JP4972896B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主として通信に用いられる超高速高周波デバイスとして知られる高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor:HEMT)における構成材料及び構造を改良して更なる高速化を実現する半導体装置に関する。
一般に、ミリ波(30〜300GHz)領域やサブミリ波(300GHz〜3THz)領域で動作可能なトランジスタとしてInP系HEMTが知られている。InP系HEMTのチャネル材料としては、InP基板に格子整合するIn0.53Ga0.47Asが主に用いられてきた。また、キャリア電子の有効質量を軽くして更に高速化する為、InAs組成を70%程度にまで高めたIn0.7 Ga0.3 As材料も用いられている。
これ等InP系HEMTに於いては、高速化の目安である遮断周波数fT が562GHzまで高められている。然しながら、HEMTをより一層高速化するためには、チャネル材料として電子の有効質量が小さいInAsにすることが一つの手段である。
ところで、電子の有効質量は、In0.53Ga0.47Asでは0.043me 、In0.7 Ga0.3 Asでは0.036me 、InAsでは0.022me (me は電子の静止質量)であり、InAsチャネルにすることにより電子速度が一層高まるので、テラヘルツ動作の可能性もある。
InAsチャネルの場合には、電子を閉じ込める為のバリア層としてAlSb(ないしはAlGaSb)を用いることが多い。これは、InAsとAlSb(ないしはAlGaSb)との格子定数が比較的近いためである。更にAlSb/InAsヘテロ接合においては伝導帯のバンド不連続が約1.3eVであり、InAs層中の電子濃度を高くすることも可能であって、1×1013cm-2程度も容易である。
図11は従来のAlSb/InAs系HEMTを表す要部切断側面図である(例えば、非特許文献1を参照。)。
図に於いて、110は半絶縁性GaAs基板、111はAlSbからなるバリア層を兼ねたバッファ層、112はInAsチャネル層、113はAlSbスペーサー層、114はTe−δドーピング層、115はAlSbバリア層、116はInAlAsからなる対ホールバリア層、121はソース電極、122はドレイン電極、123はゲート電極をそれぞれ示している。
通常、AlSb/InAs系HEMTはInP系HEMTを凌駕できる超高速トランジスタとなる可能性が大きいのであるが、AlSbとInAsの格子定数は近いとは言っても0.6136nmと0.6058nmであって1.29%の差がある。この差は、これまでに最高速を示したIn0.7 Ga0.3 As/In0.52Al0.48As/InP材料の場合に於ける1.16%という差を越えた差になっている。
従ってAlSb/InAs系HEMTにおいては、InAsチャネル層中の格子不整合に伴う転位がInP系HEMT以上に存在し、高速化に対して妨げとなっている。
この場合、バリア層をAlSbよりも格子定数がInAsに近いAlGaSbにするのも一つの方法である(GaSbの格子定数は0.6095nm)。然しながらGaSbは導電性であるから、バリア層として用いる場合にはGaSbの組成をあまり大きくすることはできない。また、バリア層をAlSbからAlAsSbにして格子定数を一致させるのも一つの方法ではあるが、V族元素の混晶組成をきちんと制御するのには精密な技術が要求される。
J.Bergman,G.Nagy,G.Sullivan,B.Brar,C.Kadow,H.−K.Lin,A.Gossard and M.Rodwell,Proceedings of the 15th International Conference on Indium Phosphide and Related Materials(IPRM '03)(Santa Barbara,USA),May 12−16,2003,pp.219−222.
