JP4966207B2 - 殺虫およびダニ駆除特性を有する活性成分の組み合わせ - Google Patents

殺虫およびダニ駆除特性を有する活性成分の組み合わせ Download PDF

Info

Publication number
JP4966207B2
JP4966207B2 JP2007555515A JP2007555515A JP4966207B2 JP 4966207 B2 JP4966207 B2 JP 4966207B2 JP 2007555515 A JP2007555515 A JP 2007555515A JP 2007555515 A JP2007555515 A JP 2007555515A JP 4966207 B2 JP4966207 B2 JP 4966207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spp
active compound
alkyl
insecticidal
optionally
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007555515A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008531488A (ja
Inventor
フイツシヤー,ライナー
フンゲンベルク,ヘイケ
テイエレート,ボルフガング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer CropScience AG
Original Assignee
Bayer CropScience AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer CropScience AG filed Critical Bayer CropScience AG
Publication of JP2008531488A publication Critical patent/JP2008531488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4966207B2 publication Critical patent/JP4966207B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
    • A01N47/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having no bond to a nitrogen atom
    • A01N47/04Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having no bond to a nitrogen atom containing >N—S—C≡(Hal)3 groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/561,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

本発明は、第1に、公知環状ケトエノール類および、第2に、エチプロールを含む新規活性化合物の組み合わせに関し、これらの組み合わせは動物害虫、例えば、昆虫および望ましくないコナダニの駆除に非常に適する。
特定の環状ケトエノール類が除草、殺虫およびダニ駆除特性を有することは既に公知である。これらの化合物の活性は良好である;しかしながら、低い適用率では、時折、不満足なものである。
除草、殺虫もしくはダニ駆除作用を有することが公知であるものは、非置換二環式3−アリールピロリジン−2,4−ジオン誘導体(EP−A−355 599およびEP−A−415 211)および置換単環式3−アリールピロリジン−2,4−ジオン誘導体(EP−A−377 893およびEP−A−442 077)である。
多環式3−アリールピロリジン−2,4−ジオン誘導体(EP−A−442 073)および1H−アリールピロリジンジオン誘導体(EP−A−456 063、EP−A−521 334、EP−A−596 298、EP−A−613 884、EP−A−613 885、WO 94/01 997、WO 95/26 954、WO 95/20 572、EP−A−0 668 267、WO 96/25 395、WO 96/35 664、WO 97/01 535、WO 97/02 243、WO 97/36 868、WO 97/43 275、WO 98/05 638、WO 98/06 721、WO 98/25 928、WO 99/16 748、WO 99/24 437、WO 99/43 649、WO 99/48 869、WO 99/55 673、WO 01/17972、WO 01/23354、WO 01/74770、WO 04/007448、WO 04/024688、WO 04/065366、WO 04/080962)も公知である。
式(I)の化合物
Figure 0004966207
(式中
Xはハロゲン、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシもしくはシアノを表し、
W、YおよびZは、互いに独立して、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシもしくはシアノを表し、
Aは水素、各々の場合において場合によりハロゲン置換されるアルキル、アルコキシアルキル、場合により少なくとも1つの環原子がヘテロ原子で置換される、場合により置換される飽和シクロアルキルを表し、
Bは水素もしくはアルキルを表し、
AおよびBは、これらが結合する炭素原子と共に、飽和もしくは不飽和、非置換もしくは置換される、少なくとも1個のヘテロ原子を場合により含む環を表し、
Dは水素もしくは、アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、場合により1個以上の環構成要素がヘテロ原子で置換される飽和シクロアルキルからなる群からの場合により置換される基を表し、
AおよびDは、これらが結合する原子と共に、非置換であるか、もしくはA、D部分で置換され、および少なくとも1個のヘテロ原子を場合により含む、飽和もしくは不飽和環を表し、
Gは水素(a)を表すか、もしくは以下の基
Figure 0004966207
のうちの1つを表し、式中、
Eは金属イオンもしくはアンモニウムイオンを表し、
Lは酸素もしくはイオウを表し、
Mは酸素もしくはイオウを表し、
は各々の場合において場合によりハロゲン置換されるアルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、ポリアルコキシアルキルまたは場合によりハロゲン−、アルキル−もしくはアルコキシ−置換される、少なくとも1個のヘテロ原子が割り込んでいてもよい、シクロアルキル、各々の場合において場合により置換されるフェニル、フェニルアルキル、ヘタリール、フェノキシアルキルまたはヘタリールオキシアルキルを表し、
は各々の場合において場合によりハロゲン置換されるアルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、ポリアルコキシアルキルを表すか、または各々の場合において場合により置換されるシクロアルキル、フェニルもしくはベンジルを表し、
は場合によりハロゲン置換されるアルキルもしくは場合により置換されるフェニルを表し、
およびRは、互いに独立して、各々の場合において場合によりハロゲン置換されるアルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルキルチオ、アルケニルチオ、シクロアルキルチオを表すか、または各々の場合において場合により置換されるフェニル、ベンジル、フェノキシもしくはフェニルチオを表し、並びに
およびRは、互いに独立して、水素、各々の場合において場合によりハロゲン置換されるアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキルを表すか、場合により置換されるフェニルを表すか、場合により置換されるベンジルを表すか、または、これらが結合する窒素原子と共に、場合により置換される、酸素もしくはイオウが場合により割り込む環を表す)
およびDE−A−19653417から公知のエチプロール
Figure 0004966207
が非常に良好な殺虫およびダニ駆除特性を有することが今や見出されている。
驚くべきことに、本発明による活性化合物の組み合わせの殺虫およびダニ駆除作用は個々の活性化合物の作用の合計よりもかなり高い。真の予期し得ない相乗効果が存在し、単に作用の加算であるわけではない。
基が以下に定義される通りである式(I)の化合物を含む活性化合物の組み合わせが好ましい。
Wは、好ましくは、水素、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、塩素、臭素もしくはフッ素を表し、
Xは、好ましくは、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−ハロアルキル、フッ素、塩素もしくは臭素を表し、
YおよびZは、互いに独立して、好ましくは、水素、C−C−アルキル、ハロゲン、C−C−アルコキシもしくはC−C−ハロアルキルを表し、
Aは、好ましくは、水素または各々の場合において場合によりハロゲン置換されるC−C−アルキルもしくはC−C−シクロアルキルを表し、
Bは、好ましくは、水素、メチルもしくはエチルを表し、
A、Bおよびこれらが結合する炭素原子は、好ましくは、場合により1個の環構成要素が酸素もしくはイオウで置換され、およびC−C−アルキル、トリフルオロメチルもしくはC−C−アルコキシで場合により一もしくは二置換される、飽和C−C−シクロアルキルを表し、
Dは、好ましくは、水素、各々の場合において場合によりフッ素−もしくは塩素−置換されるC−C−アルキル、C−C−アルケニルもしくはC−C−シクロアルキルを表し、
AおよびDは、共に、好ましくは、場合により1つのメチレン基がイオウで置換される、場合によりメチル置換されるC−C−アルカンジイルを表し、
Gは水素(a)を表すか、もしくは以下の基
Figure 0004966207
のうちの1つ、特には、(a)、(b)、(c)もしくは(g)を表し、式中、
Eは金属イオンもしくはアンモニウムイオンを表し、
Lは酸素もしくはイオウを表し、および
Mは酸素もしくはイオウを表し、
は、好ましくは、各々の場合において場合によりハロゲン置換されるC−C10−アルキル、C−C10−アルケニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキルまたは場合によりフッ素−、塩素−、C−C−アルキル−もしくはC−C−アルコキシ−置換されるC−C−シクロアルキルを表し、
場合によりフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−置換されるフェニルを表し、
各々の場合において場合により塩素−もしくはメチル−置換されるピリジルもしくはチエニルを表し、
は、好ましくは、各々の場合において場合によりフッ素−もしくは塩素−置換されるC−C10−アルキル、C−C10−アルケニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキルを表し、
場合によりメチル−もしくはメトキシ−置換されるC−C−シクロアルキルを表し、または
各々の場合において場合によりフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−置換されるフェニルもしくはベンジルを表し、
は、好ましくは、場合によりフッ素置換されるC−C−アルキルを表すか、または場合によりフッ素−、塩素−、臭素−、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、トリフルオロメチル−、トリフルオロメトキシ−、シアノ−もしくはニトロ−置換されるフェニルを表し、
は、好ましくは、各々の場合において場合によりフッ素−もしくは塩素−置換されるC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルアミノ、C−C−アルキルチオを表すか、または各々の場合において場合によりフッ素−、塩素−、臭素−、ニトロ−、シアノ−、C−C−アルコキシ−、トリフルオロメトキシ−、C−C−アルキルチオ−、C−C−ハロアルキルチオ−、C−C−アルキル−もしくはトリフルオロメチル−置換されるフェニル、フェノキシもしくはフェニルチオを表し、
は、好ましくは、C−C−アルコキシもしくはC−C−チオアルキルを表し、
は、好ましくは、C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルケニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキルを表し、
は、好ましくは、C−C−アルキル、C−C−アルケニルもしくはC−C−アルコキシ−C−C−アルキルを表し、
およびRは、共に、好ましくは、場合によりメチル−もしくはエチル−置換される、場合により1個の炭素原子が酸素もしくはイオウで置換されるC−C−アルキレン基を表す。
Wは、特に好ましくは、水素、メチル、エチル、塩素、臭素もしくはメトキシを表し、
Xは、特に好ましくは、塩素、臭素、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、メトキシ、エトキシもしくはトリフルオロメチルを表し、
