JP4970999B2 - 液晶レンズ - Google Patents
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Description
るとともに、セルの平坦度を出すことができるので、液晶レンズ1aを通過する光に対する非点収差の発生を極力抑えることができるようになる。
まず、透明性基板13の両面の、第2のシール16aを配置する領域の下地に、ヒータ21の膜厚分ならびに配向膜18aの膜厚分の厚み補正部材28aを配する。そして、透明性基板12、透明性基板14に厚み補正部材28bを形成した後に、予め狙いのセルギャップ径のスペーサ17が所定量混入された第1のシール15、第2のシール16aを、例えばスクリーン印刷法により透明性基板12、透明性基板14にそれぞれ印刷する。ここで第1のシール15と第2のシール16aに混入するスペーサは同じものを用いているので、この第1、第2のシールを同時に印刷することができる。
にヒータ21が存在しても、ヒータ21の膜厚分を考慮して厚み補正部材28aを配置することで、ヒータ21の厚みが面精度に影響することがなく、狙いのセルギャップを出すためのスペーサ17を有効レンズ領域20近傍に配置することができるので、有効レンズ領域20におけるセルギャップを、従来の構成に比べて目的のセルギャップに規整することが可能となる。なお、この有効レンズ領域20近傍へのスペーサ17を混入した第2のシール16aの配置は、通常のシール形成工程にて行うことができるので、新たな工程の付加がなく、容易に本発明の液晶レンズ1aを製造することができる。
図2に示した液晶レンズ1bと、先に示した構成例とは、第2のシール形状のみが異なっているが、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じである。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
本変形例における液晶レンズ1cと先の図2に示した構成例との相違点は、図2に示した液晶レンズ1bにおける第1のシール15の形状ならびにヒータ21の幅のみが異なった形状となっている点であり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じとなっている。したがって、下記の説明では、本変形例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
本変形例における液晶レンズ1dでは、先に示した変形例と同様に、図2に示した液晶
レンズ1bにおける第2のシールの形状ならびにヒータ21形状が異なる形状としてあるが、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じである。したがって、下記の説明では、本変形例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
図5に示す液晶レンズ1eと、先に示した実施例1、実施例2における液晶レンズ1a、1bとの相違点は、実施例1、2における第2のシールの形状のみであり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じである。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
、実施例1の効果に加えて、実施例1で示した曲率を持つ第2のシール16e形状を形成する際の、スクリーン印刷において所望の円形状を得ることが難しいという問題点を解消することができる。
本実施例の図6に示す液晶レンズ1fと、先に示した構成例との相違点は、第2のシールの形状のみであり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配していることも含めて他の構成は同じとなっている。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
本実施例の図7に示す液晶レンズ1g、1hと、先に示した構成例との相違点は、第2のシールの形状のみであり、第1のシールを配する下地領域に厚み補正部材を配することを含めて他の構成は同じとなっている。したがって、下記の説明では、本実施例における相違点について主に説明し、他の共通の部材についての説明は割愛する。
10、11 液晶
12〜14 透明性基板
15 第1のシール
16a〜16h 第2のシール
17 スペーサ
18a、18b 配向膜
19 封孔剤
20 有効レンズ領域
21 ヒータ
24〜27 パターン電極
28a〜28c 厚み補正部材
Claims (9)
- 可変焦点レンズとして機能させるための有効レンズ領域と、当該有効レンズ領域の外側領域近傍にヒータを設けた透明性基板をシールを介して貼り合わせして、液晶層を挟持する液晶レンズにおいて、
共通基板である第1の透明性基板と、対向基板である第2、第3の透明性基板と、各透明性基板に形成されるパターン電極と、前記第1の透明性基板の一方の面のパターン電極上の一部に設けるヒータと、前記パターン電極及び前記ヒータ上に形成される配向膜と、前記ヒータ及び前記配向膜の厚みを補正する厚み補正部材とを有し、
前記シールは、第1のスペーサが混入されて、前記各透明性基板の外縁部に設けられた枠状の第1のシールと、前記第1のスペーサの直径と同じ直径の第2のスペーサが混入されて、前記第1のシールの内側であり、かつ前記ヒータ上に設けられた第2のシールと、を有し、
前記厚み補正部材は、第1のシールを配する領域に、前記ヒータの厚みを補正するための第1の厚み補正部材と、前記第1の透明性基板の他方の面におけるパターン電極上の前記ヒータと対向する領域に設けた第2の厚み補正部材とを有する
ことを特徴とする液晶レンズ。 - 前記厚み補正部材は、前記第1のシールを配する領域に、前記第1の厚み補正部材とともに、前記有効レンズ領域に設けた配向膜の厚みを補正するための第3の厚み補正部材を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶レンズ。 - 前記第1のシールは、閉環形状となっており、前記第2のシールは、前記有効レンズ領域に液晶を流入させるための開口部を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶レンズ。 - 前記第1の厚み補正部材は、絶縁材料で形成される層である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶レンズ。 - 前記ヒータは欠落部を有し、当該欠落部の両端から電流を供給することでヒータとして機能させるようになっており、
前記欠落部に前記第1の厚み補正部材を配して、前記第2のシールが、当該欠落部を架橋して設けられている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液晶レンズ。 - 前記第1のシールと前記第2のシールとは、一体に形成されている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の液晶レンズ。 - 前記有効レンズ領域は、略円形形状であり、
前記第2のシールは、前記有効レンズ領域の外形形状に沿って、曲線形状に形成されている
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の液晶レンズ。 - 前記第2のシールは、偶数個に分割されており、各第2のシールの分割対が、前記有効レンズ領域のレンズ中心に対して点対称に配置されている
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の液晶レンズ。 - 前記第2のシールにおける前記有効レンズ領域に隣接する内壁面が、前記有効レンズ領域におけるレンズ中心から等距離となる様に配置されている
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
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