JP4967546B2 - ヘッドモーショントラッカ装置 - Google Patents

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本発明は、移動体に設定された基準座標に対する少なくとも搭乗者の頭部角度を測定するためのヘッドモーショントラッカ装置(以下、HMT装置ともいう)に関する。本発明は、例えば、ゲーム機や乗物等の移動体で用いられる頭部装着型表示装置付ヘルメットの現在角度(すなわち、現在の頭部角度)を算出するHMT装置等に利用される。
例えば、救難飛行艇による救難活動では、発見した救難目標を見失うことがないようにするため、頭部装着型表示装置付ヘルメットにより表示される照準画像と救難目標とが対応した時にロックすることにより、ロックされた救難目標の位置を演算することが行われている。このとき、その救難目標の位置を演算するために、飛行体(救難飛行艇)の緯度、経度、高度、姿勢に加えて、飛行体に設定された基準座標に対するパイロットの頭部角度を測定している。このために、HMT装置が利用されている。
このような従来のHMT装置として、例えば、複数の反射板を頭部装着型表示装置付ヘルメットに取り付けるとともに光源から光を照射したときの反射光をカメラ装置でモニタする光学方式HMT装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、本出願人が先に出願しているHMT装置もある(特願2005−106418号)。具体的には、頭部装着型表示装置付ヘルメットの外周面上に、光学マーカー群として、LED(発光ダイオード)を互いに離隔するようにして3箇所に取り付け、これら3つのLEDの相対的な位置(相対位置)の関係を、設計情報(頭部装着型表示装置付ヘルメットの設計図等)の位置パラメータを用いて予め記憶させておく。そして、これら3つのLEDを、ステレオ視が可能でかつ設置場所が固定された2台のカメラで同時に撮影することで、所謂、三角測量の原理により、現在の3つのLEDの相対位置の関係を算出する。カメラ装置で頭部装着型表示装置付ヘルメットに固定された3点の位置(3つのLEDの位置)が特定できれば、記憶された位置パラメータを参照することにより、カメラ装置に対する頭部装着型表示装置付ヘルメットの位置や向き(角度)が特定できるので、その結果、基準座標に対する頭部装着型表示装置付ヘルメットの現在位置や現在角度を算出している。
特表平9−506194号公報
しかしながら、光学マーカーとしてLEDを使用した場合、設計情報の位置パラメータを用いて、実際にLEDが発光している中心(LEDの物理的発光中心)を記憶させることには問題があった。ここで、図9は、一般的なLEDの概略構成を示す断面図である。LED50は、半導体部51と、反射板52と、レンズ53とを有する。図9に示すように、LEDの外形形状から求めた中心と、実際にLEDが発光している中心(LEDの物理的発光中心)とに、製造の際に生じた差異が存在することがあり、LEDの外形形状から求めた中心(設計情報の位置パラメータ)を記憶させても、測定誤差が生じることがあった。さらに、頭部装着型表示装置付ヘルメットを搭乗者が装着するときに、頭部装着型表示装置付ヘルメットの顎紐を締め付けることにより頭部に固定するが、その際に頭部装着型表示装置付ヘルメットが変形するともに、LEDも変形することもあった。
そこで、本発明は、移動体に設定された基準座標に対する搭乗者の頭部角度を高精度で算出することができるヘッドモーショントラッカ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明のヘッドモーショントラッカ装置は、搭乗者の頭部に装着され、少なくとも5つの光学マーカーからなる光学マーカー群と、移動体に取り付けられ、前記光学マーカーを検出するカメラ装置とを備える光学方式モーショントラッカと、前記各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を記憶する相対位置記憶部と、前記光学方式モーショントラッカ及び相対位置記憶部により、前記移動体に設定された基準座標に対する搭乗者の頭部角度を含む相対頭部情報を算出する頭部情報算出部と、前記相対頭部情報を算出する測定を行う前に、予め前記カメラ装置で光学マーカーを検出させることにより、前記各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出して、相対位置記憶部に記憶させる相対位置算出部とを備えたヘッドモーショントラッカ装置であって、前記光学マーカーは発光体であり、前記相対位置算出部は、少なくとも4つの光学マーカーを検出させることにより、少なくとも4つの各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出する第一段階と、少なくとも4つの光学マーカーのうちの3つの光学マーカーと、少なくとも4つの光学マーカー以外の光学マーカーを検出させることにより、各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出する第二段階とを実行する
