JP4972481B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ブレーキ液圧制御装置に関し、詳しくは、アンチロックブレーキ制御と、ブレーキアシスト制御を同時に実行可能な車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車両の運転者の中には、運転中、緊急事態に遭ったときに、十分な踏力でブレーキペダルを踏み込めない者もある。そのため、近年では、緊急制動時の制動力を補助するため、モータによりポンプを作動させてブレーキ液を加圧するブレーキアシスト制御(「BA制御」という。)機能を搭載した車両用ブレーキ液圧制御装置がある。
また、BA制御機能を搭載した車両用ブレーキ液圧制御装置は、車輪がロックしそうになったときに、ホイールシリンダのブレーキ液圧を適度に下げて車輪のロックを抑制するアンチロックブレーキ制御(「ABS制御」という。)機能を通常備えている。
このような制御装置では、BA制御時には、ポンプで汲み上げるブレーキ液をマスタシリンダから引き込むため、マスタシリンダとポンプの吸入側の間に設けられた吸入弁を開くようにしている。
また、BA制御時は、大きな制動力を発揮しているため、同時にABS制御が開始されることも多い。ABS制御時は、ホイールシリンダ内のブレーキ液は、適宜、制御弁手段により逃がされて、一時的にリザーバへ送られるようになっている。リザーバに貯留されたブレーキ液は、適宜ポンプによりマスタシリンダへ汲み上げられる。
ところで、BA制御中は、吸入弁を開いているため、ポンプの吸入側は、マスタシリンダからの圧力が掛かり高圧になる。そして、ポンプの吸入側は、リザーバの接続されている回路でもある。そのため、BA制御中は、ポンプによりリザーバからブレーキ液を汲み上げることができない結果、リザーバにブレーキ液が溜まり過ぎてしまうという問題がある。
そのため、従来においては、車体減速度が一定値以上になった場合には、BA制御中において吸入弁を閉じることが提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−189139号公報
特許文献1に記載の発明によれば、リザーバのブレーキ液を汲み上げてABS制御における減圧を確実に行うことができる。しかし、BA制御によって、車輪のロック液圧に見合う以上に多く制動力の補助をしてしまうと、ABS制御による減圧もより多く必要となる。このような場合、ABS制御による減圧によりリザーバに排出されたブレーキ液を汲み上げるためには、モータをフル駆動させる必要があった。
本発明は、かかる背景に鑑みなされたもので、BA制御とABS制御が同時になされる場合に、リザーバ内のブレーキ液を汲み上げるためのモータ動作を少なくして、作動音を低減することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、複数の車輪に設けられたホイールシリンダの増圧状態、保持状態または減圧状態を切換可能な制御弁手段と、液圧源と前記制御弁手段の間に設けられて前記制御弁手段側と前記液圧源側との液圧差を調整する調圧弁と、前記制御弁手段から排出されたブレーキ液を貯留するリザーバと、当該リザーバに貯留されたブレーキ液を汲み上げて前記調圧弁よりも前記制御弁手段側へ吐出するポンプと、前記液圧源と前記ポンプの吸入側とを連通する流路に設けられた吸入弁と、前記車輪に所定量以上のスリップが発生していると判定された場合に前記制御弁手段を制御して前記車輪のロックを抑制するアンチロックブレーキ制御を実行するアンチロックブレーキ制御手段と、緊急ブレーキ操作がなされたと判定された場合に前記ポンプ、吸入弁および調圧弁を制御して、前記調圧弁よりも前記制御弁手段側のブレーキ液を加圧するブレーキアシスト制御を実行するブレーキアシスト制御手段と、を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、前記ブレーキアシスト制御手段は、ブレーキアシスト制御が実行されると、前記吸入弁を開弁させつつ、前記液圧源からブレーキ液を吸入すべく前記ポンプを駆動させるとともに、前記調圧弁に調圧目標値を指示して前記調圧弁の前記制御弁手段側の液圧を前記液圧源側の液圧よりも高くし、前記複数の車輪のうち少なくとも1つの車輪のホイールシリンダがアンチロックブレーキ制御による減圧がなされており、かつ前回のアンチロックブレーキ制御による減圧から今回のアンチロックブレーキ制御による減圧までの間隔が所定時間以下である場合に前記調圧目標値を下げて前記調圧弁の前記制御弁手段側の液圧を下げることを特徴とする。
