JP4969502B2 - 画像形成装置とそのトレイid管理方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

画像形成装置とそのトレイid管理方法,プログラム,および記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、複写機,プリンタ装置,ファクシミリ装置等の画像形成装置、その画像形成装置におけるトレイID管理方法、その画像形成装置を制御するコンピュータ(CPU)に実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
各メーカの画像形成装置により、例えば各給紙トレイを識別するためのトレイIDは異なる。
そのため、同じ給紙トレイに対して異なるトレイIDで識別できるように、1つの給紙トレイに対して複数のトレイIDを指定する機能を有する画像形成装置が存在する。なお、その機能では、各給紙トレイに対してトレイIDを割り当てる際には、異なる給紙トレイに対して同じトレイIDを割り当てることができないように排他制御を行うようにしている。
一方、特許文献1には、独自のプロトコル仕様や拡張プロトコル仕様を登録することによって、独自のプロトコルの解析や拡張プロトコル仕様の解析を行うことが可能であるプロトコルアナライザに関する技術が開示されている。
特開2002−281111号公報
しかしながら、上述したような従来の画像形成装置では、例えば給紙トレイとしてオプショントレイが挿着されている場合、ユーザの指定操作によってオプショントレイに対してトレイIDを割り当てた後、そのオプショントレイが取り外されると、その状態でオプショントレイに対して割り当てていたトレイIDを別の給紙トレイに割り当てることが可能になる。そのため、その後再びオプショントレイが挿着されると、結果として複数の異なる給紙トレイに同じトレイIDが割り当てられてしまい、そのトレイIDが割り当てられている各給紙トレイのうち、優先順位の低い給紙トレイが使用不可になるという問題があった。
そこで、特許文献1に記載の技術を利用することも考えられるが、その技術は機種に依存するものであり、上述のような画像形成装置に適用できない。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の異なるトレイ(給紙又は排紙用のトレイ)に割り当てられるトレイIDが重複することにより、トレイが使用不可になることを防止することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、画像形成装置、その画像形成装置におけるトレイID管理方法、その画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
この発明による画像形成装置は、複数の給紙又は排紙用のトレイを有する画像形成装置において、上記トレイの種別を示すトレイ種別情報と上記トレイを識別するために任意に入力されたトレイIDとを対応付けて蓄積するトレイ情報蓄積手段と、該トレイ情報蓄積手段に蓄積された上記トレイIDが複数の上記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定する重複判定手段と、該重複判定手段により、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積された上記トレイIDが複数の上記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定された場合に、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを同一にならないように変更するトレイID変更手段とを設けたものである。
また、複数の上記トレイのうち、少なくとも1つは当該画像形成装置に対して着脱可能に挿着された着脱可トレイであり、該着脱可トレイの着脱を検知する検知手段と、該検知手段によって着脱可トレイの挿着が検知されたとき、上記重複判定手段および上記トレイID変更手段による処理の実行を指示する処理実行指示手段とを設けるとよい。
さらに、上記トレイ種別情報と優先度とを対応付けて蓄積する優先度判定情報蓄積手段を設け、上記トレイID変更手段が、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを上記優先度に応じて変更することが望ましい。
さらにまた、上記トレイID変更手段が、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている現在の上記トレイIDとは異なる範囲のトレイIDに変更するとよい。
また、上記トレイIDを入力させるための外部入力手段を設けるとよい。
さらに、上記トレイID変更手段による変更後の上記トレイIDについての情報を報知する情報報知手段を設けてもよい。
この発明によるトレイID管理方法は、複数の給紙又は排紙用のトレイを有する画像形成装置におけるトレイID管理方法において、上記トレイの種別を示すトレイ種別情報と上記トレイを識別するために任意に入力されたトレイIDとを対応付けて蓄積するトレイ情報蓄積手段に蓄積された上記トレイIDが複数の上記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定する重複判定ステップと、該重複判定ステップにより、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積された上記トレイIDが複数の上記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定された場合に、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを同一にならないように変更するトレイID変更ステップとを有するものである。
また、上記トレイID変更手段が、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを、上記トレイ種別情報と優先度とを対応付けて蓄積する優先度判定情報蓄積手段に蓄積されている上記優先度に応じて変更することが望ましい。
さらに、上記トレイID変更ステップが、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている現在の上記トレイIDとは異なる範囲のトレイIDに変更するとよい。
この発明によるプログラムは、上述したトレイID管理方法を、上記画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明による記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、画像形成装置が、複数の給紙又は排紙用のトレイの種別を示すトレイ種別情報と上記トレイを識別するために任意に入力されたトレイIDとを対応付けて蓄積するトレイ情報蓄積手段に蓄積された上記トレイIDが複数の上記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定し、重複して蓄積されている場合に、上記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の上記トレイ種別情報にそれぞれ対応する上記トレイIDを同一にならないように変更するので、複数の異なるトレイに割り当てられるトレイIDが重複することにより、トレイが使用不可になることを防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明による画像形成装置を使用するシステムである画像形成システムの全体構成の一例を示す図である。
この画像形成システム10は、PC(パーソナルコンピュータ)やサーバ等に代表される情報処理装置11a〜11cと、プリンタや複写機等に代表される画像形成装置12〜14とを備えている。
