JP2002093978A - 半導体リード構造及び半導体を放熱板に密着固定する方法 - Google Patents

半導体リード構造及び半導体を放熱板に密着固定する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体リード構造及び半導体を放熱板に密着固
定する方法を提供する。 【解決手段】プリント配線基板と半導体チップを電気的
に接続するための複数のリード1A、1B、1Cを備え
た半導体10において、前記複数のリード1A、1B、
1Cの中間部分15a、15b、15cを側方に突出す
るように円弧状に屈曲させた。この構成によって、半導
体や放熱板に振動又は外力が加わってもそれらを吸収で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体リード構造
及び半導体を放熱板に密着固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体をプリント基板などに固定するに
は半田付けによる方法が一般的である。特に、放熱板を
取り付ける必要がある場合、放熱板と半導体をプリント
基板にどのように取り付けるかが課題であり、例えば、
実開昭63−197347号公報などに開示されている
方法がある。
【0003】図6および図7は従来の半導体リード構造
である。この実施例に係る半導体50は図6に示すよう
に、そのエミッタ、コレクタ、およびベースに接続さた
3本のリード52、53、54を備えている。そして両
側のリード52、54は真直ぐ下方に延びているのに対
して、中央のリード53はその中間部分が背面側へ突出
するようにU字状に屈曲された屈曲部55を備えてい
る。またこの半導体50の上端側の偏平部分にはビス挿
通孔51が形成されている。
【0004】半導体50は図7に示すように、回路基板
61上に実装されるようになっている。そしてこの半導
体50の3本のリード52〜54はそれぞれ対応するリ
ード挿通孔63に挿通されるとともに、下面側から半田
65によって配線パターン64に接続されるようになっ
ている。またビス62が半導体50のビス挿通孔51を
挿通し、ヒートシンク60の雌ねじ孔に螺合されるよう
になっており、これによってヒートシンク60にビス6
2を介して半導体50の本体部分が固定されるようにな
っている。このような半導体50によれば、中央リード
53のU字状屈曲部55の下側部分によって半導体50
を回路基板61上に垂直に実装することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記半導体リード構造
においては、中央リードにU字状屈曲部55を設け、放
熱板に半導体を取り付ける際にプリント基板61に半田
付けされたリード52、53、54に余計な応力が加わ
ることを防止している。しかし、リードに設けたU字状
屈曲部は、中央リードのみなので両端のリード52、5
4は応力の吸収ができない。従って、放熱板に半導体を
取り付ける際にはリード53のみを半田付けしてリード
53のU字状屈曲部55の下側部分によって半導体50
を回路基板61上にマウントすることで応力を逃れる必
要があった。
【0006】このために、中央リードのU字状屈曲部の
屈曲方向に対してはプリント基板61に対して垂直方向
に半田付けができるが、これと直交する方向、即ち、両
端のリードが並ぶ方向に対してはプリント基板61に垂
直方向に半田付けができないという問題点があった。
【0007】従って、半導体50の半田付け時に傾いて
半田付けされることがあり、半導体に添って放熱板を取
り付けた時に、放熱板が傾き、プリント基板61に接触
してしまうなどの問題もあった。
【0008】更に、半導体が放熱板に密着固定され、半
導体がプリント基板に半田付けされている場合、放熱板
に振動或いは外力が加わり、放熱板が倒れ、或いは引っ
張られたりした場合、U字状屈曲部が形成されていない
リードは、直接外力が加わり、プリント配線基板のパタ
ーンや、スルーホールの破損が生じる。
【0009】本発明は係る問題を解決して放熱板を有す
る半導体をプリント基板に実装するのに最適な半導体リ
ード構造及び半導体を放熱板に密着固定する方法を提供
することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために請求項1記載の半導体リード構造は、プリン
ト配線基板と半導体チップを電気的に接続するための複
数のリード端子を備えた半導体において、前記複数のリ
ードの中間部分を側方に突出するように円弧状に屈曲し
たことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の半導体リード構造は、請求
項1記載の半導体リード構造において、複数のリードの
中間部分は、中間部分を同一方向の側方に突出するよう
に円弧状に屈曲したことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の半導体リード構造は、請求
項1記載の半導体リード構造において、円弧状に屈曲し
た複数のリードの円弧は、半円であることを特徴とす
る。
【0013】請求項4記載の半導体リード構造は、請求
項1記載の半導体リード構造において、複数のリードの
円弧状に屈曲された部分の下側の部分は、前記円弧状に
