JP4559963B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

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Description

貯蔵室内に前後方向に出し入れ可能に収容される貯蔵容器を備えた貯蔵庫に関する。
比較的大形の家庭用冷蔵庫では、内容物の出し入れが容易なように中央部や下部に配置された野菜室や冷凍室等の貯蔵室を、その内部に引き出し式の貯蔵容器を収容した構成にしている。前記貯蔵容器は、前面扉の後面に取付けられており、この前面扉と共に前方に引き出されるようになっている。この場合、貯蔵容量が多い貯蔵容器においては、使い勝手を考慮して上下二段の容器に分かれているものが多く採用されている。
二段式の貯蔵容器には、前面扉を引き出すことにより上部容器と下部容器とが同時に引き出されるものと、上部容器はキャビネット内に残り、下部容器のみが引き出されるものが知られている。
特開2003−194457号公報
ところが、上部容器と下部容器とが同時に引き出されるものの場合、下部容器内の収容物を確認したり取り出したりするために上部容器を後方に押し込む必要がある。一方、下部容器のみが引き出されるものでは、上部容器内の収容物を確認したり取り出したりするために上部容器を手前に引き出さなければならない。
即ち、上記したいずれの構成においても、前面扉を引き出しただけでは、上下両方の容器内の収容物を確認したり取り出したりすることができない。
そこで、本発明の目的は、上下二段の容器からなる引き出し式の貯蔵容器が収容された貯蔵室を備えたものにおいて、扉に引き出す操作だけで上部容器及び下部容器の内容物を確認したり取り出したりすることができる貯蔵庫を提供することである。
本発明の貯蔵庫は、前面に開口を有する貯蔵室を備えた貯蔵庫本体と、前記開口を閉塞する閉塞位置と前記閉塞位置よりも前方の全開位置との間を移動可能な引き出し式の扉部材と、前記貯蔵室内に収容され前記扉部材と共に前方に引き出される下部容器と、前記下部容器内の上部に配置された上部容器と、前記下部容器と前記上部容器とを連結する連結機構、前記閉塞位置から前記閉塞位置と前記全開位置との間の切換位置まで前記扉部材が引き出されたときに前記連結機構による前記下部容器と前記上部容器との連結を解除する解除部、及び前記切換位置よりも前方に前記扉部材が引き出されたときに前記下部容器の前方へ引き出し動作に連動して前記上部容器を後方に移動する移動機構から構成されている移動切換手段と、を具備するところに特徴を有する。
本発明によれば、扉部材が閉塞位置から切換位置までの間に位置するときは、上部容器が上に配置された状態で下部容器が引き出され、前記扉部材を切換位置から全開位置まで引き出す間に上部容器は後方に移動する。従って、使用者は、扉部材を適宜の位置まで引き出すだけで、上部容器及び下部容器のうちの任意の容器の内容物が見える状態にすることができる。
以下、本発明を家庭用冷蔵庫に適用した第1の実施例について図1ないし図20を参照しながら説明する。図1は本実施例に係る冷蔵庫の構成を概略的に示す縦断側面図である。図1に示すように、冷蔵庫本体1は、複数の貯蔵室(冷蔵室2、野菜室3、切替室4、冷凍室5等)を有する断熱箱体6から構成されている。
冷蔵室2の前面には回動式の冷蔵室扉2aが設けられている。野菜室3、切替室4、冷凍室5の前面には、それぞれ引出し式の扉3a,4a,5aが設けられている。前記扉3a,4a,5aの後面には、いずれも貯蔵容器7が取付けられている。このうち、野菜室3及び冷凍室5の貯蔵容器7は、いずれも下部容器8とその内部に配置された上部容器9とから構成されている。
野菜室3内の後部には冷蔵室用蒸発器室10が形成されている。前記冷蔵室用蒸発器室10内には、蒸発器11、送風ファン12、除霜ヒータ13が配設されている。
