JP4970758B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置、特に階調印字濃度や色ずれを最適化するキャリブレーション(調整)実行手段を有する画像形成装置に関するものである。
画像形成装置、特にカラー電子写真方式のプリンタでは、階調印字濃度を最適に維持することが極めて重要な管理項目である。この目的を達成するために、通常、一定の周期、条件毎に階調印字濃度のキャリブレーションが実行されている。このキャリブレーションによって、画像形成装置内部の部品の経年変化、トナーの使用量、印刷した枚数、さらには、温度、湿度等、当該画像形成装置が設置されている場所での環境の変化、もしくは相違等、種々の要因によって発生する階調印字濃度の変化を補正している。この階調印字濃度のキャリブレーションでは、上記カラー電子写真方式のプリンタの場合、感光ドラム上、もしくは搬送ベルト上にトナーによってパッチ像を形成し、その濃度を光学センサによって読み取る。この読み取り結果に基づいて画像データを処理する際に用いる出力γ補正テーブルのデータ値等を変更、又は更新している(特許文献1参照)。
一方、上記カラー電子写真方式のプリンタ等では、カラー印刷以外のモノクロの文字、画像を印刷する場合もある。このような場合に、印刷されるカラー画像とモノクロ画像とでは、要求される画像品質のレベルが異なる。しかしながら、従来の画像形成装置では、印刷される画像の種類にかかわらず、一定の周期や条件毎にキャリブレーションが実行されていた。そのために、例えばモノクロ画像印刷を実行したい利用者にとっては、キャリブレーションが実行されることによって印刷待機時間が長くなり、スループット能力が低下してしまうと言う結果を招いていた。
特開平8−230234号公報
解決しようとする問題点は、上記従来の画像形成装置では、印刷される画像の種類にかかわらず、一定の周期や条件毎にキャリブレーションや色ずれ補正が実行されていた。そのために、例えばモノクロ画像印刷を実行したい利用者にとっては、キャリブレーションや色ずれ補正が実行されることによって印刷待機時間が長くなりスループット能力が低下してしまうと言う点である。
本発明による画像形成装置は、第一の所定条件が満たされたとき、トナー画像転写媒体に所定のトナーパターンを形成し、該トナーパターンを検証し、該検証の結果に基づいて印刷処理における印刷制御を補正する補正情報生成手段と、第二の所定条件に基づいて上記補正情報生成手段の起動を保留させる補正情報保留手段と、上記補正情報生成手段の起動を停止させる特定の印刷モードを設定するモード切替手段とを備えることを最も主要な特徴とする。ここで第一の所定条件とは、電源投入時、装置カバーが閉じられたとき、所定枚数の印刷がなされた後、であり、第二の所定条件は、モノクロデータであること、単色データであること、階調データでないこと、である。
所定の条件に基づいて上記補正情報生成手段の起動を保留させる補正情報保留手段を備えることによって、例えばモノクロ画像印刷を実行したい利用者にとっては、モノクロ画像印刷時に補正情報生成手段の起動を保留させることが可能になり、スループット能力が低下してしまうという不都合が発生しなくなるという効果を得る。
印刷モードを予め特定の印刷モードに設定可能とし、該特定の印刷モードに設定されると上記キャリブレーション実行手段の起動を停止させるモード切替手段を更に備えることとした。
図1は、実施例1による画像形成装置の機能ブロック図である。
図に示すように、実施例1の画像形成装置100は、データ受信部1と、入出力バッファ2と、操作パネル3と、パネルIF部4と、外部メモリ5と、メモリIF部6と、画像情報生成部7と、画像情報展開部8と、キャリブレーション実行部9と、印刷条件判断部10と、キャリブレーション保留決定部11と、印刷工程起動部12と、CPU13と、ROM14と、RAM15と、共通バス16と、シャッター機構51と、反射型センサ52と、エンジン制御部70と、エンジンIF部71と、プリントエンジン部90とを備える。
データ受信部1は、ホストコンピュータ300との間での所定のネットワーク310を介してデータの入出力を制御する部分である。入出力バッファ2は、データ受信部1を介して入出力されるデータを一時的に格納するバッファである。操作パネル3は、利用者が画像形成装置100に自己の意向を入力したり、あるいは又画像形成装置100が利用者に対して所定の画像を表示して所定の事項の入力を求めたりする操作盤である。パネルIF部4は、操作パネル3を共通バス16へ通信接続するインタフェース部分である。外部メモリ5は、印刷データや画像形成装置100の様々な情報等の保存に用いられる、フロッピーディスク等の外部メモリである。メモリIF部6は、外部メモリ5を共通バス16へ通信接続するインタフェース部分である。
画像情報生成部7は、入出力バッファ2から受信データを受入れて所定の画像処理を実行し、プリントエンジン部90で印刷する画像オブジェクトを生成する部分である。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