情報処理装置11a〜11cおよび画像形成装置12〜14のそれぞれとは、例えばLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等の通信ネットワーク15を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。なお、画像形成装置12〜14は、一例としてプリント機能を有するものとしているが、それ以外の機能として、例えば複写機やファクシミリ装置(FAX)、スキャナ等の機能を有していてもよい。
情報処理装置11a〜11cはそれぞれ、ドライバで作成されたプリンタ制御コマンド(プリンタ記述言語で記述されるコマンド)を生成し、それを通信ネットワーク15を介して接続されている各画像形成装置12〜14へ選択的に送信する。ここで、画像形成装置12〜14は、全てプリンタ制御コマンドを解釈するプリンタエミュレーションを搭載しているものとする。
画像形成装置12〜14はそれぞれ、複数の異なる給紙トレイおよび排紙トレイを有しており、情報処理装置11a〜11cからそれぞれ送られてくるプリンタ制御コマンドを受信し、それに従い、選択された給紙トレイから給紙される用紙等の印刷媒体上に画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を行い、その画像形成処理後の印刷媒体を選択された排紙トレイ上に排紙する。
なお、画像形成システム10は、図1の構成に限定されるものではなく、例えば情報処理装置は1台のみでもよく、画像形成装置の台数も限定されることはない。
〔画像形成装置のハードウェア構成〕
次に、図1の各画像形成装置12〜14のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。
図2は、画像形成装置12〜14のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
これらの画像形成装置12〜14は、操作装置21と、表示装置22と、補助記憶装置23と、メモリ装置24と、各種制御を行うCPU(コントロール・プロセス・ユニット)25と、画像形成ユニット26と、ネットワーク接続装置27と、ドライブ装置28とを備えており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
操作装置21は、印刷媒体への画像形成を行わせるために、ユーザの操作によって種々の情報(データ)を入力することができる。なお、操作装置21は、所定の情報を入力するためのタッチパネルやキー入力部等からなる。
表示装置22は、CPU25が制御プログラムを実行することにより、操作装置21上での操作による後述するトレイIDパラメータの変更内容や、操作装置21上での操作によって入力されたデータの内容、プリント実行時の状況等を表示する。なお、表示装置22としては、モニタ等を用いる。また、上述したタッチパネルにより、操作装置21と表示装置22とを兼用してもよい。
補助記憶装置23は、ハードディスク等のストレージ手段であり、後述するこの発明に関わる実行プログラムや、画像形成装置12〜14の各部を制御する制御プログラム、後述する各テーブルの内容等を蓄積し、必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置24は、CPU25により補助記憶装置23から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置24は、ROM(リード・オンリ・メモリ)やRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等からなる。
CPU25は、制御プログラム、およびメモリ装置24により読み出されて格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力を行うなど、コンピュータ全体の処理を制御して、画像形成等における各処理を実現することができる。また、メモリ装置24に格納された実行プログラムに基づいて画像形成処理を行う。
画像形成ユニット26は、前述したように複数の異なる給紙トレイおよび排紙トレイを有しており、操作装置21上での操作によって入力された指示内容や他の端末(情報処理装置11a〜11cおよび他の画像形成装置等のいずれか)からネットワーク接続装置27を介して入力された指示内容に基づいて、CPU25の制御により、選択された給紙トレイから印刷媒体を給紙し、その印刷媒体上に画像形成処理を行い、その画像形成処理後の印刷媒体を選択された排紙トレイ上に排紙する。なお、各給紙トレイおよび各排紙トレイのうち、少なくとも1つは画像形成ユニット26に対して着脱可能に挿着された着脱可トレイである。そのため、その着脱可トレイの着脱を検知するためのセンサを画像形成ユニット26に備えている。
ネットワーク接続装置27は、通信ネットワーク15と接続することにより、通信ネットワーク15に接続されている他の端末から各種データを取得する。
このネットワーク接続装置27は、この発明に関わる実行プログラムを他の端末等からダウンロードし、CPU25の制御により、補助記憶装置23等にインストールすることにより、実行プログラムを利用することができる。また、得られた実行結果又はこの発明に関わる実行プログラムを他の端末等に提供することができる。
実行プログラムの取得方法としては、通信ネットワーク15からの取得に限定されず、例えば、CD−ROMあるいはフレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAMや、EEPROM、メモリカード等の記録媒体29より実行プログラムを取得することもできる。実行プログラムを記録した記録媒体29はドライブ装置28にセット(挿着)可能であり、その実行プログラムがドライブ装置28を介して補助記憶装置23にインストールされる。
ドライブ装置28は、CPU25の制御により、この発明に関わる実行プログラムを記録媒体29に記録することもできる。これにより、その記録媒体29を用いて、他の複数の端末に容易に実行プログラムをインストールして、この発明に関わる処理を実現することができる。
ところで、プリンタ記述言語での仕様で特にトレイIDを定めてないため、各画像形成装置12〜14でそれぞれ対応しているトレイIDは製造メーカや機種によって異なる。
そのため、各画像形成装置12〜14はそれぞれ、図1に示したように各情報処理装置11a〜11cから異なるトレイIDを受信した場合、その各情報処理装置11a〜11cは、例えば通常給紙トレイから給紙を行うことを意図しているが、トレイIDを認識できないため、全く異なる動作になってしまう場合がある。この問題を解決するために提案されたのが、ユーザがウェブ(各情報処理装置11a〜11cのいずれか)上の操作(以下単に「ユーザ」ともいう)により、1つの給紙トレイに対して複数の異なるトレイIDを指定できる機能である。
また、その機能により、ユーザによって指定されたトレイID(入力トレイID)と機種で保持しているデフォルト(初期)トレイIDである機種デフォルトトレイID(ユーザによってトレイIDが指定されなかった場合に使用されるトレイID)とが重複した場合に、ユーザによって指定されたトレイIDを優先し、その機種デフォルトレイIDが割り当てられている給紙トレイに対して新しいトレイIDを割り当てる処理や、ユーザによって指定されたトレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複した場合に、その複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するトレイIDを同一にならないように変更する処理を行う。
なお、1つの排紙トレイに対して複数の異なるトレイIDを指定できる機能を備え、その機能によって上述と同様の処理を行うことも可能であるが、説明の都合上、その機能による処理ついては説明を省略する。
