JP4964661B2 - 管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技又は演出に係る各種制御コマンド及び情報を送信し得る主制御基板、及び主制御基板からの制御コマンドを受信して、当該制御コマンドに応じた表示を図柄表示手段にて行わせる図柄制御基板等を具備したパチンコ遊技機、及び主制御基板による制御情報が送信される管理用コンピュータを有した管理システムに関するものである。
通常、例えば第1種とよばれるパチンコ遊技機においては、3つの図柄を変動表示させる図柄表示手段、該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口等が遊技盤上に形成されており、図柄表示手段の表示面にて同一の図柄が揃って停止表示されれば、大当たり状態が発生して、賞球として多数の遊技球が獲得され得るようになっている。また、図柄表示手段で特定の図柄が停止表示されると、確率変動となって当該大当たり状態が連続的に発生し得るよう構成されたパチンコ遊技機が主流となっている。
然るに、遊技店側での管理を容易とすべく、各遊技機における大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報が管理用コンピュータに送信されるものが提案されるに至っている。この場合、パチンコ遊技機が具備する主制御基板基板(遊技内容全般を制御する主制御基板)が盤用外部端子板を介して管理用コンピュータに接続され、主制御基板による制御内容が管理コンピュータに出力されるよう構成されている。
一方、上記の如き遊技経過情報を遊技者側にも提供して欲しいというニーズが高まっている。このようなニーズに対応すべく、従来、遊技者の携帯電話に当該遊技経過情報を送信し、遊技者側のデータ収集を可能としたパチンコ遊技機が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−181064号公報
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機においては、図柄表示手段で表示される具体的表示内容を遊技者側に提供しようとした場合、主制御基板と管理用コンピュータとを接続するための盤用外部端子板に加え、図柄制御基板の制御内容を外部に送信するための別個新たな専用基板が必要になってしまい、製造コストが嵩んでしまうとともに管理が複雑となってしまうという問題があった。
ところで、大当たり状態が発生する際、図柄表示手段にて通常のリーチ演出を行わせるとともに、希に通常とは異なる特定のプレミアムリーチ演出を行わせ、遊技者の好奇心を高めて遊技性を向上させることが広く行われている。かかる特定のプレミアムリーチ演出は、その出現頻度が低い故、如何なるタイミングで何回行われたのかといった情報が遊技者の関心事となっており、これを遊技者側に提供するニーズが高まっている。
然るに、主制御基板では大当たり状態とすべきか否か、或いはリーチ演出の時間などが決定されるのみで、特定のプレミアムリーチ演出を行わせるか否かは、専ら図柄制御基板にて決定されるようになっている。従って、プレミアムリーチ演出に関する情報は、図柄制御基板に別個新たな専用基板を接続して、外部に送信する必要があり、上述の如き問題が生じてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、図柄制御基板の制御内容を外部に送信することなく、特定のプレミアムリーチ演出に関する情報を認識することができる管理システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技又は演出に係る各種制御コマンド及び情報を送信し得る主制御基板と、該主制御基板からの制御コマンドを受信して、当該制御コマンドに応じた表示を図柄表示手段にて行わせる図柄制御基板と、該図柄制御基板に形成され、前記主制御基板から受信した制御コマンドがリーチ演出コマンドであるとき、前記図柄表示手段にて図柄の変動表示を行わせつつリーチ演出を行わせる制御部とを具備したパチンコ遊技機、及び前記主制御基板による制御情報が送信される管理用コンピュータを有した管理システムにおいて、前記図柄制御基板に形成されて前記図柄表示手段にて行われる図柄の変動表示回数を計数する計数手段を具備するとともに、前記制御部は、当該計数手段による計数値が予め定めた数値であり、且つ、前記リーチ演出コマンドが遊技者に有利な特典を付与すべき大当たり状態を発生させるための制御コマンドである場合、特