JP4968041B2 - サービス提供システムの連携システム、サービス提供システムおよびその制御方法、ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

サービス提供システムの連携システム、サービス提供システムおよびその制御方法、ならびにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、SNSなどのサービスのシステムおよびその制御方法などに関する。
近年、SNS(Social Networking Service)が普及している。また、1千万人以上の会員を擁する総合的なSNS、ビジネス向けのSNS、画像を共有するためのSNS、および特定のステータスを有する者の専用のSNSなど、様々なSNSが見られるようになった。
SNSに参加するためには、既にそのSNSに参加している者から紹介を受けなければならない。そして、そのSNSのURLをキーボードで入力することによってそのSNSのWebサイトにアクセスし、自分の電子メールアドレス、ニックネーム、および趣味などをそのSNSに登録しなければならない。
そこで、特許文献1に記載されるような方法が提案されている。この方法によると、招待先(被紹介者)は、メールのURLをクリックするだけで、SNSのWebページにアクセスすることができる。
特開2007−65783号公報
ところで、ユーザは、自分と同じSNSに参加しているメンバを容易に検索することができる。しかし、自分が参加していないSNSに参加しているメンバを検索することはできない。
よって、自分が参加していないSNSに参加しているメンバを検索する必要があるのならば、そのSNSに自ら参加しなければならない。しかし、新たにSNSに参加するのは、上述の通り、様々な事項を入力しなければならず、面倒である。SNS以外のサービスにおいても、同様である。
本発明は、このような問題点に鑑み、ユーザがSNSのメンバを従来よりも簡単に検索できるようにすることを、目的とする。
本発明の一実施形態に係るサービス提供システムの連携システムは、ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供する第一のサービス提供システムと、ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムと、を有し、前記第一のサービス提供システムと前記第二のサービス提供システムとはネットワークを介して接続可能であり、前記第一のサービス提供システムには、検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける検索条件受付手段と、前記第二のサービス提供システムに対して、前記検索条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる、会員問合せ手段と、が設けられ、前記第二のサービス提供システムには、前記第一のサービス提供システムから受信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を検索する会員検索手段と、前記会員検索手段によって検索された前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第一のサービス提供システムに送信する会員情報送信手段と、が設けられ、前記第一のサービス提供システムには、さらに、前記第二のサービス提供システムから受信した前記第二の会員情報に基づいて、前記検索条件に該当する前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する、検索結果回答手段と、が設けられている。
本発明の一実施形態に係るサービス提供システムは、ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するサービス提供システムであって、検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける検索条件受付手段と、ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムに対して、前記検索条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる、会員問合せ手段と、前記会員問合せ手段によって送信された前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のサービス提供システムから受信する会員情報受信手段と、前記会員情報受信手段によって受信された前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する、検索結果回答手段と、を有する。
好ましくは、前記検索条件に該当する前記第一の会員を検索する会員検索手段、を有し、前記検索結果回答手段は、前記第二の会員とともに、前記会員検索手段によって検索された前記第一の会員を、回答する。
または、前記第一の会員ごとに、当該サービス提供システムおよび前記第二のサービス提供システムにおいて共通に用いられる識別情報を記憶する、会員識別情報記憶手段、を有し、前記会員情報受信手段は、前記第二の会員情報として、前記第二の会員とともに当該第二の会員の前記識別情報を示す情報を受信し、前記検索結果回答手段は、前記第二の会員情報に示されるいずれかの前記第二の会員の前記識別情報と前記会員検索手段によって検索されたいずれかの前記第一の会員前記識別情報とが重複する場合は、当該第二の会員および当該第一の会員を、同一人であることを示して回答する。
または、前記第一の会員ごとに、複数の項目についての当該第一の会員の情報を記憶する、会員情報記憶手段、を有し、前記検索条件受付手段は、前記項目ごとの前記検索条件を受け付け、前記会員検索手段は、前記項目のうちの所定の項目の前記検索条件に該当する前記第一の会員を検索する。
本発明によると、ユーザがSNSのメンバを従来よりも簡単に検索できるようにする。
図1はSNS連携システム1の全体的な構成の例を示す図、図2はSNSシステム2の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、SNS連携システム1は、複数のSNSシステム2および複数の端末装置3などによって構成される。各SNSシステム2および端末装置3は、インターネットなどのネットワークを介して互いに接続可能である。
SNSシステム2は、事業者がSNS(Social Networking Service)のサービスをユーザに提供するためのシステムである。以下、事業者A、B、C、…のSNSシステム2をそれぞれ「SNSシステム2A」、「SNSシステム2B」、「SNSシステム2C」、…と区別して記載することがある。同様に、事業者A、B、C、…がそれぞれ提供するSNSを「SNS_A」、「SNS_B」、「SNS_C」、…と区別して記載することがある。
従来、事業者は、自らのSNSに加入しているユーザに対してのみ、サービスを提供する。しかし、本実施形態によると、事業者は、互いに信頼し連携する他の事業者のSNSに加入しているユーザに対しても、サービスを提供する。この仕組みについては、後に詳細に説明する。
以下、事業者A、B、Cが互いに自らのSNSを連携させている場合を例に説明する。また、事業者から見て、その事業者のSNSに加入しているユーザを「正会員」と記載し、連携している他のSNSに加入しているユーザを「ゲスト会員」と記載する。ユーザから見て、そのユーザが正会員として利用することができるSNSを「ホームSNS」と記載し、ゲスト会員として利用することができるSNSを「ゲストSNS」と記載する。
端末装置3は、ユーザがSNSを利用するための端末装置である。端末装置3には、インターネットに接続する機能およびWebブラウザが備わっている。端末装置3として、パーソナルコンピュータまたは携帯電話端末などが用いられる。
SNSシステム2は、図2に示すように、正会員サービス処理部25、連携SNSインタフェース部27、連携先SNSデータベース2K1、会員情報データベース2K2、プロフィールデータベース2K3、検索ポリシーデータベース2K4、検索条件変換データベース2K5、検索履歴データベース2K6、招待履歴データベース2K7、およびプロフィール履歴データベース2K8などによって構成される。
