JP4970999B2 - 液晶レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒータ構造を持つ液晶レンズに関し、特に簡単な構成であるにも拘わらず、セル内のギャップムラを無くして均一な、外からのストレスに強い液晶レンズに関する。
従来より、光学系の焦点距離または焦点位置を変化させる合焦点機構として、レンズを移動させることにより焦点を合わせる方式が広く用いられている。しかし、この方式では、レンズ駆動機構が必要であるため、機構が複雑になるという欠点や、レンズ駆動用モータに比較的多くの電力を要するという欠点がある。また、一般に耐衝撃性が低いという欠点もある。そこで、レンズ駆動機構が不要な合焦点機構として、液晶レンズの屈折率を変化させることにより焦点を合わせる方式が提案された。この液晶レンズを用いた方式は、液晶レンズを駆動するために液晶レンズに印加する電圧(駆動電圧)を変化させることによって、液晶レンズの屈折率分布を変化させて、可変焦点レンズとして機能する方式である。
しかしながら、この従来の液晶レンズでは、低温になるにつれて液晶の粘度が高くなってしまうため、電圧に対する液晶の応答が遅くなってゆき、必然的に焦点合わせまでの時間が長くかかってしまう問題がある。
そこで、この液晶レンズに可変焦点レンズとして機能させるための透明電極パターンとともに、ヒータをセル内部に内在させる構成が提案された(例えば、特許文献1参照)。
ところで、液晶レンズを可変焦点レンズとして利用する場合、プラスチックレンズやガラスレンズといった他の光学部品と同様に面精度がレンズとしての特性を表す上で重要となる。ここでの液晶レンズの場合の面精度とは、有効レンズ領域面内での相対値である平坦度と、面内セルギャップ分布の絶対値としての均一性の両方における特性値に相当する。
この液晶レンズは、2枚のガラス基板を重ねて構成され、ガラス基板には、液晶を所望のリターデーション分布を得るために駆動する電極として透明電極がパターニングされている。透明電極は、一方には輪帯形状に電極が形成されており、もう一方にはベタの共通電極が形成されている。また、ガラス基板同士を接着する熱硬化性のエポキシ系シール材またはUV硬化性のアクリル系シール材の中にスペーサを混入させた上で、2枚のガラス基板を加圧焼成することで、ガラス基板間のセルギャップを規整している。このセルギャップの規整する方法として、スペーサをセル内(液晶を注入するシールの内側領域)に散布する方式がとられる。
特開2006―201243号公報(第13−14頁、第1、4、5図)
特許文献1では、ヒータとして、酸化インジウム錫等からなる透明電極とともに、ヒータ電極に電流を流しやすくするためにクロムを主成分とする金属材料からなる遮光メタルを用い、輪帯状のパターンと共通電極の周囲にヒータを形成している。ヒータが遮光性材料であると有効レンズ領域にこのヒータを形成することができないので、周辺に配置することは非常に望ましい。
しかしながら、それに伴う前述した面精度については考慮されておらず、透明電極の上にメタル膜を形成すると当然メタル膜のある場所とない場所で段差が生じてしまう。そのため、ギャップを決定するスペーサやスペーサが混入されたシールとの兼ね合いによっては、セルギャップの面精度に影響を与えてしまう可能性があり、改善を加えた方がさらに好ましい形態となる。
例えば一例であるが、500Åの配向膜が上下で2層であり、ヒータ膜厚を4000Åとすると、セル内では計5000Åの段差が生じていることになり、シールを配置する場所によって、0.5μものギャップ差が生じることとなる。これに起因して、セルギャップの面精度の劣化を引き起こしてしまう。
そこで、本発明は上述した問題点を解消し、ヒータを有効レンズ領域の周囲に設けたとしても、そのヒータの膜厚に影響を受けず、セル内のセルギャップムラの少ない液晶レンズを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の液晶レンズは、基本的には下記記載の構成を採用するものである。
