JP2015087662A - カートリッジ - Google Patents

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達夫 小笠原
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Abstract

【課題】現像剤収容部内の現像剤をローラ部材に確実に供給できながら、動作音を抑制することができるカートリッジを提供すること。
【解決手段】
トナーを収容するトナー収容部5と、現像ローラ2を支持する現像部47と、現像部47とトナー収容部5とを連通する連通口44とを有する現像カートリッジ1において、連通口44の近傍に、供給ローラ3に近接する近接位置と、供給ローラ3から離間する離間位置とに移動する搬送部材34を設け、搬送部材34の供給部54を、現像フレーム31に当接しないように揺動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジに関する。
電子写真方式の画像形成装置に装着されるカートリッジとして、像担持体上の静電潜像を現像するための現像剤を収容するカートリッジが知られている。
このようなカートリッジとして、例えば、トナーを収容する円筒状のホッパーと、ホッパー内に回転可能に支持されるパドルと、パドルと現像ローラとの間に配置されるアジテータとを備えるカートリッジが提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
このカートリッジでは、パドルは、回転途中でアジテータに当接してアジテータを持ち上げる。持ち上げられたアジテータは、重力によって落下しながら現像ローラに向かってトナーを運ぶ。
特開平10−198151号公報
特許文献1に記載のカートリッジでは、アジテータは、パドルによって一旦持ち上げられた後、落下するときにホッパーの壁に当接する。
そのため、アジテータの動きによって音が発生し、プリンタで画像形成動作を実施するときの動作音が大きくなる。
そこで、本発明の目的は、現像剤収容部内の現像剤をローラ部材に確実に供給できながら、動作音を抑制することができるカートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明のカートリッジは、筐体と、撹拌部材と、搬送部材とを備える。筐体は、現像剤を収容するように構成される現像剤収容部と、現像剤を担持するように構成されるローラ部材を支持する現像部と、現像剤収容部と現像部とを連通する連通口とを有する。撹拌部材は、現像剤収容部内において筐体に回転可能に支持される回転軸を有し、現像剤を撹拌するように構成される。搬送部材は、筐体に揺動可能に支持される揺動軸を有し、撹拌部材によって搬送された現像剤をローラ部材へ向かって搬送するように構成される。
また、搬送部材は、現像剤をローラ部材へ向かって押し込むように構成される供給部を有し、供給部がローラ部材に近づく第1位置と、供給部がローラ部材から離れる第2位置とに揺動するように構成される。
供給部は、ローラ部材に向かい合うように構成される供給面を有し、第1位置および第2位置において筐体と間隔を隔てて位置するように構成される。
供給面は、搬送部材が第1位置に位置するときには、第2位置から第1位置へ向かう近接方向において、揺動軸の軸線と回転軸の軸線とを結ぶ直線に対して下流側に配置され、搬送部材が第2位置に位置するときには、近接方向において、直線に対して上流側に配置される。
このような構成によれば、搬送部材は、供給部がローラ部材に近づくように揺動して第1位置に位置し、現像剤収容部内の現像剤をローラ部材へ搬送する。
このとき、供給部は、筐体と間隔を隔てて位置し、筐体に当接しない。
また、搬送部材は、供給部がローラ部材から離れるように揺動して第2位置に位置したときにも、筐体と間隔を隔てて位置し、筐体に当接しない。
その結果、現像剤収容部内の現像剤をローラ部材に確実に供給できながら、動作音を抑制することができる。
(2)供給部は、供給面と反対側の端面が平坦であってもよい。
このような構成によれば、現像部から現像剤収容部へ向かって戻る現像剤を、供給面と反対側の端面に沿って戻すことができる。
(3)供給部は、搬送部材が第1位置に位置したときに、現像部から現像剤収容部へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜してもよい。
このような構成によれば、現像部から現像剤収容部へ向かって戻る現像剤を、重力を利用して搬送部材の傾斜に沿って戻すことができる。
その結果、現像部から現像剤収容部へ、円滑に現像剤を戻すことができる。
(4)撹拌部材は、搬送部材に対して駆動力を伝達するように構成されるカム部材を相対回転不能に備えてもよい。この場合、カム部材は、搬送部材を近接方向とは反対方向の離間方向へ揺動させるように構成される第1変位面と、搬送部材を近接方向へ揺動させるように構成される第2変位面とを備えてもよい。
このような構成によれば、撹拌部材の回転と、搬送部材の揺動とを確実に同期させることができる。
(5)第1変位面は、撹拌部材の回転方向と反対方向に向かうにつれて、回転軸の軸線からの距離が徐々に長くなるように構成されてもよい。また、第2変位面は、撹拌部材の回転方向と反対方向に向かうにつれて、回転軸の軸線からの距離が徐々に短くなるように構成されていてもよい。
このような構成によれば、撹拌部材が回転したときに、第1変位面によって、搬送部材を離間方向へ徐々に揺動させることができ、第2変位面によって、搬送部材を近接方向へ徐々に揺動させることができる。
その結果、動作音を抑制しながら、搬送部材を、第1位置と第2位置との間で円滑に揺動させることができる。
(6)撹拌部材は、回転軸の軸線と直交する方向において回転軸から筐体の内面に向かって延びる弾性部材を備える。この場合、弾性部材は、搬送部材が第1変位面から第2変位面に受け渡されるときに、搬送部材に当接し、搬送部材を離間方向へさらに揺動させるように構成されてもよい。
このような構成によれば、搬送部材が第1変位面から第2変位面に受け渡されるときに、撹拌部材の弾性部材によって、搬送部材を、ローラ部材からさらに離間させることができる。このとき、ローラ部材に過度に供給された現像剤が現像剤収容部へ戻ることを許容できる。
その結果、ローラ部材に過度に現像剤が供給されることを抑制できる。
(7)弾性部材は、搬送部材が撹拌部材の回転方向最上流の第1変位面に当接しているときに、連通口内に配置されていてもよい。
このような構成によれば、搬送部材が第1変位面によって最もローラ部材から離間されたときに、弾性部材によって現像剤収容部内の現像剤をローラ部材に供給できる。
その結果、現像剤収容部内の現像剤をローラ部材に、より確実に供給できる。
(8)搬送部材は、揺動軸から現像部内へ向かって延び、搬送部材が近接方向へ揺動したときに、現像部内の現像剤を現像剤収容部に戻すように構成される戻し部を有してもよい。
このような構成によれば、戻し部により、現像部内の余剰の現像剤を現像剤収容部に戻すことができる。
(9)戻し部は、揺動軸から現像部内へ向かうにつれて上方へ向かうように、供給部に対して傾斜していてもよい。また、筐体は、揺動軸に対してローラ部材の反対側に配置され、筐体の内面から揺動軸の近傍へ延びる延設壁を有してもよい。
このような構成によれば、現像部内の余剰の現像剤を、延設壁でほぐしながら、円滑に現像剤収容部に戻すことができる。
(10)戻し部は、揺動軸から直線状に延びていてもよい。
このような構成によれば、現像部内の余剰の現像剤を、戻し部によって確実に現像剤収容部へ搬送できる。
(11)供給部は、揺動軸から延びるにつれて近接方向に湾曲されていてもよい。
このような構成によれば、現像剤収容部内の現像剤を、供給部によって確実に現像部へ搬送できる。
本発明のカートリッジによれば、現像剤収容部内の現像剤をローラ部材に確実に供給できながら、動作音を抑制することができる。