SNSシステム2として、ワークステーションまたはいわゆるサーバシステムが用いられる。図2の各部の機能を1式のサーバシステムによって実現してもよいし、各部を複数のサーバシステムまたは複数台のワークステーションに分散してもよい。
正会員サービス処理部25は、連携先ゲスト登録受付部250、検索サービス処理部251、招待依頼受付部252、およびプロフィール閲覧処理部253などによって構成され、正会員であるユーザにサービスを提供するための処理を行う。一般にSNSには様々な種類のサービスがあるが、本実施形態では、主に、会員の検索、コミュニティへの招待の依頼、プロフィールの閲覧のサービスを提供する場合を例に説明する。さらに、正会員サービス処理部25は、正会員であるユーザを、連携している他のSNSのゲスト会員として登録するための処理をも行う。
連携SNSインタフェース部27は、ゲスト登録要求処理部270、検索要求処理部271、招待依頼送信部272、プロフィール要求処理部273、ゲスト登録処理部280、検索結果提供処理部281、招待依頼仕分処理部282、およびプロフィール提供処理部283などによって構成され、連携先である他のSNSのSNSシステム2に種々の要求を行ったり、当該他のSNSのSNSシステム2からの要求に基づいて種々の処理を行ったりする。つまり、他のSNSシステム2とのインタフェースの役割を担う。
連携SNSインタフェース部27の各部のうち、ゲスト登録要求処理部270ないしプロフィール要求処理部273は、正会員であるユーザが希望したサービスを提供するために、他のSNSシステム2に対して種々の要求を行ったり必要な情報を取得したりする処理を行う。一方、ゲスト登録処理部280ないしプロフィール提供処理部283は、他のSNSシステム2が他のSNSの正会員であるユーザにサービスを提供するのをサポートするための処理を行う。
そのほか、SNSシステム2には、メッセージ、足跡、日記、コミュニティ、および友達などのサービスを正会員に提供するための手段が備わっている。これらの手段自体は公知なので、説明を省略する。
次に、図2の各部の機能を、各サービスのための共通の機能、正会員であるユーザを他のSNSにゲスト会員として登録するための機能、ホームSNSの会員およびゲストSNSの会員の両方を検索するための機能、コミュニティへ招待するように依頼するための機能、およびプロフィールを閲覧するための機能に大別して説明する。また、SNS_Aに加入しているユーザUxがSNS連携システム1を使用する場合を適宜例示しながら、説明する。
〔各サービスのための共通の機能〕
図3は連携先SNSデータベース2K1の例を示す図、図4は会員情報データベース2K2の例を示す図、図5はプロフィールデータベース2K3の例を示す図である。
連携先SNSデータベース2K1には、図3に示すように、連携先である他のSNSごとの連携先SNS情報DT1が記憶されている。
連携先SNS情報DT1のうちの「SNS−ID」は、そのSNSを識別するための識別情報である。「SNS名」は、そのSNSの名称である。「IPアドレス」は、そのSNSのSNSシステム2のIPアドレスを示す。例えば、SNSシステム2Aの連携先SNSデータベース2K1には、SNS_BおよびSNS_Cそれぞれの連携先SNS情報DT1が記憶されている。
SNSシステム2の会員情報データベース2K2には、図4に示すように、正会員またはゲスト会員であるユーザごとの会員情報DT2が記憶されている。例えば、SNS_Aの会員情報データベース2K2には、SNS_AをホームSNSとするユーザごとの会員情報DT2と、SNS_AをゲストSNSとするユーザごとの会員情報DT2とが、記憶されている。上述のユーザUxの会員情報DT2も、記憶されている。
会員情報DT2の中の「会員ID」は、そのユーザを識別するための識別情報である。会員IDとして、例えばユーザ本人の電子メールアドレスが用いられる。
「ローカルニックネーム」は、そのユーザがそのSNSの中で自らを指すために用いる架空の名前である。1人のユーザがSNSごとに異なるローカルニックネームを付けることが可能である。例えば、ユーザUxは、SNS_Aでは「tarako」というローカルニックネームを使い、SNS_Bでは「mentaiko」というローカルニックネームを使うことができる。また、複数のユーザが同一のローカルニックネームを付けることが可能である。
一方、「グローバルニックネーム」は、そのユーザのホームSNSおよびゲストSNSのすべてで共通に用いられるニックネームである。グローバルニックネームは、ユーザが任意に決めてもよいし、そのユーザのホームSNSのSNSシステム2が自動的に決めてもよい。ただし、いずれにせよ、グローバルニックネームは、ユーザごとに異なる。つまり、ユニークである。
「会員区分」は、そのユーザが正会員であるかゲスト会員であるかを示す。ユーザUxの会員情報DT2の「会員区分」には、「正会員」が示される。
「ホームSNS−ID」は、そのユーザがホームSNSとするSNSの識別情報(SNS−ID)を示す。「ホームSNS会員ID」は、そのユーザの、ホームSNSにおける会員IDを示す。ただし、そのユーザが正会員である場合は、両フィールドともに、空欄である。したがって、SNSシステム2Aの会員情報データベース2K2に記憶されているユーザUxの会員情報DT2の両フィールドは、空欄である。
「利用ログ」は、そのユーザによるSNSの利用の履歴を示す。具体的には、利用したサービスの種類、日時、および利用方法などが示される。
さらに、会員情報データベース2K2には、正会員であるユーザごとに、そのユーザがゲスト会員として登録されている他のSNSのSNS−IDおよび当該他のSNSにおいて利用することができるサービス(つまり、利用権限)などを示すゲストSNS情報DTGが記憶されている。
プロフィールデータベース2K3には、図5に示すように、正会員であるユーザごとの氏名、性別、趣味、および年齢など様々な事項のプロフィールを示すプロフィール情報DT3が記憶されている。
〔正会員であるユーザを他のSNSにゲスト会員として登録するための機能〕
図6はゲストSNSへの会員登録の処理の流れの例を説明するフローチャートである。
正会員サービス処理部25の連携先ゲスト登録受付部250は、連携先である他のSNSのゲスト会員になりたい旨の要求を、正会員であるユーザから受け付ける処理を行う。
連携SNSインタフェース部27のゲスト登録要求処理部270は、連携先ゲスト登録受付部250によって受け付けられたユーザからの要求に基づいて、他のSNSのSNSシステム2に対して、そのユーザをゲスト会員として当該他のSNSに登録すべき旨の要求を行う。
一方、ゲスト登録処理部280は、他のSNSのSNSシステム2からの要求に従って、当該他のSNSの正会員であるユーザを自らのSNSにゲスト会員として登録する処理を行う。
ここで、ユーザUxがSNS_Bのゲスト会員になることを希望した場合を例に、図6のフローチャートを参照しながら、SNSシステム2Aの連携先ゲスト登録受付部250およびゲスト登録要求処理部270およびSNSシステム2Bのゲスト登録処理部280の処理内容について詳細に説明する。
ユーザUxは、Webブラウザを操作して自分の端末装置3をSNSシステム2Aに接続させ、自分の会員IDを用いてSNS_Aにログインする。そして、SNS_Bのゲスト会員になることを要求するコマンド入力する。
すると、このコマンドは、端末装置3からSNSシステム2Aに宛てて発信される。SNSシステム2Aの連携先ゲスト登録受付部250は、このコマンドを受け付けると(図6の#101)、ユーザUxのSNS_Aにおける会員ID、ユーザUxのグローバルニックネーム、およびゲスト会員として登録すべき旨の要求を示すゲスト登録要求データRQ1を生成する(#102)。この会員IDおよびグローバルニックネームは、SNSシステム2A自身の会員情報データベース2K2(図4参照)に記憶されている、そのユーザの会員情報DT2に基づいている。以下、他の目的の処理においても同様に、会員情報DT2が参照される。
ゲスト登録要求処理部270は、このゲスト登録要求データRQ1をSNSシステム2Bに宛てて送信する(#103)。
SNSシステム2Bのゲスト登録処理部280は、このゲスト登録要求データRQ1を受信すると(#111)、SNSシステム2B自身の会員情報データベース2K2に、新たな会員情報DT2を生成し登録する(#112)。これにより、ユーザUxがSNS_Bのゲスト会員として登録される。この会員情報DT2の各フィールドには、次のような情報が示される。
