JP4691967B2 - 滞留検知装置および水栓 - Google Patents

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Description

この発明は滞留水の滞留検知装置およびこの滞留検知装置を備えた水栓に関する。詳しくは、水道管に滞留する滞留水の滞留時間を検出し、その滞留時間情報(滞留情報)を表示すると共に、滞留水を捨て水か、若しくは有効利用するときの目安となる情報を表示できるようにした滞留検知装置を、水栓本体に関連して設けることで、滞留水の存在と、この滞留水を捨て去るときの目安を容易に確認し、把握できるようにしたものである。
最近は豊かでゆとりある生活習慣が身に付き、休暇などを利用して比較的長期間に亘ってバカンスを楽しむ傾向が強くなってきている。そのため、1週間とか、10日間とか、長期間に亘り自宅を留守にするケースが多くなってきた。その反面、核家族化が進んでいるため、バカンスの期間中、他の者がその住宅を訪れて利用することもないから、比較的長い間全く水道が使用されないで放置されている場合がある。
そうすると、水道メータと住宅(マンション内の個別住宅を含む。以下同様)内に設けられた水栓までの引き込み管(水道分岐管)に水道水が長期間に亘り滞留することになる。長い時間水道管に水道水が滞留すると雑菌が繁殖し易い状態となっているから、極めて不衛生な水となっている場合がある。
住宅内に水道水の浄化システムを導入している場合でも安心ではない。それは脱塩素処理が行われる場合があるからである。図11は浄化システム特に集中浄化システムの一例を示す。
図11において、道路12内に埋設された水道管(基管)14より家庭用水道管が敷地内に引き込まれる。敷地内の適当な場所に水道メータ16が設置される。水道メータ16よりも先の水道管18は、住宅20内の水栓設置個所に分岐されて引き込まれる。通常は、台所、浴室、トイレ、洗面所およびガーデンパンまで引き込まれた水道管(分岐管である引き込み管)22a〜22eの末端にはそれぞれ水栓28(28a〜28e)が取り付けられている。
このように水道管18が分岐して配管されているとき、水道メータ16が設置された直後の水道管(分岐するまえの水道本管)18aに浄水器(浄水装置)24を取り付けることで集中浄水システムとなる。
このように浄水器24と分岐する前の水道本管18aの管路内に浄水器24を取り付ければ、浄水器24から流出した水道水は全て浄化された水道水となるので、ほぼ全ての水栓28を通して清水を供給できる。
上述したように浄水器24はその内部で脱塩素処理が施されるので、浄水器24を設置すると、この浄水器24よりも下流側(水栓28側)の水道水には塩素成分が含まれていない。含まれていたとしても微量である。その結果として、浄水器24から水栓28までに滞留した水道水(滞留水)が問題となってきている。
したがって、上述したように長い間、浄水器24から水栓28までの管路内に水道水を滞留させると、滞留水は雑菌が繁殖し易くなり、極めて不衛生な水となっていることが考えられる。
滞留水に塩素成分が含まれないために、雑菌などが繁殖するおそれがあるので、近年、浄水した水道水、特に滞留水に対して逆に殺菌作用のある銀などを微量に再添加(溶出)するようにした浄水処理も考えられている(例えば、特許文献1)。
このような浄化システムが備えられていても、いなくても、何れの場合でも長い間、水道水を使用しないと不衛生な状態に置かれることになるから、何らかの管理体制が必要になる。この管理体制の1つに単一水栓用個別浄水器に水道水管理装置を内蔵させる例が知られている(例えば、特許文献2)。
特開平11−57691号公報 特開平6−285457号公報
ところで、特許文献1のように滞留水に対して殺菌作用のある金属を溶出させて添加させる浄水処理システムでは、銀溶出タンクを用意したり、滞留水を検出して極く微量の銀成分を溶出させるための制御ユニットなどを揃えなくてはならない。そのため、その設備を設置するためのスペースを確保したり、設備の初期投入費用およびその設置工事費、金属補給を含むメンテナンスなどを考慮すると、このような浄化システムを全ての浄水器に常設できるとは言い難い。