YおよびZは、互いに独立して、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、トリフルオロメチルもしくはメトキシを表し、
Aは、特に好ましくは、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、シクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表し、
Bは、特に好ましくは、水素、メチルもしくはエチルを表し、
A、Bおよびこれらが結合する炭素原子は、特に好ましくは、場合により1個の環構成要素が酸素で置換され、およびメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシもしくはブトキシで場合により一置換される、飽和C−シクロアルキルを表し、
Dは、特に好ましくは、水素を表し、メチル、エチル、プロピル、i−プロピル、ブチル、i−ブチル、アリル、シクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表し、
AおよびDは、共に、特に好ましくは、場合によりメチル置換されるC−C−アルカンジイルを表し、
Gは、特に好ましくは、水素(a)を表すか、もしくは以下の基
Figure 0004966207
のうちの1つを表し、式中、
Mは酸素もしくはイオウを表し、
は、特に好ましくは、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、メトキシメチル、エトキシメチル、エチルチオメチル、シクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表し、
場合によりフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、メチル−、エチル−、メトキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−置換されるフェニルを表し、
各々の場合において場合により塩素−もしくはメチル−置換されるピリジルもしくはチエニルを表し、
は、特に好ましくは、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、メトキシエチル、エトキシエチルを表すか、またはフェニルもしくはベンジルを表し、
およびRは、互いに独立して、特に好ましくは、メチル、エチルを表すか、もしくはC−メチレン基が酸素で置換されるC−アルキレン基を共に表す。
Wは、特に好ましくは、水素もしくはメチルを表し、
Xは、特に好ましくは、塩素、臭素もしくはメチルを表し、
YおよびZは、互いに独立して、特に好ましくは、水素、塩素、臭素もしくはメチルを表し、
A、Bおよびこれらが結合する炭素原子は、特に好ましくは、場合により1個の環構成要素が酸素で置換され、およびメチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシもしくはブトキシで場合により一置換される、飽和C−シクロアルキルを表し、
Dは、特に好ましくは、水素を表し、
Gは、特に好ましくは、水素(a)を表すか、もしくは以下の基
Figure 0004966207
のうちの1つを表し、式中、
Mは酸素もしくはイオウを表し、
は、特に好ましくは、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、メトキシメチル、エトキシメチル、エチルメチルチオ、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルを表し、または
場合によりフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、メトキシ−、トリフルオロメチル−、トリフルオロメトキシ−、シアノ−もしくはニトロ−置換されるフェニルを表し、
各々の場合において場合により塩素−もしくはメチル−置換されるピリジルもしくはチエニルを表し、
は、特に好ましくは、C−C−アルキル、C−C−アルケニル、メトキシエチル、エトキシエチル、フェニルもしくはベンジルを表し、
およびRは、互いに独立して、特に好ましくは、メチル、エチルを表し、もしくはC−メチレン基が酸素で置換されるC−アルキレンを共に表す。
式(I)の化合物
Figure 0004966207
Figure 0004966207
およびエチプロールを含む活性化合物の組み合わせが特に好ましい。
加えて、活性化合物の組み合わせは、混合することができるさらなる殺真菌的、ダニ駆除的もしくは殺虫的に活性の化合物を含むこともできる。
活性化合物が本発明による活性化合物の組み合わせ中に特定の重量比で存在する場合、この相乗効果が特に顕著である。しかしながら、活性化合物の組み合わせにおける活性化合物の重量比は比較的広い範囲内で変化し得る。一般には、本発明による組み合わせは式(I)の活性化合物およびエチプロールを以下の好ましい、および特に好ましい混合比で含有する。
好ましい混合比:50:1から1:50
特に好ましい混合比:25:1から1:25
これらの混合比は重量比に基づく。この比は式(I)の活性化合物:エチプロールを意味するものと理解されるべきである。
本発明による活性化合物の組み合わせは、農業、動物の健康、森林、保管製品および材料の保護、並びに衛生部門において見出される、動物害虫、好ましくは、節足動物類および線虫類、特には、昆虫類およびクモ類の駆除に適する。これらは正常に感受性および耐性である種に対して、並びに全ての、もしくは個々の発達段階に対して活性である。上記害虫には以下が含まれる。
イソポダ(Isopoda)目から、例えば、オニスクス・アセルス(Oniscus asellus)、アルマジリジウム・ブルガレ(Armadillidium vulgare)およびポルセリオ・スカベル(Porcellio scaber)。
ジプロポダ(Diplopoda)目から、例えば、ブラニウルス・グッツラツス(Blaniulus guttulatus)。
キロポダ(Chilopoda)目から、例えば、ゲオフィルス・カルポファグス(Geophilus carpophagus)、スクチゲラ属種(Scutigera spp.)。
シンフィラ(Symphyla)目から、例えば、スクチゲレラ・イムマクラタ(Scutigerella immaculata)。
チサヌラ(Thysanura)目から、例えば、レピスマ・サッカリナ(Lepisma saccharina)。
コレムボラ(Collembola)目から、例えば、オニキウルス・アルマツス(Onychiurus armatus)。
オルトプテラ(Orthoptera)目から、例えば、アケタ・ドメスチクス(Acheta domesticus)、グリロタルパ属種(Gryllotalpa spp.)、ロクスタ・ミグラトリア・ミグラトリオイデス(Locusta migratoria migratorioides)、メラノプルス属種(Melanoplus spp.)、シストセルカ・グレガリア(Schistocerca gregaria)。
ブラッタリア(Blattaria)目から、例えば、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、ロイコフェア・マデレ(Leucophaea maderae)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)。
デルマプテラ(Dermaptera)目から、例えば、ホルフィクラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)。
イソプテラ(Isoptera)目から、例えば、レチクリテルメス属種(Reticulitermes spp.)。
フチラプテラ(Phthiraptera)目から、例えば、ペジクルス・フマヌス・コルポリス(Pediculus humanus corporis)、ヘマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.)、ダマリニア属種(Damalinia spp.)。
チサノプテラ(Thysanoptera)目から、例えば、ヘルシノトリプス・フェモラリス(Hercinothrips femoralis)、トリプス・タバシ(Thrips tabaci)、トリプス・パルミ(Thrips palmi)、フランクリニエラ・オクシデンタリス(Frankliniella occidentalis)。
ヘテロプテラ(Heteroptera)目から、例えば、ユーリガステル属種(Eurygaster spp.)、ジスデルクス・インテルメジウス(Dysdercus intermedius)、ピエスマ・カドラタ(Piesma quadrata)、シメクス・レクツラリウス(Cimex lectularius)、ロドニウス・プロリクス(Rhodnius prolixus)、トリアトマ属種(Triatoma spp.)。
ホモプテラ目から、例えば、アロイロデス・ブラッシケ(Aleurodes brassicae)、ベミシア・タバシ(Bemisia tabaci)、トリアロイロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)、アフィス・ゴシピイ(Aphis gossypii)、ブレビコリネ・ブラッシケ(Brevicoryne brassicae)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、アフィス・ファベ(Aphis fabae)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、エリオソマ・ラニゲルム(Eriosoma lanigerum)、ヒアロプテルス・アルンジニス(Hyalopterus arundinis)、フィロキセラ・バスタトリクス(Phylloxera vastatrix)、ペムフィグス属種(Pemphigus spp.)、マクロシフム・アベネ(Macrosiphum avenae)、ミズス属種(Myzus spp.)、ホロドン・フムリ(Phorodon humuli)、ロパロシフム・パジ(Rhopalosiphum padi)、エムポアスカ属種(Empoasca spp.)、ユースセリス・ビロバツス(Euscelis bilobatus)、ネホテチクス・シンクチセプス(Nephotettix cincticeps)、レカニウム・コルニ(Lecanium corni)、サイッセチア・オレエ(Saissetia oleae)、ラオデルファクス・ストリアテルス(Laodelphax striatellus)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、アオニジエラ・オーランチイ(Aonidiella aurantii)、アスピジオツス・ヘデレ(Aspidiotus hederae)、シュードコッカス属種(Pseudococcus spp.)、サイラ属種(Psylla spp.)。
レピドプテラ(Lepidoptera)目から、例えば、ペクチノホラ・ゴッシピエラ(Pectinophora gossypiella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、リトコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、ヒポノモイタ・パデラ(Hyponomeuta padella)、プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)、マラコソマ・ノイストリア(Malacosoma neustria)、ユープロクチス・クリソロエア(Euproctis chrysorrhoea)、リマントリア属種(Lymantria spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、フィロクニスチス・シトレラ(Phyllocnistis citrella)、アグロチス属種(Agrotis spp.)、ユーキソア属種(Euxoa spp.)、フェルチア属種(Feltia spp.)、エアリアス・インスラナ(Earias insulana)、ヘリオチス属種(Heliothis spp.)、マメストラ・ブラッシケ(Mamestra brassicae)、パノリス・フラメア(Panolis flammea)、スポドプテラ属種(Spodoptera spp.)、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)、カルポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella)、ピエリス属種(Pieris spp.)、キロ属種(Chilo spp.)、ピラウスタ・ヌビラリス(Pyrausta nubilalis)、エフェスチア・クエニエラ(Ephestia kuehniella)、ガレリア・メロネラ(Galleria mellonella)、チネオラ・ビッセリエラ(Tineola bisselliella)、チネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、ホフマンノフィラ・シュードスプレテラ(Hofmannophila pseudospretella)、カコエシア・ポダナ(Cacoecia podana)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、コリストノイラ・フミフェラナ(Choristoneura fumiferana)、クリシア・アムビグエラ(Clysia ambiguella)、ホモナ・マグナニマ(Homona magnanima)、トルトリクス・ビリダナ(Tortrix viridana)、クナファロセルス属種(Cnaphalocerus spp.)、オウレマ・オリゼ(Oulema oryzae)。