「会員ID」には、SNS_BにおいてユーザUxを他のユーザと識別するための会員IDが示される。この会員IDとして、SNS_Bが新たにユーザUxに対して発行した電子メールアドレスを用いてもよい。または、ユーザUxに会員IDを指定させてもよい。「会員区分」には、「ゲスト会員」が示される。
「ホームSNS−ID」には、そのゲスト登録要求データRQ1の発信元であるSNSつまりSNS_AのSNS−IDが示される。「グローバルニックネーム」および「ホームSNS_会員ID」には、それぞれ、そのゲスト登録要求データRQ1に示されるグローバルニックネームおよび会員ID(つまり、ユーザUxのSNS_Aにおける会員ID)が示される。
ローカルニックネームは、ユーザUxが任意に指定することができる。今回の要求の際にユーザUxに指定させてもよいし、後にユーザUxがSNS_Bにログインした際に指定させてもよい。
ゲスト登録処理部280は、ユーザUxの会員情報DT2を自らの会員情報データベース2K2に登録することができたら、登録に成功した旨およびSNS_BにおけるユーザUxの会員IDを示す完了通知データAC1を、SNSシステム2Aに宛てて送信する(#113)。また、ユーザUxに対して利用を許可するサービス(つまり、利用権限。例えば、会員の検索またはコミュニティへの参加など。)を示す利用権限データRT1もSNSシステム2Aに宛てて送信する。
SNSシステム2Aにおいて、完了通知データAC1および利用権限データRT1が受信されると(#104)、連携先ゲスト登録受付部250は、完了通知データAC1をユーザUxの端末装置3に転送する(#105)。さらに、利用権限データRT1に示される利用権限が追加されるように、会員情報データベース2K2に記憶されている、ユーザUxのゲストSNS情報DTGを更新する(#106)。
〔ホームSNSの会員およびゲストSNSの会員の両方を検索するための機能〕
図7は検索サービス処理部251の構成の例を示す図、図8は検索結果提供処理部281の構成の例を示す図、図9は検索処理の流れの例を説明するフローチャート、図10は検索条件の指定用の画面の例を示す図、図11は検索条件データRQ2の例を示す図、図12は重み付けの方法を説明するための図、図13は検索結果データAC2の例を示す図、図14は集約処理の流れの例を説明するフローチャート、図15は検索結果データAC2、AD2の集約の例を示す図、図16は検索集約結果データAEの変形例を示す図である。
図2において、検索ポリシーデータベース2K4には、会員の検索のポリシーを示す検索ポリシーデータDT4が記憶されている。
検索条件変換データベース2K5には、ユーザが指定した検索条件を、上述のポリシーに合わせて変換するための規則を示す検索条件変換データDT5が記憶されている。
検索履歴データベース2K6には、ユーザごとに、検索のサービスを利用した日時などを示す検索履歴情報DT6が記憶されている。
正会員サービス処理部25の検索サービス処理部251は、図7に示すように、検索条件受付部510、利用者権限確認部511、検索履歴確認部512、検索対象SNS特定部513、検索結果受信部514、会員検索部515、重み調整処理部516、検索結果集約部517、検索結果画面生成部518、および検索結果画面送信部519などによって構成される。このような構成によって、正会員であるユーザから指定された検索条件に基づいて、そのユーザのホームSNSおよびゲストSNSのそれぞれの正会員を検索するための処理を行う。
連携SNSインタフェース部27の検索要求処理部271は、検索を要求したユーザにとってのゲストSNSのSNSシステム2に対して、そのゲストSNSの中の正会員の検索を行うように要求する。
一方、検索結果提供処理部281は、図8に示すように、要求受付部810、ポリシー適合判別部811、検索条件変換部812、会員検索部813、重み調整部814、および検索結果回答部815などによって構成される。このような構成によって、他のSNSのSNSシステム2からの要求に基づいて、正会員の検索を行いその結果を提供する処理を行う。
ここで、ユーザUxが特定の条件を満たす会員をSNS_A、SNS_B、およびSNS_Cのうちのいずれかを利用する会員の中から探し出したい場合を例に、図9のフローチャートを参照しながら、SNSシステム2Aの検索サービス処理部251および検索要求処理部271およびSNSシステム2B、2Cそれぞれの検索結果提供処理部281の処理内容について詳細に説明する。
ユーザUxは、Webブラウザを操作し自分の会員IDでSNS_Aにログインする。そして、図10のような画面に検索条件を入力し、ゲストSNSの中の検索を行うことを指定する。
SNSシステム2Aの検索条件受付部510がこの検索条件を受け付けると(図9の#121)、利用者権限確認部511は、会員情報データベース2K2に記憶されている、ユーザUxのゲストSNS情報DTGに基づいて、ユーザUxがどのSNSから検索のサービスの利用権限を受けているのかを確認する(#122)。ステップ#122の処理と並行してまたは前後して、検索履歴確認部512は、ユーザUxの検索履歴情報DT6に基づいて、ユーザUxが過去の所定の期間に(例えば、今から1時間以内に)検索のサービスを所定の回数以上利用したが否かを確認する(#123)。
検索対象SNS特定部513は、利用者権限確認部511および検索履歴確認部512による確認の結果に基づいて、他のいずれのSNSのSNSシステム2に対して会員の検索を要求するかを特定する(#124)。具体的には、次のように特定を行う。
ユーザUxが過去の所定の期間に検索のサービスを所定の回数以上利用したことが検索履歴確認部512によって確認された場合は、他のいずれのSNSに対しても検索の要求は行わないと、決定する。また、SNSシステム2A自身による検索も行わないと、決定する。つまり、ユーザからの検索の要求を拒否する。これは、検索のサービスの悪用を防止するためである。
所定の期間に検索のサービスを利用した回数が所定の回数未満である場合は、利用者権限確認部511によって確認された、ユーザUxが検索のサービスの利用権限を有するSNSに、要求先を決定する。
連携SNSインタフェース部27の検索要求処理部271は、検索条件受付部510によって受け付けられた検索条件に該当する会員を検索するように、検索対象SNS特定部513によって特定されたSNSのSNSシステム2に対して要求する(#125)。この際に、その検索条件を示す検索条件データRQ2を、特定されたSNSのSNSシステム2それぞれに対して送信する。本フローチャートの例では、SNS_Bのみが要求先として特定されたものとする。よって、SNSシステム2Cは、今回の検索に関する処理は実行しない。検索条件データRQ2には、検索条件のほか、ユーザUxのホームSNSのSNS−ID、要求先のSNSのSNS−ID、検索ごとに振られる連続番号、ユーザUxが過去に検索を要求(依頼)した回数、前回の依頼の日時、依頼の理由、およびユーザUxのステータスなどが示される。
SNSシステム2Bの要求受付部810がSNSシステム2Aから検索条件データRQ2を受信すると(#141)、ポリシー適合判別部811は、SNSシステム2B自身の検索ポリシーデータベース2K4に記憶されている検索ポリシーデータDT4に基づいて、今回要求された検索が、SNS_Bにおけるポリシーに合っているか否かをチェックする(#142)。
例えば、氏名を検索キーとする検索を禁止するというポリシーが検索ポリシーデータDT4に示されている場合は、検索条件データRQ2に示される検索条件に氏名が含まれているか否かをチェックする。そして、含まれていなければポリシーに合うと判別し、含まれていればポリシーに合わないと判別する。
ポリシーに合う場合は、検索条件変換部812は、検索条件データRQ2に示される検索条件を、検索条件変換データDT5に基づいて、SNS_Bにおけるプロフィールの管理方法に合うものに変換する(#143)。
例えば、SNS_Bにおいて、性別を非公開とし、学校の卒業時期を「61期生」のような第何回目の卒業であるか(卒業回生)によって表し、理学部および工学部などを「理工学部」と総称して表す、という管理方法によってプロフィールを管理している場合は、検索条件データRQ2に示される検索条件を、次のように変換する。
検索条件に性別が示される場合は、それが「男」であるか「女」であるかを問わず、「ALL」に変換する。検索条件に特定の大学の西暦の卒業年度が示されている場合は、「61期生」のような卒業回生に変換する。または、検索条件に「工学部」と示される場合は、「理工学部」に変換する。
