JP4969895B2 - 立体高架橋アプローチ部の施工方法および立体高架橋アプローチ部構造 - Google Patents

立体高架橋アプローチ部の施工方法および立体高架橋アプローチ部構造 Download PDF

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本発明は、立体高架橋アプローチ部の施工方法および立体高架橋アプローチ部構造に関するものであり、更に詳しくは、立体高架橋の主桁に至るスロープであるアプローチ部の急速施工を可能とする立体高架橋アプローチ部の施工方法および立体高架橋アプローチ部構造に関する。
図12−1は、一般的な立体高架橋の構成を示す側面図である。図12−2は、図12−1の立体高架橋の地盤面での占有領域を示す平面図である。図13は、図12−1及び図12−2のアプローチ部81、82の断面図である。立体高架橋は、主橋梁部80、85と、それに通じるアプローチ部81、82(橋梁取付部)とから構成される。アプローチ部81、82の構造としては、図13に示す擁壁87を利用した盛土構造88や図14に示すU型擁壁90にPC床版93を架設する構造が一般的である(たとえば、特許文献1)。
図13に示すように、盛土構造の施工時には、擁壁87の外側に施工上必要となり占有を確保しなければならない領域(施工ヤードという(図12−2の符号83)。)89が設けられる。また、U型擁壁90にPC床版93を接合する構造を採用する場合は、PC床版93をクレーン92で吊り上げる必要があるので、クレーンを配置する領域がさらに必要で、この場合の施工ヤード94はかなり幅広くなる。また、アプローチ部を構築する工期は比較的長い期間を要し、その間、施工ヤード付近の交通規制が必要となる。
特開2004−285627号公報
しかしながら、上述のように、アプローチ部の施工には、橋梁幅以上の施工ヤードを確保する必要がある。そのため、片側2車線の立体高架橋施工時の交通規制幅は既存車線にはみ出して広く取らざるを得ず、しかも一般的な施工では規制期間も短いとは言えない。交通規制幅の減少を目的としてアプローチ部を幅方向中央で分割して左右片側ずつ施工する方法もあるが、施工の煩雑さから、結局、工期および工費の増大を招いてしまい適当でない。
また、U型擁壁90構築後、PC床版93を架設する方法では、クレーン等の施工機械が大型化するとともに、短期間施工に対し限界があり、たとえば、都市部において要求される追加車線規制期間を最小限(たとえば3日程度)に抑えるような施工の実現は不可能である。したがって、これらの工法では、既存道路の車線数減少期間が長引くことにより発生する工事渋滞を必然的に招いてしまう。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、交通規制が必要となる施工について急速施工を実現し、交通渋滞を最小限に抑制できる立体高架橋アプローチ部の施工方法および立体高架橋アプローチ部構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、この発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、立体高架橋のアプローチ部に床版が載設される支持躯体を埋設する工程と、床版の桁間部と、張り出し部と、を分割するとともに、これら分割体を連結して互いに折り畳める構造としておき、当該張り出し部が当該桁間部の上に重ねて折り畳まれた状態で前記支持躯体上に当該桁間部を接合する工程と、前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を接合させる工程と、を含むようにしたものである。
つぎの発明に係る立体高架橋のアプローチ部の施工方法は、前記立体高架橋のアプローチ部の施工方法において、前記支持躯体が、U型擁壁であるようにしたものである。
この発明では、盛土のための支持躯体(柱や梁で支えられる壁)上に桁間部と張り出し部とが分割、連結している床版を載設する。載設するときには、張り出し部を桁間部の上に折り畳まれた状態なので、既存道路にはみ出すようなことがなく、追加の交通規制も不要となる。また、張り出し部を展開できる構造なので、施工も早く、容易にもなり、その際必要となる交通規制を最小限に抑えることができる。上記支持躯体をU型擁壁とするならば、構造が合理的であり、設計、施工が容易となる。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、立体高架橋のアプローチ部に桁間部の床版を有する躯体を埋設する工程と、前記桁間部の床版を有する躯体から橋軸と直角方向に張り出す床版となる張り出し部を当該桁間部の床版に展開可能に連結する工程と、を含むようにしたものである。また、立体高架橋アプローチ部の施工方法は、前記桁間部の床版を有する躯体がボックス形状であり、かつ前記躯体はボックスカルバートであることがより好ましい。
