JP4973272B2 - カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、および、この画像形成装置に装着されるカートリッジに関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置において、回転することで現像剤を軸方向に搬送する搬送部材を備えたカートリッジが知られている。
たとえば、このようなカートリッジとして、特許文献1に記載の現像装置では、現像ローラが設けられた現像室の両側にトナー供給口およびトナー吸入口が形成されている。また、トナー供給口およびトナー吸入口の近傍位置には、螺旋状の歯が形成されたオーガ部材が設けられており、このオーガ部材は、回転する螺旋状の歯によって、トナー供給口から現像室内に供給されたトナーを、現像ローラ側に供給しながら、トナー吸入口まで搬送する。
特開平9−319202号公報
特許文献1の現像装置で用いられるオーガ部材において、トナーの搬送能力の向上を図る場合には、螺旋状の歯の間隔を狭めるのが一般的である。しかし、この場合、歯と歯との間にトナーが詰まりやすくなり、トナーの搬送能力が却って低下するおそれがある。
本発明の目的は、搬送部材における現像剤の搬送能力の低下を抑制することができるカートリッジ、および、このカートリッジが装着される画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、カートリッジであって、間隔を隔てて互いに対向する1対の支持部を有し、現像剤を収容する筐体と、前記筐体内に設けられ、少なくとも一部が偏心回転する搬送部材と、を備え、前記搬送部材は、1対の前記支持部の対向方向に沿って配置される本体部と、前記本体部の前記対向方向における両端に設けられ、各前記支持部に回転自在に支持される被支持部と、前記本体部に設けられ、現像剤を前記対向方向に搬送するための螺旋状の翼部とを有し、前記対向方向における前記本体部の自然長が、1対の前記支持部の対向間隔よりも長く設定され、前記被支持部の各々が、対応する前記支持部に支持された状態において、前記本体部に撓み部分が形成されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記対向方向における投影面において、各前記被支持部の回転中心は、互いに一致し、かつ、前記本体部の重心から外れた位置にあることを特徴としている
また、請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記搬送部材は、前記対向方向において、2つ以上の分割部分に分割されており、隣合う前記分割部分は、弾性部材によって連結されていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一項に記載の発明において、前記搬送部材は、一方の前記被支持部と他方の前記被支持部との間において前記対向方向と交差する方向に屈曲する屈曲部を備えていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記屈曲部は、前記対向方向と交差する方向へ突出するように、V字状に屈曲していることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記屈曲部は、前記対向方向と交差する方向へ突出するように、U字状に屈曲していることを特徴としている。
た、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一項に記載の発明において、前記搬送部材の回転方向から、前記翼部に間欠的に当接する当接部材を備えていることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一項に記載の発明において、前記筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体を備え、前記搬送部材は、現像剤を前記現像剤担持体に供給することを特徴としている。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記筐体は、前記搬送部材を収容する第1収容室が形成され、前記現像剤担持体を支持する第1筐体と、現像剤を収容する第2収容室が形成され、前記第1筐体に対して着脱可能な第2筐体とを含み、前記第2収容室の現像剤が前記第1収容室に供給され、前記第1収容室は、前記第2収容室よりも狭いことを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないしのいずれか一項に記載のカートリッジと、前記カートリッジが装着される画像形成装置本体とを備えていることを特徴としている。
請求項1および10に記載の発明によれば、搬送部材は、筐体における1対の支持部の対向方向に沿って配置される本体部と、この対向方向における本体部の両端に設けられ、各支持部に回転自在に支持される被支持部と、本体部に設けられ、現像剤を対向方向に搬送するための螺旋状の翼部とを備えている。これにより、搬送部材は、各被支持部の回転中心を結ぶ回転軸を中心として回転し、現像剤を、隣り合う翼部の間に取り込んで対向方向に搬送する。
ここで、搬送部材において、少なくとも一部が偏心回転するので、回転中の搬送部材には振動が生じる。そのため、搬送部材は、現像剤をほぐしながら搬送することができるので、隣り合う翼部の間に現像剤が詰まることを防止できる。