画像情報展開部8は、画像情報生成部7が生成した画像オブジェクトをビットマップにしてRAM15の所定の領域に展開する部分である。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
キャリブレーション実行部9は、その内部に濃度検出用パターン形成手段9−1、画像濃度検出手段9−2、濃度補正手段9−3とを有し、トナー画像転送媒体に所定の濃度パターンを形成し、該濃度パターンのトナー濃度を検出し、該検出の結果に基づいて後に続く印刷処理におけるトナー濃度を補正するための、出力γ補正テーブルを更新するキャリブレーションを実行する部分である。ここでトナー画像転送媒体とは、後述するプリントエンジン部90が有する感光ドラム、印刷媒体、又は搬送ベルトを言う。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
印刷条件判断部10は、入出力バッファから受信データを受入れると、後に続く印刷データがモノクロデータであるか否かを判断する部分である。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。又、この部分は、後に続く受信データが複数色データか単色データかを判断する部分であっても良いし、叉は、後に続く受信データが階調データであるか否かを判断する部分であっても良い。
キャリブレーション保留決定部11は、印刷条件判断部10の判断結果がモノクロ印刷である場合には、キャリブレーション実行部9の起動を保留させる部分である。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
印刷工程起動部12は、ROM14、RAM15の初期化、プリントエンジン部90のウォーミングアップ、印刷条件判断部10及びキャリブレーション保留決定部11の判断結果、更には、キャリブレーション実行部9の起動・・・等々に基づいて印刷工程の稼動を開始させる部分である。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
CPU13は、ROM14に予め格納されている制御プログラムを実行して画像形成装置100全体を制御する中央演算処理装置である。本実施例では特に、所定の制御プログラムを実行して、キャリブレーション実行部9、印刷条件判断部10、キャリブレーション保留決定部11、及び印刷工程起動部12を起動する部分である。
ROM14は、CPU13が実行することによって画像形成装置100全体を制御する制御プログラム、及び制御データを予め格納するリードオンリメモリである。特に本実施例では、キャリブレーション実行部9、印刷条件判断部10、キャリブレーション保留決定部11、及び印刷工程起動部12を起動する制御プログラムを予め格納するリードオンリメモリである。更に、濃度検出用パターン形成手段9−1の起動に必要な濃度パターンデータ、及び濃度補正手段9−3の起動に必要な出力γ補正テーブルのデータ値等を予め格納するリードオンリメモリである。
RAM15は、CPU13が所定の制御プログラムを実行する際に必要になる演算領域を提供するランダムアクセスメモリである。
共通バス16は、各構成部分とCPU13とを通信接続するデータ線である。
シャッター機構51、及び反射型センサ52は、画像濃度検出手段9−2がトナー画像転送媒体に形成された所定の濃度パターンのトナー濃度を検出する手段である。この手段については後に詳細に再度説明する。
エンジン制御部70は、CPU13の制御に基づいて画像情報展開部8からビットマップデータを受入れて、プリントエンジン部90を制御して印刷処理を実行する部分である。この部分は、ROM14に予め格納されている所定の制御プログラムをCPU13が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
エンジンIF部71は、エンジン制御部70とプリントエンジン部90とを通信接続するインタフェース部分である。
プリントエンジン部90は、エンジン制御部70の制御に基づいて印刷処理を実行する部分である。プリントエンジン部90の機構部分の概要、及び動作の概要について以下に説明する。
図2は、プリントエンジン部の概要説明図である。
図に示すように、記録紙18は、給紙カセット17から、図示しない給紙ローラと分離部材によって1枚ずつ分離されて図示しないレジストローラ対に送り出される。レジストローラ対は、記録紙18を所定のタイミングで、搬送路を形成する搬送ベルト21へ送り出す。搬送ベルト21は、駆動ローラ22と従動ローラ23によって張り渡されている。又、搬送ベルト21は、本発明においては、トナーによる濃度パターンが形成される部分でもある(詳細は後述)。
駆動ローラ22は、エンジン制御部70の制御に基づいて図示されていないモータ等の駆動機構によって回転駆動される。搬送ベルト21は、記録紙18を各色の画像形成手段30Y、30M、30C、30Kに順次搬送する。そのとき記録紙18に各色の画像形成手段30Y、30M、30C、30Kで、それぞれイエロートナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が形成される。
