JP4329440B2 - マスク、カラーフィルタ基板、カラーフィルタ基板の製造方法、電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器 - Google Patents

マスク、カラーフィルタ基板、カラーフィルタ基板の製造方法、電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、露光装置等に用いられるマスク、そのマスクを用いて製造されるカラーフィルタ基板、そのカラーフィルタ基板の製造方法、カラーフィルタ基板を用いて構成される電気光学装置、その電気光学装置の製造方法、及びカラーフィルタ基板を用いて構成される電子機器に関する。
携帯情報端末機、携帯電話機等といった電子機器において液晶装置、エレクトロルミネッセンス装置等といった電気光学装置が広く使用されている。例えば、電子機器に関する各種情報を映像として表示するために電気光学装置が使用されている。電気光学装置においては、液晶、有機EL等といった電気光学物質の層の片側に光反射層を設け、太陽光、室内光等といった外部光をその光反射層によって反射させて、その反射光を用いて表示を行うことがある。このような表示形態は、反射型表示を呼ばれることがある。また、反射光の進行経路上にカラーフィルタ基板を設けることにより、カラー表示を行うことも従来から行われている。
上記の反射型表示を行う電気光学装置において、従来、例えば図14に示すように、光反射層200の表面に複数の凹部201又は複数の凸部201を形成し、この光反射層200で反射する光を適度に散乱させることにより、表示品質を向上させたものがある。この場合、複数の凹部201又は複数の凸部201の平面パターンは、カラーフィルタ基板202内のカラーフィルタ203を構成する着色要素204の色の組み合わせ単位ごとに決められている。
例えば、カラーフィルタがR(赤)、G(緑)、B(青)やC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)等といった3色の着色要素204によって構成され、各着色要素によって構成される表示用ドットDの3つの集まりによって1つの画素Eが構成される場合には、それら3つの表示用ドットDに相当する面積が凹部又は凸部の平面パターンの単位面積A0として設定され、その単位面積A0の平面パターンを平面的につなぎ合わせることによって光反射層200上の全体の凹凸パターンが決定されている。
また、単位面積A0内において、複数の凹部201又は複数の凸部201の平面パターンの形状は各着色要素204に対応する領域間で同一であった。すなわち、複数の凹部201又は複数の凸部201の平面的な径及び平面内での面積密度は、各着色要素204に対応する領域間で同一であった(例えば、特許文献1参照)。
なお、光反射層200上において、複数の凹部201又は複数の凸部201の平面内での面積密度とは、凹部又は凸部201の1つの平面的な面積を「a」とし、1つの着色要素204に対応する領域内に存在する凹部又は凸部201の数を「n」とし、1つの着色要素204に対応する領域の面積を「A」とするとき、
a×n/A
によって表わされる数値である。なお、「面積密度」は、一つの着色要素だけでなく、R、G、Bの3つの着色要素で構成される領域で定義することも可能である。
特開2003−75987(図2)
しかしながら、上記従来の電気光学装置では、光反射層200上に形成された複数の凹部201又は複数の凸部201がR,G,Bの各色着色要素204に対応する各領域間で同じ径及び同じ面積密度で形成されていた。そのため、光反射層200で反射して各色着色要素204を透過した散乱光の強度が、R,G,Bの各色色剤の屈折率の違いに起因して、見る角度に応じて散乱特性が着色要素204ごとに変化する。すなわち、散乱光強度の角度依存性が色によって変わってしまう。これにより、観察者が電気光学装置の表示部を見る場合に、視角を変化させると表示の色が変化するという現象、例えば、玉虫状の色彩変化、あるいは色味の段階的変化が発生するという問題があった。
本発明は、このような問題点を解消するために成されたものであって、光反射層の表面に複数の凹部又は凸部を形成して反射光を散乱させた上でカラー表示を行う場合に、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係るマスクは、R,G,Bの3種類からなる着色要素を含む着色層に対向して設けられる光反射層の表面に複数の凸部又は複数の凹部を形成するための複数の開口を有するマスクにおいて、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の開口の径は同じ又は略同じであり、B着色要素に対応する領域の開口の径はR着色要素及びG着色要素に対応する領域の開口の径よりも大きいことを特徴とする。
一般に、カラーフィルタ基板上の光散乱膜の凹凸パターンは、フォトリソグラフィ法等を用いて形成される。本発明のマスクは、そのフォトリソグラフィ法を実施するための1つの工程、例えば露光工程において用いられる。
上記の本発明に係るマスクによれば、露光光を透過させるための複数の開口の形状及び面積密度が、着色要素の色ごとに変化することになるので、このマスクを用いて凹凸パターンを形成した反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できる。そのため、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。一般に、B着色要素は、R着色要素及びG着色要素に比べて反射時の散乱角度が狭い。従って、B着色要素に対応する開口の径を大きくして対応する凹部又は凸部の面積を大きくすることにより、B着色要素に関する光の散乱角度を広くして、他色着色要素に関する散乱角度に近づけることができるからである。
なお、上記構成の本発明に係るマスクにおいては、色が異なる着色要素を透過する光の散乱特性が互いに同じ又は略同じになるように、前記開口の大きさ及び/又は前記面積密度を着色要素に対応する領域ごとに変えることが望ましい。こうすれば、当該マスクを用いて凹凸パターンを形成して成る反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるので、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。
また、本発明に係るマスクにおいては、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の開口の径は9μmであり、B着色要素に対応する領域の開口の径は10μmであり、さらに、開口の面積密度はR着色要素、G着色要素及びB着色要素に対応する各領域間で同じ又は略同じにすることが望ましい。こうすれば、このマスクを用いて反射層の表面に凹凸パターンを形成し、その反射層で反射する反射光を用いて表示を行ったとき、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。