この結果、搬送部材における現像剤の搬送能力の低下を抑制することができる。
また、対向方向における本体部の自然長は、1対の支持部の対向間隔よりも長く設定されているので、搬送部材を支持部に取り付けると、本体部には撓み部分が形成される。そのため、搬送部材が回転すると、撓み部分が偏心回転する。
この結果、撓み部分を確実に偏心回転させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、対向方向における投影面において、各被支持部の回転中心は、互いに一致し、かつ、本体部の重心から外れた位置にある。つまり、本体部の重心が搬送部材の回転軸から外れた位置にあるので、搬送部材が回転すると、本体部が偏心回転する。
この結果、本体部を確実に偏心回転させることができる
求項に記載の発明によれば、搬送部材は、対向方向において、2つ以上の分割部分に分割されており、隣合う分割部分は、弾性部材によって連結されている。これにより、隣合う分割部分において弾性部材によって連結された部分(連結部分)は、位置が不安定となるので、搬送部材が回転すると、偏心回転する。
この結果、連結部分を確実に偏心回転させることができる。
請求項に記載の発明によれば、搬送部材は、一方の被支持部と他方の被支持部との間において対向方向と交差する方向に屈曲する屈曲部を備えている。そのため、搬送部材が回転すると、屈曲部が偏心回転する。
この結果、屈曲部を確実に偏心回転させることができる。
請求項に記載の発明によれば、対向方向と交差する方向へ突出するように、V字状に屈曲させることで、屈曲部を簡易に構成することができる。
請求項に記載の発明によれば、対向方向と交差する方向へ突出するように、U字状に屈曲させることで、屈曲部を簡易に構成することができる
求項に記載の発明によれば、カートリッジは、搬送部材の回転方向から翼部に間欠的に当接する当接部材を備えている。これにより、搬送部材は、その回転中において、翼部が当接部材に周期的に当接されることで、偏心回転する。
この結果、搬送部材を確実に偏心回転させることができる。さらには、搬送部材と当接部材との当接により、大きな振動を発生させることができる。
請求項に記載の発明によれば、少なくとも一部が偏心回転する搬送部材は、現像剤の搬送能力の低下が抑制されるので、現像剤を現像剤担持体に確実に供給することができる。
請求項に記載の発明によれば、筐体は、搬送部材を収容する第1収容室が形成され、現像剤担持体を支持する第1筐体と、現像剤を収容する第2収容室が形成され、第1筐体に対して着脱可能な第2筐体とを含んでおり、第2収容室の現像剤が第1収容室に供給される。そのため、第2収容室から供給された現像剤は、第1収容室において搬送部材によって搬送されて、現像剤担持体に供給される。また、第2収容室の現像剤がなくなると、第2筐体を交換することで、第1収容室に現像剤を引き続き供給することができる。
そして、第1収容室は、第2収容室よりも狭い。そのため、第1収容室に収容される搬送部材は、第2収容室に収容される場合に比べて小さくなるので、隣り合う翼部の間隔が狭くなり、隣り合う翼部の間では現像剤が詰まりやすくなるが、少なくとも一部が偏心回転する搬送部材を用いることで、隣り合う翼部の間に現像剤が詰まることを防止することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。図2は、図1に示すレーザプリンタのプロセスカートリッジの側断面図である。図3は、プロセスカートリッジの要部平断面図である。図4は、プロセスカートリッジにおけるオーガの要部斜視図である。
このレーザプリンタ1は、図1に示すように、画像形成装置本体の一例としての本体ケーシング2内に用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙する排紙部6と、を備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、ボックス形状に形成されており、その一方側の側壁には、開放口が形成され、その開放口を開閉するフロントカバー7が設けられている。フロントカバー7を開くことにより、カートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ17(後述する)を、本体ケーシング2に着脱させることができる。
なお、以下の説明では、フロントカバー7が設けられる側を前側(正面側)とし、その反対側を後側(背面側)とする。また、図1における紙厚方向手前側を左側とし、図1における紙厚方向奥側を右側とする。また、左右方向と幅方向とは同義である。
(2)給紙部
給紙部4は、給紙トレイ9と、給紙ローラ10と、給紙パッド11と、紙粉取りローラ12および13と、レジストローラ14と、用紙押圧板15とを備えている。用紙押圧板15の最上位にある用紙3は、給紙ローラ10と給紙パッド11とで1枚毎に送り出されて各種ローラ12〜14を通った後、画像形成部5の転写位置(後述する)に搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17および定着部18を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー19、複数のレンズ20および複数の反射鏡21を備えている。画像データに基づいてレーザ発光部から発光されるレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19で反射され、複数のレンズ20および複数の反射鏡21を通過または反射して、プロセスカートリッジ17のおける、感光体の一例としての感光ドラム25(後述する)の表面へ走査される。
