波帯では、十分な電力を有する安定局発振源を得ることが難しい。このため、低い周波数で駆動できる高調波ミキサ等の電子回路が用いられている。
例えば、非特許文献1には、低い周波数を有する入力信号を高い周波数の出力信号へ変換する高調波ミキサが開示されている。
Herbert. Zirath, 'A subharmonically Pumped Resistive Dual-HEMT-Mixer', IEEE MTT-S Digest, p875-p878, 1991, IEEE MTT-S International.
高調波ミキサでは、局部発振信号(以下LO(local Oscillation)信号)でトランジスタのオン/オフを切り換えることで、信号のミキシングを行う。高調波ミキサの変換効率は、オン/オフ時における信号の比率で決定される。
高調波ミキサに用いられる配線のインダクタンス成分が大きい場合、高周波ミキサの変換効率が低下してしまう。特に、例えば準ミリ波またはミリ波帯域の信号を用いる場合、インダクタンス成分の影響が大きくなり、高調波ミキサの変換効率が大きく低下する。本願発明は、上記課題に鑑み、変換効率の低下を抑制することができる電子回路を提供することを目的とする。
本発明の一形態は、一端に入力信号端子が接続される第1伝送線路と、一端に出力信号端子が接続される第2伝送線路と、第1端子が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子に第1局部発振信号が入力される第1トランジスタと、第1端子が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子に前記第1局部発振信号とは逆相の第2局部発振信号が入力される第2トランジスタと、を備える電子回路である。
上記発明によれば、変換効率の低下を抑制することができる電子回路を提供することが可能となる。
図1は実施例1に係る電子回路を例示する回路図である。 図2は実施例1におけるLO信号、IF信号およびRF信号のグラフである。 図3は比較例に係る電子回路を例示する回路図である。 図4は実施例2に係る電子回路を例示する回路図である。 図5は実施例3に係る電子回路を例示する回路図である。 図6は実施例3に係る電子回路のシミュレーション結果を示すグラフである。 図7は実施例4に係る電子回路を例示する回路図である。
本発明の一形態は、(1)一端に入力信号端子が接続される第1伝送線路と、一端に出力信号端子が接続される第2伝送線路と、第1端子が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子に第1局部発振信号が入力される第1トランジスタと、第1端子が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子に前記第1局部発振信号とは逆相の第2局部発振信号が入力される第2トランジスタと、を備える電子回路である。第1局部発振信号および第2局部発振信号により、第1トランジスタおよび第2トランジスタは交互にオン/オフを切り換える。これにより第1局部発振信号および第2局部発振信号の2倍の周波数の信号を生成する。また、当該信号と、入力信号端子に入力される入力信号とをミキシングすることで、出力信号を生成する。このため入力信号および出力信号に対するインダクタンス成分の影響が抑制される。これにより、電子回路の変換効率の低下が抑制される。
(2)一端が前記第1トランジスタの第2端子および前記第2トランジスタの第2端子と前記第2伝送線路の他端との間に接続され、他端が基準電位に接続されたインダクタを備えることが好ましい。これにより、第1トランジスタおよび第2トランジスタの第2端子のバイアス電圧を基準電位とすることができる。
(3)前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの第1端子はソース端子であり、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの第2端子はドレイン端子であり、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの制御端子はゲート端子であることが好ましい。これにより、第1トランジスタおよび第2トランジスタにおいて変換効率の低下を抑制することができる。
(4)前記第1トランジスタの制御端子に接続される第1バイアス回路と、前記第2トランジスタの制御端子に接続される第2バイアス回路と、を備えることが好ましい。これにより、第1トランジスタおよび第2トランジスタの制御端子にバイアス電圧を印加することができる。
本発明の実施例について説明する。
図1は実施例1に係る電子回路100を例示する断面図である。図1に示すように、電子回路100は、バラン10、第1トランジスタ12、第2トランジスタ14、第1伝送線路16および第2伝送線路18を備える。
バラン10は端子11、13および15に接続されている。端子11からバラン10に局部発振信号が入力される。バラン10は端子13に第1局部発振信号(第1LO信号)を出力し、端子15に第2局部発振信号(第2LO信号)を出力する。第1LO信号(第1局部発振信号)の位相に対して、第2LO信号(第2局部発振信号)の位相は約180°ずれている。
