JP2009030866A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- F25D2317/041—Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
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Abstract
【課題】扉の開閉に関わらず冷蔵空間に配置された野菜容器を高湿度に保つことが可能となる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵室3には野菜容器14が配置されている。野菜容器14の側面にはミスト発生装置25が一体に設けられている。このミスト発生装置25は、操作部27が押圧操作されると、給水タンク26に貯留されている水を吸い出してミスト状に野菜容器14に吹出す。扉には押圧部が設けられており、扉を閉鎖すると、押圧部がミスト発生装置25の操作部27を押圧するので、野菜容器14にミストを噴霧することができる。これにより、野菜容器14に収納されている野菜を高湿度環境で保存することができる。
【選択図】図3
【解決手段】冷蔵室3には野菜容器14が配置されている。野菜容器14の側面にはミスト発生装置25が一体に設けられている。このミスト発生装置25は、操作部27が押圧操作されると、給水タンク26に貯留されている水を吸い出してミスト状に野菜容器14に吹出す。扉には押圧部が設けられており、扉を閉鎖すると、押圧部がミスト発生装置25の操作部27を押圧するので、野菜容器14にミストを噴霧することができる。これにより、野菜容器14に収納されている野菜を高湿度環境で保存することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、冷蔵空間に配置された野菜容器を備えた冷蔵庫に関する。
一般的な野菜容器は、冷気循環経路に対して密閉性を保ち、野菜保存ケース内の湿度を保つ構造となっている。
特開2005−337694号公報
しかしながら、扉の開放時には、野菜容器が開放されることから、野菜容器内の湿度が低下しやすく、扉を閉鎖した後に湿度が改善するのに時間を要するため、野菜の鮮度劣化が生じてしまう。特に、冷蔵室内の一角に野菜容器を設け、使用者の取り出しに操作性を改善した所謂リーチインタイプの冷蔵庫においては、野菜容器を高湿度に保つことが難しいという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、扉の開閉に関わらず冷蔵空間に配置された野菜容器を高湿度に保つことが可能となる冷蔵庫を提供することにある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、扉の開閉に関わらず冷蔵空間に配置された野菜容器を高湿度に保つことが可能となる冷蔵庫を提供することにある。
本発明は、気循環により冷却される冷蔵空間内に配置された野菜容器を備えた冷蔵庫において、給水タンクと、使用者による押圧操作に応じて前記給水タンクに収納された水を吸い上げてミスト状に前記野菜容器に噴霧するミスト発生装置とを備え、前記ミスト発生装置は、使用者が押圧操作可能な操作部を備え、前記操作部に対する押圧操作に応じて動作するように構成されているものである。
本発明によれば、野菜容器が配置された冷蔵空間を閉鎖している扉を開放すると、冷蔵空間に設けられた野菜容器の湿度が大きく低下するようになるものの、使用者がミスト発生装置の操作部を押圧操作すると、ミスト発生装置が動作して給水タンクに収納された水がミスト状に野菜容器に噴霧されるので、野菜容器を高湿度に保つことができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図7を参照して説明する。
図2は、冷蔵庫の正面図である。この図2において、冷蔵庫1は、冷蔵庫本体2に、貯蔵室として、上から冷蔵室(冷蔵空間に相当)3、左右に設けられた製氷室4及び切替室5、冷凍室6が順に形成されてなる。冷蔵庫本体2は、鋼板製の外箱と樹脂製の内箱との間に断熱材を充填して形成されており、内箱内が断熱的に仕切られることにより冷蔵室3、製氷室4、切替室5、冷凍室6がそれぞれ形成されている。
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図7を参照して説明する。
図2は、冷蔵庫の正面図である。この図2において、冷蔵庫1は、冷蔵庫本体2に、貯蔵室として、上から冷蔵室(冷蔵空間に相当)3、左右に設けられた製氷室4及び切替室5、冷凍室6が順に形成されてなる。冷蔵庫本体2は、鋼板製の外箱と樹脂製の内箱との間に断熱材を充填して形成されており、内箱内が断熱的に仕切られることにより冷蔵室3、製氷室4、切替室5、冷凍室6がそれぞれ形成されている。
