JP4967689B2 - 露光方法、露光装置、及び半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法 - Google Patents

露光方法、露光装置、及び半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法 Download PDF

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本発明は、露光方法、露光装置、及び半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力という特徴を有するため、様々な表示装置、例えば、ノート型パソコン、携帯情報端末、デスクトップモニタ、デジタルカメラ等に広範に使用されている。なかでも、携帯電話やデジタルカメラ等のモバイル機器に使用されるディスプレイは、ほとんどが液晶表示装置である。
液晶表示装置は自発光型の表示装置ではないので、その表示には他の光源を必要とする。たとえば後方にバックライトを設け、このバックライトにより表示を行う透過型液晶表示装置と呼ばれる液晶表示装置がある。この透過型液晶表示装置は、屋内のような暗い環境下で用いられる。また、後方に反射層を設け、周囲からの外光によって表示を行う反射型液晶表示装置と呼ばれる液晶表示装置がある。この反射型液晶表示装置は、屋外のような明るい環境下で用いられる。
一方、暗い環境下ではバックライトを利用した透過型表示を行い、明るい環境下では外光を利用した反射型表示を行う半透過型液晶表示装置と呼ばれる液晶表示装置も知られている。この半透過型液晶表示装置は、様々な環境下で使用されるモバイル機器に搭載される。
半透過型液晶表示装置に使用されるカラーフィルタには、大きく分けて次の3種類がある。
1.透過型と同様のカラーフィルタ
2.反射表示部の明度を向上させるために画素の一部に着色層のない空所を設けたカラーフィルタ
3.それぞれの色特性を最適化するために、透過表示部と反射表示部を別個に設けたカラーフィルタ
以上のカラーフィルタのうち、パネルの色特性の点では、3番目のカラーフィルタが最も良いが、露光に用いるフォトマスクの数が6個必要であり、またRGBの各着色画素の形成工程の数が2倍必要となる。このカラーフィルタを製造するための露光の手順を図7に示す。
即ち、図7(a)では反射赤色表示部71aの露光を行い、図7(b)では反射緑色表示部72aの露光を行い、図7(c)では反射青色表示部73aの露光を行い、図7(d)では反射赤色表示部71aを含む領域に透過赤色表示部71bの露光を行い、図7(e)では反射緑色表示部72aを含む領域に透過緑色表示部72bの露光を行い、図7(f)では反射青色表示部73aを含む領域に透過青色表示部73bの露光を行っている。このように、6つのフォトマスクを用いて、6回の露光を行う必要がある。
そのため、フォトマスクの数や各着色画素の形成工程の数を増加させることなく、透過表示部と反射表示部を形成することの可能な露光方法が望まれる。そのための方法として、透過部と反射部とで積算露光量を変えることのできるようなデザインのフォトマスクを用い、露光後に現像された感光性着色材料層の残膜量に差を設けて、透過表示部と反射表示部を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法は、図8(a)に示すような、光透過率の高い高透過率部(例えば、開口部)81と、その周囲に光透過率の低い低透過率部82を有するフォトマスクを用いるものである。なお、図8(a)において、参照符号83は遮光部分を示す。この方法により製造されたカラーフィルタを図8(b)の平面図、図8(c)の断面図に示す。
図8(a)に示すフォトマスクを用いて感光性着色材料層を露光すると、高透過率部81を通して露光された感光性着色材料層の部分は露光量が多く、低透過率部82を通して露光された感光性着色材料層の部分は露光量が少なく、その結果、現像により図8(b)、(c)に示すように、膜厚の厚い透過部84と膜厚の薄い反射部85とを有するカラーフィルタが形成される。
しかし、このようなフォトマスクを得るためには、フォトマスクに透過率低減処理を施す必要があり、フォトマスクの製造コストが極めて高額となってしまう。ガラス基板の大型化に伴い、一括露光に使用するフォトマスクも大型化し、フォトマスクの費用がカラーフィルタの製造コストに占める割合も大きくなっている。
また、フォトマスクの製作過程において、透過率低減処理のバラツキにより透過率が一定ではなくなり、感光性着色材料層に照射する露光照度にバラツキが生じ、現像後の膜厚差も不均一となる場合が生ずる。
特開2006−39507号公報