ここで、各画像形成装置12〜14において使用可能な給紙トレイとしては、通常給紙トレイ,手差し給紙トレイ,大量給紙トレイ等がある。トレイ種別情報とは、それら給紙トレイの種別を示す情報(給紙トレイ毎に異なる情報)をさす。なお、使用可能な給紙トレイ(以下単に「トレイ」ともいう)に、上述した着脱可トレイが含まれているものとする。この実施形態では、着脱可トレイはオプショントレイのみとする。
〔画像形成装置の機能構成〕
次に、図1の情報処理装置11a〜11cおよび画像形成装置12〜14におけるこの発明に関わる機能(ユーザがウェブ上で使用したい画像形成装置に対してトレイIDを指定する場合に必要な機能)の構成例について、図3を参照して説明する。
図3は、図1の情報処理装置11a〜11cおよび画像形成装置12〜14におけるこの発明に関わる機能の構成例を示すブロック図である。
各画像形成装置12〜14は、プリンタコントローラ200とサービス層500とを備えている。これらの機能は、この発明に関わる機能(重複判定手段,トレイID変更手段,検知手段,処理実行指示手段,外部入力手段,情報報知手段としての機能)を含むものであり、CPU25が上述した実行プログラムを実行し、装置を制御することによって実現することができる。
プリンタコントローラ200は、インタプリタ300とプリンタデバイス管理部400とを備えている。
インタプリタ300は、トレイIDパラメータ取得部105,トレイID処理部106,実機トレイ情報保持領域107,およびトレイ優先順位保持領域108を備えている。
プリンタデバイス管理部400は、ネットワーク情報取得部103およびトレイIDパラメータ保存領域104を備えている。
なお、実機トレイ情報保持領域107,トレイ優先順位保持領域108,トレイIDパラメータ保存領域104,およびトレイID処理部106内の後述するトレイID管理テーブル(トレイ情報蓄積手段),優先順位判定テーブル(優先度判定情報蓄積手段)は、補助記憶装置23上に存在する。
サービス層500は、ネットワークサービス層102を備えている。
一方、各情報処理装置11a〜11cはそれぞれ、機器情報管理アプリケーション101を備えている。そのプログラム(ソフトウェア)は、図示しないメモリに格納され、図示しないCPUによって実行されることにより、各情報処理装置11a〜11cの情報を管理することができる。
なお、説明の都合上、各処理をプログラムそのものが実行するものとする。
機器情報管理アプリケーション101は、各画像形成装置12〜14のネットワークサービス層102と双方向通信を行え、ユーザによって指定された(ユーザによる図示しない入力部の操作によって指定された)給紙トレイ別のトレイIDをトレイIDパラメータとし、そのトレイIDパラメータ(以下「トレイID」ともいう)を含むトレイID管理情報、つまりそのトレイIDと給紙トレイの種別を示すトレイ種別情報とを対応付けたトレイID管理情報を各画像形成装置12〜14のいずれかのネットワークサービス層102へ通知する。
各画像形成装置12〜14のネットワークサービス層102は、そのトレイID管理情報を受信する。
各画像形成装置12〜14のネットワーク情報取得部103は、ネットワークサービス層102からトレイID管理情報を取得し、それをトレイIDパラメータ保存領域104にセットして保存させる。
トレイIDパラメータ取得部105は、トレイIDパラメータ保存領域104からトレイIDを取得する。
トレイID処理部106は、トレイIDパラメータ取得部105によってトレイIDを取得させ、それを対応するトレイに対して割り当て(対応するトレイ種別情報に対応付け)、トレイID管理テーブル上にセットして保存させる。
その際に、そのトレイIDが同じトレイに対して予め設定された機種デフォルトトレイID(初期トレイID)と重複するか否かをチェックし、重複する場合に対応するトレイ(初期トレイIDが割り当てられているトレイ)に対して新たなトレイIDを割り当て、その変更内容を実機トレイ情報保持領域107とトレイ優先順位保持領域108に反映させる。
また、トレイID管理テーブルに保存(蓄積)されたトレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定し、重複して蓄積されている場合に、トレイID管理テーブルに蓄積されている複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するトレイIDを同一にならないように変更し、その変更内容も実機トレイ情報保持領域107とトレイ優先順位保持領域108に反映させる。
実機トレイ情報保持領域107は、実機の給紙トレイ(当該画像形成装置に実装されている給紙トレイ)に関する情報を保持する。
トレイ優先順位保持領域108は、実機の給紙トレイのトレイ優先順位(「トレイ優先度」ともいう)に関する情報を保持する。
なお、ユーザは、各情報処理装置11a〜11cのいずれかの入力部の操作により、双方向通信で、それらの保持領域の情報を取得することができる。
〔各トレイID管理情報〕
次に、各トレイID管理情報について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、図3の機器情報管理アプリケーション101およびトレイIDパラメータ保存領域104のトレイID管理情報の一例を示す図である。
このトレイID管理情報は、各給紙トレイ(トレイ1〜4)の種別を示すトレイ種別情報とトレイIDとを対応付けており、トレイ1,2のトレイ種別情報にはそれぞれ各ユーザによって指定された複数のトレイIDが対応付けられている。トレイ3のトレイ種別情報には1ユーザによって指定されたトレイIDが対応付けられている。トレイ4のトレイ種別情報にはトレイIDが対応付けられていない。
機器情報管理アプリケーション101は、そのトレイID管理情報(ユーザによって指定されたトレイIDを含む情報)をネットワークサービス層102へ送信する。
ネットワークサービス層102は、そのトレイID管理情報を受信する。
トレイIDパラメータ取得部105は、ネットワーク情報取得部103によってトレイIDパラメータ保存領域104に保存されたネットワークサービス層102からのトレイID管理情報中のトレイIDを取得する。
図5は、図3のトレイID処理部106に保持される機種デフォルトトレイID(初期トレイID)管理情報の一例を示す図である。
機種デフォルトトレイIDは、ユーザによってトレイIDが指定されなかった場合に使用されるものであり、予め設定されてトレイID処理部106に各トレイ種別情報に対応付けられて保持される。
トレイID処理部106は、トレイIDパラメータ取得部105によって取得した図4に示したトレイIDを含むトレイID管理情報と図5に示した機種デフォルトトレイID管理情報とをトレイID優先でマージする。
図6は、そのマージした結果を示すトレイID管理テーブルの一例を示す図である。
なお、この例では、トレイ4のトレイ種別情報に対してはユーザによってトレイIDが指定されていないため、機種デフォルトトレイIDの「4」しか対応付けられていない。
以下、上述した各画像形成装置12〜14におけるこの発明に関わる特徴部分の異なる実施例について、図7〜図20を参照して具体的に説明する。なお、各画像形成装置12〜14は、使用可能な給紙トレイとして、通常給紙トレイ1〜7,手差し給紙トレイ,大量給紙トレイを備えているものとする。
ここで、図7〜図20によるこの発明に関わる特徴部分の実施例の説明に入る前に、理解の便宜のため、図21〜図26を参照して従来の問題点について説明する。なお、説明の便宜のため、図3を使用する。
この発明で問題としているオプショントレイの着脱によって、異なる給紙トレイに同じトレイIDを割り当てられる状況を具体的に以下に記述する。
図21は、従来の画像形成装置(以下単に「機器」ともいう)においてトレイIDの重複が発生するまでのトレイID処理部による処理およびユーザによる操作の手順を示すフローチャートである。