第1トランジスタ12および第2トランジスタ14は、例えばそれぞれ電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)である。第1トランジスタ12のゲート端子12G(制御端子)は端子13に接続されている。第2トランジスタ14のゲート端子14G(制御端子)は端子15に接続されている。第1LO信号は第1トランジスタ12のゲート端子12Gに入力され、第2LO信号は第2トランジスタ14のゲート端子14Gに入力される。また、第1トランジスタのドレイン端子12D(第1端子)と第2トランジスタ14のドレイン端子14D(第1端子)とは接続されている。第1トランジスタのソース端子12S(第2端子)と第2トランジスタ14のソース端子14S(第2端子)とは接続されている。
第1伝送線路16の一端は端子17(入力信号端子)に接続され、第1伝送線路16の他端は第1トランジスタ12のドレイン端子12Dおよび第2トランジスタ14のドレイン端子14Dに接続されている。第2伝送線路18の一端は端子19(出力信号端子)に接続され、第2伝送線路18の他端は第1トランジスタ12のソース端子12Sおよび第2トランジスタ14のソース端子14Sに接続されている。第1伝送線路16および第2伝送線路18は例えばマイクロストリップラインまたはコプレーナラインなどである。
IF(Intermediate Frequency)信号(入力信号)は端子17に入力される。RF(Radio Frequency)信号(出力信号)は端子19から出力される。RF信号は、第1LO信号および第2LO信号の周波数の2倍の周波数の信号と、IF信号と、に基づく信号である。例えば、第1LO信号および第2LO信号の周波数をf1、IF信号の周波数をf2とすると、RF信号の周波数は2×f1+f2および2×f1−f2である。
図2は実施例1におけるLO信号、IF信号およびRF信号のグラフである。図2の横軸は時間[10−9sec]、縦軸は電圧[V]であり、点線20、実線22および破線24はそれぞれ第1LO信号、IF信号およびRF信号に対応する。点線20は第1トランジスタ12のゲート端子12Gに入力される第1LO信号を示している。
第1トランジスタ12は、ゲート端子12Gに入力される第1LO信号の電圧が0.5V未満であるときオフであり(オープン)、0.5V以上であるときオンになる(ショート)。したがって、第1トランジスタ12は第1LO信号の1周期毎に1回オンとなる。第2トランジスタ14に入力される第2LO信号(不図示)は、点線20の第1LO信号を反転した信号である。第2トランジスタ14は、第1トランジスタ12と同様に、ゲート端子14Gに入力される第2LO信号の電圧が0.5V未満であるときオフであり(オープン)、0.5V以上であるときオンする(ショート)。したがって、図2より第2トランジスタ14は第2LO信号の1周期毎に1回オンとなるが、そのタイミングは第1トランジスタ12と半周期ずれている。よって、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14は、第1LO信号および第2LO信号の周波数の2倍の周波数で、交互にオン/オフする。
第1トランジスタおよび第2トランジスタの両方がオフのとき、IF信号は第1トランジスタ12および第2トランジスタ14で反射されるため、IF信号は端子19から出力されず、RF信号の電圧は0Vである。一方、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14のいずれか一方がオンのとき、IF信号は第1伝送線路16を経由し、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14の一方に流れる。したがって、端子19からIF信号がRF信号として出力される。前述のように、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14のオン/オフの切り換えの周波数は第1LO信号および第2LO信号の周波数の2倍である。このため、RF信号は、第1LO信号および第2LO信号の周波数f1の2倍の周波数の信号と、IF信号とをミキシングした信号となる。このように電子回路100は、LO信号(第1LO信号または第2LO信号)とIF信号とをミキシングしてRF信号を出力する高調波ミキサとして機能する。
以上のように、実施例1においては、ドレイン端子12Dおよび14Dが第1伝送線路16の他端に接続され、ソース端子12Sおよび14Sが第2伝送線路18の他端に接続されている。ゲート端子12Gには第1LO信号が入力され、ゲート端子14Gには第2LO信号が入力される。
実施例1によれば、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14が交互にオン/オフを切り換えることで、第1LO信号および第2LO信号の周波数f1の2倍の周波数の信号と、IF信号とをミキシングした信号であるRF信号が出力される。第1トランジスタ12および第2トランジスタ14にインダクタが直列に接続されていない。このため、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14に直列に接続されるインダクタンス成分が非常に小さくなる。これにより、IF信号およびRF信号に対するインダクタンス成分の影響が抑制される。この結果、電子回路100の変換効率の低下が抑制される。
実施例1において、第1LO信号および第2LO信号の周波数f1は、IF信号の周波数f2よりも高い。これにより、IF信号をアップコンバートしてRF信号を生成することができる。
実施例1において、第1LO信号および第2LO信号をゲート端子12Gおよびゲート端子14Gにそれぞれ入力することで、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14を交互にオン/オフする。これにより、高い周波数のRF信号を出力することができる。また、変換効率の低下を抑制することができる。