次に、本発明に係るカラーフィルタ基板は、表面に複数の凸部又は複数の凹部が形成された光反射層と、該光反射層に重ねて設けられると共にR,G,Bの3種類の着色要素を含む着色層とを有するカラーフィルタ基板において、R着色要素及びG着色要素に対応する領域に存在する前記凸部又は前記凹部の径は同じ又は略同じであり、B着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径は、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径よりも大きいことを特徴とする。
この構成のカラーフィルタ基板によれば、光反射層上の凹凸パターンが着色要素の色ごとに変化するので、この光反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できる。そして、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。一般に、B着色要素は、R着色要素及びG着色要素に比べて狭い角度範囲で強い散乱強度を持つ。従って、B着色要素に対応する前記凸部又は前記凹部の径を大きくすることにより、B着色要素に関する光の散乱角度を広くして、他色着色要素に関する散乱角度に近づけることができるからである。
上記構成のカラーフィルタ基板においては、色が異なる着色要素を透過する光の散乱特性が互いに同じ又は略同じになるように、前記凸部又は前記凹部の平面的な大きさ及び/又は前記凸部又は前記凹部の平面的な面積密度を着色要素に対応する領域ごとに変えることが望ましい。こうすれば、光反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるので、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。
次に、本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法は、表面に複数の凸部又は複数の凹部を有する樹脂膜を形成する工程と、
前記樹脂膜上に光反射層を形成する工程と、R,G,Bの3種類の着色要素を前記光反射層上に所定の平面パターンで形成する工程とを有し、
R着色要素及びG着色要素に対応する領域に存在する前記凸部又は前記凹部の径は同じ又は略同じであり、
B着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径は、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径よりも大きいことを特徴とする。
この製造方法によって製造されたカラーフィルタ基板によれば、光反射層上の凹凸パターンが着色要素の色ごとに変化するので、この光反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できる。そして、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。一般に、B着色要素は、R着色要素及びG着色要素に比べて反射時の散乱角度が狭い。従って、B着色要素に対応する前記凸部又は前記凹部の径を大きくすることにより、B着色要素に関する光の散乱角度を広くして他色着色要素に関する散乱角度に近づけることができるからである。
上記構成のカラーフィルタ基板の製造方法においては、色が異なる着色要素を透過する光の散乱特性が互いに同じ又は略同じになるように、前記凸部又は前記凹部の平面的な大きさ及び/又は前記凸部又は前記凹部の平面的な面積密度を着色要素に対応する領域ごとに変えることが望ましい。こうすれば、この製造方法によって製造されたカラーフィルタ基板の光反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるので、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象を軽減することができる。
次に、本発明に係る電気光学装置は、以上に記載した構成のカラーフィルタ基板と、該カラーフィルタ基板上に設けられた電気光学物質層とを有することを特徴とする。この電気光学装置によれば、視角を変えても表示色に変化が生じない表示を行うことができる。電気光学物質としては液晶、有機EL、プラズマガス等を用いることができる。液晶を用いる電気光学装置は液晶装置であり、有機ELを用いる電気光学装置はEL装置であり、プラズマガスを用いる電気光学装置はPDP(Plasma Display)である。
次に、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、以上に記載した構成のカラーフィルタ基板の製造方法を実施する工程を有することを特徴とする。この製造方法によれば、視角を変えても表示色に変化が生じない表示を行うことができる電気光学装置を製造できる。
次に、本発明に係る電子機器は、以上に記載した構成の電気光学装置と、該電気光学装置の動作を制御する制御装置とを有することを特徴とする。この電子機器によれば、視角を変えても表示色に変化が生じない表示を行うことができる。このような電子機器としては、携帯電話機、携帯情報端末機、PDA(Personal Digital Assistant)等がある。
(マスクの実施形態)
以下、本発明に係るマスクを一実施形態を挙げて説明する。図1(a)及び図1(b)は、マスクの一実施形態を示している。図1(a)は平面図であり、図1(b)はA−A線に従った断面図である。ここに示すマスク1は、透光性を有するガラスや透光性を有するプラスチック等によって形成された基材2と、その基材2の上に形成された遮光膜3とを有する。遮光膜3には、複数の透光用の開口4が設けられている。このマスク1を使って露光対象物、例えばレジストを露光する場合を考えれば、露光光は図1(b)において矢印Bで示すように基材2側から照射されて開口4を通過する。なお、マスク1の全面領域の大きさL1×L2は、露光装置の構造に対応して決められるものであり、例えば、450mm×550mm程度である。
開口4を通過した光は露光対象物、例えばレジストに照射される。このレジストがポジ型であれば、その露光部分が可溶性となって現像後に穴すなわち凹部になる。一方、レジストがネガ型であれば、その露光部分が不溶性となって現像後に実在部として突状に残って凸部となる。
上記複数の開口4は、図1(a)において平面的に不規則、すなわちランダムに並べられている。図では、開口4を分かり易く示すために、実際よりも大きく且つ少ない数で描いてあるが、実際のところ、開口4は、例えば最大外径が7〜10μm程度という非常に小さいものであり、その数も図示の状態より多数であって、より高い面積密度となっている。また、図1(a)では、開口4が円形となっているが、図2に示すような6角形、あるいはその他の多角形とすることができる。なお、上記のように最大外径といったときには、円形ならばその直径を示し、多角形ならば図2における対角径D1を示すものとする。
