JP4974977B2 - 基板の付属板取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、基板の付属板取付構造、より詳しく言えば、例えば、ディスク装置のような電気製品のシャーシに組み付けられるプリント基板に、当該基板の放熱板やアース板などの付属板を取り付ける、基板の付属板取付構造に関する。
周知のように、例えば、ディスク装置のような電気製品のシャーシに組み付けられるプリント基板には、通常、当該プリント基板上に配設されたモジュール等の昇温要素の放熱を促進するために、所謂ヒートシンクと称される金属製の放熱板が取り付けられる(例えば、特許文献1,2参照)。また、これ以外にも、プリント基板には、当該プリント基板をアースさせるために、金属製のアース板が取り付けられる。
このような放熱板やアース板など、プリント基板に付属する付属板を当該プリント基板に取り付ける取付構造として、例えば特許文献1には、放熱板の脚部をプリント基板の取付孔に挿入することで放熱板に取り付けられるが、脚部の端末側に形成した係止脚部が、取付孔へ挿入した後に強制的に反転されて取付孔に抜け止め係止され、脚部を取付孔に位置決め固定するようにした放熱板の取付構造が開示されている。
また、特許文献2には、ヒートシンクの平面部と押さえ板との間に電子部品を挟んだ状態で、ヒートシンクと押さえ板のそれぞれに形成したネジ孔にネジを螺合することで電子部品を固定するようにした構成が開示されている。
特開2002−280775号公報 実開昭63−200391号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示された構成では、放熱板をプリント基板に取り付ける際に、放熱板の脚部の一部である係止脚部を変形させる必要があり、放熱板の脚部およびプリント基板の取付孔に無理な力が加わることになる。また、特許文献2に開示された構成では、ヒートシンク以外に別部品としての押さえ板が追加的に必要になる、という難点があった。
本発明は、かかる従来の技術課題に鑑みてなされたもので、放熱板やプリント基板に無理な力を及ぼすことなく、また、追加的な別部品を要することなく、放熱板やアース板などの付属板をプリント基板に取り付けることができるようにすることを、基本的な目的とする。
このため、本願発明に係る基板の付属板取付構造は、シャーシに組み付けられるプリント基板に、当該基板の付属板を取り付ける基板の付属板取付構造であって、
前記シャーシは、少なくとも前記プリント基板を当該シャーシに対して位置決めする位置決めピンを備え、
前記付属板は、前記位置決めピンと係合し該位置決めピンにより所定軌跡でスライド可能に案内される所定形状の案内溝と、当該付属板を前記プリント基板に固定する付属板固定部と、前記プリント基板の側部に係合する係合部と、を備えており、
前記案内溝を前記位置決めピンに係合させた状態で、前記付属板を前記プリント基板の片面に沿ってスライドさせることにより、前記案内溝が前記位置決めピンにより所定軌跡で案内されて前記係合部が前記プリント基板の側部に係合し、
この係合状態で、前記付属板固定部を前記プリント基板に固定することにより、前記付属板が前記プリント基板に取り付けられている、
ことを特徴としたものである。
この構成では、付属板の案内溝をシャーシの位置決めピンに係合させた状態で、付属板を前記プリント基板の片面に沿ってスライドさせることで、前記案内溝が前記位置決めピンにより所定軌跡で案内されて付属板の係合部がプリント基板の側部に係合する。そして、この係合状態で、付属板固定部をプリント基板に固定することにより、当該付属板がプリント基板に取り付けられる。
この場合において、プリント基板の付属板固定部に対応する部位には付属板固定用ネジ部材を挿通させる挿通穴が形成され、シャーシの前記挿通穴に対応する部位には前記付属板固定用ネジ部材を螺着させるネジ用穴が形成されている、ことが好ましい。
この構成では、付属板固定用ネジ部材をプリント基板の挿通穴に挿通させた上でシャーシのネジ用穴に螺着させることにより、付属板とプリント基板とシャーシとが、単一のネジ締め作業により共締めして固定される。
この場合において、付属板をプリント基板に固定する前記付属板固定部は前記案内溝の一端側に位置していることが好ましい。
この構成では、付属板固定用ネジ部材を用いて付属板をプリント基板に固定する際に、付属板固定用ネジ部材と位置決めピンとの干渉回避が容易になる。
以上の場合において、前記シャーシは筐体内に収納されるものであり、該筐体および前記プリント基板の前記位置決めピンに対応する部位には、該位置決めピンと組み合わされる位置決め部がそれぞれ設けられており、前記位置決めピンは、前記案内溝と係合されることにより、前記付属板の前記プリント基板の片面に沿ったスライド動作を案内すると共に、前記各位置決め部と組み合わされることにより、前記筐体と前記プリント基板とを前記シャーシに対して位置決めする、ことが好ましい。
この構成では、筐体とシャーシとプリント基板の3者の相互の位置決めと、付属板のプリント基板の片面に沿ったスライド動作の案内とを、1本の位置決めピンで行うことができ、構造の簡素化と組立作業の容易化を実現できる。
また、以上の場合において、前記係合部は、前記プリント基板の側部への係合時に当該プリント基板の側面に当て止められる脚部と、前記係合時に前記プリント基板の他面に係止される係止爪と、を備えており、前記係合部が前記プリント基板の側部に係合する際には、前記脚部が側方から前記プリント基板の側面に当て止められた位置決め状態で、前記係止爪が前記プリント基板の他面に係止される、ようにしてもよい。
この場合には、脚部と係止爪とを備えた係合部により、プリント基板の板面と平行な面内での付属板の位置決めと、プリント基板の厚さ方向における付属板の位置決めとを、簡単な構成で確実に行うことができる。
この場合において、前記係合部は前記付属板の所定の3箇所に設けられ、この3箇所の係合部は1つの直線上に整列しないように位置設定されている、ことが好ましい。