前回のアンチロックブレーキ制御による減圧から今回のアンチロックブレーキ制御による減圧までの間隔が所定時間以下である場合は、頻繁に減圧制御を行っているということであり、車輪のロック傾向にある状態から回復してから、再度車輪がロック傾向となるまでの時間が短いということである。このような状態は、車輪のロック傾向にある状態からの回復後に行うホイールシリンダの増圧速度が高すぎるということであり、その一つの要因としては、調圧弁より制御弁手段側をブレーキアシストのために加圧している程度が過剰であることが考えられる。そこで、調圧弁の調圧目標値を下げて調圧弁の制御弁手段側の液圧を下げることで、アンチロックブレーキ制御に最低限必要な液圧を制御弁手段の上流に供給し、アンチロックブレーキ制御における減圧の頻度を少なくすることができる。その結果、リザーバに貯留するブレーキ液の量も少なくすることができ、リザーバからポンプでブレーキ液を汲み上げる量も少なくなるので、モータの回転数あるいはモータの作動時間を減少させて、モータの作動音を低減させることができる。
なお、調圧目標値は、調圧弁の制御弁手段側の液圧を調整するための、調圧弁の上下流の差圧の目標値を意味する。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置においては、前記1つの車輪は、例えば、前記車両の前輪である。
車両の前輪は、一般に後輪に比較して高い制動力を発揮する必要があるのでホイールシリンダも大きい物が使用される。そのため、アンチロックブレーキ制御をした場合にリザーバに排出されるブレーキ液も多い。そこで、前輪について上述の制御をすることで、本発明の効果を有効に利用することができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置においては、前記ブレーキアシスト制御手段は、ブレーキアシスト制御中に前記複数の車輪のうち少なくとも1つの車輪がアンチロックブレーキ制御を停止している場合は、前記調圧弁に指示する調圧目標値を上げて前記調圧弁の前記制御弁手段側の液圧を上げるアンチロックブレーキ(ABS)喚起制御を行うのが望ましい。
車両が最も効率良く制動力を発揮するのは、車輪がロック傾向となる寸前の制動状態においてである。そこで、このように1つの車輪がアンチロックブレーキ制御を停止している場合には、調圧弁に指示する調圧目標値を上げることで、より車輪がロック傾向となる寸前の状態を形成しやすくなる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置においては、前記複数の車輪のホイールシリンダと前記液圧源を繋ぐ液圧回路は、複数の系統に分けて構成され、前記ブレーキアシスト制御手段は、前記アンチロックブレーキ喚起制御を各系統ごとに行う構成とすることができる。
ブレーキの系統を複数に分けた場合には、各系統で調圧弁の制御弁手段側の圧力を最適にすべきなので、このようにすることで、より適切な制御をすることができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置においては、前記調圧弁は、比例電磁弁であり、前記ブレーキアシスト制御手段は、前記調圧弁に供給される電流値によって前記調圧目標値を指示する構成とすることができる。
本発明によれば、ブレーキアシスト制御とアンチロックブレーキ制御が同時になされる場合に、アンチロックブレーキ制御による減圧制御によりリザーバ内に溜まるブレーキ液を少なくできるので、モータの作動量を低減して、作動音を低減することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図において、図1は、本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図であり、図2は、車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。