各色の画像形成手段30Y、30M、30C、30Kには、感光ドラム31Y〜31Kが搬送ベルトの搬送方向に沿って等間隔で配設されており、それぞれの感光ドラム31Y〜31Kの周囲に、帯電ローラ32Y〜32K、露光器33Y〜33K、現像器34Y〜34K、転写ローラ35Y〜35K、クリーニング手段36Y〜36K、及び図示しない除電手段が配設されている。
各色の画像形成手段30Y〜30Kは、図示しない駆動機構によって回転駆動され、感光ドラム31Y〜31Kは、帯電ローラ32Y〜32Kによって、その表面が一様に帯電される。露光器33Y〜33Kは、画像データで変調されたLED光を感光ドラム31Y〜31Kに照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像が形成された部分に、現像器34Y〜34Kによって各色のトナーが付着され各色のトナー像が形成される。
各色の画像形成手段30Y〜30Kは、搬送ベルト21と感光ドラム31Y〜31Kとの間に記録紙18が搬送されると、搬送ベルト21の背面に配設されている転写ローラ35Y〜35Kに転写電圧を印加して感光ドラム31Y〜31K上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を順次記録紙18に重ねて転写させる。トナー像の転写が完了した感光ドラム31Y〜31Kは、クリーニング手段36Y〜36Kによって残留トナーが排除され、除電された後、再度帯電ローラ32Y〜32Kによって帯電され次の画像形成動作が繰り返し実行される。
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が転写された記録紙18は、静電的に搬送ベルト21に吸着された状態で搬送ベルト21によって更に搬送され、搬送ベルト21から分離され、定着手段40に搬送される。定着手段40は、定着ローラ41、加圧ローラ42を備えている。定着ローラ41と、加圧ローラ42は、所定の押圧力で押圧され、図示しないモータにより回転駆動される。定着ローラ41は、内部の加熱ヒータにより所定温度に加熱制御される。
定着手段40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が転写され、搬送ベルト21により搬送されてきた記録紙18を定着ローラ41と加圧ローラ42で加熱・加圧することによって、各色のトナー像を記録紙18に定着させ、図示しない排紙ローラ対によって、図示しない排紙トレイ上に排出する。
シャッター機構51と反射型センサ52とは、搬送ベルト21に対して、画像形成手段30Y〜30Kの反対側に配設され、反射型センサ52の発光・受光素子が図中上向きに取り付けられる。反射型センサ52は、図示していないが、発光素子と受光素子とを内蔵しており、通常発光素子としては発光ダイオード等が使用され、受光素子としてはフォトダイオードが使用される。シャッター機構51は、図示しないモータもしくは電磁弁により開閉する構造で、キャリブレーション実行部9(図1)が起動するときは開き、通常は閉じた状態で、反射型センサ52を飛散したトナー等から保護している。ベルトクリーニング手段80は、キャリブレーション実行部9(図1)によって搬送ベルト21上に形成された濃度検出用パターンを除去する手段である。
次に、キャリブレーション実行部9(図1)の機能について、シャッター機構51と反射型センサ52とを含めて再度詳細に説明する。
図3は、濃度検出用パターンの説明図である。
図は、図2の搬送ベルト21を上下反転して表した図である。即ち、画像形成手段30Y〜30Kは、この図では下側に配設されることになる。
図に示すように、濃度検出用パターン形成手段9−1(図1)は、エンジン制御部70(図1)を制御して、画像形成手段30Y〜30K(図2)に対して搬送ベルト21上に、Y、M、C、K、4色のパターンからなる検出用画像(30%)60、検出用画像(50%)61、検出用画像(70%)62を形成させる。このパターンの位置情報及び各色の階調度情報(1例として上記、30%、50%、70%)は予めROM14(図1)に格納されている。
画像濃度検出手段9−2(図1)は、エンジン制御部70(図1)を制御し、シャッター機構51を開いて、反射型センサ52を用いて搬送ベルト21上の、検出用画像(30%)60、検出用画像(50%)61、検出用画像(70%)62における各色毎の反射光を検出し、実際の濃度を測定する。
濃度補正手段9−3(図1)は、階調度情報(実際に印刷されるべき濃度、30%、50%、70%)と画像濃度検出手段9−2(図1)により検出された実際の濃度に基づいて、ROM15(図1)から読み出してRAM15上に保持されている出力γ補正テーブルを更新する。更に、この更新された出力γ補正テーブルにより、受信データのトナー濃度を補正する。この補正されたトナー濃度が、後に続く印刷処理の制御データとして用いられることになる。
次に本実施例の画像形成装置100の印刷処理動作について説明する。最初にフローチャートを用いて説明し、続いてタイムチャートを用いて説明する。
図4は、実施例1の画像形成装置の印刷処理フローチャートである。