図1は、本発明のカートリッジの第1実施形態としての現像カートリッジの中央断面図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジが装着されるプリンタの中央断面図である。 図3は、図1に示すベースフレームの右上方から見た斜視図である。 図4は、図1に示す搬送部材の前上方から見た斜視図である。 図5Aは、トナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が近接位置に位置した状態を示す。図5Bは、図5Aに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が近接位置から離間位置へ揺動する途中の状態を示す。 図6Aは、図5Bに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が離間位置に位置した状態を示す。図6Bは、図6Aに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が離間位置からさらに上方に揺動した状態を示す。 図7は、図6Bに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が再び離間位置に位置した状態を示す。 図8Aは、現像カートリッジの第2実施形態を示し、トナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が近接位置に位置した状態を示す。図8Bは、図8Aに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が近接位置から離間位置へ揺動する途中の状態を示す。 図9Aは、図8Bに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が離間位置に位置した状態を示す。図9Bは、図9Aに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が離間位置からさらに上方に揺動した状態を示す。 図10は、現像カートリッジの第3実施形態を示す中央断面図である。 図11は、図10に示すアジテータ軸の右上方から見た斜視図である。 図12Aは、トナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が右側面視時計回りに最も揺動した状態を示す。図12Bは、図12Aに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材が維持部材に当接した状態を示す。 図13は、現像カートリッジの第4実施形態を示す中央断面図である。 図14Aは、トナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材の第1変位部が当接部に当接した状態を示す。図14Bは、図14Aに続いてトナー収容部から現像部へのトナーの供給動作を説明する説明図であって、搬送部材に撹拌羽根が当接した状態を示す。 図15は、第4実施形態の変形例を説明する説明図である。
1.現像カートリッジの概略
図1に示すように、カートリッジの一例としての現像カートリッジ1は、現像ローラ2と、ローラ部材の一例としての供給ローラ3と、層厚規制ブレード4と、現像剤収容部の一例としてのトナー収容部5とを備えている。
なお、以下の説明において、現像カートリッジ1の方向に言及するときには、現像カートリッジ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面左方が前方であり、図1の紙面右方が後方である。また、現像カートリッジ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が右方であり、紙面奥が左方である。
現像ローラ2は、現像カートリッジ1の後端部に回転可能に支持されている。
供給ローラ3は、現像ローラ2の前下方に回転可能に支持されている。供給ローラ3は、現像ローラ2の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード4は、現像ローラ2の前上方に配置されている。層厚規制ブレード4は、現像ローラ2の前端部に接触している。
トナー収容部5は、供給ローラ3の前方に配置されている。トナー収容部5は、現像剤の一例としてのトナーを収容するように構成されている。トナー収容部5は、撹拌部材の一例としてのアジテータ6を備えている。
アジテータ6は、トナー収容部5内に回転可能に支持されている。
2.現像カートリッジの使用態様
図2に示すように、現像カートリッジ1は、画像形成装置11に装着されて使用される。
画像形成装置11は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置11は、装置本体12と、プロセスカートリッジ13と、スキャナユニット14と、定着ユニット15とを備えている。
装置本体12は、略ボックス形状に形成されている。装置本体12は、開口部16と、トップカバー17と、給紙トレイ18と、排紙トレイ19とを有している。
開口部16は、装置本体12の前上端部に配置されている。開口部16は、プロセスカートリッジ13の通過を許容するように、装置本体12の内外を前上方と後下方とを結ぶ方向に連通している。
トップカバー17は、装置本体12の上端部に配置されている。トップカバー17は、前後方向に延びる略平板形状を有している。トップカバー17は、その後端部を支点として装置本体12の後壁の上端部に揺動可能に支持されている。トップカバー17は、開口部16を開放または閉鎖する。
給紙トレイ18は、装置本体12の底部に配置されている。給紙トレイ18は、用紙Pが載置されるように構成されている。
排紙トレイ19は、トップカバー17の後半分に配置されている。排紙トレイ19は、用紙Pが載置されるように、トップカバー17の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ13は、装置本体12の上下方向略中央に配置されている。プロセスカートリッジ13は、開口部16を介して装置本体12に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ13は、ドラムカートリッジ20と、現像カートリッジ1とを備えている。
ドラムカートリッジ20は、感光ドラム21と、スコロトロン型帯電器22と、転写ローラ23とを備えている。
感光ドラム21は、ドラムカートリッジ20の後端部に回転可能に支持されている。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム21の上方において、感光ドラム21と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ23は、感光ドラム21の後方に配置されている。転写ローラ23は、感光ドラム21の後端部と接触している。
現像カートリッジ1は、感光ドラム21の前下方において、現像ローラ2が感光ドラム21の前下端部に接触するように、ドラムカートリッジ20に装着されている。現像カートリッジ1は、ドラムカートリッジ20に対して装着または離脱可能である。
スキャナユニット14は、装置本体12の前端部内において、プロセスカートリッジ13の前方に配置されている。スキャナユニット14は、感光ドラム21に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット15は、プロセスカートリッジ13の上方に配置されている。定着ユニット15は、加熱ローラ24と、加熱ローラ24の後上端部に圧接される加圧ローラ25とを備えている。
画像形成装置11が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム21の表面を一様に帯電する。スキャナユニット14は、感光ドラム21の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム21の表面に形成される。