立体高架橋のアプローチ部に桁間部の床版を有する躯体を埋設し、当該躯体から橋軸と直角方向に張り出す床版となる張り出し部を当該桁間部の床版に展開可能に連結しても、
張り出し部を既存道路にはみ出させなくて済み、追加の交通規制も不要となる。また、張り出し部を展開できる構造なので、施工も早く、容易にもなり、その際必要となる交通規制を最小限に抑えることができる。当該躯体がボックスカルバートのようなボックス形状のものであれば、最初から擁壁と床版が仕上がっている状態なので、施工が早い。施工が早ければ、通常の交通規制も最短で終えることができる。また、張り出し部は、連結する対象が床版つきの躯体であれば、連結、展開、折り畳みが可能で、施工時間が短くなる。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、前記立体高架橋アプローチ部の施工方法において、前記張り出し部が鋼床版であるようにしたものである。
鋼床版は、軽くて、施工も容易という特徴がある。鋼床版は自重による曲げモーメントが小さくなるため、かかる鋼床版は張り出し部として最適であり、現地では連結部分(継ぎ手ともいう)を高力ボルトで締め付けるだけで接合が完了するため、現地施工時間が短縮され、交通規制時間の短縮に貢献する。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、前記立体高架橋アプローチ部の施工方法において、前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、当該張り出し部の縦接合面を前記桁間部の側面に接合すると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板を桁間部の上面に接合するようにしたものである。
本発明は、張り出し部と桁間部との間を縦接合面という面で対抗することができ、引っ張り応力は、床版上板によって、張り出し部と桁間部の双方で対抗することができるようになる。このため、支持躯体付近で接続することが可能であり、この発明では、施工の容易さと強度の万全さとの両立を図ることが出来る。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、前記立体高架橋アプローチ部の施工方法において、前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、当該張り出し部の底板と前記桁間部の底板とを接続させると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板を桁間部の上面に接合する工程と、を更に含むようにしたものである。
前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、当該張り出し部の底板と前記桁間部の底板とを接続させると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板を桁間部の上面に接合すると、張り出し部の曲げモーメントを、上板と底板の偶力に置き換え桁間部床版に伝えることにより応力を伝達することができるため、床版を上下の板ではさみこむサンドウィッチ効果により構造を強固にすることが出来る。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、前記立体高架橋アプローチ部の施工方法において、さらに、前記張り出し部の腹板を前記桁間部の床版に接続させる工程と、を含むようにしたものである。
この発明では、請求項6または7に係る発明に、さらに張り出し部の腹板を桁間部の床版に接続させることにより、曲げなどに対する拘束効果を高めることができる。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部の施工方法は、前記立体高架橋アプローチ部の施工方法において、さらに、前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、前記床版上板を桁間部の上面に接合した後、当該接合箇所を不連続性緩和シートで覆うようにしたものである。