また、特許文献2の場合には、キッチン内部(カウンタ内部)に個別の浄水器を取り付け、この浄水器に対して滞留水を捨て去ることができるように構築されているので、滞留水を飲用として使用するようなことはなくなる。
しかしその反面、特許文献2の技術では、水道水をどの程度の期間使用していなかったか、その期間を知ることができないので、不安感を払拭することができない。さらに、水道管に水道水が滞留したときには、全てその滞留水が飲用に不適になるのではないから、特許文献2のように常に捨て水処理するのではなく、ある一定期間、水栓が使用されていないときのみ、捨て水処理した方が節水効果があり、経済的である。その目安は5日から1週間程度である。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に水栓のそれぞれに組み込むことができるように、水栓に関連させて滞留検知装置を設け、水道水の滞留時間を検出し、その滞留情報や捨て水処理時間などを表示できるようにして、不安感を払拭できる滞留検知装置およびこれを組み込んだ水栓を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る集中浄水システムの滞留検知装置は、浄水器に接続された複数の水栓に関連して設けられた集中浄水システムの滞留検知装置であって、
上記水栓の開栓および止栓を検知する通水検知手段と、
この通水検知手段の出力に基づいて水道管に滞留した滞留水の滞留時間を計測する滞留計測手段と、
この滞留計測手段の滞留情報が表示される表示手段と、
上記滞留計測手段の滞留情報と上記通水検知手段の出力とに基づいて、上記滞留水を捨て水処理を行うかを判別する判別手段と、
上記判別手段の判別出力をトリガーにして上記滞留水を捨て水するための通水時間計測を開始する捨て水計測手段と、
その表示手段とを備えた滞留検知装置において、
上記浄水器から上記水栓までの距離に応じた捨て水に要する上記通水時間を設定するための設定手段を有することを特徴とする。
また、請求項6に記載したこの発明に係る水栓は、浄水器に接続された水栓の開栓および止栓を検知する通水検知手段と、
この通水検知手段の出力に基づいて水道管に滞留した滞留水の滞留時間を計測する滞留計測手段と、
この滞留計測手段の滞留情報が表示される表示手段と、
上記滞留計測手段の滞留情報と上記通水検知手段の出力とに基づいて、上記滞留水を捨て水処理を行うかを判別する判別手段と、
上記判別手段の判別出力をトリガーにして上記滞留水を捨て水するための通水時間計測を開始する捨て水計測手段と、
上記浄水器から上記水栓までの距離に応じた捨て水に要する上記通水時間を設定するための設定手段と、
その表示手段からなる滞留検知装置が、
水栓筐体に設けられた蛇口に備えられたことを特徴とする。
この発明では水栓に関連させて滞留検知装置を設ける。滞留検知装置では、水栓の開栓および止栓に伴った通水検知出力に基づいて、滞留水の滞留時間を計測する。この滞留時間は水栓を止めてから次に開栓するまでの連続時間であって、水栓を開栓したときはこの滞留時間はリセット(クリア)される。
滞留時間は日数と時間で表示される。滞留時間は1日以上経過したとき(第1の滞留時間)は、表示部に表示される。第1の滞留時間よりも長い第2の滞留時間以上経過したときは警告用の表示灯(警告表示手段)を点滅表示させる。
この警告表示によって、滞留水の捨て水処理を促す。水栓を開いて捨て水処理が行われると、その水栓に関連した滞留情報はクリアされ、滞留時間の表示および警告表示が消える。
滞留検知装置には、さらに捨て水の目安となる捨て水計測手段として機能する減算カウンタを有する。減算カウンタのプリセット値は、滞留水を捨て去るに充分な時間に設定されているので、このプリセット値がゼロになることで、捨て水処理が終了する。