図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100は、車両CRの各車輪Wに付与する制動力(ブレーキ液圧)を適宜制御するためのものであり、油路(液圧路)や各種部品が設けられた液圧ユニット10と、液圧ユニット10内の各種部品を適宜制御するための制御部20とを主に備えている。また、この車両用ブレーキ液圧制御装置100の制御部20には、車輪Wの車輪速度を検出する車輪速センサ91が接続されている。また、後述するように、液圧ユニット10にはマスタシリンダMCの圧力を測定する圧力センサ8が設けられている。車輪速センサ91および圧力センサ8の検出結果は、制御部20に出力される。
制御部20は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、車輪速センサ91および圧力センサ8からの入力と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各演算処理を行うことによって、制御を実行する。また、ホイールシリンダHは、マスタシリンダMCおよび車両用ブレーキ液圧制御装置100により発生されたブレーキ液圧を各車輪Wに設けられた車輪ブレーキFR,FL,RR,RLの作動力に変換する液圧装置であり、それぞれ配管を介して車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10に接続されている。
図2に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置100の液圧ユニット10は、運転者がブレーキペダルBPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生する液圧源であるマスタシリンダMCと、車輪ブレーキFR,FL,RR,RLとの間に配置されている。液圧ユニット10は、ブレーキ液が流通する油路(液圧路)を有する基体であるポンプボディ10a、油路上に複数配置された入口弁1、出口弁2などから構成されている。マスタシリンダMCの二つの出力ポートM1,M2は、ポンプボディ10aの入口ポート121に接続され、ポンプボディ10aの出口ポート122が、各車輪ブレーキFR,FL,RR,RLに接続されている。そして、通常時はポンプボディ10a内の入口ポート121から出口ポート122までが連通した油路となっていることで、ブレーキペダルBPの踏力が各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに伝達されるようになっている。
ここで、出力ポートM1から始まる油路は、前輪左側の車輪ブレーキFLと後輪右側の車輪ブレーキRRに通じており、出力ポートM2から始まる油路は、前輪右側の車輪ブレーキFRと後輪左側の車輪ブレーキRLに通じている。なお、以下では、出力ポートM1から始まる油路を「第一系統」と称し、出力ポートM2から始まる油路を「第二系統」と称する。
液圧ユニット10には、その第一系統に各車輪ブレーキFL,RRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられており、同様に、その第二系統に各車輪ブレーキRL,FRに対応して二つの制御弁手段Vが設けられている。また、この液圧ユニット10には、第一系統および第二系統のそれぞれに、リザーバ3、ポンプ4、ダンパ5、オリフィス5a、調圧弁(レギュレータ)R、吸入弁7、貯留室7aが設けられている。また、液圧ユニット10には、第一系統のポンプ4と第二系統のポンプ4とを駆動するための共通のモータ9が設けられている。このモータ9は、回転数制御可能なモータであり、本実施形態では、デューティ制御により回転数制御が行われる。また、本実施形態では、第二系統にのみ圧力センサ8が設けられている。
なお、以下では、マスタシリンダMCの出力ポートM1,M2から各調圧弁Rに至る油路を「出力液圧路A1」と称し、第一系統の調圧弁Rから車輪ブレーキFL,RRに至る油路および第二系統の調圧弁Rから車輪ブレーキRL,FRに至る油路をそれぞれ「車輪液圧路B」と称する。また、出力液圧路A1からポンプ4に至る油路を「吸入液圧路C」と称し、ポンプ4から車輪液圧路Bに至る油路を「吐出液圧路D」と称し、さらに、車輪液圧路Bから吸入液圧路Cに至る油路を「開放路E」と称する。
制御弁手段Vは、マスタシリンダMCまたはポンプ4側から車輪ブレーキFL,RR,RL,FR側(詳細には、ホイールシリンダH側)への液圧の行き来を制御する弁であり、ホイールシリンダHの圧力を増加、保持または低下させることができる。そのため、制御弁手段Vは、入口弁1、出口弁2、チェック弁1aを備えて構成されている。