この構成では、1つの直線上に整列しないように位置設定された3箇所で付属板がプリント基板と係合することにより、付属板のプリント基板と対向する面が、前記3箇所(3点)で定まる一つの平面として正確に位置決めされる。
また、この場合において、前記係合部の少なくとも1つは、前記プリント基板の他面に沿ってスライドするスライド壁部を更に備え、前記係合部が前記プリント基板の側部に係合する際には、前記脚部が側方から前記プリント基板の側面に当て止められた位置決め状態で、前記スライド壁部と前記係止爪とが少なくとも前記プリント基板を厚さ方向に挟み込む、ようにすることもできる。
この場合には、脚部と係止爪とスライド壁部とを備えた係合部により、プリント基板の板面と平行な面内での付属板の位置決めを行うと共に、プリント基板の厚さ方向における付属板の位置決めをより正確に安定して行うことができる。
以上の場合において、前記シャーシが樹脂製であり、前記付属板はプリント基板上の昇温要素の放熱を促進する金属製の放熱板であってもよい。
この場合には、放熱板のプリント基板の取り付けるに際して前記の作用が得られる。
この場合において、前記放熱板の前記昇温要素に対応する部位には、該昇温要素の表面に接触し昇温要素の放熱を促進する弾性要素が配置されていることが好ましい。
この構成では、プリント基板上の昇温要素と放熱板との間隔について、前記弾性要素の弾性範囲内で寸法誤差が吸収される。
また、この場合において、前記弾性要素はシート状もしくはフィルム状に形成されていてもよい。
この構成では、弾性要素を薄肉に形成できるので、昇温要素と放熱板との間に位置する弾性要素自体の温度勾配を大きくして、昇温要素の放熱をより促進することができる。また、プリント基板の付属板取付構造をよりコンパクト化(薄型化)することができる。しかも、弾性要素の材料使用量も少なくて済み、コスト低減にも寄与できる。
更に、この場合において、前記プリント基板の側部に係合する前記係合部は前記付属板の所定の3箇所に設けられ、この3箇所の係合部は1つの直線上に整列しないように位置設定されていることが好ましい。
この場合には、1つの直線上に整列しないように位置設定された3箇所で付属板がプリント基板と係合することにより、付属板のプリント基板と対向する面が、前記3箇所(3点)で定まる一つの平面として正確に位置決めされるので、プリント基板上の昇温要素と放熱板との間隔について、寸法誤差をより小さくでき、弾性要素を薄肉化した場合でも、その弾性範囲内で有効に寸法誤差の吸収が行えるようになる。
また、前記シャーシは、樹脂製であって、金属製の筐体内に収納されるものであり、前記シャーシには当該シャーシを筐体に固定する金属製のシャーシ固定用ネジ部材を挿通させる挿通穴が形成され、前記筐体の前記挿通穴に対応する部位にはシャーシ固定用ネジ部材を螺着させるネジ用穴が形成されており、放熱板には前記プリント基板と電気的に接続される導通部と前記シャーシの挿通穴の周囲に延びる延設部が設けられ、前記シャーシ固定用ネジ部材を前記シャーシの挿通穴に挿通させて前記筐体のネジ用穴に螺着させることにより、前記放熱板の延設部および前記シャーシ固定用ネジ部材を介して、前記プリント基板が前記筐体に電気的に接続されアースされる、ようにすることもできる。
この場合には、放熱板を利用してプリント基板が筐体に電気的に接続しアースされる。つまり、放熱板とアース板とが兼用される。
或いは、前記シャーシは、樹脂製であって、金属製の筐体内に収納されるものであり、前記付属板は前記プリント基板をアースさせる金属製のアース板であり、前記シャーシには当該シャーシを前記筐体に固定する金属製のシャーシ固定用ネジ部材を挿通させる挿通穴が形成され、前記筐体の前記挿通穴に対応する部位には前記シャーシ固定用ネジ部材を螺着させるネジ用穴が形成されており、前記アース板には、前記プリント基板と電気的に接続される導通部と、前記挿通穴の周囲に延びる延設部が設けられ、前記シャーシ固定用ネジ部材を前記シャーシの挿通穴に挿通させて前記筐体のネジ用穴に螺着させることにより、アース板およびシャーシ固定用ネジ部材を介してプリント基板が筐体に電気的に接続されアースされる、ようにすることもできる。
この構成では、シャーシ固定用ネジ部材をシャーシの挿通穴に挿通させた上で筐体のネジ用穴に螺着させることにより、アース板とプリント基板とシャーシとが、単一のネジ締め作業により共締めして固定され、アース板およびシャーシ固定用ネジ部材を介してプリント基板が筐体に電気的に接続されアースされる。
本願発明に係る基板の付属板取付構造によれば、付属板の案内溝をシャーシの位置決めピンに係合させた状態で、付属板を前記プリント基板の片面に沿ってスライドさせることで、前記案内溝が前記位置決めピンにより所定軌跡で案内されて付属板の係合部がプリント基板の側部に係合する。これにより、シャーシに元々設けられている位置決めピンと、プリント基板の側部とを利用して、簡単な作業で精度良く、付属板をプリント基板に対して位置決めすることができる。
そして、付属板の係合部がプリント基板の側部に係合した状態で、付属板固定部をプリント基板に固定することにより、容易に当該付属板をプリント基板に取り付けることができる。以上の取付作業において、放熱板やプリント基板が無理な力を受けることはなく、また、追加的な別部品を要することもない。
以下、本発明の実施形態を、ディスク装置のシャーシに組み付けられるプリント基板に放熱板やアース板を取り付ける場合を例にとって、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るディスク装置の所謂メカシャーシ10,プリント基板20及び放熱板30,アース板40の組立前の分解斜視図である。
前記メカシャーシ10は、ディスク装置の主要な内部部品を組み込み収納するもので、例えば合成樹脂材料を用いて、上方が開口した箱形の全体形状に成形されている。このメカシャーシ10の底面側には、ディスク装置を駆動制御するための制御回路などが形成されたプリント基板20が組み付けられる。前記メカシャーシ10内に所要の内部部品が組み込まれた後、メカシャーシ10は金属製の筐体1内に収納される、図1では、筐体1の一部(例えば底板2)のみが表示されている。