また、切替室4及び冷凍室5内の後部には冷凍室用蒸発器室14が形成されている。この冷凍室用蒸発器室14内には、蒸発器15、送風ファン16、及び除霜ヒータ17が配設されている。
冷蔵庫本体1の後下部には機械室18が形成されている。前記機械室18内には、冷凍サイクルの圧縮機19が配設されていると共に、この圧縮機19及び図示しない凝縮器を冷却するための冷却ファン20が配設されている。
上記構成により、本実施例に係る冷蔵庫では、送風ファン12,16が駆動されると蒸発器11,15によって冷却された空気が図1に矢印で示すように、各貯蔵室に供給された後、蒸発器室10,14に戻されるようになっている。
次に、図2ないし図12を参照しながら前記野菜室3の構成について説明する。
図2に示すように、野菜室3の扉3a及び貯蔵容器7は、前記野菜室3内の左右両側面に取付けられた前後方向に延びる一対のレール板21(レール部材に相当)に沿って前後方向に移動するように構成されている(図2における下部及び上部がそれぞれ冷蔵庫の前部及び後部に相当する)。前記レール板21の前部と野菜室3の左右両側面との間には、図5及び図7に示すように当て板22が介装されている。
前記一対のレール板21の野菜室3内に臨む面には、図5に示すように、前後方向に延びる案内凹部23が設けられている。前記レール板21のうち前記案内凹部23の上部には、ラックギア24及び庇部25が前後に並んで固定されており、案内凹部23の上部の一部は、ラックギア24及び庇部25の下端によって覆われている。尚、前記ラックギア24はレール板21よりも優れた耐磨耗性が要求される。このため、本実施例では、ラックギア24をレール板21とは別部材で形成することにより、レール板21の全体を耐磨耗性に優れた部材で形成した場合よりも製造コストを低く抑えている。
前記案内凹部23の後端部分の下面は、図3に示すように、やや下方に傾斜しており、その分、幅がやや広くなっている。また、前記案内凹部23の前端部分は、図5に示すように、その他の部分に比べて幅が非常に広くなっており、その下部には先端に滑車26を回転可能に支持する軸27が取付けられている。前記軸27は、図7に示すように案内凹部23内から野菜室3内に向かって延びており、従って、前記軸27の先端に位置する前記滑車26は野菜室3内に位置している。
前記貯蔵容器7は、図2に示すように、扉3aの後面の左右部の上部に固定された一対の支持板30に支持されている。前記支持板30は本発明の支持部材に相当し、支持板30及び扉3aから扉部材が構成される。前記支持板30は、図6に示すように、略L字状をなし、前後方向に長く延びる支持部31と、前記支持部31の前端から略直角に折曲した取付部32とから構成されている。前記支持板30は、前記取付部32を向かい合わせにして前記扉3aの後面にねじ止めすることにより、当該扉3aに取り付けられている。
前記支持部31の外側面(野菜室3の左右側面との対向面)の後端部には、図5に示すように、大ギア33a及び小ギア33bからなる二段ギア33及び滑車34が前後に並んで取付けられている。二段ギア33は、図6に示すようにギア軸35により支持部31に取付けられており、大ギア33a及び小ギア33bのギア比は「3:1」に設定されている。前記小ギア33bは前記レール板21のラックギア24に噛み合うようになっている。滑車34は滑車軸36により支持部31に取付けられている。前記滑車34は、レール板21の案内凹部23内に配置されるようになっている。