機器内のトレイID処理部106は、機器にオプショントレイが挿着された状態で、ユーザの操作により、オプショントレイに対してトレイIDを指定する(ステップS201)。
ユーザは、機器からオプショントレイを取り外す(ステップS202)。
トレイID処理部106は、機器にオプショントレイが挿着されていない状態で、ユーザの操作により、他の給紙トレイに対してステップS201で使用されたトレイIDを指定する(ステップS203)。
ユーザは、ステップS202で取り外したオプショントレイを元の状態に戻す。つまり、画像形成装置に挿着する(ステップS204)。
図21によって説明した動作の中で、トレイIDが機器内でどのように管理され、使用されるのかを以下に具体的に説明する。
各給紙トレイのうち、トレイ3,4をオプショントレイとする機器において、ユーザによりトレイ3,4に対してそれぞれトレイID「5」,「6」が指定されると、図22に示すように、機器情報管理アプリケーション101およびトレイIDパラメータ保存領域104のトレイID管理情報に登録される。
さらに、トレイID処理部106は、トレイIDパラメータ取得部105によってトレイIDパラメータ保存領域104のトレイID管理情報からトレイIDパラメータを取得させ、図23に示すように、トレイID管理テーブル上のトレイID管理情報に登録する。この際、トレイ1,2のようにユーザによってトレイIDが指定されなかった場合、図5に示した機種デフォルトトレイIDが使用される。
次に、ユーザが、トレイ3,4を取り外した状態で、他のトレイ1,2に前回トレイ3,4にそれぞれ割り当てたトレイID「5」,「6」と同じものを割り当てる。この際、図24,図25に示すように、機器情報管理アプリケーション101およびトレイIDパラメータ保存領域104のトレイID管理情報に登録される。
このとき、トレイIDパラメータ保存領域104には、トレイ3,4を取り外す前のトレイID「5」,「6」が蓄積されている。
トレイID処理部106は、トレイIDパラメータ取得部105によってトレイIDパラメータ保存領域104のトレイID管理情報からトレイIDを取得させ、図26に示すように、トレイID管理テーブル上のトレイID管理情報に登録する。
よって、トレイ1とトレイ3、トレイ2とトレイ4に対して、それぞれ同じトレイID「5」,「6」が割り当てられることになるため、その後ユーザがトレイ3,4を再び挿着した場合、異なる給紙トレイに対して同じトレイID「5」,「6」が割り当てられるという問題が発生する。この問題を解決するための実施例を以下に示す。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について、図7〜図12を参照して具体的に説明する。
各画像形成装置12〜14は、オプショントレイの着脱により、ユーザによって指定されたトレイIDが重複した場合に、そのトレイIDが割り当てられている各給紙トレイのうちの優先順位が低い方の給紙トレイに対し、新たなトレイIDとして「100」以降のトレイIDを割り当てる。この場合、「0」〜「99」が、機種デフォルトトレイIDおよびユーザによって指定されるトレイID(既存のトレイID)として使用される。なお、新たなトレイIDとして割り当てる数値は、「100」以降に限らない。例えば、「200」以降としてもよい。
図7は、各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106によるトレイID処理(機種デフォルトトレイID管理情報とユーザによって指定されたトレイIDを含むトレイID管理情報とをマージしたトレイID管理テーブルを作成する処理)の一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、定期的に図示しないメインルーチンからの呼び出しによって図7の処理を開始し、まずステップS1で予め設定された機種デフォルトトレイID管理情報のトレイ別の機種デフォルトトレイID(機種デフォルト値)をトレイID管理テーブルにセットし、ステップS2で図示しないトレイ指定カウンタのカウント値Nを「1」にセットする。
ここで、トレイ指定カウンタは、これから処理すべきトレイIDパラメータに対応する給紙トレイを指定する際に使用するものである。したがって、各画像形成装置12〜14に実装(挿着)されている給紙トレイを通常給紙トレイ1〜7,手差し給紙トレイ,および大量給紙トレイと仮定した場合、トレイ指定カウンタのカウント値Nが「1」であれば通常給紙トレイ1が、「2」であれば通常給紙トレイ2が、「3」であれば通常給紙トレイ3が、「4」であれば通常給紙トレイ4が、「5」であれば通常給紙トレイ5が、「6」であれば通常給紙トレイ6が、「7」であれば通常給紙トレイ7が、「8」であれば手差し給紙トレイが、「9」であれば大量給紙トレイがそれぞれ、これから処理すべきトレイIDパラメータに対応する給紙トレイ(以下「Nトレイ」ともいう)となる。
次に、ステップS3で、トレイIDパラメータ保存領域104に保存されているトレイID管理情報を構成するトレイIDパラメータ(ユーザによって指定されたトレイ別のトレイIDを含む)のうち、Nトレイ(最初は通常給紙トレイ1)に対応するトレイIDパラメータをトレイIDパラメータ取得部105によって取得させ、図示しない一時記憶領域に一時記憶する。なお、トレイIDパラメータは、ユーザによって指定されたトレイIDか、それ以外のパラメータであるデフォルト値(空情報)に相当する。ユーザによってトレイIDが指定されなかった場合には、トレイIDパラメータに上書きされず、デフォルト値のままとなるので、そのデフォルト値を取得することになる。
続いて、ステップS4で一時記憶領域上のNトレイに対応するトレイIDパラメータが全てデフォルト値であるか否かを判断し、全てデフォルト値であればそのまま、1つでもデフォルト値でなければユーザによって指定されたトレイIDが含まれているのでステップS5で後述するユーザ指定トレイIDセット処理を行った後、ステップS6へ進む。
ステップS6では、トレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数(この例では「9」)に達したか否かを判断し、その判断の結果に応じてステップS12又はS7の処理へ移行するが、それらの処理について説明する前に、ステップS5のユーザ指定トレイIDセット処理について図8を参照して説明しておく。
図8は、図7のユーザ指定トレイIDセット処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、まずステップS21で図示しないトレイIDパラメータ指定カウンタのカウント値nを「1」にセットする。
ここで、トレイIDパラメータ指定カウンタは、これから処理すべきトレイIDパラメータを指定する際に使用するものである。例えば、一時記憶領域上のNトレイのトレイ種別情報(以下単に「Nトレイ」ともいう)に対応するトレイIDパラメータが「10」,「30」,「デフォルト値」の3つであった場合、上記カウント値nが「1」であれば上記Nトレイに対応するトレイIDは「10」、上記カウント値nが「2」であれば上記Nトレイに対応するトレイIDは「30」、上記カウント値nが「3」であれば上記Nトレイに対応するトレイIDは「デフォルト値」となる。
次に、ステップS22でトレイIDパラメータ指定カウンタのカウント値n(「1」)に対応するトレイIDパラメータ(以下単に「nトレイIDパラメータ」ともいう)がデフォルト値であるか否かを判断して、デフォルト値であればステップS27へ移行し、デフォルト値でなければ(ユーザによって指定されたトレイIDの一つであれば)ステップS23へ移行する。
ステップS23では、トレイID管理テーブル内の機種デフォルトトレイIDの中に、nトレイIDパラメータと一致するものがあるか検索する。