画像形成装置100の印刷処理動作について、図のステップS1−1〜ステップS1−12までステップ順に説明する。
ステップS1−1
画像形成装置100(図1)に電源が投入されると、CPU13(図1)の制御に基づいて各構成部分の初期化が開始される。この初期化には、ROM14(図1)及びRAM15(図1)のチェック、メニュー値の設定、…等々、印刷工程を起動するために必要なプログラム的な準備の全てを含むものとする。
ステップS1−2
ROM14(図1)及びRAM15(図1)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図1)は、ネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からデータ受信可能になる。そこでデータ受信部1(図1)は、データ受信を待って待機する。データが受信されればステップS1−4へ進み、データが受信されなければ、ステップS1−3へ進む。スリープ状態になってもデータを受信しない場合は、キャリブレーションを実行しても良い。その場合にはFlagをONとする。
ステップS1−3
プリントエンジン部90(図1及び図2)のウォーミングアップ等、その他の処理、例えば消費電力を節減するためのスリープ状態などを維持し、データが受信されればスリープ状態を解消してステップS1−4へ進む。
ステップS1−4
CPU13は、キャリブレーションが実行済みか否かを実行済みFlagにより判断し、キャリブレーションが未実行の場合にはステップS1−5へ進み、実行済みの場合にはステップS1−9へ進む。
ステップS1−5
印刷条件判断部10(図1)は、入出力バッファ2(図1)から受信データを受入れて後に続く印刷処理がモノクロページであるか否かを判断し、モノクロページである場合にはステップS1−7へ進み、そうでない場合にはステップS1−6へ進む。受信データには、そのデータがモノクロ/カラーを示すコマンドが入っているものとする。
ステップS1−6
印刷条件判断部10(図1)の判断結果がカラーページなので印刷処理の前にキャリブレーション必要になる。そこで印刷工程起動部12(図1)は、キャリブレーションが終了するのを待って待機し、終了後にステップS1−9へ進む。
ステップS1−7
キャリブレーション保留決定部11(図1)は、印刷条件判断部10(図1)の判断結果がモノクロページなので、キャリブレーション実行部9(図1)の起動を保留させてステップS1−8へ進む。パターン印刷の途中や、その以前だった場合には、現在のキャリブレーション処理を中止する。叉、現在の状態が、パターン濃度検出以降であれば、そのままキャリブレーションを実行しても良い。
ステップS1−8
キャリブレーション保留決定部11(図1)は、保留フラグをオンし、印刷工程起動部12(図1)が、画像形成装置100(図1)が印刷処理可能状態になったと判断するとステップS1−9へ進む。
ステップS1−9
CPU13は、受信データの印刷処理を実行する。印刷の前には、定着部へのウォーミングアップが終了している必要がある。叉、ウォーミングアップが長くかかる(例えば、開始したばかりや、外気温度が低いなど)と判断した場合には、ウォーミングアップと共にキャリブレーションを実行しても良い。
ステップS1−10
CPU13は、受信データの印刷処理が終了すると保留フラグを検索し、保留フラグがオフの場合にはフローを終了し、保留フラグがオンの場合にはステップS1−11へ進む。
ステップS1−11
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションを実行する。キャリブレーション保留決定部11(図1)の決定に基づいて印刷処理の前にはキャリブレーションの実行が保留されているので、印刷処理の終了後にキャリブレーションの実行が必要だからである。
ステップS1−12
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションの実行後に保留フラグ
をオフしてフローを終了する。
図5は、実施例1の電源投入時にモノクロデータを受信した場合のタイムチャートである。
図の上から順番に(a)初期化処理、(b)キャリブレーション処理、(c)印刷データの受信、及び(d)印刷処理、各々の開始・終了(オン・オフ)を表し、最下段に各項目共通の時刻を表している。時刻T0〜時刻T8まで時刻順に説明する。
時刻T0
画像形成装置100(図1)に電源が投入され、初期化処理が開始される。
時刻T1
ROM14(図1)及びRAM15(図1)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図1)は、ネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からデータ受信可能になる。
ほぼ同時に定着部のウォーミングを開始すると共に、キャリブレーション実行部9(図1)がキャリブレーション処理を開始する。
時刻T2
データ受信部1(図1)がネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からモノクロデータを受信する。
時刻T3