入口弁1は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRとマスタシリンダMCとの間、すなわち車輪液圧路Bに設けられた常開型の電磁弁である。入口弁1は、通常時に開いていることで、マスタシリンダMCから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRへブレーキ液圧が伝達するのを許容している。また、入口弁1は、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により閉塞されることで、ブレーキペダルBPから各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに伝達するブレーキ液圧を遮断する。
出口弁2は、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRと各リザーバ3との間、すなわち車輪液圧路Bと開放路Eとの間に介設された常閉型の電磁弁である。出口弁2は、通常時に閉塞されているが、車輪Wがロックしそうになったときに制御部20により開放されることで、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに作用するブレーキ液圧を各リザーバ3に逃がす。
チェック弁1aは、各入口弁1に並列に接続されている。このチェック弁1aは、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、ブレーキペダルBPからの入力が解除された場合に、入口弁1を閉じた状態にしたときにおいても、各車輪ブレーキFL,FR,RL,RR側からマスタシリンダMC側へのブレーキ液の流入を許容する。
リザーバ3は、開放路Eに設けられており、各出口弁2が開放されることによって逃がされるブレーキ液圧を貯留する機能を有している。また、リザーバ3とポンプ4との間には、リザーバ3側からポンプ4側へのブレーキ液の流れのみを許容するチェック弁3aが介設されている。
ポンプ4は、出力液圧路A1に通じる吸入液圧路Cと車輪液圧路Bに通じる吐出液圧路Dとの間に介設されており、リザーバ3で貯留されているブレーキ液を吸入して吐出液圧路Dに吐出する機能を有している。これにより、リザーバ3により吸収されたブレーキ液をマスタシリンダMCに戻すことができるとともに、後述するようにブレーキペダルBPの操作の有無に関わらずブレーキ液圧を発生して、車輪ブレーキFL,RR,RL,FRに制動力を発生することができる。
なお、ポンプ4によるブレーキ液の吐出量は、モータ9の回転数(デューティ比)に依存している。すなわち、モータ9の回転数(デューティ比)が大きくなると、ポンプ4によるブレーキ液の吐出量も大きくなる。
ダンパ5およびオリフィス5aは、その協働作用によってポンプ4から吐出されたブレーキ液の圧力の脈動および後記する調圧弁Rが作動することにより発生する脈動を減衰させている。
調圧弁Rは、通常時に出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容するとともに、ポンプ4が発生したブレーキ液圧によりホイールシリンダH側の圧力を増加するときには、この流れを遮断しつつ、吐出液圧路D、車輪液圧路Bおよび制御弁手段V(ホイールシリンダH)側の圧力を設定値以下に調節する機能を有し、切換弁6およびチェック弁6aを備えて構成されている。
切換弁6は、マスタシリンダMCに通じる出力液圧路A1と各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRに通じる車輪液圧路Bとの間に介設された常開型のリニアソレノイド弁(比例電磁弁)である。詳細は図示しないが、切換弁6の弁体は、付与される電流に応じた電磁力によって車輪液圧路BおよびホイールシリンダH側へ付勢されており、車輪液圧路Bの圧力が出力液圧路A1の圧力より所定値(この所定値は、付与される電流による)以上高くなった場合には、車輪液圧路Bから出力液圧路A1へ向けてブレーキ液が逃げることで、車輪液圧路B側の圧力が所定圧に調整される。
なお、切換弁6に付与する電流は、デューティ制御により制御される。
チェック弁6aは、各切換弁6に並列に接続されている。このチェック弁6aは、出力液圧路A1から車輪液圧路Bへのブレーキ液の流れを許容する一方向弁である。