その検索の結果、ステップS24でトレイID管理テーブル内の機種デフォルトトレイIDの中にnトレイIDパラメータと一致するものがないと判断した場合には、そのままステップS26へ移行するが、一致するものがあると判断した場合には、ステップS25でnトレイIDパラメータと一致するトレイID管理テーブル内の機種デフォルトトレイIDに対して重複フラグ(仮の値)を設定した後、ステップS26へ移行する。
ステップS26では、トレイID管理テーブルにNトレイのトレイ種別情報に対応付けてnトレイIDパラメータ(ユーザによって指定されたnトレイID)をセットする。
その後、トレイIDパラメータ指定カウンタのカウント値nがNトレイのトレイIDパラメータ数(例えば「3」)に達したか否かを判断し、そのトレイIDパラメータ数に達していなければステップS28へ移行してトレイIDパラメータ指定カウンタのカウント値nをインクリメント(+1)し、再びステップS22以降の処理を行う。
そして、トレイIDパラメータ指定カウンタのカウント値nがNトレイのトレイIDパラメータ数に達した場合には、図8の処理を終了して図7の処理ルーチンにリターンし、ステップS6へ進む。
ステップS6では、トレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数に達したか否かを判断する。
そして、トレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数に達していない場合に、ステップS12へ移行してトレイ指定カウンタのカウント値Nをインクリメント(+1)し、再びステップS3以降の処理を行う。この処理は、トレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数「9」に達するまで(実装された給紙トレイ分だけ)繰り返し行われる。つまり、通常給紙トレイ2〜7,手差し給紙トレイ,大量給紙トレイにそれぞれ対応する処理が順次行われる。
そして、トレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数に達した場合に、ステップS7に移行して以下の処理を行う。
すなわち、ユーザによって指定されたトレイID(入力トレイID)と機種デフォルトトレイID(初期トレイID)とが一致した場合に、トレイID管理テーブルの重複フラグを参照して、その重複フラグにユーザによって指定されたトレイIDと機種デフォルトトレイIDとは異なる範囲である「100」以降のトレイIDを検索して割り当て、それを重複フラグに上書きする。なお、重複フラグが複数あった場合には、それぞれ異なるトレイIDを割り当てる。
次に、ステップS8で後述するユーザ指定トレイID重複処理を行った後、ステップS9でトレイID管理テーブルの変更内容(新たなトレイID)を実機トレイ情報保持領域107に反映させ、ステップS9でトレイID管理テーブルの変更内容をトレイ優先順位保持領域108にも反映させた後、ステップS10でトレイID管理テーブルの変更内容についての情報をネットワークサービス層102経由で各情報処理装置11a〜11cへ送信してそれらの表示装置に表示させる。なお、トレイID管理テーブルの変更内容についての情報を図2の表示装置22に表示させたり、画像形成ユニット26によって印刷媒体上に印刷させたり、スピーカ等の音声出力部を備えている場合には、それによって音声出力させることもできる。
図9は、図7のユーザ指定トレイID重複処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、まずステップS31でトレイ指定カウンタのカウント値Nを再び「1」にセットし、ステップS32でユーザ指定トレイID指定カウンタのカウント値mを「1」にセットする。
ここで、ユーザ指定トレイID指定カウンタは、これから処理すべきユーザによって指定されたトレイID(以下「ユーザ指定トレイID」ともいう)を指定する際に使用するものである。例えば、トレイID管理テーブル内のNトレイに対応するユーザ指定トレイIDが「10」,「30」の2つであった場合、上記カウント値mが「1」であれば上記Nトレイに対応するユーザ指定トレイIDは「10」、上記カウント値mが「2」であれば上記Nトレイに対応するユーザ指定トレイIDは「30」となる。
次に、ステップS33へ進み、トレイID管理テーブル内のNトレイに対応するユーザ指定トレイID指定カウンタのカウント値m(「1」)に対応するトレイID(以下単に「mユーザ指定トレイID」ともいう)を他の各給紙トレイにそれぞれ対応するユーザ指定トレイIDと順次比較し、mユーザ指定トレイIDが他の各給紙トレイのトレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定する。
そして、mユーザ指定トレイIDが他の各給紙トレイのトレイ種別情報に対して重複して蓄積されていない場合には、ステップS34で他の各給紙トレイにそれぞれ対応するユーザ指定トレイIDの中にNトレイに対応するmユーザ指定トレイIDと一致するものがないと判断するため、そのままステップS37へ移行する。
mユーザ指定トレイIDが他の各給紙トレイのトレイ種別情報に対して重複して蓄積されている場合には、ステップS34で他の各給紙トレイにそれぞれ対応するユーザ指定トレイIDの中にNトレイに対応するmユーザ指定トレイIDと一致するものがあると判断するため、ステップS36へ進む。
ステップS36では、優先順位判定テーブル内の実装可能な給紙トレイのトレイ優先順位(トレイ優先度)に関する情報に基づいて、Nトレイに対応するmユーザ指定トレイIDおよびそれと一致する他のいずれかの給紙トレイに対応するユーザ指定トレイIDのうち、トレイ優先度の低い方にそれらのトレイIDとは異なる範囲である「100」以降の新たなトレイIDを検索して割り当て、上書きする。
実装可能な給紙トレイのトレイ優先順位に関する情報の一例を図10に示す。図10では、図示の都合上、優先給紙トレイおよび通常給紙トレイ1〜4以外のトレイ優先度の情報は省略している。
実装可能な給紙トレイのトレイ優先順位に関する情報は、画像形成装置の機種毎に決められている。このトレイ優先順位に関する情報は、各給紙トレイの種別を示すトレイ種別情報とトレイ優先順位とを対応付けたものであり、図示しない外部ファイルから読み込み、トレイID処理部106内の優先順位判定テーブルで保持している。
図10の例では、トレイ優先度「1」の給紙トレイを優先給紙トレイとしている。この優先給紙トレイは、トレイ優先度「1」〜「9」の各通常給紙トレイ1〜4の中からユーザによって指定されたものである。また、トレイ優先度「2」〜「5」の給紙トレイを通常給紙トレイ1〜4(Long Edge Feed)、トレイ優先度「6」〜「9」の給紙トレイを通常給紙トレイ1〜4(Short Edge Feed)としている。なお、「Long Edge Feed」は用紙の長い辺から給紙されるように用紙の向きをセットしていることを、「Short Edge Feed」は用紙の短い辺から給紙されるように用紙の向きをセットしていることをそれぞれ示している。
ステップS36の処理を行った後は、ステップS37へ進み、ユーザ指定トレイID指定カウンタのカウント値mがNトレイのユーザ指定トレイID数(例えば「2」)に達したか否かを判断し、そのユーザ指定トレイID数に達していなければステップS39へ移行してユーザ指定トレイID指定カウンタのカウント値mをインクリメント(+1)し、再びステップS33以降の処理を行う。
そして、ユーザ指定トレイID指定カウンタのカウント値mがNトレイのユーザ指定トレイID数に達した場合には、ステップS38でトレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数に達したか否かを判断し、トレイ数に達していなければステップS40でトレイ指定カウンタのカウント値Nをインクリメント(+1)し、再びステップS33以降の処理を行う。トレイ指定カウンタのカウント値Nがトレイ数に達した場合には、図9の処理を終了して図7の処理ルーチンにリターンし、ステップS9へ進む。