(3−2)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2内においてスキャナユニット16の下方に配置され、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される。
プロセスカートリッジ17は、図2に示すように、用紙3の通過を許容する転写パス29が形成された略ボックス形状のプロセスフレーム22と、プロセスフレーム22のカートリッジ収容部33に着脱可能に装着されるトナーカートリッジ31とを備えている。プロセスフレーム22は、第1筐体の一例として機能し、トナーカートリッジ31は、第2筐体の一例として機能し、プロセスフレーム22およびトナーカートリッジ31は、一体として、筐体の一例として機能する。
ここで、プロセスフレーム22における幅方向両側壁をプロセス側壁42という。1対のプロセス側壁42は、互いに平行に延びるように、幅方向に対向配置されている。1対のプロセス側壁42の間には、前後方向略中央位置において、上下方向に延びる仕切壁57が架設されている。プロセスフレーム22において、仕切壁57の後側部分は現像部32とされ、仕切壁57の前側部分は、上述したカートリッジ収容部33とされている。仕切壁57には、フレーム側通過口34が形成されている。フレーム側通過口34は、具体的には、幅方向に間隔を隔てて3つ形成されており、以下では、幅方向中央のフレーム側通過口34をフレーム側供給口60とし、フレーム側供給口60の幅方向両側のフレーム側通過口34をフレーム側戻り口61とする(図3参照)。
現像部32内には、感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26、転写ローラ28、搬送部材の一例としてのオーガ35、供給ローラ36、現像剤担持体の一例としての現像ローラ37、および、層厚規制ブレード38が備えられている。
感光ドラム25は、1対のプロセス側壁42に回転自在に支持されている。スコロトロン型帯電器26は、感光ドラム25の上方において、感光ドラム25と間隔を隔てて、プロセスフレーム22の上壁に支持されている。
転写ローラ28は、感光ドラム25の下側から感光ドラム25と対向配置され、1対のプロセス側壁42に回転自在に支持されている。
現像ローラ37は、感光ドラム25の前側に対向配置されている。供給ローラ36は、現像ローラ37の前側に対向配置されている。現像ローラ37および供給ローラ36は、幅方向においてほぼ同じ寸法を有しており、1対のプロセス側壁42に回転自在に支持されている。なお、上述したフレーム側供給口60は、幅方向において、供給ローラ36の略中央に相当する位置にあり、その幅方向寸法は、供給ローラ36の幅方向寸法よりも小さい。
層厚規制ブレード38は、薄板形状に形成される板ばね部材45と、その板ばね部材45の下端部に設けられる圧接ゴム46とを備えている。板ばね部材45の上端部は、プロセスフレーム22の上壁に固定され、圧接ゴム46は、板ばね部材45の弾性力により現像ローラ37の表面を押圧している。
ここで、現像部32内において、仕切壁57とプロセスフレーム22の上壁と1対のプロセス側壁42と層厚規制ブレード38と供給ローラ36と現像ローラ37とによって区画された空間(図2において斜線で示した空間)を、以下では、プロセスフレーム22に形成された、第1収容室の一例としての現像室84という。
オーガ35は、現像室84に収容され、フレーム側通過口34の後側、かつ、供給ローラ36の上方において、フレーム側通過口34と対向配置されている。
図3に示すように、オーガ35は、幅方向に長手の円柱形状であるオーガ本体39と、オーガ本体39の周りに設けられるスクリュー40と、オーガ本体39の幅方向両端に設けられる円柱形状のオーガ軸41とを一体的に備え、右側のオーガ軸41において、オーガギヤ63を取り外し可能に備えている。
オーガ本体39は、本体部の一例として機能し、幅方向に沿って配置されている。オーガ本体39の幅方向寸法は、供給ローラ36の幅方向寸法とほぼ同じである。ここで、上述したフレーム側供給口60は、オーガ本体39の幅方向略中央に相当する位置にあり、各フレーム側戻り口61は、オーガ本体39の幅方向両端近傍に位置している。
スクリュー40は、翼部の一例として機能し、螺旋を描きながら幅方向へ延びる薄板(「歯」と呼ぶことがある。)であり、その幅方向中央に対する左側と右側とで、螺旋を描く方向が互いに反対となるように形成されている。
各オーガ軸41は、被支持部の一例として機能する。右側のオーガ軸41の直径は、左側のオーガ軸41の直径よりも大きく形成されている。図4に示すように、右側のオーガ軸41には、その右端面の軸中心位置において左側へ窪む右側面視略矩形状の連結凹部64が形成されている。オーガギヤ63は、幅方向に長手の略円柱形状のギヤ軸65と、ギヤ軸65の右端部に設けられ、ギヤ軸65より大径のギヤ部66とを一体的に備えている。ギヤ部66の外周面には、ギヤ歯が形成されている。ギヤ軸65の左端部の左側断面形状は、連結凹部64とほぼ同形状の略矩形状に形成されている。