屈曲された部分の上側部分のリードが延びる方向と同一
直線上(同一方向)であることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の半導体密着固定方法は、請
求項1記載の半導体リード構造を有する半導体の前記リ
ード端子を、円弧状に屈曲した複数のリードの円弧が前
記プリント配線基板の実装面に達するまでプリント配線
基板のリード挿通孔に挿通させ、実装面とは反対側のパ
ターン面に形成されている配線パターンに前記リードを
半田付けすると共に、前記半導体の放熱板取り付け孔よ
り大きい孔を有する放熱板に前記半導体を密着固定する
ことを特徴とする。
【0015】請求項6記載の半導体密着固定方法は、請
求項5記載の半導体密着固定方法において、放熱板は、
プリント配線基板の接地回路に接続されていることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面により説明す
る。図1(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例を
示す図である。図1(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は他の実施例を示す側面図である。図1(a)に
おいて、半導体10は、放熱フィン11とプリント配線
基板と半導体チップを電気的に接続するための複数のリ
ード1A、1B、1Cを有している。放熱フィン11
は、半導体10を図示していない放熱板に取り付けるた
めの取り付け孔12が貫通していて図1(b)のよう
に、放熱フィン11の裏面16を図示していない放熱板
に取り付けるようになっている。
【0017】前記複数のリード1A、1B、1Cは、複
数のリードの中間部分を側方に同一方向に突出するよう
に円弧状に屈曲させるとともに、円弧状に屈曲された部
分の下側の部分を前記リードの延びる方向(同一直線
上)にしてある。即ち、リード1Aは、リードストッパ
ー部13aの下部からリードを放熱板取り付け面16と
反対側に凸になるように円弧状に屈曲させた部分15a
を有している。円弧状に屈曲させた部分15aの下部1
4aは前記リードの延びる方向、即ち、リードストッパ
ー部13aと同じ方向になっている。
【0018】円弧の形状は応力の集中が少なく、リード
加工の容易な半円としてある。そして半円の大きさはリ
ードの硬さ、太さ、長さ、などによって最適なものを決
定する。
【0019】リード1B、1Cも同様な形状であり、円
弧状に屈曲させた部分は放熱板取り付け面16と反対側
に凸になるように円弧状に屈曲させてあり、円弧の形
状、大きさ、円弧の位置など同一である。
【0020】図1(c)は他の実施例を示す側面図で、
円弧状に屈曲させた部分は放熱板取り付け面16と同じ
側に凸になるように円弧状に屈曲させてある。
【0021】図1(b)と(c)のように屈曲部の凸の
方向を異ならしめることで、後述するように、半導体を
放熱板に取り付ける際、種々の状況に対応することがで
きる。
【0022】図2(a)、(b)は、リードが2本の場
合の実施例である。図2(a)は正面図、(b)は側面
図である。図1と同様にリードの中間部分を側方に同一
方向に突出するように円弧状に屈曲させるとともに、円
弧状に屈曲された部分の下側の部分を前記リードの延び
る方向にしてある。
【0023】係る実施例でも図1(c)と同様に円弧状
に屈曲させた部分を反対方向に凸の形状を有するように
しても良い。
【0024】図3(a)、(b)は、前記の半導体を放
熱板に取り付けた一実施例で放熱板30がプリント配線
基板36に接触していない場合の(a)は正面図、
(b)は側面図である。半導体10の前記リード1A、
1B、1Cをプリント配線基板36の図示していないリ
ード挿通孔に各々、挿入する。円弧状に屈曲したリード
1A、1B、1Cの円弧部分15a、15b、15cの
下部を、各々プリント配線基板36の実装面36Aに達
するまでプリント配線基板36の図示していないリード
挿通孔に挿通させ、実装面とは反対側のパターン面36
Bに形成されている図示していない配線パターンに前記
リードを半田41a、41b、41cで固定する。
【0025】リード1A、1B、1Cの円弧部分15
a、15b、15cの下部が各々プリント配線基板36
の実装面36Aに達するまで図示していないリード挿通
孔に挿通させることで半導体のリードが並ぶ方向は水平
に保たれて半田付けされる。半導体10は、放熱フィン
11の孔12にネジ32を挿入し、放熱板31をボルト
34で密着固定する。
【0026】図4(a)、(b)は、放熱板30がプリ
ント配線基板36に密着固定されている場合の側面図で
ある。図4(a)の場合も前記と同様にして半導体10
の前記リード1A、1B、1Cをプリント配線基板36
の図示していないリード挿通孔に各々、挿入する。円弧
状に屈曲したリード1A、1B、1Cの円弧部分15
a、15b、15cの下部が各々プリント配線基板36
の実装面36Aに達するまでプリント配線基板36の図
示していないリード挿通孔に挿通させる。そして各リー
ドをプリント配線基板36に半田付けする。
【0027】放熱板30は、半導体10を密着固定する
部分30aと、放熱板をプリント配線基板36に密着固