なお、図7の処理ルーチンからステップS8の処理を削除し、その処理およびステップS9〜S11と同様の処理を、オプショントレイの挿着を検知したときにのみ行うようにしてもよい。
ここで、トレイ管理テーブルの変更内容を実機トレイ情報保持領域107に反映させた結果の一例を図11の(b)に示す。また、トレイ管理テーブルの変更内容をトレイ優先順位保持領域108に反映させた結果の一例を図12の(b)に示す。なお、説明の都合上、これらの保持領域上のデータのうち、通常給紙トレイ1〜4以外の給紙トレイに関するデータは省略している。
この例の場合、通常給紙トレイ(オプショントレイ)3,4にそれぞれ対応する新たなトレイIDとして「100」,「101」を割り当てているが、これは、ユーザ指定トレイIDが「5」の通常給紙トレイ1に対してユーザによってトレイID「5」が、ユーザ指定トレイIDが「6」の通常給紙トレイ2に対してユーザによってトレイID「6」がそれぞれ指定されると、それらの指定されたトレイIDと通常給紙トレイ3,4に対応するユーザ指定トレイIDが図11の(a),図12の(a)にそれぞれ示すように重複するために行われる。
このように、第1実施例によれば、以下の(A1)〜(A7)に示す作用効果を得ることができる。
(A1)複数の給紙用のトレイの種別を示すトレイ種別情報と上記トレイを識別するために任意に入力されたトレイID(ユーザ指定トレイID)とを対応付けて蓄積するトレイ管理テーブル(トレイ情報蓄積手段)に蓄積されたユーザ指定トレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定する処理(重複判定処理)を行い、トレイ管理テーブルに蓄積されたユーザ指定トレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定した場合に、トレイ管理テーブルに蓄積されている複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するユーザ指定トレイIDを同一にならないように変更する処理(トレイID変更処理)を行うので、複数の異なるトレイに割り当てられるトレイIDが重複することにより、トレイが使用不可になることを防止することができる。
(A2)ユーザが画像形成装置から情報として取得できる実機トレイ情報の保持領域で変更されたトレイIDである再割当トレイIDを保持するため、ユーザはウェブ上で使用したい画像形成装置から再割当トレイIDを取得することにより、その再割当トレイIDに対応するトレイを使用するトレイとして指定し、そのトレイから給紙を行うことができる。
(A3)トレイ優先順位保持領域には使用するトレイの優先順位に関する情報がトレイIDで保持されているが、トレイIDが重複したトレイに新たなトレイIDを割り当てるため、そのトレイの情報が抜けることがなくなる。よって、トレイIDが重複したトレイに関する動作が、ユーザが参照できるトレイ優先順位保持領域上の情報(トレイ優先順保持配列)と矛盾しない。
(A4)複数のトレイのうち、少なくとも1つ(実施形態ではオプショントレイ)は当該画像形成装置に対して着脱可能に挿着された着脱可トレイの場合、その着脱可トレイの挿着を検知したとき、上記重複判定処理および上記トレイID変更処理の実行を行うようにすれば、着脱可トレイの着脱により、複数の異なるトレイに割り当てられるトレイIDが重複し、トレイが使用不可になることを防止することができる。
(A5)上記トレイ種別情報とトレイ優先順位(優先度)とを対応付けて蓄積する優先順位判定テーブル(優先度判定情報蓄積手段)を設け、トレイ管理テーブルに蓄積されたユーザ指定トレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定した場合に、トレイ管理テーブルに蓄積されている複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するトレイIDを同一にならないように上記優先度に応じて変更する(優先順位が高いトレイに割り当てられたユーザ指定トレイIDはそのまま使用し、優先順位が低い方には別のトレイIDの再割り当てを行う)ことにより、ユーザは各トレイの中から使用するトレイを指定する際の作業効率の向上につながる。
(A6)トレイ管理テーブルに蓄積されたユーザ指定トレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定した場合に、トレイ管理テーブルに蓄積されている複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するトレイIDをトレイ管理テーブルに蓄積されている現在のトレイIDとは異なる範囲(例えば「100」以降)のトレイIDに変更することにより、その変更後のトレイID(再割当トレイID)として使用する値の検索が容易になり、CPUの処理負担が軽減される。
(A7)再割当トレイID(トレイIDの変更内容)についての情報を報知するので、トレイIDが再割り当てとなることをユーザが認識できる。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について、図13〜図16を参照して具体的に説明する。
各画像形成装置12〜14は、オプショントレイの着脱により、ユーザによって指定されたトレイIDが重複した場合に、そのトレイIDが割り当てられている各給紙トレイのうちの優先順位が低い方の給紙トレイに対し、新たなトレイIDとして「0」〜「n」の任意のトレイIDを割り当てる。
図13は、各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106によるトレイID処理の他の例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、定期的にメインルーチンからの呼び出しによって図13の処理を開始し、ステップS51〜S62の処理を行う。これらの処理は、図7〜図9によって説明したステップS1〜S12の処理と一部を除いて同様である。異なるのは、ステップS57,S58(ステップS7,S8に対応する)の処理のみである。
ステップS57では、ユーザによって指定されたトレイID(入力トレイID)と機種デフォルトトレイID(初期トレイID)とが一致した場合に、トレイID管理テーブルの重複フラグを参照して、その重複フラグに「0」〜「n」の任意のトレイID(但し既に使われているトレイIDを除く)を検索して割り当て、それを重複フラグに上書きする。なお、重複フラグが複数あった場合には、それぞれ任意のトレイIDを順次小さい数値から検索して割り当てる。
ステップS58では、後述するユーザ指定トレイID重複処理を行う。
図14は、図13のユーザ指定トレイID重複処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、ステップS71〜S80の処理を行う。これらの処理は、図9によって説明したステップS31〜S40の処理と一部を除いて同様である。異なるのは、ステップS76(ステップS36に対応する)の処理のみである。
ステップS76では、優先順位判定テーブル内の実装可能な給紙トレイのトレイ優先順位に関する情報に基づいて、Nトレイに対応するmユーザ指定トレイIDおよびそれと一致する他のいずれかの給紙トレイに対応するユーザ指定トレイIDのうち、トレイ優先度の低い方にそれらのトレイIDとは異なる「0」〜「n」の新たなトレイID(但し既に使われているトレイIDを除く)を検索して割り当て、上書きする。なお、その新たなトレイID検索は、小さい数値から検索して割り当てる。
ここで、トレイ管理テーブルの変更内容を実機トレイ情報保持領域107に反映させた結果の他の例を図15の(b)に示す。また、トレイ管理テーブルの変更内容をトレイ優先順位保持領域108に反映させた結果の他の例を図16の(b)に示す。なお、説明の都合上、これらの保持領域上のデータのうち、通常給紙トレイ1〜4以外の給紙トレイに関するデータは省略している。