コレオプテラ(Coleoptera)目から、例えば、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizopertha dominica)、ブルキジウス・オブテクツス(Bruchidius obtectus)、アカントスセリデス・オブテクツス(Acanthoscelides obtectus)、ヒロトルペス・バジュルス(Hylotrupes bajulus)、アゲラスチカ・アルニ(Agelastica alni)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、フェドン・コクレアリエ(Phaedon cochleariae)、ジアブロチカ属種(Diabrotica spp.)、サイリオデス・クリソセファラ(Psylliodes chrysocephala)、エピラクナ・バリベスチス(Epilachna varivestis)、アトマリア属種(Atomaria spp.)、オリゼフィルス・スリナメンシス(Oryzaephilus surinamensis)、アントノムス属種(Anthonomus spp.)、シトフィルス属種(Sitophilus spp.)、オチオリンクス・スルカツス(Otiorrhynchus sulcatus)、コスモポリテス・ソルジズス(Cosmopolites sordidus)、ソイトリンクス・アシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)、デルメステス属種(Dermestes spp.)、トロゴデルマ属種(Trogoderma spp.)、アントレヌス属種(Anthrenus spp.)、アタゲヌス属種(Attagenus spp.)、リクツス属種(Lyctus spp.)、メリゲテス・エネウス(Meligethes aeneus)、プチヌス属種(Ptinus spp.)、ニプツス・ホロロイクス(Niptus hololeucus)、ギッビウム・サイロイデス(Gibbium psylloides)、トリボリウム属種(Tribolium spp.)、テネブリオ・モリトル(Tenebrio molitor)、アグリオテス属種(Agriotes spp.)、コノデルス属種(Conoderus spp.)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolontha)、アムフィマロン・ソルスチチアリス(Amphimallon solstitialis)、コステリトラ・ゼアランジカ(Costelytra zealandica)、リソロプトルス・オリゾフィルス(Lissorhoptrus oryzophilus)。
ヒメノプテラ(Hymenoptera)目から、例えば、ジプリオン属種(Diprion spp.)、ホプロカムパ属種(Hoplocampa spp.)、ラシウス属種(Lasius spp.)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)、ベスパ属種(Vespa spp.)。
ジプテラ(Diptera)目から、例えば、エデス属種(Aedes spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、クレクス属種(Culex spp.)、ドロソフィラ・メラノガステル(Drosophila melanogaster)、ムスカ属種(Musca spp.)、ファンニア属種(Fannia spp.)、カリホラ・エリトロセファラ(Calliphora erythrocephala)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、クリソミイア属種(Chrysomyia spp.)、クテレブラ属種(Cuterebra spp.)、ガストロフィルス属種(Gastrophilus spp.)、ヒッポボスカ属種(Hyppobosca spp.)、ストモキシス属種(Stomoxys spp.)、オエストルス属種(Oestrus spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、タンニア属種(Tannia spp.)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、オシネラ・フリト(Oscinella frit)、ホルビア属種(Phorbia spp.)、ペゴミイア・ヒオシアミ(Pegomyia hyoscyami)、セラチチス・カピタタ(Ceratitis capitata)、ダクス・オレエ(Dacus oleae)、チプラ・パルドサ(Tipula paludosa)、ヒレミイア属種(Hylemyia spp.)、リリオミザ属種(Liriomyza spp.)。
シホナプテラ(Siphonaptera)目から、例えば、ゼノサイラ・ケオピス(Xenopsylla cheopis)、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.)。
クモ網から、例えば、スコルピオ・マウルス(Scorpio maurus)、ラトロデクツス・マクタンス(Latrodectus mactans)、アカルス・シロ(Acarus siro)、アルガス属種(Argas spp.)、オルニトドロス属種(Ornithodoros spp.)、デルマニッスス・ガリネ(Dermanyssus gallinae)、エリオフィエス・リビス(Eriophyes ribis)、フィロコプトルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)、ボオフィルス属種(Boophilus spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.)、アムブリオマ属種(Amblyomma spp.)、ヒアロマ属種(Hyalomma spp.)、イキソデス属種(Ixodes spp.)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、タルソネムス属種(Tarsonemus spp.)、ブリオビア・プレチオサ(Bryobia praetiosa)、パノニクス属種(Panonychus spp.)、テトラニクス属種(Tetranychus spp.)、ヘミタルソネムス属種(Hemitarsonemus spp.)、ブレビパルプス属種(Brevipalpus spp.)。
植物寄生線虫には、例えば、プラチレンクス属種(Pratylenchus spp.)、ラドホルス・シミリス(Radopholus similis)、ジトレンクス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)、チレンクルス・セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)、ヘテロデラ属種(Heterodera spp.)、グロボデラ属種(Globodera spp.)、メロイドギネ属種(Meloidogyne spp.)、アフェレンコイデス属種(Aphelenchoides spp.)、ロンギドルス属種(Longidorus spp.)、キシフィネルナ属種(Xiphinerna spp.)、トリコドルス属種(Trichodorus spp.)、ブルサフェレンクス属種(Bursaphelenchus spp.)。
活性化合物の組み合わせは慣例的な配合物、例えば、溶液、エマルジョン、湿潤性粉末、懸濁液、粉末、ダスト、ペースト、可溶性粉末、顆粒、懸濁液−エマルジョン濃縮物、活性化合物を含浸させた天然および合成物質、並びにポリマー性物質中の微量封入に変換することができる。
これらの配合物は公知の方法で、例えば、活性化合物を、場合により表面活性剤を、すなわち、乳化剤および/もしくは分散剤、および/もしくは泡形成剤を用いて、増量剤、すなわち、液体溶媒および/もしくは固体担体と混合することによって製造される。
用いられる増量剤が水である場合、例えば、有機溶媒を補助溶媒として用いることもできる。以下は液体溶媒として本質的に適する。芳香族物質、例えば、キシレン、トルエンもしくはアルキルナフタレン、塩素化芳香族物質もしくは塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン、クロロエチレンもしくは塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサンもしくはパラフィン、例えば、鉱油画分、鉱油および植物油、アルコール、例えば、ブタノールもしくはグリコール並びにこれらのエーテルおよびエステル、ケトン、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンもしくはシクロヘキサノン、強度に極性の溶媒、例えば、ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシド、さもなくば、水である。
適切な固体担体は、
例えば、アンモニウム塩および粉砕天然鉱物、例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルガイト、モンモリロナイトもしくは珪藻土、および粉砕合成物質、例えば、高分散シリカ、アルミナおよびケイ酸塩であり;顆粒に適する固体担体は、例えば、破砕および細分化天然岩石、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石および苦灰石、さもなくば、無機および有機粗挽き粉の合成顆粒、並びに有機材料の顆粒、例えば、木屑、ココナッツの殻、トウモロコシ粕およびタバコ茎であり;適切な乳化剤および/もしくは泡形成剤は、例えば、非イオン性およびアニオン性乳化剤、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル、アルキルスルホネート、アルキルスルフェート、アリールスルホネート、さもなくば、タンパク加水分解物であり;適切な分散剤は、例えば、リグノ亜硫酸塩廃液およびメチルセルロースである。
増粘剤、例えば、カルボキシメチルセルロース並びに粉末、顆粒もしくはラテックスの形態にある天然および合成ポリマー、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコールおよびポリビニルアセテート、さもなくば天然リン脂質、例えば、セファリンおよびレシチン、並びに合成リン脂質を配合物中に用いることができる。他の可能な添加物は鉱油および植物油である。
着色料、例えば、無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー、並びに有機着色料、例えば、アリザリン着色料、アゾ着色料および金属フタロシアニン着色料、並びに微量栄養素、例えば、鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩を用いることができる。
これらの配合物は、一般には、0.1から95重量%の活性化合物、好ましくは、0.5から90%を含む。
本発明による活性化合物の組み合わせは、これらの商業的に入手可能な配合物およびこれらの配合物から調製される使用形態中に、他の活性化合物、例えば、殺虫剤、誘引剤、滅菌剤、殺菌剤、ダニ駆除剤、殺線虫剤、殺真菌剤、成長調節性物質もしくは除草剤との混合物として存在することができる。殺虫剤には、例えば、特に、リン酸塩類、カルバメート類、カルボン酸塩類、塩素化炭化水素類、フェニル尿素類および微生物によって産生される物質が含まれる。
他の公知活性化合物、例えば、除草剤もしくは肥料および成長調節剤との混合物も可能である。
殺虫剤として用いるとき、本発明による活性化合物の組み合わせは、さらに、これらの商業的に入手可能な配合物およびこれらの配合物から調製される使用形態中に、共力剤との混合物として存在することができる。共力剤は、添加される共力剤がそれ自体で活性である必要はなしに、活性化合物の作用を高める化合物である。
商業的に入手可能な配合物から調製される使用形態の活性化合物含有率は広範な限度内で変化し得る。使用形態の活性化合物含有率は0.0000001から95重量%の活性化合物、好ましくは、0.0001から1重量%であり得る。
これらの化合物は、この使用形態に適する慣例的な方法で用いられる。
衛生害虫および保管製品害虫に対して用いられるとき、活性化合物の組み合わせは、木材およびクレーに対する優れた残留作用に加えて、石灰処理物質上のアルカリに対する良好な安定性によって特徴付けられる。
本発明による活性化合物の組み合わせは、植物害虫、衛生害虫および保管製品害虫に対するだけではなく、獣医学的医薬部門において、動物寄生虫(外部寄生虫)、例えば、ハードチック(hard ticks)、ソフトチック(soft ticks)、疥癬ダニ(mange mites)、ツツガムシ(harvest mites)、ハエ(刺噛性および舐性)、寄生性ハエ幼生、シラミ、毛ジラミ、羽ジラミおよびノミにも対しても活性である。これらの寄生生物には以下のものが含まれる。
アノプルリダ(Anoplurida)目から、例えば、ヘマトピヌス属種(Haematopinus spp.)、リノグナツス属種(Linognathus spp.)、ペジクルス属種(Pediculus spp.)、フチルス属種(Phtirus spp.)、ソレノポテス属種(Solenopotes spp.)。