ここで、「光学方式モーショントラッカ」とは、動きを検出しようとする物体に、発光体(ランプ、LED等)、反射体、蛍光体等の光学マーカーを取り付けるとともに、光学マーカー群を光学的に検出するカメラ装置等の光学検出手段を配置することにより、光学マーカー群を逐次検出することで、物体の動きを追跡することができるモーショントラッカのことをいう。
本発明のHMT装置によれば、相対位置算出部は、カメラ装置で光学マーカーを検出させることにより、各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出する。つまり、光学マーカーが設置された頭部装着型表示装置付ヘルメットを搭乗者が装着するときに、頭部装着型表示装置付ヘルメットの顎紐を締め付けることにより、光学マーカーが変形しても、変形後である使用時の光学マーカーが発光している中心を実際に検出することで、相対位置記憶部に使用時の各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を記憶させることができる。これにより、頭部情報算出部は、精度よく、移動体に設定された基準座標に対する搭乗者の頭部角度を含む相対頭部情報を算出することができる。
また、本発明のHMT装置によれば、カメラ装置で光学マーカー群を検出し続けることが可能なように、例えば、頭部装着型表示装置付ヘルメットの全体にわたって多数の光学マーカーを設置した場合に、全ての光学マーカーを一度にカメラ装置で検出ができなくても、第一段階と第二段階とを実行することにより、全ての光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出することができる。よって、全ての光学マーカーにおいて、実際に使用時の光学マーカーが発光している中心を検出することで、相対位置記憶部に使用時の各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を記憶させることができる。また、上記各発明において、前記光学マーカー群は、前記搭乗者の頭部に装着されるヘルメットに取り付けられているようにしてもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は、本発明の一実施形態であるHMT装置の概略構成を示す図であり、図2は、図1に示す頭部装着型表示装置付ヘルメットの平面図である。また、図3は、飛行体に設定される基準座標(XYZ座標)を説明するための図である。さらに、図4〜図6は、LED群7の相対位置の関係の算出方法を説明するための図である。なお、本実施形態は、飛行体30に設定された基準座標(XYZ座標)でのパイロット3の頭部角度の算出を行うものである。
HMT装置1は、パイロット3の頭部に装着される頭部装着型表示装置付ヘルメット10と、飛行体30に固定された固定軸2cにより支持されるカメラ装置2(2a、2b)と、コンピュータにより構成される制御部20とから構成される。
頭部装着型表示装置付ヘルメット10は、表示器(図示せず)と、表示器から出射される画像表示光を反射することにより、パイロット3の目に導くコンバイナ8と、位置や向き(すなわち、頭部角度)を測定する際の指標となる光学マーカー群として機能するLED群7とを有する。なお、頭部装着型表示装置付ヘルメット10を装着したパイロット3は、表示器による表示画像とコンバイナ8の前方実在物とを視認することが可能となっている。