本発明にかかる液晶レンズは、可変焦点レンズとして機能させるための有効レンズ領域と、当該有効レンズ領域の外側領域近傍にヒータを設けた透明性基板をシールを介して貼り合わせして、液晶層を挟持する液晶レンズにおいて、共通基板である第1の透明性基板と、対向基板である第2、第3の透明性基板と、各透明性基板に形成されるパターン電極と、前記第1の透明性基板の一方の面のパターン電極上の一部に設けるヒータと、前記パターン電極及び前記ヒータ上に形成される配向膜と、前記ヒータ及び前記配向膜の厚みを補正する厚み補正部材とを有し、上記シールが、第1のスペーサが混入されて、透明性基板の外縁部に設けられた枠状の第1のシールと、第1のスペーサの直径と同じ直径の第2のスペーサが混入されて、第1のシールの内側であり、かつヒータ上に設けられた第2のシールとを有し、前記厚み補正部材は、第1のシールを配する領域に、ヒータの厚みを補正するための第1の厚み補正部材と、第1の透明性基板の他方の面におけるパターン電極上のヒータと対向する領域に設けた第2の厚み補正部材と有することを特徴とするものである。
上記構成とすることで、セルギャップを決めるためのスペーサの混入されたシールを配置する領域での高さは同じになり、セルギャップの均一性を良くすることができる。
また、本発明の液晶レンズは、厚み補正部材が、第1のシールを配する領域に、前記第1の厚み補正部材とともに、前記有効レンズ領域に設けた配向膜の厚みを補正するための第3の厚み補正部材を有することを特徴とするものである。
上記構成とすることで、セルギャップを決めるためのスペーサの混入されたシールを配置する領域での高さはさらに同じになり、ヒータによる膜厚差の悪影響がなくなり、セルギャップの均一性を良くすることができる。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述した第1のシールが閉環形状となっており、前述した第2のシールが有効レンズ領域に液晶を流入させるための開口部を有することを特徴とするものである。
上記構成とすれば、有効レンズ領域、またはその外側に滴下注入により液晶を注入することで、UV硬化剤における封孔工程を省くことができ、無駄に液晶を使用することなくなる。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述した第1の厚み補正部材が、絶縁材料で形成された層であることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述したヒータが欠落部を有し、当該欠落部の両端から電流を供給することでヒータとして機能させるようになっており、この欠落部に第1の厚み補正部材を配して、第2のシールが、当該欠落部を架橋して設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述した第1のシールと第2のシールが、一体に形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述した有効レンズ領域が、略円形形状であり、第2のシールが、有効レンズ領域の外形形状に沿って曲線形状に形成されていることを特徴とするものである。
上記構成とすることにより、液晶レンズのセルギャップの均一性、ならびに液晶レンズを通過する光に対する非点収差の発生を極力少なくすることができる。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述した第2のシールを偶数個に分割し、その各第2のシールの分割対が、有効レンズ領域のレンズ中心に対して点対称に配置することを特徴とするものである。
上記構成とすることで、セルギャップの均一性、ならびに上記非点収差の発生を極力少なくすことができる。
また、本発明にかかる液晶レンズは、前述した第2のシールにおける有効レンズ領域に隣接する内壁面が、有効レンズ領域におけるレンズ中心から等距離となる様に配置されていることを特徴とするものである。
本発明の液晶レンズによれば、スペーサをヒータ上に配置することによるヒータ膜厚等のセルギャップへの影響を無くすことができるので、従来の構成に比べて、格段に有効レンズ領域におけるセルギャップを目的のセルギャップに規整することが可能となる。
また、この有効レンズ領域近傍へのスペーサ配置は、通常のシール形成工程にて行うことができるので、新たな工程の付加がなく、容易に本発明の液晶レンズを製造することができる。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる液晶レンズセルおよびそれを搭載した電子機器の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の液晶レンズセルの構成例について説明する。図1(a)および図1(b)は、それぞれ液晶レンズのセル構成を示す断面図および正面図である。