吸入弁7は、吸入液圧路Cに設けられた常閉型の電磁弁であり、吸入液圧路Cを開放する状態および遮断する状態を切り換えるものである。吸入弁7は、切換弁6が閉じるとき、例えば、BA制御時において各車輪ブレーキFL,FR,RL,RRにブレーキ液圧を作用させるときに制御部20の制御により開放(開弁)される。
貯留室7aは、吸入液圧路C上におけるポンプ4と吸入弁7の間に設けられている。この貯留室7aは、ブレーキ液を貯留するものであり、これにより、吸入液圧路Cに貯留されるブレーキ液の容量が実質的に増大する。
圧力センサ8は、出力液圧路A1のブレーキ液圧を検出するものであり、その検出結果は制御部20に入力される。
図3は、制御部のブロック構成図である。
図3に示すように、制御部20は、車輪速センサ91および圧力センサ8から入力された信号に基づき、液圧ユニット10内の制御弁手段V、調圧弁R(切換弁6)および吸入弁7の開閉動作ならびにモータ9の動作を制御して、各車輪ブレーキFL,RR,RL,FRの動作を制御するものである。制御部20は、機能手段としてスリップ率演算部21、ABS制御手段22、BA制御手段23、弁駆動部25、モータ駆動部26および記憶部29を備えている。
スリップ率演算部21は、車輪速センサ91が検出した各車輪Wの回転角速度に基づき、公知の方法によりスリップ率を演算する部分である。スリップ率の計算方法について一例を挙げれば、スリップ率演算部21は、車輪Wの回転角速度を車輪外周の速度(車輪速度V1)に換算し、さらに、車体速度V0を推定する。車体速度V0は、例えば各車輪のうち速度が最大の車輪速度V1など、路面に追従していると思われる車輪速度V1を車体速度V0とするなどして車体速度V0を推定する。車体速度V0と車輪速度V1が得られれば、スリップ率は、(V0−V1)×100/V0により求めることができる。
ABS制御手段22は、スリップ率演算部21が演算したスリップ率に基づき、ABS制御を実行する手段である。ABS制御手段22は、スリップ率が所定値を超えた場合には、車輪Wのロックを防止するため、制御弁手段駆動部25aを制御して、ホイールシリンダHを減圧する。すなわち、入口弁1を閉じて、出口弁2を開き、ホイールシリンダH内のブレーキ液をリザーバ3に排出する。また、スリップ率が所定範囲内の場合には、入口弁1と出口弁2の双方を閉じてホイールシリンダ圧を保持し、スリップ率が所定値より小さい場合には、入口弁1を開き、出口弁2を閉じることでホイールシリンダHを増圧する。
BA制御手段23は、緊急ブレーキ操作がなされたと判定された場合にポンプ4(モータ9)、吸入弁7および調圧弁Rを制御して、調圧弁RよりもホイールシリンダH側(制御弁手段V側)、つまり、吐出液圧路Dのブレーキ液を加圧するBA制御を実行する手段である。BA制御手段23は、公知の方法により運転者の緊急ブレーキ操作を判断する。例えば、圧力センサ8の履歴を記憶部29に記憶しておき、所定の勾配以上の早さでマスタシリンダ圧が増加した場合に、緊急ブレーキ操作がなされたと判断することができる。また、図示はしないが、ブレーキペダルBPの操作速度などを検出して緊急ブレーキ操作を判断してもよい。
緊急ブレーキ操作があったと判断された場合で、マスタシリンダ圧が十分でない場合、例えば、運転者のブレーキペダルBPの踏力が不十分な場合には、制動力を補助するため、BA制御手段23は、ホイールシリンダHを加圧する。そのため、BA制御手段23は、モータ駆動部26にモータ駆動の信号を出力し、吸入弁駆動部25cに吸入弁7を開く信号を出力し、調圧弁駆動部25bに目標調圧値を指示する。この調圧目標値は、調圧弁Rの制御弁手段V(ホイールシリンダH)側とマスタシリンダMC側の差圧であり、調圧弁Rに流す電流値(デューティ比)として出力される。
なお、吸入弁駆動部25cに対しては、特許文献1で開示されているように、車体減速度が一定値以上になった場合には、BA制御中において吸入弁7を閉じるように指示してもよい。
BA制御中においては、最も大きな制動力を発揮するため、望ましくは各車輪Wがロック傾向になる寸前の状態に各ホイールシリンダHの液圧を制御するのがよい。BA制御中においてABS制御が常にONになるようにすれば、この理想的な状態に近い状態を得ることができる。一方で,ABS制御における減圧があまり頻繁に発生すると、ホイールシリンダHからリザーバ3にブレーキ液が多く排出され、このリザーバ3内のブレーキ液を汲み上げるためのポンプ4およびモータ9の動作も多くなり、作動音が大きくなってしまう。そこで、本実施形態のBA制御手段23は、BA制御中において、ABS制御が常に、かつ、かろうじて続くように、以下の制御を行うようになっている。