本発明では、AlSb/InAs系HEMTを構成する半導体層中にInGaAs歪み吸収層を介挿する旨の簡単な改変を加えることで、通常ならばInAsチャネル層に発生する転位をInGaAs歪み吸収層で発生するようにして、AlSb/InAs系HEMTの高速化を妨げている要因を解消しようとする。
本発明に依る半導体装置では、半導体基板上にAl(Ga)Sbバッファ層、InAsチャネル層、Al(Ga)Sbバリア層からなるヘテロ構造半導体層を形成し、且つ、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極を形成してなるAl(Ga)Sb/InAs系HEMTに於いて、前記Al(Ga)Sbバッファ層及び前記Al(Ga)Sbバリア層中にInGaAs歪み吸収層が設けられてなることを基本とする。
前記手段を採ることに依り、図11について説明した従来のAlSb/InAs系HEMTではInAsチャネル層中に発生していた転位を本発明のAlSb/InAs系HEMTではInGaAs歪み吸収層中に発生し易くすることができ、InAsチャネル層に於けるキャリアの走行を妨げる要因がなくなり、この種のHEMTを更に高速化することが可能となる。また、Al(Ga)Sb層に対してInGaAs層から圧縮歪みが加えられるので、Al(Ga)SbとInAsとの間の歪みも小さくなる。更にまた、チャネル層とバリア層は単一半導体で形成できるので、混晶組成を精密に制御するような技術を用いる必要がない。
本発明に依れば、これまでの結晶成長技術からそれほど外れることなく、高品質なInAsチャネル層が得られる半導体層の積層構造を実現することができる。
図1は本発明に於ける基本的なAlSb/InAs系HEMTを表す要部切断側面図である。図に於いて、10は半絶縁性GaAs基板、11はAlSbからなるバリア層を兼ねたバッファ層、12はInGaAs歪み吸収層、13はAlSbバリア層、14はInAsチャネル層、15はAlSbからなるスペーサー層を兼ねたバリア層、16はTe−δドーピング層、17はAlSbバリア層、18はInGaAs歪み吸収層、19はAlSbバリア層、20はInAlAsからなる対ホールバリア層、21はソース電極、22はドレイン電極、23はゲート電極をそれぞれ示している。
図1に見られるAlSb/InAs系HEMTの構造に於いては、InAsチャネル層14の上下に形成されたAlSbバリア層13及びAlSbバッファ層11中、そして、AlSbからなるスペーサー層を兼ねたバリア層15及びAlSbバリア層17及びAlSbバリア層19中にInGaAs歪み吸収層12、InGaAs歪み吸収層18が介挿されている。
図2はHEMT中の各半導体層に生成される応力について模式的に説明する図であり、(A)は本発明の場合、(B)は従来技術に依る場合をそれぞれ示している。
ここで用いられている3種類の半導体材料、即ち、AlSb、InAs、InGaAsの格子定数を見ると、AlSb(0.6136nm)>InAs(0.6058nm)>InGaAs(<0.6058nm)である。
図11について説明した従来技術に依るHEMTの場合、格子定数の大きいAlSb層には圧縮応力が、格子定数の小さいInAs層には引張り応力が働くことになる。これに対し、図1の本発明に依るHEMTの場合、InGaAs歪み吸収層によってAlSb層は圧縮応力を受ける。ここで、AlSb層が受ける圧縮応力は、InAs層によって引き起こされる圧縮応力よりも大きい。その為、AlSb層によって引き起こされる歪みはInAs層よりもむしろ格子定数の小さいInGaAs歪み吸収層で緩和される。従って、図11の従来技術に依るHEMTでInAsチャネル層中に発生していた転位は、本発明に依るHEMTに於いてはInGaAs歪み吸収層中で発生し易くなる。
また、InGaAs歪み吸収層によってAlSb層に圧縮歪みが加わるので、AlSb層の実効的な格子定数はAlSbバルクよりも小さくなり、InAs層との格子不整合を従来技術に依るHEMTに比較して小さくすることができる。
尚、AlSb/InGaAs/AlSb量子井戸構造中には電子が蓄積される可能性を危惧されるが、例えばInGaAsの組成をIn0.8 Ga0.2 As(格子定数:0.5977nm)とするなど、ある程度GaAs組成を高くし且つ井戸幅であるInGaAs歪み吸収層を例えば5nmと薄膜化することにより、AlSb/InAs/AlSb量子井戸構造よりは量子井戸中のエネルギー準位を高くし、InGaAs層中に電子が入り込むのを防ぐことができる。
上記説明は、バリア層としてAlSbを用いた場合についてであるが、これをAlGaSbに代替しても格子定数がやや小さくなるだけで全く同じ説明をすることができる。
図3乃至図9は図1を用いて説明したAlSb/InAs系HEMTを作製する工程を説明する為の工程要所に於けるHEMTを表す要部切断側面図であり、以下、これ等の図を参照しつつ説明する。
図3参照
(1)