図1(a)に示すように、本発明の液晶レンズ1aは、例えば3枚の対向する透明性基板12〜14が内側面に所定のパターンが形成されたパターン電極24〜27が対向するようにシールを介して貼り合わせされており、パターン電極25上の一部にはヒータ21がパターニングして形成させている。このパターン電極24〜27ならびにヒータ21の上には、液晶を並ばせるための配向膜18a、配向膜18bがラビング処理を施され形成されている。
また、この液晶レンズ1aは、液晶10と液晶11が、互いに液晶が並ぶダイレクタ方向が90°となるように、例えばp型の液晶10、液晶11が封入されたホモジニアス配向液晶セルとなっている。本図では、液晶10、液晶11のダイレクタ方向を90°ずらした位置関係が、液晶10が紙面に対して垂直方向、液晶11が左下から右上方向に向く様になっているが、これに限定するものではない。また、液晶10、液晶11とも、ホモジニアス配向としてあるが、ツイスト配向、ベンド配向、スプレイ配向、ハイブリッド配向としても構わないし、n型液晶を用い、垂直配向でも構わなく、液晶10、液晶11ともに同じ配向でなくても構わない。
また、透明性基板12〜14を接着させるシールは、図1(a)、(b)に示すように、透明性基板12〜14の外縁部に設けたセルギャップを決めるスペーサ17を混入する枠状の第1のシール15と、第1のシール15の内側であり、かつ液晶10、液晶11を位相変調させるための有効レンズ領域20の外側近傍にある液晶加温用のヒータ21上に、円形である有効レンズ領域20の形状に沿うように第2のシール16a内にもまたスペーサ17が混入されている。ここで、第1と第2のシール15、16aに混入されているスペーサ17は、同じ部材で同じ径のものである。
また、第1のシール15と透明性基板12、第1のシール15と透明性基板14の間には、それぞれ配向膜18a、配向膜18bの膜厚分を考慮した厚み補正部材28bを設けてある。また、スペーサ17を混入する第2のシール16aが透明性基板12と透明性基板13、透明性基板13と透明性基板14の間にあり、両面ともに透明性基板13上にヒータ21と配向膜18aの膜厚分を考慮した厚み補正部材28aを設けてある。この厚み補正部材28aは、基本的にはヒータ21の膜厚分を補正するための部材であるが、配向膜18aの厚み分を考慮する必要が有るときには、ヒータ21だけでなく配向膜18aの厚みを補正できるだけの膜厚を有するものとする。更に、ヒータ21のない透明性基板13、透明性基板14間には、液晶10と液晶11の厚みを同じくするために、ヒータ21と同じ厚み補正部材28cを、パターン電極26と配向膜18bの間に配している。
また、スペーサ17は、パネル作製時の加圧力の程度により、場合によっては配向膜18aやヒータ21にスペーサ17がめり込む場合があるので、その場合には、そのめり込み量を予め考慮し、その分だけ厚み補正部材28a、28bの厚みを薄くした方が好ましい。
この様に、本発明の液晶レンズ1aは、有効レンズ領域20の周囲にはヒータ21が存在するが、ヒータ21の膜厚を考慮した厚み補正部材28aが第1のシールを配置する下地に配しているため、面精度に優れた可変焦点レンズを得ることが出来る。図1(b)に関しては、図面上分かりやすいように配向膜18aとその厚み補正部材28bを省略している。また、図面上は便宜上、ヒータ21の幅の中にシール16aが完全に納まっているが、最もギャップの狭いところでスペーサによるセルギャップが決まるので、必ずしもヒータ21幅の内側この第2のシール16aを納める必要はない。
また、本図面に示す様に、液晶レンズ1aにおける第2のシール16aは、液晶10、液晶11を注入できるように、第1のシール15と第2のシール16aとの間に密閉空間を作らないように、偶数個である2つに分割されて、かつ有効レンズ領域20内のレンズ中心に対して点対称の関係になる位置に配置されている。
なお、透明性基板12と透明性基板13、および透明性基板13と透明性基板14の間にそれぞれ配する第1、第2のシール15、16aは、図1(a)に示すように、同じ位置で重ねて配置されている。これにより、透明性基板12と透明性基板13の間、および透明性基板13と透明性基板14の間のそれぞれのセルギャップを均一にすることができ
るとともに、セルの平坦度を出すことができるので、液晶レンズ1aを通過する光に対する非点収差の発生を極力抑えることができるようになる。
もし、分割された第2のシール16aをレンズ中心から異なる距離に配置し、または第2のシール16aを不規則に不等間隔にて奇数個配置したら、有効レンズ領域20に存在する液晶10、液晶11の面精度が低下することにより、液晶レンズ1aを通過する光に収差が発生する可能性が高くなってしまう。特に液晶層が2層あり、3枚の透明性基板12〜14を用いたセルで1層目と2層目で第2のシール16aを配置する位置を変えた場合には、液晶レンズ1aの製造時、特に透明性基板12〜14の貼り合わせ工程における加圧時の圧力分布にムラが生じてしまい、液晶10、液晶11の面精度が悪くなる。その結果、液晶レンズ1aを通過する光に必ず収差を発生させてしまうという不具合を発生させてしまう。
