JP2002280775A - 放熱板の取付構造 - Google Patents

放熱板の取付構造

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JP2002280775A
JP2002280775A JP2001077766A JP2001077766A JP2002280775A JP 2002280775 A JP2002280775 A JP 2002280775A JP 2001077766 A JP2001077766 A JP 2001077766A JP 2001077766 A JP2001077766 A JP 2001077766A JP 2002280775 A JP2002280775 A JP 2002280775A
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JP
Japan
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leg
heat sink
mounting
mounting hole
fixing hole
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JP2001077766A
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Takayuki Murakami
高之 村上
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に設けた取付孔に挿入する放熱
板の脚部の幅寸法を小さくできて、取付孔を小さくで
き、これによりプリント基板における電気部品の配置や
パターン設計を容易にすることができて且つ取付作業が
簡単で作業性を良くすることができ、しかも形状も簡単
化できる放熱板の取付構造を提供する。 【解決手段】 プリント基板1に設けた取付孔4に放熱
板2の脚部3を挿入して、放熱板2をプリント基板1に
取り付けて位置決め固定するようにし、放熱板2の脚部
3の一側部にプリント基板1の取付孔4に対して脚部3
を位置決めするために垂下した小突脚片5を形成すると
ともに、脚部3の他側部に他側端面が取付孔4に対して
垂直向きであり、一側端部6が下向きに末広がり状に形
成され、取付孔4に挿入された後は強制的に反転されて
取付孔4に抜け止め係止し且つ取付孔4に対して脚部3
を位置決め固定する係止脚片7を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に設
けた取付孔に放熱板の脚部を挿入して、この放熱板を前
記プリント基板に取り付けて位置決め固定するようにし
た放熱板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放熱板の取付構造は、例
えば、図2に示すように、放熱板101の脚部102の
両側部にプリント基板103の取付孔104に対して脚
部102を位置決めするために垂下した小突脚部10
5、106を形成するとともに、脚部の略中央部の中央
部に末広がり状に形成され、取付孔104に挿入した後
に強制的に反転して取付孔104に抜け止め係止させる
係止脚片107を形成している。ところが、この従来の
放熱板101の脚部102には、両側部に位置決め用の
小突脚部105、106と係止ロック用の係止脚部10
7を別々に形成しているために、脚部102の幅寸法a
が大きくなり、プリント基板103におけるスペースを
大きく取り、他の電気部品の配置やパターン設計が難し
くなる場合があり、小さいスペースに他の電気部品やパ
ターンを設けなくてはならないので、作業性が悪くなる
という問題があった。
【0003】また、特開平10−189841号公報に
は、ヒートシンクが記載されている。 これは、図4、
図5(a)(b)、図6(a)(b)、図7(a)
(b)に示すように、基盤204に実装された発熱部品
205の放熱を促進するヒートシンク本体202と、ヒ
ートシンク本体202から発熱部品205を挟んで基盤
204の裏側まで達する複数本の固定用脚203とを有
すものである。ところが、これにおいては、固定用脚2
03に内向きにフック部203aを設けているだけであ
るので、このフック部203aを矢印A方向に反転させ
て固定穴4aに係止するだけであるので、固定用脚20
3を位置決めすることができないという問題があった。
【0004】また、実開平2−96791号公報には、
回路基盤への放熱板取付け構造が記載されている。これ
は、図4、図5(a)(b)、図6(a)(b)に示す
ように、放熱板301の下端に取付け座301aと、こ
の取付け座301aが載置される回路基盤302とにわ
たって透孔303、305を形成し、金属板材からなる
連結金具306を取付け座301a側から透孔303、
305に対して縦軸心周りにひねり回動自在に挿通する
とともに、連結金具306には取付け座301aに形成
した凹部304、304に係入する押圧アーム308、
308を連設し、かつ、この押圧アーム308、308
の下端縁を連結金具306の縦軸心周りのひねり回動に
伴って凹部304、304の端縁に乗り上がるテーパ状