印刷条件判断部10(図1)が、入出力バッファ2(図1)から受信データを受入れて後に続く印刷処理がモノクロページであると判断し、この判断結果に基づいてキャリブレーション保留決定部11(図1)がキャリブレーションの保留を決定する。その結果キャリブレーション処理はオフする。
時刻T4
印刷工程起動部12(図1)は、キャリブレーションの中止とウォーミングアップの完了により、画像形成装置100(図1)が印刷処理可能状態になったと判断する。この判断に基づいてCPU13(図1)は、受信データの印刷処理を開始する。
時刻T5
データ受信部1(図1)がモノクロデータを受信を終了する。
時刻T6
CPU13(図1)は、受信データの印刷処理を終了する。
時刻T7
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションの実行を開始する。
時刻T8
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションの実行を終了して動作を完了する。
図6は、実施例1の電源投入時にモノクロ・カラーデータを受信した場合のタイムチャートである。
図の上から順番に(a)初期化処理、(b)キャリブレーション処理、(c)印刷データの受信、及び(d)印刷処理、各々の開始・終了(オン・オフ)を表し、最下段に各項目共通の時刻を表している。時刻T10〜時刻T22まで時刻順に説明する。
時刻T10
画像形成装置100(図1)に電源が投入され、初期化処理が開始される。
時刻T11
ROM14(図1)及びRAM15(図1)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図1)は、ネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からデータ受信可能になる。
ほぼ同時に定着部のウォーミングアップを開始するとともに、キャリブレーション実行部9(図1)がキャリブレーション処理を開始する。
時刻T12
データ受信部1(図1)がネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からモノクロデータを受信する。
時刻T13
印刷条件判断部10(図1)が、入出力バッファ2(図1)から受信データを受入れて後に続く印刷処理がモノクロデータであると判断し、この判断結果に基づいてキャリブレーション保留決定部11(図1)がキャリブレーションの保留を決定する。その結果キャリブレーション処理はオフする。
時刻T14
印刷工程起動部12(図1)は、キャリブレーションの中止とウォーミングアップの完了により、画像形成装置100(図1)が印刷処理可能状態になったと判断する。この判断に基づいてCPU13(図1)は、受信データの印刷処理を開始する。
時刻T15
データ受信部1(図1)がモノクロデータ受信を終了する。
時刻T16
データ受信部1(図1)がカラーデータ受信を開始する。
時刻T17
データ受信部1(図1)がカラーデータの受信を終了する。
時刻T18
CPU13(図1)は、モノクロデータの印刷処理を終了する。
時刻T19
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションの実行を開始する。
時刻T20
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションの実行を終了する。
時刻T21
印刷工程起動部12(図1)は、キャリブレーションの終了と、定着温度の上昇完了により、画像形成装置100(図1)がカラー印刷処理可能状態になったと判断する。この判断に基づいてCPU13(図1)は、カラーデータの印刷処理を開始させる。
時刻T22
CPU13(図1)は、カラーデータの印刷処理を終了する。
図7は、実施例1の電源投入時にカラーデータを受信した場合のタイムチャートである。
図の上から順番に(a)初期化処理、(b)キャリブレーション処理、(c)印刷データの受信、及び(d)印刷処理、各々の開始・終了(オン・オフ)を表し、最下段に各項目共通の時刻を表している。時刻T30〜時刻T36まで時刻順に説明する。
時刻T30
画像形成装置100(図1)に電源が投入され、初期化処理が開始される。
時刻T31
ROM14(図1)及びRAM15(図1)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図1)は、ネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からデータ受信可能になる。
ほぼ同時にキャリブレーション実行部9(図1)がキャリブレーション処理を開始する。
時刻T32
データ受信部1(図1)がネットワーク310(図1)を介してホストコンピュータ300(図1)からカラーデータを受信する。
時刻T33
キャリブレーション実行部9(図1)は、キャリブレーションの実行を終了する。
時刻T34
印刷工程起動部12(図1)は、キャリブレーションの終了とウォーミングアップの完了により、画像形成装置100(図1)が印刷処理可能状態になったと判断する。この判断に基づいてCPU13(図1)は、カラーデータの印刷処理を開始させる。