LED群7は、図2に示すように、互いに異なる波長の赤外光を発光するLEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe及びLEDfの6つのLEDが互いに離隔するようにして配置されたものである。なお、頭部装着型表示装置付ヘルメット10のLEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe、LEDfの全ての相対位置の関係が、後述する算出手法で、メモリ41の相対位置記憶部47に記憶される。よって、後述する三角測量の手法で、現時点におけるLEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe及びLEDfのうちから少なくとも3つのLEDの位置を算出し、相対位置記憶部47に記憶されたデータを参照することにより、LED群7が固定されている頭部装着型表示装置付ヘルメット10の角度を特定できる。
飛行体30は、パイロット3が搭乗するコックピットであり、パイロット3が着席する座席30aと、カメラ装置2(2a、2b)とを備える。
カメラ装置2(2a、2b)は、2台のカメラ2a、2bからなり、撮影方向が頭部装着型表示装置付ヘルメット10に向けられているとともに、頭部装着型表示装置付ヘルメット10の立体視が可能な一定の距離(d1)を隔てるように、飛行体30の天井に固定軸2cを介して設置されている。
よって、図3に示すように、LEDaのカメラ装置2(2a、2b)に対する位置は、カメラ装置2(2a、2b)に撮影された画像データ中に映し出されているLEDaの位置を抽出し、さらにカメラ2aからの方向角度(α°)とカメラ2bからの方向角度(β°)とを抽出し、カメラ2aとカメラ2bとの間の距離(d1)を用いることにより、三角測量の手法で算出することができるようにしてある。他の光学マーカーであるLEDのカメラ装置2(2a、2b)に対する位置についても、同様に算出されるようにしてある。
このときの各LEDの位置を、空間座標で表現することができるようにするために、カメラ装置2(2a、2b)に固定され、カメラ装置2とともに移動する座標系である基準座標(XYZ座標)を用いる。なお、基準座標(XYZ座標)の具体的な原点位置やXYZ軸方向の説明については後述する。基準座標(XYZ座標)によりLEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe、LEDfの位置座標は、(X1、Y1、Z1)、(X2、Y2、Z2)、(X3、Y3、Z3)、(X4、Y4、Z4)、(X5、Y5、Z5)、(X6、Y6、Z6)としてそれぞれ表現できる。これらのうち、例えば、カメラ装置2(2a、2b)に対するLEDa、LEDb、LEDcの位置座標(X1、Y1、Z1)、(X2、Y2、Z2)、(X3、Y3、Z3)が特定されることにより、LEDa、LEDb、LEDcが固定されている頭部装着型表示装置付ヘルメット10の角度が座標系を用いて特定できるようになる。
つまり、光学マーカー群であるLED群7から発光される赤外光を検出することにより、少なくとも3つのLEDの現在の位置座標を得ることで、カメラ装置2(2a、2b)に対する頭部装着型表示装置付ヘルメット10の現在の角度を算出でき、これを基準座標(XYZ座標)の座標軸に対する角度で表現できるようにしてある。なお、「座標軸に対する角度」とは、ロール方向Θ(X軸に対する回転)、エレベーション方向Φ(Y軸に対する回転)、アジマス方向Ψ(Z軸に対する回転)のことをいう。
制御部20は、CPU21、メモリ41等からなるコンピュータにより構成され、各種の制御や演算処理を行う。制御部20のCPU21が実行する処理を、機能ブロックごとに分けて説明すると、モーショントラッカ駆動部28と、頭部情報算出部22と、相対位置算出部23と、映像表示部25とからなる。
また、メモリ41は、制御部20が処理を実行するために必要な種々のデータを蓄積する領域が形成してあり、基準座標(XYZ座標)を記憶する基準座標記憶部43と、LED群7のそれぞれの相対位置の関係を記憶する相対位置記憶部47とを含む。
ここで、基準座標(XYZ座標)について説明する。基準座標(XYZ座標)は、カメラ装置2(2a、2b)とともに移動する3次元座標系であり、原点及び各座標軸の方向を任意に定めることができるが、カメラ2bからカメラ2aへの方向をX軸方向とし、X軸方向に垂直かつ天井に垂直で下向き方向をZ軸方向とし、X軸方向に垂直かつ天井に水平で右向き方向をY軸方向とするように定義し、原点をカメラ2aとカメラ2bとの中点として定義するようにしてある。
したがって、基準座標記憶部43は、カメラ装置2に対して固定された座標系である基準座標(XYZ座標)の定義に必要な情報である原点位置情報、X、Y、Z軸方向に関する情報を記憶する。具体的には、予め、移動体30に、X、Y、Z軸方向を格子方向とした正方格子状の基準座標スケールを配置して画像データを収得し、画像データに対し、画像データ中の格子点に基づいて、原点位置及びX、Y、Z軸方向の情報を関連付けて記憶する。これにより、記憶された画像データと、LEDを撮影したときの画像データとを比較することにより、当該画像データに映し出されたLEDの座標位置が求められることになる。