この例の場合、通常給紙トレイ4(オプショントレイ)3,4にそれぞれ対応する新たなトレイIDとして「1」,「2」を割り当てているが、これは、ユーザ指定トレイIDが「5」の通常給紙トレイ1に対してユーザによってトレイID「5」が、ユーザ指定トレイIDが「6」の通常給紙トレイ2に対してユーザによってトレイID「6」がそれぞれ指定されると、それらの指定されたトレイIDと通常給紙トレイ3,4に対応するユーザ指定トレイIDが図15の(a),図16の(a)にそれぞれ示すように重複するために行われる。
このように、第2実施例によれば、上述した(A1)〜(A5)(A7)と同様の作用効果を得ることができる。
また、トレイ管理テーブルに蓄積されたユーザ指定トレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定した場合に、トレイ管理テーブルに蓄積されている複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するトレイIDを任意の値(既存のものを含む)に変更することにより、その変更後のトレイID(再割当トレイID)として使用する値の検索に時間がかかるが、メモリ容量の削減につながる。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について、図17〜図20を参照して具体的に説明する。
各画像形成装置12〜14は、オプショントレイの着脱により、ユーザによって指定されたトレイIDが重複した場合に、そのトレイIDが割り当てられている各給紙トレイのうちの優先順位が低い方の給紙トレイに対し、元の機種デフォルトトレイID(図5参照)を割り当てる。
図17は、各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106によるトレイID処理の更に他の例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、定期的にメインルーチンからの呼び出しによって図17の処理を開始し、ステップS101〜S112の処理を行う。これらの処理は、図7〜図9によって説明したステップS1〜S12の処理と一部を除いて同様である。異なるのは、ステップS107,S108(ステップS7,S8に対応する)の処理のみである。
ステップS107では、後述するユーザ指定トレイID重複処理を行う。
ステップS108では、ユーザによって指定されたトレイID(入力トレイID)と機種デフォルトトレイID(初期トレイID)とが一致した場合に、トレイID管理テーブルの重複フラグを参照して、その重複フラグにユーザによって指定されたトレイIDと機種デフォルトトレイIDとは異なる範囲である「100」以降のトレイIDを検索して割り当て、それを重複フラグに上書きする。なお、重複フラグが複数あった場合には、それぞれ異なるトレイIDを割り当てる。
図18は、図17のユーザ指定トレイID重複処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置12〜14のトレイID処理部106は、ステップS121〜S130の処理を行う。これらの処理は、図9によって説明したステップS31〜S40の処理と一部を除いて同様である。異なるのは、ステップS126(ステップS36に対応する)の処理のみである。
ステップS126では、優先順位判定テーブル内の実装可能な給紙トレイのトレイ優先順位に関する情報に基づいて、Nトレイに対応するmユーザ指定トレイIDおよびそれと一致する他のいずれかの給紙トレイに対応するユーザ指定トレイIDのうち、トレイ優先度の低い方にそれらのトレイIDとは異なる元の機種デフォルトトレイIDを割り当て、上書きする。
ここで、トレイ管理テーブルの変更内容を実機トレイ情報保持領域107に反映させた結果の更に他の例を図19の(b)に示す。また、トレイ管理テーブルの変更内容をトレイ優先順位保持領域108に反映させた結果の更に他の例を図20の(b)に示す。なお、説明の都合上、これらの保持領域上のデータのうち、通常給紙トレイ1〜4以外の給紙トレイに関するデータは省略している。
この例の場合、通常給紙トレイ4(オプショントレイ)3,4にそれぞれ元の機種デフォルトトレイID(機種デフォルト値)「3」,「4」を割り当てているが、これは、ユーザ指定トレイIDが「5」の通常給紙トレイ1に対してユーザによってトレイID「5」が、ユーザ指定トレイIDが「6」の通常給紙トレイ2に対してユーザによってトレイID「6」がそれぞれ指定されると、それらの指定されたトレイIDと通常給紙トレイ3,4に対応するユーザ指定トレイIDが図19の(a),図20の(a)にそれぞれ示すように重複するために行われる。
このように、第3実施例によれば、上述した(A1)〜(A5)(A7)と同様の作用効果を得ることができる。
また、トレイ管理テーブルに蓄積されたユーザ指定トレイIDが複数のトレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定した場合に、トレイ管理テーブルに蓄積されている複数のトレイ種別情報にそれぞれ対応するトレイIDを元の機種デフォルトトレイIDに変更することにより、その変更後のトレイID(再割当トレイID)として使用する値の検索が不要になり、CPUの処理負担が軽減され、メモリ容量の削減にもつながる。
なお、この第1〜第3実施例では、使用可能なトレイに対応するトレイIDとして、通常給紙トレイ1〜7,手差し給紙トレイ,大量給紙トレイに対応するトレイIDが設定可能になっているが、この発明においてトレイIDとして設定できるIDの種類は、これに限定されるものではない。例えば、通常排紙トレイ等の各種排紙トレイに対応するトレイIDも設定することが可能である。また、トレイIDの値についても数字に限定されるものではなく、例えば文字等を用いてもよく、また文字と数字を組み合わせてもよい。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、画像形成装置において、複数の異なるトレイに割り当てられるトレイIDが重複することにより、トレイが使用不可になることを防止することができる。したがって、この発明を利用すれば、ユーザによるトレイIDの指定に関係なく確実に画像形成が可能な画像形成装置を提供することができる。
この発明による画像形成装置を使用するシステムである画像形成システムの全体構成の一例を示す図である。 図1の画像形成装置12〜14のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図1の情報処理装置11a〜11cおよび画像形成装置12〜14におけるこの発明に関わる機能の構成例を示すブロック図である。 図3の機器情報管理アプリケーション101およびトレイIDパラメータ保存領域104のトレイID管理情報の一例を示す図である。 図3のトレイID処理部106で保持される機種デフォルトトレイID管理情報の一例を示す図である。
図4に示したトレイID管理情報と図5に示した機種デフォルトトレイIDの情報とをトレイID優先でマージした結果を示すトレイID管理テーブルの一例を示す図である。 図3のトレイID処理部106によるトレイID処理の一例を示すフロー図である。 図7のユーザ指定トレイIDセット処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 図7のユーザ指定トレイID重複処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 図3のトレイID処理部106内の優先順位判定テーブルの実装可能な給紙トレイのトレイ優先順位に関する情報の一例を示す図である。