不連続性緩和シートは、ビニロン等の合成繊維や、ガラス繊維のメッシュ材、不織布材にアスファルト等の舗装材を充填させた布状材料である。性質としては、強靱な引っ張り強度と柔軟な伸び、防水性、敷設される部材の変形に対する良追従性が特徴で、クラックの入った舗装面等の補修に利用されてきたが、この発明では、桁間部と張り出し部との連結部の不連続性を緩和させるために用いる。これにより、構造的に不連続であるRC床版と鋼床版との組み合わせであっても、当該不連続性が緩和され、その上に敷設されるアスファルト等の地覆への影響も減少させることができる。
また、この発明による立体高架橋アプローチ部構造は、立体高架橋のアプローチ部に埋設され、床版が載設される支持躯体と、前記支持躯体上部に接合され、桁間部と、張り出し部と、が分割されるとともに、これら分割体が連結して互いに折り畳める構造を有する床版と、を有し、前記張り出し部は、前記張り出し部の腹板材が縦接合面前記桁間部の側面に接合されると共に、前記当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板が前記張り出し部と一体となり、前記床版上板が前記桁間部の上面に接合されるようにしたものである。
この発明では、支持躯体の上に桁間部と張り出し部とが分割、連結している床版を有する。これにより、載設するときには、張り出し部を桁間部の上に折り畳まれた状態に、通行路を広げるときには、張り出し部を展開させることができる。これにより、既存道路にどうしてもはみ出さなくてはならないときだけ、急速に施工を進めることが可能となる。また、張り出し部にかかる曲げモーメントは、縦接合面という面で対抗することができ、引っ張り応力は、床版上板によって、張り出し部と桁間部の双方で対抗することができるようになる。
また、この発明による立体高架橋アプローチ部構造は、立体高架橋のアプローチ部に埋設され、床版が載設される支持躯体と、前記支持躯体上部に接合され、桁間部と、張り出し部と、が分割されるとともに、これら分割体が連結して互いに折り畳める構造を有する床版と、を有し、前記張り出し部は、前記張り出し部の腹板材が縦接合面で前記桁間部の側面に接合され、前記張り出し部の底板と前記桁間部の底板が接続されると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板が桁間部の上面に接合される
ようにしたものである。
この発明では、当該張り出し部の底板と前記桁間部の底板とが接続させられると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板を桁間部の上面に接合される。このようにすると、張り出し部の曲げモーメントを、上板と底板の偶力に置き換え桁間部床版に伝えることにより応力を伝達することができるため、床版を上下の板ではさみこむサンドウィッチ効果により構造を強固にすることが出来る。
また、この発明による立体高架橋アプローチ部構造は、前記立体高架橋アプローチ部構造において、さらに、前記張り出し部の腹板と前記桁間部の床版に接続されるようにしたものである。
上記の構成に加え、この発明では、さらに張り出し部の腹板が桁間部の床版に接続させられる。これにより、曲げなどに対する拘束効果が高まる。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部構造は、前記立体高架橋アプローチ部構造において、前記支持躯体と前記床版との桁間部は、予め成形された桁間部の床版を有する躯体であるようにしたものである。
ボックスカルバートのように、予め成型された桁間部の床版を有する躯体を利用すると、最初から支持躯体と床版が仕上がっている状態なので、施工が早い。施工が早ければ、通常の交通規制も最短で終えることができる。また、張り出し部は、ボックスカルバートであっても、連結、展開、折り畳みが可能で、施工時間が短くなる。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部構造は、前記立体高架橋アプローチ部構造において、前記張り出し部は鋼床版であるようにしたものである。
鋼床版は、軽いという特徴がある。鋼床版は自重による曲げモーメントが小さくなるため、かかる鋼床版は張り出し部として最適である。
つぎの発明による立体高架橋アプローチ部構造は、前記立体高架橋アプローチ部構造において、前記床版上板が前記桁間部の上面に接合される箇所は、不連続性緩和シートで覆われるようにしたものである。
不連続性緩和シートは、舗装面の補修に利用されてきたが、この発明では、桁間部と張り出し部との連結部の不連続性を緩和させるために用いる。これにより、構造的に不連続であるRC床版と鋼床版との組み合わせであっても、当該不連続性が緩和され、その上に敷設されるアスファルト等の地覆への影響も減少させることができる。