前記支持部31の外側面の上端には、図7に示すように、フランジ部37が形成されている。また、前記支持部31のうち二段ギア33の取り付け部分よりも前部分の下端は上方にやや窪んでおり、その下端部の外側面にはL字状のフランジ部38が形成されている。前記フランジ部38の下面を滑車26が摺動するようになっている。尚、前記フランジ部38の下面には、図5に示すように、扉3aの前方への移動量を制限するストッパ38aが設けられている。更に、前記支持部31には、前記支持部31に沿って前後に延びるガイド板39(連結部材に相当)が取付けられている。前記ガイド板39の下端部には、図7に示すように取付部40が形成されており、前記取付部40を介して支持部31の外側面のうち前記フランジ部37の下部に摺動可能に支持されている。具体的には、前記取付部40の上面及び支持部31との対向面にはそれぞれ溝部41,42が形成されている。また、フランジ部37の下面及び支持部31の外側面には複数の係合凸部43,44が形成されている。前記溝部41,42に前記係合凸部43,44が係合している。
前記ガイド板39の取付部40の下端面には、図5に示すように、前記大ギア33aと噛み合うラックギア45が設けられている。ラックギア45と大ギア33aとが噛み合い、且つ前記大ギア33aが回転することによりガイド板39は支持部31に沿って前後方向に移動するようになっている。尚、後述するように扉3aの閉塞時はラックギア45と大ギア33aとは噛み合っておらず、扉3aを全開位置まで引き出す途中で噛み合うようになっている。
前記二段ギア33は本発明の歯車装置に相当する。また、小ギア33bは第1歯車に、大ギア33aは第2歯車に相当する。更に、ラックギア24は第1ラックギアに相当し、ラックギア45は第2ラックギアに相当する。そして、二段ギア33、ラックギア24,45から移動機構が構成される。
また、前記ガイド板39の上辺部の前部及び中央部には、図5及び図7に示すように、上方に突出する上部容器連動部46(上部容器係合部に相当)、及び下部容器連動部47(下部容器係合部に相当)がそれぞれ設けられている。上部容器連動部46はガイド板39の上辺から上方に延びる台形状の立壁部46aと前記立壁部46aの上端から内側(支持部31側)に向かって延びる係合部46bとから構成されている。係合部46bの上面には係合凹部48が形成されている。また、前記係合部46bの下面には前後方向に延びる一対のリブ49が形成されている。
下部容器連動部47は、図5及び図8に示すように、ガイド板39の上辺から上方に延びる長方形状の立壁部47aと前記立壁部47aの上端から内側(支持部31側)に向かって延びる係合部47bとから構成されている。前記係合部47bの下面には係合凸部50が形成されている。
前記下部容器8は、図4に示すように、上面全体が開口した矩形箱状をなしている。下部容器8の左右側壁の外面の上端部には、図3に示すように、フランジ部51が一体的に設けられている。下部容器8は、前記扉3aの後面に固定された一対の支持板30の間に上方から挿入され、前記フランジ部51を支持部31のフランジ部37に係止させることにより前記支持板30間に支持されるようになっている。
また、図4に示すように、フランジ部51の上面のうち下部容器連動部47の係合凸部50と対応する部位には係合凹部52が設けられている。更に、前記フランジ部51の上面には、上部容器連動部46のリブ49間に配置される突条部53が設けられている。係合凹部52に係合凸部50が係合している状態では、ガイド板39は下部容器8と一体的に移動する。
詳しくは後述するが、前記扉3aが閉塞位置から前方の「切換位置」まで引き出されると、解除部によって前記係合凹部52と係合凸部50との係合が外されるようになっている。前記解除部は、レール板21及びガイド板39のそれぞれに設けられた突起部60,61から構成されている。第1突起部に相当する前記突起部60は、レール板21の上辺部の前部に設けられている。一方、第2突起部に相当する前記突起部61は、ガイド板39の外側面の後部に設けられている。上述した「切換位置」まで扉3aが引き出されたとき、前記突起部60に対して突起部61が後方から当接し、前記突起部60に突起部61が乗り上げるように構成されている。この結果、前記係合凹部52と係合凸部50との係合が外れて、下部容器8とガイド板39との連動が解除されるようになっている。