ポリシーに合わない場合は、検索結果提供処理部281は、検索できない旨の回答を要求元つまりSNSシステム2Aに対して送信する。または、検索条件変換部812は、ポリシーに合わない部分が削除されるように、検索条件データRQ2の検索条件を更新する。
会員検索部813は、検索条件変換部812によって必要に応じて変換されまたは返還された検索条件に合う会員のプロフィール情報DT3を、プロフィールデータベース2K3(図5参照)の中から検索する(#144)。
検索条件に複数のフィールド(項目)が含まれる場合は、いずれか1つのフィールド(項目)でも内容が一致するプロフィール情報DT3をすべて検索する。
重み調整部814は、会員検索部813によって検索されたプロフィール情報DT3ごとに、フィールドごとに検索条件との一致具合などに応じた重み付け(重みの調整)を行うことによって、プロフィール情報DT3と検索条件との一致具合を示す一致度点数PTを算出する(#145)。ここで、一致度点数PTの算出方法を、図12を参照しながら説明する。
図12(a)のような、検索条件変異定数を、SNSの管理者が予め定義しておく。検索条件変異定数は、プロフィールのフィールド(項目)ごとの重み定数からなる。検索における、そのフィールドの重要性が大きいほど、重み定数は大きくなる。
検索条件変異定数は、検索ポリシーデータベース2K4または検索条件変換データベース2K5などに記憶させておいてもよいし、検索条件変異定数用のデータベースを用意しておき、これに記憶させておいてもよい。
検索条件データRQ2に示される検索条件の各フィールドの検索キーと会員検索部813によって検索された各フィールドの内容(情報)とを照合する。そして、すべてのフィールドが一致の場合の点数(以下、「標準点数」と記載する。)を「100」と定め、不一致だったフィールドに対応する重み定数を、標準点数から減算する。この差が、そのプロフィール情報DT3の一致度点数PTとなる。
例えば、検索条件が図12(b)のような内容であり、図12(c)に示す内容を含む、SNS_Bの正会員であるユーザUaのプロフィール情報DT3が検索されたとする。両者を照合すると、図12(a)の検索条件変異定数に示されるフィールドのすべてについて両者の内容が一致する。したがって、いずれのフィールドについても重み定数が発生しないので、標準点数である「100」が、ユーザUaのプロフィール情報DT3の一致度点数PTとなる。
または、図12(d)に示す内容を含む、ユーザUbのプロフィール情報DT3が検索されたとする。このプロフィール情報DT3の「現住所の都道府県」フィールドは空白であるので、このフィールドは「不明」という理由により、照合不能である。よって、このフィールドの重み定数は「10」である。それ以外のフィールドについては、両者は一致する。したがって、「100−10=90」が、ユーザUbのプロフィール情報DT3の一致度点数PTとなる。
または、図12(e)に示す内容を含む、ユーザUcのプロフィール情報DT3が検索されたとする。このプロフィール情報DT3と検索条件とは、「学部」フィールドが類似し、残りのフィールドは一致する。したがって、「100−40=60」が、ユーザUcのプロフィール情報DT3の一致度点数PTとなる。なお、どの学部同士が類似するかは予め定義しておき、それを示すデータを所定のデータベースに記憶させておけばよい。
または、図12(f)に示す内容を含む、ユーザUdのプロフィール情報DT3が検索されたとする。このプロフィール情報DT3と検索条件とは、「卒業年度」フィールドが不一致であるが、残りのフィールドは一致する。したがって、「100−50=50」が、ユーザUdのプロフィール情報DT3の一致度点数PTとなる。
または、図12(g)に示す内容を含む、ユーザUeのプロフィール情報DT3が検索されたとする。このプロフィール情報DT3と検索条件とは、「卒業年度」フィールドが不一致であり、「学部」フィールドが類似し、残りのフィールドは一致する。したがって、「100−25−40=35」が、ユーザUeのプロフィール情報DT3の一致度点数PTとなる。
フローチャートに戻って、検索結果回答部815は、会員検索部813によって検索されたプロフィール情報DT3の一部および重み調整部814によって算出されたそれぞれの一致度点数PTを示す検索結果データAC2を、今回の検索の要求元つまりSNSシステム2Aに回答(送信)する(#146)。
ただし、一致度点数PTが所定の点数(例えば、「60点」)未満であるプロフィール情報DT3およびその一致度点数PTは、検索結果データAC2に含めないようにしてもよい。つまり、足切りを行ってもよい。
また、検索結果データAC2には、プロフィール情報DT3のうち、ユーザが個人を特定できる情報は含めないようにする。例えば、図13のように、プロフィール情報DT3のうちのローカルニックネームおよびグローバルニックネームのみを含めるようにする。氏名、住所、および電話番号などは含めないようにする。
図7のSNSシステム2Aの検索結果受信部514は、SNSシステム2A自身の検索要求処理部271を介して、検索の要求先つまりSNS_BのSNSシステム2Bから検索結果データAC2を受信する(#128)。
他のSNSに対して検索を要求する処理と並行して、会員検索部515は、SNS_A自身のプロフィールデータベース2K3の中から、ユーザUxが指定した検索条件に合う正会員のプロフィール情報DT3の検索を行う(#126)。ただし、ここでも、会員検索部813の場合と同様に、いずれか1つのフィールド(項目)でも内容が一致するプロフィール情報DT3をすべて検索する。
重み調整処理部516は、会員検索部515によって検索されたプロフィール情報DT3ごとに重みの調整を行うことによって一致度点数PTを算出する(#127)。一致度点数PTの算出方法は、図12を用いて前に説明した通りである。そして、検索されたプロフィール情報DT3の一部および算出したそれぞれの一致度点数PTを示す検索結果データAD2を生成する。検索結果データAD2には、図13で説明した検索結果データAC2と同様のフィールドが含まれる。したがって、検索結果データAD2には、ユーザが個人を特定できる情報は含まれない。
検索結果集約部517は、他のSNSのSNSシステム2から得られた検索結果データAC2および会員検索部515および重み調整処理部516によって得られた検索結果データAD2を、図14に示すような手順で集約する(#129)。
検索結果データAC2およびAD2の中から1つの未注目のレコードに注目する(#151)。
未注目の他のレコードの中に、その注目したレコードに示されるグローバルニックネームと同一のグローバルニックネームを示すものがなければ、つまり、その注目したレコードに示されるグローバルニックネームが検索結果データAC2およびAD2の中に1つしかなければ(#152でNo)、その注目したレコードに示されるローカルニックネームおよび一致度点数PTとその注目したレコードの送信元(回答元)であるSNSの名称(SNS名)とを選出する(#153)。
一方、未注目の他のレコードの中に、その注目したレコードに示されるグローバルニックネームと同一のグローバルニックネームを示すものがあれば(#152でYes)、それにも注目する(#154)。これらのレコードの中から、一致度点数PTが最も高いものを判別する(#155)。そして、一致度点数PTが最も高いレコードに示されるローカルニックネームおよび一致度点数PTとそのレコードの送信元であるSNSの名称とを選出する(#156)。
すべてのレコードが注目されステップ#153またはステップ#154〜#156の処理がなされたら(#157でYes)、ステップ#153、#156で選出した結果を、一致度点数PTの高い順に並べ替える(#158)。
このような方法によると、図15の上方に示すような1つの検索結果データAD2および2つの検索結果データAC2は、図15の下方に示すように集約される。以下、集約の結果を示すデータを「検索集約結果データAE」と記載する。
または、ステップ#155、#156において、一致度点数PTが最も高いレコードのローカルニックネームのみを選出するのではなく、同一のグローバルニックネームを示すすべてのレコードのローカルニックネームを選出してもよい。つまり、ローカルニックネームの名寄せを行ってもよい。この場合は、図16に示すような検索集約結果データAEが得られる。
図9に戻って、検索結果画面生成部518は、検索集約結果データAEの内容をWebブラウザに表示させるための結果表示用データAFを生成する(#130)。そして、検索結果画面送信部519は、生成された結果表示用データAFをユーザUxの端末装置3に送信する(#131)。なお、今回の検索の実績を示すデータが検索履歴データベース2K6に追加される(#132)。