に形成する一方、この連結金具306の下端部には連結
金具306のひねり回動に伴って回路基盤302の透孔
305に対してその下側から係合する係止用段部310
を設け、両透孔303、305に対して所定の縦姿勢で
挿通した連結金具306をひねり回動することにより、
押圧アーム308、308の下端縁を介して連結金具3
06を上方にせり上げ変位させて押圧アーム308、3
08と係止用段部310との間で取付け座301aと回
路基盤302とを挟持するものである。
【0005】ところが、これにおいては、放熱板301
と連結金具306とが別部品となっているために、部品
点数が多くて複雑であり、コスト高になるという問題が
あった。
【0006】また、実開平2−84391号公報には、
放熱板の取付構造が記載さけている。これは、図7
(a)(b)に示すように、放熱板410を基盤404
に差し込み固定する放熱板の取付構造において、放熱板
410の装着縁部に位置決め用凸部411と固定用凸部
412とをそれぞれ少なくとも1箇所形成し、さらに固
定用凸部412先端の係止突片部413の向いた側の装
着縁部にテーパ414を形成し、位置決め用凸部412
及び固定用凸部413を基盤の穴に差し込み、係止突片
部413を基盤に係止するようにしたものである。
【0007】ところが、これにおいては、固定用凸部4
12の傾斜面αの部分を基板404の係止穴415に挿
入するときに、放熱板410を斜めにする必要があり、
このために、放熱板410にテーパ414を設けなくて
はならないので、放熱板410の形状が複雑になるとい
う問題があった。また、固定用凸部412だけでは放熱
板410が横擦れするために、位置決め用凸部411を
設ける必要があり、放熱板410の形状がより複雑にな
り、しかも取付作業が面倒であるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、プリント基板に設けた取付孔に挿入する
放熱板の脚部の幅寸法を小さくすることができて、取付
孔を小さくすることができ、これによりプリント基板に
おける電気部品の配置やパターン設計を容易にすること
ができて且つ取付作業が簡単で作業性を良くすることが
でき、しかも形状も簡単化できる放熱板の取付構造を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために提案されたものであって、請求項1に記載
の発明は、プリント基板に設けた取付孔に放熱板の脚部
を挿入して、この放熱板を前記プリント基板に取り付け
て位置決め固定するようにした放熱板の取付構造におい
て、前記放熱板の脚部の一側部に前記プリント基板の取
付孔に対して前記脚部を位置決めするために垂下した小
突脚片を形成するとともに、前記脚部の他側部に他側端
面が前記取付孔に対して垂直向きであり、一側端部が下
向きに末広がり状に形成され、前記取付孔に挿入された
後は強制的に反転されて前記取付孔に抜け止め係止し且
つ前記取付孔に対して前記脚部を位置決め固定する係止
脚片を形成してなることを特徴としている。請求項2に
記載の発明は、前記放熱板の脚部の係止脚部における挿
入反転後に前記取付孔の孔縁に当接する部分が斜め下向
きに広がるテーパ面に形成されていることを特徴として
いる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る放熱板の取付
構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施形態の放熱板の取付構造を示し
(a)はその取付前の状態を示す斜視図、(b)はその
取付後の状態を示す斜視図である。
【0011】本実施形態の放熱板の取付構造は、図1
(a)に示すように、プリント基板1に放熱板2から下
向きに垂下状態に折曲された脚部3と同じ幅の取付孔4
が穿設されており、この放熱板2の脚部3は、その左側
部にプリント基板1の取付孔4に対して脚部3を位置決
めするために垂下した小突脚片5が形成されているとと
もに、その右側部に右側端面が取付孔4に対して垂直向
きであり、左側端部6が下向きに末広がり状に形成さ
れ、図1(b)に示すように、取付孔4に挿入された後
は強制的に反転されて取付孔4に抜け止め係止めし且つ
取付孔4に対して脚部3を位置決め固定する係止脚片7
が形成されている。
【0012】更に、放熱板2の脚部3の係止脚部7にお
ける挿入反転後にプリント基板1の取付孔4の孔縁に当
接する部分が斜め下向きに広がるテーパ面8に形成され
ている。また、プリント基板1の上面における放熱板2
が取り付けられる箇所には、図1(a)に示すように、
この放熱板2によって放熱される発熱性の電気部品9が
配置されている。そして、図1(a)に示す状態から、
放熱板2の脚部3をプリント基板1の取付孔4に挿入し
てから、図1(b)に示すように、脚部3の係止脚片7
を強制的に反転させて、脚部3の小突脚片5と係止脚片
7で放熱板2を位置決めするとともに、反転された係止
脚部7で抜け止め固定する。
【0013】本実施形態の放熱板2の取付構造によれ
ば、プリント基板1に設けた取付孔4に挿入する放熱板
2の脚部3の幅寸法bを従来の放熱板の脚部の幅寸法a