本発明に係る立体高架橋アプローチ部の施工方法では、大きな車線規制幅を要する施工については急速施工を可能とし、大きな施工ヤードと長い工期が原因だった従来の交通渋滞を低減させることができる。また、本発明に係る立体高架橋のアプローチ部構造では、上記に加え、曲げモーメントに対して面抗力で対抗し、引っ張り応力に対して床版の桁間部と共に対抗できるので、設計、施工の容易さも有する。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものが含まれるものとする。
図1は、本発明に係る立体高架橋アプローチ部の構造を示す断面図である。立体高架橋のアプローチ部1は、支持躯体2、3に載設される床版の桁間部4と、張り出し部8と、床版上部に敷設されるアスファルト等の表面材6、および当該表面材6の橋軸と直角方向両端に設けられる壁高欄10とから構成される。上記張り出し部8は、支持躯体3から文字通り張り出した部分7の床版をいう。
立体高架橋のアプローチ部1の支持躯体2、3は、当該アプローチ部1に埋設される壁体、U型擁壁、その他床版が架設される構造(梁、柱を含む)から成る。そして、その上部に接合される床版の桁間部4で、箱形暗渠(ボックス形状カルバート)を構成すると言ってもよい。したがって、U型擁壁等の躯体と床版で構成される桁間部4は、工場で予め成型されて搬入されるボックスカルバートとしてもよい。このようにすると、床版を載設する手間が省け、施工時間の短縮となる。
U型擁壁を用いるタイプに話しを戻すが、載設される床版の桁間部4と張り出し部8とは、分割されている。そして、当該張り出し部8の連結部では、さらに桁間部4側に固定される蝶番体13、張り出し部8側に固定される蝶番体11、および蝶番12等で連結され、互いに折り畳める構造を有している。蝶番体13にストッパーをつければ、張り出し部8を直立させることも可能である。上記連結部は、桁間部4と張り出し部8の境界としてもよい。なお、U型擁壁に床版の桁間部4を載設する場合は、この部分の施工には幅広の施工ヤードが不要となることから、工期とコストのバランスを考え、スタッドを用いたRC床版または合成床版を用いることができる。また、上記蝶番体11、13、蝶番12は、折り畳み、または直立固定、展開が終われば取り外す。
U型擁壁に床版を載設するときは、上記蝶番12で、張り出し部8を桁間部4の上に折り畳んだ状態で載設すると、張り出した部分がなくなることから、施工ヤードを広げる必要がなくなり、張り出し部直下の既存道路に対して交通規制幅を最小限に収めることができる。なお、壁高欄10は、取り付けた状態で折り畳んでもよいが、取り扱いの容易さから取り除いた状態で折り畳む方がよい。
図2は、立体高架橋のアプローチ部構造の詳細を示す断面図である。本発明に係る当該アプローチ部構造では、張り出し部8の縦接合面9が桁間部4の側面に接合されると共に、当該張り出し部8から桁間部4に向けて水平方向に延長される床版上板15が桁間部4の上面に接合される。従来のアプローチ部構造では、張り出し部の付け根付近にかかる曲げモーメントが小さくなるようにして、当該張り出し部を設けていた。また、桁間部4の横桁を太く延長し、複雑な躯体を形成させて張り出し部を設けていた。なぜなら、張り出し部にかかる曲げモーメントは、支持躯体上で床版上面の引張り力と共に最大となり、引張りに弱い性質があるコンクリートを用いた床版は、張り出し部の接続が困難であったからである。
それに対し、本発明にかかるアプローチ部構造では、張り出し部8の縦接合面9が桁間部4の側面に接合されることにより、面で曲げモーメントに対抗可能とした。また、当該張り出し部8から桁間部4に向けて水平方向に延長される床版上板15が桁間部4の上面に接合されることにより、さらに、張り出し部8にかかる引っ張り応力に、桁間部4と共に対抗できるようになる。したがって、この発明では、曲げモーメントが小さくなる付近にかかわらず、張り出し部8を設けることができる。図1に示す張り出し部8を鋼床版にすれば、張り出し部8の腹板材8aや底板材8b(図1参照)を、それぞれ桁間部4にそれぞれ腹板材4a、底板材4bとして延長し連続させることで、さらに強度の万全化を図ることが出来る。これにより、張り出し部の曲げモーメントを、上板と底板の偶力に置き換え桁間部床版に伝えることにより応力を伝達することができるため、床版を上下の板ではさみこむサンドウィッチ効果により構造を強固にすることが出来るという効果を奏する。また、張り出し部の腹板を桁間部の床版に接続させることにより、曲げなどに対する拘束効果を高めることができる。それぞれ延長した部材は、スタットボルトや孔あきジベルなどにより確実に接合することが出来る。また床版上板15、腹板材4a、底板材4bをそれぞれ溶接することでさらに強固になる。