冷蔵室3は、観音開き式の扉7で閉鎖され、製氷室4、切替室5、冷凍室6は、それぞれ引出式容器の前面部を構成する扉8〜10で閉鎖されている。扉7にはプッシュ式の扉操作部11が設けられており、その扉操作部11に対する押圧操作により扉7が図示しないソレノイドにより前方に押圧されることにより自動的に開放されるようになっている。一方の扉7には操作パネル12が設けられている。
尚、扉7は、手動でも開閉可能となっている。
図3は、扉7を取外すと共に冷蔵室3の側壁部を破断して示す冷蔵庫1の斜視図である。この図3において、冷蔵室3には複数の棚13が配置され、その下方に野菜容器14が引出し可能に配置され、さらに野菜容器14の下方にチルド容器15が引出可能に配置されている。チルド容器15の側方には自動製氷装置用給水タンク16が配置されている。野菜容器14の上面には仕切板17が配置されており、冷蔵室3に吹出した冷気が野菜容器14に収納された野菜に直接当たらないようになっている。
図3は、扉7を取外すと共に冷蔵室3の側壁部を破断して示す冷蔵庫1の斜視図である。この図3において、冷蔵室3には複数の棚13が配置され、その下方に野菜容器14が引出し可能に配置され、さらに野菜容器14の下方にチルド容器15が引出可能に配置されている。チルド容器15の側方には自動製氷装置用給水タンク16が配置されている。野菜容器14の上面には仕切板17が配置されており、冷蔵室3に吹出した冷気が野菜容器14に収納された野菜に直接当たらないようになっている。
図4は冷蔵冷却器室(以下、Rエバ室)を模式的に示す冷蔵庫1の正面図、図5は冷蔵室3を断面にして示す冷蔵庫1の側面図である。これらの図4及び図5において、Rエバ室18は、両側が仕切部19で仕切られることにより図示上下方向を指向する通路形状をなしており、図示下側から脱臭・除菌装置20、冷蔵冷却器21、冷蔵ファン22が順に配置されている。冷蔵室3の奥壁部3aの下部には吸込口24が形成されており、冷蔵ファン22の動作状態で吸込口24からRエバ室18を図示上方向に通過し、冷蔵ファン22の左右方向へ送風される冷気の流れが発生するようになっている。
Rエバ室18の左右両側には仕切部19で仕切られた送風ダクト23が形成されており、冷蔵ファン22により左右方向に送風された冷気が送風ダクト23を図示下方向へ通過するようになっている。送風ダクト23の前面(冷蔵室3の奥壁部3a)には複数の図示しない吹出口が形成されており、その吹出口から冷気が冷蔵室3全体に均一に吹出すようになっている。送風ダクト23の下部には図示しないチルドダクトが連結されており、送風ダクト23を通過した冷気がチルドダクトを通じてチルド室へ直接吹出すようになっている。
次に、冷蔵室3に配置されている野菜容器14について説明する。
図1は、野菜容器14を示す斜視図である。この図1において、野菜容器14は、上方が開口しており、その側部にはミスト発生装置25が一体に設けられている。このミスト発生装置25は、給水タンク26と、操作部27と、吹出口28とを有してなり、一般的な噴霧装置と同様に構成されている。即ち、操作部27が押圧操作されると、空気が吹出口28から勢いよく送風され、それに伴って給水タンク26内の水が吸い上げられて吹出口28からミスト状に噴霧されるというものである。この場合、吹出口28は野菜容器14の中心を向いていることから、吹出口28から噴霧されたミストは、野菜容器14全体に噴霧されることになる。
図1は、野菜容器14を示す斜視図である。この図1において、野菜容器14は、上方が開口しており、その側部にはミスト発生装置25が一体に設けられている。このミスト発生装置25は、給水タンク26と、操作部27と、吹出口28とを有してなり、一般的な噴霧装置と同様に構成されている。即ち、操作部27が押圧操作されると、空気が吹出口28から勢いよく送風され、それに伴って給水タンク26内の水が吸い上げられて吹出口28からミスト状に噴霧されるというものである。この場合、吹出口28は野菜容器14の中心を向いていることから、吹出口28から噴霧されたミストは、野菜容器14全体に噴霧されることになる。
図6は、冷蔵室3の横断面図である。この図6において、冷蔵室3の観音開き式の一方の扉7の背面には押圧部29が設けられており、図7に示すように扉7が閉鎖された状態で押圧部29がミスト発生装置25の操作部27を押圧操作するようになっている。操作部27は、初期位置に自動復帰するように付勢されていることから、押圧部29による押圧操作が解除された場合には初期位置に自動復帰する。
