JP4966168B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、ヒンジ式の回転扉と引き出し式の引き出し扉を備えた冷蔵庫に関する。
一般に冷蔵庫は、冷蔵室、野菜室、冷凍室等を有し、冷蔵室はヒンジ式の回転扉となっていて、ヒンジを支点として開閉可能となっている。野菜室、冷凍室は引き出し式の引き出し扉となっていて、引き出すことで開扉状態が得られるようになっている。
ところで近年は扉を手で直接開ける手段に対して、両手がふさがっていたり、力の弱い子供やお年寄りであってもスイッチを押すと自動開扉装置が働いて楽に開けることができる手段が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−280827号公報
自動開扉装置は、駆動源にソレノイド又はモータ等が用いられ、操作スイッチからのスイッチ信号が入力されることで扉開扉用の押し出し部材を前方へ向け押し出す働きをする。
自動開扉装置による扉の開扉は、ソレノイド又はモータ等の駆動源による動力に基づいて行われるため、常に一定の開扉速度で開くようになるが、一般に扉を開けるにあたって、扉を開ける速さについては意識したことはなく無意識に開けている。
ところが、ヒンジ式の回転扉と引き出し式の引き出し扉とでは、開ける速さが異なることが、冷蔵庫を開ける時の行動調査結果から判明した。
図5はその実験結果を示したもので、一般家庭の被験者10名にヒンジ式の回転扉と引き出し式の引き出し扉を開ける時の開扉速度をビデオで撮った結果を示したものである。
縦軸は回転扉と引き出し扉の開扉速度(cm/s)、具体的な場所は回転扉にあってはヒンジ点から一番離れた扉端部、引き出し扉にあっては引き出し扉の扉前端部を約62回にわたって観察したものである。
それによると回転扉の開扉速度は20〜38cm/s、引き出し扉は7.8〜17cm/sとなっており、平均値(棒グラフ)をみると回転扉は約29cm/s、引き出し扉は13cm/sとなり、引き出し扉の方が回転扉より遅いことがわかる。
その理由について、理論的には解明されていないが冷蔵庫を開ける時に無意識の内に回転扉の場合には速く、引き出し扉の場合には遅く開けるよう慣習として身体が覚えているものと思われる。
したがって、自動開扉装置の動力で回転扉及び引き出し扉を同一の開扉速度で開くようにすると違和感を覚えるようになり、使い勝手の悪さにつながる。
そこで、本発明にあっては自動開扉装置を用いて扉を開ける時に違和感なく、しかも、自然に楽に開けることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明にあっては、冷蔵庫本体に設けられヒンジを支点として開扉するヒンジ式の回転扉と、冷蔵庫本体に設けられ引き出すことで開扉する引き出し式の引き出し扉と、開扉信号により前記回転扉を開とする第1の自動開扉装置と、開扉信号により前記引き出し扉を開とする第2の自動開扉装置と、前記第1の自動開扉装置に開扉信号を出力する回転扉操作スイッチと、前記第2の自動開扉装置に開扉信号を出力する引き出し扉操作スイッチとを備える冷蔵庫であって前記第1の自動開扉装置が有する前記回転扉を前方へ押し出す押し出し部材と、前記第2の自動開扉装置が有する前記引き出し扉を前方へ押し出す押し出し部材と、前記第1の自動開扉装置の回転扉の押し出し部材の押し出し速さVが、前記第2の自動開扉装置の引き出し扉の押し出し部材の押し出し速さV1に対し、V>V1の関係となるように制御する制御部とを有して、前記引き出し扉操作スイッチのスイッチ操作時に開となる前記引き出し扉の扉前端部の開扉速度は、前記回転扉操作スイッチのスイッチ操作時に開となる回転扉のヒンジ点から一番離れた扉端部の開扉速度より遅くなっていることを特徴とする。
そして好ましい実施形態として、前記回転扉の開扉速度は20〜38cm/s、引き出し扉の開扉速度は7.8〜17cm/sとする。
本発明によれば、回転扉は回転扉操作スイッチをスイッチ操作することで第1の自動開扉装置が作動し楽に開けることができる。引き出し扉は引き出し扉操作スイッチをスイッチ操作することで第2の自動開扉装置が作動し楽に開けることができる。
この第1、第2の自動開扉装置による扉の開扉時において、引き出し扉の開扉速度を回転扉の開扉速度より遅くできるため、扉を手で開ける時と同じように違和感なく自然な開扉動作で扉を開けることができる。
以下、図1乃至図4の図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図2は本発明に係る冷蔵庫を示しており、冷蔵庫本体1は上から順に冷蔵室3、野菜室5、左右一対の切替室7a,7b、冷凍室9となっている。
冷蔵室3の前面はヒンジ12を支点として開閉する回転扉11となっていて、第1の自動開扉装置13によって開扉可能となっている。
第1の自動開扉装置13は冷蔵庫本体1の天板の上にセットされ駆動源となるソレノイド15とソレノイド15によって前記回転扉11を前方へ押し出す押し出し部材17とを有している。ソレノイド15は図1に示す如く回転扉操作スイッチ19のスイッチ操作によって開扉信号が入力されることで押し出し部材17を前方へ押し出すようになっている。