次に比較例について説明する。図3は比較例に係る電子回路100Rを例示する回路図である。電子回路100と同じ構成については説明を省略する。
図3に示すように、第1トランジスタ12のドレイン端子12Dと第2トランジスタ14のドレイン端子14Dとは接続されている。さらにドレイン端子12Dおよび14Dは、第1伝送線路16の他端および第2伝送線路18の他端に接続されている。インダクタL1の一端は第1トランジスタ12のソース端子12Sに接続され、他端は接地されている。インダクタL2の一端は第2トランジスタ14のソース端子14Sに接続され、他端は接地されている。
比較例において、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14は第1LO信号および第2LO信号の周波数の2倍の周波数で、交互にオンオフする。第1トランジスタ12および第2トランジスタ14のいずれか一方がオンの場合、第1伝送線路16と第2伝送線路18との間のノードNがグランド電位に接続される。このため、IF信号がノードNにおいて反射される。この結果、RF信号の電圧は0Vとなる。一方、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14のいずれもオフの場合、IF信号がRF信号として端子19から出力される。
しかしながら、インダクタL1およびL2が、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14に直列に接続されている。これにより、第1トランジスタ12または第2トランジスタ14をオンにしたとき、インダクタL1およびL2のインダクタンスに対応するインピーダンスが、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14とグランド電位との間に付加されることになる。したがって、ノードNの電位がグランド電位にならない。このため、ノードNにおけるIF信号の反射率が低下する。第1トランジスタ12または第2トランジスタ14のいずれかがオンのとき、IF信号の一部が端子17から端子19に向けて流れてしまうため、RF信号の電圧が0Vとならない。したがって、RF信号のオン/オフ比が低下する。この結果、電子回路100Rの変換効率が低下する。
インダクタL1およびL2は、ドレイン端子12Dおよび14Dを接地するための配線のインダクタンス成分に対応する。例えばビア配線を介してドレイン端子12Dおよび14Dを接地することで、インダクタL1およびL2のインダクタンスを小さくすることができる。しかしこの場合でも、ビア配線のインダクタンス成分がノードNとグランドとの間に付加される。この結果、変換効率が低下してしまう。
実施例1は、比較例とは異なる構成を有していることにより、第1トランジスタ12および第2トランジスタにインダクタが直列に接続されないため、変換効率の高い高調波ミキサを実現することができる。
実施例2は、インダクタL3、バイアス回路30および32を設けた例である。実施例1と同じ構成については、説明を省略する。図4は実施例2に係る電子回路200を例示する回路図である。
図4に示すように、電子回路200は、電子回路100の構成に加え、インダクタL3、バイアス回路30および32を備える。
インダクタL3の一端は、ソース端子12Sおよび14Sと第2伝送線路18との間に接続され、他端は接地されている。インダクタL3は直流(Direct current:DC)信号に対して接地され、RF信号などの高周波信号に対してはオープンである。このため、インダクタL3により、ソース端子12Sおよび14Sの電位(ソースバイアス電圧)をほぼグランド電位とすることができる。このように、基準電位は例えばグランド電位である。
バイアス回路30(第1バイアス回路)は伝送線路31、キャパシタC1および直流電源Vcc1を有する。バイアス回路32(第2バイアス回路)は伝送線路33、キャパシタC2および直流電源Vcc2を有する。
バイアス回路30の伝送線路31の一端は、端子13と、第1トランジスタ12のゲート端子12Gとの間のノードに接続されている。伝送線路31の他端は、キャパシタC1を介して接地され、かつ直流電源Vcc1に接続されている。
バイアス回路32の伝送線路33の一端は、端子15と、第2トランジスタ14のゲート端子14Gとの間のノードに接続されている。伝送線路33の他端は、キャパシタC2を介して接地され、かつ直流電源Vcc2に接続されている。
直流電源Vcc1およびVcc2の電圧は例えば−1Vである。バイアス回路30は第1トランジスタ12に、ゲートバイアス電圧として直流電源Vcc1の電圧を印加する。バイアス回路32は第2トランジスタ14に、ゲートバイアス電圧として直流電源Vcc2の電圧を印加する。
第1LO信号および第2LO信号の波長をλとすると、伝送線路31および33はそれぞれλ/4の電気長を有する。キャパシタC1およびC2それぞれのキャパシタンスをCとすると、2πf1・Cは第1伝送線路16および第2伝送線路18の特性インピーダンス(例えば50Ω)より十分大きいことが好ましい。これにより、第1LO信号および第2LO信号がグランドに流れることを抑制することができる。
実施例2によれば、実施例1と同様に、変換効率の低下が抑制される。また、実施例2に係る電子回路200は、一端が第1トランジスタ12および第2トランジスタ14のソース端子12Sおよび14Sと第2伝送線路18の他端との間に接続され、他端が接地されたインダクタL3を備える。インダクタL3により、ソース端子12Sおよび14Sの電位(ソースバイアス電圧)はほぼグランド電位となる。