また、図1(a)、図1(b)では、スペーサ17としてはガラスファイバを用いているが、特に限定されるものではなく、シリカビーズ、プラビーズ、導電粒でもかまわない。
ここで、本発明の液晶レンズ1aの製造方法について説明する。この液晶レンズ1aは、以下に示す工程によって製造できる。
まず、透明性基板13の両面の、第2のシール16aを配置する領域の下地に、ヒータ21の膜厚分ならびに配向膜18aの膜厚分の厚み補正部材28aを配する。そして、透明性基板12、透明性基板14に厚み補正部材28bを形成した後に、予め狙いのセルギャップ径のスペーサ17が所定量混入された第1のシール15、第2のシール16aを、例えばスクリーン印刷法により透明性基板12、透明性基板14にそれぞれ印刷する。ここで第1のシール15と第2のシール16aに混入するスペーサは同じものを用いているので、この第1、第2のシールを同時に印刷することができる。
なお、厚み補正部材28aとして、ヒータ21と配向膜18aを第2のシール16aの位置に設けると同時に、第1のシール15を形成する位置にヒータ21と配向膜18aを同じ工程にて積層して形成しても構わない。また、図1(a)では、第2のシール16aの形成領域の下地に配向膜を配しているが、第2のシール下地には配向膜を形成しないで、第1のシール15の形成領域に配向膜18aに対応した厚み補正部材28bを設けない形態としても構わない。
次に、透明性基板12〜14を重ね合わせし、ホットプレスにて第1、第2のシール15、16aに熱を加えながら所定の圧力も加えることで第1、第2のシール15、16aが硬化して密着力が高まり、スペーサ17の粒径のセルギャップを維持したまま透明性基板12〜14を接着する。なお、第1、第2のシール15、16aは、ディスペンサによりパターン形成しても良い。
このように、液晶レンズ内にヒータ構成を有し、第2のシール16aの形成領域の膜厚オフセット分を考慮して、第1のシール形成領域にヒータ21の厚みに対応させた厚み補正部材28aを配し、更にセルギャップ矯正用シールとして第2のシール16aをセル内の有効レンズ領域20近傍に配置することで、有効レンズ領域20と第2のシール16aに混入されるスペーサ17までの距離を最短にすることができ、セルのギャップムラを極力抑えることができる。
また、本発明では、透明性基板12〜14間のセルギャップを規整する領域が多いので、もし、外部からのストレスが加えられたとしても、透明性基板12〜14の変形量を少なくすることができる。
また、シール印刷方式では、例えば透明性基板12に第2のシール16aを印刷し、透明性基板13の透明性基板12側に第1のシール15を印刷した後に、透明性基板12〜14を重ね合わせることで、2種類のシール材料を同一セルの中に組み込むことができる。このため、第1のシール15と第2のシール16aに関しては、スペーサ17の混入割合やシール材料を変えることもできる。特に図面上は図示していないが、上下導通用の銀点を形成させるためにはこの手法が好適である。
また、第1のシール15ならびに第2のシール16aには、熱硬化性のエポキシ系樹脂、UV硬化性のエポキシ系樹脂などを用いることができる。また、第1のシール15と第2のシール16aとで異なる材料を組み合わせても形成しても構わない。
また、第の1シール15の形状は、大判で複数個のセルを同時に形成し、ライン状に配置された複数個のセルを有する短冊状のセルにおける、複数個のセルに同時に液晶を注入する際には、透明性基板12〜14の外形に沿ってぎりぎりまで形成し、シール形状を四角形とするのが望ましいが、他の形状、例えば円形状であっても構わない。
また、図1(b)においては、第1のシール15と第2のシール16aを連接させずに別々に配置しているが、一部繋がって第1と第2のシール15、16aを一体に形成しても良い。そのときには、有効レンズ領域20に液晶10、液晶11を入り込ませるために、液晶注入口から連通する液晶流路(開口部)を設けることが肝要である。