時刻T35
データ受信部1(図1)がカラーデータを受信を終了する。
時刻T36
カラーデータの印刷処理を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、印刷処理を実行する前に、その画像形成装置がキャリブレーションの完了前であるとき、後に続くデータがカラーデータの場合には、その印刷の前にキャリブレーションを完了させるが、後に続くデータがモノクロデータの場合には、キャリブレーションを一旦保留し、印刷処理終了後に実行することとする。従って、画像品質が、それほど求められないモノクロデータの場合に、一旦キャリブレーションの実行を保留し、モノクロデータの印刷後に実行されることになるので、スループット能力が低下してしまうという不都合が発生しなくなるという効果を得る。但し、モノクロデータの印刷後にキャリブレーショを実行することによって、画像品質が無制限に劣化するのを防止することが出来る。
尚、本実施例では、モノクロデータの印刷であっても、印刷終了後にキャリブレーションを実行することとしたが、モノクロデータの印刷が続く場合には、キャリブレーションの実行を保留し、カラーデータが後に続く場合のみ、印刷終了後にキャリブレーションを実行することとしても良い。
又、本実施例では、受信データが、モノクロデータであるか又はカラーデータであるかについて記載したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、受信データが、階調データであるか否かでキャリブレーションの実行を判断しても良い。更には、単色使用か、複数色使用かで判断しても良い。
更に、本実施例では、キャリブレーショの実行を濃度補正に限定して説明したが、本発明はこの例に限定されるものでは無い。即ち、色ずれ補正にも適用可能である。ここで色ずれ補正とは、各色のLEDヘッドの位置ずれを検出し、その位置を補正するものである。
図8は、実施例2による画像形成装置の機能ブロック図である。
図に示すように、実施例2の画像形成装置200は、データ受信部1と、入出力バッファ2と、操作パネル3と、パネルIF部4と、外部メモリ5と、メモリIF部6と、画像情報生成部7と、画像情報展開部8と、キャリブレーション実行部9と、印刷条件判断部10と、キャリブレーション保留決定部11と、印刷工程起動部12と、CPU13と、ROM14と、RAM15と、共通バス16と、シャッター機構51と、反射型センサ52と、エンジン制御部70と、エンジンIF部71と、プリントエンジン部90と、モード切替部95とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については、実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
モード切替部95は、印刷モードをカラーモード95−1、又は、モノクロモード95−2に切替設定可能とし、モノクロモード95−2に設定されると、キャリブレーション実行部9の起動を停止させる部分である。ここで印刷モードの切替設定は、利用者が操作パネル3を介して所定のモードを入力することによって実行される。あるいは又、ホストコンピュータ300からデータ受信部1を介するコマンド切替によって実行される。他の部分は、全て実施例1と同様なので説明を省略する。
次に本実施例の画像形成装置200の印刷処理動作について説明する。最初にフローチャートを用いて説明し、続いてタイムチャートを用いて説明する。
図9は、実施例2の画像形成装置の印刷処理フローチャートである。
画像形成装置200の印刷処理動作について、図のステップS2−1〜ステップS2−6までステップ順に説明する。
ステップS2−1
画像形成装置200(図8)に電源が投入されると、CPU13(図8)の制御に基づいて各構成部分の初期化が開始される。この初期化には、ROM14(図8)及びRAM15(図8)のチェック、メニュー値の設定、…等々、印刷工程を起動するために必要なプログラム的準備の全てを含むものとする。
ステップS2−2
ROM14(図8)及びRAM15(図8)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図8)は、ネットワーク310(図8)を介してホストコンピュータ300(図8)からデータ受信可能になる。そこでデータ受信部1(図8)は、データ受信を待って待機する。データが受信されればステップS2−4へ進み、データが受信されなければ、ステップS2−3へ進む。
ステップS2−3
プリントエンジン部90(図8及び図2)のウォーミングアップ等、その他の処理、例えば消費電力を節減するためのスリープ状態などを維持し、データが受信されればスリープ状態を解消してステップS2−4へ進む。
ステップS2−4
CPU13(図8)は、モード切替部95(図8)が、カラーモード95−1(図8)に設定されている場合には、実施例1と同様なので、図4のステップS1−4へ進み、以後、既に説明したステップS1−4〜ステップS1−12まで進んでフローを終了する。モード切替部95(図8)がモノクロモード95−2(図8)に設定されている場合にはステップS2−5へ進む。