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段にて行わせる制御テーブルを有するものとされ、且つ、前記管理用コンピュータは、前記制御部の制御内容である前記計数値と対応されるべき予め定められた数値及び制御テーブルの内容が予め入力され、当該制御内容と前記主制御基板から送信された大当たり発生情報及び図柄の変動表示回数とを対比させることにより、当該制御部の制御内容を予め把握しつつ前記主制御基板の制御内容を参照可能な構成とされ、前記主制御基板から当該管理用コンピュータに対して送信された大当たり発生情報及び図柄の変動表示回数と予め入力された前記制御部の制御内容とを対比させることにより、特定のプレミアムリーチ演出が前記図柄表示手段にて行われたことを把握可能に構成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の管理システムにおいて、前記計数手段は、電源がオンした時点、大当たりが終了した時点、又は所定時間遊技が行われないときに図柄表示手段にて演出される客待ちデモが終了した時点の何れかを基準として、前記図柄表示手段にて行われる図柄の変動表示回数を計数することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の管理システムにおいて、大当たり状態を発生させるリーチ演出は、図柄の変動表示時間が互いに異なる複数種類のものが設定され、前記図柄の変動表示回数と当該変動表示時間とに基づいてプレミアムリーチ演出が選択されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、計数手段による計数値が予め定めた数値であり、且つ、リーチ演出コマンドが遊技者に有利な特典を付与すべき大当たり状態を発生させるための制御コマンドである場合、制御部にて特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段にて行わせるものとされ、且つ、制御部の制御内容を予め把握しつつ主制御基板の制御内容を参照可能な管理用コンピュータに対して、大当たり発生情報、図柄の変動表示情報が送信されるよう構成されたので、当該プレミアムリーチ演出が行われたことを間接的に把握することができる。よって、図柄制御基板の制御内容を外部に送信することなく、特定のプレミアムリーチ演出に関する情報を認識させることができる。
請求項2の発明によれば、計数手段は、電源がオンした時点、大当たりが終了した時点、又は所定時間遊技が行われないときに図柄表示手段にて演出される客待ちデモが終了した時点の何れかを基準として、図柄表示手段にて行われる図柄の変動表示回数を計数するので、図柄制御基板の制御内容を外部に送信することなく、より確実に特定のプレミアムリーチ演出に関する情報を認識させることができる。
請求項3の発明によれば、大当たり状態を発生させるリーチ演出は、図柄の変動表示時間が互いに異なる複数種類のものが設定され、図柄の変動表示回数と当該変動表示時間とに基づいてプレミアムリーチ演出が選択されるので、プレミアムリーチ演出による演出効果を十分高めることができるとともに、如何なるプレミアムリーチ演出が行われたのかを認識させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を備え、当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するものであり、図1に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2を介して遊技者が遊技盤4を目視し得るように構成されている。
この遊技盤4には、種々役物や複数の釘或いは風車等が形成されているとともに、始動口6及び大入賞口7がそれぞれ形成されている。更に、遊技盤4の略中央には、液晶表示装置等から成る図柄表示手段5が配設されており、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。そして、始動口6に遊技球が入賞することにより始動条件が成立したときに図柄表示手段5の図柄を変動表示させ、所定の図柄が停止表示されることにより「大当たり」状態として遊技者に特典を付与させるよう(具体的には、大入賞口7を所定時間及びタイミングで開口させて多数の遊技球を獲得できるよう)構成されている。