ここで、図3に示すように、1対のプロセス側壁42には、幅方向から見て丸形状の支持穴72がそれぞれ形成されている。左側の支持穴72には、左側のプロセス側壁42の内側(右側)から左側のオーガ軸41が挿通され、左側のオーガ軸41は、プロセス側壁42に回転自在に支持されている。また、右側の支持穴72には、右側のプロセス側壁42の外側(右側)からギヤ軸65が挿通されて、ギヤ軸65の左端部が連結凹部64に嵌め込まれ、右側のオーガ軸41およびオーガギヤ63は、プロセス側壁42に回転自在に支持されている。これにより、オーガ35は、各オーガ軸41を中心として、1対のプロセス側壁42に回転自在に支持されている。また、ギヤ部66には、本体ケーシング2のモータ(図示せず)のギヤが噛み合っており、モータ(図示せず)の駆動力が伝達されることで、オーガ35は、右側面視反時計回り(図示破線矢印参照)に回転される。この状態において、オーガ本体39の左端面は、左側のプロセス側壁42の右側面に接触し、右側のオーガ軸41の右端面は、右側のプロセス側壁42の左側面に接触している。つまり、オーガ本体39および右側のオーガ軸41は、1対のプロセス側壁42に挟持されている。なお、1対のプロセス側壁42は、支持穴72が形成された部分において、幅方向における所定の間隔(対向間隔Zという。)を隔てて互いに対向している。1対のプロセス側壁42において、支持穴72が形成されている部分が、支持部の一例として機能する。オーガ35については、以降で詳説する。
図2に示すように、カートリッジ収容部33には、シャッタ68と揺動アーム70とが設けられている。シャッタ68は、仕切壁57に対して上下方向に摺動可能である。また、シャッタ68には、各フレーム側通過口34に対応して、それらに対向できる3つのシャッタ開口部69が形成されている(図3参照)。シャッタ68は、下降することで、各フレーム側通過口34を、対応するシャッタ開口部69に対向させて開放する。一方、シャッタ68は、上昇することで、フレーム側通過口34とシャッタ開口部69との対向状態を解消し、フレーム側通過口34を閉鎖する。揺動アーム70は、カートリッジ収容部33に揺動自在に支持されており、プロセスカートリッジ17を本体ケーシング2に対して着脱するとき等に操作される。
トナーカートリッジ31は、プロセスフレーム22に対して、カートリッジ収容部33において、着脱自在に装着されている。トナーカートリッジ31は、中空の略円筒形状の内側筐体81と、内側筐体81を収容する中空の略円筒形状の外側筐体82とを備える2重構造である。外側筐体82の円周壁には、外側通過口95が形成されている。外側通過口95は、具体的には、幅方向に間隔を隔てて3つ形成されており、以下では、幅方向中央の外側通過口95を外側供給口96とし、外側供給口96の幅方向両側の外側通過口95を外側戻り口97とする(図3参照)。内側筐体81の円周壁には、内側通過口89が形成されている。内側通過口89は、具体的には、幅方向に間隔を隔てて3つ形成されており、以下では、幅方向中央の内側通過口89を内側供給口90とし、内側供給口90の幅方向両側の内側通過口89を内側戻り口91とする(図3参照)。なお、外側通過口95および内側通過口89を、まとめてカートリッジ側通過口47と呼ぶことがある。ここで、内側筐体81は、外側筐体82に対して、開放位置と閉鎖位置との間で回動可能である。内側筐体81が開放位置にあるとき、内側供給口90と外側供給口96とが連通し、内側戻り口91と外側戻り口97とが連通する(図3参照)。一方、内側筐体81が閉鎖位置にあるとき、内側供給口90と外側供給口96との連通状態、および、内側戻り口91と外側戻り口97との連通状態が解消される(図示せず)。
内側筐体81内(図2においてドットで示した空間であり、以下では、トナーカートリッジ31に形成された、第2収容室の一例としての収容室85という。)には、現像剤の一例としての、非磁性一成分の正帯電性トナーが収容され、また、アジテータ93が回転自在に設けられている。ここで、上述した現像室84は、収容室85よりも狭い。
トナーカートリッジ31がカートリッジ収容部33に収容された状態において、上述した揺動アーム70を上向きに揺動させると、この揺動に連動して、シャッタ68が下降してフレーム側通過口34を開放し、内側筐体81が開放位置まで回動する。これによって、カートリッジ側通過口47とフレーム側通過口34とが連通する。詳しくは、内側供給口90とフレーム側供給口60とが連通し、内側戻り口91とフレーム側戻り口61とが連通する(図3参照)。なお、この状態から揺動アーム70を下向きに揺動させると、この揺動に連動して、シャッタ68が上昇してフレーム側通過口34を閉鎖し、内側筐体81が閉鎖位置まで回動することで、カートリッジ側通過口47とフレーム側通過口34との連通状態が解消される(図示せず)。