このように滞留時間と捨て水処理に必要な時間の双方が、滞留検知装置の表示部に表示されるので、水道を使用していない期間を簡単に把握できると共に、表示部を注視するだけで、余分な水を使用することなく滞留水を捨て去ることができる。捨て水をするのに要する時間としては、吐出量や管路長などによっても相違するが開栓状態において5〜30秒程度である。また、水栓の設置個所によって捨て水に要する時間を設定できるようにするのが好ましい。浄水器に近い水栓では短く、遠い水栓では長くなるように設定する。浄水器から水栓までの管路長が異なり、それによって滞留水量が相違するからである。
第1と第2の滞留時間は任意に設定できる。第1の滞留時間を例えば1日とした場合、第2の滞留時間としては例えば5日以上に設定できる。例えば1週間を第2の滞留時間として設定したときには1週間以上水道を全く使用していないとき、表示灯の点滅表示によって捨て水処理を促す。
水栓側端末装置は全ての水栓に設置する必要はない。特に飲用として使用される確率の高い水栓に関連して設置される。通常は台所と洗面所である。
滞留水を捨て去るのではなく、有効利用することでもよい。この場合には即湯器を備えることで達成できる。即湯器は、滞留水の高温殺菌が行え、沸騰水としても利用できるように湯温調節が可能で、かつ冷水との切り替えが可能な瞬間湯沸かし型の即湯器を使用すればよい。適当な温度に湯温を調節した後、捨て水処理を行うと、例えば滞留水自身を掃除用のお湯として利用できる。このように、滞留水を沸騰(煮沸)させれば飲用も可能になり、無駄なく滞留水を利用できる。もちろん、冷水側に切り替えることで滞留水をそのまま捨て去ることもできる。
即湯器は、必要な水栓に対して個別に設置することもできれば、複数の水栓に共通な即湯器として設置することもできる。
この発明に係る水栓は滞留検知装置を内蔵する。具体的には、水栓の蛇口を改善し、ここに滞留検知装置の機能を集約する。つまり、通水検知手段から表示手段までの全てを集積する。滞留検知装置をコンピュータによって構成すれば、蛇口を角筒状筐体構造とすることで容易に集積できる。角筒状筐体の上面に表示部が置かれ、その下面先端部に通常の蛇口が位置するように構成される。そして、この角筒状筐体を水栓金具に連結することで、水栓金具と滞留検知装置とを一体化できる。
この発明に係る滞留検知装置は、滞留時間と捨て水処理に必要な時間の双方が、滞留検知装置の表示部に表示されるようにしたものである。
これによれば、水道を使用していない期間を簡単に把握できると共に、表示部を注視するだけで、余分な水を使用することなく滞留水を捨て去ることができるので、衛生的であると共に、使用者の不安感を払拭できる。
即湯器と関連させることで、滞留水を捨て去るのではなく有効利用を図ることができる。
また、この滞留検知装置は簡単に既存の水栓に組み込むことができるため、便利である。もちろん、水栓金具内にこの滞留検知装置を内蔵させて一体化することもできるので、非常に便利である。特に、滞留検知装置をコンピュータ構成とすると共に、蛇口を角筒状筐体とすることで、この角筒状筐体内に滞留検知装置を内蔵させることができるので、この滞留検知装置を組み込んで一体化した水栓を簡単に実現できる特徴を有する。
続いて、この発明に係る滞留検知装置およびこれを使用した水栓の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明に係る滞留検知装置を、家庭用集中浄水システムを採用した水道系に適用した場合の概念図である。
図1に示す集中浄化システムは図9の構成と同一であるから、その構成および説明は割愛する。図1に示すように、この発明に係る滞留検知装置60は家庭内に設けられた水栓28の全てに、この水栓28に関連して設置した場合である。実際には、全ての水栓28に関連させて滞留検知装置60(60A〜60D)は設置する必要がないことが多い。それは、特に飲用として使用される確率の高い水栓に優先的に設置すればよいからである。したがって通常は台所と洗面所に設置された水栓28に滞留検知装置60を設置することでもよい。以下にはこれらの水栓28に滞留検知装置60を設置した場合を示す。