マロファギダ(Mallophagida)目並びにアムブリセリナ(Amblycerina)およびイシュノセリナ(Ischnocerina)亜目から、例えば、トリメノポン属種(Trimenopon spp.)、メノポン属種(Menopon spp.)、トリノトン属種(Trinoton spp.)、ボビコラ属種(Bovicola spp.)、ウェルネキエラ属種(Werneckiella spp.)、レピケントロン属種(Lepikentron spp.)、ダマリナ属種(Damalina spp.)、トリコデクテス属種(Trichodectes spp.)、フェリコラ属種(Felicola spp.)。
ジプテラ(Diptera)目並びにネマトセリナ(Nematocerina)およびブラキセリナ(Brachycerina)亜目から、例えば、エデス属種(Aedes spp.)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、クレクス属種(Culex spp.)、シムリウム属種(Simulium spp.)、ユーシムリウム属種(Eusimulium spp.)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、ルツォミイア属種(Lutzomyia spp.)、クリコイデス属種(Culicoides spp.)、クリソプス属種(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属種(Hybomitra spp.)、アチロツス属種(Atylotus spp.)、タバヌス属種(Tabanus spp.)、ヘマトポタ属種(Haematopota spp.)、フィリポミイア属種(Philipomyia spp.)、ブラウラ属種(Braula spp.)、ムスカ属種(Musca spp.)、ヒドロテア属種(Hydrotaea spp.)、ストモキシス属種(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属種(Haematobia spp.)、モレリア属種(Morellia spp.)、ファニア属種(Fannia spp.)、グロッシナ属種(Glossina spp.)、カリホラ属種(Calliphora spp.)、ルシリア属種(Lucilia spp.)、クリソミイア属種(Chrysomyia spp.)、ウォールファーチア属種(Wohlfahrtia spp.)、サルコファガ属種(Sarcophaga spp.)、エストルス属種(Oestrus spp.)、ヒポデルマ属種(Hypoderma spp.)、ガステロフィルス属種(Gasterophilus spp.)、ヒッポボスカ属種(Hippobosca spp.)、リポプテナ属種(Lipoptena spp.)、メロファグス属種(Melophagus spp.)。
シホナプテリダ(Siphonapterida)目から、例えば、プレクス属種(Pulex spp.)、クテノセファリデス属種(Ctenocephalides spp.)、ゼノサイラ属種(Xenopsylla spp.)、セラトフィルス属種(Ceratophyllus spp.)。
ヘテロプテリダ(Heteropterida)目から、例えば、シメクス属種(Cimex spp.)、トリアトマ属種(Triatoma spp.)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)、パンストロンギルス属種(Panstrongylus spp.)。
ブラッタリダ(Blattarida)目から、例えば、ブラッタ・オリエンタリス(Blatta orientalis)、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattela germanica)、スペラ属種(Supella spp.)。
アカリア(Acaria)(アカリダ(Acarida))亜網並びにメタおよびメソスチグマタ(Meta− and Mesostigmata)目から、例えば、アルガス属種(Argas spp.)、オルニトドルス属種(Ornithodorus spp.)、オトビウス属種(Otobius spp.)、イキソデス属種(Ixodes spp.)、アムブリオマ属種(Amblyomma spp.)、ブーフィルス属種(Boophilus spp.)、デルマセントル属種(Dermacentor spp.)、ヘモフィサリス属種(Haemophysalis spp.)、ヒアロマ属種(Hyalomma spp.)、リピセファルス属種(Rhipicephalus spp.)、デルマニッスス属種(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属種(Raillietia spp.)、ニューモニッスス属種(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属種(Sternostoma spp.)、バロア属種(Varroa spp.)。
アクチネヂダ(Actinedida)(プロスチグマタ(Prostigmata))およびアカリジダ(Acaridida)(アスチグマタ(Astigmata))目から、例えば、アカラピス属種(Acarapis spp.)、シェイレチエラ属種(Cheyletiella spp.)、オルニトシェイレチア属種(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属種(Myobia spp.)、プソレルガテス属種(Psorergates spp.)、デモデクス属種(Demodex spp.)、トロムビクラ属種(Trombicula spp.)、リストロホルス属種(Listrophorus spp.)、アカルス属種(Acarus spp.)、チロファグス属種(Tyrophagus spp.)、カログリフス属種(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属種(Hypodectes spp.)、プテロリクス属種(Pterolichus spp.)、プソロプテス属種(Psoroptes spp.)、コリオプテス属種(Chorioptes spp.)、オトデクテス属種(Otodectes spp.)、サルコプテス属種(Sarcoptes spp.)、ノトエドレス属種(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属種(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属種(Cytodites spp.)、ラミノシオプテス属種(Laminosioptes spp.)。
本発明による活性化合物の組み合わせは、農業家畜、例えば、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、ロバ、ラクダ、バッファロー、ウサギ、ニワトリ、七面鳥、アヒル、ガチョウ、ミツバチ、他の家庭内動物、例えば、イヌ、ネコ、篭の鳥、水槽の魚、並びに、いわゆる実験動物、例えば、ハムスター、モルモット、ラットおよびマウスを攻撃する節足動物の駆除にも適する。これらの節足動物を駆除することにより、死亡および(肉、ミルク、羊毛、皮、卵、蜜等の)生産性の低下の事例が減少するはずであり、従って、本発明による活性化合物の使用によってより経済的で簡単な動物の管理が可能である。
本発明による活性化合物の組み合わせは、獣医学部門において、公知の方法で、例えば錠剤、カプセル、頓服、水薬、顆粒、ペースト、ボーラス、フィードスルー法、座剤の形態での経腸投与により、非経口投与により、例えば、注射(筋肉内、皮下、静脈内、腹腔内等)、移植により、鼻投与により、例えば、浸漬もしくは液浴、噴霧、注ぎ、斑染、洗浄、粉末処理の形態での経皮投与により、並びに、活性化合物を含む成形物品、例えば、首輪、耳標、尾標、肢帯、端綱、標識装置等の助けを借りて用いられる。
ウシ、家禽、家庭内動物等に用いるとき、活性化合物の組み合わせは、活性化合物を1から80重量%の量で含む配合物(例えば、粉末、エマルジョン、自由流動剤)として直接、もしくは100から10000倍希釈の後に適用することができ、または化学浴として用いることができる。
さらに、本発明による活性化合物の組み合わせは工業材料を破壊する昆虫に対する強力な殺虫作用を有することが見出されている。
以下の昆虫を例として、および好ましいものとして、しかしながら限定としてではなしに、言及することができる。
甲虫、例えば、
ヒロトルペス・バジュルス(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストロビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌス・ペクチルニス(Ptilinus pecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、エルノビウス・モリス(Ernobius mollis)、プリオビウム・カルピニ(Priobium carpini)、リクツス・ブルネウス(Lyctus brunneus)、リクツス・アフリカヌス(Lyctus africanus)、リクツス・プラニコリス(Lyctus planicollis)、リクツス・リネアリス(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・エクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテス・ルギコリス(Minthes rugicollis)、キシレボルス属種(Xyleborus spp.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spp.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボウトリクス・ブルネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spp.)、ジノデルス・ミヌツス(Dinoderus minutus)。
膜翅類昆虫、例えば、
シレックス・ジュベンクス(Sirex juvencus)、ウロセルス・ギガス(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)、ウロセルス・アウグル(Urocerus augur)。
シロアリ、例えば、
カロテルメス・フラビコリス(Kalotermes flavicollis)、クリプトテルメス・ブレビス(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インジコラ(Heterotermes indicola)、レチクリテルメス・フラビペス(Reticulitermes flavipes)、レチクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レチクリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、マストテルメス・ダルウィニエンシス(Mastotermes darwiniensis)、ズーテルモプシス・ネバデンシス(Zootermopsis nevadensis)、コプトテルメス・ホルモサヌス(Coptotermes formosanus)。
シミ、例えば、レピスマ・サッカリナ(Lepisma saccharina)。
本文脈における工業材料は非生命物質、例えば、好ましくは、ポリマー、接着剤、グルー、紙およびボード、皮革、木、木材製品および塗料を意味するものと理解される。
昆虫の攻撃から保護されるべき材料は、特に好ましくは、木および木材製品である。
本発明による組成物もしくはこれを含む混合物によって保護することができる木および木材製品は、例えば、以下のものを意味するものと理解されるべきである。
建築用木材、木製の梁、鉄道枕木、橋の構成要素、桟橋、木製の器、箱、パレット、容器、電信柱、木製の羽目板、木製の窓枠およびドア、ベニヤ板、合板、建具類、または家屋建設もしくは建造建具類において極めて一般的に用いられる木製製品。
活性成分の組み合わせはこのようなものとして、濃縮物または一般に慣例的な配合物、例えば、粉末、顆粒、溶液、懸濁液、エマルジョンもしくはペーストの形態で用いることができる。
上記配合物はそれ自体公知の方法で、例えば、活性化合物を少なくとも1種類の溶媒または希釈剤、乳化剤、分散剤および/または結合剤もしくは固定化剤、撥水剤、所望であるならば、乾燥剤およびUV安定化剤、並びに、所望であるならば、着色料および顔料、並びに他の処理助剤と混合することによって調製することができる。
木および木材製品の保護に用いられる殺虫性組成物もしくは濃縮物は、本発明による活性化合物を0.0001から95重量%、特には、0.001から60重量%の濃度で含有する。
用いられる組成物もしくは濃縮物の量は昆虫の種および発生量並びに媒体に依存する。用いるべき最適量は、各々の場合において、適用時の一連の試験によって決定することができる。しかしながら、一般には、保護しようとする材料を基準にして0.0001から20重量%、好ましくは、0.001から10重量%の活性化合物を用いることで十分である。
適切な溶媒および/もしくは希釈剤は、有機化学溶媒もしくは溶媒混合液および/または低揮発性の油性もしくは油型有機化学溶媒もしくは溶媒混合液および/または極性有機化学溶媒もしくは溶媒混合液および/または水並びに、適切であるならば、乳化剤および/もしくは湿潤剤である。