尚、パチンコ遊技機1の下方右隅部にはハンドル8が配設されており、遊技者が該ハンドル8を把持しつつ回動操作することにより、上皿9内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。また、同図中符号11は、前面枠3の下皿10上方に形成されたスピーカを示しており、かかるスピーカ11から発せられる音声や効果音等によって遊技中の演出効果が高められている。更に、同図中符号12は、図柄表示手段5にて表示される演出に基づき任意タイミングで押圧操作可能な操作ボタンを示している。
パチンコ遊技機1の裏面側には、図2に示すように、主制御基板13、図柄制御基板14、ランプ制御基板15及び音声制御基板16が配設されており、各基板はそれぞれ透明樹脂から成るケース内に収容されつつ所定の基板や素子と電気的に接続されている。具体的には、主制御基板13と図柄制御基板14とが接続されて当該主制御基板13の各種制御コマンドを図柄制御基板14に送信し得るよう構成されているとともに、図柄制御基板14とランプ制御基板15及び音声制御基板16とが接続されて当該図柄制御基板14の制御コマンドをランプ制御基板15及び音声制御基板16にそれぞれ送信し得るよう構成されている。
このうち主制御基板13は、パチンコ遊技機1全般に亘る遊技内容を制御して遊技又は演出に係る各種制御コマンド及び情報を送信し得るものであり、遊技球が始動口6に入賞して始動条件が成立した時に乱数を取得して大当たり状態とすべきか、或いははずれとすべきかの抽選を行うものである。抽選結果には、表示される3つの図柄のうち2つが揃って停止表示された状態のリーチ(リーチの結果、大当たりとなるもの或いははずれとなるものの両者を含む)及びその演出が含まれる。
尚、ランプ制御基板15は、前面枠3等に形成された装飾LEDやサイドランプ、ガラス枠ランプと接続されて、これらランプ類の転倒又は点滅動作を遊技状態に基づき制御するものであり、音声制御基板16は、スピーカ11からの出力等を遊技状態に基づき制御するためのものである。
更に、主制御基板13は、入賞等に伴う遊技球の払い出しを制御する払出制御基板17及び外枠用外部端子板18を介して店舗のホール等に設置された管理用コンピュータ20と電気的に接続されるとともに、盤用外部端子板19を介しても当該管理用コンピュータ20と電気的に接続されている。これにより、払出制御基板17で制御される払い出し情報、及び主制御基板13による制御情報(例えば、大当たり発生情報、図柄の変動表示情報、高確率情報などの遊技経過情報など)が管理用コンピュータ20に送信されるよう構成されている。
図柄制御基板14は、主制御基板13からの制御コマンドを受信して、当該制御コマンドに応じた表示を図柄表示手段5にて行わせるためのもので、図柄表示手段5及び操作ボタン12と電気的に接続されている。また、図柄制御基板14には、主制御基板13から受信した制御コマンドがリーチ演出コマンドであるとき、図柄表示手段5にて図柄の変動表示を行わせつつリーチ演出を行わせる制御部22が形成されている。
即ち、主制御基板13から図柄制御手段14に対してリーチ(2つの図柄が揃って停止表示されつつ残りの1つの図柄が変動表示された状態)とすべき制御コマンド(リーチ演出コマンド)が送信されると、制御部22が図柄表示手段5による表示を制御して、所定の演出表示(リーチ演出)を行わせるよう構成されているのである。かかるリーチ演出により、リーチ時の図柄の変動表示に対して演出効果を高めることができる。
また、図柄制御基板14には、図柄表示手段5にて行われる図柄の変動表示回数を計数する計数手段21が形成されており、これにより、図柄表示手段5にて図柄の変動表示が何回行われたのかをカウントすることができる。即ち、計数手段21は、パチンコ遊技機1の電源がオンした時点、大当たりが終了した時点、又は所定時間遊技が行われないときに図柄表示手段にて演出される客待ちデモが終了した時点の何れかを基準として、図柄表示手段5にて行われる図柄の変動表示回数(始動口6への入賞に対応して表示される図柄の変動表示回数)を計数するよう構成されているのである。
かかる計数手段21による計数値は、上述の制御部22に送信され、当該計数値が予め定めた数値であり、且つ、主制御基板13から受信したリーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドであるか否かが判定される。当該判定の結果、計数手段21の計数値が予め定めた数値であり、且つ、主制御基板13から受信したリーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドであると判定された場合、制御部22が特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段5にて行わせる。