図2はこの発明に係る滞留検知装置60を水栓28に組み込んだ状態の一例を示す側面図である。水栓28は通常カウンタトップ(キッチン側壁)29とシンク30の間に設けられている。シンク30の上面30aより水道管(水道引き込み管)22aが所定長だけ突出するように配管され、その先端部に通水調整のための操作レバー32が設けられている。
この実施例では、この水道管22aと、水栓金具の一部である操作レバー32が設けられた頂管33との間に、蛇口42を有する角筒状筐体40が連結される。この例では、角筒状筐体40の一端部の上下にそれぞれ補助管41a、41bが設けられ、これらが連結用補助管34a、34bを介して互いに連結されることで一体化された水栓28が得られる。
角筒状筐体40は、上述した蛇口を導出するための筐体として機能する他、この発明に係る滞留検知装置60を収納する筐体としても機能する。また、この滞留検知装置60を備えた角筒状筐体40を水道管22aに組み込むことによって滞留検知機能が一体化されたこの発明に係る水栓28が構成されることになる。
滞留検知を実現する構成は後述するとして、角筒状筐体40は図2に示すように、先端部が多少先細となされた羊羹状をなす筐体であって、その上面は先端部に向かって緩やかな曲面をなして肉薄部となされている。筐体本体43の先端下部には通常の蛇口42が位置すると共に、先端後部にはその上面43aに一体化された補助管41bが、その下面43bに他方の補助管41a(22a)がそれぞれ連結されている。図3に示すように、筐体本体43の上面43aのほぼ中央部には滞留関連情報を表示するための表示部50が設けられている。
図4に表示部50の一例を示す。この例では、その表示パネル52が3つの表示部として構成されている。第1の表示部50Aは、滞留水の滞留日数を表示するための表示エリアであって、この例では「滞留日数」の文字と、その右横に所定桁数の表示欄53が設けられている。滞留日数を日時で表示する場合には表示欄53は「××日××時間」のような表示態様となる。表示欄53は液晶表示素子(LCD)などを利用できる。滞留日数は滞留が第1の滞留時間(例えば1日の連続滞留)を超えると表示される。
第2の表示部50Bは、滞留日数が基準日数を超過したときの警告表示エリアであって、その左側には例えば「滞留日数超過警告」のような文字が表示され、その右側に警告灯54が位置する。警告灯54は例えば赤色発光の発光ダイオード(LED)などを使用することができる。基準日数は第2の滞留時間であるので、滞留時間が第2の滞留時間(例えば1週間の連続滞留)を超えると、滞留水が飲用には不適な状態であることおよび滞留水の捨て水処理を励行することを促す警告表示となる。
第3の表示部50Cは、捨て水処理時間(開栓期間)を表示するための表示エリアであって、その左側には例えば「捨て水用減算カウンタ」なる表示がなされ、その右側に表示欄56が設けられる。表示欄56は減算カウンタの値を表示するものであり、所定桁数を有する液晶表示素子(LCD)などを利用できる。後述するように減算カウンタは捨て水計測手段として機能するものであって、滞留水を捨て去るに必要な時間にセットされる。水栓28の設置位置によって水道メータ16からの管路長が相違するため、厳密には設置個所によってその水栓から捨て去らなければならない滞留水の量も相違することになる。
したがってその水栓28によって最も適切な捨て水量に設定される。減算カウンタを利用する場合、プリセット値がゼロになったときが適切な捨て水量となるように、プリセットされることになる。したがって表示欄56はこのプリセット値(5〜30秒程度の開栓時間に相当する)が表示され、カウントダウンしてその値がゼロになったときに止栓する。
さて、上述したこの発明に係る滞留検知装置60は図5のように構成することができる。図6を参照して説明する。