回転扉操作スイッチ19は、図4に示す如く回転扉11の操作パネル部21に設けられ、回転扉操作スイッチ19のスイッチ信号が制御部23に入力されることで、第1の自動開扉装置13のソレノイド15に開扉信号が入力される。
一方、野菜室5、切替室7a,7b、冷凍室9の前面はそれぞれ引き出し扉25,27,29となっていて各引き出し扉25,27,29の内側には収納容器31(野菜室のみ示す。図3)が設けられた引き出し式となっている。
引き出し式となる野菜室5、切替室7a,7b、冷凍室9の各引き出し扉25,27,29は、第2の自動開扉装置33によってそれぞれ独立して開扉できるようにすることが望ましいが、全扉に実施するとコストがかかるため、ここでは、コストの面及び利用頻度の観点から代表例として野菜室5に設けられた実施例について説明する。
第2の自動開扉装置33は野菜室5と切替壁7a,7bとを仕切る仕切壁35に設けられ、駆動源となるソレノイド37とソレノイド37によって前記引き出し扉25の裏面を前方へ押し出す押し出し部材39とを有している。ソレノイド37は引き出し扉操作スイッチ41のスイッチ操作によって開扉信号が入力されることで押し出し部材39を前方へ押し出すようになっている。
引き出し扉操作スイッチ41は、図4に示す如く引き出し扉25の操作部43に設けられ、図1に示す如く引き出し扉操作スイッチ41のスイッチ信号が制御部23に入力されることで第2の自動開扉装置33のソレノイド37に開扉信号が入力されるようになっている。制御部23は回転扉操作スイッチ19からのスイッチ信号と引き出し扉操作スイッチ41のスイッチ信号に基づき第1、第2の自動開扉装置13,33に開扉信号をそれぞれ出力する。
第1、第2の自動開扉装置13,33の各押し出し部材17,39は、制御部23からの開扉信号に基づき第1の自動開扉装置13の押し出し部材17の押し出し速さV、第2の自動開扉装置33の押し出し部材39の押し出し速さV1に対しV>V1の関係となるように設定されている。
これにより、回転扉11のヒンジ点から一番離れた扉端部11aの開扉速度は20〜38cm/s、好ましくは29cm/sが得られるようになっている。
一方、引き出し扉25の扉前端部25aの開扉速度は7.8〜17cm/s、好ましくは13cm/sが得られるようになっている。
このように構成された冷蔵庫によれば、回転扉操作スイッチ19をスイッチ操作すると第1の自動開扉装置13の押し出し部材17が作動し、回転扉11を前方へ向かって押し出すためヒンジ12を支点として楽に開くようになる。
また、引き出し扉操作スイッチ41をスイッチ操作すると第2の自動開扉装置33の押し出し部材39が作動し、引き出し扉25を前方へ向かって押し出すため楽に開くようになる。
この第1、第2の自動開扉装置13,33の作動時、回転扉11は速い開扉速度Vで開けることができる。また、引き出し扉25は回転扉11より遅い開扉速度V1で開けることができるため、扉の開扉にあたって手で扉を開ける時と同じように違和感なく自然に開けることができる。
本発明にかかる第1、第2の自動開扉装置のブロック説明図。 第1、第2の自動開扉装置を実施した状態を示した、冷蔵庫の一部切断概要側面図。 第1、第2の自動開扉装置によって回転扉と引き出し扉が開扉された状態を示す冷蔵庫の概要斜視図。 回転扉操作スイッチと引き出し扉操作スイッチを示した冷蔵庫の概要正面図。 回転扉と引き出し扉の開扉速度の実験結果を示した説明図。
符号の説明
1 冷蔵庫本体
3 冷蔵室
5 野菜室
11 回転扉
11a 回転扉の扉端部
12 ヒンジ
13 第1の自動開扉装置
15,37 ソレノイド
17,39 押し出し部材
19 回転扉操作スイッチ
23 制御部
25 引き出し扉
25a 扉前端部
33 第2の自動開扉装置

Claims (2)

  1. 冷蔵庫本体に設けられヒンジを支点として開扉するヒンジ式の回転扉と、冷蔵庫本体に設けられ引き出すことで開扉する引き出し式の引き出し扉と、開扉信号により前記回転扉を開とする第1の自動開扉装置と、開扉信号により前記引き出し扉を開とする第2の自動開扉装置と、前記第1の自動開扉装置に開扉信号を出力する回転扉操作スイッチと、前記第2の自動開扉装置に開扉信号を出力する引き出し扉操作スイッチとを備える冷蔵庫であって
    前記第1の自動開扉装置が有する前記回転扉を前方へ押し出す押し出し部材と、
    前記第2の自動開扉装置が有する前記引き出し扉を前方へ押し出す押し出し部材と、
    前記第1の自動開扉装置の回転扉の押し出し部材の押し出し速さVが、前記第2の自動開扉装置の引き出し扉の押し出し部材の押し出し速さV1に対し、V>V1の関係となるように制御する制御部と
    を有して、前記引き出し扉操作スイッチのスイッチ操作時に開となる前記引き出し扉の扉前端部の開扉速度は、前記回転扉操作スイッチのスイッチ操作時に開となる回転扉のヒンジ点から一番離れた扉端部の開扉速度より遅くなっていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記回転扉の開扉速度は20〜38cm/s、引き出し扉の開扉速度は7.8〜17cm/sとなっていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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