モーショントラッカ駆動部28は、LED群7を点灯する指令信号を出力するとともに、カメラ装置2(2a、2b)でLED群7を検出し、画像データによる位置情報を取得する制御を行うものである。
頭部情報算出部22は、少なくとも3つのLEDの位置を算出して、カメラ装置2(XYZ座標)に対するパイロット3の頭部角度(Θa、Φa、Ψa)を含む相対頭部情報を算出する制御を行うものである。
例えば、カメラ装置2(2a、2b)に対するLEDa、LEDb、LEDcの座標位置(X1、Y1、Z1)、(X2、Y2、Z2)、(X3、Y3、Z3)を算出し、これら3つの座標位置に基づいて、相対位置記憶部47に記憶されているLEDa、LEDb、LEDcの相対位置の関係を参照することにより、LED群7が固定された頭部装着型表示装置ヘルメット10の現在角度を決定する。
相対位置算出部23は、モーショントラッカ駆動部28に指令信号を出力することにより、画像データによるLED群7の位置情報を取得させることで、LED群7のそれぞれの相対位置の関係を算出して、相対位置記憶部47に記憶させる制御を行うものである。
まず、第一段階として、頭部装着型表示装置付ヘルメット10を装着したパイロット3に特定方向(初期状態)を向くように指示することにより、図4、5に示すように、LEDa(A)、LEDb(B)、LEDc(C)、LEDd(D)を検出させることで、LEDa、LEDb、LEDc、LEDdのそれぞれの相対位置の関係を、後述する算出方法で算出する。なお、特定方向(初期状態)とは、LEDa(A)、LEDb(B)、LEDc(C)、LEDd(D)が必ず検出されるように設定されている。
次に、第二段階として、頭部装着型表示装置付ヘルメット10を装着したパイロット3に特定方向(初期状態)と異なる第二方向(第二状態)を向くように指示することにより、図6に示すように、LEDb(B)、LEDc(C)及びLEDd(D)と、LEDe(E)及びLEDf(F)を検出させることで、LEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe、LEDfのそれぞれの相対位置の関係を、後述する算出方法で算出する。なお、第二方向(第二状態)とは、LEDb(B)、LEDc(C)及びLEDd(D)と、LEDe(E)及びLEDf(F)が必ず検出されるように設定されている。このとき、LEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe、LEDfのそれぞれの相対位置の関係を相対位置記憶部47に記憶させる。
映像表示部25は、相対頭部情報に基づいて、映像表示光を出射する制御を行うものである。これにより、パイロット3は、表示器による表示映像を視認することができるようになる。
(LED群7の相対位置の関係の算出方法)
ヘッドモーショントラッカ装置1により、LEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe、LEDfのそれぞれの相対位置の関係を算出する方法について説明する。図7は、ヘッドモーショントラッカ装置1によるLEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe、LEDfのそれぞれの相対位置の関係を算出する方法について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101の処理において、頭部装着型表示装置付ヘルメット10を装着したパイロット3に特定方向(初期状態)を向くように指示する。このとき、LEDa、LEDb、LEDc及びLEDdの4つのLEDが、カメラ装置2で検出可能になるが、LEDe及びLEDfの2つのLEDは、カメラ装置2で検出不能になる。
次に、ステップS102の処理において、モーショントラッカ駆動部28は、カメラ装置2でLEDa、LEDb、LEDc及びLEDdの4つのLEDを第一段階として検出する。これにより、基準座標(XYZ座標)でのLEDa(A)、LEDb(B)、LEDc(C)、LEDd(D)の座標位置が、それぞれ(X1、Y1、Z1)、(X2、Y2、Z2)、(X3、Y3、Z3)、(X4、Y4、Z4)が算出される。