また、アジテータ6は、トナー収容部5内のトナーを撹拌して、供給ローラ3に供給する。供給ローラ3は、アジテータ6によって供給されたトナーを担持し、現像ローラ2に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ2と供給ローラ3との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ2に担持される。層厚規制ブレード4は、現像ローラ2に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ2に担持されたトナーは、感光ドラム21表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム21の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ18から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム21と転写ローラ23との間に給紙される。感光ドラム21表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム21と転写ローラ23との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ24と加圧ローラ25との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ19に排紙される。
3.現像カートリッジの詳細
図1および図3に示すように、現像カートリッジ1は、筐体の一例としての現像フレーム31と、搬送部材34とを備えている。
(1)現像フレーム
現像フレーム31は、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。現像フレーム31は、上記した現像ローラ2、供給ローラ3、層厚規制ブレード4およびアジテータ6を支持している。現像フレーム31は、ベースフレーム32と、カバーフレーム33とを備えている。
ベースフレーム32は、上端部および後端部が開放された有底枠形状を有している。ベースフレーム32は、1対の側壁35と、下壁36と、前壁37とを備えている。
1対の側壁35のそれぞれは、ベースフレーム32の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁35のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形の略平板形状を有している。
下壁36は、ベースフレーム32の下端部に配置されている。下壁36の左右両端部のそれぞれは、1対の側壁35のそれぞれの下端部に連続している。下壁36は、第1部分36Aと、第2部分36Bと、第3部分36Cとを備えている。
第1部分36Aは、下壁36の前半分に配置されている。第1部分36Aは、断面視略円弧形状を有している。第1部分36Aの前後方向略中央は、下方へ凹んでいる。
第2部分36Bは、第1部分36Aの後方において、供給ローラ3の下方に配置されている。第2部分36Bは、断面視略円弧形状を有している。第2部分36Bは、第1部分36Aの後端部に連続して、供給ローラ3の外周面に沿って湾曲するように後方へ延びている。
第3部分36Cは、第2部分36Bの後方において、現像ローラ2の下方に配置されている。第3部分36Cは、断面視略直線形状を有している。第3部分36Cは、第2部分36Bの後端部に連続して、後方に向かって延びている。
前壁37は、ベースフレーム32の前端部に配置されている。前壁37は、下壁36の前端部に連続して上方へ延びる略平板形状を有している。前壁37の左右両端部のそれぞれは、1対の側壁35のそれぞれの前端部に連続している。
カバーフレーム33は、ベースフレーム32の上方に配置されている。カバーフレーム33は、左右方向に延びる平面視略矩形の平板形状を有している。カバーフレーム33は、膨出部40と、延設壁の一例としての突出壁46とを備えている。
膨出部40は、カバーフレーム33の前半分に配置されている。膨出部40は、カバーフレーム33の上面から上方へ膨出するように、左右方向に長い平面視略矩形の筒形状を有している。膨出部40は、上端部が閉鎖され、下端部が開放されている。
突出壁46は、カバーフレーム33の後半分において、下壁36の第1部分36Aと第2部分36Bとの連続部分36Dの上方に間隔を隔てて配置されている。突出壁46は、カバーフレーム33の下面から下方へ突出し、左右方向に延びる略平板形状を有している。
突出壁46と、下壁36の連続部分36Dとの間が連通口44である。現像フレーム31において、連通口44よりも前方に配置される部分が、トナー収容部5である。また、現像フレーム31において、連通口44よりも後方に配置される部分が現像部47である。すなわち、現像部47は、現像ローラ2、供給ローラ3および層厚規制ブレード4を支持している。
(2)アジテータおよび搬送部材
アジテータ6は、図1に示すように、回転軸の一例としてのアジテータ軸61と、カム部材63と、弾性部材の一例としての撹拌羽根62とを備えている。
アジテータ軸61は、左右方向に延びる略角柱形状を有している。アジテータ軸61の左右方向両端部のそれぞれは、1対の側壁35のそれぞれの前端部に回転可能に支持されている。
カム部材63は、アジテータ軸61の左端部に相対回転不能に支持されている。カム部材63は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。カム部材63は、第1変位部63Aと、維持部63Bと、第2変位部63Cとを備えている。
第1変位部63Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1を中心として、中心角が略120°の側面視略扇形状を有している。第1変位部63Aの周面S1とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1は、右側面視時計回り方向に向かうにつれて徐々に長くなっている。第1変位部63Aの周面S1は、第1変位面の一例である。言い換えると、第1変位部63Aの周面S1の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1は、第1変位部63Aの周面S1の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2よりも長い。
維持部63Bは、第1変位部63Aの右側面視時計回り方向下流に連続して配置されている。維持部63Bは、アジテータ軸61の回転軸線A1を中心として、中心角が略120°の側面視略扇形状を有している。維持部63Bの周面S2とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、第1変位部63Aの周面S1の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1と同じであり、維持部63Bの周方向全体にわたって同じである。
第2変位部63Cは、維持部63Bの右側面視時計回り方向下流に連続して配置され、その右側面視時計回り方向下流端部において、第1変位部63Aの右側面視時計回り方向上流端部に連続している。第2変位部63Cは、アジテータ軸61の回転軸線A1を中心として、中心角が略120°の側面視略扇形状を有している。第2変位部63Cの周面S3とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、右側面視時計回り方向に向かうにつれて徐々に短くなっている。第2変位部63Cの周面S3は、第2変位面の一例である。第2変位部63Cの周面S3の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、第1変位部63Aの周面S1の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1と同じである。第2変位部63Cの周面S3の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、第1変位部63Aの周面S1の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2と同じである。