BA制御手段23は、4つの車輪WのいずれかにおいてABS制御が停止している場合には、ABS制御が実行されるように、調圧目標値を所定値、例えば差圧がP分高くなるような電流値分だけ、高くする。
一方、BA制御手段23は、4つの車輪Wのいずれかが減圧制御を開始するときに、前回の減圧制御との時間間隔(減圧間隔)を参照し、減圧間隔が所定時間以下であれば、減圧間隔がより長くなるように、調圧目標値を所定値、例えば、差圧がP小さくなるような電流値分だけ小さくする。
なお、BA制御の開始時には、記憶部29に記憶している初期値を調圧目標値とする。
弁駆動部25は、ABS制御手段22またはBA制御手段23の指示に基づいて、制御弁手段V、調圧弁Rおよび吸入弁7を制御する部分である。そのため、弁駆動部25は、制御弁手段駆動部25a、調圧弁駆動部25bおよび吸入弁駆動部25cを有する。
制御弁手段駆動部25aは、ABS制御手段22またはBA制御手段23の増圧、保持または減圧の指示に基づいて入口弁1および出口弁2を制御する。具体的には、ホイールシリンダHの圧力を増加すべき場合には、入口弁1および出口弁2の双方に電流を流さない。そして、ホイールシリンダHの圧力を減少させるべき場合には、入口弁1および出口弁2の双方に信号を送り、入口弁1を閉じ、出口弁2を開放させることで、ホイールシリンダHのブレーキ液を出口弁2から流出させる。また、ホイールシリンダHの圧力を保持する場合には、入口弁1に信号を送り、出口弁2には電流を流さないことで、入口弁1と出口弁2の双方を閉じる。
調圧弁駆動部25bは、通常時は、調圧弁Rに電流を流さない。そして、BA制御手段23から調圧目標値の指示があった場合には、この指示に従い調圧弁Rにデューティ制御により電流を供給する。調圧弁Rに電流が供給されると、調圧弁RのマスタシリンダMC側と制御弁手段V(ホイールシリンダH)側との間には、この電流に応じた差圧が形成可能となり、これ以上の差圧が発生すると調圧弁Rは開弁して電流に応じた差圧を維持する。その結果、調圧弁Rと制御弁手段Vの間の吐出液圧路Dの液圧が調整される。
吸入弁駆動部25cは、通常時は、吸入弁7に電流を流さない。そして、BA制御手段23から指示があった場合には、この指示に従い吸入弁7に信号を出力する。これにより、吸入弁7が開いてマスタシリンダMCからポンプ4へブレーキ液が吸入されるようになっている。
モータ駆動部26は、BA制御手段23の指示に基づきモータ9の回転数を決定し、駆動するものである。すなわち、モータ駆動部26は、回転数制御によりモータ9を駆動するものであり、本実施形態では、デューティ制御により回転数制御を行う。
以上のように構成された車両用ブレーキ液圧制御装置100の動作について、本発明の特徴部分を中心に説明する。参照する図において、図4は、車両用ブレーキ液圧制御装置のBA制御の処理を説明するフローチャートである。
制御部20は、図4に示すフローチャートに従い、スタートからエンドまでの処理を繰り返し行う。
車両CRが走行中に、BA制御中か否かが判断され、BA制御中でない場合(S101,No)、タイマTをリセットする(S102)。一方、運転者が緊急ブレーキ操作を行い、ブレーキアシストの条件が満たされた場合、BA制御中になるので(S101,Yes)、BA制御手段23は、タイマTをカウントアップする(S103)。
そして、タイマTが予め記憶していた初期動作期間Tc以下か否か判断し、T≦Tcであった場合(S104,Yes)、BA制御手段23は、調圧目標値に、記憶部29に記憶していた初期値を設定する(S105)。
一方、T≦Tcではない場合(S104,No)、ステップS106に進み、4つの車輪WのいずれかがABS制御を停止しているか否か判断する。4輪のいずれかがABS制御を停止していた場合は(S106,Yes)、ABS制御に入ってより大きな制動力を得るため、調圧目標値を所定量、例えば差圧でPに相当する量だけ大きくする(S107,ABS喚起制御)。