〔コミュニティへ招待するように依頼するための機能〕
図17はコミュニティへの招待の依頼に関する処理の流れの例を説明するフローチャート、図18は招待要求データRQ3の例を示す図、図19は依頼受領通知データAC3の例を示す図である。
図2において、招待履歴データベース2K7には、正会員であるユーザが誰かをコミュニティに招待した実績を示すデータが保存されている。
正会員サービス処理部25の招待依頼受付部252は、ゲストSNSに開設されているコミュニティへの招待の要求を、正会員であるユーザから受け付ける処理を行う。なお、要求者であるユーザは、この要求を行う際に、所望するコミュニティだけでなく、誰に招待してもらうのか(つまり、招待者)をも指定しなければならない。ユーザは、コミュニティに既に参加している他のユーザを、前に述べた会員の検索のサービスを利用して見つけ、当該他のユーザを招待者として指定することができる。
連携SNSインタフェース部27の招待依頼送信部272は、招待依頼受付部252によって受け付けられた要求に従って、ユーザが指定したコミュニティおよび招待者などを示す招待要求データRQ3を生成し、その招待者が正会員として所属するSNSのSNSシステム2に送信する。
一方、要求を受ける側のSNSシステム2の招待依頼仕分処理部282は、招待要求データRQ3に示される招待者に対して、同じく招待要求データRQ3に示されるコミュニティに要求元のユーザを招待するよう依頼するメッセージを与える。
ここで、SNS_Bに開設されているコミュニティMxへの招待をユーザUxが所望し、SNS_Bの正会員であるユーザUyに招待を依頼する場合を例に、図17のフローチャートを参照しながら、SNSシステム2Aの招待依頼受付部252および招待依頼送信部272およびSNSシステム2Bの招待依頼仕分処理部282の処理内容について詳細に説明する。
ユーザUxは、Webブラウザを操作して自分の端末装置3をSNSシステム2Aに接続させ、自分の会員IDを用いてSNS_Aにログインする。そして、希望するコミュニティとしてコミュニティMxを指定し、招待者としてユーザUyを指定する。
SNSシステム2Aの招待依頼受付部252は、これらの指定を受け付けると(図17の#161)、図18のような、ユーザUxのホームSNSつまりSNS_AのSNS−ID、ユーザUyのホームSNSつまりSNS_BのSNS−ID、ユーザUxのSNS_Aにおける会員ID、ユーザUyの会員ID(または、グローバルニックネーム)、コミュニティMxへの招待を依頼するためのメッセージ(招待依頼メッセージ)、コミュニティMxにおけるユーザUxの希望の権限の区分(権限区分)、およびSNS_AにおけるユーザUxのステータス(ホームSNS会員ステータス)を示す招待要求データRQ3を生成する(#162)。招待依頼送信部272は、その招待要求データRQ3をSNSシステム2Bに送信する(#163)。
なお、招待依頼メッセージは、予め用意しておいたテンプレートに、ユーザが指定したコミュニティのコミュニティ名を当てはめることによって、生成することができる。
SNSシステム2Bの招待依頼仕分処理部282は、招待要求データRQ3を受信すると(#171)、それに示される招待者つまりユーザUyの会員IDのメッセージボックスに、それに示される招待依頼メッセージを保存する(#172)。これにより、招待の依頼が完了する。
その後、ユーザUyがユーザUxをコミュニティMxに招待すると、その実績を示すデータが招待履歴データベース2K7に追加される。また、ユーザUyは、依頼に対する返信をユーザUxに送ることができる。この場合は、図19のような依頼受領通知データAC3がユーザUyの端末装置3からユーザUxの端末装置3に送信される。
〔プロフィールを閲覧するための機能〕
図20はプロフィールの閲覧に関する処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図2において、プロフィール履歴データベース2K8には、ユーザがプロフィールを閲覧した実績を示すデータが保存されている。
正会員サービス処理部25のプロフィール閲覧処理部253は、他のSNSの正会員であるユーザのプロフィールの閲覧の要求を、正会員であるユーザから受け付ける処理を行う。以下、プロフィールの閲覧の対象であるユーザを「閲覧対象ユーザ」と記載することがある。
連携SNSインタフェース部27のプロフィール要求処理部273は、プロフィール閲覧処理部253によって受け付けられた要求に従って、ユーザが指定した閲覧対象ユーザのプロフィールの開示の要求を、その閲覧対象ユーザのホームSNSのSNSシステム2に対して行う。
一方、その閲覧対象ユーザのホームSNSのSNSシステム2のプロフィール提供処理部283は、要求されたプロフィールを開示するための処理を行う。
ここで、SNS_BをホームSNSとするユーザUzのプロフィールを閲覧することを、ユーザUxが所望する場合を例に、図20のフローチャートを参照しながら、SNSシステム2Aのプロフィール閲覧処理部253およびプロフィール要求処理部273およびSNSシステム2Bのプロフィール提供処理部283の処理内容について詳細に説明する。
ユーザUxは、Webブラウザを操作して自分の端末装置3をSNSシステム2Aに接続させ、自分の会員IDを用いてSNS_Aにログインする。そして、ユーザUzのプロフィールの閲覧の要求を行う。
SNSシステム2Aのプロフィール閲覧処理部253は、この要求を受け付けると(図20の#181)、ユーザUzのプロフィールの開示の要求、ユーザUzの会員ID(またはグローバルニックネーム)、およびユーザUxの会員IDなどを示す閲覧要求データRQ4を生成する(#182)。プロフィール要求処理部273は、生成された閲覧要求データRQ4をSNSシステム2Bに送信する(#183)。
SNSシステム2Bのプロフィール提供処理部283は、閲覧要求データRQ4を受信すると(#191)、ユーザUxがユーザUzのプロフィールの開示を求めている旨の通知を、SNS_Bの管理者の端末装置に送信する(#192)。
そして、ユーザUzのプロフィールをユーザUxに開示してもよい旨の通知を管理者の端末装置から受信すると(#193)、SNSシステム2B自身のプロフィールデータベース2K3からユーザUzのプロフィール情報DT3を呼び出し(#194)、これをSNSシステム2Aに送信する(#195)。なお、今回のプロフィールの開示の実績を示すデータがプロフィール履歴データベース2K8に追加される(#196)。
SNSシステム2Aにおいて、ユーザUzのプロフィール情報DT3が受信されると(#184)、プロフィール閲覧処理部253は、そのプロフィール情報DT3の内容をWebブラウザに表示させるためのプロフィール画面データAGを生成し(#185)、ユーザUxの端末装置3に送信する(#186)。
なお、1人のユーザにつき所定の期間中に所定の件数までに限って、管理者の許可なくプロフィール情報DT3を開示するようにしてもよい。この制限を行う際には、プロフィール履歴データベース2K8に記憶されている履歴を参照すればよい。
本実施形態によると、ユーザは、自分が正会員として登録されていないSNSのメンバの検索を、そのSNSに正会員として登録することなく行うことができる。
また、本実施形態によると、ユーザは、ホームSNS以外のSNSに新たに参加する場合も、プロフィールを入力する必要がない。よって、ホームSNS以外のSNSへの参加を従来よりも容易に行うことができる。しかも、このユーザのプロフィールは、ホームSNSで管理され、必要な場合にのみ他のSNSに提供される。よって、個人情報の漏洩の危険性を軽減することができる。
本実施形態では、会員の検索の処理を、ユーザのホームSNSのSNSシステム2およびゲストSNSのSNSシステム2が行ったが、いずれにも該当しないSNSのSNSシステム2でも行ってもよい。
本実施形態では、重み付けの処理をホームSNSのSNSシステム2およびゲストSNSのSNSシステム2がそれぞれに行ったが、ホームSNSのSNSシステム2が統括的に行ってもよい。
〔会員の検索のサービスの変形例−数珠つなぎ検索〕
図21はSNS_AおよびSNS_Bそれぞれのメンバ構成の例を示す図、図22は数珠つなぎ検索の例を説明するための図、図23は検索結果の画面の例を示す図である。