使用するのが好ましい有機化学的溶媒は、35を超えるエバポレーションナンバー(evaporation number)を有し かつ、30℃を超える引火点、好ましくは45℃を超える引火点を有する、油性もしくは油型溶媒である。使用されるそのような低揮発性の油性または油溶の水不溶性溶媒は、適切な鉱油もしくはこれらの芳香性画分、または鉱油含有溶媒混合液、好ましくは、揮発油、石油および/もしくはアルキルベンゼンである。
好ましくは170℃から220℃の沸点範囲を有する鉱油、170℃から220℃の沸点範囲を有する揮発油、250℃から350℃の沸点範囲を有するスピンドル油、160℃から280℃の沸点範囲を有する石油もしくは芳香族物質、テレピン油等を用いる。
好ましい態様においては、180℃から210℃の沸点範囲を有する液状脂肪族炭化水素または180℃から220℃の沸点範囲を有する芳香族および脂肪族炭化水素の高沸点混合液および/またはスピンドル油および/またはモノクロロナフタレン、好ましくは、α−モノクロロナフタレンを使用する。
35を超えるエバポレーションナンバーを有し、かつ、30℃を超える引火点、好ましくは45℃を超える引火点を有する低揮発性の有機油性もしくは油型溶媒を部分的に、高もしくは中揮発性の有機化学溶媒で置き換えることができ、ただし、この溶媒混合液も35を超えるエバポレーションナンバーおよび30℃を超える、好ましくは45℃を超える引火点を有し、およびこの混合物がこの溶媒混合液で溶解するかまたは乳化できることを条件とする。
好ましい態様においては、有機化学溶媒もしくは溶媒混合液または脂肪族極性有機化学溶媒もしくは溶媒混合液のいくらかを置き換える。ヒドロキシルおよび/もしくはエステルおよび/もしくはエーテル基を含む脂肪族有機化学溶媒、例えば、グリコールエーテル、エステル等が好ましく用いられる。
本発明の目的に用いられる有機化学結合剤は、それ自体公知であり、水で希釈することができ、および/もしくは用いられる有機化学溶媒中に可溶もしくは分散可能もしくは乳化可能である合成樹脂および/もしくは結合乾燥油であり、特には、アクリレート樹脂、ビニル樹脂、例えば、ポリビニルアセテート、ポリエステル樹脂、多縮合もしくは多付加樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂もしくは修飾アルキド樹脂、フェノール樹脂、炭化水素樹脂、例えば、インデン/クマロン樹脂、シリコーン樹脂、乾燥性植物油並びに/または乾燥性油並びに/または天然および/もしくは合成樹脂をベースとする物理的乾燥性結合剤を含んでなるか、またはこれらを含む結合剤である。
結合剤として用いられる合成樹脂はエマルジョン、分散液もしくは溶液の形態で用いることができる。ビチューメンまたはビチューメン様物質を、結合剤として、10重量%までの量で用いることもできる。加えて、それ自体は公知である着色料、顔料、撥水剤、臭気修正剤および阻害剤もしくは防食剤等も用いることができる。
本発明によると、組成物もしくは濃縮物は、好ましくは、有機化学結合剤として、少なくとも1種類のアルキド樹脂もしくは修飾アルキド樹脂および/または乾燥性植物油を含有する。本発明に従って好ましく用いられるアルキド樹脂は、45重量%を上回り、好ましくは50から68重量%の油含有率を有するものである。
上述の結合剤のいくらかもしくは全てを固定化剤(混合物)もしくは可塑剤(混合物)で置き換えることができる。これらの添加物は活性化合物の揮発および、その上、結晶化もしくは沈殿を防止することを目的とする。これらは、好ましくは、結合剤の0.01から30%(用いられる結合剤の100%を基準にして)を置き換える。
可塑剤はフタル酸エステル、例えば、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチルもしくはフタル酸ベンジルブチル、リン酸エステル、例えば、リン酸トリブチル、アジピン酸エステル、例えば、アジピン酸ジ(2−エチルヘキシル)、ステアレート、例えば、ステアリン酸ブチルもしくはステアリン酸アミル、オレエート、例えば、オレイン酸ブチル、グリセロールエーテルもしくは高分子量グリコールエーテル、グリセロールエステルおよびp−トルエンスルホン酸エステルの化学クラスに由来するものである。
固定化剤は、化学的に、ポリビニルアルキルエーテル、例えば、ポリビニルメチルエーテル、もしくはケトン、例えば、ベンゾフェノンおよびエチレンベンゾフェノンをベースとする。
他の適切な溶媒もしくは希釈剤は、特には、適切であるならば上述の有機化学溶媒もしくは希釈剤、乳化剤および分散剤の1種類以上との混合液としての、水である。
特に有効な木材保護は、産業規模の含浸プロセス、例えば、真空、二重真空もしくは加圧プロセスによって達成される。
本発明による活性化合物の組み合わせは、塩水もしくは鹹水と接触する対象、特には、船体、ふるい、網、建物、係留設備および信号伝達システムの汚染に対する保護に等しく用いることができる。
定着性貧毛類、例えばセルプリデ(Serpulidae)、並びにレダモルファ(Ledamorpha)群(グース・バーナクル(goose barnacles))からの殻および種、例えば、様々なレパスおよびスカルペルム属種(Lepas and Scalpellum spiecies)、またはバラノモルファ(Balanomorpha)群(フジツボ)からの種、例えば、バラヌスもしくはポリシペス属種(Balanus or Pollicipes spiecies )による汚染は、船の摩擦性の引きずりを増大させ、結果として、より大きなエネルギー消費および、加えて、乾燥ドック内での頻繁な停留による稼働経費の顕著な増大につながる。
藻類、例えば、エクトカルプス属種(Ectocarpus sp.)およびセラミウム属種(Ceramium sp.)による汚染を別にすると、俗名シリペジア(Cirripedia)(cirriped crustaceans)に属する定着性エントモストラカ(Entomostraka)群による汚染が特に重要である。
驚くべきことに、本発明による活性化合物の組み合わせが顕著な防汚作用を有することが今や見出されている。
本発明による活性化合物の組み合わせの使用は、例えば、硫化ビス(トリアルキルスズ)、ラウリン酸トリ−n−ブチルスズ、塩化トリ−n−ブチルスズ、酸化銅(I)、塩化トリエチルスズ、トリ−n−ブチル(2−フェニル−4−クロロフェノキシ)スズ、酸化トリブチルスズ、二硫化モリブデン、酸化アンチモン、ポリマー性チタン酸ブチル、塩化フェニル(ビスピリジン)ビスマス、フッ化トリ−n−ブチルスズ、マンガンエチレンビスチオカルバメート、亜鉛ジメチルジチオカルバメート、亜鉛エチレンビスチオカルバメート、2−ピリジンチオール1−オキシドの亜鉛塩および銅塩、ビスジメチルジチオカルバモイル亜鉛エチレンビスチオカルバメート、酸化亜鉛、銅(I)エチレンビスジチオカルバメート、チオシアン酸銅、ナフタレン酸銅およびハロゲン化トリブチルスズにおける重金属の使用を省略させるか、またはこれらの化合物の濃度を実質的に減少させる。
適切であるならば、即時使用防汚塗料は他の活性化合物、好ましくは、殺藻剤、殺真菌剤、除草剤、軟体動物駆除剤、もしくは他の防汚性活性化合物をさらに含有することができる。
本発明による防汚組成物と組み合わせられる好ましく適切な成分は以下のものである。
殺藻剤、例えば、
2−tert−ブチルアミノ−4−シクロプロピルアミノ−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、ジクロロフェン、ジウロン(diuron)、エンドタール(endothal)、酢酸フェンチン(fentin acetate)、イソプロツロン(isoproturon)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、キノクラミン(quinoclamine)およびテルブトリン(terbutryn);
殺真菌剤、例えば、
ベンゾ[b]チオフェンカルボン酸シクロヘキシルアミドS,S−ジオキシド、ジクロフルアニド、フルオルフォルペット(fluorfolpet)、3−ヨード−2−プロピニルブチルカルバメート、トリルフルアニドおよびアゾール、例えば、
アザコナゾール、シプロコナゾール、エポキシコナゾール、ヘキサコナゾール、メトコナゾール、プロピコナゾールおよびテブコナゾール;
軟体動物駆除剤、例えば、
酢酸フェンチン、メトアルデヒド、メチオカルブ、ニクロサミド(niclosamid)、チオジカルブおよびトリメタカルブ;
もしくは通常の防汚活性化合物、例えば、
4,5−ジクロロ−2−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、ジヨードメチルパラトリルスルホン、2−(N,N−ジ−メチルチオカルバモイルチオ)−5−ニトロチアジル、2−ピリジンチオール1−オキシドのカリウム、銅、ナトリウムおよび亜鉛塩、ピリジン−トリフェニルボラン、テトラブチルジスタノキサン、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、二硫化テトラメチルチウラムおよび2,4,6−トリクロロフェニルマレイミド。
用いられる防汚組成物は、本発明による活性化合物の組み合わせを0.001から50重量%、特には、0.01から20重量%の濃度で含有する。
さらに、本発明による防汚組成物は慣例的な成分、例えば、Ungerer,Chem.Ind.1985,37,730−732およびWilliams,Antifouling Marine Coatings,Noyes,Park Ridge,1973に記載されるものを含有する。
本発明による殺藻剤、殺真菌剤、軟体動物駆除活性化合物および殺虫活性化合物に加えて、防汚塗料は、特には、結合剤を含有する。
認知されている結合剤の例は、溶媒系中の塩化ポリビニル、溶媒系中の塩素化ゴム、溶媒系、特には水系中のアクリル樹脂、水性分散液の形態もしくは有機溶媒系の形態の塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系、ブタジエン/スチレン/アクリロニトリルゴム、乾燥性油、例えば、アマニ油、タールもしくはビチューメンとの組み合わせにある樹脂エステルもしくは修飾硬化樹脂、アスファルトおよびエポキシ化合物、少量の塩素ゴム、塩素化ポリプロピレンおよびビニル樹脂である。
適切であるならば、塗料は、好ましくは塩水に不溶である無機顔料、有機顔料もしくは着色料をも含有する。塗料は、さらに、活性化合物の制御放出を可能にするための松脂のような材料を含有することができる。さらに、塗料は可塑剤、流体力学的特性に影響を及ぼす改変剤および他の通常の成分を含有することができる。本発明による化合物もしくは上述の混合物は自己研磨性防汚システムに組み込むこともできる。
活性化合物の組み合わせは、閉鎖空間、例えば、住居、工場ホール、オフィス、移動体客室等において見出される動物害虫、特には、昆虫、クモおよびダニの駆除にも適する。これらは、これらの害虫を駆除するための屋内殺虫製品中で用いることができる。これらは感受性および耐性種に対して、並びに全ての発達段階に対して活性である。これらの害虫には以下のものが含まれる。
スコルピオニデア(Scorpionidea)目から、例えば、ブツス・オッシタヌス(Buthus occitanus)。
アカリナ(Acarina)目から、例えば、アルガス・ペルシクス(Argas persicus)、アルガス・レフレクス(Argas reflexus)、ブリオビア属種(Bryobia spp.)、デルマニスス・ガリネ(Dermanyssus gallinae)、グリシファグス・ドメスチクス(Glyciphagus domesticus)、オルニトドルス・モウバト(Ornithodorus moubat)、リピセファルス・サンギネウス(Rhipicephalus sanguineus)、トロムビクラ・アルフレズゲシ(Trombicula alfreddugesi)、ノイトロムビクラ・アウツムナリス(Neutrombicula autumnalis)、デルマトファゴイデス・プテロニシムス(Dermatophagoides pteronissimus)、デルマトファゴイデス・ホリネ(Dermatophagoides forinae)。
アラネエ(Araneae)目から、例えば、アビクラリイデ(Aviculariidae)、アラネイデ(Araneidae)。
オピリオネス(Opiliones)目から、例えば、シュードスコルピオネス・ケリフェル(Pseudoscorpiones chelifer)、シュードスコルピオネス・ケイリジウム(Pseudoscorpiones cheiridium)、オピリオネス・ファランギウム(Opiliones phalangium)。
イソポダ(Isopoda)目から、例えば、オニスクス・アセルス(Oniscus asellus)、ポルセリオ・スカベル(Porcellio scaber)。
ジプロポダ(Diplopoda)目から、例えば、ブラニウルス・グッツラツス(Blaniulus guttulatus)、ポリデスムス属種(Polydesmus spp.)。
キロポダ(Chilopoda)目から、例えば、ゲオフィルス属種(Geophilus spp.)。
ジゲントマ(Zygentoma)目から、例えば、クテノレピスマ属種(Ctenolepisma spp.)、レピスマ・サッカリナ(Lepisma saccharina)、レピスモデス・インキリヌス(Lepismodes inquilinus)。