例えば、分子線エピタキシー(molecular beam epitaxy:MBE)法を適用することに依り、半絶縁性GaAs基板10上に厚さ2μmのアンドープAlSbバリア層兼バッファ層11、厚さ5nmのアンドープIn0.8 Ga0.2 As歪み吸収層12、厚さ5nmのアンドープAlSbバリア層13、厚さ15nmのアンドープInAsチャネル層14、厚さ3nmのアンドープAlSbスペーサー層兼バリア層15、Te―δドーピング層16、厚さ2nmのアンドープAlSbバリア層17、厚さ5nmのアンドープIn0.8 Ga0.2 As歪み吸収層18、厚さ5nmのアンドープAlSbバリア層19、厚さ5nmのアンドープIn0.5 Al0.5 As対ホールバリア層20を形成する。この場合、Teのδドーピング量としては、5×1012cm 程度とする。
図4参照
(2)
通常の技法を適用することに依って素子分離を形成した後、Pd/Pt/Auを堆積してパターン化及びアニールを行ってソース電極21及びドレイン電極22を形成する。
図5参照
(3)
ゲート電極を形成するのに必要な3層のレジスト膜、即ち、ZEPレジスト膜31、PMGI(polydimethylglutarimide)レジスト膜32、ZEPレジスト膜33を塗布形成する。尚、ZEPレジストは日本ゼオン製である。
図6参照
(4)
電子ビーム露光法を適用することに依り、ZEPレジスト膜33及びPMGIレジスト膜32にゲート電極を形成するのに必要な開口を形成する。ZEPレジスト膜33に形成する開口の大きさはT型ゲート電極に於けるT型部分の大きさに対応し、PMGIレジスト膜32に形成する開口の大きさはT型ゲート電極のT型部分を受容するのに充分な大きさとする。因に、T型ゲート電極を形成した場合、T型部分の表面側はZEPレジスト膜33で規定された寸法になるが、下方では若干広がった形状になることが知られている。
図7参照
(5)
同じく電子ビーム露光法を適用することに依り、ZEPレジスト膜31にゲート電極を形成するのに必要な開口を形成する。ここで形成する開口は、ゲート電極のゲート長及びゲート幅に則した大きさにすることは云うまでもない。
図8及び図9参照
(6)
蒸着法を適用することに依り、Ti/Pt/Auを蒸着してゲート電極金属膜とし、次いで、3層レジスト膜を溶解剥離するリフトオフ法を適用することに依り、ゲート電極金属膜のパターン化を行ってゲート電極23を形成する。尚、図8に見られる状態では、ZEPレジスト膜33上にゲート電極金属膜が存在しているのであるが省略してある。
前記説明した工程を経ることで、図1に見られるAlSb/InAs系HEMTを作製できるのであるが、この実施例においては、ドーパントとしてTeを用いている。このドーパントをより汎用的なSiとする為には、InGaAs歪み吸収層中にSiのδドーピングを施すと良い。
図10はドーパントとしてSiを用いたAlSb/InAs系HEMTを表す要部切断側面図であり、図1に於いて用いた記号と同じ記号で指示した部分は同一或いは同効の部分を表すものとする。
図10に見られるAlSb/InAs系HEMTが図1に見られるAlSb/InAs系HEMTと相違するところは、InAsチャネル層14の上側に在るInGaAs歪み吸収層18にSi−δドーピング層16Aが形成されていることである。尚、SiはAlSb層中ではドーパントとして不活性であって2次元電子を生成しないのでInGaAs層中に導入する。
図1及び図10に見られるAlSb/InAs系HEMTでは、InAsチャネル層の上側にのみドーピングをしているが、InAsチャネル層の下側にのみドーピングした場合には、いわゆる逆HEMT構造のHEMTとなり、そして、InAsチャネル層の上側と下側の両方にドーピングした場合には、いわゆるダブルドーピング構造のHEMTとなる。
本発明に於いては、前記説明した実施の形態を含め、多くの形態で実施することができるので、以下、それを付記として例示する。
(付記1)
半導体基板上にAl(Ga)Sbバッファ層、InAsチャネル層、Al(Ga)Sbバリア層からなるヘテロ構造半導体層を形成し、且つ、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極を形成してなるAl(Ga)Sb/InAs系HEMTに於いて、
前記Al(Ga)Sbバッファ層及び前記Al(Ga)Sbバリア層中にInGaAs歪み吸収層が設けられてなること
を特徴とする半導体装置。
(付記2)
InGaAs歪み吸収層が設けられたAl(Ga)Sbバリア層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりもInAsチャネル層に近い側にドーパントとしてTeがドーピングされてなること
を特徴とする(付記1)記載の半導体装置。
(付記3)
InGaAs歪み吸収層が設けられたAl(Ga)Sbバッファ層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりもInAsチャネル層に近い側にドーパントとしてTeがドーピングされてなること
を特徴とする(付記1)記載の半導体装置。
(付記4)