次に、ステップS103の処理において、相対位置算出部23は、頭部装着型表示装置ヘルメット10の現在角度を基準座標(XYZ座標)で表現するために、ヘルメット座標(xyz座標)を決定する。
具体的には、式(1)〜(3)を用いて、頭部装着型表示装置ヘルメット10上のLEDa(X1、Y1、Z1)を、ヘルメット基準点と定め、さらにヘルメット基準点を始点とする一方向(LEDa(X1、Y1、Z1)からLEDb(X2、Y2、Z2)への方向)をヘルメットx軸方向exと定め、ヘルメット基準点を始点とする一方向(x軸方向と垂直な方向で、かつ、x軸方向とLEDa(X1、Y1、Z1)からLEDc(X3、Y3、Z3)への方向と同一の平面内)を、ヘルメットy軸方向eyと定め、ヘルメット基準点を始点とする一方向(x軸方向とy軸方向と垂直な方向)を、ヘルメットz軸方向ezと定める(図2及び図4参照)。これにより、頭部装着型表示装置ヘルメット10の現在角度は、基準座標(XYZ座標)のX軸、Y軸、Z軸に対するヘルメット座標(xyz座標)のx軸、y軸、z軸の角度(Θ、Φ、Ψ)で表現することができるようになる。
なお、ex、ey、ezはベクトルを表し、A、A等もベクトルを表す。

次に、ステップS104の処理において、相対位置算出部23は、LEDaと、LEDb及びLEDcとの相対位置を算出して、相対位置記憶部47に記憶させる。
具体的には、式(4)、(5)を用いて、LEDa(A)を基準とするヘルメット座標(xyz座標)でのLEDb(B)の座標位置(α、0、0)及びLEDcの座標位置(α、β、0)を算出する(図4参照)。
=αex・・・・・・・(4)
=αex+βey・・・(5)
次に、ステップS105の処理において、相対位置算出部23は、LEDaと、LEDdとの相対位置を算出して、相対位置記憶部47に記憶させる。
具体的には、式(6)を用いて、ヘルメット座標(xyz座標)でのLEDd(D)の座標位置(α、β、γ)を算出する(図5参照)。
=αex+βey+γez・・・(6)
次に、ステップS106の処理において、頭部装着型表示装置付ヘルメット10を装着したパイロット3に第二方向(第二状態)を向くように指示する。このとき、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe及びLEDfの5つのLEDが、カメラ装置2で検出可能になるが、LEDaは、カメラ装置2で検出不能になる。
次に、ステップS107の処理において、モーショントラッカ駆動部28は、カメラ装置2でLEDb、LEDc、LEDd、LEDe及びLEDfの5つのLEDを第二段階として検出する。これにより、基準座標(XYZ座標)でのLEDb(B)、LEDc(C)、LEDd(D)、LEDe(E)、LEDf(F)の座標位置が、それぞれ(X2、Y2、Z2)、(X3、Y3、Z3)、(X4、Y4、Z4)、(X5、Y5、Z5)、(X6、Y6、Z6)が算出される。
次に、ステップS108の処理において、相対位置算出部23は、LEDaと、LEDe及びLEDfとの相対位置を算出して、相対位置記憶部47に記憶させる。
具体的には、下述する式(7)〜(10)を用いて、ヘルメット座標(xyz座標)でのLEDe(E)の座標位置(α、β、γ)を算出する(図4及び図6参照)。
まず、LEDaが検出されていないため、初期状態でも検出されたLEDb、LEDc及びLEDdと、LEDeとの相対関係を式(7)で表現する。
=α´B+β´B+γ´(B×B)・・・(7)
式(7)により、α´、β´、γ´が求まる。また、LEDb、LEDc及びLEDdと、LEDeとの相対関係は一定であるので、式(7)が成立すれば、初期状態のときに式(8)が成立する。
=α´B+β´B+γ´(B×B)・・・(8)
式(8)を変形すると、
−A=α´B+β´B+γ´(B×B
=α´B+β´B+γ´(B×B)+A
となる。このとき、LEDa(A)、LEDb(B)、LEDc(C)、LEDd(D)の座標位置は、ステップS102の処理ですでに算出されているので、基準座標(XYZ座標)でのLEDe(E)の座標位置が求まる。ここで、
=αex+βey+γez・・・・・・・・・・・・・・・(9)
である。よって、ex、ey、ezは、ステップS103の処理ですでに設定されているので、式(8)と式(9)とを比較することにより、ヘルメット座標(xyz座標)でのLEDe(E)の座標位置(α、β、γ)が求まる。また、ヘルメット座標(xyz座標)でのLEDf(F)の座標位置(α、β、γ)についても、同様に算出する。