一方、4輪のいずれもがABS制御中であった場合(S106,No)、ステップS108に進み、4つの車輪Wのいずれかが減圧制御に入るか否か判断される。この減圧制御に入るか否かは、図4のフローチャートでは示していない、別のABS制御において決定されるものである。すなわち、ABS制御手段22が、スリップ率に基づいて、一の車輪Wのスリップ率が所定値よりも大きくなったと判断したときは、減圧制御を行うことを決定し、制御弁手段駆動部25aに減圧を指示するのである。4輪のいずれかが減圧制御に入ると判断された場合(S108,Yes)、BA制御手段23は、前回の減圧制御と今回の減圧制御の時間的間隔(減圧間隔)が所定時間以下か否か判断する。減圧時間が所定時間以下であった場合(S109,Yes)、頻繁に減圧制御が入っているということであり、吐出液圧路Dの圧力が高すぎることが考えられる。そのため、吐出液圧路Dの圧力を若干下げるべく調圧目標値を所定量、例えば差圧でPに相当する量だけ小さくする(S110)。
一方、減圧時間が所定時間よりも大きかった場合(S109,No)、またはステップS108の判断において、4輪のいずれもが減圧制御に入る状態でなかったときには、調圧目標値を現状のまま維持する(S111)。
そして、以上の処理により決定された調圧目標値、すなわち調圧弁Rの電流の指示値を調圧弁Rに出力する(S112)。これにより、調圧弁Rに電流が流れ、この電流値に応じた差圧が調圧弁RのマスタシリンダMC側と制御弁手段V(ホイールシリンダH)側の間に形成され、吐出液圧路Dの圧力が調整される。
以上のような処理により、BA制御を行った結果について図5および図6を参照しながら説明する。図5は、本発明を適用せずにBA制御を実行した場合の車輪速度のタイムチャート(a)と、ホイールシリンダ圧のタイムチャート(b)であり、図6は、本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置でBA制御を実行した場合の車輪速度のタイムチャート(a)と、ホイールシリンダ圧のタイムチャート(b)と、調圧目標値のタイムチャート(c)である。
図5に示す比較例のように、本発明を適用しない場合、つまり、調圧目標値を一定にしていた場合、ABS制御は、時刻t1〜t7の各時点で減圧制御がなされた。この減圧制御は図6に比較して比較的短い時間間隔で発生した。
一方、図6に示すように、本実施形態の場合、時刻t1においてBA制御が開始された後、時刻t2〜t7の各時刻でABS制御の減圧がなされた。この減圧制御の各時点において、BA制御手段23は、前回の減圧制御と今回の減圧制御との時間間隔が所定時間以下か否か判断しており、時刻t3,t4,t5,t7の各時点において、所定時間以下であると判断して、調圧目標値(図6(c))をP小さくしている。このため、吐出液圧路Dの圧力は徐々に低くなり(図示せず)、減圧制御の間隔は、図5の場合に比較して長くなっている。
このように、本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置100では、吐出液圧路Dの圧力が高いと判断される場合に、調圧弁Rの調圧目標値を下げ、ABS制御を維持するのに最小限の圧力を形成するので、ホイールシリンダHからリザーバ3へのブレーキ液の排出を最小限にすることができる。その結果、ポンプ4およびモータ9の作動量を低減して、作動音を低減することができる。
なお、図6においては、調圧目標値が高くなる場合について示していないが、前記したように、4輪のいずれかにおいてABS制御が停止していた場合、調圧目標値を所定量高くするので、ABS制御が開始するように促され、良好な制動力を得ることもできる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
例えば、液圧源はブレーキペダルBPにより圧力を発生するマスタシリンダMCには限られない。また、本発明にいう調圧弁は、ポンプの吐出側の液圧路から液圧源側へのブレーキ液の流れを阻止する弁であればよく、他の呼び方がされる場合もある。
また、図4のフローチャートは、一例を示すものであり、他の処理方法も採用することができる。
前記実施形態においては、4つの車輪Wのうち1つの車輪WがABS制御を停止しているかどうか判断し、全系統にABS喚起制御を行っていたが、複数の車輪WのホイールシリンダHとマスタシリンダMCを繋ぐ、複数の系統ごとにABS喚起制御を行っても構わない。
前記実施形態においては、BA制御とともに行われる制御としてABS制御のみを説明したが、車両が横滑りしている場合に安定化させる車両挙動安定化制御を同時に行っても構わない。
前記実施形態においては、入口弁を、付与する電流値により上下流の差圧が調整されるリニアソレノイドバルブにより構成していたが、必ずしもリニアソレノイドバルブでなくてもよく、開弁および閉弁の2つの状態を形成する電磁弁を用いても構わない。