かかるプリント基板20には、当該基板20上の昇温要素の放熱を促進するために、金属製の放熱板30がプリント基板20の下面20b側に取り付けられる。この場合、放熱を特に促進すべき昇温要素として、例えば2つのモジュール(不図示)が選定されており、放熱板30には、これらモジュールの形状および配設位置に対応して、上方へ所定量突出する2つの凸部31pが形成されている。これら凸部31p,31pの上面には、放熱板30をプリント基板20に取り付けた際に、前記モジュールの表面に接触し当該モジュールの放熱を促進する弾性要素39,39(例えば放熱性に優れたゴムシート)がそれぞれ貼り付けられている。
また、プリント基板20には、プリント基板20のアースを取るために金属製のアース板40が取り付けられる。このアース板40及び前記放熱板30は何れも、プリント基板20に付属して取り付けられる一種の付属板であり、所定厚さの金属製シート材を所定形状にプレス成形して得られたものである。
次に、これら付属板30,40のプリント基板20への取付構造について説明する。
まず、放熱板30の取付構造を前記図1および図2から図6を参照しながら説明する。
図2は、放熱板30のプリント基板20への取付状態を基板20の下面20b側から見て示した斜視図である。また、図3から図6は、この放熱板30のプリント基板20への取付工程を説明するための一連の斜視図である。これら図2から図6はプリント基板20の下面20b側から見て示したものであるので、実際の上下位置とは(つまり図1とは)上下方向について逆向きに表示されている。
図2から良く分かるように、本実施形態に係る放熱板30は、前記凸部31pを有しプリント基板20の下面の所定領域を覆う板状のカバー部31と、プリント基板20への取付時に当該基板20の直角に交差する2つの側部22,23とそれぞれ係合する第1,第2の係合部32,33と、放熱板30をプリント基板20に取り付けて固定する基部となる取付ベース部34と、を備えている。
取付ベース部34は、前記カバー部31からプリント基板下面20b側へ所定量だけ段上げされ、プリント基板下面20bに接触または当接する平板部分として構成されており、段部とは反対の端末側には、プリント基板20の側部22,23の何れか一方(この場合には、第1係合部32が係合する側部22)と係合する第3の係合部35が形成されている。つまり、第1,第2及び第3係合部32,33及び35は、1つの直線上に整列することがないように位置設定されている。尚、前記第1,第2の係合部32,33も共に、カバー部31からプリント基板下面20b側へ所定量だけ段上げして形成されたものである。
このように、プリント基板20の側部22,23に係合する係合部32,35,33が放熱板30の所定の3箇所に設けられ、この3箇所の係合部32,35,33は1つの直線上に整列しないように位置設定されていることにより、放熱板30のプリント基板20と対向する面が、1つの直線上に整列しない前記3箇所(3点)で定まる一つの平面として正確に位置決めされる。
第1,第2係合部32,33は、プリント基板20の側部22,23への係合時に当該プリント基板20の側面に当て止められる脚部32k,33kをそれぞれ備え、これら脚部32k,33kの先端には、プリント基板20の上面20aに係止される係止爪32j,33jが一体的に形成されている。尚、プリント基板20の上面20aと下面20bとは互いに平行である。
そして、第1,第2係合部32,33がプリント基板20の側部22,23に係合する際には、脚部32k,33kがプリント基板20の側面に当て止められた状態で、係止爪32j,33jがプリント基板20の上面20aに係止されることにより、簡単な構成で確実に、プリント基板20の上面20aと平行な面内での位置決めと、プリント基板20の厚さ方向における位置決めとが行われる。
一方、第3係合部35は、第1,第2係合部32,33と同様の脚部35kと係止爪35jを備えると共に、前記取付ベース部34の一部がプリント基板20の下面20bに沿ってスライドするスライド壁部35mを構成している。
そして、第3係合部35がプリント基板20の側部22に係合する際には、前記脚部35kが側方からプリント基板20の側面に当て止められた位置決め状態で、スライド壁部35mと係止爪35jとが少なくともプリント基板20(この場合、プリント基板20とシャーシ10の一部)を厚さ方向に挟み込むようになっている。
この場合には、脚部35kと係止爪35jとスライド壁部35mとを備えた第3係合部35により、プリント基板20の上面20a及び下面20bと平行な面内での付属板30の位置決めを行うと共に、プリント基板20の厚さ方向における付属板30の位置決めをより正確に安定して行うことができる。
本実施形態では、より好ましくは、取付ベース34の第3係合部35の係止爪35jから、該係止爪35jと平行に延びるようにして延設部36が設けられている。この延設部36は、後述するように、プリント基板20をアースするアース部を構成するものである。
尚、本実施形態では、図1にも示すように、専用のアース板40が取り付けられるので、これとは別に、放熱板30に兼用のアース部36を設けることは必須ではなく、前記専用のアース板40のみで確実にプリント基板20のアースを取るように構成することができる。或いは、逆に、専用のアース板40を取り付けることなく、放熱板30に設けた兼用のアース部36のみによって確実にアースを取るように構成することもできる。
前記メカシャーシ10には、少なくともプリント基板20を位置決めする(本実施形態では、筐体1とメカシャーシ10とプリント基板20の3者を相互に位置決めする)複数の位置決めピン11が下面側に突出するように設けられ、プリント基板20には前記位置決めピン11を挿通させる位置決め孔20Mが所定箇所に形成されている。