定する部分30bからなっている。プリント配線基板3
6に設けた孔43にネジ42を貫通し、ナット44によ
って放熱板30bをプリント配線基板36に密着固定す
る。放熱板30に半導体10を密着固定する孔35は、
半導体10と放熱板30のずれを吸収するために半導体
10の放熱板取り付け孔12より大きい孔35を有す
る。
【0028】放熱板30をプリント配線基板36に垂直
に立設する場合、半導体10を密着固定する部分30a
と、放熱板をプリント配線基板36に密着固定する部分
30bとは直角にしてある。しかし、放熱板の角度の狂
い、ネジの締めつけ具合、又は、プリント配線基板36
の実装の都合等で放熱板30をプリント配線基板36に
垂直に立設することができない場合がある。
【0029】また、半導体10は、リード1A、1B、
1Cの円弧部分15a、15b、15cの下部が各々プ
リント配線基板36の実装面36Aに達するまでプリン
ト配線基板36の図示していないリード挿通孔に挿通さ
せることで半導体のリードが並ぶ方向は水平に保たれて
半田付けされるが、半導体のリードが並ぶ方向と直交す
る方向に前後に傾斜する場合がある。
【0030】例えば、放熱板30の半導体10を密着固
定する部分30aと、放熱板をプリント配線基板36に
密着固定する部分30bとの角度が90度以下の場合、
図4(a)のようになる。係る場合は、リード1A、1
B、1Cの円弧上の屈曲部分15a、15b、15cが
放熱板30の傾斜に添って放熱板30側に屈曲する。
【0031】前記したように、半導体10の放熱フィン
11を放熱板30に密着固定する孔35は、半導体10
の放熱板取り付け孔12より大きいので、前記放熱板3
0の傾斜によって生じる半導体10と放熱板30のずれ
を吸収して放熱板30に半導体10が密着固定される。
プリント配線基板36に固定された放熱板30は、必要
に応じて図示していないプリント配線基板36の接地回
路に接続し、放熱板から不要な電磁波が放出しないよう
にする。
【0032】又、プリント配線基板36の実装の都合等
で、放熱板30の半導体10を密着固定する部分30a
と、放熱板30をプリント配線基板36に密着固定する
部分30bとの角度が90度以上の場合の一例を図4
(b)に示す。係る場合には半導体10は、図1(c)
のような円弧状に屈曲させた屈曲部分15a、15b、
15cが放熱板取り付け面16と同じ側に凸になるよう
に円弧状に屈曲した半導体を用いる。
【0033】屈曲部分15a、15b、15cが放熱板
取り付け面16と同じ側に凸になるように円弧状に屈曲
した半導体10を用いることで、リード1A、1B、1
Cの円弧上の屈曲部分15a、15b、15cが放熱板
30の傾斜に添って放熱板30と反対側に屈曲する。そ
して、半導体10の放熱フィン11を放熱板30に密着
固定する孔35は、半導体10の放熱板取り付け孔12
より大きいので前記放熱板の傾斜による半導体10と、
放熱板30のずれを吸収する。
【0034】図4(a)と同様にして、プリント配線基
板36に固定された放熱板30は、図示していないプリ
ント配線基板36の接地回路に接続し、放熱板から不要
な電磁波が放出しないようにする。
【0035】図5(a)、(b)は、更に他の実施例を
示した図である。図5(a)は、プリント配線基板36
上に放熱板30を密着固定した場合の実施例である。半
導体10の前記リード1A、1B、1Cのストッパー部
13を予め放熱板取り付け面16側に90度屈曲させ
る。
【0036】その後、半導体10の前記リード1A、1
B、1Cをプリント配線基板36の図示していないリー
ド挿通孔に各々、挿入する。円弧状に屈曲したリード1
A、1B、1Cの円弧が各々プリント配線基板36の実
装面36Aに達するまでプリント配線基板36の図示し
ていないリード挿通孔に挿通させる。そして各リードを
プリント配線基板36に半田付けする。
【0037】係る場合、リード1A、1B、1Cの円弧
上の屈曲部分15は放熱板30に添ってプリント配線基
板36側に90度屈曲しており、半導体10は、ネジ4
2とボルト44でプリント配線基板36に固定される。
放熱板30に密着固定された半導体10は、リードの屈
曲部分がバネの作用をして、放熱板30に押しつけら
れ、放熱効果を増加する。プリント配線基板36に固定
された放熱板30は、必要に応じて図示していないプリ
ント配線基板36の接地回路に接続し、放熱板から不要
な電磁波が放出しないようにする。
【0038】図5(b)は、プリント配線基板36と放
熱板30が密着固定していない場合の実施例である。半
導体10の前記リード1A、1B、1Cのストッパー部
13を予め放熱板取り付け面16側に90度屈曲させ
る。その後、半導体10の前記リード1A、1B、1C
をプリント配線基板36の図示していないリード挿通孔
に、各々、挿入する。円弧状に屈曲したリード1A、1
B、1Cの円弧が各々プリント配線基板36の実装面3
6Aに達するまでプリント配線基板36の図示していな
いリード挿通孔に挿通させた後に各リードをプリント配
線基板36に半田41で固定してから放熱板30をネジ
42とボルト44で半導体10に密着固定する。
【0039】図5(a)、(b)何れの場合にも半導体
10の前記リード1A、1B、1Cのストッパー部13
を予め放熱板取り付け面16側に90度屈曲させたが、