図1(a)において、複数の開口4の配列パターンが平面的にランダムであることは既述の通りであるが、複数の開口4の配列パターンは、まず初めに単位領域A0の中に存在する複数の開口4に関してその配列がランダムに設定された後、その単位領域A0を平面的につなぎ合せてマスク1の全面領域に複数の開口4を配列するという方法によって形成される。つまり、マスク1の全面領域における開口4の配列は、単位面積A0内の開口4のランダムな配列の繰り返しによって形成される。
表示装置における光反射層の表面に凹凸パターン、すなわち凹凸模様を形成するためにマスク1を用いる場合を考えれば、この単位面積A0は、表示の最小単位である表示用ドットと関連させて設定することが望ましい。図3は、単位面積A0の設定の仕方の一例を示している。図3において、符号Dは液晶装置、EL装置等といった表示装置における表示の最小単位である表示用ドットの大きさを示している。また、符号6は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色によってカラーフィルタを構成する場合の各色の着色要素を示している。各着色要素6は、1つの表示用ドットと略同じ面積である。図3では、横方向YにR−G−Bの順に着色要素6が配列された状態を示している。一般に、カラー表示を行う場合にはR色着色層、G色着色層、B色着色層の3つの着色層によって1画素が形成される。つまり、3つの表示用ドットDによって1画素が形成される。図3では、符号Eによって1画素を示している。
マスク1において複数の開口4を形成するにあたって必要となる単位面積A0は、本実施形態では、R着色要素6及びG着色要素6のそれぞれに対応する領域に存在する開口4aに関しては、それらの穴径が同じ大きさに設定され、さらに面積密度が同じ値に設定されている。ここで、面積密度とは、1つの開口4の面積を「a」とし、1つの着色要素6に相当する面積内の開口4の数を「n」とし、1つの着色要素6に相当する面積を「A」とするとき、
a×n/A
によって表される値である。例えば、開口4は直径9μmに設定される。
一方、B着色要素6に対応する領域に存在する開口4bに関しては、その開口径はR着色要素6及びG着色要素6の開口4aよりも大きく、例えば直径10μmに設定される。さらに、B着色要素6の開口4bの面積密度は、R着色要素6及びG着色要素6の開口4aの面積密度と同じに設定されている。
マスク1の全面の開口パターンは単位面積A0を、例えば図4(a)又は図4(b)のようにつなぎ合わせることによって決められる。また、着色要素6は、例えば、図7に示すような縦ストライプ配列で並べられる。つまり、本実施形態では、R,G,Bのうち同色の着色要素6に対応する領域に存在する開口4の個々の大きさ及び各領域内での面積密度は互いに同じであり、しかし、色が異なる着色要素6に対応する領域に存在する開口4の個々の大きさ及び/又は各領域内での面積密度は、それらの領域間で互いに異なっている。
なお、複数の開口4の中心点を単位領域A0内でランダムに配置する方法は種々考えられるが、例えば、乱数を発生するコンピュータソフトを用いてコンピュータの演算によって決める方法や、ランダム関数に従ってコンピュータの演算によって決める方法や、人為的に決める方法等がある。人為的に決める方法というのは、例えば、内径5mm程度の多数、例えば2000個程度のリング部材をXY座標が描かれた平面上にばら撒くことにより、それらのリング部材をXY座標上にランダムに配置させた上で、各リング部材のXY座標を読み取ることにより、ランダムな配列のデータをXY座標によって規定するという方法である。
複数の開口4がランダムに配列されて成るマスク1を製造する方法としては、例えば、露光装置を用いた次のような方法が考えられる。まず、上記のようにして複数の開口4についてランダムな配列状態が座標情報として決められた後、その座標情報を露光装置に入力する。ここで入力するデータは単位面積A0内におけるランダムデータである。この露光装置は、入力された単位面積A0に関するデータを、例えば図4(a)又は図4(b)に示すように平面的につなぎ合わせてマスク1の全面にわたってのランダムデータを作成する。
一方、遮光性を有する感光性樹脂、例えばレジストを図1(b)の基材2上に一様な厚さで形成する。次に、上記の露光装置により、マスク1の全面にわたるランダムデータに基づいてレジストの表面を露光する。このとき、R着色要素6及びG着色要素6の開口4aの径、例えば直径は同じ大きさに形成される。そして、B着色要素6の開口4bの径はR着色要素6及びG着色要素6の開口4aよりも大きく形成される。なお、発明者等の実験によれば、開口4a及び4bの中心点を単位領域A0内でランダムに配列すれば、開口4a及び開口4bの面積密度は各着色要素6の間で同じ又は略同じになることが分かった。しかしながら、複数の開口4を単位領域A0内でランダムに並べる際に、各着色要素6に対応する領域内で開口4の面積密度が同じになるようにコンピュータソフトを構成しても良い。次に、露光後のレジストを現像することにより、ランダムに並べられた複数の開口4が基材2上に形成される。
以上のように、本実施形態では、図3において、露光光を透過させるための複数の開口4の形状を、R,G着色要素6とB着色要素6との間で変化させたので、このマスク1を用いて反射層の表面に凹凸パターンを形成し、さらにその反射層で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素6を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できた。そして、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象、例えば表示が玉虫状態で見える現象、を軽減することができた。
(変形例)
以上の実施形態では、R,G着色要素6とB着色要素6との間で開口4の大きさを変化させ、面積密度は各着色要素6間で同じにした。しかしながら、面積密度を各着色要素6間で変化させることもできる。また、上記実施形態では、R着色要素6とG着色要素6との間では開口4の大きさを同じにしたが、これらの着色要素6間でも開口4の大きさを変えることもできる。また、上記実施形態では、R,G着色要素6の開口4aの直径を9μmに設定し、B着色要素6の開口4bの直径を10μmに設定したが、必要に応じて他の寸法を選択することもできる。
(電気光学装置及びカラーフィルタ基板の実施形態)
次に、本発明に係る電気光学装置及びカラーフィルタ基板のそれぞれの一実施形態を説明する。本実施形態では、反射型表示と透過型表示の両方を実現できる、いわゆる半透過反射型の液晶装置であって、アクティブ素子としてTFD(Thin Film Diode)素子を用いるアクティブマトリクス方式の液晶装置を電気光学装置の一例として挙げるものとする。しかしながら、本発明を適用できる液晶装置はその実施形態に限定されるものでないことは、もちろんである。