InGaAs歪み吸収層が設けられたAl(Ga)Sbバリア層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりもInAsチャネル層に近い側、及び、InGaAs歪み吸収層が設けられたAl(Ga)Sbバッファ層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりもInAsチャネル層に近い側の両方にドーパントとしてTeがドーピングされてなること
を特徴とする(付記1)記載の半導体装置。
(付記5)
Al(Ga)Sbバリア層中に設けられたInGaAs歪み吸収層中にドーパントとしてSiがドーピングされてなること
を特徴とする(付記1)記載の半導体装置。
(付記6)
Al(Ga)Sbバッファ層中に設けられたInGaAs歪み吸収層中にドーパントとしてSiがドーピングされてなること
を特徴とする(付記1)記載の半導体装置。
(付記7)
Al(Ga)Sbバリア層中に設けられたInGaAs歪み吸収層中及びAl(Ga)Sbバッファ層中に設けられたInGaAs歪み吸収層中にドーパントとしてSiがドーピングされてなること
を特徴とする(付記1)記載の半導体装置。
本発明の一実施例であるAlSb/InAs系HEMTを表す要部切断側面図である。 本発明及び従来技術に依るAlSb/InAs/AlSb系へテロ構造を有するHEMTの格子定数・歪の違いを説明する模式図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 図1のAlSb/InAs系HEMTを作製する場合を説明する為の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図である。 ドーパントとしてSiを用いたAlSb/InAs系HEMTを表す要部切断側面図である。 従来のAlSb/InAs系HEMTを表す要部切断側面図である。
符号の説明
10 半絶縁性GaAs基板
11 AlSbからなるバリア層を兼ねたバッファ層
12 InGaAs歪み吸収層
13 AlSbバリア層
14 InAsチャネル層
15 AlSbスペーサーを兼ねたバリア層
16 Te―δドーピング層
16A Si―δドーピング層
17 AlSbバリア層
18 InGaAs歪み吸収層
19 AlSbバリア層
20 InAlAs対ホールバリア層
21 ソース電極
22 ドレイン電極
23 ゲート電極
31 レジスト膜(ZEP)
32 レジスト膜(PMGI)
33 レジスト膜(ZEP)
110 半絶縁性GaAs基板
111 AlSbバリア層兼バッファ層
112 InAsチャネル層
113 AlSbスペーサー層
114 Te―δドーピング層
115 AlSbバリア層
116 InAlAs対ホールバリア層
121 ソース電極
122 ドレイン電極
123 ゲート電極

Claims (5)

  1. 半導体基板上にAlSb又はAlGaSbからなるバッファ層、InAsチャネル層、AlSb又はAlGaSbからなるバリア層からなるヘテロ構造半導体層を形成し、且つ、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極を形成してなるAlSb又はAlGaSb/InAs系HEMTに於いて、
    前記AlSb又はAlGaSbからなるバッファ層及び前記AlSb又はAlGaSbからなるバリア層中にInGaAs歪み吸収層が設けられてなること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 前記InGaAs歪み吸収層が設けられた前記AlSb又はAlGaSbからなるバリア層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりも前記InAsチャネル層に近い側にドーパントとしてTeがドーピングされてなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記InGaAs歪み吸収層が設けられた前記AlSb又はAlGaSbからなるバリア層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりも前記InAsチャネル層に近い側、及び、前記InGaAs歪み吸収層が設けられた前記AlSb又はAlGaSbからなるバッファ層中に於いて、前記InGaAs歪み吸収層よりも前記InAsチャネル層に近い側の両方にドーパントとしてTeがドーピングされてなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記AlSb又はAlGaSbからなるバリア層中に設けられた前記InGaAs歪み吸収層中にドーパントとしてSiがドーピングされてなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記AlSb又はAlGaSbからなるバリア層中に設けられた前記InGaAs歪み吸収層中及び前記AlSb又はAlGaSbからなるバッファ層中に設けられた前記InGaAs歪み吸収層中にドーパントとしてSiがドーピングされてなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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