90度に限らないことはいうまでもない。また、ストッ
パー部13の折り曲げ点は半導体10の厚さに対応して
適宜変化させる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の半導体リード構造によれ
ば、複数のリードの中間部分を側方に突出するように円
弧状に屈曲したことによって、半導体、又は、放熱板に
振動或いは外力が加わり、放熱板が倒れ、或いは引っ張
られたりした場合、屈曲部のバネの作用によって外力を
吸収でき、プリント配線基板のパターンや、スルホール
の破損を防止することができる。
【0041】請求項2記載の半導体リード構造によれ
ば、複数のリードの中間部分は、中間部分を同一方向の
側方に突出するように円弧状に屈曲したによって、放熱
板の傾きによる外力が加わっても各リードに均等に力が
加わり、外力を分散吸収するので、半導体、及びプリン
ト基板に不均一な応力が発生することを防止する。
【0042】請求項3記載の半導体リード構造によれ
ば、円弧状に屈曲した複数のリードの円弧は、半円にし
たことによって、応力を均一に分散できる。
【0043】請求項4記載の半導体リード構造によれ
ば、複数のリードの円弧状に屈曲された部分の下側の部
分は、前記円弧状に屈曲された部分の上側部分のリード
が延びる方向と同一方向にしたことで、半導体をプリン
ト配線基板に垂直に立設することができる。
【0044】請求項5記載の半導体密着固定方法によれ
ば、複数のリードの円弧が前記プリント配線基板の実装
面に達するまでプリント配線基板のリード挿通孔に挿通
させることでリードが並ぶ方向に対して半導体をプリン
ト基板に垂直に立設できる。また、半導体の放熱板取り
付け孔より大きい孔を有する放熱板に前記半導体を密着
固定することで、前記放熱板の傾斜による半導体10
と、放熱板30のずれを吸収することができる。
【0045】請求項6記載の半導体密着固定方法によれ
ば、放熱板は、プリント配線基板の設置回路に接続され
ていることで放熱板から不要な電磁波が放出しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図で、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は他の実施例を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の実施例でリードが2本の場合の図であ
る。
【図3】本発明の実施例で半導体を放熱板に取り付けた
場合の図である。
【図4】本発明の実施例で放熱板がプリント配線基板に
密着固定されている場合の側面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
【図6】従来の半導体リード構造である。
【図7】従来の半導体リード構造である。
【符号の説明】
1A、1B、1C リード 10 半導体 11 放熱フィン 13 ストッパー部 14 リード下部 15 屈曲部 16 放熱フィン裏面 30 放熱板 36 プリント配線基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線基板と半導体チップを電気的
    に接続するための複数のリード端子を備えた半導体にお
    いて、前記複数のリードの中間部分を側方に突出するよ
    うに円弧状に屈曲したことを特徴とする半導体リード構
    造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体リード構造におい
    て、複数のリードの中間部分は、中間部分を同一方向の
    側方に突出するように円弧状に屈曲したことを特徴とす
    る半導体リード構造。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体リード構造におい
    て、円弧状に屈曲した複数のリードの円弧は、半円であ
    ることを特徴とする半導体リード構造。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体リード構造におい
    て、複数のリードの円弧状に屈曲された部分の下側の部
    分は、前記円弧状に屈曲された部分の上側部分のリード
    が延びる方向と同一直線上にあることを特徴とする半導
    体リード構造。
  5. 【請求項5】請求項1記載の半導体リード構造を有する
    半導体の前記リード端子を、円弧状に屈曲した複数のリ
    ードの円弧が前記プリント配線基板の実装面に達するま
    でプリント配線基板のリード挿通孔に挿通させ、実装面
    とは反対側のパターン面に形成されている配線パターン
    に前記リードを半田付けすると共に、前記半導体の放熱
    板取り付け孔より大きい孔を有する放熱板に前記半導体
    を密着固定することを特徴とする半導体密着固定方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の半導体密着固定方法におい
    て、放熱板は、プリント配線基板の接地回路に接続され
    ていることを特徴とする半導体密着固定方法。
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