撹拌羽根62は、左右方向に延びる略平板形状を有している。撹拌羽根62は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの可撓性を有する材料からなるフィルムである。撹拌羽根62は、側面視においてカム部材63の維持部63Bに重なるように、その一端部においてアジテータ軸61に固定されている。撹拌羽根62の他端部、すなわち遊端部は、ベースフレーム32の下方内面に接触するように、アジテータ軸61の回転軸線A1と直交する方向において、カム部材63よりも外方へ延びている。また、撹拌羽根62は、図示しない複数の開口を有している。図示しない複数の開口は、左右方向に互いに間隔を空けて並列配置されている。
搬送部材34は、アジテータ6の後方において、供給ローラ3の前上方に配置されている。なお、以下の搬送部材34の説明において、方向に言及するときには、図1に示す状態を基準として説明する。搬送部材34は、揺動部材51と、コイルばね52とを備えている(図3参照)。
揺動部材51は、図1および図4に示すように、左右方向に延びる略平板形状を有している。揺動部材51は、後述する供給部54が供給ローラ3に近接する第1位置の一例としての近接位置(図5A参照)と、後述する供給部54が供給ローラから離間する第2位置の一例としての離間位置(図6A参照)とに揺動可能である。揺動部材51は、揺動軸53と、供給部54と、戻し部55とを備えている。
揺動軸53は、揺動部材51の前後方向略中央に配置されている。揺動軸53は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。揺動軸53の左右方向両端部のそれぞれは、供給ローラ3の上方、かつ、カバーフレーム33の突出壁46の下方近傍において、1対の側壁35のそれぞれの前後方向略中央に揺動可能に支持されている。
供給部54は、揺動軸53の前端部から連続して前方へ向かって突出し、左右方向に延びている。供給部54は、正面視略矩形の平板形状を有している。供給部54の前端部は、前方へ向かうにつれて下方へわずかに湾曲している。供給部54の下面54Aは、供給面の一例である。供給部54の上面54Bは、前方へ向かうにつれて下方へわずかに湾曲する平坦面である。供給部54は、当接部56と、フィルム部材57を備えている。
当接部56は、揺動部材51の左端部に配置されている。当接部56は、供給部54の上面から前上方へ突出する略角柱形状を有している。当接部56は、カム部材63の後端部に当接している。当接部56の前上端部56Aと揺動軸53の中心軸線A2との距離D1と、第2変位部63Cの周面S2の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2との総和は、揺動軸53の中心軸線A2とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離D2よりも長い。これにより、当接部56は、カム部材63の全周に対して当接可能である。
フィルム部材57は、供給部54の前端部に支持されている。フィルム部材57は、左右方向に延びる略矩形の平板形状を有している。フィルム部材57は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの可撓性を有する材料からなるフィルムである。フィルム部材57の後端部は、供給部54の前端部の下面に固定されている。フィルム部材57の前端部は、供給部54の前端部よりも前方に突出している。
戻し部55は、供給部54に対して傾斜するように、揺動軸53の後上端部から連続して後上方へ向かって直線状に突出し、左右方向に延びている。戻し部55は、正面視略矩形の平板形状を有している。
コイルばね52は、図3に示すように、揺動軸53の左端部に巻回されている。コイルばね52の一方の端部は、左方の側壁35に係止されている。コイルばね52の他方の端部は、揺動部材51の当接部56に係止されている。これにより、コイルばね52は、揺動部材51を、常に近接位置へ向かうように、右側面視反時計回りに付勢している。
4.トナー収容部から現像部へのトナーの供給
現像カートリッジ1は、図2および図5Aに示すように、その後端部が後上方へ向かうように傾斜して画像形成装置11に装着される。なお、以下のトナー収容部5から現像部47へのトナーの供給動作に関する説明において、方向に言及するときには、図5Aに示す状態を基準として説明する。また、搬送部材34の当接部56は、図1に示すように、現像カートリッジ1に駆動力が入力される前において、カム部材63の第2変位部63Cの右側面視時計回り方向上流端部に当接している。
そして、上記した画像形成動作において、現像カートリッジ1に駆動力が入力されると、現像ローラ2および供給ローラ3のそれぞれは、右側面視時計回りに回転する。また、アジテータ軸61は、右側面視反時計回りに回転する。なお、以下の説明において、アジテータ軸61の回転方向、すなわち右側面視反時計回り方向を、回転方向Rと記載する。
アジテータ軸61が回転すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって、当接部56が第2変位部63Cの周面S3に沿うように、右側面視反時計回り方向に連続して徐々に回動する。このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視反時計回り方向に揺動し、供給ローラ3に対して徐々に近接する。すなわち、右側面視反時計回り方向は、近接方向の一例である。これにより、撹拌羽根62は、トナー収容部5内のトナーTを撹拌するとともに後方に向かって搬送する。
そして、図5Aに示すように、揺動部材51は、当接部56が回転方向Rにおける第2変位部63Cの最上流端部に当接すると、近接位置に位置する。
このとき、撹拌羽根62の遊端部は、下壁36の第1部分36Aの内面と摺擦しており、回転方向Rの上流に向かって反るように湾曲している。
また、揺動部材51の供給部54は、前方へ向かうにつれて下方へ傾斜した状態で、下壁36の連続部分36Dの前上方に間隔を隔てて位置している。揺動部材51の供給部54の前下端部は、供給ローラ3の上端縁よりも下方に位置している。また、供給部54の下面54Aは、連通口44を介して供給ローラ3の前方に向かい合い、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向下流に位置している。なお、直線Lは、アジテータ軸61の回転軸線A1に直交する断面における直線である。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図5Bに示すように、カム部材63の第1変位部63Aは、搬送部材34の当接部56に当接し、コイルばね52の付勢力に抗して、当接部56を徐々に上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、当接部56が第1変位部63Aの周面S1に沿うように、近接位置から離間位置へ向かって、右側面視時計回りに連続して徐々に回動する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視時計回り方向に揺動し、供給ローラ3から徐々に離間する。すなわち、右側面視時計回り方向は、離間方向の一例である。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図6Aに示すように、カム部材63の第1変位部63Aは、その回転方向Rの最上流端部において、搬送部材34の当接部56に当接する。すると、揺動部材51は、離間位置に位置する。