次に上記構成の作用について説明する。
使用者が観音開き式の冷蔵室3の扉7を開放すると、野菜容器14内の冷気が外部に漏れてしまうので、野菜容器14内の湿度が大幅に低下するようになる。
さて、使用者が扉7を閉鎖すると、その閉鎖に伴って扉7の背面に設けられている押圧部29がミスト発生装置25の操作部27を押圧操作するので、扉7が閉鎖するのに伴って給水タンク26に収納されている水が吸い上げられて吹出口28からミスト状に噴霧される。このとき、ミスト発生装置25の吹出口28は野菜容器14の中心を向いているので、吹出口28から噴霧されたミストは野菜容器14全体に噴霧される。これにより、扉7が閉鎖された状態では野菜容器14内が高湿度に維持されるので、野菜容器14に収納されている野菜の鮮度を長期間に亘って保つことができる。
使用者が観音開き式の冷蔵室3の扉7を開放すると、野菜容器14内の冷気が外部に漏れてしまうので、野菜容器14内の湿度が大幅に低下するようになる。
さて、使用者が扉7を閉鎖すると、その閉鎖に伴って扉7の背面に設けられている押圧部29がミスト発生装置25の操作部27を押圧操作するので、扉7が閉鎖するのに伴って給水タンク26に収納されている水が吸い上げられて吹出口28からミスト状に噴霧される。このとき、ミスト発生装置25の吹出口28は野菜容器14の中心を向いているので、吹出口28から噴霧されたミストは野菜容器14全体に噴霧される。これにより、扉7が閉鎖された状態では野菜容器14内が高湿度に維持されるので、野菜容器14に収納されている野菜の鮮度を長期間に亘って保つことができる。
この場合、ミスト発生装置25は野菜容器14の側方に設けられており、それに対応して押圧部29も扉7の支持部に近接した位置に設けられているので、扉7を閉鎖する際に、使用者が扉7を押圧する力よりも大きな力でミスト発生装置25の操作部27を押圧することができる。従って、力の弱い年少者、或いは年配者が扉7を閉鎖するにしても、ミスト発生装置25を確実に作動させることができる。
また、扉7を開放した状態ではミスト発生装置25の操作部27が露出して押圧操作可能となるので、使用者は、野菜容器14に収納されている野菜の状態を確認し、野菜が乾燥気味の場合は、野菜容器14の湿度が不十分であると判断し、ミスト発生装置25の操作部27を押圧操作する。これにより、ミスト発生装置25からミストが野菜容器14に噴霧されるので、扉7を閉鎖した場合に噴霧されるミストと合わせて噴霧されることになり、野菜容器14を一時的に極めて高湿度な状態とすることができる。この場合、ミスト発生装置25から噴霧されるミストを直接視認することができるので、給水タンク26に水が貯留されていることを確認することができると共に、ミストが実際に噴霧されることを確認できることによる安心感を使用者に与えることができる。
このような実施例によれば、冷蔵室3に配置された野菜容器14にミスト発生装置25を一体に設けると共に、冷蔵室3の扉7の背面に押圧部29を設け、扉7を閉鎖した際に、押圧部29によりミスト発生装置25の操作部27を押圧操作するようにしたので、扉7を開放することにより野菜容器14の湿度が大きく低下するにしても、扉7を閉鎖することによりミスト発生装置25を作動させて野菜容器14を高湿度に維持することができる。従って、本実施例のように冷蔵室3に上面が開口した野菜容器14を配置したリーチインタイプの冷蔵庫であっても、扉7を閉鎖した状態で野菜容器14を高湿度に保つことができる。
しかも、扉7を開放した状態でも使用者がミスト発生装置25を手動で作動させることができるので、野菜容器14の湿度を任意に高めることができ、野菜容器14に収納されている野菜の乾燥状態に応じて湿度を適切に調整することができる。
しかも、扉7を開放した状態でも使用者がミスト発生装置25を手動で作動させることができるので、野菜容器14の湿度を任意に高めることができ、野菜容器14に収納されている野菜の乾燥状態に応じて湿度を適切に調整することができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について図8ないし図10を参照して説明するに、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この第2実施例は、押圧部29が扉7内に収納可能となっていることを特徴とする。
図8及び図9は、押圧部29の構造を示す扉7の縦断側面図である。これらの図8及び図9に示すように、扉7の背面には凹部31が形成されており、その凹部31に押圧部29が回動可能に軸29aで枢支されている。この押圧部29は、図8に示す押圧位置と、図9に示すように扉7に収納された非押圧位置とに回転操作可能となっている。
