JP4964847B2 - 水処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば上水道などの原水を処理する浄水器やアルカリイオン整水器などの水処理手段を備えた水処理装置に関する。
例えば浄水器には、原水中の残留塩素、トリハロメタンなどを除去する濾材や、細菌、不純物などを取り除く中空糸膜フィルタを備えたカートリッジ式の浄水手段が内蔵されている場合が多い。このような浄水手段は、原水の処理にともなって、その機能が次第に低下することから、定期的に新品に交換される必要がある。そこで、浄水手段の交換時期を判定することを目的として、浄水手段のトータルの使用時間などを測定する測定手段と、使用時間が予め設定された設定値を超えたことを報知する報知手段とを備えた水処理装置なども開発されている。
このような水処理装置においては、浄水手段を新品に交換した場合には、これまでに測定された使用時間をリセットすることが必要となる。従来、このようなリセットを行うためのリセットスイッチは、例えばこの水処理装置がキッチン用である場合には、流し台のシンク下などに設置された浄水手段の近傍に設けられることが多かった。
ところが、このような位置にリセットスイッチが設けられると、操作しにくいだけでなく、シンク下のリセットスイッチまで電気配線する必要なども生じて、装置面、施工面でコストが高くなり、さらに、シンク下の収納スペースが狭く、煩雑になってしまうという問題もあった。
そこで、例えば特許文献1には、原水用センサと浄水用センサによる人体検知に基づいて、原水、浄水の吐止水を制御する浄水機能付きの自動水栓において、吐水管の先端部の上面に原水用センサと浄水用センサとを設けるとともに、これらセンサをリセット操作部として兼用させることによって、装置構成を簡略化し、コストを低減しようとする発明が開示されている。この自動水栓においては、まず、原水用センサの上方に所定時間以上手をかざし、ついで浄水用センサの上方に所定時間以上手をかざすことによって、使用時間のリセットがなされるようになっている。
特開2007−154512号公報
しかしながら、特許文献1に記載された自動水栓のように、原水用センサの上方に所定時間以上手をかざしてから、浄水用センサの上方に所定時間以上手をかざす操作では、誤操作しやすく、意に反して使用時間をリセットしてしまうおそれがあった。また、特許文献1の自動水栓では、原水用センサと浄水用センサが吐水管の先端部の上面という、目立つ位置に配置されており、デザイン性が良好ではなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、浄水手段などの使用時間をリセットする際の操作性が良好で、誤操作しにくく、水栓のデザイン性にも優れた水処理装置の提供を課題とする。
本発明の水処理装置は、原水を処理する水処理手段と、前記水処理手段で処理された処理水を吐出する吐水管を有する水栓と、前記吐水管からの吐水と止水とを切り替える操作手段と、前記水処理手段の使用時間を管理する管理手段とを備えた水処理装置であって、前記水栓は、水栓本体と、該水栓本体の周方向に回動可能に装着された前記吐水管とからなるとともに、前記操作手段は前記水栓本体に設けられており、前記管理手段は、前記操作手段の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われた前記吐水管の回動を感知することにより、前記使用時間をリセットするリセット機構を有する。
前記操作手段は、接触式スイッチであることが好ましい。
前記操作手段の前記作動としては、前記接触式スイッチの長押しが好適に例示できる。
前記管理手段は、前記使用時間が予め設定されたしきい値を超えたことを報知する報知手段と、前記操作手段の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われた前記吐水管の回動を感知することにより、前記しきい値を前記水処理手段の種類に応じて設定するしきい値設定機構を有することが好ましい。
本発明の水処理装置は、さらに、前記水処理手段に滞留する滞留水を定期的に自動吐出する自動吐水手段と、前記操作手段の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われた前記吐水管の回動を感知することにより、前記自動吐水手段の作動状態をオンオフするオンオフ設定機構とを有することが好ましい。
前記水栓本体が柱状であるとともに、前記操作手段は、前記水栓本体の上面部に設けられていることが好ましい。