次に、ステップS108の処理が終了したときには、本フローチャートを終了させる。
なお、頭部装着型表示装置付ヘルメットの全体にわたって、さらに多数のLEDを設置した場合に、ステップS108の処理が終了したときに、まだカメラ装置で全てのLEDの検出ができなくて、相対位置算出部により全てのLEDの相対位置が算出されていなければ、ステップS107及びS108の処理を繰り返せばよい。
(ヘッドモーショントラッカ装置1の動作)
次に、ヘッドモーショントラッカ装置1により頭部角度を測定する測定動作について説明する。図8は、ヘッドモーショントラッカ装置1による測定動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS201の処理において、時間(t)にtn+1と更新するように、tn+1と時間記憶部44に記憶させる。
次に、ステップS202の処理において、モーショントラッカ駆動部28は、カメラ装置2でLED群7を検出する。
次に、ステップS203の処理において、頭部情報算出部22は、カメラ装置2でLEDaとLEDbとLEDcとが検出されたか否かを判定する。
LEDaとLEDbとLEDcとが検出されていないと判定したときには、ステップS204の処理において、頭部情報算出部22は、検出されたLEDa、LEDb、LEDc、LEDd、LEDe及びLEDfのうちの少なくとも3つの座標位置に基づいて、LEDa、LEDb、LEDcの座標位置(X1´、Y1´、Z1´)、(X2´、Y2´、Z2´)、(X3´、Y3´、Z3´)を算出する。このとき、相対位置記憶部47に記憶されているLED郡7の相対位置のデータを参照することにより、LEDa、LEDb、LEDcの座標位置を以下のように算出する。
ここでは、一例として、LEDd、LEDe及びLEDfの3つのLEDが検出された場合について説明する。
まず、基準座標(XYZ座標)で、検出されたLEDd、LEDe、LEDfの座標位置(X4´、Y4´、Z4´)、(X5´、Y5´、Z5´)、(X6´、Y6´、Z6´)を算出する。
また、相対位置記憶部47に、ヘルメット座標(xyz座標)でのLEDd、LEDe、LEDfの座標位置(α、β、γ)、(α、β、γ)、(α、β、γ)が記憶されている。
つまり、式(10)〜(13)が成立する。
OA´=OD´−A´D´=OD´−(αex´+βey´+γez´)・・(10)
OA´=OE´−A´E´=OE´−(αex´+βey´+γez´)・・(11)
OA´=OF´−A´F´=OF´−(αex´+βey´+γey´)・・(12)
ez´=ex´×ey´・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(13)
式(10)〜(13)を計算することにより、基準座標(XYZ座標)でのLEDaの座標位置(X1´、Y1´、Z1´)が求まる。このとき、ex´、ey´及びez´も求まる。
また、相対位置記憶部47に、ヘルメット座標(xyz座標)でのLEDb、LEDcの座標位置(α、0、0)、(α、β、0)が記憶され、式(14)、(15)が成立する。
OB´=OA´+A´B´=OA´+αex´・・・・・・・・(14)
OC´=OA´+A´C´=OA´+αex´+βey´・・・(15)
式(14)、(15)を計算することにより、基準座標(XYZ座標)でのLEDbの座標位置(X2´、Y2´、Z2´)及びLEDcの座標位置(X3´、Y3´、Z3´)が求まる。
一方、LEDaとLEDbとLEDcとが検出されたと判定したとき、又は、ステップS204の処理が終了したときには、ステップS205の処理において、頭部情報算出部22は、LEDa、LEDb、LEDcの座標位置(X1´、Y1´、Z1´)、(X2´、Y2´、Z2´)、(X3´、Y3´、Z3´)に基づいて、基準座標(XYZ座標)に対するパイロット3の頭部角度(Θa、Φa、Ψa)を相対頭部情報として算出する。
次に、ステップS206の処理において、頭部角度(Θa、Φa、Ψa)を含む相対頭部情報を出力する。つまり、飛行体30に設定された基準座標に対する頭部角度が測定される。
次に、ステップS207の処理において、飛行体30が移動しているか否かを判定する。飛行体30が移動していないと判定したときには、本フローチャートを終了させる。
一方、飛行体が移動していると判定したときには、ステップS201の処理に戻る。つまり、飛行体30が移動していないと判定されるときまで、ステップS201〜ステップS206の処理は繰り返される。