バイアス回路30は第1トランジスタ12のゲート端子12Gに接続され、バイアス回路32は第2トランジスタ14のゲート端子14Gに接続されている。これにより、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14のソース・ゲート間にゲートバイアス電圧を印加することができる。
インダクタL3はRF信号に対してオープンであることが好ましい。つまり、RF信号の周波数において、インダクタL3のインピーダンスは、第1伝送線路16および第2伝送線路18の特性インピーダンスよりも十分大きいことが好ましい。例えばインダクタL3のインダクタンスをL、RF信号の周波数をf3、第1伝送線路16および第2伝送線路18の特性インピーダンスを50Ωとすると、2πf3・L≫50Ωであることが好ましい。これにより、RF信号がグランドに漏洩しにくくなる。RF信号は例えば数十GHzのような高い周波数の信号であるため、インダクタL3のインダクタンスLは小さくすることができる。
また、インダクタL3は、高周波的に第1トランジスタ12および第2トランジスタ14と直列に接続されていない。このため、前述の比較例のように、インダクタンス成分による変換効率の低下の問題は生じない。
インダクタL3の一端を第1トランジスタ12および第2トランジスタ14と端子17との間に接続し、他端を接地してもよい。この場合、端子12Dおよび14Dがソース、端子12Sおよび14Sがドレインとして機能する。インダクタL3はIF信号に対して、第1伝送線路16および第2伝送線路18の特性インピーダンス(例えば50Ω)より十分高いインピーダンスを有していればよい。IF信号がRF信号より低い周波数を有する場合、インピーダンスを高めるためにインダクタL3のインダクタンスを大きくすることとなる。これによりインダクタL3の実装面積が大きくなる。インダクタL3を小さくし、電子回路200を小型化するためには、図4のようにインダクタL3を第1トランジスタ12および第2トランジスタ14と端子19との間に接続することが好ましい。また、IF信号がRF信号より高い周波数を有する場合、インダクタL3は第1トランジスタ12および第2トランジスタ14と端子17との間に接続することが好ましい。
また、RF信号が2×f1+f2および2×f1−f2のような高い周波数を有することにより、インダクタL3のインダクタンスを小さくすることができる。このため電子回路200を小型化することができる。
実施例3は、フィルタを設けた例である。実施例1と同じ構成については、説明を省略する。図5は実施例3に係る電子回路300を例示する回路図である。
図5に示すように、電子回路300は、バイアス回路40および50、ローパスフィルタ60、ハイパスフィルタ62、ならびにバラン64を備える。
バイアス回路40(第1バイアス回路)は、抵抗R1、キャパシタC3およびC4、伝送線路42、44および46、ならびに直流電源Vcc1を有し、端子13と第1トランジスタ12のゲート端子12Gとの間に接続されている。伝送線路42の一端は第1トランジスタ12のゲート端子12Gに接続され、他端は伝送線路44の一端および伝送線路46の一端に接続されている。伝送線路44の他端はキャパシタC3の一端に接続され、キャパシタC3の他端は端子13に接続されている。伝送線路46の他端は抵抗R1の一端に接続され、抵抗R1の他端は直流電源Vcc1に接続されている。キャパシタC4の一端は、抵抗R1と伝送線路46との間に接続され、他端は接地されている。バイアス回路40は、第1トランジスタ12のゲート端子12Gにゲートバイアス電圧として直流電源Vcc1の電圧を印加する。バイアス回路40は端子13と第1トランジスタ12との間のインピーダンスを整合する整合回路としても機能する。
バイアス回路50(第2バイアス回路)は、抵抗R2、キャパシタC5およびC6、伝送線路52、54および56、ならびに直流電源Vcc2を有し、端子15と第2トランジスタ14のゲート端子14Gとの間に接続されている。バイアス回路50の回路要素は、バイアス回路40の対応する回路要素と同様に接続されている。バイアス回路50は、第2トランジスタ14のゲート端子14Gにゲートバイアス電圧として直流電源Vcc2の電圧を印加する。バイアス回路50は端子15と第2トランジスタ14との間のインピーダンスを整合する整合回路としても機能する。
伝送線路42、44、46、52、54および56それぞれの特性インピーダンスは例えば50Ωである。バイアス回路40および50、ローパスフィルタ60およびハイパスフィルタ62のインダクタ、キャパシタおよび伝送線路の少なくとも一つを分布定数線路としてもよい。
ローパスフィルタ60は、インダクタL4、キャパシタC7およびC8を備える。インダクタL4は、端子17と第1伝送線路16との間に直列に接続されている。キャパシタC7の一端は端子17とインダクタL4との間に接続され、他端は接地されている。キャパシタC8の一端はインダクタL4と第1伝送線路16との間に接続され、他端は接地されている。ローパスフィルタ60はRF信号を抑圧し、IF信号を通過させる。ローパスフィルタ60は端子17と第1トランジスタ12および第2トランジスタ14との間のインピーダンスを整合する整合回路としても機能する。
ハイパスフィルタ62は、キャパシタC9、インダクタL5およびL6を備える。キャパシタC9は、端子19と第2伝送線路18との間に直列に接続されている。インダクタL5の一端は第2伝送線路18とキャパシタC9との間に接続され、他端は接地されている。インダクタL6の一端は第2伝送線路18と端子19との間に接続され、他端は接地されている。ハイパスフィルタ62はIF信号を抑圧し、RF信号を通過させる。ハイパスフィルタ62は第1トランジスタ12および第2トランジスタ14と端子19との間のインピーダンスを整合する整合回路としても機能する。
バラン64は4つのインダクタL7〜L10を有するマーチャントバランである。インダクタL7およびL8は直列に接続され、インダクタL7の一端は端子11に接続され、インダクタL8の一端は接地されている。端子11には発振器から局部発振信号が入力される。インダクタL9およびL10それぞれの一端は接地電位に接続されている。インダクタL9の他端は端子13に接続され、インダクタL10の他端は端子15に接続されている。インダクタL7およびL9がカップリングし、インダクタL8およびL10がカップリングする。端子13に出力される第1LO信号(第1局部発振信号)の位相に対して、端子15に出力される第2LO信号(第2局部発振信号)の位相は約180°ずれている。インダクタL7〜L10に代えて、第1LO信号および第2LO信号に対してλ/4の電気長を有する分布定数線路を用いてもよい。
次に電子回路300が出力するRF信号の周波数スペクトラムのシミュレーションについて説明する。まずシミュレーションに用いたパラメータを説明する。
抵抗R1およびR2の電気抵抗:10kΩ
キャパシタC3およびC5のキャパシタンス:0.009pF
キャパシタC4およびC6のキャパシタンス:1.15pF
キャパシタC7およびC8のキャパシタンス:1pF
キャパシタC9のキャパシタンス:0.16pF
インダクタL4のインダクタンス:2.9nH
インダクタL5およびL6のインダクタンス:0.42nH
伝送線路42および52の電気長:0.206λ
伝送線路44および54の電気長:0.072λ
伝送線路46および56の電気長:0.025λ
(λは第1LO信号および第2LO信号の波長)
伝送線路42、44、46、52、54および56の特性インピーダンス:50Ω
第1トランジスタおよび第2トランジスタそれぞれのゲート幅:40μm
第1トランジスタおよび第2トランジスタそれぞれのゲートフィンガーの数:2
第1LO信号および第2LO信号の周波数:10GHz
第1LO信号および第2LO信号の強度:−4dBm
IF信号の周波数:2GHz
IF信号の強度:−3dB
図6は、実施例3に係る電子回路300のシミュレーション結果であり、RF信号の周波数スペクトラムを示すグラフである。図6の横軸は周波数[GHz]、縦軸は電力[dBm]である。図6に示すように、実線70および実線72は、18GHzおよび22GHzにおけるRF信号の電力であり、これらの電力は約−10dBmであり、他の周波数の信号に比較してRF信号が強く出力される。これは、電子回路300が第1LO信号および第2LO信号とIF信号とをミキシングしてRF信号を出力していることを示している。
以上のように、実施例3によれば、実施例1と同様に、変換効率の低下が抑制され、図6に示したように大きな出力を得ることができる。
また、実施例3に係る電子回路300は、第2伝送線路18の一端と端子19との間に接続されたハイパスフィルタ62、および第1伝送線路16の一端と端子17との間に接続されたローパスフィルタ60を備える。ハイパスフィルタ62がIF信号を抑圧するため、IF信号の端子19からの出力は抑制される。またローパスフィルタ60がRF信号を抑圧するため、RF信号の端子17からの出力は抑制される。
実施例4は、インダクタに代えて分布定数線路を設けた例である。実施例3と同じ構成については、説明を省略する。図7は実施例4に係る電子回路400を例示する回路図である。
図7に示すように、電子回路400は、ローパスフィルタ80、ならびにハイパスフィルタ82を備える。ローパスフィルタ80およびハイパスフィルタ82はインダクタに代えて分布定数線路を備える。
ローパスフィルタ80は、分布定数線路81、キャパシタC7およびC8を備える。ハイパスフィルタ82は、キャパシタC9、分布定数線路83および84を備える。分布定数線路81、83および84それぞれの特性インピーダンスは例えば50Ωである。実施例4によれば、実施例1と同様に、変換効率の低下が抑制される。
実施例1〜4において準ミリ波帯域の信号について説明したが、例えばミリ波またはマイクロ波などの帯域に属する信号を入力および出力することができる。
実施例1〜4において、第1LO信号の位相と第2LO信号の位相とは、ミキシングができる範囲で逆相であればよい。ここで逆相とは、例えば180°の位相のずれ、180°±10°および180°±20°の位相のずれも含むものとする。
実施例1〜4において、LO信号とIF信号とをミキシングしてRF信号を出力するとしたが、構成はこれに限定されない。例えば、LO信号の高調波成分と、入力信号とをミキシングして出力信号を生成してもよい。
実施例1〜4において、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14は、例えば化合物半導体を含むFETである。化合物半導体は、例えば砒素系半導体および窒化物半導体などを含む。砒素系半導体とはガリウム砒素(GaAs)など砒素(As)を含む半導体である。窒化物半導体とは、窒素(N)を含む半導体であり、例えば窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)、窒化インジウムガリウム(InGaN)、窒化インジウム(InN)、および窒化アルミニウムインジウムガリウム(AlInGaN)などがある。なお、第1トランジスタ12および第2トランジスタ14は、FET以外のトランジスタでもよい。例えば第1トランジスタ12および第2トランジスタ14をバイポーラトランジスタとする場合、ベース端子を制御端子、エミッタ端子およびコレクタ端子の一方を第1端子とし、他方を第2端子とする。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10、64 バラン
11、13、15、17、19 端子
12 第1トランジスタ
14 第2トランジスタ
12D、14D ドレイン端子
12S、14S ソース端子
12G、14G ゲート端子
16 第1伝送線路
18 第2伝送線路
30、32、40、50 バイアス回路
31、33、42、44、46、52、54、56
伝送線路
60、80 ローパスフィルタ
62、82 ハイパスフィルタ
81、83、84 分布定数線路
C1〜C9 キャパシタ
L1〜L10 インダクタ
R1、R2 抵抗
100、200、300、400 電子回路

Claims (4)

  1. 一端に入力信号端子が接続される第1伝送線路と、
    一端に出力信号端子が接続される第2伝送線路と、
    第1端子が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子に第1局部発振信号が入力される第1トランジスタと、
    第1端子が前記第1伝送線路の他端に接続され、第2端子が前記第2伝送線路の他端に接続され、制御端子に前記第1局部発振信号とは逆相の第2局部発振信号が入力される第2トランジスタと、を備える、電子回路。
  2. 一端が前記第1トランジスタの第2端子および前記第2トランジスタの第2端子と前記第2伝送線路の他端との間に接続され、他端が基準電位に接続されたインダクタを備える、請求項1に記載の電子回路。
  3. 前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの第1端子はソース端子であり、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの第2端子はドレイン端子であり、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの制御端子はゲート端子である請求項1または2に記載の電子回路。
  4. 前記第1トランジスタの制御端子に接続される第1バイアス回路と、
    前記第2トランジスタの制御端子に接続される第2バイアス回路と、を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子回路。

JP2015168345A 2015-08-27 2015-08-27 電子回路 Pending JP2017046246A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168345A JP2017046246A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 電子回路
US15/246,917 US9948238B2 (en) 2015-08-27 2016-08-25 Harmonic mixer having two transistors driven complimentarily

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015168345A JP2017046246A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 電子回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017046246A true JP2017046246A (ja) 2017-03-02

Family

ID=58103805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015168345A Pending JP2017046246A (ja) 2015-08-27 2015-08-27 電子回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9948238B2 (ja)
JP (1) JP2017046246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019096986A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 住友電気工業株式会社 高調波ミキサ
JP2020043506A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 住友電気工業株式会社 周波数逓倍器
WO2023175696A1 (ja) * 2022-03-15 2023-09-21 三菱電機株式会社 高調波ミクサ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10622946B1 (en) 2015-08-05 2020-04-14 Sam Belkin Frequency mixer
JP2017046246A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 住友電気工業株式会社 電子回路

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62299104A (ja) * 1986-06-19 1987-12-26 Fujitsu Ltd マイクロ波ミキサ−