図3に示すように、カートリッジ側通過口47とフレーム側通過口34とが連通した状態において、トナーカートリッジ31の収容室85のトナーは、アジテータ93の回転によって攪拌される。そして、このトナーは、カートリッジ側通過口47(内側供給口90および外側供給口96)からフレーム側通過口34(フレーム側供給口60)に受け入れられて、現像部32の現像室84に供給される。供給されたトナーは、オーガ35のスクリュー40における歯と歯との間に入り、回転するオーガ35のスクリュー40によって幅方向中央から幅方向両側へ搬送されながら(図示太線矢印参照)、供給ローラ36に供給される。また、トナーの一部は、フレーム側通過口34(フレーム側戻り口61)およびカートリッジ側通過口47(内側戻り口91および外側戻り口97)を介して、トナーカートリッジ31の収容室85へ戻される。これによって、トナーカートリッジ31とプロセスフレーム22の現像部32との間でのトナーの循環が確保される。ここで、上述したように、フレーム側供給口60の幅方向寸法は、供給ローラ36の幅方向寸法よりも小さい。そのため、フレーム側供給口60からは、供給ローラ36の幅方向における全てに亘ってトナーを一度に供給することができないが、オーガ35を用いることで、フレーム側供給口60からのトナーを、供給ローラ36の幅方向における全てに亘って均一に供給することができる。
図2に示すように、供給ローラ36に供給されたトナーは、供給ローラ36の回転により、現像ローラ37に供給される。このとき、このトナーは、供給ローラ36と現像ローラ37との間で正極性に摩擦帯電される。続いて、このトナーは、現像ローラ37の回転に伴なって、圧接ゴム46と現像ローラ37との間に進入し、それらの間で層厚が規制されながら、現像ローラ37の表面に薄層として担持される。
そして、感光ドラム25の表面は、感光ドラム25の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器26により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビーム(図示鎖線参照)によって露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ37の回転により、現像ローラ37の表面に担持されているトナーが、感光ドラム25に対向して接触するときに、感光ドラム25の表面の静電潜像に供給される。これによって、静電潜像は現像(可視像化)されて、感光ドラム25の表面にトナー像が担持される。このトナー像は、転写パス29において感光ドラム25と転写ローラ28との間(転写位置)に搬送された用紙3上に転写される。
(3−3)定着部
定着部18は、図1に示すように、プロセスカートリッジ17の後側に設けられている。定着部18は、加熱ローラ48と、加熱ローラ48に対して下側から圧接される加圧ローラ49と、それらの後側に配置される1対の搬送ローラ50とを備えている。
定着部18では、転写位置において用紙3に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ48と加圧ローラ49との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を1対の搬送ローラ50によって、排紙部6に搬送する。
(4)排紙部
排紙部6は、排紙パス51、排紙ローラ52および排紙トレイ53を備えている。そして、定着部18から排紙パス51に搬送された用紙3は、その排紙パス51から排紙ローラ52に搬送され、その排紙ローラ52によって排紙トレイ53上に排紙される。
2.オーガの詳細
図5(a)は、オーガとプロセス側壁の要部との平面図である。図5(b)は、図5(a)のオーガの幅方向における投影図である。
図5(a)に示すように、各支持穴72は、幅方向において互いに対向しており、各オーガ軸41の円中心も幅方向において互いに対向している。この状態において、オーガ35の回転軸Xは、各オーガ軸41の円中心(回転中心)を通って幅方向に平行に延びている。これに対し、オーガ本体39は、その円中心(重心)が各オーガ軸41の円中心、すなわち回転軸Xから外れた位置に配置されるように、各オーガ軸41に接続されている。
ここで、説明の便宜上、左側のオーガ軸41(オーガ軸41Lという。)の回転中心をAとし、右側のオーガ軸41(オーガ軸41Rという。)の回転中心をBとし、オーガ本体39の重心をCとする。そして、上述した配置関係を詳説すると、図5(b)に示すように、各プロセス側壁42の対向方向(幅方向)における投影面88において、各オーガ軸41の回転中心AおよびBは、互いに一致し、かつ、オーガ本体39の重心Cから外れた位置にある。そのため、幅方向と直交する方向(前後方向または上下方向)から見ると、オーガ35は、略コの字形状をなしている(図5(a)参照)。
ここでオーガ35が回転すると、オーガ35の一部、つまり、オーガ本体39(スクリュー40も含む)が、回転軸Xを中心として偏心回転する。
3.実施形態の作用効果
図5(a)に示すように、オーガ35は、1対のプロセス側壁42の対向方向(幅方向)に沿って配置されるオーガ本体39と、幅方向におけるオーガ本体39の両端に設けられ、各プロセス側壁42に回転自在に支持されるオーガ軸41と、オーガ本体39に設けられ、トナーを幅方向に搬送するための螺旋状のスクリュー40とを備えている。これにより、オーガ35は、各オーガ軸41の回転中心AおよびBを結ぶ回転軸Xを中心として回転し、トナーを、隣り合うスクリュー40の間(詳しくは、スクリュー40の歯の間)に取り込んで幅方向に搬送する。
ここで、上述したように、オーガ35において、少なくとも一部が偏心回転するので、回転中のオーガ35には振動が生じる。そのため、オーガ35は、トナーをほぐしながら搬送することができるので、隣り合うスクリュー40の間にトナーが詰まることを防止できる。
この結果、オーガ35におけるトナーの搬送能力の低下を抑制することができる。