ここで、本発明における特定のプレミアムリーチ演出とは、通常のリーチ演出とは異なるリーチ演出をいい、例えば通常出現しないキャラクタ(プレミアムキャラクタ)を表示させたり、或いは通常行われないリーチ演出を行わせたりするものであり、出現率が低く希に表示されるものである。尚、通常出現するキャラクタ(以下、これを通常キャラクタと呼ぶ。)に施される色彩などの表示形態、或いは表示する数や大きさを通常より異ならせ、プレミアムキャラクタとしてもよい。
より具体的には、図3の制御テーブルに示すように、通常のリーチ演出時において通常キャラクタA〜Eを表示させるものである場合、図柄の変動表示回数に応じて特定のプレミアムキャラクタPA〜PEを表示させることにより、プレミアムリーチ演出を行わせることができる。例えば、図柄の変動表示回数が77回目のとき、主制御基板13から受信したリーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドであるロングリーチ(パターン4)である場合、プレミアムキャラクタPAを表示するよう制御部22による制御が行われる。
しかして、計数手段21による計数値が予め定めた数値(同図の制御テーブルの場合、1、77、777、1111回)であり、且つ、リーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンド(同図の制御テーブルの場合、パターン2、4、6、8、10、12、14、15、17)である場合、プレミアムキャラクタPA〜PEを表示することにより特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段5にて行わせることができる。
尚、例えば計数手段21による計数値が予め定めた数値となった場合でも、リーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドでない場合は、プレミアムリーチ演出は行われず、通常キャラクタA〜Eの何れかが選択的に表示されることとなる。反対に、リーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドであって、計数手段21による計数値が予め定めた数値となっていない場合も、プレミアムリーチ演出は行われず、通常キャラクタA〜Eの何れかが選択的に表示されることとなる。
一方、管理用コンピュータ20には、入力手段23により制御部22の制御内容(計数値と対応されるべき予め定めた数値、及び図3で示す制御テーブルの内容)が予め入力されており、盤用外部端子板19を介して送信される主制御基板13の制御内容(図柄の変動表示回数)と対比させることが可能とされている。即ち、管理用コンピュータ20は、図柄表示手段5にて行われる図柄の変動表示回数が主制御基板13からの情報で把握することができ、かかる図柄の変動表示回数に基づいて図3の制御テーブルを参照すれば、プレミアムリーチ演出が行われたことを間接的に把握することができるのである。尚、制御テーブルは、パチンコ遊技機1毎に異なるものを用いるようにしてもよい。
よって、本実施形態によれば、管理用コンピュータ20にて制御部22の制御内容を予め把握しつつ主制御基板13の制御内容を参照すれば、当該プレミアムリーチ演出が行われたことを間接的に把握することができるので、図柄制御基板の制御内容を外部に送信することなく、特定のプレミアムリーチ演出に関する情報を認識させることができる。尚、管理用コンピュータ20にて把握されたプレミアムリーチ演出の情報をパチンコ遊技機1の近傍に設置された遊技情報表示部等で表示させてもよい。
また、本実施形態によれば、計数手段21は、電源がオンした時点、大当たりが終了した時点、又は所定時間遊技が行われないときに図柄表示手段5にて演出される客待ちデモが終了した時点の何れかを基準として、図柄表示手段5にて行われる図柄の変動表示回数を計数するので、図柄制御基板14の制御内容を外部に送信することなく、より確実に特定のプレミアムリーチ演出に関する情報を認識させることができる。
特に、計数手段21は、大当たりが終了した時点を基準として図柄表示手段5にて行われる図柄の変動表示回数を計数するよう構成するのが好ましい。即ち、大当たりが終了した時点を基準とすることにより、大当たりが終了する毎に計数手段21の計数値をクリアし、再び1から計数し直すようにすれば、計数すべき図柄の変動表示回数が累積して膨大な数となってしまうのを回避することができるのである。