また、液晶10、液晶11の注入方式として、チャンバーの中に空のセルをセットしてから真空引きした後に、第1のシール15に設けた液晶注入口を液晶に浸し、大気圧に戻すことでセル内に液晶10、液晶11を注入する真空注入方式により、液晶レンズ1aを製造することができる。この方式を採用した場合には、先に示したように、液晶流路(開口部)を確保する必要がある。そして、有効レンズ領域20を含む第1のシール15の内側領域に液晶を注入後、UV硬化型の封孔剤19を注入口に塗布し、この封孔材19にUV照射を行って硬化させることで本発明の液晶レンズ1aが完成する。
また、本発明の液晶レンズ1aの製造は、ディスペンサ等による液晶滴下注入方式により製造することもできる。この場合には、図示しないが、第1のシール15を閉環形状とし、第2のシール16aを、有効レンズ領域20に液晶10、液晶11を流入させるための液晶流路(開口部)を有する構成とする。このように、第1のシール15を閉環構造として、液晶滴下注入方式を採用した場合は、図1(b)に示した封孔材19は必要なくなる。また、液晶滴下注入方式を採用すれば、シール内の領域にだけ必要とされる量の液晶を注入できるので、液晶の無駄な使用がなくなる。
なお、第2のシール16aの配置形態は、有効レンズ領域20近傍であれば特に限定されるものではなく、後述する直線形状、点形状でもかまわないが、有効レンズ領域20の外形形状に沿った曲線形状であることが望ましい。
また、第2のシール16aをできるだけ有効レンズ領域20に近い位置に設ける方が望ましいが、一般的にシール近傍では、加圧焼成時にシールの成分が硬化する前に広がって形成されてしまう問題や、シールの近傍では液晶がうまく配向しない問題や、液晶分子の配向連続性欠陥であるディスクリネーションを生じる等の問題が生じる場合があるので、有効レンズ領域20と第2のシール16aの配置位置には、上記事項を勘案して多少のマージンをとった方が良い。
以上の説明の様に、本発明の液晶レンズ1aによれば、容易に有効レンズ領域20近傍
にヒータ21が存在しても、ヒータ21の膜厚分を考慮して厚み補正部材28aを配置することで、ヒータ21の厚みが面精度に影響することがなく、狙いのセルギャップを出すためのスペーサ17を有効レンズ領域20近傍に配置することができるので、有効レンズ領域20におけるセルギャップを、従来の構成に比べて目的のセルギャップに規整することが可能となる。なお、この有効レンズ領域20近傍へのスペーサ17を混入した第2のシール16aの配置は、通常のシール形成工程にて行うことができるので、新たな工程の付加がなく、容易に本発明の液晶レンズ1aを製造することができる。
次に、本発明の液晶レンズにおける他の構成例について説明する。図2は、本発明の液晶レンズにおける他の構成例を示す図である。
図2に示した液晶レンズ1bと、先に示した構成例とは、第2のシール形状のみが異なっているが、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じである。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図2に示すように、液晶レンズ1bは、略直線状である4つの第2のシール16bを有する。本構成は、より小型の液晶レンズ1bとする場合に、特に有効となる。
液晶レンズの外形サイズを小さくするとともにセルギャップを厚くしようとすると、実施例1における図1(b)に示す液晶レンズ1aでは、スクリーン印刷において第2のシール16bを所望の円形状に形成することが難しくなる場合がある。そのため、本実施例における液晶レンズ1bでは、図2に示すように、略直線形状の第2のシール16bを偶数個(本図では、4個に分割している)に分割して有効レンズ領域20近傍にあるヒータ21上に配置している。このように、液晶レンズ1bにおける第2のシール16bの形状を略直線形状とすることで、セルギャップの均一性を向上させて、液晶レンズ1bを通過する光に対する非点収差の発生を極力少なくすることができる。
次に、図2に示した本発明の液晶レンズの変形例について説明する。図3は、先に示した液晶レンズ1bの変形例を示す図である。
本変形例における液晶レンズ1cと先の図2に示した構成例との相違点は、図2に示した液晶レンズ1bにおける第1のシール15の形状ならびにヒータ21の幅のみが異なった形状となっている点であり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じとなっている。したがって、下記の説明では、本変形例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図3に示すように、液晶レンズ1cは、第2のシール16cの外縁部と、有効レンズ領域20内のレンズ中心からの距離と等距離にある第1のシール15をなくした構成としてある。