次に、本発明の第2実施例について図8ないし図10を参照して説明するに、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この第2実施例は、押圧部29が扉7内に収納可能となっていることを特徴とする。
図8及び図9は、押圧部29の構造を示す扉7の縦断側面図である。これらの図8及び図9に示すように、扉7の背面には凹部31が形成されており、その凹部31に押圧部29が回動可能に軸29aで枢支されている。この押圧部29は、図8に示す押圧位置と、図9に示すように扉7に収納された非押圧位置とに回転操作可能となっている。
使用者は、扉7を閉鎖した場合にミスト発生装置25からミストを野菜容器14へ噴霧したい場合は、押圧部29を図8に示す押圧位置に移動しておく。このように押圧部29が押圧位置に位置した状態での作用は第1実施例と同様になる。
また、使用者が、野菜容器14へのミストの噴霧が過剰であると判断した場合は、押圧部29を図9に示す非押圧位置に回動操作する。このように押圧部29が非押圧位置に位置して扉7に収納された状態で、使用者が扉7を閉鎖した場合は、図10に示すように押圧部29がミスト発生装置25の操作部27を押圧することはないので、ミスト発生装置25が作動することはなく、野菜容器14にミストが過剰に噴霧されてしまうことを防止できる。
また、使用者が、野菜容器14へのミストの噴霧が過剰であると判断した場合は、押圧部29を図9に示す非押圧位置に回動操作する。このように押圧部29が非押圧位置に位置して扉7に収納された状態で、使用者が扉7を閉鎖した場合は、図10に示すように押圧部29がミスト発生装置25の操作部27を押圧することはないので、ミスト発生装置25が作動することはなく、野菜容器14にミストが過剰に噴霧されてしまうことを防止できる。
このような実施例によれば、押圧部29を、扉7から突出した押圧位置と、扉7に収納された非押圧位置に移動可能に構成したので、扉7を閉鎖した際にミスト発生装置25を作動させるか否かを使用者が任意に設定することができ、野菜容器14の湿度を適切に調整することができる。
しかも、押圧部29を押圧位置と非押圧位置に移動させる操作は、押圧部29に対して回動操作を行うだけでよいので、簡単に操作することができ、使い勝手に優れている。
(第3の実施例)
次に本発明の第3実施例について図11を参照して説明する。この第3実施例は、扉7を開放する際にミスト発生装置25を作動させることを特徴とする。
ミスト発生装置25の側面を示す図11において、ミスト発生装置25には操作方向反転機構41が設けられている。この操作方向反転機構41は、操作部27に対応して設けられた支持部42と、その支持部42に回動可能に支持された回動体43と、この回動体43の回転を規制するストッパ44とから構成されている。回動体43の端部の回転軌跡上に操作部27の端部が位置している。回動体43は、通常は、操作部27により弾性的に押圧されることにより図11に実線で示すように図示上下方向に起立している。扉7の背面には先端がフック状に形成された弾性状の引張部45が設けられており、扉7が閉鎖された状態では、引張部45が回動体43の図示上端を弾性的に乗り越えている。
しかも、押圧部29を押圧位置と非押圧位置に移動させる操作は、押圧部29に対して回動操作を行うだけでよいので、簡単に操作することができ、使い勝手に優れている。
(第3の実施例)
次に本発明の第3実施例について図11を参照して説明する。この第3実施例は、扉7を開放する際にミスト発生装置25を作動させることを特徴とする。
ミスト発生装置25の側面を示す図11において、ミスト発生装置25には操作方向反転機構41が設けられている。この操作方向反転機構41は、操作部27に対応して設けられた支持部42と、その支持部42に回動可能に支持された回動体43と、この回動体43の回転を規制するストッパ44とから構成されている。回動体43の端部の回転軌跡上に操作部27の端部が位置している。回動体43は、通常は、操作部27により弾性的に押圧されることにより図11に実線で示すように図示上下方向に起立している。扉7の背面には先端がフック状に形成された弾性状の引張部45が設けられており、扉7が閉鎖された状態では、引張部45が回動体43の図示上端を弾性的に乗り越えている。
使用者が扉7を開放すると、引張部45が回動体43の図示上端に引掛かり、回動体43が矢印Aに示す方向に回転するので、回動体43が回転するのに伴って、回動体43の端部がミスト発生装置25の操作部27を押圧操作するようになる。これにより、ミスト発生装置25からミストが噴霧されるので、野菜容器14の湿度を高めることができる。
しかも、本実施例では、扉7を開放した際にミスト発生装置25が作動することから、使用者は、ミスト発生装置25が作動してミストが噴霧されることを目視できる。これにより、実際にミストが噴霧されることを確認して安心することができると共に、給水タンク26内に水が収納されていることも確認することができる。
(第4実施例)
次に、本発明の第4実施例について図12を参照して説明する。この第4実施例は、押圧部29を電動で移動可能としたことを特徴とする。
図12は、押圧部29を移動する駆動装置を示す扉7の横断面図である。この図12に示すように、駆動装置51は、モータ(電動アクチュエータに相当)52と、このモータ52により駆動されるウォームギア53と、このウォームギア53に噛合うウォームホイール54と、このウォームホイール54と同軸上に設けられた平歯車55と、この平歯車55と噛合った平歯車56と、この平歯車56に噛合ったラック57とから構成されており、モータ52の回転に応じてラック57が図示上下方向に直線移動するようになっている。ラック57の図示上端には押圧部29が一体に設けられており、モータ52の回転に応じて、押圧部29が扉7の背面から後方に突出した押圧位置(図12に実線で示す)に位置したり、扉7に収納された非押圧位置(図12に二点鎖線で示す)に位置したりするようになっている。
次に、本発明の第4実施例について図12を参照して説明する。この第4実施例は、押圧部29を電動で移動可能としたことを特徴とする。
図12は、押圧部29を移動する駆動装置を示す扉7の横断面図である。この図12に示すように、駆動装置51は、モータ(電動アクチュエータに相当)52と、このモータ52により駆動されるウォームギア53と、このウォームギア53に噛合うウォームホイール54と、このウォームホイール54と同軸上に設けられた平歯車55と、この平歯車55と噛合った平歯車56と、この平歯車56に噛合ったラック57とから構成されており、モータ52の回転に応じてラック57が図示上下方向に直線移動するようになっている。ラック57の図示上端には押圧部29が一体に設けられており、モータ52の回転に応じて、押圧部29が扉7の背面から後方に突出した押圧位置(図12に実線で示す)に位置したり、扉7に収納された非押圧位置(図12に二点鎖線で示す)に位置したりするようになっている。
制御装置58は、扉7が閉鎖されることによりミスト発生装置25が作動したときは、例えばモータ52を駆動することにより押圧部29を非押圧位置に移動してから、15分経過したところで、モータ52を駆動することにより押圧部29を押圧位置に移動するようになっている。これにより、扉7を閉鎖してから15分間は、扉7を再度開閉するにしても、ミスト発生装置25が作動することはないので、扉7の開閉頻度が大きな状態でもミストを野菜容器14に過剰に噴霧してしまうことを防止できる。
扉7を閉鎖してから15分が経過したときは、制御装置58は、モータ52を駆動することにより押圧部29を扉7から突出するので、以後において、使用者が扉7を開閉したときにミスト発生装置25が作動することになる。
扉7を閉鎖してから15分が経過したときは、制御装置58は、モータ52を駆動することにより押圧部29を扉7から突出するので、以後において、使用者が扉7を開閉したときにミスト発生装置25が作動することになる。
このような実施例によれば、制御装置58による駆動装置51に対する制御により、押圧部29を押圧位置と非押圧位置とに電気的に移動するように構成したので、過剰なミストの噴霧を防止することが可能となり、野菜容器14の湿度を最適に維持することができる。
尚、制御装置58によるモータ52に対する制御としては、扉7の開閉回数で行うようにしてもよい。例えば、扉7が3回開閉される毎に押圧部29を押圧位置に移動することによりミスト発生装置25を作動させる等。
尚、制御装置58によるモータ52に対する制御としては、扉7の開閉回数で行うようにしてもよい。例えば、扉7が3回開閉される毎に押圧部29を押圧位置に移動することによりミスト発生装置25を作動させる等。
(第5実施例)
次に、本発明の第5実施例について説明する。この第5実施例は、使用者がミスト発生装置25を任意に作動できることを特徴とする。
押圧部29を電気的に作動する構成は第4実施例の駆動装置51と同一であることから、その説明を省略する。本実施例では、押圧部29は、通常においては、図12に二点鎖線で示すように非押圧位置に位置しているものとする。
次に、本発明の第5実施例について説明する。この第5実施例は、使用者がミスト発生装置25を任意に作動できることを特徴とする。