図5において、液晶装置11は、液晶パネル12と、それに組みつけられる照明装置13とを有する。液晶パネル12は、第1基板14aと第2基板14bとを環状のシール材16によって貼り合わせることによって形成されている。第1基板14aと第2基板14bとの間には、図6に示すように、スペーサ24によって維持される隙間、いわゆるセルギャップ22が形成され、このセルギャップ22内に液晶が封入されて液晶層23が形成されている。
図6において、第1基板14aは、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成された第1基材21aを有する。その第1基材21aの液晶側表面には樹脂層25が形成され、その上に反射層26が形成される。また、反射層26の上には遮光層27が形成され、カラー表示の3原色であるR(赤),G(緑),B(青)の3色の着色要素6がその遮光層27の間に形成されている。これらの各色の着色要素6は、矢印C方向から見たときに所定の平面配列、例えば図7に示す縦ストライプ配置に形成されている。この縦ストライプ配置は、図の縦方向Xに同じ色の着色要素6が並べられ、横方向Yに異なる色の着色要素6が並べられる配列である。なお、必要に応じてその他公知の平面配列を選択することもできる。
このように、R,G,Bの各色着色要素6が平面内で所定のパターンに並べられることにより着色層28が構成されている。図9に示すように、個々の着色要素6は1つの表示用ドットDに対応し、R,G,Bの3つの着色要素6の集まりによって1つの画素Eが形成される。この画素Eが多数個、平面上でマトリクス状に並べられることによって表示領域が形成され、複数の画素Eを選択的に点灯することにより、その表示領域内に文字、数字、図形等といった像が表示される。
図6において、遮光層27及び着色要素6から成る着色層28の上にはオーバーコート層29が形成され、その上に帯状の透明電極31aが形成され、その上に配向膜32aが形成される。配向膜32aには配向処理、例えばラビング処理が施され、これにより、その配向膜32aの近傍の液晶分子の配向が決められる。また、第1基材21aの外側表面には、図5において偏光板33aが貼着等によって装着されている。
図6において、樹脂層25は第1層25a及びその上に積層された第2層25bを有する。これらの層は同じ材料によって形成できる。第1層25aの表面には複数の凹部34が矢印C方向から見て平面的に不規則、すなわちランダムに配置されている。このため、第1層25aの上に積層された第2層25bの表面には、これらの凹部34及びそれに隣接する凸部に対応して凹凸が形成されている。第1層25aの表面に形成される凹凸は粗い状態であり、これに第2層25bを積層することにより滑らかな凹凸が得られる。第2層25bの表面、すなわち樹脂層25の表面に凹凸を設けたことにより、その樹脂層25に積層された反射層26の表面にも凹凸が形成される。この凹凸の存在により、反射層26に入射した光は散乱光となって反射する。また、第1層のみで凹凸の形成を完了することも可能である。
1本の帯状の透明電極31aは、図6の紙面垂直方向へ延びており、隣り合う電極31aの間には遮光層27の幅にほぼ一致する間隔が設けられている。これにより、複数の電極31aは、矢印C方向から見てストライプ状に形成されている。
図6において、第1基板14aに対向する第2基板14bは、透光性のガラス、透光性のプラスチック等によって形成された第2基材21bを有する。その第2基材21bの液晶側表面には、線状のライン配線36、アクティブ素子としてのTFD素子37及び透明なドット電極31bが形成される。さらに、それらの要素の上に配向膜32bが形成され、その配向膜32bに配向処理、例えばラビング処理が施され、これにより、その配向膜32bの近傍の液晶分子の配向が決められる。第1基板14a側の配向膜32aのラビング方向と第2基板14b側の配向膜32bのラビング方向は、液晶の特性に応じて適宜の角度で交差するようになっている。また、第2基材21bの外側表面には、図5において偏光板33bが貼着等によって装着されている。
図6のドット電極31bは、図5(a)に示すように、正方形又は長方形に近いドット形状に形成されており、TFD素子37を介してライン配線36に接続されている。なお、図5(a)では、第2基板14b側に形成されるドット電極31b等を実線で示し、第1基板14a側に形成される帯状電極31aを鎖線で示している。また、図6は、図5(a)のE−E線に従った断面図に相当する。
図5(a)に示すように、第1基板14a側の帯状電極31aは、第2基板14b側のライン配線36と直角の方向に延在し、且つそれと直角な方向に互いに間隔をおいて平行に、すなわち全体としてストライプ状に形成されている。また、個々の帯状電極31aは、ライン配線36と直角の方向に列状に並ぶ複数のドット電極31bに対向するように形成される。そして、ドット電極31bと帯状電極31aとが重なる領域が、表示の最小単位である表示用ドットDを構成する。
図6において、反射層26には、個々の表示用ドットDに対応して光通過用の開口38が設けられている。これらの開口38は、反射層26に光を透過させる機能を持たせるための構成であるが、この開口38を設ける代わりに反射層26の厚さを薄くして、光を反射する機能と光を透過させる機能の両方を持たせるようにすることもできる。
また、個々の着色要素6は表示用ドットDに対応して設けられている。着色要素6を用いない白黒表示の場合は1つの表示用ドットDによって1つの画素が形成されるが、本実施形態のように3色の着色要素6を用いてカラー表示を行う構造の場合には、R,G,Bの3色の着色要素6の集まりによって1つの画素が形成される。
TFD素子37は、図8に示すように、第1TFD要素37aと第2TFD要素37bとを直列に接続することによって形成されている。このTFD素子37は、例えば、次のようにして形成される。すなわち、まず、Ta(タンタル)によってライン配線36の第1層36a及びTFD素子37の第1金属41を形成する。次に、陽極酸化処理によってライン配線36の第2層36b及びTFD素子37の絶縁膜42を形成する。次に、例えばCr(クロム)によってライン配線36の第3層36c及びTFD素子37の第2金属43を形成する。
第1TFD要素37aの第2金属43はライン配線36の第3層36cから延びている。また、第2TFD要素37bの第2金属43の先端に重なるように、ドット電極31bが形成される。ライン配線36からドット電極31bへ向けて電気信号が流れることを考えれば、その電流方向に沿って、第1TFD要素37aでは第2電極43→絶縁膜42→第1金属41の順に電気信号が流れ、一方、第2TFD要素37bでは第1金属41→絶縁膜42→第2金属43の順に電気信号が流れる。