従来のSNSのサービスの1つの「友達」というサービスがある。このサービスによると、交友関係のある2人のユーザ同士を関連付けて管理することができる。また、従来、検索条件の1つとして、「ユーザ自身の友達であること」または「ユーザ自身の友達またはその友達であること」などという、友達に関する条件を入れることができる。
例えば、SNS_Aの構成メンバおよび友達関係が図21のような場合において、ユーザUxが「ユーザ自身の友達またはその友達であること」を検索条件として指定した場合は、従来の方法によると、SNSシステム2Aは、自らのSNSの会員だけを検索範囲とするので、ユーザUdおよびユーザUcが検索される。他のSNSのユーザは検索されない。
しかし、図7の検索結果集約部517は、他のSNSのユーザも含めて、友達関係を考慮した検索を行うことができる。以下、この検索の仕組みを、図22を参照しながら説明する。
ユーザUxが指定した検索条件に基づいて、図22(a)のように、SNSシステム2Aの会員検索部515がSNS_Aの正会員であるユーザの中からユーザSa、Sb、Sc、およびSdを検索し、検索結果受信部514はSNS_Bの正会員であるユーザであるユーザTd、Te、Tf、およびTgを示す検索結果をSNSシステム2Bから得たとする。検索結果集約部517は、同一のグローバルニックネームを有するユーザ同士を同一人と判別し、両者を集約する。図22(a)の例では、ユーザSdとユーザTdとが同一人である。このとき、ユーザUxの端末装置3には、図23(a)のような検索結果の画面が表示される。
ここで、さらに、ユーザUxが「ユーザ自身の友達またはその友達であること」という検索条件を追加したとする。すると、検索結果集約部517は、図22(b)のように、同一人であるユーザSd、Tdを接続点として、SNS_Aの中から検索された各ユーザおよびSNS_Bの中から検索された各ユーザの友達関係を数珠つなぎのように連結する。そして、ユーザUxの友達およびその友達を、さらに選出する。つまり、ユーザSd(Td)およびその友達であるユーザScおよびTeを選出する。このとき、ユーザUxの端末装置3には、図23(b)のような検索結果の画面が表示される。
このように、SNSシステム2は、複数のSNSに跨った友達関係をも考慮して検索を行うことができる。
〔会員の検索およびプロフィールの閲覧の応用例、発展例−スカウト検索〕
図24はスカウト検索の例を説明するための図である。
会員の検索およびプロフィールの閲覧のサービスを、大学が開設するSNSにおいて、次のように応用させ発展させることができる。
図24において、E大学のSNS_EとF大学のSNS_Fとは、互いに信頼し合い、連携している。企業のリクルータであるユーザUgは、SNS_Eに正会員として登録され、かつ、SNS_Fにゲスト会員として登録されている。ただし、ユーザUgは、SNS_EおよびSNS_Fのいずれのユーザ(つまり、学生)のプロフィールも、各大学の管理者の許可を得なければ閲覧することができない。
ユーザUgがインターンへの参加者を募集するために、「インターン希望」という検索条件での検索をSNS_EのSNSシステム2(2E)に要求すると(#401)、SNSシステム2Eは、インターンを希望する旨の情報が含まれるプロフィール情報DT3を自らのプロフィールデータベース2K3(図5参照)の中から検索する(#402)。これにより、希望者が選出される。そして、ここでは、希望者の人数を回答する(#403)。プロフィール情報DT3の内容は開示しない。
ステップ#402、#403と前後してまたは並行して、SNSシステム2Eは、SNS_FのSNSシステム2(2F)に、ユーザUgが指定した検索条件を送信する(#404)。
すると、SNSシステム2Fも、SNSシステム2Eと同様に、自らのプロフィールデータベース2K3(図5参照)の中から、インターンの希望者のプロフィール情報DT3を検索する(#405)。そして、人数を、SNSシステム2Eを介してユーザUgに回答する(#406、#407)。
ユーザUgは、E大学の学生をインターンの候補とするために、E大学の学生のプロフィールの閲覧を所望する場合は、E大学の管理者に対して、閲覧の許可を求める(#408)。E大学の管理者は、希望者のプロフィール情報DT3ごとに、開示を許可するか否かを決める(#409)。SNSシステム2Eは、開示を許可されたプロフィール情報DT3だけをユーザUgに送信する(#410)。
同様に、ユーザUgは、F大学の学生のプロフィールの閲覧を所望する場合は、F大学の管理者に対して、閲覧の許可を求める(#411)。SNSシステム2Fは、F大学の管理者によって開示を許可されたプロフィール情報DT3だけをユーザUgに送信する(#412、#413、#414)。
その他、SNS連携システム1、SNSシステム2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データベースの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
上に述べた実施例には、以下に述べるような付記も開示されている。
(付記1)
ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供する第一のサービス提供システムと、ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムと、を有し、
前記第一のサービス提供システムと前記第二のサービス提供システムとはネットワークを介して接続可能であり、
前記第一のサービス提供システムには、
検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける検索条件受付手段と、
前記第二のサービス提供システムに対して、前記検索条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる、会員問合せ手段と、
が設けられ、
前記第二のサービス提供システムには、
前記第一のサービス提供システムから受信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を検索する会員検索手段と、
前記会員検索手段によって検索された前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第一のサービス提供システムに送信する会員情報送信手段と、
が設けられ、
前記第一のサービス提供システムには、さらに、
前記第二のサービス提供システムから受信した前記第二の会員情報に基づいて、前記検索条件に該当する前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する、検索結果回答手段と、
が設けられている、
ことを特徴とするサービス提供システムの連携システム。
(付記2)
前記第一のサービス提供システムには、
前記ユーザによって指定された前記第二の会員のプロフィールの情報を前記第二のサービス提供システムに対して要求するプロフィール情報要求手段と、
前記第二のサービス提供システムから受信した前記プロフィールの情報を前記ユーザに対して回答するプロフィール回答手段と、が設けられ、
前記第二のサービス提供システムには、
前記第一のサービス提供システムから要求された前記第二の会員の前記プロフィールの情報を、当該第二のサービス提供システムのサービスの管理者が許可した場合に当該第一のサービス提供システムに送信する、プロフィール情報送信手段と、が設けられている、
付記1記載のサービス提供システムの連携システム。
(付記3)
前記プロフィール情報要求手段は、前記ユーザが前記第二の会員の指定を所定の期間内に所定の回数以上行った場合は、前記プロフィールの情報を要求しない、
付記2記載のサービス提供システムの連携システム。
(付記4)
ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するサービス提供システムであって、
検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける検索条件受付手段と、
ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムに対して、前記検索条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる、会員問合せ手段と、
前記会員問合せ手段によって送信された前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のサービス提供システムから受信する会員情報受信手段と、