一方、図3から図6に示されるように、放熱板30の取付ベース部34には、前記位置決めピン11を挿通させて係合し、該位置決めピン11により所定軌跡でスライド可能に案内される所定形状のガイド溝34gが設けられている。本実施形態では、このガイド溝34gは、その中心線が所定半径の円弧の一部または所定角度の折れ線を成すように構成されている。
また、放熱板30の取付ベース部34には、当該放熱板30をプリント基板20に固定する固定部37が設けられている。プリント基板20の前記固定部37に対応する部位には放熱板固定用ネジB1を挿通させる挿通穴20Hが形成され、シャーシ10の前記挿通穴20Hに対応する部位には前記放熱板固定用ネジB1を螺着させるネジ用穴10Nが形成されている。放熱板30の前記ガイド溝34gも放熱板固定用ネジB1を挿通させるように、その溝幅が設定されている。
放熱板30の固定部37は、好ましくは、前記ガイド溝34gの内側端部の近傍に位置しており、放熱板固定用ネジB1のネジ頭部に対応し、プリント基板20側に膨出する(逆方向から見れば、図3及び図4に示されるように「窪む」)一対の膨出部37bを備えている。プリント基板20のこれら膨出部37bに対応する領域には、プリント基板20のアース回路の端末ターミナル(不図示)が形成されており、この端末ターミナル上に前記膨出部37bが接触することにより、取付ベース部34が(つまり放熱板30が)プリント基板20のアース回路と電気的に接続される。この場合、前記膨出部37bが、プリント基板20と電気的に接続される導通部を構成している。
一方、メカシャーシ10には当該シャーシ10を筐体1の底板2に固定する金属製のシャーシ固定用ネジB2(図1参照)を挿通させる挿通穴10Hが所要の複数箇所(本実施形態では、例えば4箇所)に形成されている。そして、筐体1の底板2には、前記挿通穴10Hに対応する部位に、シャーシ固定用ネジB2を螺着させるネジ用穴2Nが形成されている。
放熱板30の前記アース部36は、メカシャーシ10の前記挿通穴10Hの周囲、すなわち、対応する挿通穴10Hを形成したボス部12の端面にまで延びるように延設され、シャーシ固定用ネジB2を挿通させる挿通穴36H(図3参照)を備えている。
また、筐体1の底板2には、メカシャーシ10に設けられた各位置決めピン11に対応する部位に位置決め孔2Mが設けられると共に、メカシャーシ10の挿通穴10Hに対応した部位に、前記シャーシ固定用ネジB2を螺着させる複数のネジ用穴2Nが形成されている。
前記シャーシ固定用ネジB2をアース部36の挿通穴36H及びメカシャーシ10の挿通穴10Hに挿通させて、筐体1の底板2のネジ用穴2Nに螺着し締め付けることにより、放熱板30のアース部36をシャーシ固定用ネジB2のネジ頭部とボス部12の端面との間に挟み込んだ状態で、メカシャーシ10を筐体1の底板2に締結固定することができる。
これにより、アース部36およびシャーシ固定用ネジB2を介して、プリント基板20のアース回路が筐体1に電気的に接続されアースされる。
以上のように構成された放熱板30をプリント基板20に取り付ける取付手順について説明する。
メカシャーシ10の底面側およびプリント基板20の下面20bが上方を向くように配置した組立姿勢において、まず、放熱板30をプリント基板20の下面20bの上方に持ち来し(図3参照)、この状態から、メカシャーシ10の位置決めピン11を、プリント基板20の位置決め孔20Mに挿通させた上で、放熱板30の取付ベース部34のガイド溝34gに挿通して係合させると共に、放熱板30をプリント基板下面20bに沿うようにしてずらせ、第1,第2,第3の係合爪32,33,35の各爪先端およびアース部36を、プリント基板20の上面20a及びメカシャーシ10のボス部12の上端面に対応する外側部位に位置させる(図4参照)。この状態では、メカシャーシ10の位置決めピン11は、放熱板30のガイド溝34gの長手方向の例えば途中部位に位置している。
次に、このようにガイド溝34gを位置決めピン11に係合させた状態で、放熱板30を(より具体的には、取付ベース板34を)プリント基板20の下面20bに沿ってスライドさせる。これにより、ガイド溝34gが位置決めピン11により所定軌跡で案内され、第1,第2係合爪32,33がプリント基板20の側部22,23に係合する(図5参照)。
このとき、第1,第2係合爪32,33の脚部32k、33kがプリント基板20の側部22,23に当て止められるまで、また、第3係合爪35の脚部35kがプリント基板20の側部22に当て止められるまで、放熱板30をスライドさせる。これにより、プリント基板20に対する放熱板30の取付位置および方位を、精度良く、且つ簡単に定めることができる。また、このとき、位置決めピン11はガイド溝34gの外側端部(つまり、放熱板30の固定部37から離間した側の端部)の近傍に位置するように設定されている。
そして、この位置決め状態で放熱板固定用ネジB1を、放熱板30のガイド溝34g及びプリント基板20の挿通穴20Hに順次挿通させ、メカシャーシ10のネジ用穴10Nに螺着させて締め付ける(図6及び図2参照)。これにより、放熱板30の固定部37がプリント基板20に固定され、放熱板30がプリント基板20に取り付けられる。
この場合、放熱板30とプリント基板20とメカシャーシ10とを、放熱板固定用ネジB1を用いた単一のネジ締め作業により共締めして固定することができ、放熱板固定作業を簡素化することができる。
また、このとき、位置決めピン11はガイド溝34gの外側端部の近傍に位置し、一方、放熱板30の固定部37はガイド溝34gの内側端部の近傍に位置している。従って、放熱板固定用ネジB1を用いて放熱板30をプリント基板20に固定する際に、放熱板固定用ネジB1と位置決めピン11とが干渉することを、容易かつ確実に回避することができる。