図3は、桁間部4をボックスカルバートで構成した場合の縦接合面9の詳細を示す外観斜視図である。ここでは、張り出し部8を強調するため、支持躯体(U型擁壁)3と床版の桁間部20は点線で示した。張り出し部8の縦接合面9が桁間部4の側面に接合される箇所には、スタッドボルト24が設けられ、これにより縦接合面9を支持躯体3に強固に固定する。また、上述の床版上板15は、桁間部に水平に延長される部分に継ぎ手21がボルト25で固定されことにより、一体となり、スタッドボルト23で硬強となった床版の桁間部上部に固定される。
床版上板15が床版の桁間部4の上面に接合される箇所から継ぎ手付近までは、不連続性緩和シート16で覆われる。これにより、床版の継ぎ手部分や床版上板15が延長される部分の不連続性が円滑化され、応力がより拡散されることにより、アスファルト等の表面材への影響も最小にすることができる。張り出し部8は、RC床版、PC床版、合成床版、鋼床版のどれでもよいが、張り出し部8の展開工程を3日程度で完了する急速施工とするためには鋼床版が最も適している。なお、不連続性緩和シートは、ビニロン等の合成繊維や、ガラス繊維のメッシュ材、不織布材にアスファルト等の舗装材を充填させた布状材料である。性質としては、強靱な引っ張り強度と柔軟な伸び、防水性が特徴で、一般的には、クラックの入った舗装面等の補修に利用されてきたものである。
図4〜図7は、立体高架橋のアプローチ部の施工方法、特に既存道路に交通規制を追加しなければならない工程を示す説明図である。具体的に、図4は、規制が必要となる前日の施工工程、図5は、規制が必要となる第1日目の施工工程、図6は、規制が必要となる第2日目の施工工程、そして図7は、規制が必要となる最終日となる第3日目の施工工程である。
規制前日には、立体高架橋のアプローチ部にU型擁壁31を埋設し、床版の張り出し部32が桁間部33の上に重ねて折り畳まれた状態でU型擁壁31上に桁間部33を接合する。この状態では、従来通り、常設施工ヤード、つまり、U型擁壁の両脇に1200mmずつ程度の領域を既存道路に確保すればよいので、特に規制幅を広げる必要もなく、片側2車線の確保もできる。
そして、交通規制第1日目は、U型擁壁31の上に載設された桁間部33から、折り畳まれていた張り出し部32a、32bを展開する。この展開には、桁間部33の上にクレーンを配置して施工できるため、既存道路にクレーン用の施工ヤードは不要である。展開される張り出し部32a、32bの直下と、高所作業車の施工領域(4200mm程度)が施工ヤードとして採られる。
交通規制第2日目は、U型擁壁31に載設された桁間部33から展開した張り出し部32a、32bの端部に壁高欄35a、35bが固定される。そして、その後、不連続性緩和シートが敷設されると共に橋面が舗装される。急速施工の最終日である交通規制第3日目は、舗装面に区画線が描かれ、片づけ等の撤収作業で施工が完了する。
このように、この発明に係る立体高架橋アプローチ部の施工方法によれば、既存道路に追加交通規制が必要となる工程が3日で終わることにより、規制による交通渋滞を最小限に抑えることができる。交通量が多いからこそ、立体高架橋で直進車両をパスさせることに鑑みれば、幅員減少は、一時的であれ、相当な交通渋滞を招く。したがって、この発明により、幅員減少による交通渋滞が最小限で終わるならば、この発明による多大なる恩恵を多くのドライバーが享受するものと考えられる。また、施工工程日数の少なさもさることながら、曲げモーメントに十分に対抗できる張り出し部を有するので、高架橋アプローチ部としての力学的設計も万全となる。
図8は、本発明に係る立体高架橋アプローチ部の詳細な工程を示す断面図である。同図は、既存道路に交通規制を追加しなければならない工程の前工程である。まず、立体高架橋のアプローチ部40にU型擁壁31が埋設される。U型擁壁31の両側には、防護設備兼足場41が設けられる。また、H鋼等で形成されるガードレールおよびフェンス42もU型擁壁31の両側に設けられる。ここまでが、いわゆる施工ヤード44で、その両側には、2車線分の車両通行帯45、路肩46、および歩道47が確保されている。
図9−1、9−2、9−3は、同じく前工程を示すそれぞれ側面図、平面図、および断面図である。トレーラー53で現場に搬入される床版56は、アプローチ部端部に仮置きされ、クレーン55によって、リフター(昇降装置)51付きの移動台車52に載せられ、主橋梁部42側からU型擁壁31上部に接合されていく。かかる工程では、すべてアプローチ部内部で行うことが可能なので、追加の交通規制は必要ない。既設のU型擁壁31両側の防護設備兼足場41、ガードレールおよびフェンス42も特に変更不要である。したがって、フェンス42の両側には、2車線分の通行帯45、路肩46、および歩道47が確保される。