また、図5(b)に示すように、幅方向における投影面88において、各オーガ軸41の回転中心AおよびBは、互いに一致し、かつ、オーガ本体39の重心Cから外れた位置にある。つまり、オーガ本体39の重心Cがオーガ35の回転軸Xから外れた位置にあるので、オーガ35が回転すると、オーガ本体39が偏心回転する。
この結果、オーガ本体39を確実に偏心回転させることができる。
また、少なくとも一部が偏心回転するオーガ35は、トナーの搬送能力の低下が抑制されるので、トナーを現像ローラ37に確実に供給することができる。
また、図2に示すように、プロセスフレーム22には、オーガ35を収容する現像室84が形成され、また、プロセスフレーム22は、現像ローラ37を支持している。そして、トナーカートリッジ31には、トナーを収容する収容室85が形成され、また、トナーカートリッジ31は、プロセスフレーム22に対して着脱可能である。そして、収容室85のトナーが現像室84に供給される。そのため、収容室85から供給されたトナーは、現像室84においてオーガ35によって搬送されて、現像ローラ37に供給される。また、収容室85のトナーがなくなると、トナーカートリッジ31を交換することで、現像室84にトナーを引き続き供給することができる。
そして、現像室84は、収容室85よりも狭い。そのため、現像室84に収容されるオーガ35は、収容室85に収容される場合に比べて小さくなるので、隣り合うスクリュー40の間隔が狭くなり、隣り合うスクリュー40の間ではトナーが詰まりやすくなる。さらに、上述したように、また、図3に示すように、フレーム側供給口60は、その幅方向寸法が供給ローラ36の幅方向寸法よりも小さいことから、比較的小さい開口である。そのため、フレーム側供給口60を介して収容室85から供給されるトナーは、現像室84内において詰まりやすくなる。しかし、少なくとも一部が偏心回転するオーガ35を用いることで、隣り合うスクリュー40の間にトナーが詰まることを防止することができる。
4.変形例
(1)第1の変形例
図6(a)は、第1の変形例に係るオーガとプロセス側壁の要部との平面図である。図6(b)は、図6(a)のオーガの幅方向における投影図である。
第1の変形例では、投影面88において、各オーガ軸41の回転中心AおよびBが互いに一致している一方で(図6(b)参照)、オーガ本体39は、回転中心Aと回転中心Bとを結ぶ直線、つまり、回転軸Xと交差する方向に延びている(図6(a)参照)。詳しくは、オーガ本体39は、幅方向両端の円中心が各オーガ軸41の円中心から外れた位置に配置されるように、各オーガ軸41に接続されている。図6(a)を基準として見ると、オーガ本体39の左端は、左側のオーガ軸41Lにおいて回転中心Aよりも径外(図面では下側)の部分に接続されており、オーガ本体39の右端は、右側のオーガ軸41Rにおいて回転中心Bよりも径外(図面では上側)の部分に接続されており、オーガ本体39は、幅方向に沿って延びる回転軸Xと交差するように、斜め右上側へ延びている。
そのため、オーガ35が回転すると、オーガ本体39が、回転軸Xを中心として偏心回転する。
この結果、オーガ本体39を確実に偏心回転させることができる。
(2)第2の変形例
図7(a)は、第2の変形例に係るオーガ(静止状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。図7(b)は、第2の変形例に係るオーガ(回転状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。
第2の変形例では、図7(a)に示すように、オーガ35を、幅方向において、その略中心に対する左側と右側とで2分割する(ここで、分割したオーガ35において、左半分部分を左分割部分73とし、右半分部分を右分割部分74とする。)。ここで、左分割部分73の右端部と右分割部分74の左端部との間には、所定の隙間が設けられている。
そして、左分割部分73の右端部、および、右分割部分74の左端部には、同一のコイルバネ75が嵌め込まれ、隣り合う左分割部分73と右分割部分74とは、コイルバネ75によって連結されている。ここで、コイルバネ75は、弾性部材の一例として機能する。
これにより、隣合う左分割部分73および右分割部分74においてコイルバネ75によって連結された各部分(連結部分79という。)は、位置が不安定となるので、オーガ35が回転すると、偏心回転する。
詳しくは、オーガ35が回転すると、図7(b)に示すように、左分割部分73および右分割部分74の各連結部分79は、遠心力を受けて回転軸Xから離れることになり、回転軸Xを中心として偏心回転する。このとき、幅方向と直交する方向から見ると、オーガ35は、略V字形状に屈曲している。
この結果、連結部分79を確実に偏心回転させることができる。
なお、オーガ35を左分割部分73と右分割部分74とで2分割したが、これに限らず、オーガ35を3つ以上に分割してもよい。この場合においても、隣り合う分割部分は、コイルバネ75でそれぞれ連結される。
(3)第3の変形例
図8(a)および図8(b)は、第3の変形例に係るオーガとプロセス側壁の要部との平面図である。
第3の変形例では、図8(a)および図8(b)に示すように、オーガ本体39に、屈曲部76を備えている。屈曲部76は、左側のオーガ軸41Lと右側のオーガ軸41Rとの間において、幅方向と交差する方向へ突出するように、屈曲している。詳しくは、幅方向と直交する方向から見ると、屈曲部76は、図8(a)では、U字状に屈曲しており、図8(b)では、V字状に屈曲している。