この取付状態において、前述のように、放熱板30の凸部31pの上面には、放熱板30をプリント基板20に取り付けた際に、放熱促進対象であるモジュールの表面に接触し当該モジュールの放熱を促進する弾性要素39(例えば放熱性に優れたゴムシート)が貼り付けられているので、プリント基板20上のモジュール表面と凸部31pの上面との間隔について、この弾性要素39の弾性範囲内で寸法誤差を吸収することができる。そして、弾性要素39とモジュールとが確実に接触し所期の放熱性を確保することができる。また、弾性要素39の弾性範囲内で放熱板30の弾性付勢力を利用することで、放熱促進対象のモジュールに過度の負担を及ぼすことなく、放熱板30の所謂浮き上がりの防止を図ることもできる。
この場合において、弾性要素39は、モジュールとの確実な接触が達成できる範囲内で薄肉に形成することが好ましい。かかる弾性要素39は、約2〜3mm程度以上の厚さを有するのが普通であるが、本実施形態では、例えばシリコンゴム製で厚さが略1mmの薄肉シートで弾性要素39を形成した。
弾性要素39をこのような薄肉シート状に形成したことにより、昇温要素であるモジールと放熱板30との間に位置する弾性要素39自体の温度勾配をより大きくして、モジュールの放熱をより促進することができる。また、プリント基板20への放熱板30の取付構造をよりコンパクト化(薄型化)することができる。しかも、弾性要素39の材料使用量も少なくて済み、コスト低減にも寄与できる。尚、かかる弾性要素39は、シート状よりも更に薄いフィルム状に形成することができ、また、グリース状として前記凸部31pの上面に塗布するようにしてもよい。
但し、弾性要素39をこのような薄肉とした場合、通常、弾性による寸法誤差吸収機能が低下する。このため、本実施形態では、プリント基板20の側部22,23に係合する係合部32,35,33を放熱板30の所定の3箇所に設け、この3箇所の係合部32,35,33は1つの直線上に整列しないように位置設定されている。これにより、放熱板30のプリント基板20と対向する面は、1つの直線上に整列しない前記3箇所(3点)で定まる一つの平面として正確に位置決めされている。
従って、プリント基板20上のモジュール表面と放熱板30の凸部31pの上面との間隔について、その寸法誤差をより小さくして高精度で管理でき、約1mm程度あるいはそれ以下の薄肉シート状の弾性要素39を用いた場合でも、その弾性範囲内で寸法誤差を有効に吸収できる。そして、弾性要素39とモジュールとが確実に接触し所期の放熱性が確保されるのである。
以上のようにして、放熱板固定用ネジB1を用いて放熱板30をプリント基板20に取り付けた状態(図6及び図2参照)で、筐体1を(具体的には、筐体1の底板2を)メカシャーシ10に対して位置決めし、前述のように、シャーシ固定用ネジB2をアース部36の挿通穴36H及びメカシャーシ10の挿通穴10Hに挿通させて、筐体1の底板2のネジ用穴2Nに螺着し締め付けることにより、放熱板30のアース部36をシャーシ固定用ネジB2のネジ頭部とボス部12の端面との間に挟み込んだ状態で、メカシャーシ10が筐体1の底板2に締結固定される。
これにより、放熱板30のアース部36およびシャーシ固定用ネジB2を介して、プリント基板20のアース回路が筐体に電気的に接続されアースされる。つまり、放熱板30を利用してプリント基板20が筐体に電気的に接続されアースされる。このように、放熱板30をアース板と兼用することができるのである。
筐体1を(具体的には、筐体1の底板2を)メカシャーシ10に対して位置決めする場合、放熱板30の取付部分においては、メカシャーシ10の位置決めピン11が、プリント基板20の位置決め孔20Mを挿通した上で、放熱板30の取付ベース部34のガイド溝34gに挿通して係合する。そして、更に、この位置決めピン11の先端側に筐体1の底板2に形成した位置決め孔2Mが組み合わされる。
すなわち、筐体1及びプリント基板20の前記位置決めピン11に対応する部位には、該位置決めピン11と組み合わされる位置決め孔2M,20Mがそれぞれ設けられており、位置決めピン11は、放熱板30のガイド溝34gに挿通して係合することにより、当該放熱板30のプリント基板20の片面(下面20b)に沿ったスライド動作を案内すると共に、前記位置決め孔2M,20Mと組み合わされることにより、筐体1とプリント基板20とをメカシャーシ10に対して位置決めすることができる。
このように構成したことにより、筐体1とメカシャーシ10とプリント基板20の3者の相互の位置決めと、放熱板30のプリント基板20の片面20bに沿ったスライド動作の案内とを、1本の位置決めピン11で行うことができ、構造の簡素化と組立作業の容易化を実現できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、放熱板30のガイド溝34gをメカシャーシ10の位置決めピン11に係合させた状態で、放熱板30をプリント基板20の下面20bに沿ってスライドさせることで、前記ガイド溝34gが位置決めピン11により所定軌跡で案内されて放熱板30の係合爪32,33,35がプリント基板20の側部22,23に係合する。これにより、メカシャーシ10に元々設けられているプリント基板位置決め用の位置決めピン11と、プリント基板20の側部22,23とを利用して、簡単な作業で精度良く、放熱板30をプリント基板20に対して位置決めすることができるのである。
そして、放熱板30の係合爪32,33,35がプリント基板20の側部22,23に係合した状態で、放熱板30の固定部37をプリント基板20に固定することにより、容易に当該放熱板30をプリント基板20に取り付けることができるのである。以上の取付作業において、放熱板30やプリント基板20が無理な力を受けることはなく、また、追加的な別部品を要することもない。
次に、アース板40の取付構造について、前記図1および図7から図11を参照しながら説明する。
図7は、アース板40のプリント基板20への取付状態を基板20の下面20b側から見て示した斜視図である。また、図8から図11は、このアース板40のプリント基板20への取付工程を説明するための一連の斜視図である。これら図7から図11もプリント基板20の下面20b側から見て示したものであるので、実際の上下位置とは(つまり図1とは)上下方向について逆向きに表示されている。