また、上部容器9は、下部容器8内の上部に配置されている。上部容器9は、図4に示すように、下部容器8よりも浅く、且つ前後方向長さ寸法が長くなっている。更に、上部容器9は下部容器8の内外を前後方向に移動可能になっており、これに応じて下部容器8の後壁部の上部には前記上部容器9が通過可能な切欠55が形成されている。このため、上部容器9が下部容器8内の前部に寄せて配置されているときであっても、上部容器9の後端部は前記切欠55を通して下部容器8よりも後方に突出している。
上部容器9の左右側壁の外面の上部には、図3に示すように、前記下部容器8のフランジ部51の上面に係止される複数の係止部56が設けられている。また、上部容器9の左右側壁の外面の上部には、上部容器連動部46の係合凹部48に係合する係合凸部57が設けられている。
従って、前記ガイド板39が連結部材として機能し、前記ガイド板39の上部容器連動部46及び係合部46b、下部容器連動部47及び係合部47b、下部容器8の係合凹部52、上部容器9の係合凸部57等が本発明の連結機構を構成する。そして、上述の解除部、移動機構及び連結機構から移動切換手段が構成される。
前記貯蔵容器7は、例えば次のようにして扉3aに取付けられている。即ち、扉3aの後面に一対の前記支持板30をねじ止めする。この後、前記支持板30の間に下部容器8を挿入し、フランジ部51を支持部31のフランジ部37に係止させる。これにより、下部容器8は支持板30に取外し可能に支持される。
次に、支持板30の支持部31の係合凸部43,44に溝部41,42を嵌めるようにしてガイド板39を前記支持部31に取付ける。そして、ガイド板39の前後位置を調整して当該ガイド板39の下部容器連動部47が有する係合凸部50を下部容器8の係合凹部52に係合させると共に、リブ49の間に下部容器8のフランジ部51の突条部53を配置する。
続いて、下部容器8内に上部容器9を挿入し、上部容器9の係止部56を下部容器8のフランジ部51の上に載置する。また、上部容器9の係合凸部57をガイド板39の上部容器連動部46の係合凹部48に係合させる。これにより、下部容器8は上部容器9とガイド板39によって連結された状態で支持板30に支持される。このとき、上部容器9は最も前方に寄せられた状態で下部容器8内の上部に配置される。
扉3aに組み付けられた貯蔵容器7は次のようにして野菜室3内に収容される。即ち、支持部31のフランジ部38の下面をレール板21の滑車26の上端に宛がいながら、前記支持部31の滑車34をレール板21の案内凹部23に前方から挿入する。そして、扉3aの後面が冷蔵庫本体1の野菜室3の周囲部に当接するまで、扉3aを後方へ押し込む。これにより、貯蔵容器7は野菜室3内に収容されると共に、野菜室3の前面開口は扉3aで塞がれる。このときの扉3a及び貯蔵容器7の位置を閉塞位置とする。図2〜図6は閉塞位置にある扉3a及び貯蔵容器7等の状態を示している。
次に、閉塞位置にある扉3a及び貯蔵容器7を前方に引き出すときの動作について図13〜図20を参照しながら説明する。尚、図16〜図18中、二点鎖線Bは野菜室3の前面を示している。
図13(a)は扉3aが閉塞位置にあるときのレール板21、支持板30、ガイド板39等の様子を示している。閉塞位置にある扉3aの把持部(図示せず)に手を掛けて前記扉3aを前方に引き出すと、前記扉3aと一体的に支持板30及び前記支持板30に支持された貯蔵容器7が前方に移動する。このとき、支持板30の滑車34が案内凹部23内を前方に移動し、且つレール板21の滑車26の上面を支持部31のフランジ部38が摺動するようになっているため、扉3a及び支持板30で支持された貯蔵容器7は滑らかに前方に引き出される。
扉3aが図13(b)及び図16に示す「切換位置」まで引き出されると、支持板30の小ギア33bとレール板21のラックギア24とが噛み合い、図13(b)に示す矢印A方向に二段ギア33が回転を始める。このとき、ガイド板39の突起部61は、図19及び図20に示すようにレール板21の突起部60に当接した後、突起部60の傾斜面60aに乗り上げる。即ち、突起部61の傾斜面61aが突起部60の傾斜面60aの上に載置された状態となる。尚、使用者は、突起部61が突起部60に当接した際の若干の衝撃を感じた後、やや力を加えて扉3aを前方に引き出すことにより、突起部61を突起部60に乗り上げさせることができる。
この結果、突起部60,61の高さ寸法の分だけガイド板39が持ち上がった後、傾斜面60a,61aの長さ分、ガイド板39が前方に移動する。これにより、図13(c)及び図14(b)に示すように、下部容器8の係合凸部50からガイド板39の係合凹部52が抜け出た後、大ギア33aとラックギア45とが噛み合う。そして、扉3aが更に前方に引き出され、二段ギア33が更に矢印A方向に回転することに伴い、ガイド板39が後方への移動を開始する。このとき、係合凸部50と係合凹部52との係合が解除されているため、上部容器9のみがガイド板39と共に後方に移動する。また、大ギア33aと小ギア33bのギア比が3:1であるため、扉3aの引出し量に比べて上部容器9の後方移動量は3倍となる。
前記ガイド板39の後方への移動は、ストッパ38a(図5参照)が滑車26に当接する全開位置に扉3aが引き出されるまで継続する。この結果、図13(d)に示すように、上部容器9が退いた状態で下部容器8が前方に引き出される。また、このときの滑車26の回転中心を通る縦断正面図及び二段ギア33の回転中心を通る縦断正面図は、図14(c)及び図15(c)に示すようになる。
尚、全開位置にある前記扉3aを閉塞位置まで押し込むと、下部容器8、ガイド板39、上部容器9等は上記した動作とは逆の動作をしながら図13(a)に示す元の状態に戻る。このとき、図13(b)〜(d)に示すように、案内凹部23の後端部が傾斜しているため、閉塞位置よりも若干前方の所定位置に扉3aを押し込むことにより、支持板30の滑車34が前記傾斜面に沿って案内凹部23内の後端部に移動する。この結果、扉3aは自動的に閉塞位置に戻るようになっている。
このように本実施例の冷蔵庫では、野菜室3の扉3aを閉塞位置から切換位置まで引き出す間は、下部容器8と上部容器9とが一緒に前方に移動し、前記扉3aを切換位置を越えて更に前方に引き出すと、上部容器9が自動的に退き、下部容器8のみが前方に移動する。このため、上部容器9内に収容されている野菜等(以下、「収容物」)を確認したり、上部容器9に対して収容物を出し入れしたりするときは、扉3aを閉塞位置から切換位置まで引き出せばよく、下部容器8内の収容物を確認したり下部容器8に対して収容物を出し入れしたりするときは、扉3aを切換位置よりも更に前方に引き出せば良い。
従って、使用者は、扉3aを引き出すだけで上部容器9及び下部容器8両方の内容物を確認することができる。このため、従来のように、手動で上部容器9を押し込んだり引き出したりする必要がない。また、扉3aを引き出す位置を調整することにより上部容器9及び下部容器8のうちの任意の容器を、その内容物が見える状態にすることができる。
本実施例では解除部を突起部60,61から構成し、下部容器8と上部容器9との連結機構をガイド板39から構成した。そして、前記突起部61が突起部60に乗り上げることにより、ガイド板39と下部容器8との係合が外れるように構成した。従って、簡単な構成で、下部容器8と上部容器9とが一緒に移動する状態と、下部容器8と上部容器9とがそれぞれ前方及び後方という別々の方向に移動する状態に切り換えることができる。
また、下部容器8及び上部容器9とは別部材のガイド板39を介して下部容器8及び上部容器9を連結した。このため、ガイド板39と上部容器9との連結を手動で外すことにより、扉3aの引き出し動作と連動させずに手動で上部容器9を前方或いは後方に移動させることができる。