つまり、第1TFD要素37aと第2TFD要素37bとの間では電気的に逆向きの一対のTFD要素が互いに直列に接続されている。このような構造は、一般に、バック・ツー・バック(Back-to-Back)構造と呼ばれており、この構造のTFD素子は、TFD素子を1個のTFD要素だけによって構成する場合に比べて、安定した特性を得られることが知られている。
図5において、第2基板14bは第1基板14aの外側に張り出す張出し部17を有し、その張出し部17の第1基板14a側の表面には配線9及び端子8が形成されている。これらの配線9及び端子8が集まる領域に1つの駆動用IC7a及び2つの駆動用IC7bが図示しないACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)によって実装されている。
配線9及び端子8は第2基板14b上にライン配線36やドット電極31bを形成するときに同時に形成される。なお、ライン配線36は張出し部17の上にそのまま延び出て配線9となって、駆動用IC7aに接続されている。また、第1基板14aと第2基板14bとを接着するシール材16の内部には球形又は円筒形の導通材(図示せず)が混入されている。第1基板14a上に形成された帯状電極31aは第1基板14aの上でシール材16の所まで引き回された後、シール材16中の導通材を介して第2基板14b上の配線9に接続されている。これにより、第1基板14a上の帯状電極31aは第2基板14b上の駆動用IC7bに接続されている。
図5において、液晶パネル12を構成する第1基板14aの外側表面に対向して配設された照明装置13は、例えば、透明なプラスチックによって形成された方形状で板状の導光体51と、点状光源としてのLED52とを有する。導光体51のうち液晶パネル12と反対側の面には光反射シート(図示せず)を装着することができる。また、導光体51のうち液晶パネル12に対向する面には光拡散シート(図示せず)を装着することができる。また、光拡散シートの上に、さらに、プリズムシート(図示せず)を装着することもできる。LED52は本実施形態では3個使用されているが、LED52は必要に応じて1個とすることもでき、あるいは、3個以外の複数個とすることもできる。また、LED等といった点状光源に代えて、冷陰極管等といった線状光源を用いることも出来る。
以下、上記構成より成る液晶装置に関してその動作を説明する。太陽光、室内光等といった外部光が十分な場合、図6に矢印Fで示すように、外部光が第2基板14bを通して液晶パネル12の内部へ取り込まれ、この外部光が液晶層23を通過した後に光反射層26で反射して液晶層23へ供給される。
他方、外部光が不十分である場合には、照明装置13を構成するLED52(図5参照)を点灯する。このとき、LED52から点状に出た光は導光体51の入光面51aから該導光体51の内部へ導入され、その後、液晶パネル12に対向する面、すなわち光出射面51bから面状に出射する。このようにして光出射面51bの各所から出射する光が、図6において矢印Gで示すように光反射層26に形成した開口38を通って面状の光として液晶層23へ供給される。
以上のようにして液晶層23へ光が供給される間、液晶パネル12に関しては、駆動用IC7a及び7b(図5参照)によって制御されて、ライン配線36に例えば走査信号が供給され、同時に、帯状電極31aに例えばデータ信号が供給される。このとき、走査信号とデータ信号との電位差に応じて特定の表示用ドットに付属するTFD素子37が選択状態(すなわち、オン状態)になると、その表示用ドット内の液晶容量に映像信号が書き込まれ、その後、当該TFD素子37が非選択状態(すなわち、オフ状態)になると、その信号は当該表示用ドットに蓄えられて当該表示用ドット内の液晶層を駆動する。
こうして、液晶層23内の液晶分子が表示用ドットごとに制御され、それ故、液晶層23を通過する光が表示用ドットDごとに変調される。そして、このように変調された光が第2基板14b側の偏光板33bを通過することにより、液晶パネル12の有効表示領域内に文字、数字、図形等といった像が表示される。反射層26で反射する外部光を利用して行われる表示が反射型表示である。また、照明装置13からの光を利用して行われる表示が透過型表示である。本実施形態では、それらの反射型表示及び透過型表示を使用者の希望に応じて、あるいは外部環境の変化に応じて自動的に選択する。
図6の反射層26を用いて上記の反射型表示を行うとき、反射層26の表面に設けられた凹凸パターンは矢印C方向から見て平面的に十分にランダムに配置されていることが望ましい。何故ならば、この凹凸の配置に関して配列の規則性が増すと、反射光に干渉縞が発生して、表示が見難くなるおそれがあるからである。
また、反射層26の表面に設けられた凹凸パターンのうち凹部同士間の距離は狭過ぎないことが望ましい。すなわち、樹脂層25の凹凸のうち凹部同士間の距離は狭過ぎないことが望ましい。何故ならば,凹部同士間の距離が狭過ぎると、現像時にその部分において樹脂層25が基材21aから剥がれ易くなるからである。
図9に示すように、反射層26すなわち樹脂層25に形成される凹部34は、単位領域A0内で一定のランダムパターンで並べられる。そして、この単位面積A0を複数個、例えば図4(a)又は図4(b)に示すように平面的につなぎ合わせることにより、反射層26すなわち樹脂層25の全面にわたる凹凸パターンが決められている。
反射層26の単位面積A0に関して、本実施形態では、R着色要素6及びG着色要素6のそれぞれに対応する領域に存在する凹部34aの径が同じ大きさに設定され、さらに面積密度も同じ値に設定されている。ここで、面積密度とは、凹部34の1個の面積を「a」とし、着色要素6の1個に相当する面積内の凹部34の数を「n」とし、着色要素6の1個に相当する面積を「A」とするとき、
a×n/A
によって表される値である。
一方、B着色要素6に対応する領域に存在する凹部34bの径はR着色要素6及びG着色要素6の凹部34aよりも大きく、例えば直径10μmに設定される。さらに、B着色要素6の凹部34bの面積密度は、R着色要素6及びG着色要素6の凹部34aの面積密度と同じに設定されている。
以上のように、本実施形態では、図9において、凹部34の平面パターンをR,G着色要素6とB着色要素6との間で変化させたので、反射層26で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素6を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できた。そして、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象、例えば表示が玉虫状態で見える現象、を軽減することができた。
(変形例)
上記の実施形態では、光反射層26の表面に複数の凹部34を形成して凹凸パターンを形成したが、これに代えて、複数の凸部34を形成することによって凹凸パターンを形成することもできる。また、上記の実施形態では、R,G着色要素6とB着色要素6との間で凹部34の平面的な大きさを変化させ、面積密度は各着色要素6間で同じにした。しかしながら、面積密度を各着色要素6間で変化させることもできる。また、上記実施形態では、R着色要素6とG着色要素6との間では凹部34の平面的な大きさを同じにしたが、これらの着色要素6間でも凹部34の大きさを変えることもできる。