より小さくすることができて、取付孔4を小さくするこ
とができる。これによりプリント基板1における電気部
品9の配置やパターン設計を容易にすることができて且
つ取付作業が簡単で作業性を良くすることができ、しか
も形状も簡単化できる。また、係止脚部7を反転させる
ときに、テーパ面8と脚部3の中央凹部10の上縁面と
の間でプリント基板1を挟持することができて、プリン
ト基板1に対する放熱板2の取付固定を強固にすること
ができる。尚、上記した実施形態に限らず、放熱板2の
脚部3の右側部に小突脚片5を設け、左側部に係止脚片
7を設けてもよいことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、プリント基板に設けた取付孔に放熱板の脚部を
挿入して、この放熱板をプリント基板に取り付けて位置
決め固定するようにした放熱板の取付構造において、放
熱板の脚部の一側部にプリント基板の取付孔に対して脚
部を位置決めするために垂下した小突脚片を形成すると
ともに、脚部の他側部に他側端面が取付孔に対して垂直
向きであり、一側端部が下向きに末広がり状に形成さ
れ、取付孔に挿入された後は強制的に反転されて取付孔
に抜け止め係止し且つ取付孔に対して脚部を位置決め固
定する係止脚片を形成してなるものであるから、以下に
述べる効果を奏する。
【0015】即ち、プリント基板に設けた取付孔に挿入
する放熱板の脚部の幅寸法を従来の放熱板の脚部の幅寸
法より小さくすることができて、取付孔を小さくするこ
とができる。これによりプリント基板における電気部品
の配置やパターン設計を容易にすることができて且つ取
付作業が簡単で作業性を良くすることができ、しかも形
状も簡単化できる。
【0016】請求項2に記載の発明は、放熱板の脚部の
係止脚部における挿入反転後に取付孔の孔縁に当接する
部分が斜め下向きに広がるテーパ面に形成されているの
で、テーパ面と脚部の中央凹部の上縁面との間でプリン
ト基板を挟持することができて、プリント基板に対する
放熱板の取付固定を強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の放熱板の取付構造を示し
(a)はその取付前の状態を示す斜視図、(b)はその
取付後の状態を示す斜視図である。
【図2】従来の放熱板の取付構造の一例を示す斜視図で
ある。
【図3】従来のヒートシンクの取り付け状態を示し、
(a)はその全体の斜視図、(b)はその固定脚のフッ
ク部を示す拡大斜視図である。
【図4】従来の回路基板への放熱板取付構造を示す部分
分解状態の斜視図である。
【図5】(a)は同取付構造の取り付け途中状態の部分
平面図、(b)は(a)のY−Y線に沿う断面図であ
る。
【図6】(a)は同取付構造の取付後の状態を示す部分
平面図、(b)は(a)のZ−Z線に沿う断面図であ
る。
【図7】従来の放熱板の取付構造を示し、(a)(b)
はその放熱板を基板に装着する手順を示す正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 プリント基板 2 放熱板 3 脚部 4 取付孔 5 小突脚片 6 左側端部 7 係止脚片 8 テーパ面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に設けた取付孔に放熱板の
    脚部を挿入して、この放熱板を前記プリント基板に取り
    付けて位置決め固定するようにした放熱板の取付構造に
    おいて、前記放熱板の脚部の一側部に前記プリント基板
    の取付孔に対して前記脚部を位置決めするために垂下し
    た小突脚片を形成するとともに、前記脚部の他側部に他
    側端面が前記取付孔に対して垂直向きであり、一側端部
    が下向きに末広がり状に形成され、前記取付孔に挿入さ
    れた後は強制的に反転されて前記取付孔に抜け止め係止
    し且つ前記取付孔に対して前記脚部を位置決め固定する
    係止脚片を形成してなることを特徴とする放熱板の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記放熱板の脚部の係止脚部における挿
    入反転後に前記取付孔の孔縁に当接する部分が斜め下向
    きに広がるテーパ面に形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の放熱板の取付構造。
JP2001077766A 2001-03-19 2001-03-19 放熱板の取付構造 Pending JP2002280775A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8351211B2 (en) 2007-08-07 2013-01-08 Panasonic Corporation Attachment structure of an attached-plate of a substrate
WO2021017556A1 (zh) * 2019-07-26 2021-02-04 广东美的制冷设备有限公司 电路板、变频空调控制板及空调器

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