滞留検知装置60は通水検知手段62を有する。通水検知手段62としては、水道管18の中に羽根車を挿入して通水状態を検知する羽根車式通水検知器や、水道水の水圧によって通水状態を検知する水圧検知器、水道管内を流れる水道水の音を検知する流水音検知器などを利用できる。
また、通水検知手段62は、上述の如く通水そのものを直接検知する構造の代わりに、水栓28の操作レバー32の開栓操作、止栓操作によってオン、オフする図示しないスイッチ手段を水栓28に設け、このスイッチ手段によって操作レバー32の作動を検知することで間接的に通水を検知するようにしてもよい。
操作レバー32の作動を検知するスイッチ手段としては、操作レバー32の作動に応じて導通部が機械的に接触する方式の機械的なスイッチ機構や、マグネットとホールセンサとを用いた磁気的なスイッチ機構としてもよく、さらには、操作レバー32の傾動具合をセンシングする傾斜センサを内蔵したスイッチ機構としてもよい。
また水栓28が、電気的なスイッチ機構を操作することによって電磁弁等を電気的に開栓、止栓する電子式水栓である場合には、水栓28の開栓、止栓を操作する電気的なスイッチ機構の操作信号のオン、オフを検知して、間接的に通水を検知するようにしてもよい。
この例では羽根車式通水検知器を使用した場合であって、この羽根車式通水検知器は角筒状筐体本体43であって、例えば補助管41aと41bとが連結された間に取り付けることができる(図示はしない)。
この通水検知手段62によって水栓28の開栓期間および止栓期間に応じた検知出力Saが得られる(図6A参照)。通水検知出力Saは滞留計測手段64に供給されて、この例では水道水が流れていない状態が計測される。水栓28が開栓されると、それまで計測した滞留計測情報(滞留時間)はクリアされる。そのため、この滞留計測手段64のクリア端子には開栓情報が供給される。滞留計測手段64では、この滞留計測手段64が取り付けられた水栓28を止栓してからの連続時間が計測されることになる。
止栓期間、つまり滞留水の滞留時間を示す計測出力Sbは、滞留日数算出手段66に供給される。滞留日数算出手段66では、滞留時間情報が滞留日数(日および時間情報)に変換する変換処理の他に、滞留時間が前もって設定された第1の滞留時間と比較される。第1の滞留時間を超えたとき、その滞留時間情報Scが第1の表示部50Aに供給されて滞留日数として表示される(図6B参照)。
滞留時間を示す計測出力Sbはさらに第2の滞留時間判別手段68にも供給され、滞留時間が予め設定されている第2の滞留時間と比較される。滞留時間が第2の滞留時間を超えると、そのとき警告信号Sdが生成され、これが第2の表示部50Bに設けられた警告灯54の点滅信号(若しくは点灯信号)として供給される(図6C参照)。警告灯54が点滅表示となることによって、滞留水が不衛生な状態となっている可能性を認識できる。この場合、滞留日数と比較することで水道不使用期間も確認できるから、捨て水処理の必要性を正確に認識できる。
第2の滞留時間を経過したときに得られる警告信号Sdはさらに捨て水処理の判別手段70にも供給される。この判別手段70には通水検知出力Saも供給されており、第2の滞留時間を経過した後に水栓28が開栓したかどうかが判別される。第2の滞留時間の経過後における水栓28の止栓処理は捨て水処理と認識できるからである。第2の滞留時間を経過した後、つまり警告信号Sdが生成されたのちに開栓したときに初めて捨て水処理判別手段70から判別出力Seが出力される。この判別出力Seは捨て水計測手段のトリガー信号として機能する。
捨て水計測手段として上述したように減算カウンタ72を使用したときには、判別出力Seをトリガーとして減算処理がスタートする(図6D参照)。
減算カウンタ72には上述したように端子72aを介してその水栓28によって捨て去るべき捨て水の量に対応した開栓時間がプリセットされている。プリセット時間は上述したように設置個所や、そのときの吐出量などによっても相違するが、大凡5〜30秒程度である。