前記吐水管には、前記回動の範囲が前記周方向の一部に限定される回動限定機構が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、浄水手段などの使用時間をリセットする際の操作性が良好で、誤操作しにくく、水栓のデザイン性にも優れた水処理装置を提供できる。
図1は本発明の水処理装置の一実施形態を示す概略構成図、図2は図1の水処理装置が具備する専用水栓10の縦断面図、図3は専用水栓10の要部を示した概略斜視図、図4は図2のI−I’線に沿う横断面図、図5は図2のII−II’線に沿う横断面図、図6は本発明の水処理装置の他の一実施形態について、その要部を示す横断面図である。
以下、本発明について、水処理手段として浄水手段を備えた水処理装置を例に挙げて説明する。
本実施形態の水処理装置は、図1に示すように、原水部Aと浄水部Bとを備えて構成され、原水部Aは、原水吐出口21を有する一般水栓20と、止水栓1から一般水栓20に原水を供給する給水路aとを備えている。一方、浄水部Bは、浄水吐出口11を有する専用水栓10と、浄水手段(水処理手段)が着脱可能に装着された浄水器7と、前記給水路aの途中から該浄水器7に原水を供給する給水管5と、浄水器7から専用水栓10へ浄水(処理水)を送る浄水管6を備えている。図中符号2は給水路aの途中に設けられた分岐栓を示す。
本実施形態において、一般水栓20および専用水栓10は、基台である流し台30上に取り付けられており、その他の部材は流し台30の下に収容されている。給水管5および浄水管6は屈撓曲自在なフレキシブル管で構成されており、配管取り回し上の便宜が図られている。
浄水器7内に着脱可能に装着された浄水手段は、例えば、原水中の残留塩素や総トリハロメタンなどを除去、吸着する濾材と、一般細菌や不純物を取り除く中空糸膜等とを備えた浄水カートリッジ等であるが、このような有害成分を除去する本来の濾過機能の他、水を美味しくしたり健康上でよいとされる成分を放出したりする機能をさらに有していてもよい。
給水管5には、浄水器7に供給される原水の流量を一定に制御する定流量弁3が設けられている。また該定流量弁3と浄水器7との間の給水管5には、該給水管5を開閉する電磁弁(開閉弁)を備えた制御装置4が設けられている。
専用水栓10は、図2および図3に示すように、柱状(外観視)の水栓本体41と、この水栓本体41に水栓本体41の周面から伸びて設けられた吐水管42とを有して構成されている。吐水管42は、水栓本体41には固定されておらず、水栓本体41の軸線Pを中心として周方向の一部に回動する管状ケーシング部42bと、基端部が管状ケーシング部42bに通水可能に接続し、処理水を吐出する管部42aとからなっている。具体的には、管状ケーシング部42bは、斜め上方に開口する管状の突出部42cを有し、突出部42cの開口は管部42aと液密に接続され、管部42aと管状ケーシング部42bの内部とが連通している。また、吐水管42が周方向の一部に回動可能とされているため、管部42a先端の浄水吐出口11もこの範囲内で移動することとなり、吐水の位置を変えられるようになっている。浄水手段で処理された浄水は、浄水管6を経て水栓本体41の内部に導入された後、管部42aの先端の浄水吐出口11から吐出される。
また、この水処理装置は、電磁弁の開閉を制御することによって浄水吐出口11からの吐水と止水とを切り替える操作手段を備え、この例の操作手段は、水栓本体41の上面部に設けられたタクトスイッチ(登録商標)などの接触式スイッチ43である。この接触式スイッチ43を押して作動させると、制御装置4の電磁弁に電気信号が送られ、これによって電磁弁の開閉が制御されるようになっている。電磁弁が閉じられているとき浄水吐出口11は止水状態にあり、電磁弁が開放されると浄水吐出口11は吐水状態となる。
本実施形態の水処理装置は、該水処理装置の使用時間を管理する管理手段を有している。この例の管理手段は、浄水手段の交換時期を判定するために、使用時間として、電磁弁の開放時間の積算値、すなわち、浄水の吐出時間の積算値と、浄水手段の使用期間、すなわち、新しい浄水手段を使用し始めてからの経過時間とを管理しており、これら使用時間を測定する管理手段として、電磁弁の開放時間の積算値をカウントする装置(以下、開放時間カウンタという。)と、浄水手段の使用期間をカウントする装置(以下、使用時間カウンタという。)とが制御装置4に内蔵されている。