このとき、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向上流に位置している。また、揺動部材51の供給部54は、カバーフレーム33の下方に間隔を隔てて位置している。
また、このとき、図6Aに仮想線で示すように、撹拌羽根62は、下壁36の第1部分36Aから後上方へ離間し、復元する。撹拌羽根62は、復元するときに、連通口44内に進入する。これにより、撹拌羽根62によって搬送されているトナーT0は、撹拌羽根62の弾性力によって、トナー収容部5から連通口44を介して後方へ送り出されるように現像部47内に供給される。そして、復元した撹拌羽根62は、揺動部材51の供給部54の下面54Aに当接する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図6Bに示すように、撹拌羽根62は、撓みながら、揺動部材51の供給部54を上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力に抗して、離間位置からさらに右側面視時計回りに揺動する。すなわち、撹拌羽根62は、揺動部材51が第1変位部63Aから維持部63Bを介して第2変位部63Cへ受け渡されるときに、揺動部材51に当接し、揺動部材51を離間位置からさらに右側面視時計回り方向へ揺動させる。
このとき、現像部47内に供給されたトナーT1は、供給ローラ3の回転によって現像ローラ2と供給ローラ3との接触部分へ搬送されるとともに、その安息角に応じて崩れるように連通口44の近傍で流動する。これにより、現像部47内に供給されたトナーT1のうち、供給ローラ3に担持されなかったトナーT2は、連通口44からトナー収容部5へ溢れるように、下壁36の連続部分36Dの上方に堆積する。
また、現像ローラ2と供給ローラ3との接触部分へ搬送されたトナーT3は、上記したように、現像ローラ2の表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード4によって規制される。層厚規制ブレード4によって規制されたトナーT3は、現像ローラ2と供給ローラ3との接触部分に溜まる。現像ローラ2と供給ローラ3との接触部分に溜まったトナーT3は、図6Aおよび図6Bに示すように、揺動部材51が離間位置に位置しているとき、または、離間位置よりも右側面視時計回り方向に揺動されているときに、揺動部材51の戻し部55と層厚規制ブレード4との間から上方へ溢れるように、戻し部55の上面にのる。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図7に示すように、撹拌羽根62は、供給部54の前方を撓みながら通過し、復元する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって右側面視反時計回りに回動し、その当接部56においてカム部材63の維持部63Bに当接する。これにより、揺動部材51は、再び、離間位置に位置する。
そして、アジテータ6がさらに回転すると、図1に示すように、カム部材63の第2変位部63Cは、搬送部材34の当接部56に当接する。
すると、上記したように、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって、当接部56が第2変位部63Cの周面S2に沿うように、右側面視反時計回りに連続して徐々に回動し、図5Aに示すように、再度、近接位置に位置する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、下壁36の連続部分36Dの上方に堆積しているトナーT2を供給ローラ3に向かって後下方へ押し込む。すなわち、揺動部材51の供給部54は、アジテータ6によって搬送されたトナーT2を供給ローラ3へ向かって搬送する。
また、このとき、揺動部材51の戻し部55の上面に載っているトナーT4は、揺動部材51の供給部54の上面54Bに沿って、トナー収容部5内に落下する。
このように、トナー収容部5内のトナーは、現像部47に供給される。
5.作用効果
(1)この現像カートリッジ1によれば、図5Aに示すように、搬送部材34は、供給部54が供給ローラ3に近づくように揺動して近接位置に位置し、トナー収容部5内の下壁36の連続部分36Dの上方に堆積しているトナーT2を供給ローラ3へ搬送する。
このとき、供給部54は、現像フレーム31の下壁36の連続部分36Dと間隔を隔てて位置し、現像フレーム31に当接しない。
また、搬送部材34は、図6Aおよび図6Bに示すように、供給部54が供給ローラ3から離れるように揺動して離間位置に位置したときにも、供給部54は、現像フレーム31のカバーフレーム33と間隔を隔てて位置し、現像フレーム31に当接しない。
その結果、トナー収容部5内のトナーを供給ローラ3に確実に供給できながら、動作音を抑制することができる。
(2)この現像カートリッジ1によれば、図4に示すように、供給部54の上面54Bは、平坦な湾曲面である。
そのため、図5Aに示すように、現像部47からトナー収容部5へ向かって戻るトナーT4を、供給部54の上面54Bに沿って落下させて、トナー収容部5内に戻すことができる。
(3)この現像カートリッジ1によれば、図5Aに示すように、供給部54は、搬送部材34が近接位置に位置したときに、現像部47からトナー収容部5へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜している。
そのため、現像部47からトナー収容部5へ向かって戻るトナーT4を、重力を利用して搬送部材34の傾斜に沿って戻すことができる。
その結果、現像部47からトナー収容部5へ、円滑にトナーを戻すことができる。
(4)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、アジテータ6は、搬送部材34に対して駆動力を伝達するカム部材63を相対回転不能に備えている。
そして、カム部材63は、第1変位部63Aの周面S1によって、搬送部材34を、供給ローラ3から離間するように右側面視時計回り方向へ揺動させ、第2変位部63Cの周面S2によって、搬送部材34を、供給ローラ3に近接するように右側面視反時計回り方向へ揺動させる。
その結果、アジテータ6の回転と、搬送部材34の揺動とを確実に同期させることができる。
(5)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、第1変位部63Aの周面S1は、アジテータ6の回転方向R(右側面視反時計回り方向)の上流に向かうにつれて、アジテータ軸61の回転軸線A1からの距離が徐々に長くなるように構成されている。また、第2変位部63Cの周面S2は、アジテータ6の回転方向Rの上流に向かうにつれて、アジテータ軸61の回転軸線A1からの距離が徐々に短くなるように構成されている。
そのため、アジテータ6が回転したときに、第1変位部63Aの周面S1によって、搬送部材34を右側面視時計回り方向へ徐々に揺動させることができ、第2変位部63Cの周面S2によって、搬送部材34を右側面視反時計回り方向へ徐々に揺動させることができる。
その結果、動作音を抑制しながら、搬送部材34を、近接位置と離間位置との間で円滑に揺動させることができる。
(6)この現像カートリッジ1によれば、図6A、図6Bおよび図7に示すように、搬送部材34が第1変位部63Aから維持部63Bを介して第2変位部63Cに受け渡されるときに、撹拌羽根62によって、搬送部材34を、供給ローラ3からさらに離間させることができる。このとき、供給ローラ3に過度に供給されたトナーT3がトナー収容部5へ戻ることを許容できる。
その結果、供給ローラ3に過度にトナーが供給されることを抑制できる。
(7)この現像カートリッジ1によれば、図6Aに示すように、撹拌羽根62は、搬送部材34が回転方向Rにおける第1変位部63Aの最上流端部に当接しているときに、連通口44内に配置されている。