前記会員情報受信手段によって受信された前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する、検索結果回答手段と、
を有することを特徴とするサービス提供システム。
(付記5)
前記検索条件に該当する前記第一の会員を検索する会員検索手段、を有し、
前記検索結果回答手段は、前記第二の会員とともに、前記会員検索手段によって検索された前記第一の会員を、回答する、
付記4記載のサービス提供システム。
(付記6)
前記第一の会員ごとに、当該サービス提供システムおよび前記第二のサービス提供システムにおいて共通に用いられる識別情報を記憶する、会員識別情報記憶手段、を有し、
前記会員情報受信手段は、前記第二の会員情報として、前記第二の会員とともに当該第二の会員の前記識別情報を示す情報を受信し、
前記検索結果回答手段は、前記第二の会員情報に示されるいずれかの前記第二の会員の前記識別情報と前記会員検索手段によって検索されたいずれかの前記第一の会員前記識別情報とが重複する場合は、当該第二の会員および当該第一の会員を、同一人であることを示して回答する、
付記5記載のサービス提供システム。
(付記7)
前記第一の会員ごとに、複数の項目についての当該第一の会員の情報を記憶する、会員情報記憶手段、を有し、
前記検索条件受付手段は、前記項目ごとの前記検索条件を受け付け、
前記会員検索手段は、前記項目のうちの所定の項目の前記検索条件に該当する前記第一の会員を検索する、
付記5または付記6記載のサービス提供システム。
(付記8)
前記検索結果回答手段は、前記第二の会員のニックネームを回答する、
付記5ないし付記7のいずれかに記載のサービス提供システム。
(付記9)
前記第一の会員には友達である他の第一の会員が設定されており、前記第二の会員には友達である他の第二の会員が設定されており、
前記検索結果回答手段は、前記ユーザが特定の連鎖数を指定した場合は、同一の前記識別情報を持つ前記第一の会員と前記第二の会員とが同一人であるとみなした上で、当該ユーザから当該特定の連鎖数以内の友達関係にある前記第一の会員および前記第二の会員を回答する、
付記5記載のサービス提供システム。
(付記10)
ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供する第一のサービス提供システムと、ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムと、の制御方法であって、
前記第一のサービス提供システムに、
検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける処理と、
前記第二のサービス提供システムに対して、受け付けた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる処理と、
を実行させ、
前記第二のサービス提供システムに、
前記第一のサービス提供システムから受信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を検索する処理と、
検索した前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第一のサービス提供システムに送信する処理と、
を実行させ、
さらに、前記第一のサービス提供システムに、
前記第二のサービス提供システムから受信した前記第二の会員情報に基づいて、前記検索条件に該当する前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する処理を実行させる、
ことを特徴とするサービス提供システムの制御方法。
(付記11)
ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するサービス提供システムの制御方法であって、
当該サービス提供システムに、
検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける処理と、
ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムに対して、受け付けた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる処理と、
送信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のサービス提供システムから受信する処理と、
受信した前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する処理と、
を実行させる、
ことを特徴とするサービス提供システムの制御方法。
(付記12)
ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータに、
検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける処理と、
ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のコンピュータに対して、受け付けた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる処理と、
送信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のコンピュータから受信する処理と、
受信した前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する処理と、を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
SNS連携システムの全体的な構成の例を示す図である。 SNSシステムの機能的構成の例を示す図である。 連携先SNSデータベースの例を示す図である。 会員情報データベースの例を示す図である。 プロフィールデータベースの例を示す図である。 ゲストSNSへの会員登録の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 検索サービス処理部の構成の例を示す図である。 検索結果提供処理部の構成の例を示す図である。 検索処理の流れの例を説明するフローチャートである。 検索条件の指定用の画面の例を示す図である。 検索条件データの例を示す図である。 重み付けの方法を説明するための図である。 検索結果データの例を示す図である。 集約処理の流れの例を説明するフローチャートである。 検索結果データの集約の例を示す図である。 検索集約結果データの変形例を示す図である。 コミュニティへの招待の依頼に関する処理の流れの例を説明するフローチャートである。 招待要求データの例を示す図である。 依頼受領通知データの例を示す図である。 プロフィールの閲覧に関する処理の流れの例を説明するフローチャートである。 SNS_AおよびSNS_Bそれぞれのメンバ構成の例を示す図である。 数珠つなぎ検索の例を説明するための図である。 検索結果の画面の例を示す図である。 スカウト検索の例を説明するための図である。
符号の説明
1 SNS連携システム(サービス提供システムの連携システム)
2 SNSシステム(サービス提供システム)
2A SNSシステム(第一のサービス提供システム)
2B SNSシステム(第二のサービス提供システム)
271 検索要求処理部(会員問合せ手段)
2K3 プロフィールデータベース(会員識別情報記憶手段)
510 検索条件受付部(検索条件受付手段)
514 検索結果受信部(会員情報受信手段)
515 会員検索部(会員検索手段)
519 検索結果画面送信部(検索結果回答手段)
813 会員検索部(会員検索手段)
815 検索結果回答部(会員情報送信手段)
AC2 検索結果データ
AF 結果表示用データ
RQ2 検索条件データ

Claims (10)

  1. ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供する第一のサービス提供システムと、ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムと、を有し、
    前記第一のサービス提供システムと前記第二のサービス提供システムとはネットワークを介して接続可能であり、
    前記第一のサービス提供システムには、