更に、図3の制御テーブルに代えて、図4に示すような制御テーブルを用いるようにしてもよい。この場合、大当たり状態を発生させるリーチ演出は、図柄の変動表示時間が互いに異なる複数種類のものが設定され、図柄の変動表示回数と当該変動表示時間とに基づいてプレミアムリーチ演出が選択されるようになっている。より具体的には、主制御基板13から受信したリーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドであるロングリーチ(パターン4)である場合、計数された図柄の変動表示回数が88回であるときはプレミアムキャラクタPA、当該図柄の変動表示回数が388回であるときはプレミアムキャラクタPDを表示するよう制御部22による制御が行われる。
ここで、大当たり状態を発生させるリーチ演出の種類毎に図柄の変動表示時間が設定されているため、当該図柄の変動表示時間を参照すればリーチ演出の種類を把握することができ、更には図4の制御テーブルにより、如何なるプレミアムキャラクタが表示されたのかを判別することができる。従って、プレミアムリーチ演出による演出効果を十分高めることができるとともに、如何なるプレミアムリーチ演出が行われたのかを認識させることができる。また、図4の制御テーブルの場合、リーチ演出の種類毎(パターン毎)にプレミアムキャラクタ演出を行わせるべき図柄の変動表示回数を異ならせることができる。
次に、本実施形態に係る図柄制御基板14における制御内容について、図5のフローチャートに基づき説明する。
主制御基板13から制御コマンド(リーチ演出コマンド)を受信する(S1)と、図柄変動選択テーブルに基づき図柄表示手段5にて表示される図柄の変動パターン(リーチ演出の種類)を選択(S2)した後、当該主制御基板13からの変動開始信号が受信されたか否かを判定する(S3)。変動開始信号を受信すると、S2にて選択された変動パターンに従って図柄表示手段5による図柄の変動表示を開始させる。
その後、計数手段21のカウンタを1加算して計数値とする(S5)。その計数値が予め定めた数値であるか否かが判別され(S6)、予め定めた数値でない場合は、S7をスキップしてS8へ進むとともに、予め定めた数値の場合、S7へ進んで図3の制御テーブルに基づき表示すべきキャラクタを選択する。即ち、計数値が予め定めた数値であり、且つ、リーチ演出コマンドが大当たり状態を発生させるための制御コマンドである場合、制御テーブルに応じたプレミアムキャラクタを表示させることにより特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段5にて行わせる一方、計数値が予め定めた数値でない場合、制御テーブルに応じた通常キャラクタを表示させるのである。
そして、主制御基板13から変動停止信号を受信すると(SS8)、変動表示を停止する際の所定の演出が行われ(S9)、大当たり状態の発生開始を指示する起動のための制御コマンドを受信したか否かが判定される(S10)。主制御基板13から当該制御コマンドが受信されない場合(即ち、はずれとなる場合)、S11〜S14をスキップし、S1へ戻る一方、起動のための制御コマンドを受信した場合、図柄表示手段5に対して大当たり起動画面を表示(S11)させた後、大当たり表示処理がなされる(S12)。
更に、主制御基板13からエンディング(終了)信号を受信したか否かが判定され(S13)、当該エンディング信号を受信すると、エンディング画面(大当たり終了のための画面)を表示するとともに、計数手段21の計数値をクリアする(S14)。これにより、大当たりが終了した時点を基準として図柄表示手段5にて行われる図柄の変動表示回数を計数することができるので、計数すべき図柄の変動表示回数が累積して膨大な数となってしまうのを回避することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばプレミアムリーチ演出時、特定のプレミアムキャラクタを表示させるものに代え、リーチ演出自体を通常とは異なる形態で行わせるようにしてもよく、或いは汎用的に行われている種々プレミアム演出としてもよい。また、制御部22の制御内容を予め把握しつつ主制御基板13の制御内容を参照し得る形態であれば、例えば遊技者所有の情報端末(携帯電話等)やインターネット等の電気通信回線を介してアクセス可能なホストコンピュータに制御部22及び主制御基板13の制御内容を記録させ、遊技者個人がプレミアムリーチ演出に関する情報を把握し得るよう構成してもよい。
図柄制御基板に形成されて図柄表示手段にて行われる図柄の変動表示回数を計数する計数手段を具備するとともに、当該計数手段による計数値が予め定めた数値であり、且つ、リーチ演出コマンドが遊技者に有利な特典を付与すべき大当たり状態を発生させるための制御コマンドである場合、制御部が特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段にて行わせるパチンコ遊技機、及び主制御基板による制御情報が送信される管理用コンピュータを有するものとされ、且つ、管理用コンピュータは、制御部の制御内容である計数値と対応されるべき予め定められた数値及び制御テーブルの内容が予め入力され、当該制御内容と主制御基板から送信された大当たり発生情報及び図柄の変動表示回数とを対比させることにより、当該制御部の制御内容を予め把握しつつ主制御基板の制御内容を参照可能な構成とされ、主制御基板から当該管理用コンピュータに対して送信された大当たり発生情報及び図柄の変動表示回数と予め入力された前記制御部の制御内容とを対比させることにより、特定のプレミアムリーチ演出が図柄表示手段にて行われたことを把握可能に構成された管理システムであれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図 同パチンコ遊技機における構成要素の電気的接続関係を示すブロック図 同パチンコ遊技機における図柄制御基板の制御テーブルを示す図 同パチンコ遊技機における図柄制御基板の他の制御テーブルを示す図 同パチンコ遊技機における図柄制御基板の制御内容を示すフローチャート
符号の説明
1…パチンコ遊技機
2…ガラス板
3…前面枠
4…遊技盤
5…図柄表示手段
6…始動口
7…大入賞口
8…ハンドル
9…上皿
10…下皿
11…スピーカ
12…操作ボタン
13…主制御基板
14…図柄制御基板
15…ランプ制御基板
16…音声制御基板
17…払出制御基板
18…枠用外部端子板
19…盤用外部端子板
20…管理用コンピュータ
21…計数手段
22…制御部
23…入力手段

Claims (3)

  1. 遊技又は演出に係る各種制御コマンド及び情報を送信し得る主制御基板と、
    該主制御基板からの制御コマンドを受信して、当該制御コマンドに応じた表示を図柄表示手段にて行わせる図柄制御基板と、
    該図柄制御基板に形成され、前記主制御基板から受信した制御コマンドがリーチ演出コマンドであるとき、前記図柄表示手段にて図柄の変動表示を行わせつつリーチ演出を行わせる制御部と、
    を具備したパチンコ遊技機、及び前記主制御基板による制御情報が送信される管理用コンピュータを有した管理システムにおいて、
    前記図柄制御基板に形成されて前記図柄表示手段にて行われる図柄の変動表示回数を計数する計数手段を具備するとともに、前記制御部は、当該計数手段による計数値が予め定めた数値であり、且つ、前記リーチ演出コマンドが遊技者に有利な特典を付与すべき大当たり状態を発生させるための制御コマンドである場合、特定のプレミアムリーチ演出を図柄表示手段にて行わせる制御テーブルを有するものとされ、且つ、
    前記管理用コンピュータは、前記制御部の制御内容である前記計数値と対応されるべき予め定められた数値及び制御テーブルの内容が予め入力され、当該制御内容と前記主制御基板から送信された大当たり発生情報及び図柄の変動表示回数とを対比させることにより、当該制御部の制御内容を予め把握しつつ前記主制御基板の制御内容を参照可能な構成とされ、前記主制御基板から当該管理用コンピュータに対して送信された大当たり発生情報及び図柄の変動表示回数と予め入力された前記制御部の制御内容とを対比させることにより、特定のプレミアムリーチ演出が前記図柄表示手段にて行われたことを把握可能に構成されたことを特徴とする管理システム
  2. 前記計数手段は、電源がオンした時点、大当たりが終了した時点、又は所定時間遊技が行われないときに図柄表示手段にて演出される客待ちデモが終了した時点の何れかを基準として、前記図柄表示手段にて行われる図柄の変動表示回数を計数することを特徴とする請求項1記載の管理システム
  3. 大当たり状態を発生させるリーチ演出は、図柄の変動表示時間が互いに異なる複数種類のものが設定され、前記図柄の変動表示回数と当該変動表示時間とに基づいてプレミアムリーチ演出が選択されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の管理システム
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