直径寸法が異なる大ギア33a、小ギア33bから二段ギア33を構成し、ラックギア24による小ギア33bの回転を、大ギア33aを介してガイド板39に伝えるように構成した。従って、扉3aを少し引出すだけで上部容器9を大きく後方へ移動させることができる。
図21ないし図25は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例では、図21に示すように、二段ギア33(図5参照)に代えて大ギア71、中ギア72、小ギア73からなる三段ギア74(歯車装置に相当)が支持板30に取付けられている。大ギア71及び小ギア73は、前記二段ギア33の大ギア33a及び小ギア33bと略同じ直径寸法で且つ同じピッチとなるように構成されている。一方、中ギア72は、大ギア71と小ギア73の中間の直径寸法を有しており、且つ、ピッチが大きくなるように構成されている。
一方、ガイド板39には、前記中ギア72と噛み合うラックギア75及び前記大ギア71と噛み合うラックギア76が設けられている。前記ラックギア75はガイド板39の後部の下面に設けられ、前記ラックギア76はガイド板39の下面のうち前記ラックギア75よりも前部に設けられている。本発明では、大ギア71及び中ギア72が第2歯車として機能する。また、ラックギア75及び76が第2ラックギアとして機能する。尚、第1の実施例と同様、小ギア73はレール板21のラックギア24と噛み合うようになっている。
次に、本実施例に係る扉3a及び貯蔵容器7を閉塞位置から前方に引き出すときの動作について説明する。
閉塞位置(図21参照)にある扉3aの把持部(図示せず)に手を掛けて前記扉3aを前方に引き出すと、前記扉3aと一体的に支持板30及び前記支持板30に支持された貯蔵容器7(下部容器8及び上部容器9)が前方に移動する。このとき、支持板30の滑車34が案内凹部23内を前方に移動し、且つレール板21の滑車26の上面を支持部31のフランジ部38が摺動するようになっているため、扉3a及び支持板30で支持された貯蔵容器7は滑らかに前方に引き出される。
図22に示すように、扉3aが「切換位置」まで引き出されると、三段ギア74の小ギア73とレール板21のラックギア24とが噛み合い、矢印A方向に三段ギア74が回転を始める。また、突起部61が突起部60に当接(図19及び図20参照)した後、突起部60の傾斜面60aに乗り上げる。即ち、突起部61の傾斜面61aが突起部60の傾斜面60aの上に載置された状態となる。尚、使用者は、突起部61が突起部60に当接した際の若干の衝撃を感じた後、やや力を加えて扉3aを前方に引き出すことにより、突起部61を突起部60に乗り上げさせることができる。
この結果、突起部60,61の高さ寸法の分だけガイド板39が持ち上がった後、傾斜面60a,61aの長さ分、ガイド板39が前方に移動する。これにより、下部容器8の係合凸部50からガイド板39の係合凹部52が抜け出た後、中ギア72とラックギア75とが噛み合う(図23に示す状態)。そして、扉3aが前方に引き出され、三段ギア74が矢印A方向に回転することに伴い、ガイド板39が後方に移動する。このとき、係合凸部50と係合凹部52との係合が解除されているため、上部容器9のみがガイド板39と共に後方に移動する。また、小ギア73及び中ギア72のギア比が1:2であるため、扉3aの引出し量に比べて上部容器9の後方移動量は2倍となる。
扉3aが更に前方に引き出されると、三段ギア74の大ギア71とガイド板39のラックギア75とが噛み合い、中ギア72とラックギア75の噛み合いが外れる(図24に示す状態)。小ギア73と大ギア71のギア比は1:3であるため、扉3aの引出し量に比べて上部容器9の後方移動量は3倍となる。
前記ガイド板39の後方への移動は、ストッパ38aが滑車26に当接する全開位置まで扉3aが引き出される間、継続する。この結果、図25に示すように、上部容器9が退いた状態で下部容器8が前方に引き出される。