また、この例の制御装置4の管理手段は、開放時間の積算値のしきい値と、浄水手段の使用期間のしきい値とを予め設定できるようになっており、いずれか一方がそのしきい値を超えた場合には、それを報知する報知手段を備えている。この例では、報知手段として、浄水手段の交換時期を知らせるカートリッジ交換サイン13が、専用水栓10の水栓本体41の上面部に設けられ、制御装置4と電気的に接続されている。よって、上記いずれか一方がそのしきい値を超えた場合には、カートリッジ交換サイン13に信号が送られるように構成されている。また、この例では、さらに報知手段として、飲用に適した水であることを知らせる清水サイン16も水栓本体41の上面部に設けられている。該清水サイン16は、通常は電磁弁が開放状態になると直ちに点灯し、閉状態になると直ちに消灯し、浄水が吐水されている間は点灯が継続されるようになっている。そして電磁弁の閉状態の継続時間が所定時間に達した後に、接触式スイッチ43を作動させて電磁弁を開放状態にすると、吐水開始から一定時間が経過した後に清水サイン16が点灯するように構成されている。すなわち、浄水手段や浄水管6等の内部に滞留していた水が浄水吐出口11から排出された後に点灯して、飲用に適した水であることを知らせるようになっている。
また、この例の管理手段は、使用時間をリセットするリセット機構を備えており、浄水手段を新規に取り付けた際、あるいは新しいものに交換した際に、開放時間カウンタと使用時間カウンタのカウントをそれぞれリセットできるようになっている。
この例では、水栓本体41の軸線Pを中心として周方向の一部に回動可能な吐水管42がマグネットスイッチとされ、水栓本体41の上面部に設けられた接触式スイッチ43を押して作動させ、この作動と同時又はこの作動の前後一定時間内に行われる吐水管42の回動の感知によって、リセット機構が作動するようになっている。以下、先に吐水管42を回動させてリセットモードとし、この回動後に接触式スイッチ43を押して作動させることによって、リセット機構が作動する形態を示して説明する。
なお、本明細書において「作動の前後一定時間内」とは、接触式スイッチ43を作動させた時点を基準として、本願発明による水処理装置の大きさや用途などに応じて適宜設定されるものである。例えば、本願発明による水処理装置が、家庭のキッチンにおいて用いられる水栓一体型の浄水装置または整水装置などの形態である場合、利用者の感覚的な利便性を考慮して、接触式スイッチ43を作動させた時点を基準として、その前と後のそれぞれにおいて5〜30秒間以内の範囲のいずれかに設定されることが好ましい。
具体的には、この例の水栓本体41は、図2に示すように、管状で上端および下端が開口し、内部が長さ方向に貫通する内部空間44aになっている内部ケーシング44と、該内部ケーシング44の外側に、内部ケーシング44と液密に設けられた管状の外部ケーシング45とを備えている。外部ケーシング45は、水栓本体41の頭頂部において外壁をなす上部ケーシング45aと、管状ケーシング部42bを介して上部ケーシング45aよりも下方に位置し、内部ケーシング44に固定された下部ケーシング45bとからなっている。
上部ケーシング45aは、筒部46aと筒部46aの上端に液密に嵌め込まれた蓋部46bとを備えて構成され、筒部46aが内部ケーシング44の上端に螺合することで、内部ケーシング44に着脱可能に取り付けられている。また、蓋部46bは、水栓本体41の上面部を構成し、ここに接触式スイッチ43が設けられている。よって、上部ケーシング45aの蓋部46bに設けられている接触式スイッチ43が、一定の作動回数を経た場合には新品に交換する必要があるものの場合には、上部ケーシング45aを容易に取り外して、その蓋部46bに設けられた接触式スイッチ43の交換作業をすることができるようになっている。また、上部ケーシング45a内には基盤47が固定され、この基盤47と接触式スイッチ43とが電気的に接続されている。
そして、図4(a)〜(c)にも示すように、管状ケーシング部42b上端の内周面には、マグネットを具備する突起(以下マグネット突起という。)48が1つ設けられており、吐水管42を回動させると、このマグネット突起48も同伴して回動するようになっている。一方、内部ケーシング44の上端近傍の外周面には、このマグネット突起48と係合する溝部Dが周方向の一部(この例では、軸線Pを中心とした際に中心角αが略120°となる範囲内)に形成され、この溝部Dの長さ方向(周方向)の一端には、基盤47と電気的に接続したホールIC47aが設置されている。
よって、吐水管42を回動させると、マグネット突起48も溝部D内を溝部Dの長さ方向に沿って中心角αの範囲内で移動する。そして、図4(c)に示すように、溝部Dの一端に設置されたホールIC47aにマグネット突起48が接触すると、電気信号が基盤47から図示略の信号配線を通って制御装置4に送られ、リセットが可能なリセットモードとなるように構成されている。
具体的には、開放時間カウンタと使用時間カウンタのカウントをリセットする必要がない、いわゆる通常時には、吐水管42を適宜回動させて、例えば図4(a)に示すように、マグネット突起48が溝部Dの他端(ホールIC47aが設置されていない側の端部)に位置するように、または、図4(b)に示すように、溝部Dの両端以外の部分に位置するようにしておく。一方、開放時間カウンタと使用時間カウンタのカウントをリセットする必要が生じた場合には、図4(c)に示すように、吐水管42を回動させて、マグネット突起48をホールIC47aに接触させることによって、リセットモードとすることができる。
この例では、このように吐水管42を回動させてリセットモードした後、一定時間内に接触式スイッチ43を押して作動させることによりリセット機構が作動し、開放時間カウンタと使用時間カウンタのリセットを実行することができる。
なお、この例では、管状ケーシング部42bの外周面において、軸線Pを挟んでマグネット突起48に対向する位置には、マグネットを具備しない突起48’が設けられ、この突起48’と係合する溝部D’も内部ケーシング44の上端近傍の外周面に、周方向の一部(この例では、軸線Pを中心とした際に中心角αが略120°となる範囲内)に形成されている。すなわち、この例の吐水管42には、吐水管42の回動の範囲が周方向の一部に限定される回動限定機構として、管状ケーシング部42bの外周面に形成された突起48’と、内部ケーシング44の上端近傍の外周面に形成され、この突起48’と係合する溝部D’とが設けられている。ただし、この例では、マグネット突起48と、このマグネット突起48と係合する溝部Dも、吐水管42の回動の範囲を限定する回動限定機構として作用しているため、必ずしも突起48’と、この突起48’と係合する溝部D’が形成されていなくても、吐水管42の回動の範囲は限定される。
また、内部ケーシング44の内部空間44a内には、内部ケーシング44を長さ方向に貫通する図示略の配線部材が収容され、この配線部材内に、基盤47と制御装置4とを電気的に接続する信号配線や、基盤47と図示略の電源とを電気的に接続する電力配線等が含まれる。
内部ケーシング44の外壁は、内部ケーシング44の上部および下部では略円筒状であり、管状ケーシング部42bの突出部42cの近傍では、図5に示すように断面略半円状になっている。あわせて、内部ケーシング44の外面と管状ケーシング部42bの内面との間には、断面略半円状であって、吐水管42の管部42aと連通した貯水部44bが設けられている。このように貯水部44bを設けると、吐水管42の管部42aから吐出させるための水を一旦該貯水部44bに溜めておき、一定量となった時点で管部42aから吐出させることができる。その結果、吐水圧を適度に調整することができる。
貯水部44bの底面44cをなす内部ケーシング44には、管状の継ぎ手49が液密に挿入されている。該継ぎ手49の下端は浄水管6に接続されており、上端は貯水部44bに開放されている。すなわち、貯水部44bは該継ぎ手49を介して、水栓本体41の内部に貫装された浄水管6と連通している。図中符号50はOリングを示す。
内部ケーシング44の下端は、流し台30に固定された環状部材51のナット部52に螺合されており、内部ケーシング44の下部、環状部材51の上部、およびナット部52の外面を一体的に覆うように金属製の補強部材53が設けられている。そして、補強部材53の外側に下部ケーシング45bが設けられている。補強部材53と下部ケーシング45bとの接合部はOリング54で液密にシールされている。また下部ケーシング45bの下端部、内部ケーシング44の下端部および該補強部材53の下端部は、いずれも、図示略のボルトによって環状部材51に固定されている。
次に、この例の水処理装置において、測定された使用時間から浄水手段の交換時期を判定する具体的方法、ついで、浄水手段を交換する際にリセット機構を作動させて使用時間をリセットする具体的方法について説明する。
本実施形態の水処理装置では、浄水吐出口11からの吐水積算時間(電磁弁の開放時間の積算値)が規定時間以上になった場合と、浄水手段の使用開始からの経過時間(使用期間)が規定時間以上になった場合に、浄水手段が寿命になったと判定される。本実施形態において、浄水器7に供給される原水の流量は定流量弁3によって一定に制御されているため、浄水吐出口11からの吐水積算時間は、浄水器7で処理された水量(処理量)の積算値(積算流量)に比例する。
そして、この例では、前記吐水積算時間が規定時間を超えた場合と、前記使用期間が規定時間を超えた場合の少なくとも一方が生じたときに、カートリッジ交換サイン13によって報知されるようになっている。
吐水積算時間の管理を行うには、例えば1年寿命浄水手段の場合に、積算流量での寿命を12000リットルと規定し、定流量弁3によって定められた原水の流量(浄水手段における濾過流量と同じ。)を3.0リットル/分と規定する。そして制御装置4に設けられた電磁弁が開放状態となっていた積算時間を開放時間カウンタでカウントし、4000時間になった時点を浄水手段の寿命と判定する。すなわち、開放時間の積算値のしきい値を4000時間とする。
一方、使用期間の管理を行うには、新しい浄水手段を取り付けた時点をスタートと規定して使用時間カウンタでカウントを開始し、その時から1年経過した時点を浄水手段の寿命と判定する。すなわち、浄水手段の使用期間のしきい値を1年間とする。
したがって、例えば吐水積算時間が4000時間に達していなくても、使用期間が1年に達した場合にはカートリッジ交換サイン13が点灯するようになっている。
ついで、このようにカートリッジ交換サイン13が点灯した場合には、浄水手段を新品のものに取り替える。
そして、この例においては、図4(c)に示すように、吐水管42を回動させてマグネット突起48とホールIC47aとを接触させることでリセットモードとし、その後、一定時間内に接触式スイッチ43を押して作動させる。これにより、リセット機構が作動して、開放時間カウンタと使用時間カウンタのリセットを実行することができる。
なお、この例では、先に吐水管42を回動させてリセットモードとした後、一定時間内に接触式スイッチ43を押して作動させることによって、リセット機構が作動する形態を示しているが、接触式スイッチ43の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われる吐水管42の回動を感知することによりリセット機構を作動させる限り、この形態に限定されない。
例えば、先に接触式スイッチ43を、操作手段を作動させる際の押し時間よりも長い時間押すこと(例えば3秒以上等。)、すなわち、長押しすることによって、電磁弁を開閉する電気信号ではなく、リセットモードとする電気信号が制御装置4に送られるように設定しておく。そうすることによって、まず、接触式スイッチ43を所定時間以上、長押ししてリセットモードとし、その後、一定時間内に吐水管42を回動させてマグネット突起48とホールIC47aとを接触させることによって、直ちにリセット機構が作動する形態とすることもできる。また、接触式スイッチ43を所定時間以上、長押ししながら、同時に吐水管42を回動させることによって、リセット機構が作動する形態とすることもできる。
このような水処理装置によれば、浄水手段を新規に取り付けた際、あるいは新しいものに交換した際に、この例では水栓本体41の上面部などに設けられた接触式スイッチ43を押す操作と、吐水管42の回動という、異なる位置における異なる操作を2つ組み合わせることによって、リセット機構を作動させている。よって、意に反してリセットを実行してしまうなどの誤操作が起こりにくい。また、水栓本体41の上面部などに設けられた接触式スイッチ43を押す操作は手元で簡単にできる操作であるし、吐水管42を回動させる操作も、吐水管42の管部42aの部分を持って回せばよいだけの操作であるため、操作性に優れる。
また、接触式スイッチ43は、電磁弁の開閉を制御して吐水管42の管部42aからの吐水と止水とを切り替えるために、水栓本体41に元々設けられているものであるし、吐水管42も、水栓を構成するには元々必要な部材である。この水処理装置では、このような接触式スイッチ43と吐水管42とをリセット機構の作動に利用しているため、リセット機構としてのスイッチを別途新たに設ける必要がない。そのため、コスト面で有利であるうえ、専用水栓10のデザインもスリムかつシンプルに維持でき、デザイン性にも優れる。
なお、本実施形態では、吐水管42には回動限定機構を設け、吐水管42の回動の範囲を水栓本体の周方向の一部(この例では、中心角αが略120°の範囲内)に限定したうえで、回動の範囲の一端まで吐水管42を回動させた際にリセットモードとなるようにしているが、これに限定されない。例えば、吐水管42の回動の範囲を水栓本体41の全周(360°)とし、マグネット突起48とホールIC47aとの位置関係に応じて、リセットモードと判別されるか、通常時と判別されるか区別できるようにしておけばよい。ただし、本実施形態のように、吐水管42の回動の範囲を水栓本体41の周方向の一部に限定し、かつ、回動の範囲の一端まで吐水管42を回動させた際に、リセットモードになるようにすると、使用者がリセットモード時か通常時かの判別がしやすく好適であるとともに、例えば使用者から見て奥の方に吐水管42の管部42aが回り込み、シンクの周囲の天板部に吐水してしまうことなども防ぐことができる。なお、この例では、使いやすさなどを考慮して回動の範囲を120°としているが、これに限定されない。