    検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける検索条件受付手段と、
    前記第二のサービス提供システムに対して、前記検索条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる、会員問合せ手段と、
    が設けられ、
    前記第二のサービス提供システムには、
    前記第一のサービス提供システムから受信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を検索する会員検索手段と、
    前記会員検索手段によって検索された前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第一のサービス提供システムに送信する会員情報送信手段と、
    が設けられ、
    前記第一のサービス提供システムには、さらに、
    前記第二のサービス提供システムから受信した前記第二の会員情報に基づいて、前記検索条件に該当する前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する、検索結果回答手段と、
    が設けられている、
    ことを特徴とするサービス提供システムの連携システム。
  2. ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するサービス提供システムであって、
    検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける検索条件受付手段と、
    ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムに対して、前記検索条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる、会員問合せ手段と、
    前記会員問合せ手段によって送信された前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のサービス提供システムから受信する会員情報受信手段と、
    前記会員情報受信手段によって受信された前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する、検索結果回答手段と、
    を有することを特徴とするサービス提供システム。
  3. 前記検索条件に該当する前記第一の会員を検索する会員検索手段、を有し、
    前記検索結果回答手段は、前記第二の会員とともに、前記会員検索手段によって検索された前記第一の会員を、回答する、
    請求項2記載のサービス提供システム。
  4. 前記第一の会員ごとに、当該サービス提供システムおよび前記第二のサービス提供システムにおいて共通に用いられる識別情報を記憶する、会員識別情報記憶手段、を有し、
    前記会員情報受信手段は、前記第二の会員情報として、前記第二の会員とともに当該第二の会員の前記識別情報を示す情報を受信し、
    前記検索結果回答手段は、前記第二の会員情報に示されるいずれかの前記第二の会員の前記識別情報と前記会員検索手段によって検索されたいずれかの前記第一の会員前記識別情報とが重複する場合は、当該第二の会員および当該第一の会員を、同一人であることを示して回答する、
    請求項3記載のサービス提供システム。
  5. 前記第一の会員ごとに、複数の項目についての当該第一の会員の情報を記憶する、会員情報記憶手段、を有し、
    前記検索条件受付手段は、前記項目ごとの前記検索条件を受け付け、
    前記会員検索手段は、前記項目のうちの所定の項目の前記検索条件に該当する前記第一の会員を検索する、
    請求項3または請求項4記載のサービス提供システム。
  6. 前記検索結果回答手段は、前記第二の会員のニックネームを回答する、
    請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のサービス提供システム。
  7. 前記第一の会員には友達である他の第一の会員が設定されており、前記第二の会員には友達である他の第二の会員が設定されており、
    前記検索結果回答手段は、前記ユーザが特定の連鎖数を指定した場合は、同一の前記識別情報を持つ前記第一の会員と前記第二の会員とが同一人であるとみなした上で、当該ユーザから当該特定の連鎖数以内の友達関係にある前記第一の会員および前記第二の会員を回答する、
    請求項3記載のサービス提供システム。
  8. ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供する第一のサービス提供システムと、ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムと、の制御方法であって、
    前記第一のサービス提供システムに、
    検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける処理と、
    前記第二のサービス提供システムに対して、受け付けた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる処理と、
    を実行させ、
    前記第二のサービス提供システムに、
    前記第一のサービス提供システムから受信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を検索する処理と、
    検索した前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第一のサービス提供システムに送信する処理と、
    を実行させ、
    さらに、前記第一のサービス提供システムに、
    前記第二のサービス提供システムから受信した前記第二の会員情報に基づいて、前記検索条件に該当する前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する処理を実行させる、
    ことを特徴とするサービス提供システムの制御方法。
  9. ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するサービス提供システムの制御方法であって、
    当該サービス提供システムに、
    検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける処理と、
    ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のサービス提供システムに対して、受け付けた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる処理と、
    送信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のサービス提供システムから受信する処理と、
    受信した前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするサービス提供システムの制御方法。
  10. ネットワークを介して第一の会員に対してサービスを提供するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータに、
    検索条件を前記第一の会員の1人であるユーザから受け付ける処理と、
    ネットワークを介して第二の会員に対してサービスを提供する第二のコンピュータに対して、受け付けた前記検索条件を送信することによって、当該検索条件に該当する前記第二の会員を問い合せる処理と、
    送信した前記検索条件に該当する前記第二の会員を示す第二の会員情報を前記第二のコンピュータから受信する処理と、
    受信した前記第二の会員情報に示される前記第二の会員を前記ユーザに対して回答する処理と、を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2007325247A 2007-12-17 2007-12-17 サービス提供システムの連携システム、サービス提供システムおよびその制御方法、ならびにコンピュータプログラム Active JP4968041B2 (ja)

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