オーガ35が回転すると、屈曲部76が、回転軸Xを中心として偏心回転する。
この結果、屈曲部76を確実に偏心回転させることができる。
また、幅方向と交差する方向へ突出するように、U字状に屈曲させることで(図8(a)参照)、屈曲部76を簡易に構成することができる。また、幅方向と交差する方向へ突出するように、V字状に屈曲させることで(図8(b)参照)、屈曲部76を簡易に構成することができる。
(4)第4の変形例
図9(a)は、第4の変形例に係るオーガ(プロセス側壁に組み付ける前の状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。図9(b)は、第4の変形例に係るオーガ(プロセス側壁に組み付けた状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。
第4の変形例では、図9(a)に示すように、1対のプロセス側壁42の対向方向(幅方向)におけるオーガ本体39(ここでは、右側のオーガ軸41Rもオーガ本体39に含める。)の自然長Yは、1対のプロセス側壁42における上述した対向間隔Zよりも長く設定されている。そのため、オーガ35をプロセス側壁42に取り付けると、図9(b)に示すように、オーガ本体39は、幅方向に沿って延びることができず、1対のプロセス側壁42の間で撓む(この撓んだ部分を、撓み部分77という。)。なお、オーガ本体39が円滑に撓めるように、右側のオーガ軸41Rにおいて右側のプロセス側壁42と接触する部分は、略球面状に形成されている。
オーガ35が回転すると、撓み部分77が、回転軸Xを中心として偏心回転する。
この結果、撓み部分77を確実に偏心回転させることができる。
このように、オーガ35において、1対のプロセス側壁42に挟持される部分の自然長を、対向間隔Zよりも長く設定することによって、撓み部分77を形成することができる。ここでは、右側のオーガ軸41Rおよびオーガ本体39が、1対のプロセス側壁42に挟持されているが、オーガ本体39のみが1対のプロセス側壁42に挟持される場合は、オーガ本体39単体の自然長を対向間隔Zよりも長く設定する。
(5)第5の変形例
図10(a)は、第5の変形例に係るオーガ(当接突起がスクリューから離間した状態)とプロセスフレームの要部との平面図である。図10(b)は、第5の変形例に係るオーガ(当接突起がスクリューに当接した状態)とプロセスフレームの要部との平面図である。
第5の変形例では、図10(a)に示すように、プロセスフレーム22、詳しくは、仕切壁57に、当接部材の一例としての当接突起78を備える。当接突起78は、仕切壁57からオーガ35のスクリュー40に向かって凸設されている。当接突起78における突出方向下流側端部は、スクリュー40の回転軌跡内に配置されている。
そのため、オーガ35が回転すると、図10(b)に示すように、当接突起78は、オーガ35の回転方向(つまり、回転軸Xと直交する方向)から、スクリュー40に間欠的に当接する。詳しくは、当接突起78がスクリュー40に当接する状態(図10(b)参照)と、当接突起78がスクリュー40から離間する状態(図10(a)参照)とが交互に生じる。これによって、オーガ35が矢印J方向へ撓むように間欠的に変形し、上述した撓み部分77が間欠的に形成される。つまり、オーガ35は、その回転中において、スクリュー40が当接突起78に周期的に当接されることで、回転軸Xを中心として偏心回転する。なお、オーガ35が偏心回転する際、その幅方向両端が矢印K方向にスライドする。
この結果、オーガ35を確実に偏心回転させることができる。さらには、オーガ35と当接突起78との当接により、大きな振動を発生させることができる。
(6)上記した実施形態および各変形例を、組み合わせて適用してもよい。これにより、オーガ35の偏心回転を確実に発生させ、オーガ35におけるトナーの搬送能力の低下を一層抑制することができる。また、このオーガ35は、プロセスフレーム22に設けられているが、トナーカートリッジ31の収容室85に設けられてもよい。この場合、収容室85において、オーガ35がトナーを幅方向へ搬送し、アジテータ93が、トナーを、幅方向と交差する方向(周方向および径方向)へ搬送する。
(7)上記した実施形態では、プロセスカートリッジ17は感光ドラム25と現像ローラ37とを一体的に備えており、そのプロセスカートリッジ17を本体ケーシング2に着脱自在に装着させている。これに加えて、たとえば、プロセスカートリッジ17を、感光ドラム25を備えない現像カートリッジとする一方で、感光ドラム25を備える別のユニット(ドラムカートリッジ)を設け、このドラムカートリッジに対して現像カートリッジを着脱自在に装着してもよい。
さらに、本体ケーシング2に、感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26および転写ローラ28を設けて、その本体ケーシング2に、現像カートリッジを着脱自在に装着することもできる。