ブラッタリア(Blattaria)目から、例えば、ブラッタ・オリエンタリエス(Blatta orientalies)、ブラッテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)、ブラッテラ・アサヒナイ(Blattella asahinai)、ロイコフェア・マデレ(Leucophaea maderae)、パンクロラ属種(Panchlora spp.)、パルコブラッタ属種(Parcoblatta spp.)、ペリプラネタ・アウストララシエ(Periplaneta australasiae)、ペリプラネタ・アメリカナ(Periplaneta americana)、ペリプラネタ・ブルネア(Periplaneta brunnea)、ペリプラネタ・フリギノサ(Periplaneta fuliginosa)、スペラ・ロンギパルパ(Supella longipalpa)。
サルタトリア(Saltatoria)目から、例えば、アケタ・ドメスチクス(Acheta domesticus)。
デルマプテラ(Dermaptera)目から、例えば、ホルフィクラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)。
イソプテラ(Isoptera)目から、例えば、カロテルメス属種(Kalotermes spp.)、レチクリテルメス属種(Reticulitermes spp.)。
プソコプテラ(Psocoptera)目から、例えば、レピナツス属種(Lepinatus spp.)、リポセリス属種(Liposcelis spp.)。
コレプテラ(Coleptera)目から、例えば、アントレヌス属種(Anthrenus spp.)、アッタゲヌス属種(Attagenus spp.)、デルメステス属種(Dermestes spp.)、ラテチクス・オリゼ(Latheticus oryzae)、ネクロビア属種(Necrobia spp.)、プチヌス属種(Ptinus spp.)、リゾペルタ・ドミニカ(Rhizopertha dominica)、シトフィルス・グラナリウス(Sitophilus granarius)、シトフィルス・オリゼ(Sitophilus oryzae)、シトフィルス・ゼアマイス(Sitophilus zeamais)、ステゴビウム・パニセウム(Stegobium paniceum)。
ジプテラ(Diptera)目から、例えば、エデス・エジプチ(Aedes aegypti)、エデス・アルボピクツス(Aedes albopictus)、エデス・テニオリンクス(Aedes taeniorhynchus)、アノフェレス属種(Anopheles spp.)、カリホラ・エリトロセファラ(Calliphora erythrocephala)、クリソゾナ・プルビアリス(Chrysozona pluvialis)、クレクス・キンケファスシアツス(Culex quinquefasciatus)、クレクス・ピピエンス(Culex pipiens)、クレクス・タルサリス(Culex tarsalis)、ドロソフィラ属種(Drosophila spp.)、ファンニア・カニクラリス(Fannia canicularis)、ムスカ・ドメスチカ(Musca domestica)、フレボトムス属種(Phlebotomus spp.)、サルコファガ・カルナリア(Sarcophaga carnaria)、シムリウム属種(Simulium spp.)、ストモキシス・カルシトランス(Stomoxys calcitrans)、チプラ・パルドサ(Tipula paludosa)。
レピドプテラ(Lepidoptera)目から、例えば、アクロイア・グリセラ(Achroia grisella)、ガレリア・メロネラ(Galleria mellonella)、プロジア・インテルプンクテラ(Plodia interpunctella)、チネア・クロアセラ(Tinea cloacella)、チネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、チネオラ・ビッセリエラ(Tineola bisselliella)。
シホナプテラ(Siphonaptera)目から、例えば、クテノセファリデス・カニス(Ctenocephalides canis)、クテノセファリデス・フェリス(Ctenocephalides felis)、プレクス・イリタンス(Pulex irritans)、ツンガ・ペネトランス(Tunga penetrans)、キセノサイラ・ケオピス(Xenopsylla cheopis)。
ヒメノプテラ(Hymenoptera)目から、例えば、カムポノツス・ヘルクレアヌス(Camponotus herculeanus)、ラシウス・フリギノスス(Lasius fuliginosus)、ラシウス・ニゲル(Lasius niger)、ラシウス・ウムブラツス(Lasius umbratus)、モノモリウム・ファラオニス(Monomorium pharaonis)、パラベスプラ属種(Paravespula spp.)、テトラモリウム・ケスピツム(Tetramorium caespitum)。
アノプルラ(Anoplura)目から、例えば、ペジクルス・フマヌス・カピチス(Pediculus humanus capitis)、ペジクルス・フマヌス・コルポリス(Pediculus humanus corporis)、フチルス・プビス(Phthirus pubis)。
ヘテロプテラ(Heteroptera)目から、例えば、シメクス・ヘミプテルス(Cimex hemipterus)、シメクス・レクツラリウス(Cimex lectularius)、ロジヌス・プロリクス(Rhodinus prolixus)、トリアトマ・インフェスタンス(Triatoma infestans)。
これらは、エアロゾル、非加圧スプレー製品、例えば、ポンプスプレーおよび噴霧スプレー、自動霧化システム、噴霧器(fogger)、泡、ゲル、セルロース製もしくはポリマー製の気化器タブレット(evaporator tablets)を備える気化器製品、液体気化器、ゲルおよび膜気化器、プロペラ駆動気化器、エネルギーを消費しない気化システム又は受動型気化システム、モス・ペーパー、モス・バッグおよびモス・ゲルとして、粒剤もしくは粉剤として使用するか又は、撒き餌もしくは餌場において用いられる。
本発明によると、全ての植物および植物の全ての部分を処理することができる。植物は、本明細書では、全ての植物および植物個体群、例えば、望ましい、および望ましくない野生植物もしくは作物(自然発生している作物植物を含む)を意味するものと理解されるべきである。作物植物は慣習的な育種法と、最適化法により得ることができる植物であり得るか、または生物工学と遺伝子工学法により、得ることができる植物であり得るか、または前記方法の組み合わせにより得ることができる植物であることができ、トランスジェニック植物、および植物育種業者の権利によって保護され得る植物品種又は保護され得ない植物品種を包含する。植物の部分は、植物の全ての地上および地下部分並びに器官、例えば、苗条、葉、花および根を意味するものと理解されるその例は、葉、針状葉(needele)、茎、幹、花、子実体、果実および種子、また、根、塊茎および根茎なども挙げることができる。植物の部分には、収穫された植物並びに植物生長性(vegetative propagation material)および生殖増殖性物質(generative propagation material)、例えば、苗、塊茎、根茎、挿穂(cuttings)および種子も含まれる。
本発明による植物もしくは植物の部分の活性化合物の組み合わせでの処理は、慣例的な処理方法によって、例えば、浸漬、噴霧、蒸散、煙霧、散布、塗布によって、直接的に行うか又は、これらの環境、生息地もしくは貯蔵所を処理することによって行い、並びに、増殖物質の場合、特には種子の場合には、さらに1層もしくは多層コーティングすることによって行う。
既に上述されるように、全ての植物およびこれらの部分を本発明に従って処理することができる。好ましい態様においては、野生植物種もしくは植物品種、または通常の生物学的繁殖法、例えば、交雑もしくはプロトプラスト融合によって得られるもの、およびこれらの部分が処理される。さらなる好ましい態様においては、トランスジェニック植物および、適切であるならば通常の方法と組み合わせて、遺伝子工学法によって得られる植物品種(遺伝的改変生物)、並びにこれらの部分が処理される。「部分」、「植物の部分」および「植物部分」という用語は上で説明されている。
特に好ましくは、各々の場合において商業的に入手可能であるか、もしくは使用中である植物品種の植物が本発明に従って処理される。
植物種もしくは植物品種、これらの場所および成長条件(土壌、気候、植生期間、栄養)に依存して、本発明による処理は超加算(「相乗」)効果をも生じ得る。したがって、例えば、実際に予想された効果を上回る、塗布率の減少および/もしくは活性スペクトルの拡大および/もしくは本発明に従って用いることができる物質および組成物の活性の増加、より良好な植物の成長、高温もしくは低温に対する寛容の増加、乾燥もしくは水もしくは土壌塩含量に対する寛容の増加、開花成績の向上、容易な収穫、熟成の加速、より多い収穫量、収穫された産物のより良好な品質および/もしくはより高い栄養価、収穫された産物のより良好な貯蔵安定性および/もしくは処理性が可能である。
本発明に従って処理しようとする好ましいトランスジェニック植物もしくは植物品種(すなわち、遺伝子工学によって得られるもの)には、遺伝的改変において、特に有利で有用な形質をこれらの植物に付与する遺伝的物質を受容したすべての植物が含まれる。このような形質の例は、より良好な植物の成長、高温もしくは低温に対する寛容の増加、乾燥もしくは水もしくは土壌塩含量に対する寛容の増加、開花成績の向上、容易な収穫、熟成の加速、より多い収穫量、収穫された産物のより良好な品質および/もしくはより高い栄養価、収穫された産物のより良好な貯蔵安定性および/もしくは処理性である。このような特性のさらなる、および特に強調される例は、動物および微生物有害生物、例えば、昆虫、ダニ、植物病原性真菌、細菌および/もしくはウイルスに対する植物のより良好な防御、並びに、その上、特定の除草性活性化合物に対する植物の寛容の増加である。言及することができるトランスジェニック植物の例は、重要な作物、例えば、穀類(コムギ、コメ)、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、木綿、アブラナおよび、その上、果実植物(果物リンゴ、ナシ、柑橘類果物およびブドウを伴う)であり、トウモロコシ、ダイズ、ジャガイモ、木綿およびアブラナが特に強調される。特に強調される形質は、植物において形成される毒素、特には、バチルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する遺伝物質によって(例えば、遺伝子CryIA(a)、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIIA、CryIIIA、CryIIIB2、Cry9c Cry2Ab、Cry3BbおよびCryIF並びに、その上、これらの組み合わせによって)形成されるものよる、昆虫に対する植物の防御の増加である(以下、「Bt植物」と呼ぶ)。さらに特に強調される形質は、特定の除草性活性化合物、例えば、イミダゾリノン、スルホニル尿素、グリホセートもしくはホスフィノトリシンに対する植物の寛容の増加である(例えば、「PAT」遺伝子)。望ましい形質を付与する問題の遺伝子は互いと組み合わせてトランスジェニック植物中に存在していてもよい。言及することができる「Bt植物」の例は、YIELD GARD(登録商標)(例えば、トウモロコシ、木綿、ダイズ)、KnockOut(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、StarLink(登録商標)(例えば、トウモロコシ)、Bollgard(登録商標)(木綿)、Nucotn(登録商標)(木綿)およびNewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)の商品名で販売される、トウモロコシ変種、木綿変種、ダイズ変種およびジャガイモ変種である。言及することができる除草剤寛容植物の例は、Roundup Ready(登録商標)(グリホセートに対して寛容、例えば、トウモロコシ、木綿、ダイズ)、Liberty Link(登録商標)(ホスフィノトリシンに対して寛容、例えば、アブラナ)、IMI(登録商標)(イミダゾリノンに対して寛容)およびSTS(登録商標)(スルホニル尿素に対して寛容、例えば、トウモロコシ)の商品名で販売される、トウモロコシ変種、木綿変種およびダイズ変種である。言及することができる除草剤耐性植物(除草剤寛容について通常の方法で品種改良された植物)には、Clearfield(登録商標)(例えば、トウモロコシ)の名称で販売される変種が含まれる。もちろん、これらの記載はこれらの、もしくは開発中の遺伝的形質を有し、将来開発および/もしくは市販されるであろう植物変種にも適用される。
列挙される植物は、本発明に従い、特に有利な方法で、本発明による活性化合物混合物で処理することができる。これらの混合物について上述される好ましい範囲はこれらの植物の処理にも適用される。本文において具体的に言及される混合物での植物の処理が特に強調される。
本発明による活性化合物の組み合わせの良好な殺虫およびダニ駆除作用は以下の例から見てとることができる。個々の活性化合物はこれらの作用において弱さを示すものの、これらの組み合わせは作用の単純な合計を上回る作用を示す。
殺虫剤およびダニ駆除剤における相乗効果は、この活性化合物の組み合わせの作用が個別に適用されたときのこれらの活性化合物の作用の総計を上回る場合、常に存在する。
2種類の活性化合物の所定の組み合わせに予想される作用は、S.R.Colby,Weeds 1967,15,20−22により、以下のように算出することができる。