本発明は、以上のような事情の下になされ、膜厚の異なる透過部と反射部を含む着色画素を形成するための露光を、フォトマスクに透過率低減処理を施すことなく、低コストで行うことを可能とする露光方法、露光装置、及び半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、1画素内に光透過部とこの透過部に隣接し、この透過部よりも膜厚の薄い光反射部とを有する着色画素を基板上に形成するための露光を行う露光方法において、前記露光は、光透過部用開口パターンと、この光透過部用開口パターンよりも大きい光反射部用開口パターンのパターン対を所定の間隔をあけて複数対配列し、光透過部用開口パターン列と光反射部用開口パターン列とを有するフォトマスクを用いて、光源からの光を、最初に前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンのいずれか一方を通して前記基板上に形成された感光性着色樹脂層の前記光透過部形成領域又は光反射部形成領域のいずれか一方に照射し、次いで前記基板を前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に対応する位置に移動させて、前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に、前記光反射部用開口パターンが前記光透過部用開口パターンの全体を含むように重ねて照射し、前記光透過部形成領域の露光エネルギー量を前記光反射部形成領域の露光エネルギー量よりも多くすることを特徴とする露光方法を提供する。
本発明の第2の態様は、表面に感光性材料層を有する基板を移動する手段、光源、光透過部用開口パターンと、この光透過部用開口パターンよりも大きい光反射部用開口パターンのパターン対を所定の間隔をあけて複数対配列し、光透過部用開口パターン列と光反射部用開口パターン列とを有するフォトマスク、及び前記光源からの光を前記フォトマスクを通して前記感光性材料層に露光する手段を具備する、1画素内に光透過部とこの透過部に隣接し、この透過部よりも膜厚の薄い光反射部とを有する着色画素を基板上に形成するための露光を行う露光装置において、最初に前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンのいずれか一方を通して前記感光性着色樹脂層の光透過部形成領域又は光反射部形成領域のいずれか一方に照射し、次いで前記基板を前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に対応する位置に移動させて、前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に、前記光反射部用開口パターンが前記光透過部用開口パターンの全体を含むように重ねて照射し、前記光透過部形成領域の露光エネルギー量を光反射部形成領域の露光エネルギー量よりも多くすることを特徴とする露光装置を提供する。
本発明の第3の態様は、移動する基板上に形成された感光性材料層を、請求項1〜5のいずれかに記載の露光方法により露光し、現像することにより、1画素内に光透過部とこの透過部よりも膜厚の薄い光反射部とを有する着色画素を基板上に形成する工程を具備することを特徴とする半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法を提供する。
以上の露光方法、露光装置、及び半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法において、前記露光をパルスショット方式により行うことができる。この場合、前記フォトマスクは、前記基板の移動方向に分離して配列された透過部用開口パターン及び光反射部用開口パターンを有するものとすることができる。
また、前記露光をスキャニング方式により行うことができる。この場合、前記フォトマスクは、前記基板の移動方向に連結して1つの開口パターンを構成する透過部用開口パターン及び光反射部用開口パターンを有するものとすることができる。
本発明によると、光透過部用開口パターンと、この光透過部用開口パターンよりも大きい光反射部用開口パターンとを有するフォトマスクを用いて、基板の移動により、光透過部用開口パターンを通す露光と、光反射部用開口パターンを通す露光とを、基板上に形成された感光性着色樹脂層に部分的に重ねて行うことにより、感光性着色樹脂層の光透過部形成領域の露光エネルギー量を光反射部形成領域の露光エネルギー量よりも多くすることができる。従って、その後の現像により、基板上に、露光エネルギー量が多いために厚く形成された光透過部と、露光エネルギー量が少ないために薄く形成された光反射部とを有する着色画素を形成することができる。
このように、本発明によると、膜厚の異なる透過部と反射部を含む着色画素を形成するための露光を、フォトマスクに透過率低減処理を施すことなく、低コストで行うことができ、かつパターンの均一性に優れた反射部の形成を可能とする露光方法、露光装置、及び半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の一実施形態に係る露光方法は、図1に示すような半透過型液晶表示装置用カラーフィルタを製造するための露光を行うものである。図1に示す半透過型液晶表示装置用カラーフィルタは、基板11上に光透過部12と、この光透過部12よりも膜厚の薄い光反射部13とからなる着色画素を形成することにより構成される。