ステップS2−5
印刷条件判断部10(図8)は、入出力バッファ2(図8)から受信データを受入れて後に続く印刷処理がモノクロページであるか否かを判断し、モノクロページである場合にはステップS2−6へ進み、そうでない場合にはエラーとしてフローを中断し、その旨、操作パネル3へ表示して利用者に警告して対処させる。
ステップS2−6
印刷工程起動部12(図8)による、画像形成装置200(図8)が印刷処理可能状態(初期化終了)になったとの判断を待ってCPU13は、受信データの印刷処理を実行しフローを終了する。
図10は、実施例2の電源投入時にモノクロデータを受信した場合のタイムチャートである。
図の上から順番に(a)初期化処理、(b)キャリブレーション処理、(c)印刷データの受信、及び(d)印刷処理、各々の開始・終了(オン・オフ)を表し、最下段に各項目共通の時刻を表している。時刻T40〜時刻T45まで時刻順に説明する。
時刻T40
画像形成装置200(図8)に電源が投入され、初期化処理が開始される。
時刻T41
ROM14(図8)及びRAM15(図8)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図8)は、ネットワーク310(図8)を介してホストコンピュータ300(図8)からデータ受信可能になる。
時刻T42
データ受信部1(図8)がネットワーク310(図8)を介してホストコンピュータ300(図8)からモノクロデータを受信する。このときキャリブレーションは保留されている。
時刻T43
印刷工程起動部12(図8)は、画像形成装置200(図8)が印刷処理可能状態になったと判断する。この判断に基づいてCPU13(図8)は、受信データの印刷処理を開始する。
時刻T44
データ受信部1(図8)がモノクロデータを受信を終了する。
時刻T45
CPU13(図8)は、受信データの印刷処理を終了する。
図11は、実施例2の電源投入時にカラーデータを受信した場合のタイムチャートである。
図の上から順番に(a)初期化処理、(b)キャリブレーション処理、(c)印刷データの受信、(d)印刷処理、及び(e)エラー処理、各々の開始・終了(オン・オフ)を表し、最下段に各項目共通の時刻を表している。時刻T50〜時刻T54まで時刻順に説明する。
時刻T50
画像形成装置200(図8)に電源が投入され、初期化処理が開始される。
時刻T51
ROM14(図8)及びRAM15(図8)のチェック、メニュー値の設定などが終了すると、データ受信部1(図8)は、ネットワーク310(図8)を介してホストコンピュータ300(図8)からデータ受信可能になる。
時刻T52
データ受信部1(図8)がネットワーク310(図8)を介してホストコンピュータ300(図8)からカラーデータを受信する。
時刻T53
印刷条件判断部10(図8)は、入出力バッファ2(図8)から受信データを受入れて後に続く印刷処理が、カラー処理であると判断し、エラーとしてフローを中断し、その旨、操作パネル3へ表示して利用者に警告して動作を終了する。
以上説明したように、本実施例によれば、モード切替部を備え、利用者が予めモノクロモードを設定することによって、印刷データがモノクロデータの場合には、直ちに印刷を行うことが可能になり、モノクロ印刷のスループットを改善することが出来るという効果を得る。
以上の説明では、本発明をカラー電子写真方式のプリンタに適用した場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ファクシミリ装置や、複写機などにも適合可能である。又、画像形成装置をタンデム方式について説明したが、いわゆる中間転写方式の画像形成装置でも適用可能である。
実施例1による画像形成装置の機能ブロック図である。 プリントエンジン部の概要説明図である。 濃度検出用パターンの説明図である。 実施例1の画像形成装置の印刷処理フローチャートである。 実施例1の電源投入時にモノクロデータを受信した場合のタイムチャートである。 実施例1の電源投入時にモノクロ・カラーデータを受信した場合のタイムチャートである。 実施例1の電源投入時にカラーデータを受信した場合のタイムチャートである。 実施例2による画像形成装置の機能ブロック図である。 実施例2の画像形成装置の印刷処理フローチャートである。 実施例2の電源投入時にモノクロデータを受信した場合のタイムチャートである。 実施例2の電源投入時にカラーデータを受信した場合のタイムチャートである。
符号の説明
1 データ受信部
2 入出力バッファ
3 操作パネル
4 パネルIF部
5 外部メモリ
6 メモリIF部
7 画像情報生成部
8 画像情報展開部
9 キャリブレーション実行部
9−1 濃度検出用パターン形成手段
9−2 画像濃度検出手段
9−3 濃度補正手段
10 印刷条件判断部
11 キャリブレーション保留決定部
12 印刷工程起動部
13 CPU
14 ROM
15 RAM
51 シャッタ機構
52 反射型センサ
70 エンジン制御部
71 エンジンIF部
90 プリントエンジン部
100 画像形成装置
300 ホストコンピュータ
310 ネットワーク

Claims (14)

