JPH1163927A - 頭部位置・姿勢の計測装置および作業監視装置 - Google Patents

頭部位置・姿勢の計測装置および作業監視装置

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JPH1163927A
JPH1163927A JP9230853A JP23085397A JPH1163927A JP H1163927 A JPH1163927 A JP H1163927A JP 9230853 A JP9230853 A JP 9230853A JP 23085397 A JP23085397 A JP 23085397A JP H1163927 A JPH1163927 A JP H1163927A
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JP
Japan
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posture
measuring
image
person
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JP9230853A
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English (en)
Inventor
Kazumichi Miyawaki
一路 宮脇
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
Keiichi Kenmochi
圭一 見持
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、被験者にセンサ類やマーク等をいっ
さい取付けることなく人間の頭部の位置・姿勢を求める
ことができる装置を提供することを目的とする。 【解決手段】人間の頭部の動きを計測する位置・姿勢計
測装置において、被験者を撮像する2台のカメラ13、
14と、前記2台のカメラから入力された画像から特徴
点を抽出・追跡し、2枚の画像で対応する特徴点を3角
測量の原理で計測する画像処理装置12と、モニタ1
6、17を有し、被験者の顔の眉22と目27と鼻28
とほくろ29と口31の特徴点の内少なくとも3点を選
択し、それぞれの特徴点に専用の抽出・追跡手法により
正確にその画像上の位置を検出してその3次元位置を2
眼ステレオ計測により計測し、その特徴点の相対的な位
置変化からその位置・姿勢変化を計測することにより、
被験者に特別なセンサやマーク等を取付けることなく頭
部の位置・姿勢変化を計測することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像を用いた3次元
の頭部位置・姿勢の計測装置、およびその計測装置を用
いた作業監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図14〜図17に示す。
【0003】図14は、従来の頭部姿勢計測におけるメ
カニカルリンク方式の説明図、図15は、従来の頭部姿
勢計測における磁気センサ方式の説明図、図16は、従
来の頭部姿勢計測における2眼ステレオ方式の説明図
(1)、図17は、従来の頭部姿勢計測における2眼ス
テレオ方式の説明図(2)である。
【0004】近年、人間の視線を装置とのインターフエ
ースに用いようとする研究が盛んになってきており、視
線を検出するための様々な研究が行われている。
【0005】視線は眼球運動によって決定されるが、眼
球運動は頭部に対する相対的な位置で表されるため、直
接絶対座標系で求めることはできない。
【0006】したがって、絶対座標系で視線を求めるに
は、頭部の絶対座標系における位置・姿勢と、頭部に対
する眼球運動を求め、頭部に対する眼球運動を絶対座標
系に変換する必要がある。
【0007】また、人間が立ち入ることのできない環境
では、マニピュレータ等を用いた遠隔操作によって作業
を行っている。このとき、作業監視用には、カメラ装置
と、それを駆動する回転台が用いられる。
【0008】このカメラの制御は、従来ジョイスティッ
クスやスイッチを用いて行っていたが、近年では、頭部
の姿勢を計測して、その動きにカメラを追従させること
により制御を行う研究が行われている。
【0009】したがって、いずれの研究においても、頭
部の位置・姿勢の検出が根本的な技術課題となる。
【0010】従来、この頭部位置・姿勢計測には、メカ