図1に示されるように、本実施形態に係るアース板40は、例えば、プリント基板20における放熱板30の取付位置とは反対側の端部に取り付けられるものであり、当該アース板40をプリント基板20に取り付けて固定する基部となる取付ベース部44と、プリント基板20への取付時に当該基板20の側部24に当て止められる係合脚部45と、を備えている。尚、この係合脚部45を前述の放熱板30の第3係合爪35と同様に、プリント基板20の側部24を挟み込む構成としても良い。
取付ベース部44は、プリント基板下面20bに接触または当接する平板状に形成されており、より好ましくは、前記係合脚部45該係合脚部45と平行に延びるようにして延設部46が設けられている。
また、メカシャーシ10には、プリント基板20を位置決めするために、前述の位置決めピン11が下面側に突出するように設けられ、プリント基板20には前記位置決めピン11を挿通させる位置決め孔20Mが所定箇所に形成されている。
一方、アース板40の取付ベース部44には、前記位置決めピン11を挿通させて係合し、該位置決めピン11により所定軌跡でスライド可能に案内される所定形状のガイド溝44gが設けられている。このガイド溝44gは、前述の放熱板30の取付ベース部34に設けられたガイド溝34gと同様のものである。
また、アース板40の取付ベース部44には、当該アース板40をプリント基板20に固定する固定部47が設けられている。プリント基板20の前記固定部47に対応する部位にはアース板固定用ネジB3を挿通させる挿通穴20Kが形成され、メカシャーシ10の前記挿通穴20Kに対応する部位にはアース板固定用ネジB3を螺着させるネジ用穴(不図示)が形成されている。アース板40の前記ガイド溝44gもアース板固定用ネジB3を挿通させるように、その溝幅が設定されている。
尚、アース板40の固定部47は前述の放熱板30の固定部37と、プリント基板20に形成されたアース板固定用ネジB3を挿通させる挿通穴20Kは前述の放熱板固定用ネジB1を挿通させる挿通穴20Hと、また、メカシャーシ10に形成されたアース板固定用ネジB3を螺着させるネジ用穴(不図示)は前述の放熱板固定用ネジB1を螺着させるネジ用穴10Nと、それぞれ同様のものである。
アース板40の固定部47は、放熱板30の固定部37と同じく、ガイド溝44gの内側端部の近傍に位置しており、アース板固定用ネジB3のネジ頭部に対応し、プリント基板20側に膨出する一対の膨出部47bを備えている。プリント基板20のこれら膨出部47bに対応する領域には、プリント基板20のアース回路の端末ターミナル(不図示)が形成されており、この端末ターミナル上に前記膨出部47bが接触することにより、取付ベース部44が(つまりアース板40が)プリント基板20のアース回路と電気的に接続される。つまり、前記膨出部47bが、プリント基板20と電気的に接続される導通部を構成している。
前述のように、メカシャーシ10には当該シャーシ10を筐体1の底板2に固定する金属製のシャーシ固定用ネジB2(図1参照)を挿通させる挿通穴10Hが所要の複数箇所(本実施形態では、例えば4箇所)に形成されている。また、筐体1の底板2の前記挿通穴10Hに対応する部位には、シャーシ固定用ネジB2を螺着させるネジ用穴2Nが形成されている。
アース板40の前記延設部46は、メカシャーシ10の前記挿通穴10Hの周囲、すなわち、対応する挿通穴10Hを形成したボス部12の端面にまで延びるように延設され、シャーシ固定用ネジB2を挿通させる挿通穴46Hを備えている。
前記シャーシ固定用ネジB2を延設部46の挿通穴46H及びメカシャーシ10の挿通穴10Hに挿通させて、筐体1の底板2のネジ用穴2Nに螺着し締め付けることにより、アース板40の延設部46をシャーシ固定用ネジB2のネジ頭部とボス部12の端面との間に挟み込んだ状態で、メカシャーシ10を筐体1の底板2に締結固定することができ、これにより、放熱板30のアース部36およびシャーシ固定用ネジB2を介して、プリント基板20のアース回路が筐体1に電気的に接続されアースされる。
以上のように構成されたアース板40をプリント基板20に取り付ける取付手順について説明する。この取付手順は、放熱板30の場合と大略的には類似している。
メカシャーシ10の底面側およびプリント基板20の下面20bが上方を向くように配置した組立姿勢において、まず、アース板40をプリント基板20の下面20bの上方に持ち来した状態から、メカシャーシ10の位置決めピン11を、プリント基板20の位置決め孔20Mに挿通させた上で、取付ベース部44のガイド溝44gにメカシャーシ10の位置決めピン11を挿通して係合させると共に、アース板40をプリント基板下面20bに沿うようにしてずらせ、延設部46を、プリント基板20の上面20a及びメカシャーシ10のボス部12の上端面に対応する外側部位に位置させる(図8参照)。この状態では、メカシャーシ10の位置決めピン11は、アース板40のガイド溝44gの長手方向の例えば途中部位に位置している。
次に、このようにガイド溝44gを位置決めピン11に係合させた状態で、アース板40を(より具体的には、取付ベース板44を)プリント基板20の下面20bに沿って、若干回動させながらスライドさせる。これにより、ガイド溝44gが位置決めピン11により所定軌跡で案内される(図9参照)。
このとき、係合脚部45がプリント基板20の側部24に当て止められるまで、アース板40をスライドさせる(図10参照)。これにより、プリント基板20に対するアース板40の取付位置および方位を簡単に定めることができる。また、このとき、位置決めピン16はガイド溝44gの外側端部(つまり、アース板40の固定部47から離間した側の端部)の近傍に位置するように設定されている。