Xが、活性化合物Aをm g/haの適用率もしくはm ppmの濃度で用いるときの、非処理対照のパーセンテージとして表される、殺虫率であり、
Yが、活性化合物Bをn g/haの適用率もしくはn ppmの濃度で用いるときの、非処理対照のパーセンテージとして表される、殺虫率であり、並びに
Eが、活性化合物AおよびBをmおよびn g/haの適用率もしくはmおよびn ppmの濃度で用いるときの、非処理対照のパーセンテージとして表される、殺虫率である場合、
Figure 0004966207
実際の殺虫率が算出された値を上回る場合、この組み合わせの作用は付加的なものを超えている。すなわち、相乗効果が存在する。この場合、実際に観察された殺虫率は期待される殺虫率(E)の値について上記式を用いて算出した値を上回らなければならない。
(実施例A)
ミズス・ペルシケ試験
溶媒:7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製品を製造するため、1重量部の活性化合物を上記量の溶媒および乳化剤と混合し、この濃縮物を乳化剤含有水で所望の濃度に希釈する。
モモアブラムシ(Myzus persicae)に重度に侵襲されているキャベツの葉(Brassica oleracea)を所望の濃度の活性化合物の調製品に浸漬することによって処理する。
所望の期間が経過した後、殺虫率(%)を求める。100%は全てのアブラムシが死んだことを意味する;0%は死んだアブラムシが無かったことを意味する。
この試験において、例えば、以下の調製例の化合物が従来技術より優れた活性を有する。
Figure 0004966207
(実施例B)
プルテラ試験
溶媒:7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製品を製造するため、1重量部の活性化合物を記載される量の溶媒および乳化剤と混合し、この濃縮物を乳化剤含有水で所望の濃度に希釈する。
キャベツの葉(ブラッシカ・オレラセア(Brassica oleracea))を所望の濃度の活性化合物の調製品に浸漬することによって処理し、葉が湿っている間に、コナガ(diamond back moth)(プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella))の芋虫を寄生させる。
所望の期間が経過した後、殺虫率(%)を求める。100%は全ての芋虫が死んだことを意味する;0%は死んだ芋虫が無かったことを意味する。
この試験において、例えば、以下の調製例の化合物が従来技術より優れた活性を有する。
Figure 0004966207
(実施例C)
臨界濃度試験/土壌昆虫−トランスジェニック植物の処理
試験昆虫:ジアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)−土壌中の幼生
溶媒:7重量部のアセトン
乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製品を製造するため、1重量部の活性化合物を記載される量の溶媒と混合して記載される量の乳化剤を添加し、この濃縮物を水で所望の濃度に希釈する。
活性化合物の調製品を土壌に注ぐ。ここで、調製品中の活性化合物の濃度は実質的には重要ではなく、ppm(mg/l)で記載される、土壌の体積単位あたりの活性化合物の重量基準の量のみが重要である。この土壌を0.25 l鉢に充填し、これらを20℃で静置する。
この準備の直後に、品種YIELD GUARD(Monsanto Comp.、USAの商品名)の5粒の予め発芽させたトウモロコシ粒を各々の鉢に入れる。2日後、適切な試験昆虫を処理済みの土壌に入れる。さらに7日後、地表に現れているトウモロコシ植物を計数することによって活性化合物の効力を決定する(1植物=活性20%)。
(実施例D)
ヘリオチス・ビレセンス試験−トランスジェニック植物の処理
溶媒:7重量部のアセトン
乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適切な調製品を製造するため、1重量部の活性化合物を記載される量の溶媒および記載される量の乳化剤と混合、この濃縮物を水で所望の濃度に希釈する。
品種Roundup Ready(Monsanto Comp.、USAの商品名)のダイズ苗条を所望の濃度の活性化合物の調製品に浸漬することによって処理し、葉が湿っている間に、ニセアメリカタバコガ(tobacco budworm)ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)を寄生させる。
所望の期間が経過した後、昆虫の殺虫を求める。

Claims (4)

  1. 式(I−4)の化合物
    Figure 0004966207
    およびエチプロールの混合物を含む組成物。
  2. 動物害虫の駆除への、請求項1に記載の組成物の使用。
  3. 請求項1に記載の混合物を動物害虫および/もしくはこれらの生息地に対して作用させることを特徴とする、動物害虫の駆除方法。
  4. 請求項1に記載の混合物を増量剤および/もしくは表面活性剤と混合することを特徴とする、殺虫およびダニ駆除組成物の調製方法。
JP2007555515A 2005-02-22 2006-02-14 殺虫およびダニ駆除特性を有する活性成分の組み合わせ Expired - Fee Related JP4966207B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005008033A DE102005008033A1 (de) 2005-02-22 2005-02-22 Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102005008033.2 2005-02-22
PCT/EP2006/001326 WO2006089665A2 (de) 2005-02-22 2006-02-14 Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden eigenschaften

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008531488A JP2008531488A (ja) 2008-08-14
JP4966207B2 true JP4966207B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=36717049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007555515A Expired - Fee Related JP4966207B2 (ja) 2005-02-22 2006-02-14 殺虫およびダニ駆除特性を有する活性成分の組み合わせ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20080287435A1 (ja)
EP (1) EP1855532A2 (ja)
JP (1) JP4966207B2 (ja)
KR (1) KR20070106568A (ja)
CN (1) CN101160051B (ja)
AU (1) AU2006218277A1 (ja)
BR (1) BRPI0607896B1 (ja)
DE (1) DE102005008033A1 (ja)
TW (1) TW200700009A (ja)
WO (1) WO2006089665A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542743A (ja) * 2006-07-11 2009-12-03 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト 殺虫及び殺ダニ特性を有する活性成分の組み合わせ

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004011006A1 (de) * 2004-03-06 2005-09-22 Bayer Cropscience Ag Suspensionskonzentrate auf Ölbasis
DE102004053192A1 (de) * 2004-11-04 2006-05-11 Bayer Cropscience Ag 2-Alkoxy-6-alkyl-phenyl substituierte spirocyclische Tetramsäure-Derivate
DE102004053191A1 (de) * 2004-11-04 2006-05-11 Bayer Cropscience Ag 2,6-Diethyl-4-methyl-phenyl substituierte Tetramsäure-Derivate
DE102005048539A1 (de) * 2005-10-11 2007-04-12 Bayer Cropscience Ag Suspensionskonzentrate auf Ölbasis
DE102006025874A1 (de) 2006-06-02 2007-12-06 Bayer Cropscience Ag Alkoxyalkyl-substituierte cyclische Ketoenole
DE102006027731A1 (de) 2006-06-16 2007-12-20 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102006027730A1 (de) * 2006-06-16 2007-12-20 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102006031976A1 (de) * 2006-07-11 2008-01-17 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102006033154A1 (de) 2006-07-18 2008-01-24 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE102006057037A1 (de) * 2006-12-04 2008-06-05 Bayer Cropscience Ag cis-Alkoxyspirocyclische biphenylsubstituierte Tetramsäure-Derivate
EP2008519A1 (de) * 2007-06-28 2008-12-31 Bayer CropScience AG Verwendung von Wirkstoffkombinationen mit insektiziden Eigenschaften zur Bekämpfung von tierischen Schädlingen aus der Familie der Stinkwanzen
EP2011394A1 (de) * 2007-07-03 2009-01-07 Bayer CropScience AG Verwendung von Tetramsäure - Derivaten zur Bekämpfung von virusübertragenden Vektoren
EP2067403A1 (en) * 2007-12-03 2009-06-10 Bayer CropScience AG Pesticidal compound mixtures comprising ethiprole and specific carbamates
AU2008343923C1 (en) * 2007-12-20 2014-04-10 Bayer Intellectual Property Gmbh Use of tetramic acid derivatives for controlling nematodes
EP2127522A1 (de) * 2008-05-29 2009-12-02 Bayer CropScience AG Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
US8683346B2 (en) * 2008-11-17 2014-03-25 Sap Portals Israel Ltd. Client integration of information from a supplemental server into a portal
CN101406195B (zh) * 2008-11-20 2011-12-07 深圳诺普信农化股份有限公司 含有乙虫腈和阿维菌素具有增效杀虫作用的组合物
US8846946B2 (en) 2008-12-02 2014-09-30 Bayer Cropscience Ag Germinal alkoxy/alkylspirocyclic substituted tetramate derivatives
US8389443B2 (en) * 2008-12-02 2013-03-05 Bayer Cropscience Ag Geminal alkoxy/alkylspirocyclic substituted tetramate derivatives
DE102009028001A1 (de) 2009-07-24 2011-01-27 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
MX2012002299A (es) * 2009-09-09 2012-03-29 Bayer Cropscience Ag Uso de cetoenoles ciclicos contra bacterias fitopatogenas.