ニカルリンク方式、磁気センサ方式、2眼ステレオ方式
がある。
【0011】(1)メカニカルリンク方式について、図
14を用いて説明する。
【0012】ヘルメット1にメカニカルリンク2を取付
け、このメカニカルリンク2を頭部姿勢計測器3に取付
ける。
【0013】メカニカルリンク2には、各関節にエンコ
ーダ4が取付けられ、頭部の動きによって、各エンコー
ダ値が変化する。
【0014】したがって、頭部の位置・姿勢をそのエン
コーダ値から計算することができる。
【0015】関節の数により、1自由度から6自由度ま
で計測できる。
【0016】(2)次に、磁気センサ方式について、図
15を用いて説明する。
【0017】ヘルメット1に磁気センサ5を取付け、基
準座標となる位置に磁気コイル6を設置する。
【0018】この磁気コイル6が発生する磁界8中に磁
気センサ5を置くとセンサに電流が誘起される。
【0019】この電流の大きさを計算器7で処理するこ
とにより、へルメット1の位置・姿勢を計測する。
【0020】(3)次に、2眼ステレオ方式について、
図16を用いて説明する。
【0021】被験者にマーク9を取付けた眼鏡10をか
けさせ、そのマーク9を計測用カメラ11で撮像し、画
像処理装置12に入力する。
【0022】この画像処理装置12において、2眼ステ
レオ視によってそのマーク9の3次元位置を計測する。
【0023】このマーク9のそれぞれの相対的な3次元
空間位置関係は変わらないので、そのマーク9が形成す
る平面の位置・姿勢が求まる。
【0024】又、眼鏡10の代わりに図17に示すよう
にマーク9を貼ったヘルメット1をかぶることにより、
そのヘルメット1の位置・姿勢、即ち頭部の位置・姿勢
を計測することが出来る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
は、次のような問題がある。
【0026】(1)メカニカルリンク方式では、被験者
がへルメットを装着しなければならず、長時間の計測に
は苦痛を伴う。
【0027】また、ヘルメットがずれると計測誤差が大
きくなる。
【0028】さらに、頭部の移動範囲がメカニカルリン
クの作動範囲に限定され、頭部の動きを妨げることにな
る。
【0029】(2)磁気センサ方式では、へルメット等
を装着して頭部に磁気センサを取付ける必要があり、同
様に長時間の計測には苦痛を伴う。
【0030】また、鉄板の近くや、映像モニタの近くで
は、磁界が歪むなどの影響を受け、計測誤差が大きくな
る。
【0031】(3)2眼ステレオ方式では、やはりメガ
ネやヘルメット等を装着しなければならず、被験者の苦
痛を伴う。
【0032】また、メガネがずれやすいことから、計測
誤差が大きくなる。
【0033】このように、いずれの方式においても、被
験者になんらかのセンサやマークを取付ける必要があ
り、被験者に苦痛を伴う。
【0034】また、頭部に取付けるセンサやマーク等が
ずれることにより計測誤差が増大するおそれがある、等
の課題があった。
【0035】本発明は、これらの問題を解決することが
できる装置を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係る頭部位置・姿勢の計測装置
は、人間の頭部の動きを計測する位置・姿勢計測装置に
おいて、(A)被験者を撮像する2台のカメラ13、1
4と、(B)前記2台のカメラから入力された画像から
特徴点を抽出・追跡し、2枚の画像で対応する特徴点を
3角測量の原理で計測する画像処理装置12と、(C)
モニタ16、17を有し、(D)被験者の顔の眉22と
目27と鼻28とほくろ29と口31の特徴点の内少な
くとも3点を選択し、それぞれの特徴点に専用の抽出・
追跡手法により正確にその画像上の位置を検出してその
3次元位置を2眼ステレオ計測により計測し、(E)そ
の特徴点の相対的な位置変化からその位置・姿勢変化を
計測することにより、被験者に特別なセンサやマーク等
を取付けることなく頭部の位置・姿勢変化を計測するこ
とを特徴とする。
【0037】(第2の手段)本発明に係る作業監視装置
は、(A)第1の手段に記載した装置100と、作業監
視用カメラ51と、パン・チルト回転台52と、作業監
視用モニタ53と、制御装置54を具備し、(B)前記
制御装置54は、第1の手段に記載した装置100で計
測した計測値に基づき、パン・チルト回転台52を介し
て、作業監視用カメラ51および複数の作業監視用モニ
タ53を制御することを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明を図1〜図11に示す。
【0039】図1は、第1の実施の形態に係る頭部位置
・姿勢計測装置の構成図、図2は、特徴点の登録方法の
説明図。
【0040】図3は、眉の位置決定法の説明図。
【0041】図4は、目の位置決定法の説明図。
【0042】図5は、鼻とほくろの位置決定法の説明
図。
【0043】図6は、口の位置決定法の説明図。
【0044】図7は、2眼ステレオ法の原理を示す図、
図8は、正規相関による特徴点抽出法の説明図。
【0045】図9は、登録画像を更新する正規相関法の
説明図。
【0046】図10は、座標変換の説明図。
【0047】図11は、顔座標系の説明図。
【0048】図12は、遠隔操作型回転台付き作業監視
用カメラに適用する場合の配置図、図13は、作業監視
用モニタの表示方法の説明図。
【0049】本発明装置を用いた計測の手順を以下に示
す。
【0050】(1)カメラの設置(図1) 右カメラ13と左カメラ14の光軸が同一平面上に存在
し、被験者の頭部15の計測範囲が左右のカメラの撮像
範囲に入るようにカメラを設置する。
【0051】(2)頭部基準位置における特徴点の登録
(図2) 左右のカメラに正対するように被験者の顔面の位置を定
める。
【0052】カメラの画像は右モニタ16と左モニタ1
7に表示される。
【0053】特徴点として目、鼻、口等を選定し、その
特徴点が存在する領域をマウス18やぺン19で指示す
る。
【0054】(3)特徴点の位置決定(図3〜図6) 前記(2)で指示した領域から特徴点の画像上での座標
を求める。
【0055】(4)基準座標の生成(図7) 左右のカメラ画像において、対応する特徴点の座標を求
め、2眼ステレオ視によってその特徴点の3次元空間座
標を求める。
【0056】そして、頭部の位置・姿勢の計測に用いる
全ての特徴点の3次元空間位置を求め、基準座標を生成
する。
【0057】(5)頭部の姿勢が変化すると、画像上で
の特徴点の位置が変化する。この移動した後の特徴点の
画像上での座標を求め、(4)と同様に2眼ステレオ視
によって全ての特徴点の3次元空間座標を求める。そし
て、参照座標を生成する。
【0058】(6)頭部の位置・姿勢の検出(図10) 前記(4)で求めた基準座標と、(5)で求めた参照座
標から、参照座標の基準座標に対する座標変換を最小自
乗法によって求める。
【0059】以上の処理により、基準位置に対する頭部
の位置・姿勢の変化分が検出される。
【0060】次に、前記(2)の頭部基準位置における
特徴点の登録について述べる。
【0061】特徴点の登録の例を図2に示す。
【0062】特徴点は、左右のモニタに表示された画像
を人間が指示することにより行う。例えば、口を登録す
る場合、マウス18により画面に映った被験者の口を含
む矩形領域の左上と右下(指示位置はこれに限らない)
にカーソル21を持っていき、マウス18をクリックす
る。
【0063】これにより口の特徴領域20を指定する。
【0064】また、マウス18に限らず、モニタの座標
を指示するぺン19を用いて直接モニタ上で矩形領域を
指示することにより、口の特徴領域20を指定してもよ
い。また、特徴点の指定領域は矩形に限らず、楕円な
ど、特徴点を包括するものであればよい。
【0065】右モニタ16と左モニタ17のそれぞれの
画像において対応する特徴点の特徴領域20を指定し、
その特徴点は何であるかを(ここでは口)教示する。
【0066】次に、前記(3)の特徴点の位置決定につ
いて述べる。
【0067】人間の顔の特徴点は、眉、目、鼻、口、ほ
くろであり、それぞれ性質が違う。例えば、眉と鼻の形
状ははとんど変化しないが、目と口は開いたり閉じたり
する。特に目は、見にくい場合は目を細めたりする。
【0068】したがって、それぞれの特徴点によって、
その位置を決定する方法を変え、専用の方法を用いるこ
とにより位置検出精度を向上する。
【0069】(a)眉について(図3) 眉22は、ほぼ上に凸の形状をしている。したがって、
図3に示すように、指定した特徴領域20の中で、眉2
2の輪郭を抽出し、その上部のピーク23の位置と、右
端24、左端25を検出する。
【0070】このピークと左右端で成す三角形の重心2
6を、眉22の代表的な位置とする。
【0071】(b)目について(図4) 目27は、細まったり、大きくなったりする。
【0072】しかし、瞼は目の上部が主に変位し、下の
瞼はほとんど動かない。
【0073】したがって、図4に示すように、指定した
特徴領域20の中で、目27の輪郭を抽出し、その下部
のピーク23の位置と、右端24、左端25を検出す
る。
【0074】この27ピークと左右端で成す三角形の重
心26を、目の代表的な位置とする。
【0075】(c)鼻・ほくろ、について(図5) 形状が変化しないので、図5に示すように、特徴領域2
0において水平方向に画像の明るさを加算して得られる
水平方向投影分布30と、垂直方向に画像の明るさを加
算して得られる垂直方向投影分布40を求める。
【0076】それぞれの分布の極大値または極小値をピ
ーク23として、2つのピークを結んだその交点を鼻2
8、もしくは、ほくろ29の位置とする。
【0077】(d)口について(図6) 口31は目とは逆に、開けた時は下顎が動くので、上唇
はほとんど動かない。したがって、図6に示すように、
指定した特徴領域20の中で、口の輪郭を抽出し、その
下部のピーク23の位置と、右端24、左端25を検出
する。
【0078】ただし、上唇は中央が凹んでいるので、2
つのピークの中央をピーク23とする。
【0079】このピーク23と左右端で成す三角形の重
心26を、口31の代表的な位置とする。
【0080】次に、前記(4)の基準座標の生成につい
て図7を用いて述べる。
【0081】まず、2眼ステレオ法について述べる。
【0082】右カメラ13と左カメラ14が距離Lだけ
離れて、それぞれの光軸34が平行、かつ、同一平面上
に存在するように設置されている。
【0083】2つの右カメラ13、左カメラ14から撮
像される右画像32、左画像33は、いずれも光軸34
に垂直な同一平面上にあり、走査線方向(XL 軸方向、
R軸方向)はX軸に平行になるように正規化されてい
る。
【0084】点Pの像PL の座標(xL 、yL )と像P
R の座標(xR 、yR )求めると、点Pの3次元位置
は、式(1)により決定される。
【0085】
【数1】
【0086】ここに、Lはカメラ間距離、fは焦点距離
である。
【0087】像のx軸方向のずれ(xL −xR )が3次
元情報を担い、視差と呼ばれる。
【0088】このステレオ計測により、全ての特徴点の
3次元座標が左右2枚の画像から得られる。
【0089】この特徴点の全ての3次元座標をあわせて
基準座標を形成する。
【0090】次に、前記(5)の頭部の姿勢変更後の特
徴点探索について説明する。
【0091】まず、おおまかな特徴領域20の位置は正
規相関によるパターンマッチングを用いて求める。
【0092】正規相関の手法を図8に示す。
【0093】探索を行う特徴を登録画像35として記憶
する。
【0094】探索範囲36内において登録画像35と同
じ大きさを持つ領域を、参照画像38とする。
【0095】登録画像35と参照画像38の大きさを
(m×n)画素とし、その各点の明るさを、それぞれl
1 (i、j)とl2 (i、j)とする。
【0096】それぞれの明るさの平均を(μ1
μ2 )、分散を(σ1 2 、σ2 2 )とする。
【0097】最も良く用いられる評価関数Cを式(2)
に示す。
【0098】
【数2】
【0099】Cは、類似度が高いほど大きくなる。
【0100】また、最も簡単な評価関数Dを式(3)に
示す。
【0101】
【数3】
【0102】Dは、類似度が高いほど小さくなる。
【0103】探索範囲36内の全ての参照画像38にお
いて評価関数の値を求め、その値が最大もしくは最小と
なる参照画像38が求める特徴領域20の位置となる。
【0104】登録画像35は、図9に示すように、位置
検出後にその特徴領域20に更新されるため、頭の姿勢
が変化し、参照画像の形が変化しても(図9で左から右
に画像が変化しても)、登録画像との形の違いは大きく
ならず、1つ前で求めた特徴点の位置を基に、その登録
画像領域内で前記(3)の特徴点の位置決定と同様のア
ルゴリズムを用い、目や鼻などの特徴点の正確な座標を
求める。
【0105】次に前記(6)の頭部の位置・姿勢の検出
について図10を用いて述べる。
【0106】頭部が回転R、並進Tで表される移動を行
ったとし、各特徴点の初期位置を ri (i=1〜
n)、移動後の座標を ni (i=1〜n)とす
る。
【0107】この時、ni は式(4)で表される。
【0108】
【数4】
【0109】式(4)を解いて、回転R、並進Tを求め
れば、頭部の位置・姿勢は求まる。しかし、計測誤差が
あるために、全ての観測点で式(4)を満たす回転R、
並進Tは求まらない。
【0110】そこで、式(5)に示すように、ri を変
換した後の座標と、ni の残差をei とし、このei