押圧部29を電気的に作動する構成は第4実施例の駆動装置51と同一であることから、その説明を省略する。本実施例では、押圧部29は、通常においては、図12に二点鎖線で示すように非押圧位置に位置しているものとする。
一方、扉7に設けられた操作パネルには図示しないミストボタン(操作ボタンに相当)が設けられている。このミストボタンは、ミスト発生装置25を作動させるためのもので、制御装置58は、ミストボタンが操作されたときは、モータ52を一定時間駆動してから、反対方向に駆動するようになっている。
使用者は、野菜容器14にミストを噴霧したいときは、操作パネルに設けられたミストボタンを操作する。制御装置58は、ミストボタンが操作されたときは、モータ52を駆動する。これにより、モータ52が駆動するのに伴って押圧部29が扉7の背面から後方に突出した押圧位置に位置するので、ミスト発生装置25の操作部27が押圧操作され、ミスト発生装置25が作動してミストが噴霧される。
制御装置58は、モータ52を駆動してから一定時間経過したときは、モータ52を逆方向に駆動する。これにより、押圧部が扉7に収納した非押圧位置に位置するので、ミスト発生装置25の作動が停止する。
制御装置58は、モータ52を駆動してから一定時間経過したときは、モータ52を逆方向に駆動する。これにより、押圧部が扉7に収納した非押圧位置に位置するので、ミスト発生装置25の作動が停止する。
このような実施例によれば、制御装置58は、操作パネルに設けられたミストボタンが操作されたときは、駆動装置51を駆動することによりミスト発生装置25を作動させるので、使用者は、扉7の閉鎖状態であっても、ミストを野菜容器14へ任意に噴霧することができる。従って、扉7を閉鎖した状態でミストボタンに対する操作によりミスト発生装置25を作動させることができるので、野菜容器14に収納されている野菜が乾燥している場合は、扉7の閉鎖状態で野菜容器14にミストを噴霧することができる。
尚、制御装置58がモータ52を駆動することにより押圧部29を押圧位置に移動してからモータ52を逆転することにより押圧部29を非押圧位置に移動するまでの時間を使用者が任意に設定するようにしてもよい。
(第6実施例)
次に、本発明の第6実施例について図13を参照して説明する。この第6実施例は、自動製氷装置用給水タンク16からミスト発生装置25の給水タンク26に水を補充可能としたことを特徴とする。
次に、本発明の第6実施例について図13を参照して説明する。この第6実施例は、自動製氷装置用給水タンク16からミスト発生装置25の給水タンク26に水を補充可能としたことを特徴とする。
野菜容器14を斜視して示す図13において、自動製氷装置用給水タンク16とミスト発生装置25の給水タンク26とは給水管61で接続されている。図示しない自動製氷装置は、切替弁により給水対象を自動製氷装置自身とミスト発生装置25とに切替可能となっている。
使用者は、ミスト発生装置25の給水タンク内の水が無くなった場合は、給水対象を自動製氷装置からミスト発生装置25に切替えた状態で給水モータを駆動することによりミスト発生装置25の給水タンク26に自動製氷装置用給水タンク16から補充する。
以上のようにして自動製氷装置用給水タンク16からミスト発生装置25に水を補充した結果、自動製氷装置用給水タンク16内の水も無くなってしまった場合は、両方の給水タンク16,26に水を同時に補充する。
このような実施例によれば、ミスト発生装置25の給水タンク26の水が無くなった場合は、自動製氷装置用給水タンク16からミスト発生装置25の給水タンク26に水を補充可能に構成したので、使用者がミスト発生装置25の給水タンク26に水を補充する回数を軽減することができる。
また、自動製氷装置用給水タンク16の水が無くなった場合は、ミスト発生装置25の給水タンク26の水も無くなったということであるから、両方の給水タンク16,26への水の補充を同時に行えばよく、給水タンク16,26への水の補充作業を効率的に行うことができる。
尚、ミスト発生装置25の給水タンク26と自動製氷装置用給水タンク16とを兼用するようにしてもよい。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
押圧部29を扉7から取外し可能としてもよい。
押圧部29をスライド式に設け、スライドすることにより押圧位置と非押圧位置とに移動可能としてもよい。
押圧部29をスライド式に設け、スライドすることにより押圧位置と非押圧位置とに移動可能としてもよい。
押圧部29をソレノイド(電動アクチュエータに相当)により押圧位置と非押圧位置とに移動可能としてもよい。