そのため、搬送部材34が第1変位部63Aによって最も供給ローラ3から離間されたときに、撹拌羽根62によってトナー収容部5内のトナーを供給ローラ3に供給できる。
その結果、トナー収容部5内のトナーを供給ローラ3に、より確実に供給できる。
(8)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、搬送部材34は、揺動軸53から現像部47内へ向かって後上方へ延びる戻し部55を備えている。
戻し部55は、図5Aに示すように、搬送部材34が近接位置に位置したときに、現像部47内のトナーをトナー収容部5に戻す。
その結果、戻し部55により、現像部47内の余剰のトナーをトナー収容部5に戻すことができる。
(9)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、現像フレーム31のカバーフレーム33は、カバーフレーム33の下面から下方へ向かって揺動軸53の近傍へ延びる突出壁46を有している。
そのため、図7に示すように、現像部47内の余剰のトナーT4を、突出壁46でほぐしながら、円滑にトナー収容部5に戻すことができる。
(10)この現像カートリッジ1によれば、図5Aに示すように、戻し部55は、揺動軸53から後上方へ直線状に延びている。
そのため、現像部47内の余剰のトナーT4を、戻し部55によって確実にトナー収容部5へ搬送できる。
(11)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、供給部54は、揺動軸53から前方へ延びるにつれて下方に湾曲している。
そのため、トナー収容部5内のトナーを、供給部54によって確実に現像部47へ搬送できる。
6.第2実施形態
図8、図9を参照して、プリンタの第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態の概要
上記した第1実施形態では、カム部材63は、第1変位部63Aと、維持部63Bと、第2変位部63Cとを備えている。
対して、第2実施形態では、カム部材71は、図8Aに示すように、維持部を備えず、第1変位部71Aと、第2変位部71Bとを備える。
(2)カム部材
カム部材71は、左右方向に厚みを有し、アジテータ軸61の回転軸線A1と異なる中心を有する略円板形状を有している。すなわち、アジテータ軸61の回転軸線A1は、カム部材71の中心に対して偏心している。カム部材63の全周は、当接部56に対して当接可能である。カム部材71は、第1変位部71Aと、第2変位部71Bとを備えている。
第1変位部71Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1を中心として、中心角が略180°の側面視略扇形状を有している。第1変位部71Aの周面S1とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、右側面視時計回り方向に向かうにつれて徐々に長くなっている。第1変位部71Aの周面S1は、第1変位面の一例である。言い換えると、第1変位部71Aの周面S1の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1は、第1変位部71Aの周面S1の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2よりも長い。
第2変位部71Bは、第1変位部71Aの右側面視時計回り方向下流に連続して配置され、その右側面視時計回り方向下流端部において、第1変位部71Aの右側面視時計回り方向上流端部に連続している。第2変位部71Bは、アジテータ軸61の回転軸線A1を中心として、中心角が略180°の側面視略扇形状を有している。第2変位部71Bの周面S2とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、右側面視時計回り方向に向かうにつれて徐々に短くなっている。第2変位部71Bの周面S2は、第2変位面の一例である。第2変位部71Bの周面S2の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、第1変位部71Aの周面S1の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1と同じである。第2変位部71Bの周面S2の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離は、第1変位部71Aの周面S1の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2と同じである。
(3)搬送部材の揺動
搬送部材34の当接部56は、図8Aに示すように、現像カートリッジ1に駆動力が入力される前において、カム部材63の第2変位部71Bの右側面視時計回り方向下流端部に当接している。
アジテータ軸61が回転すると、図8Bに示すように、カム部材71の第1変位部71Aは、搬送部材34の当接部56に当接し、コイルばね52の付勢力に抗して、当接部56を徐々に上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、当接部56が第1変位部71Aの周面S1に沿うように、右側面視時計回りに連続して徐々に回動する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視時計回り方向に揺動し、供給ローラ3から徐々に離間する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図9Aに示すように、撹拌羽根62は、カム部材71の第1変位部71Aの回転方向Rの最上流端部が搬送部材34の当接部56に当接する直前に、揺動部材51の供給部54の下面54Aに当接する。
このとき、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向上流に位置している。また、揺動部材51の供給部54は、カバーフレーム33の下方に間隔を隔てて位置している。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図9Bに示すように、撹拌羽根62は、撓みながら、揺動部材51の供給部54を上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力に抗して、カム部材71から離れるようにさらに右側面視時計回りに揺動する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、撹拌羽根62は、供給部54の前方を撓みながら通過し、復元する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって右側面視反時計回りに回動し、その当接部56においてカム部材71の第2変位部71Bに当接する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、上記し、図8Aに示すように、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって、当接部56が第2変位部63Cの周面S2に沿うように、右側面視反時計回りに連続して徐々に揺動する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視反時計回り方向に揺動し、供給ローラ3に対して徐々に近接する。また、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向下流に位置する。また、揺動部材51の供給部54は、下壁36の連続部分36Dに間隔を隔てて位置している。
(4)第2実施形態の作用効果
第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
7.第3実施形態
図10〜図12を参照して、プリンタの第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態において、上記した第2実施形態と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第3実施形態の概要
上記した第2実施形態では、アジテータ6は、カム部材71を備え、カム部材71は、維持部を備えず、第1変位部71Aと、第2変位部71Bとを備えている。
対して、第3実施形態では、図10に示すように、アジテータ6は、カム部材71と、維持部材81とを備えている。
(2)維持部材
維持部材81は、図10および図11に示すように、カム部材71の右方に間隔を隔てて配置されている。維持部材81は、左右方向に見たときに、カム部材71の第2変位部71Bに重なる。維持部材81は、中心角が約90°の側面視略扇形状を有している。維持部材81は、アジテータ軸61の回転軸線A1と直交する方向において、アジテータ軸61から外方へ突出している。維持部材81の周面とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R3は、第1変位部71Aの周面S1の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2よりも短く、維持部63Bの周方向全体にわたって同じである。
(3)搬送部材の揺動
搬送部材34の当接部56は、図10に示すように、現像カートリッジ1に駆動力が入力される前において、カム部材71の第2変位部71Bの右側面視時計回り方向下流端部に当接している。
アジテータ軸61が回転すると、上記した第2実施形態と同様に、カム部材71の第1変位部71Aは、搬送部材34の当接部56に当接し、コイルばね52の付勢力に抗して、当接部56を徐々に上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、当接部56が第1変位部71Aの周面S1に沿うように、右側面視時計回りに連続して徐々に回動する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視時計回り方向に揺動し、供給ローラ3から徐々に離間する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、上記した第2実施形態と同様に、撹拌羽根62は、カム部材71の第1変位部71Aの回転方向Rの最上流端部が搬送部材34の当接部56に当接する直前に、揺動部材51の供給部54の下面54Aに当接する。
このとき、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向上流に位置している。また、揺動部材51の供給部54は、カバーフレーム33の下方に間隔を隔てて位置している。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図12Aに示すように、撹拌羽根62は、撓みながら、揺動部材51の供給部54を上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力に抗して、カム部材71から離れるようにさらに右側面視時計回りに揺動する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図12Bに示すように、撹拌羽根62は、供給部54の前方を撓みながら通過し、復元する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって右側面視反時計回りに回動し、その供給部54において維持部材81に当接する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、維持部材81が供給部54から前方へ離間する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって右側面視反時計回りに回動し、その当接部56においてカム部材71の第2変位部71Bに当接する。
そして、アジテータ6がさらに回転すると、上記し、図10に示すように、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって、当接部56が第2変位部63Cの周面S2に沿うように、右側面視反時計回りに連続して徐々に揺動する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視反時計回り方向に揺動し、供給ローラ3に対して徐々に近接する。また、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向下流に位置する。また、揺動部材51の供給部54は、下壁36の連続部分36Dに間隔を隔てて位置している。
(4)第3実施形態の作用効果
第3実施形態においても、上記した第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
8.第4実施形態
図13、図14を参照して、プリンタの第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態において、上記した第2実施形態と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第4実施形態の概要
上記した第2実施形態では、カム部材71は、その全周において搬送部材34の当接部56に当接可能である。
対して、第4実施形態では、カム部材90は、搬送部材34の当接部56に対して当接または離間するように構成されている。また、現像フレーム31は、図13に示すように、カム部材90が当接部56から離間しているときに搬送部材34の供給部54に当接するように、ボス91を備えている。
(2)第4実施形態の構成
カム部材90は、第2実施形態のカム部材71よりも小径である以外は、第2実施形態のカム部材71と同じである。
第4実施形態では、当接部56の前上端部56Aと揺動軸53の中心軸線A2との距離D1と、第1変位部90Aの周面S1の右側面視時計回り方向上流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R2との総和は、揺動軸53の中心軸線A2とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離D2よりも短い。
また、当接部56の前上端部56Aと揺動軸53の中心軸線A2との距離D1と、第1変位部90Aの周面S1の右側面視時計回り方向下流端部とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離R1との総和は、揺動軸53の中心軸線A2とアジテータ軸61の回転軸線A1との距離D2よりも長い。
ボス91は、搬送部材34の揺動軸53の前下方に配置されている。ボス91は、ベースフレーム32の左方の側壁35の右面から右方に向かって突出する略円筒形状を有している。ボス91は、搬送部材34が近接位置に配置されているときに、供給部54の下面54Aに当接する。
(3)搬送部材の揺動
搬送部材34の供給部54は、現像カートリッジ1に駆動力が入力される前において、ボス91に当接している。搬送部材34は、近接位置に配置されている。
アジテータ軸61が回転すると、図14Aに示すように、カム部材90の第1変位部90Aは、搬送部材34の当接部56に当接し、コイルばね52の付勢力に抗して、当接部56を徐々に上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、当接部56が第1変位部71Aの周面S1に沿うように、右側面視時計回りに連続して徐々に回動する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視時計回り方向に揺動し、供給ローラ3から徐々に離間する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、図14Bに示すように、撹拌羽根62は、カム部材90の第1変位部90Aの回転方向Rの最上流端部が搬送部材34の当接部56に当接する直前に、揺動部材51の供給部54の下面54Aに当接する。