自乗誤差を最小にする回転R、並進Tを求める。
【0111】
【数5】
【0112】
【数6】
【0113】このRをx、y、zの各軸に対する回転に
分離すれば、頭部の初期値に対する姿勢が求まる。
【0114】Rを式(8)に示す行列におく。
【0115】
【数7】
【0116】そして、X軸回りの回転角をrot
(X)、Y軸回りの回転角をrot(Y)、Z軸回りの
回転角をrot(Z)とおくと、
【数8】
【0117】
【数9】
【0118】
【数10】
【0119】となる。
【0120】頭部の位置は、並進Tの(x、y、z)座
標がそのまま頭部の初期値に対する位置となる。
【0121】並進Tを式(9)に示す行列におく。
【0122】 T=(b1 、b2 、b3 ) 式(9) そして、X軸の位置をtr(X)、Y軸の位置をtr
(Y)、Z軸の位置をtr(Z)とおくと、 tr(X)=b1 tr(Y)=b2 tr(Z)=b3 この rot(X)、rot(Y)、rot(Z) tr(X)、 tr(Y)、 tr(Z) が図11に示す座標系における基準位置に対する頭部の
位置・姿勢変化である。もしも、絶対的な世界座標系に
対する頭部の位置・姿勢の情報が必要ならば、世界座標
系における頭部の基準位置・姿勢が求められれば、簡単
な座標変換によって世界座標系に対する頭部の位置・姿
勢の情報が得られる。
【0123】遠隔操作型回転台付き作業監視用カメラに
適用する場合には、図12のように配置する。
【0124】頭部を動かした場合、作業者の視野から作
業監視用モニタ53がそれてしまうのを防止する為に
は、図13に示すような、作業監視用モニタの表示方法
を採用する。
【0125】図13(A)に示す分割スクリーン法で
は、カメラの光軸に合わせて表示する画面の位置を変更
し、2つのモニタ面にまたがっても表示出来るようにし
ておく。
【0126】図13(B)に示すワイドスクリーン法で
は、大画面のモニタの視線方向にある部分の視野にTV
画像を表示させる。
【0127】したがって、次のように作用する。
【0128】2台の計測用カメラの共通撮像範囲内で、
被験者の頭部(顔面)をカメラに正対するように位置す
る。
【0129】これが頭部の基準位置となり、この位置に
対する頭部の位置・姿勢が計測される。
【0130】2台の計測用カメラでは、基準位置の被験
者の顔面を撮像し、それぞれの画像を画像処理装置に入
力する。
【0131】画像処理装置では、まず、入力された2枚
の画像において、少なくとも3点の抽出すべき特徴点を
マウスなどで指示し、登録する。
【0132】このとき、2枚の画像で対応する同じ特徴
点を記憶しておく。
【0133】それぞれの特徴点に対して専用の抽出手法
を取り、その画像上の位置を求める。
【0134】2枚の画像における特徴点の画像上の位置
から、三角測量の原理でステレオ計測を行い、各特徴点
の3次元位置を求める。
【0135】この各特徴点の3次元位置を基準座標とし
て記憶しておく。
【0136】被験者の頭部が移動したとき、それぞれの
特徴点の近傍で抽出手法を繰り返し、その画像上の位置
を求め、同様にステレオ計測により各特徴点の3次元位
置を求める。
【0137】この各特徴点の3次元位置を参照座標とし
て記憶する。
【0138】先に記憶した基準座標と参照座標を用い、
参照座標の基準座標に対する座標変換を求める。
【0139】座標変換は、並進変換と回転変換に分けら
れ、これがそれぞれ頭部の位置と姿勢に対応する。
【0140】これにより、頭部の位置・姿勢が求まる。
【0141】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0142】(1)本発明を用いることにより、被験者
にセンサ類やマーク等をいっさい取付けることなく人間
の頭部の位置・姿勢を求めることができる。
【0143】(2)また、人間の目や口などの特徴点は
それぞれ固有の特質を持つため、各特徴点に専用の抽出
・追跡手法を用いることにより、正確にその画像上の位
置を検出することができる。
【0144】これにより、遠隔目視装置においては、作
業監視用カメラを見たい方向に向ける時にジヨイスティ
ックなど特殊なスイッチを操作することなく、操作員が
被験者撮像用カメラの前に座り、見たい方向に頭を向け
るだけで作業監視用カメラがその方向に向く。
【0145】(3)したがって、両手がふさがっていて
も見たい方向にカメラを向けることができ、作業効率が
上がる。
【0146】(4)また、操作員はなにも装着する必要