減算カウンタ72のカウント値を示すカウント出力Sfは第3の表示部50Cに供給されて、止栓が終了するまでの時間が表示される。例えば、プリセット値が「10秒」であったときには、これがゼロ秒となった時点で止栓すれば、この水栓28に関連する滞留水を完全に捨て去ったことになる。
水栓28が開栓されて捨て水処理が行われると、滞留計測手段64と第2の滞留時間判別手段68が共にクリアされるので、滞留日数の表示がクリアされ、そして警告灯54が消灯する。
電源74は上述したそれぞれの手段や表示部50を駆動するための駆動電源であって、角筒状筐体40内に収納される。電源74としては、感電等のおそれのない電池(二次電池等)が使用される。二次電池に代えて電気二重層コンデンサ(キャパシター)でもよい。
なお、通水検知手段62として羽根車式の通水検知器を使用した場合には、その羽根車の回転軸に超小型の発電機を取り付け、その出力端に上述した二次電池を接続すれば、水栓28の開栓によってこの二次電池を常に充電することができる。
このように構成された滞留検知装置60において必要な各種機能や表示は、何れもコンピュータ(マイコン)に搭載されたソフトウエアを起動することによって実現できる。図7はそのときの概略ブロック構成図である。
滞留計測装置全体の制御を司る制御部(CPU)80を始めとして、滞留計測処理などのプログラム情報を格納したメモリ手段(ROM)82,これらプログラムを実行するときのワーキングメモリとして使用されるメモリ手段(RAM)84などがそれぞれバス86に接続されている。メモリ手段82には、滞留時間の算出処理、滞留日数の算出処理、第2の滞留時間判別処理、捨て水処理の判別処理、減算処理、さらには表示処理などをそれぞれ実行するための処理プログラムが格納されている。
さらに、このバス86には図5に示した通水検知手段62が接続され、通水検知手段62からの検知出力Saを利用して上述した各種の算出処理が実行される。算出された各種の情報(表示情報や警告情報などの滞留情報)は表示部50に供給されて対応する表示がなされる。
バス86にはさらに減算カウンタ用のプリセット値の入力を実現するための入力用インタフェース89が設けられ、プリセット値の入力や修正を行えるようにしている。したがってプリセットモードのときは、表示欄56に数値が表示されるようになっているものとする。
続いて、上述した処理プログラムによる表示処理および警告処理の一例を図8に示すフローチャートを参照して説明する。
電源74がオンされて、この処理プログラムが起動されると、水栓28の開栓および止栓(閉栓)が監視される(ステップ101)。水道が使用されないときには、水栓28は止栓状態を保持するので、その場合には止栓期間が算出され(ステップ102)、止栓期間に基づいて滞留時間および滞留日数が算出される(ステップ103)。
滞留日数が第1の滞留時間(1日)を経過したときは、滞留日数が表示される(ステップ104)。滞留日数は時間単位で更新されるから、現在までの滞留時間(未使用時間)を簡単に知ることができる。滞留日数が1日に満たないときは、第1の表示部50Aには何も表示しないでもよいが、場合によってはステップ104のように例えば「1日ミマン」のような表示を行ってもよい。
次に、滞留日数が警告滞留日数である第2の滞留時間以上になったかどうかが判別され(ステップ105)、滞留水の連続時間が第2の滞留時間を超えたときから警告灯54が点滅表示を開始する(ステップ106)。
この点滅表示によって、最早滞留水が飲料水には不適な水道水であることをユーザ(水道利用者)に報知することができるから、ユーザは水道水を飲用する前に捨て水処理を行うべきであることを確実に認識できる。
第2滞留時間以上であるときでも、常に水栓28の開栓状態が検知されている(ステップ107)。したがって依然として止栓状態となっているときは、上述した滞留時間の算出処理が継続される(ステップ101、102)。