以上のように、ヘッドモーショントラッカ装置1によれば、相対位置算出部23は、カメラ装置2でLED群7を検出させることにより、各LEDのそれぞれの相対位置の関係を算出する。つまり、LEDが設置された頭部装着型表示装置付ヘルメット10をパイロット3が装着するときに、頭部装着型表示装置付ヘルメット10の顎紐を締め付けることにより、LEDが変形しても、変形後である使用時のLEDが発光している中心を実際に検出することで、相対位置記憶部47に使用時の各LEDのそれぞれの相対位置の関係を記憶させることができる。これにより、頭部情報算出部22は、精度よく、飛行体30に設定された基準座標に対するパイロット3の頭部角度を含む相対頭部情報を算出することができる。
さらに、カメラ装置2でLED群7を検出し続けることが可能なように、頭部装着型表示装置付ヘルメット10の全体にわたって多数のLEDを設置しているが、全てのLEDを一度にカメラ装置2で検出ができなくても、第一段階と第二段階とを実行することにより、全てのLEDのそれぞれの相対位置の関係を算出することができる。よって、全てのLEDにおいて、実際に使用時のLEDが発光している中心を検出することで、相対位置記憶部47に使用時の各LEDのそれぞれの相対位置の関係を記憶させることができる。
なお、ヘッドモーショントラッカ装置は、相対頭部情報として頭部位置も算出するような構成としてもよい。
本発明は、搭乗員等の飛行体に設定された基準座標に対する頭部角度を測定するためのヘッドモーショントラッカ装置に利用することができる。
本発明の一実施形態であるヘッドモーショントラッカ装置の概略構成を示す図である。 図1に示す頭部装着型表示装置付ヘルメットの平面図である。 基準座標(XYZ座標)を説明するための図である。 LED群7の相対位置の関係の算出方法を説明するための図である。 LED群7の相対位置の関係の算出方法を説明するための図である。 LED群7の相対位置の関係の算出方法を説明するための図である。 ヘッドモーショントラッカ装置1による6つのLED群7のそれぞれの相対位置の関係を算出する方法について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態であるヘッドモーショントラッカ装置による測定動作について説明するためのフローチャートである。 LEDの概略構成を示す断面図である。
符号の説明
1 ヘッドモーショントラッカ装置
2 カメラ装置
3 パイロット
7 LED群
10 頭部装着型表示装置付ヘルメット
22 頭部情報算出部
23 相対位置算出部
28 モーショントラッカ駆動部
30 飛行体
47 相対位置記憶部

Claims (2)

  1. 搭乗者の頭部に装着され、少なくとも5つの光学マーカーからなる光学マーカー群と、移動体に取り付けられ、前記光学マーカーを検出するカメラ装置とを備える光学方式モーショントラッカと、前記各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を記憶する相対位置記憶部と、前記光学方式モーショントラッカ及び前記相対位置記憶部により、前記移動体に設定された基準座標に対する搭乗者の頭部角度を含む相対頭部情報を算出する頭部情報算出部と、前記相対頭部情報を算出する測定を行う前に、予め前記カメラ装置で光学マーカーを検出させることにより、前記各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出して、相対位置記憶部に記憶させる相対位置算出部とを備えたヘッドモーショントラッカ装置であって、前記光学マーカーは発光体であり、前記相対位置算出部は、少なくとも4つの光学マーカーを検出させることにより、少なくとも4つの各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出する第一段階と、少なくとも4つの光学マーカーのうちの3つの光学マーカーと、少なくとも4つの光学マーカー以外の光学マーカーを検出させることにより、各光学マーカーのそれぞれの相対位置の関係を算出する第二段階とを実行することを特徴とするヘッドモーショントラッカ装置
  2. 前記光学マーカー群は、前記搭乗者の頭部に装着されるヘルメットに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドモーショントラッカ装置
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