例えば、この液晶レンズ1cでは、図1、図2に示した形態と比べて、ヒータ21の幅を広くしてある。この様に液晶レンズの外形サイズを変えずにヒータ21の幅を広くした際に、ヒータ21上に第1のシール15がオーバーラップして配置されると、ヒータ21の厚みを考慮した厚み補正部材28aがあるため下地の段差はなくなるが、第2のシール16cの配置とのバランスやオーバーラップされたシールの形状によっては面精度を悪くする可能性がある。そこで、本変形例における液晶レンズ1cは、上述したように、レンズ中心と第2のシール16cの外縁部との距離と等距離にある第1のシール15を削った構成としているので、このセルの面精度の悪化を極力小さくすることができる。
次に、図2に示した本発明の液晶レンズにおける他の変形例について説明する。図4は、先に示した図2における液晶レンズ1bの他の変形例を示す図である。
本変形例における液晶レンズ1dでは、先に示した変形例と同様に、図2に示した液晶
レンズ1bにおける第2のシールの形状ならびにヒータ21形状が異なる形状としてあるが、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じである。したがって、下記の説明では、本変形例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図4に示すように、液晶レンズ1dにおけるヒータ21の形状は、有効レンズ領域20近傍で幅を細くして、注入口側のヒータ21をDカットして形成されており、さらにそのDカット領域と引出配線領域に第2のシール16dを、図3に示した液晶レンズ1cに対して2個付加した形態としてある。そして、紙面に対して上下に配した第2のシール16dは、ヒータ21上に配置されないように、第1のシール15と連接して一体となっている。もし仮にヒータ21の厚み分を考慮していない厚み補正部材28aが存在しなければ、同じスペーサ17が混入された有効レンズ領域近傍の第1のシール15と第2のシール16aで、その部分のセルギャップ差が生じてしまう。したがって、面精度の悪化を考慮して、第1のシール15を配する領域には厚み補正部材28aを配するか、またはヒータ21までオーバーラップさせて配置するようにすることが肝要である。なお、これら個々の第2のシール16dは、第2のシール16dにおけるレンズ中心側の内壁面の全てが、レンズ中心から等距離になる様に配置されている。
また、面精度を良くするために、液晶レンズ1dは、有効レンズ領域20からの等距離に出来るだけ多くのシールをバランス良く配置するために、ヒータ21のDカット面との兼ね合いやヒータ幅との関係で、ヒータ21上に第2のシール16dが完全に納まっていない形態としてあるが、このヒータ21上にある第2のシール16d内のスペーサ17ならびに、下地に厚み補正部材28aを配したスペーサ17が混入されている第1のシール15によって液晶レンズ1dのセルギャップが決められているので、Dカットというヒータ21の形状が、セルギャップの規整に影響を与えることは無い。
また、ヒータ形状との兼ね合いによるが、本実施例における液晶レンズ1dとすることで、先の実施例に比べてよりセルギャップの精度を向上させたレンズとすることができる。
以上に記した液晶レンズ1b〜1dの構成とすれば、実施例1に記した本願発明特有の効果に加えて、外形サイズをより小型に、特に小型でセルギャップの厚みを厚くしたとしても、その効果を維持することができる。
次に、本発明の液晶レンズのさらに他の構成例について説明する。図5は、本発明の液晶レンズのさらに他の構成例を示す図である。
図5に示す液晶レンズ1eと、先に示した実施例1、実施例2における液晶レンズ1a、1bとの相違点は、実施例1、2における第2のシールの形状のみであり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じである。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図5に示すように、液晶レンズ1eは、有効レンズ領域20の外周であり、かつこの有効レンズ領域20内のレンズ中心から等距離の位置に、それぞれの点状の第2のシール16eを配置した構成となっている。そして、これら点状の第2のシール16eは、有効レンズ領域20内のレンズ中心から等距離の位置に点対称となるようにヒータ21上に配置してある。
このように、第2のシール16eをレンズ中心に対して点対称に複数個配置することで