JPH0774546A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Nec Corp ミクサ回路
JPH08148940A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd ダブルバランスドミキサ及び直交変調器
JPH11122045A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Oki Electric Ind Co Ltd Fetミキサ回路
JP2010118930A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 周波数変換器
JP2015146537A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 国立大学法人東京工業大学 ミリ波送信機用送信回路

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4320536A (en) * 1979-09-18 1982-03-16 Dietrich James L Subharmonic pumped mixer circuit
US5832376A (en) * 1996-07-12 1998-11-03 Endgate Corporation Coplanar mixer assembly
US5826183A (en) * 1997-03-05 1998-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Circuit for simultaneous frequency doubler and mixer
US6239645B1 (en) * 1998-08-26 2001-05-29 Nippon Telegraph & Telephone Corporation Complementary tuned mixer
US20030119473A1 (en) * 1998-11-09 2003-06-26 Smith Stephen H. Adjustable balanced modulator
US7062247B2 (en) * 2002-05-15 2006-06-13 Nec Corporation Active double-balanced mixer
US7248850B2 (en) * 2002-12-10 2007-07-24 Nanoamp Solutions, Inc. Passive subharmonic mixer design
US6999747B2 (en) * 2003-06-22 2006-02-14 Realtek Semiconductor Corp. Passive harmonic switch mixer
CN101176255A (zh) * 2005-04-14 2008-05-07 Nxp股份有限公司 混频器电路
US7962114B2 (en) * 2007-01-12 2011-06-14 International Business Machines Corporation Drain-pumped sub-harmonic mixer for millimeter wave applications
JP5573308B2 (ja) 2010-04-01 2014-08-20 住友電気工業株式会社 電子回路
US8829973B2 (en) * 2010-10-04 2014-09-09 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Switch mode circulator isolated RF mixer
US8571511B2 (en) * 2011-06-10 2013-10-29 Analog Devices, Inc. Apparatus and method for a wideband RF mixer
US9130508B1 (en) * 2013-06-28 2015-09-08 Hrl Laboratories, Llc Shunt resistor and capacitor termination for broadband resistive mixer
US9065507B2 (en) * 2013-09-05 2015-06-23 Infineon Technologies Ag Mixing stage, modulator circuit and a current control circuit
US9843290B2 (en) * 2014-12-29 2017-12-12 National Chi Nan University Mixer
JP2017046246A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 住友電気工業株式会社 電子回路
TW201714401A (zh) * 2015-10-15 2017-04-16 Nat Chi Nan Univ 平衡式升頻混頻器
TWI617130B (zh) * 2016-01-19 2018-03-01 國立暨南國際大學 Down frequency mixer

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62299104A (ja) * 1986-06-19 1987-12-26 Fujitsu Ltd マイクロ波ミキサ−