本発明の実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置を備えた車両の構成図である。 車両用ブレーキ液圧制御装置のブレーキ液圧回路図である。 制御装置のブロック構成図である。 車両用ブレーキ液圧制御装置の処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用せずにBA制御を実行した場合の車輪速度のタイムチャート(a)と、ホイールシリンダ圧のタイムチャート(b)である。 本実施形態に係る車両用ブレーキ液圧制御装置でBA制御を実行した場合の車輪速度のタイムチャート(a)と、ホイールシリンダ圧のタイムチャート(b)と、調圧目標値のタイムチャート(c)である。
符号の説明
1 入口弁
2 出口弁
4 ポンプ
6 切換弁
7 吸入弁
8 圧力センサ
9 モータ
10 液圧ユニット
20 制御部
91 車輪速センサ
100 車両用ブレーキ液圧制御装置
D 吐出液圧路
H ホイールシリンダ
MC マスタシリンダ
R 調圧弁
V 制御弁手段

Claims (5)

  1. 複数の車輪に設けられたホイールシリンダの増圧状態、保持状態または減圧状態を切換可能な制御弁手段と、
    液圧源と前記制御弁手段の間に設けられて前記制御弁手段側と前記液圧源側との液圧差を調整する調圧弁と、
    前記制御弁手段から排出されたブレーキ液を貯留するリザーバと、
    当該リザーバに貯留されたブレーキ液を汲み上げて前記調圧弁よりも前記制御弁手段側へ吐出するポンプと、
    前記液圧源と前記ポンプの吸入側とを連通する流路に設けられた吸入弁と、
    前記車輪に所定量以上のスリップが発生していると判定された場合に前記制御弁手段を制御して前記車輪のロックを抑制するアンチロックブレーキ制御を実行するアンチロックブレーキ制御手段と、
    緊急ブレーキ操作がなされたと判定された場合に前記ポンプ、吸入弁および調圧弁を制御して、前記調圧弁よりも前記制御弁手段側のブレーキ液を加圧するブレーキアシスト制御を実行するブレーキアシスト制御手段と、を備えた車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    前記ブレーキアシスト制御手段は、
    ブレーキアシスト制御が実行されると、
    前記吸入弁を開弁させつつ、前記液圧源からブレーキ液を吸入すべく前記ポンプを駆動させるとともに、前記調圧弁に調圧目標値を指示して前記調圧弁の前記制御弁手段側の液圧を前記液圧源側の液圧よりも高くし、
    前記複数の車輪のうち少なくとも1つの車輪のホイールシリンダがアンチロックブレーキ制御による減圧がなされており、かつ、車輪がロック傾向にある状態から回復してから再度車輪がロック傾向となるまでの時間を表す前回のアンチロックブレーキ制御による減圧から今回のアンチロックブレーキ制御による減圧までの間隔が所定時間以下である場合に前記調圧目標値を下げて前記調圧弁の前記制御弁手段側の液圧を下げることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記1つの車輪は、前記車両の前輪であることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記ブレーキアシスト制御手段は、
    ブレーキアシスト制御中に前記複数の車輪のうち少なくとも1つの車輪がアンチロックブレーキ制御を停止している場合は、前記調圧弁に指示する調圧目標値を上げて前記調圧弁の前記制御弁手段側の液圧を上げるアンチロックブレーキ喚起制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記複数の車輪のホイールシリンダと前記液圧源を繋ぐ液圧回路は、複数の系統に分けて構成され、
    前記ブレーキアシスト制御手段は、前記アンチロックブレーキ喚起制御を各系統ごとに行うことを特徴とする請求項3に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  5. 前記調圧弁は、比例電磁弁であり、
    前記ブレーキアシスト制御手段は、前記調圧弁に供給される電流値によって前記調圧目標値を指示することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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