そして、この位置決め状態でアース板固定用ネジB3を、アース板40のガイド溝44g及びプリント基板20の挿通穴20Kに順次挿通させ、メカシャーシ10のネジ用穴(不図示)に螺着させて締め付ける(図11及び図7参照)。これにより、アース板40の固定部47がプリント基板20に固定され、アース板40がプリント基板20に取り付けられる。
この場合、前述の放熱板30の取付構造と同じく、アース板40とプリント基板20とメカシャーシ10とを、アース板固定用ネジB3を用いた単一のネジ締め作業により共締めして固定することができ、アース板固定作業を簡素化することができる。
また、このとき、位置決めピン11はガイド溝44gの外側端部の近傍に位置し、一方、アース板40の固定部47はガイド溝44gの内側端部の近傍に位置している。従って、アース板固定用ネジB3を用いてアース板40をプリント基板20に固定する際に、アース板固定用ネジB3と位置決めピン11とが干渉することを、容易かつ確実に回避することができる。
アース板固定用ネジB3を用いてアース板40をプリント基板20に取り付けた状態(図11及び図7参照)で、筐体1を(具体的には、筐体1の底板2を)メカシャーシ10に対して位置決めし、シャーシ固定用ネジB2をアース板40の延設部46の挿通穴46H及びメカシャーシ10の挿通穴10Hに挿通させて、筐体1の底板2のネジ用穴2Nに螺着し締め付けることにより、アース板40の延設部46をシャーシ固定用ネジB2のネジ頭部とボス部12の端面との間に挟み込んだ状態で、メカシャーシ10が筐体1の底板2に締結固定される。
これにより、アース板40の延設部46およびシャーシ固定用ネジB2を介して、プリント基板20のアース回路が筐体1に電気的に接続されアースされる。
以上のように、本実施形態によれば、アース板40をプリント基板20に取り付けるに際して、前述の放熱板30を取り付ける場合と略同様の作用効果を奏することができる。
尚、前述のように、本実施形態では、専用のアース板40が取り付けられるので、これとは別に、放熱板30に兼用のアース部36を設けることは必須ではなく、前記専用のアース板40のみで確実にプリント基板20のアースを取るように構成することができる。或いは、逆に、専用のアース板40を取り付けることなく、放熱板30に設けた兼用のアース部36のみによって確実にアースを取るように構成することもできる。
また、以上の実施形態では、放熱板30は、プリント基板20の一部の領域を覆う所謂ショートタイプのものであったが、図12に示されるような、プリント基板20の略全領域を覆う所謂ロングタイプの放熱板50を当該プリント基板20に取り付ける場合においても、前述の第1,第2,第3係合爪32,33,35、取付ベース部34等を設け、メカシャーシ10の位置決めピン11等を利用することにより、前記実施形態における場合と同様の取付構造を適用することができる。
本発明は、例えば、ディスク装置のような電気製品のシャーシに組み付けられるプリント基板に、当該基板の放熱板やアース板などの付属板を取り付ける、基板の付属板取付構造において利用することができ、放熱板やプリント基板に無理な力を及ぼすことなく、また、追加的な別部品を要することなく、放熱板やアース板などの付属板をプリント基板に取り付けることができる。
尚、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や改良を加え得るものであることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るディスク装置のメカシャーシ,プリント基板及び放熱板,アース板の組立前の分解斜視図である。 前記放熱板のプリント基板への取付状態を基板の下面側から見て示した斜視図である。 前記放熱板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記放熱板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記放熱板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記放熱板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記アース板のプリント基板への取付状態を基板の下面側から見て示した斜視図である。 前記アース板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記アース板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記アース板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 前記アース板のプリント基板への取付工程を説明するための一連の斜視図の一部である。 ロングタイプの放熱板のプリント基板への取付状態を基板の下面側から見て示した斜視図である。
符号の説明
1 筐体
2 (筐体の)底板
2M (底板の)位置決め孔
2N (底板の)ネジ用穴
10 メカシャーシ
10H (シャーシ固定ネジ用の)挿通穴
10N (放熱板固定用ネジの)ネジ用穴
11 位置決めピン
20 プリント基板
20b プリント基板の下面
20H (放熱板固定用ネジの)挿通穴
20K (アース板固定用ネジの)挿通穴
30,50 放熱板
31 カバー部
31p (カバー部の)凸部
32 第1係合部
32j 係止爪
32k 脚部
33 第2係合部
33j 係止爪
33k 脚部
34 取付ベース部
34g ガイド溝
35 第3係合部
35j 係止爪
35k 脚部
35m スライド壁部
36 アース部
37 固定部
37b 膨出部
39 弾性要素
40 アース板
44 取付ベース部
44g ガイド溝
45 係合脚部
46 延設部
47 固定部
47b 膨出部
B1 放熱板固定用ネジ
B2 シャーシ固定用ネジ
B3 アース板固定用ネジ

Claims (13)

  1. シャーシに組み付けられるプリント基板に、当該基板の付属板を取り付ける基板の付属板取付構造であって、
    前記シャーシは、少なくとも前記プリント基板を当該シャーシに対して位置決めする位置決めピンを備え、