、実施例1の効果に加えて、実施例1で示した曲率を持つ第2のシール16e形状を形成する際の、スクリーン印刷において所望の円形状を得ることが難しいという問題点を解消することができる。
また、第2のシール16eを点形状に分割(本図では、偶数個である8個に分割してある)して配置することで、点の集まりとして円弧形状に近い形状のシールを容易に形成することができ、セルギャップの均一性や、液晶レンズ1eを透過する光に対し非点収差の発生を極力少なくすることができる。なお、本液晶レンズ1eは、セルの外形を小型とする必要がある場合に、特に有効な構成である。
次に、本発明の液晶レンズのさらに他の構成例について説明する。図6は、本発明の液晶レンズのさらに他の構成例を示す図である。
本実施例の図6に示す液晶レンズ1fと、先に示した構成例との相違点は、第2のシールの形状のみであり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じとなっている。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図6に示すように、液晶レンズ1fは、有効レンズ領域20の外側に配する第2のシール16fの形状を直線形状とした構成となっている。また、本図では、ヒータ21上に第2のシール16fが完全に納まって配置されていないが、ヒータ21上にある第2のシール16f内のスペーサ17によってセルギャップが決まるので特に問題は生じない。
この様に、2つの第2のシール16fを、有効レンズ領域20内のレンズ中心から等距離の位置に、対称となるように配置することで、他の実施例で記した様に、有効レンズ領域20から第2のシール16fの内壁までの距離にばらつきが出るものの、明らかに従来の構成に比較して、セルギャップの均一性を良くすることができる。
次に、本発明の液晶レンズのさらに他の構成例について説明する。図7(a)(b)は、本発明の液晶レンズのさらに他の構成例を示す図である。
本実施例の図7に示す液晶レンズ1g、1hと、先に示した構成例との相違点は、第2のシールの形状のみであり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配することを含めて他の構成は同じとなっている。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図7(a)に示すように、液晶レンズ1gは、第2のシール16gが有効レンズ領域20の外周を囲って一体でヒータ21上に、かつ第1のシール15とは離間して配置された構成例を示している。なお、第2のシール16gを配する下地でヒータ21が存在しない領域には、厚み補正部材28aを配して、有効レンズ領域20の外周部近傍でギャップ矯正を行える様にしている。なお、上述したヒータ21が存在しない領域とは、ヒータ21の欠落部であって、この欠落部の両端からヒータに電流を印加できる様になっており、この部分に絶縁材料からなる厚み補正部材28aを配することで、有効レンズ領域20におけるギャップ管理をしている。
また、本構成例では、第2のシール16gの形状が、曲面形状を有する形態となるため、セルの外形寸法を小さくした場合には、所望のシール形状を得難くなるが、本図面に示すように、この第2のシール16gを複数個にしかも偶数後に分割しなくても、実施例1に記した本願発明特有の効果を得ることができる。
なお、少なくともセルギャップを決めるための領域分だけヒータ21と第2のシール16gとが重なって位置されていれば、第2のシール16gがヒータ21からはみ出して形成されていたり、ヒータ21と第2のシール16gとが一部しか覆っていなくても構わない。
また、図7(b)に示す液晶レンズ1hの様に、3個に分割された第2のシール16hが、有効レンズ領域20の外周に、レンズ中心から第2のシール16hの内壁面までの距離を等しくなる様に、それぞれ配設した形態としても良い。ここでも第2のシール16hを配しているが、ヒータ21を設けていない領域には厚み補正部材28aを配して、有効レンズ領域20の外周部近傍でギャップ矯正を行える様にしている。
この図7(b)に示すように、有効レンズ領域20の外周に3個の第2のシール16hを配置したとしても、図7(a)に示した形態と同様に、実施例1に記した本願発明特有の効果を得ることができる。
以上のように、本発明は、パネル内在のヒータを配する必要があり、かつ有効レンズ領域のセルギャップを正確に出す必要がある液晶レンズであって、それを搭載した電子機器、特に、カメラ、デジタルカメラ、ムービーカメラ、カメラ付き携帯電話のカメラ部、車等に搭載されて後方確認用モニターなどに用いられるカメラへの光学部品として好適である。