このとき、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向上流に位置している。また、揺動部材51の供給部54は、カバーフレーム33の下方に間隔を隔てて位置している。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、上記した第2実施形態と同様に、撹拌羽根62は、撓みながら、揺動部材51の供給部54を上方へ押圧する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力に抗して、カム部材90から離れるようにさらに右側面視時計回りに揺動する。
次いで、アジテータ6がさらに回転すると、上記した第2実施形態と同様に、撹拌羽根62は、供給部54の前方を撓みながら通過し、復元する。
すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって右側面視反時計回りに回動し、その当接部56においてカム部材90の第2変位部90Bに当接する。
そして、アジテータ6がさらに回転すると、揺動部材51は、コイルばね52の付勢力によって、当接部56が第2変位部90Bの周面S2に沿うように、右側面視反時計回りに連続して徐々に揺動し、第2変位部90Bから後下方へ離間する。
すると、上記し、図13に示すように、搬送部材34の供給部54は、ボス91に当接する。
このとき、揺動部材51の供給部54は、揺動軸53の中心軸線A2を中心として右側面視反時計回り方向に揺動し、供給ローラ3に対して徐々に近接する。また、供給部54の下面54Aは、アジテータ軸61の回転軸線A1と揺動軸53の中心軸線A2とを結ぶ直線Lよりも右側面視反時計回り方向下流に位置する。また、揺動部材51の供給部54は、下壁36の連続部分36Dに間隔を隔てて位置している。
(4)第4実施形態の作用効果
第4実施形態においても、上記した第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(5)第4実施形態の変形例
第4実施形態において、カム部材90の第1変位部90Aは、図15に示すように、カム部材90の径方向外方へ突出する凸部92を有してもよい。
この場合、カム部材90の第1変位部90Aが搬送部材34の当接部56に当接したときに、凸部92によって当接部56を確実に上方へ押圧できる。
9.その他の変形例
上記した供給ローラ3は、ローラ部材の一例であるが、ローラ部材には、供給ローラ3の他、現像ローラ2や、現像スリーブ、ブラシ状のローラなどが含まれる。
また、上記したアジテータ6は、撹拌部材の一例であるが、撹拌部材には、アジテータ6の他、パドルなどが含まれる。
1 現像カートリッジ
3 供給ローラ
5 トナー収容部
6 アジテータ
31 現像フレーム
34 搬送部材
44 連通口
46 突出壁
47 現像部
53 揺動軸
54 供給部
54A 下面
54B 上面
55 戻し部
61 アジテータ軸
62 撹拌羽根
63 カム部材
63A 第1変位部
63C 第2変位部
71 カム部材
71A 第1変位部
71B 第2変位部
S1 周面
S2 周面
S3 周面
T0 トナー
T1 トナー
T2 トナー
T3 トナー
T4 トナー

Claims (11)

  1. 現像剤を収容するように構成される現像剤収容部と、現像剤を担持するように構成されるローラ部材を支持する現像部と、前記現像剤収容部と前記現像部とを連通する連通口とを有する筐体と、
    前記現像剤収容部内において前記筐体に回転可能に支持される回転軸を有し、現像剤を撹拌するように構成される撹拌部材と、
    前記筐体に揺動可能に支持される揺動軸を有し、前記撹拌部材によって搬送された現像剤を前記ローラ部材へ向かって搬送するように構成される搬送部材と
    を備え、
    前記搬送部材は、現像剤を前記ローラ部材へ向かって供給するように構成される供給部を有し、前記供給部が前記ローラ部材に近づく第1位置と、前記供給部が前記ローラ部材から離れる第2位置とに揺動するように構成され、
    前記供給部は、前記ローラ部材に向かい合うように構成される供給面を有し、前記第1位置および前記第2位置において前記筐体と間隔を隔てて位置するように構成され、
    前記供給面は、
    前記搬送部材が前記第1位置に位置するときには、前記第2位置から前記第1位置へ向かう近接方向において、前記揺動軸の軸線と前記回転軸の軸線とを結ぶ直線に対して下流側に配置され、
    前記搬送部材が前記第2位置に位置するときには、前記近接方向において、前記直線に対して上流側に配置される
    ことを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記供給部は、前記供給面と反対側の端面が平坦である
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記供給部は、前記搬送部材が前記第1位置に位置したときに、前記現像部から前記現像剤収容部へ向かうにつれて下方へ向かうように傾斜する
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記撹拌部材は、前記搬送部材に対して駆動力を伝達するように構成されるカム部材を相対回転不能に備え、
    前記カム部材は、
    前記搬送部材を前記近接方向とは反対方向の離間方向へ揺動させるように構成される第1変位面と、
    前記搬送部材を前記近接方向へ揺動させるように構成される第2変位面と
    を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記第1変位面は、前記撹拌部材の回転方向と反対方向に向かうにつれて、前記回転軸の軸線からの距離が徐々に長くなるように構成され、
    前記第2変位面は、前記撹拌部材の回転方向と反対方向に向かうにつれて、前記回転軸の軸線からの距離が徐々に短くなるように構成されている
    ことを特徴とする、請求項4に記載のカートリッジ。
  6. 前記撹拌部材は、前記回転軸の軸線と直交する方向において前記回転軸から前記筐体の内面に向かって延びる弾性部材を備え、
    前記弾性部材は、前記搬送部材が前記第1変位面から前記第2変位面に受け渡されるときに、前記搬送部材に当接し、前記搬送部材を前記離間方向へさらに揺動させるように構成される
    ことを特徴とする、請求項4または5に記載のカートリッジ。
  7. 前記弾性部材は、前記搬送部材が前記撹拌部材の回転方向最上流の前記第1変位面に当接しているときに、前記連通口内に配置されている
    ことを特徴とする、請求項6に記載のカートリッジ。
  8. 前記搬送部材は、前記揺動軸から前記現像部内へ向かって延び、前記搬送部材が前記近接方向へ揺動したときに、前記現像部内の現像剤を前記現像剤収容部に戻すように構成される戻し部を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  9. 前記戻し部は、前記揺動軸から前記現像部内へ向かうにつれて上方へ向かうように、前記供給部に対して傾斜しており、
    前記筐体は、前記揺動軸に対して前記ローラ部材の反対側に配置され、前記筐体の内面から前記揺動軸の近傍へ延びる延設壁を有する
    ことを特徴とする、請求項8に記載のカートリッジ。
  10. 前記戻し部は、前記揺動軸から直線状に延びている
    ことを特徴とする、請求項8または9に記載のカートリッジ。
  11. 前記供給部は、前記揺動軸から延びるにつれて前記近接方向に湾曲されている
    ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のカートリッジ。
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