(電気光学装置の製造方法及びカラーフィルタ基板の製造方法の実施形態)
次に、本発明に係る電気光学装置の製造方法及びカラーフィルタ基板の製造方法を実施形態を挙げて説明する。なお、電気光学装置として図5に示した液晶装置を製造する場合を考え、その液晶装置で用いられる図6の第1基板14aをカラーフィルタ基板として製造する場合を考えるものとする。なお、図6において、着色層28が形成される基板はカラーフィルタ基板と呼ばれ、TFD素子37が形成される第2基板14bは素子基板と呼ばれることがある。
図10は、液晶装置の製造方法の一例を工程図として示している。図10において、工程P1から工程P4が図6の第2基板14b、すなわち素子基板14bを形成するための工程である。また、工程P11から工程P18が図6の第1基板14a、すなわちカラーフィルタ基板を形成するための工程である。また、工程P21から工程P28がそれらの基板を組み合わせて液晶装置を完成させるための工程である。
なお、本実施形態の製造方法では、図5に示す第1基板14a及び第2基板14bを1つずつ形成するのではなく、第1基板14aに関しては、複数の第1基板14aを形成できる大きさの面積を有する第1マザー基材を用いて複数の第1基板14aを同時に形成する。また、第2基板14bに関しては、複数の第2基板14bを形成できる大きさの面積を有する第2マザー基材を用いて複数の第2基板14bを同時に形成する。第1マザー基材及び第2マザー基材は、例えば、透明なガラス、透明なプラスチック等によって形成される。
まず、図10の工程P1において、第2マザー基材の表面に図5(a)のTFD素子37及びライン配線36を形成する。次に、工程P2において、図5(a)のドット電極31bをITOを材料としてフォトリソグラフィ処理及びエッチング処理によって形成する。次に、工程P3において、図6の配向膜32bを塗布や印刷等によって形成し、さらに工程P4において、その配向膜32bに配向処理、例えばラビング処理を施す。以上により、第2マザー基材の上に複数の第2基板14bが形成されて第2マザー基板が形成される。
次に、図10の工程P11において、第1マザー基材の表面上に図6の樹脂層25の第1層25aを、例えば感光性樹脂を材料としてフォトリソグラフィ処理によって形成する。その第1層25aの表面には微細な凹凸パターンが形成される。この凹凸パターンは、例えば、図3に示したマスク1を介して感光性樹脂を露光し、さらに現像することによって得られる。マスク1に形成された露光光を通過させるための複数の開口4は平面内でランダムに並べられているので、これらの開口4に対応して形成される第1層25a上の凹部又は凸部も同様にランダムな配置で形成される。
その後、図6において、第1層25aの上に同じ材料の第2層25bを薄く塗布して、樹脂層25を形成する。第2層25bを積層するのは、凹部又は凸部の表面を滑らかにするためである。次に、図10の工程P12において、図6の反射層26を、例えばAlやAl合金等を材料としてフォトリソグラフィ処理及びエッチング処理によって形成する。このとき、表示用ドットDごとに開口38を形成することにより、光反射部Rと透光部Tを形成する。樹脂層25の表面には凹凸パターンが形成されているので、その上に積層された反射層26にも同様の凹凸パターンが形成される。この凹凸パターンを有する反射層26に光が当って反射する場合には、その反射光は散乱光となる。
次に、工程P13において、図6の遮光層27を、例えばCrを材料としてフォトリソグラフィ処理及びエッチング処理によって所定のパターン(例えば、複数の表示用ドットDの周りを埋めるような格子状パターン)に形成する。次に、図10の工程P14において、図6の着色要素6をR,G,Bの各色ごとに順々に形成する。例えば、各色の顔料や染料を感光性樹脂に分散させて成る着色材料をフォトリソグラフィ処理によって所定の配列に形成する。次に、工程P15において、図6のオーバーコート層29を、例えばアクリル樹脂、ポリイミド樹脂等といった感光性樹脂を材料としてフォトリソグラフィ処理によって形成する。
次に、図10の工程P16において、図6の帯状電極31aをITOを材料としてフォトリソグラフィ処理及びエッチング処理によって形成し、さらに工程P17において図6の配向膜32aを形成し、さらに工程P18において配向処理としてのラビング処理を行う。以上により、第1マザー基材の上に複数の第1基板14aが形成されて第1マザー基板が形成される。
その後、図10の工程P21において、第1マザー基板と第2マザー基板とを貼り合わせる。これにより、第1マザー基板と第2マザー基板とが個々の液晶装置の領域において図5のシール材16を挟んで貼り合わされた構造の大面積のパネル構造体が形成される。
次に、以上のようにして形成された大面積のパネル構造体に含まれるシール材16(図5参照)を、工程P22において硬化させて両マザー基板を接着する。次に、工程P23において、パネル構造体を1次切断、すなわち1次ブレイクして、図5の液晶パネル12の複数が1列に並んだ状態で含まれる中面積のパネル構造体、いわゆる短冊状のパネル構造体を複数形成する。シール材16には予め適所に開口16aが形成されており、上記の1次ブレイクによって短冊状のパネル構造体が形成されると、そのシール材16の開口16aが外部に露出する。
次に、図10の工程P24において、上記のシール材の開口16aを通して各液晶パネル部分の内部へ液晶を注入し、その注入の完了後、その開口16aを樹脂によって封止する。次に、工程P25において、2回目の切断、すなわち2次ブレイクを行い、短冊状のパネル構造体から図5に示す個々の液晶パネル12を切り出す。
次に、図10の工程P26において、図5の液晶パネル12に偏光板33a及び33bを貼着によって装着する。次に、工程P27において、図5の駆動用IC7a及び7bを実装し、さらに工程P28において、図5の照明装置13を取り付ける。これにより、液晶装置11が完成する。
以上のような液晶装置の製造方法において、工程P11の樹脂層形成工程では、図6の樹脂層25の第1層25aの表面に複数の凹部34を平面的にランダムな配置で形成するために、図1及び図3に示す露光用マスク1を用いて第1層25aを露光及び現像する。このとき、マスク1の複数の開口4に対応して第1層25aの表面に複数の凹部34が形成される。これらの凹部34の平面パターンは、図9に示すように、R,G着色要素6とB着色要素6との間で変化を持たせてあるので、反射層26で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素6を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できた。そして、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象、例えば表示が玉虫状態で見える現象、を軽減することができた。