このような露光は、図2に示すように、光透過部用開口パターン22と、この光透過部用開口パターン22よりも大きい光反射部用開口パターン23とを有するフォトマスク21を用いて行うことができる。即ち、基板のY方向への移動により、光透過部用開口パターン22を通す露光と、光反射部用開口パターン23を通す露光とを、基板11上に形成された感光性着色樹脂層に部分的に重ねて行うことにより、光透過部形成領域の露光エネルギー量を光反射部形成領域の露光エネルギー量よりも多くすることができる。
その結果、現像により、図1に示すように、基板11上に、露光エネルギー量が多いために厚く形成された光透過部12と、露光エネルギー量が少ないために薄く形成された光反射部13とを有する着色画素を形成することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係る露光方法に用いる、大型原版レーザスキャン露光装置を示す斜視図である。図3において、表面に感光性材料層(図示せず)が形成された基板31の被露光領域の上方に、複数(図では4個)の露光ヘッド32が、一定の方向(図1の場合、X方向)に沿って並置されている。これらの露光ヘッド32の列の下を基板31が当該ヘッド列の並列方向と交差する方向、(図3の場合、X方向に直行するY方向)に往復駆動し、光源(図示せず)からの光33が個々の露光ヘッド32に分岐され、個々の露光ヘッド32から固定されたフォトマスク34を通して基板31上の被露光領域へ照射され、露光が行われる。
図3に示すような露光装置を用いて行う露光には、レーザ等の光を用いたパルスショット方式、及び従来のプロキシミティー露光方式と類似した光源を用いたスキャニング方式とがあり、本発明では、いずれの方式をも使用可能である。
パルスショット方式は、レーザに代表されるパルス出力(パルス幅数十nsec〜数nsec)を用いて、ガラス基板の移動と同期してレーザパルスを照射するものであり、ストライプパターン及びドットパターンの着色画素を形成することができる。
これに対し、スキャニング方式では、ストライプ状の開口を有するフォトマスクを用い、シャッターを開閉することで露光照射を行うため、ストライプパターンのみの着色画素が形成可能である。このスキャニング方式の露光について、図4を参照して説明する。
スキャニング方式では、図4に示すように、フォトマスク34の上方にシャッター35が配置されていて、図4(a)に示す位置ではシャッター35が光33を遮蔽しているが、図4(b)に示す位置に基板が移動する際に、基板31の移動速度と等速でシャッター35が移動してフォトマスク34のストライプ状の開口部と一致し(図4(b))、基板31表面への光33の照射を可能とする。基板31が移動して露光が終了する位置(図4(c))に来ると、同様にシャッター35が移動してフォトマスク34の開口部を遮蔽する。
本実施形態では、図3に示す大型原版レーザスキャン露光装置に、図5(a)及び図6(a)に示すようなフォトマスクを用いるものである。パルスショット方式の露光には、図5(a)に示すフォトマスクを用い、スキャニング方式には、図6(a)に示すフォトマスクを用いる。図5(b)は、図5(a)に示すフォトマスクを用いてパターニングされる着色画素の形状を、図6(b)は、図6(a)に示すフォトマスクを用いてパターニングされる着色画素の形状をそれぞれ示す。
図5(a)に示すフォトマスク51は、光反射部用開口パターン53と、それよりサイズの小さい光透過部用開口パターン52とを有する。このフォトマスク51を用い、最初に光透過部用開口パターン52を通して、図5(b)に示す感光性着色樹脂層の光透過部形成領域54に露光し、次いで基板をY方向に移動し、それに同期して、光反射部用開口パターン53を通して感光性着色樹脂層の光反射部形成領域55に露光する。その結果、光透過部形成領域54は2回露光されることにより、その周辺の光反射部形成領域55よりも累積露光量が多くなる。その後、現像処理すると、図1に示すように、膜厚の厚い光透過部12と膜厚の薄い光反射部13とを含む着色画素パターンを得ることができる。
図6(a)に示すフォトマスク61は、光反射部用開口パターン63と、それに連続した、幅の狭い光透過部用開口パターン62とを有する。このフォトマスク61を用い、最初に基板及びシャッターを移動させつつ、光透過部用開口パターン62を通して感光性着色樹脂層の光透過部形成領域64に露光し、次いで光反射部用開口パターン63を通して感光性着色樹脂層の光反射部形成領域65に露光する。その結果、光透過部形成領域64は2回露光されることにより、その両側の光反射部形成領域65よりも累積露光量が多くなる。その後、現像処理すると、図1に示すように、膜厚の厚い光透過部12と膜厚の薄い光反射部13とを含む着色画素パターンを得ることができる。
以上のように、本発明の一実施形態に係る露光方法によると、特異的なデザインのフォトマスクを用いることにより、使用するフォトマスクの数を増加させることがなく、また、フォトマスクに透過率低減処理を施すこともないため、フォトマスク費用を低減することができる。また、透過率低減処理に伴う透過率のバラツキがないため、反射部のパターンの均一性を向上させることが可能である。