図10−1、10−2は、同じく前工程を示すそれぞれ平面図、および断面図である。同図は、床版56の橋軸直角方向両端部に壁高欄を兼ねた張り出し部68を立設している様子を示している。この作業には、床版56の桁間部に載設される20t前後のクレーン67とワイヤーロープ69が用いられる。この作業では、安全確保のために、カラーコーン65等の目印で施工ヤードを広げておくのがよい。ただし、図4で説明したように、蝶番で張り出し部を立設するのであれば、必ずしもカラーコーン65等の目印による施工ヤード拡大は不要である。なお、既設のU型擁壁31両側の防護設備兼足場41、ガードレールおよびフェンス42の位置は特に変更しなくてもよい。
図11−1、11−2、11−3は、追加交通規制が必要となる張り出し部の展開工程を示すそれぞれ側面図、平面図、および断面図である。同図は、張り出し部68を展開する様子を示している。この作業には、床版の桁間部に載設される20t前後のクレーン67、ワイヤーロープ69、および高所作業車75が用いられる。この作業では、張り出し部68のボルト固定、不連続性緩和シートの敷設を伴うので、張り出し部直下から高所作業車75で作業を行う。このため、追加交通規制が必要となり、既存の通行帯2車線を1車線に減少させる。なお、路肩、歩道には影響がない。
この後、クレーン67のアプローチ部下端からの撤去、舗装、区画線付加が行われ、トータルで3日の作業で完了する。つまり、この実施例における交通規制は、3日間で済むことになる。これにより、交通渋滞も従来にない最小量に抑えられる。
以上のように、本発明にかかる立体高架橋アプローチ部の施工方法および立体高架橋アプローチ部構造は、立体高架橋のアプローチ部の設計、施工に有用であり、特に、交通渋滞を最小に抑制したいときの立体高架橋アプローチ部の設計、施工に適している。もっとも、本発明をアプローチ部以外の橋梁の各パートについて適宜適用することも可能である。
本発明に係る立体高架橋アプローチ部の構造を示す断面図である。 立体高架橋のアプローチ部構造の詳細を示す断面図である。 立体高架橋のアプローチ部構造の詳細を示す外観斜視図である。 既存道路に交通規制を追加しなければならない工程を示す説明図である。 既存道路に交通規制を追加しなければならない工程を示す説明図である。 既存道路に交通規制を追加しなければならない工程を示す説明図である。 既存道路に交通規制を追加しなければならない工程を示す説明図である。 本発明に係る立体高架橋アプローチ部の詳細な工程を示す断面図である。 交通規制前の前工程を示す側面図である。 交通規制前の前工程を示す平面図である。 交通規制前の前工程を示す断面図である。 交通規制前の前工程を示す平面図である。 交通規制前の前工程を示す断面図である。 追加交通規制が必要となる張り出し部の展開工程を示す側面図である。 追加交通規制が必要となる張り出し部の展開工程を示す平面図である。 追加交通規制が必要となる張り出し部の展開工程を示す断面図である。 一般的な立体高架橋の構成を示す側面図である。 一般的な立体高架橋の構成を示す平面図である。 図12−1及び図12−2のアプローチ部の断面図である。 一般的なU型擁壁と床版との組み合わせを示す断面図である。
符号の説明
1、40、81 立体高架橋アプローチ部
2、3 支持躯体
4、20、33 桁間部
6 表面材
8、32 張り出し部
9 縦接合面
11、13 蝶番体
12 蝶番
15 床版上板
16 不連続性緩和シート
5、23、24 スタッドボルト
25 ボルト
31 U型擁壁
35a、35b 壁高欄
41 防護設備兼足場
42 フェンス
42、80 主橋梁部
44、94 施工ヤード
45 通行帯
46 路肩
47 歩道
52、53 大型自動車
55、67、92 クレーン
56、93 床版
65 カラーコーン
69 ワイヤーロープ
75 高所作業車
76 車線
87 擁壁
88 盛土構造

Claims (13)

  1. 立体高架橋のアプローチ部に床版が載設される支持躯体を埋設する工程と、
    床版の桁間部と、張り出し部と、を分割するとともに、これら分割体を連結して互いに折り畳める構造としておき、当該張り出し部が当該桁間部の上に重ねて折り畳まれた状態で前記支持躯体上に当該桁間部を接合する工程と、