(8)また、上記した実施形態では、モノクロのレーザプリンタ1を例示したが、たとえば、本発明の画像形成装置は、カラーレーザプリンタ(タンデムタイプ、中間転写タイプを含む。)として構成することもできる。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示すレーザプリンタのプロセスカートリッジの側断面図である。 プロセスカートリッジの要部平断面図である。 プロセスカートリッジにおけるオーガの要部斜視図である。 図5(a)は、オーガとプロセス側壁の要部との平面図である。図5(b)は、図5(a)のオーガの幅方向における投影図である。 図6(a)は、第1の変形例に係るオーガとプロセス側壁の要部との平面図である。図6(b)は、図6(a)のオーガの幅方向における投影図である。 図7(a)は、第2の変形例に係るオーガ(静止状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。図7(b)は、第2の変形例に係るオーガ(回転状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。 図8(a)および図8(b)は、第3の変形例に係るオーガとプロセス側壁の要部との平面図である。 図9(a)は、第4の変形例に係るオーガ(プロセス側壁に組み付ける前の状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。図9(b)は、第4の変形例に係るオーガ(プロセス側壁に組み付けた状態)とプロセス側壁の要部との平面図である。 図10(a)は、第5の変形例に係るオーガ(当接突起がスクリューから離間した状態)とプロセスフレームの要部との平面図である。図10(b)は、第5の変形例に係るオーガ(当接突起がスクリューに当接した状態)とプロセスフレームの要部との平面図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 本体ケーシング
17 プロセスカートリッジ
22 プロセスフレーム
25 感光ドラム
31 トナーカートリッジ
35 オーガ
37 現像ローラ
39 オーガ本体
40 スクリュー
41 オーガ軸
42 プロセス側壁
73 左分割部分
74 右分割部分
75 コイルバネ
76 屈曲部
78 当接突起
84 現像室
85 収容室
88 投影面
A 回転中心
B 回転中心
C 重心
Y 自然長
Z 対向間隔

Claims (10)

  1. 間隔を隔てて互いに対向する1対の支持部を有し、現像剤を収容する筐体と、
    前記筐体内に設けられ、少なくとも一部が偏心回転する搬送部材と、を備え、
    前記搬送部材は、
    1対の前記支持部の対向方向に沿って配置される本体部と、
    前記本体部の前記対向方向における両端に設けられ、各前記支持部に回転自在に支持される被支持部と、
    前記本体部に設けられ、現像剤を前記対向方向に搬送するための螺旋状の翼部とを有し、
    前記対向方向における前記本体部の自然長が、1対の前記支持部の対向間隔よりも長く設定され、
    前記被支持部の各々が、対応する前記支持部に支持された状態において、前記本体部に撓み部分が形成されることを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記対向方向における投影面において、各前記被支持部の回転中心は、互いに一致し、かつ、前記本体部の重心から外れた位置にあることを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記搬送部材は、前記対向方向において、2つ以上の分割部分に分割されており、
    隣合う前記分割部分は、弾性部材によって連結されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記搬送部材は、一方の前記被支持部と他方の前記被支持部との間において前記対向方向と交差する方向に屈曲する屈曲部を備えていることを特徴とする、請求項1ないしのいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記屈曲部は、前記対向方向と交差する方向へ突出するように、V字状に屈曲していることを特徴とする、請求項に記載のカートリッジ。
  6. 前記屈曲部は、前記対向方向と交差する方向へ突出するように、U字状に屈曲していることを特徴とする、請求項に記載のカートリッジ。
  7. 前記搬送部材の回転方向から、前記翼部に間欠的に当接する当接部材を備えていることを特徴とする、請求項1ないしのいずれか一項に記載のカートリッジ。
  8. 前記筐体に支持され、静電潜像が形成される感光体に現像剤を供給する現像剤担持体を備え、
    前記搬送部材は、現像剤を前記現像剤担持体に供給することを特徴とする、請求項1ないしのいずれか一項に記載のカートリッジ。
  9. 前記筐体は、
    前記搬送部材を収容する第1収容室が形成され、前記現像剤担持体を支持する第1筐体と、
    現像剤を収容する第2収容室が形成され、前記第1筐体に対して着脱可能な第2筐体とを含み、
    前記第2収容室の現像剤が前記第1収容室に供給され、
    前記第1収容室は、前記第2収容室よりも狭いことを特徴とする、請求項に記載のカートリッジ。
  10. 請求項1ないしのいずれか一項に記載のカートリッジと、
    前記カートリッジが装着される画像形成装置本体とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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