本発明の一実施形態に係る露光方法により製造された半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの一例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る露光方法に用いるフォトマスクの一部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る露光方法に用いる、大型原版レーザスキャン露光装置を示す斜視図である。 スキャニング方式の露光を説明するための図である。 パルスショット方式の露光に用いる、及びそれにより得た着色画素の形状を示す図である。 スキャニング方式の露光に用いる、及びそれにより得た着色画素の形状を示す図である。 6個のフォトマスクを用いる従来の半透過型液晶表示装置用カラーフィルタを製造するための露光の手順を示す図である。 透過率低減処理を施した従来の半透過型液晶表示装置用カラーフィルタを製造するための露光に用いるフォトマスク、及びそれにより得た着色画素の形状を示す図である。
符号の説明
11,31…基板、12…光透過部、13…光反射部、21,34,51…フォトマスク、22,52,62…光透過部用開口パターン、23,53,63…光反射部用開口パターン、32…露光ヘッド、33…光、35…シャッター、64…光透過部形成領域、65…光反射部形成領域。

Claims (7)

  1. 1画素内に光透過部とこの透過部に隣接し、この透過部よりも膜厚の薄い光反射部とを有する着色画素を基板上に形成するための露光を行う露光方法において、前記露光は、光透過部用開口パターンと、この光透過部用開口パターンよりも大きい光反射部用開口パターンのパターン対を所定の間隔をあけて複数対配列し、光透過部用開口パターン列と光反射部用開口パターン列とを有するフォトマスクを用いて、光源からの光を、最初に前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンのいずれか一方を通して前記基板上に形成された感光性着色樹脂層の前記光透過部形成領域又は光反射部形成領域のいずれか一方に照射し、次いで前記基板を前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に対応する位置に移動させて、前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に、前記光反射部用開口パターンが前記光透過部用開口パターンの全体を含むように重ねて照射し、前記光透過部形成領域の露光エネルギー量を前記光反射部形成領域の露光エネルギー量よりも多くすることを特徴とする露光方法。
  2. 前記露光をパルスショット方式により行うことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 前記フォトマスクは、前記基板の移動方向に分離して配列された透過部用開口パターン及び光反射部用開口パターンを有することを特徴とする請求項2に記載の露光方法。
  4. 前記露光をスキャニング方式により行うことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  5. 前記フォトマスクは、前記基板の移動方向に連結して1つの開口パターンを構成する透過部用開口パターン及び光反射部用開口パターンのパターン列を有することを特徴とする請求項4に記載の露光方法。
  6. 表面に感光性材料層を有する基板を移動する手段、光源、光透過部用開口パターンと、この光透過部用開口パターンよりも大きい光反射部用開口パターンのパターン対を所定の間隔をあけて複数対配列し、光透過部用開口パターン列と光反射部用開口パターン列とを有するフォトマスク、及び前記光源からの光を前記フォトマスクを通して前記感光性材料層に露光する手段を具備する、1画素内に光透過部とこの透過部に隣接し、この透過部よりも膜厚の薄い光反射部とを有する着色画素を基板上に形成するための露光を行う露光装置において、最初に前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンのいずれか一方を通して前記感光性着色樹脂層の光透過部形成領域又は光反射部形成領域のいずれか一方に照射し、次いで前記基板を前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に対応する位置に移動させて、前記光透過部用開口パターン又は光反射部用開口パターンの他方に、前記光反射部用開口パターンが前記光透過部用開口パターンの全体を含むように重ねて照射し、前記光透過部形成領域の露光エネルギー量を光反射部形成領域の露光エネルギー量よりも多くすることを特徴とする露光装置。
  7. 移動する基板上に形成された感光性材料層を、請求項1〜5のいずれかに記載の露光方法により露光し、現像することにより、1画素内に光透過部とこの透過部よりも膜厚の薄い光反射部とを有する着色画素を基板上に形成する工程を具備することを特徴とする半透過型液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法。
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