これに対して該当する水栓28が開栓すると(ステップ107)、減算カウンタの減算処理がスタートすると捨て水処理時間の表示が行われると共に、滞留日数表示のクリア処理および警告灯に対する消灯処理が行われる(ステップ108)。水栓28が開栓したときは、ステップ108に移行して滞留日数のクリア処理が行われる。ただし、上述したように減算カウンタの表示は警告信号が生成されたとき以外は行われない。
なお、以上の処理は通水検知手段がその通水を検知した水栓に関連した処理であるので、水道水を使用しないで長期間放置された水栓28の表示部50には、依然としてその水栓28に関連した滞留時間が表示され、そして滞留水の警告表示がなされたままとなっている。
上述した実施例はこの発明に係る滞留検知装置を角筒状筐体40内に収めた一体型の水栓に適用した場合を例示したが、例えば水栓の蛇口に取り付けることができる交換可能なカートリッジ式の浄水器が備えられている場合には、このカートリッジのケースに上述した滞留検知装置を組み込むこともできる。その場合にはこのケースの一部を改良して表示部50が取り付けられる。
上述した実施例は、飲用に不適な滞留水は捨て去るようにした場合である。この滞留水を捨て去るのではなく、有効利用することもできる。この場合には即湯器を備えることで達成できる。即湯器は、滞留水の高温殺菌が行え、沸騰水(煮沸水)としても利用できるように湯温調節が可能で、かつ冷水との切り替えが可能な瞬間湯沸かし型の即湯器が使用される。
このような即湯器であって、しかもシンクの下面や、適当な空きスペースに設置できるような小型の即湯器は既に市販されているので、その詳細な構成および説明は割愛する。設置する即湯器としては、このような加熱機能の他に殺菌機能(除菌機能)が付いたものが最も好ましい。以下の実施例は殺菌機能の付いた即湯器を使用した場合である。
図9はこの即湯器を使用したときの実施例を示す。図9はその概念を示す概略構成である。この実施例では複数設置された水栓28のうち必要な水栓のみ、その水栓の近くに即湯器120を設置した場合である。図9では台所に設置された水栓28a、浴室に設置された水栓28および洗面所に設置された水栓28cのそれぞれに即湯器120(120A〜120C)を設けた場合である。水栓28aの場合はシンクの下面に設置され、水栓28bの場合は浴室内か、その近くに設置され、水栓28cの場合は洗面容器の下面に設置される。もちろん、既にこれらの即湯器120が設置されている場合にもこの発明を適用できることは容易に理解できる。
上述したように即湯器は湯温調整と冷水への切り替えが可能である。滞留水を捨て去るとき、この即湯器を利用して適当な温度に湯温を調節した後、捨て水処理を行うと、例えば滞留水自身を掃除用のお湯として利用できる。場合によっては、滞留水を沸騰させれば高温殺菌が行われることで飲用も可能となり、これによって滞留水であってもこれを無駄なく利用できる。もちろん、冷水側に切り替えることで滞留水をそのまま捨て去ることもできる。
図9は水栓28のそれぞれに対して個別的に即湯器120を設置した例であるが、図10に示すように複数の水栓、例えば28a〜28cに対して共通に利用する単一の即湯器120を設置することもできる。こうすれば、即湯器120の個数を節約できるから、設置コスト面や設置スペースなどの面で有利である。
図9および図10に示す実施例は、浄水器24が付いていない水道系に適用できるのはもちろんであるが、浄水器24の付いた水道系に適用すれば、二重浄化処理若しくは殺菌処理となるので、最も効果的である。
上述した実施例はこの発明を家庭内の浄水システムに適用したが、業務用浄化システムさらにはこのような浄化システムが装備されていない家庭やマンションなどの水道系に設けられた水栓にも、この発明を適用することもできるのはもちろんである。
この発明は、家庭用や業務用として用いられている集中浄水システムなどに使用されている浄水器に関連した滞留水の滞留検知システムに適用できる。