    前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を接合させる工程と、
    を含み、
    前記支持躯体は、U型擁壁であることを特徴とする立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  2. 立体高架橋のアプローチ部に桁間部の床版を有する躯体を埋設する工程と、
    前記桁間部の床版を有する躯体から橋軸と直角方向に張り出す床版となる張り出し部を当該桁間部の床版に展開可能に連結する工程と、
    を含み、
    前記桁間部の床版を有する躯体がボックス形状であり、かつ前記躯体はボックスカルバートであることを特徴とする立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  3. 前記張り出し部は鋼床版であることを特徴とする請求項1または2に記載の立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  4. 前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、当該張り出し部の縦接合面を前記桁間部の側面に接合すると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板を桁間部の上面に接合することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  5. 前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、当該張り出し部の底板と前記桁間部の底板とを接続させると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板を桁間部の上面に接合する工程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  6. さらに、前記張り出し部の腹板を前記桁間部の床版に接続させる工程と、を含むことを特徴とする請求項またはに記載の立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  7. さらに、前記張り出し部を前記桁間部から展開し、両部を結合させる工程は、前記床版上板を桁間部の上面に接合した後、当該接合箇所を不連続性緩和シートで覆うことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の立体高架橋アプローチ部の施工方法。
  8. 立体高架橋のアプローチ部に埋設され、床版が載設される支持躯体と、
    前記支持躯体上部に接合され、桁間部と、張り出し部と、が分割されるとともに、これら分割体が連結して互いに折り畳める構造を有する床版と、
    を有し、
    前記張り出し部は、前記張り出し部の腹板材が縦接合面前記桁間部の側面に接合されると共に、前記当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板が前記張り出し部と一体となり、前記床版上板が前記桁間部の上面に接合されることを特徴とする立体高架橋アプローチ部構造。
  9. 立体高架橋のアプローチ部に埋設され、床版が載設される支持躯体と、
    前記支持躯体上部に接合され、桁間部と、張り出し部と、が分割されるとともに、これら分割体が連結して互いに折り畳める構造を有する床版と、
    を有し、
    前記張り出し部は、前記張り出し部の腹板材が縦接合面で前記桁間部の側面に接合され、
    前記張り出し部の底板と前記桁間部の底板が接続されると共に、当該張り出し部から桁間部に向けて水平方向に延長される床版上板が桁間部の上面に接合されることを特徴とする立体高架橋アプローチ部構造。
  10. さらに、前記張り出し部の腹板と前記桁間部の床版に接続されることを特徴とする請求項またはに記載の立体高架橋アプローチ部構造。
  11. 前記支持躯体と前記床版との桁間部は、予め成形された桁間部の床版を有する躯体であることを特徴とする請求項10のいずれか一つに記載の立体高架橋アプローチ部構造。
  12. 前記張り出し部は鋼床版であることを特徴とする請求項11のいずれか一つに記載の立体高架橋アプローチ部構造。
  13. 前記床版上板が前記桁間部の上面に接合される箇所は、不連続性緩和シートで覆われることを特徴とする請求項12のいずれか一つに記載の立体高架橋アプローチ部構造。
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