    前記付属板は、前記位置決めピンと係合し該位置決めピンにより所定軌跡でスライド可能に案内される所定形状の案内溝と、当該付属板を前記プリント基板に固定する付属板固定部と、前記プリント基板の側部に係合する係合部と、を備えており、
    前記案内溝を前記位置決めピンに係合させた状態で、前記付属板を前記プリント基板の片面に沿ってスライドさせることにより、前記案内溝が前記位置決めピンにより所定軌跡で案内されて前記係合部が前記プリント基板の側部に係合し、
    この係合状態で、前記付属板固定部を前記プリント基板に固定することにより、前記付属板が前記プリント基板に取り付けられている、
    ことを特徴とする基板の付属板取付構造。
  2. 前記プリント基板の付属板固定部に対応する部位には付属板固定用ネジ部材を挿通させる挿通穴が形成され、前記シャーシの前記挿通穴に対応する部位には前記付属板固定用ネジ部材を螺着させるネジ用穴が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の基板の付属板取付構造。
  3. 前記付属板固定部は前記案内溝の一端側に位置している、ことを特徴とする請求項2に記載の基板の付属板取付構造。
  4. 前記シャーシは筐体内に収納されるものであり、
    該筐体および前記プリント基板の前記位置決めピンに対応する部位には、該位置決めピンと組み合わされる位置決め部がそれぞれ設けられており、
    前記位置決めピンは、前記案内溝と係合されることにより、前記付属板の前記プリント基板の片面に沿ったスライド動作を案内すると共に、前記各位置決め部と組み合わされることにより、前記筐体と前記プリント基板とを前記シャーシに対して位置決めする、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の基板の付属板取付構造。
  5. 前記係合部は、前記プリント基板の側部への係合時に当該プリント基板の側面に当て止められる脚部と、前記係合時に前記プリント基板の他面に係止される係止爪と、を備えており、
    前記係合部が前記プリント基板の側部に係合する際には、前記脚部が側方から前記プリント基板の側面に当て止められた位置決め状態で、前記係止爪が前記プリント基板の他面に係止される、
    ことを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の基板の付属板取付構造。
  6. 前記係合部は前記付属板の所定の3箇所に設けられ、この3箇所の係合部は1つの直線上に整列しないように位置設定されている、ことを特徴とする請求項5に記載の基板の付属板取付構造。
  7. 前記係合部の少なくとも1つは、前記プリント基板の片面に沿ってスライドするスライド壁部を更に備え、
    前記係合部が前記プリント基板の側部に係合する際には、前記脚部が側方から前記プリント基板の側面に当て止められた位置決め状態で、
    前記スライド壁部と前記係止爪とが少なくとも前記プリント基板を厚さ方向に挟み込む、
    ことを特徴とする、請求項6に記載の基板の付属板取付構造。
  8. 前記シャーシが樹脂製であり、前記付属板は前記プリント基板上の昇温要素の放熱を促進する金属製の放熱板である、ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の基板の付属板取付構造。
  9. 前記放熱板の前記昇温要素に対応する部位には、該昇温要素の表面に接触し昇温要素の放熱を促進する弾性要素が配置されている、ことを特徴とする請求項8に記載の基板の付属板取付構造。
  10. 前記弾性要素はシート状もしくはフィルム状に形成されている、ことを特徴とする請求項9に記載の基板の付属板取付構造。
  11. 前記プリント基板の側部に係合する前記係合部は前記付属板の所定の3箇所に設けられ、この3箇所の係合部は1つの直線上に整列しないように位置設定されている、ことを特徴とする請求項10に記載の基板の付属板取付構造。
  12. 前記シャーシは、樹脂製であって、金属製の筐体内に収納されるものであり、
    前記シャーシには、当該シャーシを前記筐体に固定する金属製のシャーシ固定用ネジ部材を挿通させる挿通穴が形成され、前記筐体の前記挿通穴に対応する部位には前記シャーシ固定用ネジ部材を螺着させるネジ用穴が形成されており、
    前記放熱板には、前記プリント基板と電気的に接続される導通部と、前記シャーシの挿通穴の周囲に延びる延設部が設けられ、
    前記シャーシ固定用ネジ部材を前記シャーシの挿通穴に挿通させて前記筐体のネジ用穴に螺着させることにより、前記放熱板の延設部および前記シャーシ固定用ネジ部材を介して、前記プリント基板が前記筐体に電気的に接続されアースされる、
    ことを特徴とする請求項8から10の何れかに記載の基板の付属板取付構造。
  13. 前記シャーシは、樹脂製であって、金属製の筐体内に収納されるものであり、
    前記付属板は、前記プリント基板をアースさせる金属製のアース板であり、
    前記シャーシには、当該シャーシを前記筐体に固定する金属製のシャーシ固定用ネジ部材を挿通させる挿通穴が形成され、前記筐体の前記挿通穴に対応する部位には前記シャーシ固定用ネジ部材を螺着させるネジ用穴が形成されており、
    前記アース板には、前記プリント基板と電気的に接続される導通部と、前記挿通穴の周囲に延びる延設部が設けられ、
    前記シャーシ固定用ネジ部材を前記シャーシの挿通穴に挿通させて前記筐体のネジ用穴に螺着させることにより、前記アース板および前記シャーシ固定用ネジ部材を介して、前記プリント基板が前記筐体に電気的に接続されアースされる、
    ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の基板の付属板取付構造
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