また、本実施形態では、接触式スイッチ43を水栓本体41の上面部に設けているため、手元で操作しやすく、操作性が特に優れる。また、水栓本体41の上面部は、ホールIC47aの設置位置と比較的近接しているため、上部ケーシング45a内に基盤47を1つだけ設け、これを接触式スイッチ43用とホールIC47a用に利用することができ、水栓本体41をコンパクトに構成することもできる。しかしながら、接触式スイッチ43を設ける部分は、水栓本体41であれば特に制限はない。また、操作手段の具体例としても、スイッチを押すことで作動する接触式スイッチ43であれば操作が簡便であるが、これに限定されず、その他の形態のものであってもよい。なお、接触式スイッチ43としては、押下式スイッチ、感圧式スイッチなどのスイッチを例示することができる。
さらに、以上の説明においては、開放時間の積算値のしきい値が4000時間で、浄水手段の使用期間のしきい値が1年間である浄水手段を例示したが、浄水手段の種類に応じてこれらしきい値は異なる。よって、浄水手段を異なる種類のものに取り替えた際などには、しきい値の設定も変更する必要がある。よって、水処理装置の管理手段は、しきい値を浄水手段の種類に応じて設定するしきい値設定機構を具備することが好ましい。
その場合、接触式スイッチ43を押して作動させること、並びに、このような作動と同時又は前後一定時間内に行われる吐水管42の回動を感知することにより、しきい値設定機構が作動するようにしてもよい。それにより、リセット機構の場合と同様に、誤操作なく、良好な操作性でしきい値設定機構を作動させることができ、水処理装置のコスト面、デザイン性の点でも好ましい。
具体的には、しきい値設定機構を作動させる際においては、接触式スイッチ43の長押し時間をリセット機構の作動時とは異なるように予め設定しておく方法や、吐水管42を回動させてマグネット突起48とホールIC47aとを接触させる際のこれらの接触時間をリセット機構の作動時とは異なるように予め設定しておく方法などが挙げられる。それにより、リセット機構の作動と、しきい値設定機構の作動とが判別可能となる。そして、さらに、浄水手段の種類に対応するように、接触式スイッチ43を長押しする時間や、上記接触時間を予め個別に設定するなどしておけば、長押し時間や接触時間を変えることで、しきい値を浄水手段の種類に応じて設定することが可能となる。
また、例えば図6に示すように、内部ケーシング44の外周面に形成された溝部Dの両端にホールIC47a,47a’をそれぞれ設置する方法も挙げられる。このようにホールIC47a,47a’を2つ設置すると、例えば一方のホールIC47aにマグネット突起48が接触した際はリセット機構が作動するようにし、他方のホールIC47a’にマグネット突起48が接触した際はしきい値設定機構が作動するようにして、水処理装置を構成することも可能となる。
さらに、水処理装置には、水処理手段に滞留する滞留水を定期的に自動吐出する自動吐水手段を備えてもよい。自動吐水手段を設けることによって、例えば、一定時間、水処理装置が使用されなかった場合には、所定の流量で所定時間、自動的に滞留水を吐出させるようにして、飲用に適した水がいつでも得られるようにすることもできる。
その場合、自動吐水手段の作動状態をオンオフするオンオフ設定機構を設けることが好ましい。自動吐水手段は、例えば使用者が旅行などで長期間不在となる場合には、無用に作動しない方が好ましいため、使用者の都合などにより、自動吐水手段の作動状態を適宜オンオフできることが好適である。
また、オンオフ設定機構は、接触式スイッチ43を押して作動させること、並びに、このような作動と同時又は前後一定時間内に行われる吐水管42の回動を感知することにより、作動するようにしてもよい。それにより、リセット機構の場合と同様に、誤操作なく、良好な操作性でオンオフ設定機構を作動させることができ、水処理装置のコスト面、デザイン性の点でも好ましい。具体的には、このようにオンオフ設定機構を作動させる際においても、接触式スイッチ43を長押しする時間をリセット機構の作動時、しきい値設定機構の作動時とはそれぞれ異なるように予め設定しておく方法、マグネット突起48とホールIC47aとの接触時間をリセット機構の作動時、しきい値設定機構の作動時とはそれぞれ異なるように予め設定しておく方法が挙げられる。それにより、リセット機構の作動と、しきい値設定機構の作動と、オンオフ設定機構の作動とが判別可能となる。また、図6に示すようにホールIC47a、47a’を複数設置する方法なども挙げられる。