このように本実施例に冷蔵庫においても、第1の実施例と同様に、扉3aを引き出すだけで、上部容器9及び下部容器8の両方の内容物を確認することができる。
ところで、本実施例では、三段ギア74から移動機構を構成した。これは、次の理由からである。すなわち、上記構成では、上部容器9が後方へ移動するときに前記上部容器9の収納物の重さに対応する負荷が扉3aに加わる。この負荷量は、扉3aの移動に関与するギアと、上部容器9の移動に関与するギアのギア比によって決まる。第1の実施例では、前記ギア比が「1:3」であったため、上部容器9の移動時は扉3aに対して上部容器9の収納物の重さの約3倍の負荷が加わる。
これに対して、本実施例では、上部容器9の移動初期のギア比を「1:2」とし、途中で、ギア比が「1:3」に変化するように構成した。従って、上部容器9の移動初期は扉3aに収納物の重さの2倍の負荷が加わり、途中で3倍の負荷が加わる。つまり、本実施例では、上部容器9の移動開始と共に扉3aに大きな負荷が加わるのではなく、段階的に負荷が大きくなるように構成した。従って、扉3aの開放動作時における負荷軽減を図ることができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
上部容器或いは下部容器と連結部材とを一体的に構成しても良い。即ち、上部容器のフランジ部及び下部容器のフランジ部のどちらか一方に係合凸部を設け、他方に前記係合凸部が係合する係合凹部を設けることにより前記上部容器と下部容器との連結機構を構成することができる。
シングルレールだけでなくダブルレール等、種々のタイプのレールにも適用可能である。
野菜室だけでなく、冷凍室も野菜室と略同じ構成としても良い。
本発明は、冷蔵庫だけでなく、冷凍庫やワインクーラー、食品庫、食器棚等の貯蔵庫にも適用できる。
本発明の第1の実施例に係る冷蔵庫の全体構成を示す縦断側面図 閉塞状態における野菜室の扉及び貯蔵容器をレール板と共に示す上面図 閉塞状態における野菜室の扉及び貯蔵容器をレール板と共に示す左側面図 閉塞状態における野菜室の扉及び貯蔵容器をレール板と共に示す縦断右側面図 扉が閉塞状態にあるときのレール板、支持板、ガイド板の位置関係を示す図 図5中、VI−VI線に沿う横断上面図 貯蔵容器と共に示す図6中、VII−VII線に沿う縦断正面図 図6中、VIII−VIII線に沿う縦断正面図 図6中、IX−IX線に沿う縦断正面図 図6中、X−X線に沿う縦断正面図 支持板及びガイド板の斜視図 当て板、レール板、支持板、ガイド板の分解斜視図 扉を引き出すときのレール板、支持板、ガイド板、二段ギア並びにラックギアの動作を説明するための図であり、閉塞位置(a)、切換位置(b)、上部容器の後方移動開始位置(c)、全開位置(d)を示す。 (a)〜(c)は、それぞれ切換位置、上部容器の後方移動開始位置、全開位置にあるときのレール板の滑車の回転中心を通る縦断正面図 (a)〜(c)は、それぞれ切換位置、上部容器の後方移動開始位置、全開位置にあるときの二段ギアの回転中心を通る縦断正面図 切換位置にあるときの扉、貯蔵容器の上面図 上部容器の後方移動開始位置にあるときの扉、貯蔵容器の上面図 全開位置にあるときの扉、貯蔵容器の上面図 切換位置にあるときのレール板の突起部とガイド板の突起部とが当接する様子を示す図 図19におけるレール板及びガイド板の突起部周辺の拡大図 本発明の第2の実施例を示すものであり、閉塞位置にあるときのレール板、支持板、ガイド板、二段ギア並びにラックギアの様子を示す図 切換位置にあるときのレール板、支持板、ガイド板、二段ギア並びにラックギアの様子を示す図 上部容器の後方移動開始時におけるレール板、支持板、ガイド板、二段ギア並びにラックギアの様子を示す図 ガイド板のラックギアと噛み合うギアが中ギアから大ギアに切り換わったときのレール板、支持板、ガイド板、二段ギア並びにラックギアの様子を示す図 全開位置にあるときのレール板、ガイド板、貯蔵容器の様子を示す図