(変形例)
以上の実施形態では半透過反射型の液晶装置を例示したが、本発明は透過型の機能を持たない反射型の液晶装置にも適用できる。また、以上の実施形態ではスイッチング素子としてTFD素子を用いたアクティブマトリクス方式の液晶装置を例示したが、本発明はTFT(Thin Film Transister)素子をスイッチング素子として用いるアクティブマトリクス方式の液晶装置や、スイッチング素子を用いないパッシブマトリクス方式の液晶装置にも適用できる。
また、本発明は、例えば、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、EPD(Electrophoretic Display:電気泳動ディスプレイ装置)、FED(Field Emission Display:電界放出表示装置)等が考えられる。
(電子機器の実施形態)
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図11は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、表示情報出力源101、表示情報処理回路102、電源回路103、タイミングジェネレータ104及び液晶装置105によって構成される。そして、液晶装置105は液晶パネル107及び駆動回路106を有する。
表示情報出力源101は、RAM(Random Access Memory)等といったメモリや、各種ディスク等といったストレージユニットや、ディジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ104により生成される各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路102に供給する。
次に、表示情報処理回路102は、増幅・反転回路や、ローテーション回路や、ガンマ補正回路や、クランプ回路等といった周知の回路を多数備え、入力した表示情報の処理を実行して、画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路106へ供給する。ここで、駆動回路106は、走査線駆動回路(図示せず)やデータ線駆動回路(図示せず)と共に、検査回路等を総称したものである。また、電源回路103は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。液晶装置105は、例えば、図5に示した液晶装置11と同様に構成できる。
図12は、本発明を電子機器の一例である携帯電話機に適用した場合の一実施形態を示している。ここに示す携帯電話機120は、本体部121と、これに開閉可能に設けられた表示体部122とを有する。液晶装置等といった電気光学装置によって構成された表示装置123は、表示体部122の内部に配置され、電話通信に関する各種表示は、表示体部122にて表示画面124によって視認できる。本体部121の前面には操作ボタン126が配列して設けられる。
表示体部122の一端部からアンテナ127が出没自在に取付けられている。受話部128の内部にはスピーカが配置され、送話部129の内部にはマイクが内蔵されている。表示装置123の動作を制御するための制御部は、携帯電話機の全体の制御を司る制御部の一部として、又はその制御部とは別に、本体部121又は表示体部122の内部に格納される。
図13は、本発明に係る電子機器のさらに他の実施形態であるデジタルスチルカメラであって、液晶装置をファインダとして用いるものを示している。このデジタルスチルカメラ130におけるケース131の背面には液晶表示ユニット132が設けられる。この液晶表示ユニット132は、被写体を表示するファインダとして機能する。この液晶表示ユニット132は、例えば図5に示した液晶装置11を用いて構成できる。
ケース131の前面側(図においては裏面側)には、光学レンズやCCD等を含んだ受光ユニット133が設けられている。撮影者が液晶表示ユニット132に表示された被写体像を確認して、シャッタボタン134を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板135のメモリに転送されてそこに格納される。
ケース131の側面には、ビデオ信号出力端子136と、データ通信用の入出力端子137とが設けられている。ビデオ信号出力端子136にはテレビモニタ138が必要に応じて接続され、また、データ通信用の入出力端子137にはパーソナルコンピュータ139が必要に応じて接続される。回路基板135のメモリに格納された撮像信号は、所定の操作によって、テレビモニタ138や、パーソナルコンピュータ139に出力される。
以上の各電子機器においては、各種情報を表示するために液晶装置等といった電気光学装置が用いられる。そして、その電気光学装置においては、図9に示すように、反射層26すなわち樹脂層25に形成される凹部又は凸部34は、単位領域A0内で一定のランダムパターンで並べられる。そして、この単位面積A0を複数個、図4(a)又は図4(b)に示すように平面上でつなぎ合わせることにより、反射層26すなわち樹脂層25の全面にわたる凹凸パターンが決められている。
反射層26の単位面積A0に関して、本実施形態では、R着色要素6及びG着色要素6のそれぞれに対応する領域に存在する凹部又は凸部34aの径が同じ大きさに設定され、さらに面積密度も同じ値に設定される。一方、B着色要素6に対応する領域に存在する凹部又は凸部34bの径はR着色要素6及びG着色要素6の凹部又は凸部34aよりも大きく設定される。さらに、B着色要素6の凹部又は凸部34bの面積密度は、R着色要素6及びG着色要素6の凹部又は凸部34aの面積密度と同じに設定されている。このように、凹部又は凸部34の平面パターンをR,G着色要素6とB着色要素6との間で変化させたので、反射層26で光を反射させて表示を行ったとき、各色着色要素6を透過した散乱光の角度依存性が各色着色要素間で同じになるように補正できた。そして、その補正により、見る角度に応じて色の見え方が変化する現象、例えば表示が玉虫状態で見える現象、を軽減することができた。
(変形例)
電子機器としては、以上に説明した携帯電話機や、デジタルスチルカメラの他に、パーソナルコンピュータや、腕時計型電子機器や、PDA(Personal Digital Assistant)や、液晶テレビや、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダや、カーナビゲーション装置や、ページャや、電子手帳や、電卓や、ワードプロセッサや、ワークステーションや、テレビ電話機や、POS端末器等が挙げられる。
(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