なお、本実施形態では、水処理手段として浄水手段を例示したが、これに限らず他の水処理手段であってもよい。例えば浄水器7に代えてアルカリイオン整水器を用いてもよい。この場合、専用水栓10には2つに分岐した浄水吐出口を設けて、電解槽で電気分解して生成されたアルカリ水と酸性水とを別々に吐出できるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、開閉弁の例として電磁弁を用いて説明したが、単なる開閉弁に代えて、浄水手段により得られた浄水の吐水と、原水の吐水と、止水などの3つの機能を兼ねた流路切換弁や、プラグ弁などを用いてもよい。そして、プラグ弁を用いた場合には、該プラグ弁と接触式スイッチ43とが電気的な配線ではなく、ワイヤで接続されていてもよい。
また、本実施形態では、水処理手段の交換時期を判定するための使用時間として、電磁弁の開放時間の積算値(浄水の吐出時間の積算値)と、浄水手段の使用期間(新しい浄水手段を使用し始めてからの経過時間)とを採用しているため、浄水手段の寿命をより適正に判定できるが、場合によっては、電磁弁の開放時間の積算値、浄水手段の使用期間のいずれか一方のみを採用してもよいし、他のパラメータを使用期間の指標として採用してもよい。
本発明の水処理装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図1の水処理装置が具備する専用水栓の縦断面図である。 図1の水処理装置が具備する専用水栓の要部を示した概略斜視図である。 図2のI−I’線に沿う横断面図である。 図2のII−II’線に沿う横断面図である。 本発明の水処理装置の他の一実施形態の要部を示す横断面図である。
符号の説明
5:給水管
7:浄水器
10:専用水栓
41:水栓本体
42:吐水管
43:接触式スイッチ(操作手段)

Claims (7)

  1. 原水を処理する水処理手段と、前記水処理手段で処理された処理水を吐出する吐水管を有する水栓と、前記吐水管からの吐水と止水とを切り替える操作手段と、前記水処理手段の使用時間を管理する管理手段とを備えた水処理装置であって、
    前記水栓は、水栓本体と、該水栓本体の周方向に回動可能に装着された前記吐水管とからなるとともに、前記操作手段は前記水栓本体に設けられており、
    前記管理手段は、前記操作手段の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われた前記吐水管の回動を感知することにより、前記使用時間をリセットするリセット機構を有する水処理装置。
  2. 前記操作手段は、接触式スイッチである請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記操作手段の前記作動は、前記接触式スイッチの長押しである請求項2に記載の水処理装置。
  4. 前記管理手段は、前記使用時間が予め設定されたしきい値を超えたことを報知する報知手段と、
    前記操作手段の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われた前記吐水管の回動を感知することにより、前記しきい値を前記水処理手段の種類に応じて設定するしきい値設定機構を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の水処理装置。
  5. さらに、前記水処理手段に滞留する滞留水を定期的に自動吐出する自動吐水手段と、
    前記操作手段の作動並びに当該作動と同時又は前後一定時間内に行われた前記吐水管の回動を感知することにより、前記自動吐水手段の作動状態をオンオフするオンオフ設定機構とを有する請求項1ないし4のいずれかに記載の水処理装置。
  6. 前記水栓本体が柱状であるとともに、前記操作手段は、前記水栓本体の上面部に設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載の水処理装置。
  7. 前記吐水管には、前記回動の範囲が前記周方向の一部に限定される回動限定機構が設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の水処理装置。
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