がなく、ただカメラの前に座るだけでよいので、長時間
の操作にも苦痛を伴わず、作業者の負担軽減につなが
る。
【0147】(5)また、視線検出を行う際にも、頭部
の動きは得られるので、頭部の動きに対する眼球の動き
を検出することができれば、完全に非接触で視線を求め
ることができ、様々な装置のインターフェースに視線を
用いることができ、操作員の意志を簡単かつ、速やかに
装置に伝えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る頭部位置・姿
勢計測装置の構成図。
【図2】第1の実施の形態に係る装置の特徴点の登録方
法の説明図。
【図3】第1の実施の形態に係る装置の眉の位置決定法
の説明図。
【図4】第1の実施の形態に係る装置の目の位置決定法
の説明図。
【図5】第1の実施の形態に係る装置の鼻とほくろの位
置決定法の説明図。
【図6】第1の実施の形態に係る装置の口の位置決定法
の説明図。
【図7】第1の実施の形態に係る装置の2眼ステレオ法
の原理を示す図。
【図8】第1の実施の形態に係る装置の正規相関による
特徴点抽出法の説明図。
【図9】第1の実施の形態に係る装置の登録画像を更新
する正規相関法の説明図。
【図10】第1の実施の形態に係る装置の座標変換の説
明図。
【図11】第1の実施の形態に係る装置の顔座標系の説
明図。
【図12】遠隔操作型回転台付き作業監視用カメラに適
用する場合の配置図。
【図13】作業監視用モニタの表示方法の説明図。
【図14】従来の頭部姿勢計測におけるメカニカルリン
ク方式の説明図。
【図15】従来の頭部姿勢計測における磁気センサ方式
の説明図。
【図16】従来の頭部姿勢計測における2眼ステレオ方
式の説明図(1)。
【図17】従来の頭部姿勢計測における2眼ステレオ方
式の説明図(2)。
【符号の説明】
1 …ヘルメット、 2 …メカニカルリンク 3 …頭部姿勢計測器、 4 …エンコーダ、 5 …磁気センサ、 6 …磁気コイル、 7 …計算器、 8 …磁界、 9 …マーク、 10…メガネ、 11…計測用カメラ、 12…画像処理装置、 13…右カメラ、 14…左カメラ、 15…頭部、 16…右モニタ、 17…左モニタ、 18…マウス、 19…ペン、 20…特徴領域、 21…カーソル、 22…眉、 23…ピーク、 24…右端、 25…左端、 26…重心、 27…目、 28…鼻、 29…ほくろ、 30…水平方向撮影分布、 31…口、 32…右画像、 33…左画像、 34…光軸、 35…登録画像、 36…探索範囲、 37…入力画像、 38…参照画像、 40…垂直方向撮影分布 51…作業監視用カメラ、 52…パン・チルト回転台、 53…作業監視用モニタ、 54…制御装置、 55…カメラ光軸、 100…頭部位置、姿勢計測装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人間の頭部の動きを計測する位置・姿勢計
    測装置において、(A)被験者を撮像する2台のカメラ
    (13、14)と、(B)前記2台のカメラから入力さ
    れた画像から特徴点を抽出・追跡し、2枚の画像で対応
    する特徴点を3角測量の原理で計測する画像処理装置
    (12)と、(C)モニタ(16、17)を有し、
    (D)被験者の顔の眉(22)と目(27)と鼻(2
    8)とほくろ(29)と口(31)の特徴点の内、少な
    くとも3点を選択し、それぞれの特徴点に専用の抽出・
    追跡手法により正確にその画像上の位置を検出してその
    3次元位置を2眼ステレオ計測により計測し、(E)そ
    の特徴点の相対的な位置変化からその位置・姿勢変化を
    計測することにより、被験者に特別なセンサやマーク等
    を取付けることなく頭部の位置・姿勢変化を計測するこ
    とを特徴とする頭部位置・姿勢の計測装置(100)。
  2. 【請求項2】(A)請求項1に記載した装置(100)
    と、作業監視用カメラ(51)と、パン・チルト回転台
    (52)と、作業監視用モニタ(53)と、制御装置
    (54)を具備し、(B)前記制御装置(54)は、請
    求項1に記載した装置(100)で計測した計測値に基
    づき、パン・チルト回転台(52)を介して、作業監視
    用カメラ(51)および複数の作業監視用モニタ(5
    3)を制御することを特徴とする作業監視装置。
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