本発明に係るマスクは、露光装置による露光処理時に好適に用いられる。また、本発明に係るカラーフィルタ基板は、液晶装置や有機EL装置等によってカラー表示を行う際に好適に用いられる。また、本発明に係るカラーフィルタ基板の製造方法は、カラー表示を行うことのできる液晶装置等を製造する際に好適に用いられる。また、本発明に係る電気光学装置は、例えば液晶装置や、有機EL装置として実現されるものであり、この電気光学装置は、例えば携帯電話機、携帯情報端末機等といった電子機器の表示部として好適に用いられる。また、本発明に係る電気光学装置の製造方法は、液晶装置、有機EL装置等を製造する際に好適に用いられる。また、本発明に係る電子機器は、例えば、携帯電話機、携帯情報端末機等として実現されるものであり、この電子機器は通信データを使用者に映像的に表示したり、通信データに基づいて種々の演算処理を行う。
本発明に係るマスクの一実施形態を示す図であり、(a)は平面図を示し、(b)は断面図を示している。 マスクに設けられる開口の一例を示す図である。 マスクに形成される開口パターンの単位領域を示す斜視図である。 開口パターンの単位領域のつなぎ合わせ方を示す図である。 本発明に係る電気光学装置の一実施形態である液晶装置を示す斜視図であり、(a)は内部の微小部分の平面図である。 図5(a)のE−E線に従った断面図であり、本発明に係るカラーフィルタ基板の一実施形態を示す断面図である。 図5の液晶装置で用いられるカラーフィルタの一例を示す平面図である。 図5の液晶装置で用いられるTFD素子の一例を示す斜視図である。 図5の液晶装置で用いられる光反射層に形成される凹凸パターンを示す斜視図である。 本発明に係る電気光学装置の製造方法及びカラーフィルタ基板の製造方法の一実施形態を示す工程図である。 本発明に係る電子機器の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る電子機器の他の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器のさらに他の一実施形態を示す斜視図である。 従来のカラーフィルタ基板における反射層の表面に設けられる凹凸パターンの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1.マスク、 2.基材、 3.遮光膜、 4.開口、 6.着色要素、
7a,7b.駆動用IC、 8.端子、 9.配線、
11.液晶装置(電気光学装置)、 12.液晶パネル、 14a,14b.基板、
21a,21b.基材、 22.セルギャップ、 23.液晶層(電気光学物質層)、
25.樹脂層、 25a.第1層、 25b.第2層、 26.光反射層、
27.遮光層、 28.着色層、 29.オーバーコート層、 31a,31b.電極、
32a,32b.配向膜、 33a,33b.偏光板、 34.凹部又は凸部、
37.TFD素子、 38.開口、 105.液晶装置、 106.駆動回路、
107.液晶パネル、 120.携帯電話機(電子機器)、 123.表示装置、
124.表示画面、 130.デジタルスチルカメラ(電子機器)、
132.液晶表示ユニット、 A0.単位領域、 D.表示用ドット、 E.画素、
R.光反射部、 T透光部

Claims (10)

  1. R,G,Bの3種類からなる着色要素を含む着色層に対向して設けられる光反射層の表面に複数の凸部又は複数の凹部を形成するための複数の開口を有するマスクにおいて、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の開口の径は同じ又は略同じであり、B着色要素に対応する領域の開口の径はR着色要素及びG着色要素に対応する領域の開口の径よりも大きいことを特徴とするマスク。
  2. 請求項1において、色が異なる着色要素を透過する光の散乱特性が互いに同じ又は略同じになるように、前記開口の大きさ及び/又は前記面積密度を着色要素に対応する領域ごとに変えることを特徴とするマスク。
  3. 請求項1において、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の開口の径は9μmであり、B着色要素に対応する領域の開口の径は10μmであり、開口の面積密度はR着色要素、G着色要素及びB着色要素に対応する各領域間で同じ又は略同じであることを特徴とするマスク。
  4. 表面に複数の凸部又は複数の凹部が形成された光反射層と、該光反射層に重ねて設けられると共にR,G,Bの3種類の着色要素を含む着色層とを有するカラーフィルタ基板において、
    R着色要素及びG着色要素に対応する領域に存在する前記凸部又は前記凹部の径は同じ又は略同じであり、B着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径は、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径よりも大きいことを特徴とするカラーフィルタ基板。
  5. 請求項4において、色が異なる着色要素を透過する光の散乱特性が互いに同じ又は略同じになるように、前記凸部又は前記凹部の平面的な大きさ及び/又は前記凸部又は前記凹部の平面的な面積密度を着色要素に対応する領域ごとに変えることを特徴とするカラーフィルタ基板。
  6. 表面に複数の凸部又は複数の凹部を有する樹脂膜を形成する工程と、
    前記樹脂膜上に光反射層を形成する工程と、R,G,Bの3種類の着色要素を前記光反射層上に所定の平面パターンで形成する工程とを有し、
    R着色要素及びG着色要素に対応する領域に存在する前記凸部又は前記凹部の径は同じ又は略同じであり、
    B着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径は、R着色要素及びG着色要素に対応する領域の前記凸部又は前記凹部の径よりも大きいことを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  7. 請求項6において、色が異なる着色要素を透過する光の散乱特性が互いに同じ又は略同じになるように、前記凸部又は前記凹部の平面的な大きさ及び/又は前記凸部又は前記凹部の平面的な面積密度を着色要素に対応する領域ごとに変えることを特徴とするカラーフィルタ基板の製造方法。
  8. 請求項4または請求項5に記載のカラーフィルタ基板と、該カラーフィルタ基板上に設けられた電気光学物質層とを有することを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載のカラーフィルタ基板の製造方法を実施する工程を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. 請求項8記載の電気光学装置と、該電気光学装置の動作を制御する制御装置とを有することを特徴とする電子機器。
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