また、本発明の液晶レンズの構成は、レンズとして機能する液晶パネルだけでなく、光学ディスクの記録、再生を行う際に発生する波面収差を補正するために用いる、液晶光学素子にも適用できる技術である。
本発明にかかる液晶レンズの構成例を示す断面図ならびに正面図である。(実施例1) 本発明にかかる液晶レンズの他の構成例を示す平面図である。(実施例2) 本発明にかかる液晶レンズにおける変形例を示す平面図である。(実施例2) 本発明にかかる液晶レンズにおける他の変形例を示す平面図である。(実施例2) 本発明にかかる液晶レンズのさらに他の構成例を示す平面図である。(実施例3) 本発明にかかる液晶レンズのさらに他の構成例を示す平面図である。(実施例4) 本発明にかかる液晶レンズのさらに他の構成例を示す平面図である。(実施例5)
符号の説明
1a〜1h 液晶レンズ
10、11 液晶
12〜14 透明性基板
15 第1のシール
16a〜16h 第2のシール
17 スペーサ
18a、18b 配向膜
19 封孔剤
20 有効レンズ領域
21 ヒータ
24〜27 パターン電極
28a〜28c 厚み補正部材

Claims (9)

  1. 可変焦点レンズとして機能させるための有効レンズ領域と、当該有効レンズ領域の外側領域近傍にヒータを設けた透明性基板をシールを介して貼り合わせして、液晶層を挟持する液晶レンズにおいて、
    共通基板である第1の透明性基板と、対向基板である第2、第3の透明性基板と、各透明性基板に形成されるパターン電極と、前記第1の透明性基板の一方の面のパターン電極上の一部に設けるヒータと、前記パターン電極及び前記ヒータ上に形成される配向膜と、前記ヒータ及び前記配向膜の厚みを補正する厚み補正部材とを有し、
    前記シールは、第1のスペーサが混入されて、前記各透明性基板の外縁部に設けられた枠状の第1のシールと、前記第1のスペーサの直径と同じ直径の第2のスペーサが混入されて、前記第1のシールの内側であり、かつ前記ヒータ上に設けられた第2のシールと、を有し、
    前記厚み補正部材は、第1のシールを配する領域に、前記ヒータの厚みを補正するための第1の厚み補正部材と、前記第1の透明性基板の他方の面におけるパターン電極上の前記ヒータと対向する領域に設けた第2の厚み補正部材と有する
    ことを特徴とする液晶レンズ。
  2. 前記厚み補正部材は、前記第1のシールを配する領域に、前記第1の厚み補正部材とともに、前記有効レンズ領域に設けた配向膜の厚みを補正するための第3の厚み補正部材を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液晶レンズ。
  3. 前記第1のシールは、閉環形状となっており、前記第2のシールは、前記有効レンズ領域に液晶を流入させるための開口部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶レンズ。
  4. 前記第1の厚み補正部材は、絶縁材料で形成される層である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  5. 前記ヒータは欠落部を有し、当該欠落部の両端から電流を供給することでヒータとして機能させるようになっており、
    前記欠落部に前記第1の厚み補正部材を配して、前記第2のシールが、当該欠落部を架橋して設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  6. 前記第1のシールと前記第2のシールとは、一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  7. 前記有効レンズ領域は、略円形形状であり、
    前記第2のシールは、前記有効レンズ領域の外形形状に沿って、曲線形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  8. 前記第2のシールは、偶数個に分割されており、各第2のシールの分割対が、前記有効レンズ領域のレンズ中心に対して点対称に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  9. 前記第2のシールにおける前記有効レンズ領域に隣接する内壁面が、前記有効レンズ領域におけるレンズ中心から等距離となる様に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
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