JP3911828B2 - パワーモジュールのヒートシンク取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパワーモジュールに係り、詳しくはそのヒートシンク取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来のパワーモジュールのヒートシンク取付構造を示す一例の要部側面図、図6は、図5に対応する従来のパワーモジュールの斜視図である。IPM(IntelligentPower Module)と呼ばれるパワーモジュール1は発熱量が大きいため、従来のヒートシンク3の取付構造は、該パワーモジュールの上面に設けた保持部1yを基板4に当接させ、且つ、該パワーモジュール1の出力端子と制御端子を同基板4に実装するとともに、前記基板4の挿通孔4aおよび前記パワーモジュールの挿通孔1aを通して前記パワーモジュール1の下面に、複数のフィン3aを備えたヒートシンク3をネジ5により取付けてなる構造を用いている。
【0003】
ところが、前記パワーモジュール1の挿通孔1aは、前記ネジ5の頭と前記基板4の突起物との接触防止、あるいは外観上の理由などのため、その表面から一段下がった凹部1zに設けてある。
【0004】
このため、前記基板4には、ネジ止めするための挿通孔4aまたは切欠きが必要となり、この挿通孔4aにネジ5を挿通してネジ止めする場合に、前記基板4と前記パワーモジュール1の挿通孔1a部分との隙間が大きいためネジ止め難しく、ネジ5が脱落してしまうおそれがあるという問題を生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、ネジ止めを容易にしたパワーモジュールのヒートシンク取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、基板の下面にパワーモジュールを実装し、前記基板の挿通孔及び前記パワーモジュールの挿通孔にネジを挿通し、同ネジにより前記パワーモジュールの下面にヒートシンクを螺着してなるパワーモジュールのヒートシンク取付構造において、前記パワーモジュールの上面に、前記ネジを挿通させるためのパワーモジュールの挿通孔を有するとともに前記基板の挿通孔に挿通可能な台座を設けてなるようにする。
【0007】
また、前記台座を前記パワーモジュールと一体に形成してなるようにする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のパワーモジュールのヒートシンク取付構造を示す第一の実施例の要部断面図、図2は、図1に対応する本発明のパワーモジュールの斜視図である。図4は、本発明のパワーモジュールを示し、(a)は第二の実施例、(b)は第三の実施例、(c)は第四の実施例、(d)は第五の実施例の各々要部断面図である。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とする。
【0012】
先ず、基板4の下面にパワーモジュール1を実装する。そして、同パワーモジュール1の下面に、パワーモジュール1の挿通孔1aを通してネジ5によりヒートシンク3を螺着している。
【0013】
ここで、前記パワーモジュール1の上面に前記ネジ5を挿通させるためのパワーモジュール1の挿通孔1aを有するとともに前記基板4の挿通孔4aに挿通可能な台座2を設ける、または前記台座2を前記パワーモジュールと一体に形成している。そして、前記台座2の上面に、前記ネジ5の頭に対応する凹部2aを形成している。
【0014】
図3は、本発明のパワーモジュールのヒートシンク取付構造を示す第二の実施例の要部断面図、図4(a)は、本発明のパワーモジュールを示す第二の実施例の要部断面図である。この実施例の場合、前記台座2と隣接する前記パワーモジュール1の上面に、前記基板4の挿通孔4aに係止する係止爪2bを設けている。
【0015】
図4(b)は、本発明のパワーモジュールを示す第三の実施例の要部断面図である。この実施例では、前記台座2の上部に、前記基板4の挿通孔4aに係止する係止爪2bを設けている。
【0016】
図4(c)は、本発明のパワーモジュールを示す第四の実施例の要部断面図である。この実施例では、前記台座2の側面に、前記台座2を前記基板4の挿通孔4aに挿通させた後、前記基板4の挿通孔4aに係止する複数の係止爪2dを設けている。
【0017】
図4(d)は、本発明のパワーモジュールを示す第五の実施例の要部断面図である。この実施例では、前記台座2の上部側面に、前記基板4を下方から保持する保持部2eを設ける。
【0018】
さらに、前記台座2、または前記係止爪2c、または保持部2eを、前記パワーモジュール1と一体に形成する。
【0019】
次いで、本発明によるパワーモジュールのヒートシンク取付構造の作用について説明する。前記台座2を、前記基板4の取付面と同一か、あるいはそれよりも高くしているので、前記基板4と前記パワーモジュール1の挿通孔1a部分との隙間が少なくなり、ネジ5は前記パワーモジュール1の挿通孔1aに直接挿通することができる。このため、ネジ5のネジ止め作業が容易となる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、基板の下面にパワーモジュールを実装し、前記基板の挿通孔及び前記パワーモジュールの挿通孔にネジを挿通し、同ネジにより前記パワーモジュールの下面にヒートシンクを螺着してなるパワーモジュールのヒートシンク取付構造において、前記パワーモジュールの上面に、前記ネジを挿通させるためのパワーモジュールの挿通孔を有するとともに前記基板の挿通孔に挿通可能な台座を前記パワーモジュールと一体に形成したので、ネジ止めを容易にしたパワーモジュールのヒートシンク取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパワーモジュールのヒートシンク取付構造を示す第一の実施例の要部断面図である。
【図2】図1に対応する本発明のパワーモジュールの斜視図である。
【図3】本発明のパワーモジュールのヒートシンク取付構造を示す第二の実施例の要部断面図である。
【図4】本発明のパワーモジュールを示し、(a)は第二の実施例、(b)は第三の実施例、(c)は第四の実施例、(d)は第五の実施例の各々要部断面図である。
【図5】従来のパワーモジュールのヒートシンク取付構造を示す一例の要部側面図である。
【図6】図5に対応する従来のパワーモジュールの斜視図である。
【符号の説明】
1 パワーモジュール
1a 挿通孔(パワーモジュールの挿通孔)
2 台座
2a 挿通孔
2b 係止爪
2c 係止爪
2d 係止爪
2e 保持部
3 ヒートシンク
3a フィン
4 基板
4a 挿通孔(基板の挿通孔)
5 ネジ
Claims (2)
- 基板の下面にパワーモジュールを実装し、前記基板の挿通孔及び前記パワーモジュールの挿通孔にネジを挿通し、同ネジにより前記パワーモジュールの下面にヒートシンクを螺着してなるパワーモジュールのヒートシンク取付構造において、
前記パワーモジュールの上面に、前記ネジを挿通させるためのパワーモジュールの挿通孔を有するとともに前記基板の挿通孔に挿通可能な台座を設けてなることを特徴とするパワーモジュールのヒートシンク取付構造。 - 前記台座を前記パワーモジュールと一体に形成することを特徴とする請求項1記載のパワーモジュールのヒートシンク取付構造。
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JP06981698A JP3911828B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | パワーモジュールのヒートシンク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06981698A JP3911828B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | パワーモジュールのヒートシンク取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11274771A JPH11274771A (ja) | 1999-10-08 |
JP3911828B2 true JP3911828B2 (ja) | 2007-05-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP06981698A Expired - Fee Related JP3911828B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | パワーモジュールのヒートシンク取付構造 |
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1998
- 1998-03-19 JP JP06981698A patent/JP3911828B2/ja not_active Expired - Fee Related
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