この発明に係る滞留検知装置の概要を説明するための説明図である。 この発明を適用した滞留検知装置および水栓の一例を示す構成図である。 蛇口を含む角筒状筐体の一例を示す平面図である。 表示部の構成例を示す図である。 この発明に係る滞留検知装置の一例を示すブロック図である。 その動作説明図である。 滞留検知装置をマイコンで構成したときの一例を示すブロック図である。 その処理例を示すフローチャートである。 この発明の他の実施例を示す要部の構成図である(その1)。 この発明の他の実施例を示す要部の構成図である(その2)。 水道管の家庭内引き込み状況と集中浄水システムの関係を説明するための図である。
符号の説明
16・・・水道メータ
18a・・・水道本管
22a〜22e・・・引き込み管
24・・・浄水器
28(28a〜28d)・・・水栓
50・・・表示部
50A〜50C・・・第1〜第3の表示部
53,56・・・表示欄
54・・・警告灯
60・・・滞留検知装置
62・・・通水検知手段
64・・・滞留計測手段
66・・・滞留日数算出手段
68・・・第2の滞留時間判別手段
70・・・捨て水処理判別手段
72・・・減算カウンタ
120・・・即湯器

Claims (7)

  1. 浄水器に接続された複数の水栓に関連して設けられた集中浄水システムの滞留検知装置であって、
    上記水栓の開栓および止栓を検知する通水検知手段と、
    この通水検知手段の出力に基づいて水道管に滞留した滞留水の滞留時間を計測する滞留計測手段と、
    この滞留計測手段の滞留情報が表示される表示手段と、
    上記滞留計測手段の滞留情報と上記通水検知手段の出力とに基づいて、上記滞留水を捨て水処理を行うかを判別する判別手段と、
    上記判別手段の判別出力をトリガーにして上記滞留水を捨て水するための通水時間計測を開始する捨て水計測手段と、
    その表示手段とを備えた滞留検知装置において、
    上記浄水器から上記水栓までの距離に応じた捨て水に要する上記通水時間を設定するための設定手段を有することを特徴とする集中浄水システムの滞留検知装置。
  2. 上記滞留計測手段では、止栓状態が連続しているときの滞留時間が計測され、
    該滞留時間が所定時間以上となったとき捨て水処理のための警告情報が出力される
    ことを特徴とする請求項1記載の滞留検知装置。
  3. 上記捨て水計測手段は上記水栓の止栓および開栓に連動した減算カウンタである
    ことを特徴とする請求項1記載の滞留検知装置。
  4. 上記水栓に関連して即湯器が設けられ、
    該即湯器は高温殺菌が行えるように湯温調節が可能で、かつ冷水との切り替えが可能な瞬間湯沸かし型の即湯器が使用され、
    上記滞留水を沸騰させるか、若しくは温水として利用できるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の滞留検知装置。
  5. 上記即湯器は、必要な水栓に対して個別に設置されるか、又は複数の水栓に対して共通に設置される
    ことを特徴とする請求項4記載の滞留検知装置。
  6. 浄水器に接続された水栓の開栓および止栓を検知する通水検知手段と、
    この通水検知手段の出力に基づいて水道管に滞留した滞留水の滞留時間を計測する滞留計測手段と、
    この滞留計測手段の滞留情報が表示される表示手段と、
    上記滞留計測手段の滞留情報と上記通水検知手段の出力とに基づいて、上記滞留水を捨て水処理を行うかを判別する判別手段と、
    上記判別手段の判別出力をトリガーにして上記滞留水を捨て水するための通水時間計測を開始する捨て水計測手段と、
    上記浄水器から上記水栓までの距離に応じた捨て水に要する上記通水時間を設定するための設定手段と、
    その表示手段からなる滞留検知装置が、
    水栓筐体に設けられた蛇口に備えられたことを特徴とする水栓。
  7. 上記蛇口の上面側には、少なくとも滞留時間を表示する表示手段と、捨て水表示手段とを備えた表示部が設けられた
    ことを特徴とする請求項記載の水栓。
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