符号の説明
図面中、1は冷蔵庫本体(貯蔵庫本体)、3は野菜室(貯蔵室)、3aは扉、7は貯蔵容器、8は下部容器、9は上部容器、21はレール板(レール部材)、24はラックギア(第1ラックギア)、30は支持板(支持部材)、33は二段ギア(歯車装置)、39はガイド板(連結部材)、45はラックギア(第2ラックギア)、46は上部容器連動部(上部容器係合部)、46bは係合部(上部容器係合部)、47は下部容器連動部(下部容器係合部)、47bは係合部(下部容器係合部)、60は突起部(第1突起部)、61は突起部(第2突起部)、71は大ギア(第2歯車)、72は中ギア(第2歯車)、73は小ギア(第1歯車)、74は三段ギア(歯車装置)、75、76はラックギア(第2ラックギア)を示す。

Claims (6)

  1. 前面に開口を有する貯蔵室を備えた貯蔵庫本体と、
    前記開口を閉塞する閉塞位置と前記閉塞位置よりも前方の全開位置との間を移動可能な引き出し式の扉部材と、
    前記貯蔵室内に収容され前記扉部材と共に前方に引き出される下部容器と、
    前記下部容器内の上部に配置された上部容器と、
    前記下部容器と前記上部容器とを連結する連結機構、前記閉塞位置から前記閉塞位置と前記全開位置との間の切換位置まで前記扉部材が引き出されたときに前記連結機構による前記下部容器と前記上部容器との連結を解除する解除部、及び前記切換位置よりも前方に前記扉部材が引き出されたときに前記下部容器の前方へ引き出し動作に連動して前記上部容器を後方に移動する移動機構から構成されている移動切換手段と、を具備する貯蔵庫。
  2. 前記貯蔵室内の左右側面に設けられた一対のレール部材を備え、
    前記扉部材は、扉と、前記扉の後面に取付けられ前記下部容器を支持すると共に前後方向に移動可能に前記レール部材に支持された一対の支持部材とから構成され、
    前記連結機構は、前記下部容器に係合する下部容器係合部及び前記上部容器に係合する上部容器係合部を有し前後方向に移動可能に前記支持部材に支持された連結部材から構成され、
    前記解除部は、前記下部容器係合部と前記下部容器との係合を解除することを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫
  3. 前記下部容器係合部は、前記下部容器に上方から係合するように構成され、
    前記解除部は、前記レール部材に設けられた第1突起部と、前記連結部材に設けられ前記扉部材が前記切換位置に達したときに前記第1突起部に乗り上げて前記連結部材を上方に押し上げることにより前記下部容器係合部と前記下部容器との係合を解除する第2突起部とから構成されていることを特徴とする請求項2記載の貯蔵庫
  4. 前記移動機構は、前記支持部材に設けられた第1及び第2歯車からなる歯車装置と、前記レール部材に設けられ前記扉部材が前記切換位置よりも前方に引き出されたときに前記第1歯車と噛合する第1ラックギアと、前記連結部材に設けられ前記扉部材が前記切換位置よりも前方に引き出されたときに前記第2歯車と噛合する第2ラックギアとから構成されていることを特徴とする請求項2または3記載の貯蔵庫。
  5. 前記第2歯車は、前記第1歯車よりも直径寸法が大きいことを特徴とする請求項記載の貯蔵庫。
  6. 前記第2歯車は、直径寸法が異なる複数の歯車から構成され、
    前記第2ラックギアは、前記扉部材が前記切換位置から前記全開位置まで引き出されるときに前記第2歯車のうちの直径寸法が小さい歯車から順に噛合する複数のラックギアから構成されていることを特徴とする請求項5記載の貯蔵庫。
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