JPH0774546A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Nec Corp ミクサ回路
JPH08148940A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Shimada Phys & Chem Ind Co Ltd ダブルバランスドミキサ及び直交変調器
JPH11122045A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Oki Electric Ind Co Ltd Fetミキサ回路
JP2010118930A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 周波数変換器
JP2015146537A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 国立大学法人東京工業大学 ミリ波送信機用送信回路

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019096986A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 住友電気工業株式会社 高調波ミキサ
JP2020043506A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 住友電気工業株式会社 周波数逓倍器
JP7135624B2 (ja) 2018-09-12 2022-09-13 住友電気工業株式会社 周波数逓倍器
WO2023175696A1 (ja) * 2022-03-15 2023-09-21 三菱電機株式会社 高調波ミクサ

Also Published As

Publication number Publication date
US9948238B2 (en) 2018-04-17
US20170063345A1 (en) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017046246A (ja) 電子回路
US7446617B2 (en) Low power consumption frequency divider circuit
JP4975100B2 (ja) 偶高調波ミクサ
US11271597B1 (en) Wideband transmitter for millimeter-wave wireless communication
Chen et al. An ultra-broadband low noise amplifier in GaAs 0.1-μm pHEMT process for radio astronomy application
US10637450B2 (en) Broadband frequency tripler
US7363020B2 (en) Diode mixer
US6198365B1 (en) Frequency multiplier capable of taking out efficiently and stably harmonics higher than fourth order
JP7202398B2 (ja) ミリ波5g通信用ブロードバンドmimo受信機のための送信/受信(t/r)スイッチ及び受信機フロントエンドのワイドバンドマッチング共設計法
US7724099B2 (en) High frequency oscillator circuit with feedback circuit of fet and short-stub transmission line
US20100164595A1 (en) Down-converter mixer
CN101297477B (zh) 跨导级装置
US4987392A (en) Gallium arsenide antenna switch
US8548416B2 (en) Semiconductor chip and radio frequency circuit
JP5287286B2 (ja) バイアス回路
Le et al. A CMOS 77 GHz radar receiver front-end
US11575188B2 (en) Phase shifter
US9912293B2 (en) Sub-harmonic mixer and a method therein for converting radio frequency signals to intermediate frequency signals
JP4654943B2 (ja) 偶高調波ミキサ
Pace et al. A Times-4 Frequency Multiplier from K-to W-band
US11303265B2 (en) Mixer
Campbell et al. An integrated IQ mixer for software-defined radio applications
Pavio Microwave mixer design
US20230353131A1 (en) A Frequency Multiplier with Balun Function
TWI549422B (zh) Mixed circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190924