図3の実機トレイ情報保持領域107にトレイ管理テーブルの変更内容が反映された結果の一例を従来例と比較して示す図である。 図3のトレイ優先順位保持領域108にトレイ管理テーブルの変更内容が反映された結果の一例を従来例と比較して示す図である。 図3のトレイID処理部106によるトレイID処理の他の例を示すフロー図である。 図13のユーザ指定トレイID重複処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 図3の実機トレイ情報保持領域107にトレイ管理テーブルの変更内容が反映された結果の他の例を従来例と比較して示す図である。
図3のトレイ優先順位保持領域108にトレイ管理テーブルの変更内容が反映された結果の他の例を従来例と比較して示す図である。 図3のトレイID処理部106によるトレイID処理の更に他の例を示すフロー図である。 図17のユーザ指定トレイID重複処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 図3の実機トレイ情報保持領域107にトレイ管理テーブルの変更内容が反映された結果の更に他の例を従来例と比較して示す図である。
図3のトレイ優先順位保持領域108にトレイ管理テーブルの変更内容が反映された結果の更に他の例を従来例と比較して示す図である。 従来の画像形成装置においてトレイIDの重複が発生するまでのトレイID処理部による処理およびユーザによる操作の手順を示すフロー図である。 従来の画像形成装置における機器情報管理アプリケーションおよびトレイIDパラメータ保存領域のトレイID管理情報の一例を示す図である。 同じくトレイID処理部のトレイ管理テーブルのトレイID管理情報の一例を示す図である。 同じくトレイ3,4が取り外された状態での機器情報管理アプリケーションのトレイID管理情報の一例を示す図である。
同じくトレイ3,4が取り外れた状態でのトレイIDパラメータ保存領域のトレイID管理情報の一例を示す図である。 同じくトレイ3,4が取り外れた状態でのトレイID処理部のトレイ管理テーブルのトレイID管理情報の一例を示す図である。
符号の説明
10:画像形成システム 11a〜11c:情報処理装置
12〜14:画像形成装置 21:操作装置 22:表示装置
23:補助記憶装置 24:メモリ装置 25:CPU 26:画像形成ユニット
27:ネットワーク接続装置 28:ドライブ装置
101:機器情報管理アプリケーション 102:ネットワークサービス層
103:ネットワーク情報取得部 104:トレイIDパラメータ保存領域
105:トレイIDパラメータ取得部 106:トレイID処理部
107:実機トレイ情報保持領域 108:トレイ優先順位保持領域
200:プリンタコントローラ 300:インタプリタ
400:プリンタデバイス管理部 500:サービス層

Claims (11)

  1. 複数の給紙又は排紙用のトレイを有する画像形成装置において、
    前記トレイの種別を示すトレイ種別情報と前記トレイを識別するために任意に入力されたトレイIDとを対応付けて蓄積するトレイ情報蓄積手段と、
    該トレイ情報蓄積手段に蓄積された前記トレイIDが複数の前記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定する重複判定手段と、
    該重複判定手段により、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積された前記トレイIDが複数の前記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定された場合に、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の前記トレイ種別情報にそれぞれ対応する前記トレイIDを同一にならないように変更するトレイID変更手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    複数の前記トレイのうち、少なくとも1つは当該画像形成装置に対して着脱可能に挿着された着脱可トレイであり、
    該着脱可トレイの着脱を検知する検知手段と、
    該検知手段によって着脱可トレイの挿着が検知されたとき、前記重複判定手段および前記トレイID変更手段による処理の実行を指示する処理実行指示手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    前記トレイ種別情報と優先度とを対応付けて蓄積する優先度判定情報蓄積手段を設け、
    前記トレイID変更手段は、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の前記トレイ種別情報にそれぞれ対応する前記トレイIDを前記優先度に応じて変更することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記トレイID変更手段は、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の前記トレイ種別情報にそれぞれ対応する前記トレイIDを前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている現在の前記トレイIDとは異なる範囲のトレイIDに変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記トレイIDを入力させるための外部入力手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記トレイID変更手段による変更後の前記トレイIDについての情報を報知する情報報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 複数の給紙又は排紙用のトレイを有する画像形成装置におけるトレイID管理方法において、
    前記トレイの種別を示すトレイ種別情報と前記トレイを識別するために任意に入力されたトレイIDとを対応付けて蓄積するトレイ情報蓄積手段に蓄積された前記トレイIDが複数の前記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されているか否かを判定する重複判定ステップと、
    該重複判定ステップにより、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積された前記トレイIDが複数の前記トレイ種別情報に対して重複して蓄積されていると判定された場合に、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の前記トレイ種別情報にそれぞれ対応する前記トレイIDを同一にならないように変更するトレイID変更ステップとを有することを特徴とするトレイID管理方法。
  8. 請求項7記載のトレイID管理方法において、
    前記トレイID変更手段は、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の前記トレイ種別情報にそれぞれ対応する前記トレイIDを、前記トレイ種別情報と優先度とを対応付けて蓄積する優先度判定情報蓄積手段に蓄積されている前記優先度に応じて変更することを特徴とするトレイID管理方法。
  9. 請求項7又は8記載のトレイID管理方法において、
    前記トレイID変更ステップは、前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている複数の前記トレイ種別情報にそれぞれ対応する前記トレイIDを前記トレイ情報蓄積手段に蓄積されている現在の前記トレイIDとは異なる範囲のトレイIDに変更することを特徴とするトレイID管理方法。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載のトレイID管理方法を、前記画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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