  1. データを受信したときに、トナー画像転写媒体に所定のトナーパターンを形成し、該トナーパターンを検証し、検証の結果に基づいて印刷処理における印刷制御を補正する補正情報生成手段と、
    前記受信データがモノクロデータであるか否かを判断する印刷条件判断手段と、
    前記印刷条件判断手段による判断結果がモノクロデータである場合、前記補正情報生成手段の起動を保留させる補正情報保留手段と、
    前記補正情報生成手段の起動を停止させる特定の印刷モードとしてモノクロモードを設定するモード切替手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記特定の印刷モードに対応するデータを受信しない場合は、前記印刷処理を不実行とすると共に、エラーを報知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記特定の印刷モードは、操作パネルの操作により設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定の印刷モードは、上位装置からのコマンドにより設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記データを受信したときに、前記印刷処理のためのウオーミングアップに所定時間以上を要すると判断すると、該ウオーミングアップと共に前記補正情報生成手段による動作を実行する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記補正情報生成手段は、
    前記トナー画像転写媒体に所定濃度パターンを形成し、
    前記印刷処理におけるトナー濃度制御を補正する濃度補正情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー画像転写媒体に対向する複数の画像形成部を更に備え、
    前記補正情報生成手段は、
    前記トナー画像転写媒体に前記複数の画像形成部によりトナーパターンを重ねて形成し、
    前記印刷処理における画像形成位置制御を補正する位置補正情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー画像転送媒体は、トナー画像印刷媒体、印刷媒体搬送体、及びトナー画像搬送媒体の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 電源投入時のPowerOn処理中に受信可能に設定される受信手段を更に備え、
    前記印刷条件判断手段は、
    PowerOn処理中に前記受信手段が受信した印刷処理を示すコマンドに基づいてモノクロデータか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. データを受信したときに、トナー画像転写媒体に所定のトナーパターンを形成し、該トナーパターンを検証し、該検証の結果に基づいて印刷処理における印刷制御を補正する補正情報生成手段と、
    前記受信データが画像品質が重視されるデータか否かを判断する印刷条件判断手段と、
    前記印刷条件判断手段による判断結果に基づいて前記補正情報生成手段の起動を保留させる補正情報保留手段と、
    データ受信待ち中にスリープ状態に移行した場合は、前記補正情報生成手段による動作を実行し、且つ、スリープ状態においてデータを受信した場合、前記補正情報生成手段による動作を実行していれば、前記補正情報保留手段による動作を実行しないようにする制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. データを受信したときに、トナー画像転写媒体に所定のトナーパターンを形成し、該トナーパターンを検証し、該検証の結果に基づいて印刷処理における印刷制御を補正する補正情報生成手段と、
    前記受信データが画像品質が重視されるデータか否かを判断する印刷条件判断手段と、
    前記印刷条件判断手段による判断結果に基づいて前記補正情報生成手段の起動を保留させる補正情報保留手段と、
    前記印刷処理のためのウオーミングアップに所定時間以上を要すると判断すると、該ウオーミングアップと共に前記補正情報生成手段による動作を実行する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置
  12. 前記印刷条件判断手段による判断結果がモノクロデータであることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記印刷条件判断手段による判断結果が単色データであることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の画像形成装置
  14. 前記印刷条件判断手段による判断結果が階調データでないことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の画像形成装置。
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