ミスト発生装置として電動タイプのものを用いるようにしてもよい。
ミスト発生装置として電動タイプのものを用いるようにしてもよい。
本発明を、野菜室が冷蔵室3から独立して設けられたタイプの冷蔵庫に適用するようにしてもよい。
図面中、1は冷蔵庫、3は冷蔵室(冷蔵空間)、7は扉、14は野菜容器、16は自動製氷装置用給水タンク、25はミスト発生装置、26は給水タンク、27は操作部、28は吹出口、29は押圧部、41は操作方向反転機構、45は引張部、52はモータ(電動アクチュエータ)、58は制御装置である。
Claims (7)
- 冷気循環により冷却される冷蔵空間内に配置された野菜容器を備えた冷蔵庫において、
給水タンクと、
使用者による押圧操作に応じて前記給水タンクに収納された水を吸い上げてミスト状に前記野菜容器に噴霧するミスト発生装置とを備え、
前記ミスト発生装置は、使用者が押圧操作可能な操作部を備え、前記操作部に対する押圧操作に応じて動作するように構成されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記野菜容器が配置された前記冷蔵空間を閉鎖する扉の背面に設けられた押圧部を備え、
前記ミスト発生装置は、前記扉が閉鎖されたときに前記押圧部により前記操作部が押圧操作されることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 前記押圧部は、押圧位置と非押圧位置とに移動可能に設けられ、前記非押圧位置に移動された状態では前記扉が閉鎖されるにしても前記ミスト発生装置の前記操作部を押圧操作しないことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
- 前記押圧部を前記押圧位置と前記非押圧位置とに移動可能な電動アクチュエータと、
前記電動アクチュエータの駆動を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記扉の開閉に応じて前記電動アクチュエータの動作を制御することを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。 - 引張操作されるのに伴って前記ミスト発生装置の前記操作部を押圧操作する操作方向反転機構と、
前記扉の背面に設けられ、前記扉が開放されるのに伴って前記操作方向反転機構を引張操作する引張部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 前記押圧部を前記押圧位置と前記非押圧位置とに移動する電動アクチュエータと、
前記電動アクチュエータの駆動を制御する制御装置と、
使用者が操作する操作ボタンとを備え、
前記制御装置は、前記操作ボタンが操作された場合は前記電動アクチュエータを制御することにより前記押圧部を前記非押圧位置から前記押圧位置に移動することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 自動製氷装置を備え、
前記自動製氷装置は、自己の給水タンクから前記ミスト発生装置の給水タンクへ水を給水可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし6に何れかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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JP2007194662A JP2009030866A (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | 冷蔵庫 |
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ID=40401573
Family Applications (1)
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JP2007194662A Pending JP2009030866A (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | 冷蔵庫 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2007
- 2007-07-26 JP JP2007194662A patent/JP2009030866A/ja active Pending
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