EP2681191B1 (de) * 2011-03-01 2015-09-02 Bayer Intellectual Property GmbH 2-acyloxy-pyrrolin-4-one
AR099336A1 (es) * 2014-02-17 2016-07-13 Bayer Cropscience Ag Indol- y bencimidazolcarboxamidas como insecticidas y acaricidas
CN114149433A (zh) * 2020-09-07 2022-03-08 海利尔药业集团股份有限公司 一种含氮螺环衍生物或其作为农药可接受的盐、组合物及其用途
DE102022103042B3 (de) 2022-02-09 2023-05-25 Dekra E.V. Vorrichtung und Verfahren zur Überprüfung der Standsicherheit von Masten

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3264177A (en) * 1964-02-17 1966-08-02 Dow Chemical Co Methods for the control of arachnids
US4021224A (en) * 1971-12-09 1977-05-03 Stauffer Chemical Company Herbicide compositions
US3989503A (en) * 1972-10-13 1976-11-02 Stauffer Chemical Company Herbicidal antidote compositions with substituted oxazolidines and thiazolidines
MA19709A1 (fr) * 1982-02-17 1983-10-01 Ciba Geigy Ag Application de derives de quinoleine a la protection des plantes cultivees .
DE3382743D1 (de) * 1982-05-07 1994-05-11 Ciba Geigy Verwendung von Chinolinderivaten zum Schützen von Kulturpflanzen.
DE3525205A1 (de) * 1984-09-11 1986-03-20 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Pflanzenschuetzende mittel auf basis von 1,2,4-triazolderivaten sowie neue derivate des 1,2,4-triazols
EP0191736B1 (de) * 1985-02-14 1991-07-17 Ciba-Geigy Ag Verwendung von Chinolinderivaten zum Schützen von Kulturpflanzen
US4925868A (en) * 1986-08-29 1990-05-15 Takeda Chemical Industries, Ltd. 4-Hydroxy-3-pyrrolin-2-ones and treatment of circulatory disorders therewith
DE3633840A1 (de) * 1986-10-04 1988-04-14 Hoechst Ag Phenylpyrazolcarbonsaeurederivate, ihre herstellung und verwendung als pflanzenwachstumsregulatoren und safener
DE3808896A1 (de) * 1988-03-17 1989-09-28 Hoechst Ag Pflanzenschuetzende mittel auf basis von pyrazolcarbonsaeurederivaten
US4985063A (en) * 1988-08-20 1991-01-15 Bayer Aktiengesellschaft 3-aryl-pyrrolidine-2,4-diones
EP0377893B1 (de) * 1989-01-07 1994-04-06 Bayer Ag 3-Aryl-pyrrolidin-2,4-dion-Derivate
DE3929087A1 (de) * 1989-09-01 1991-03-07 Bayer Ag 3-aryl-pyrrolidin-2,4-dion-derivate
DE4107394A1 (de) * 1990-05-10 1991-11-14 Bayer Ag 1-h-3-aryl-pyrrolidin-2,4-dion-derivate
EP0492366B1 (de) * 1990-12-21 1997-03-26 Hoechst Schering AgrEvo GmbH Neue 5-Chlorchinolin-8-oxyalkancarbonsäurederivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Antidots von Herbiziden
US5811374A (en) * 1991-02-07 1998-09-22 Bayer Aktiengesellschaft 3-aryl-pyrrolidine-2,4-dione derivatives
US5224434A (en) * 1991-02-11 1993-07-06 Card Roy T Method and apparatus for producing tufts from different yarns in longitudinal lines
DE4121365A1 (de) * 1991-06-28 1993-01-14 Bayer Ag Substituierte 1-h-3-aryl-pyrrolidin-2,4-dion-derivate
TW259690B (ja) * 1992-08-01 1995-10-11 Hoechst Ag
AU666040B2 (en) * 1992-10-28 1996-01-25 Bayer Aktiengesellschaft Substituted 1-H-3-aryl-pyrrolidine-2,4-dione derivatives
DE4306259A1 (de) * 1993-03-01 1994-09-08 Bayer Ag Dialkyl-1-H-3-(2,4-dimethylphenyl)-pyrrolidin-2,4-dione, ihre Herstellung und ihre Verwendung
DE4306257A1 (de) * 1993-03-01 1994-09-08 Bayer Ag Substituierte 1-H-3-Phenyl-5-cycloalkylpyrrolidin-2,4-dione, ihre Herstellung und ihre Verwendung
HUT73746A (en) * 1993-07-05 1996-09-30 Bayer Ag Substituted aryl-keto-enolic heterocycles, process for preparation the same and their use as arthropodes, fungicides and herbicides
DE4431730A1 (de) * 1994-02-09 1995-08-10 Bayer Ag Substituierte 1H-3-Aryl-pyrrolidin-2,4-dion-Derivate
BR9507275A (pt) * 1994-04-05 1997-11-18 Bayer Ag 1h-3-aril-pirrolidina-2,4-dionas alcoxi-alquil-substituídas
DE59610095D1 (de) * 1995-06-30 2003-03-06 Bayer Cropscience Ag Dialkyl-halogenphenylsubstituierte ketoenole zur verwendung als herbizide und pestizide
SE517612C2 (sv) * 1995-12-20 2002-06-25 Rhone Poulenc Agrochimie Användning av 5-amino-4-etylsulfinyl-1-arylpyrazol föreningar som pesticider
WO1997036868A1 (de) * 1996-04-02 1997-10-09 Bayer Aktiengesellschaft Substituierte phenylketoenole als schädlingsbekämpfungsmittel und herbizide
ES2251022T3 (es) * 1996-05-10 2006-04-16 Bayer Cropscience Ag Nuevos piridilcetoenoles sustituidos.
DE19621522A1 (de) * 1996-05-29 1997-12-04 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Neue N-Acylsulfonamide, neue Mischungen aus Herbiziden und Antidots und deren Verwendung
DK1277751T3 (da) * 1996-08-05 2007-02-26 Bayer Cropscience Ag 2- og 2,5-substituerede phenylketoenoler
DE19632126A1 (de) * 1996-08-09 1998-02-12 Bayer Ag Phenylsubstituierte cyclische Ketoenole
DE19742951A1 (de) * 1997-09-29 1999-04-15 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Acylsulfamoylbenzoesäureamide, diese enthaltende nutzpflanzenschützende Mittel und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE10024934A1 (de) * 2000-05-19 2001-11-22 Bayer Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden akariziden Eigenschaften
AR029677A1 (es) * 2000-06-29 2003-07-10 Bayer Ag Combinaciones de compuestos activos con propiedades insecticidas y acaricidas
DE10042736A1 (de) * 2000-08-31 2002-03-14 Bayer Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE10043610A1 (de) * 2000-09-05 2002-03-14 Bayer Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE10055941A1 (de) * 2000-11-10 2002-05-23 Bayer Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften
DE10330724A1 (de) * 2003-07-08 2005-01-27 Bayer Cropscience Ag Wirkstoffkombinationen mit insektiziden und akariziden Eigenschaften

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542743A (ja) * 2006-07-11 2009-12-03 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト 殺虫及び殺ダニ特性を有する活性成分の組み合わせ

Also Published As

Publication number Publication date
TW200700009A (en) 2007-01-01
JP2008531488A (ja) 2008-08-14
AU2006218277A1 (en) 2006-08-31
KR20070106568A (ko) 2007-11-01
WO2006089665A3 (de) 2007-03-01
US20080287435A1 (en) 2008-11-20
DE102005008033A1 (de) 2006-08-24
EP1855532A2 (de) 2007-11-21
BRPI0607896B1 (pt) 2015-06-02
CN101160051B (zh) 2012-12-05
WO2006089665A2 (de) 2006-08-31
CN101160051A (zh) 2008-04-09
BRPI0607896A2 (pt) 2009-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4966207B2 (ja) 殺虫およびダニ駆除特性を有する活性成分の組み合わせ
JP5243420B2 (ja) 殺虫及び殺ダニの特性を有する活性成分の組み合わせ
ES2362091T3 (es) Combinaciones de principios activos con propiedades insecticidas y acaricidas.
RU2381651C2 (ru) Комбинация действующих веществ с инсектицидными свойствами
JP4733027B2 (ja) 殺虫及び殺ダニ性を有する活性化合物の組み合わせ
JP4224298B2 (ja) 殺昆虫および殺ダニ特性を有する活性薬剤の組み合わせ
RU2287932C2 (ru) Инсектицидное средство, содержащее синергетическую смесь двух активных веществ
JP4928700B2 (ja) 殺虫性及び殺ダニ性を含む活性物質の組合わせ
AU2001266075C1 (en) Combinations of active ingredients, which exhibit insecticidal and acaricidal properties
JP4795967B2 (ja) アントラニル酸アミド及び少なくとも1種の他の殺虫剤を含有する殺虫活性物質組合せ物
JP2007510682A (ja) 殺虫及び殺ダニ特性を有する活性物質の組合せ物
BRPI0417315B1 (pt) agente para controle de pragas animais, seu uso, processo para combater pragas animais, e processo para produção de agentes praguicidas.
JP2004507474A (ja) 殺虫及び殺ダニ性を有する活性成分組み合わせ
JP5002106B2 (ja) 殺昆虫および殺ダニ性を有する活性物質の組み合わせ
US20040102326A1 (en) Active ingredient combinations with insecticidal, fungicidal and acaricidal properties
JP5002107B2 (ja) 殺虫及び殺ダニ性を有する活性物質の組合わせ
JP5002108B2 (ja) 殺昆虫および殺ダニ性質を有する活性物質組み合わせ
JP4733026B2 (ja) 殺虫及び殺ダニ性を有する活性化合物の組み合わせ
MX2008010701A (es) Combinaciones de principios activos con propiedades insecticidas y acaricidas.
JP4705585B2 (ja) 殺虫及び殺ダニ特性を有する活性物質の組合せ物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees