JP2007244628A - 遊技機 - Google Patents

Abstract

【課題】大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報を簡易に且つ短時間で遊技者に提供することができる遊技機を提供する。
【解決手段】図柄表示手段５で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機１において、遊技者が遊技開始時及び遊技終了時に操作可能とされた十字キー１２及び決定ボタン１３と、遊技開始時の操作がされたことを条件として、遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力する外部出力基板１８と、該外部出力基板１８から出力された遊技経過情報を蓄積しつつ識別コードと共に保存する外部サーバ１９とを備えたものである。
【選択図】図２

Description

本発明は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を備え、当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生する遊技機に関するものである。

通常、例えば第１種とよばれるパチンコ遊技機においては、３つの図柄を変動表示させる図柄表示手段、該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口等が遊技盤上に形成されており、図柄表示手段の表示面にて同一の図柄が揃って停止表示されれば、大当たり状態が発生して、賞球として多数の遊技球が獲得され得るようになっている。また、図柄表示手段で特定の図柄が停止表示されると、確率変動となって当該大当たり状態が連続的に発生し得るよう構成されたパチンコ遊技機が主流となっている。

然るに、遊技店側での管理を容易とすべく、各遊技機における大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報が管理用コンピュータに送信されるものが提案されるに至っているが、かかる遊技経過情報を遊技者側にも提供して欲しいというニーズが高まっている。このようなニーズに対応すべく、従来、遊技者の携帯電話に当該遊技経過情報を送信し、遊技者固有のデータ収集を可能とした遊技機が開示されている（例えば特許文献１参照）。
特開２００３−１８１０６４号公報

しかしながら、上記従来の遊技機においては、遊技機からの情報を入力し得る携帯電話等の情報端末を遊技者が遊技場に持ち込む必要があるとともに、情報端末へ送信可能なデータ量が極めて限られたものになってしまうという問題があった。一方、他人のものも含んだ遊技経過情報全般を単に蓄積及び保存するのみでは、遊技者による自分の遊技経過情報の特定が困難であり、自分固有のデータ収集が難しいという問題がある。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報を、遊技者が簡易に特定され得る状態で且つより少ないデータ量にて蓄積及び保存して遊技者に提供することができる遊技機を提供することにある。

請求項１記載の発明は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を具備し、当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生する遊技機において、遊技者が遊技開始時及び遊技終了時に操作可能とされ操作手段と、該操作手段により遊技開始時の操作がされたことを条件として、当該操作手段による遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力する外部出力手段と、該外部出力手段から出力された遊技経過情報を蓄積しつつ識別コードと共に保存する外部サーバとを備えたことを特徴とする。

請求項２記載の発明は、請求項１記載の遊技機において、前記操作手段は、遊技者を特定し得る識別コードを入力可能とされたことを特徴とする。

請求項３記載の発明は、請求項１又は請求項２記載の遊技機において、前記外部出力手段は、前記図柄表示手段による図柄の変動表示の都度、又は複数回変動表示した後まとめて外部出力することを特徴とする。

請求項４記載の発明は、請求項１〜請求項３の何れか１つに記載の遊技機において、前記図柄表示手段における図柄及び画像表示を制御する図柄制御基板を具備するとともに、当該図柄制御基板に前記外部出力手段が接続されて図柄及び画像表示に関わる遊技経過情報を外部出力することを特徴とする。

請求項５記載の発明は、請求項１〜請求項４の何れか１つに記載の遊技機において、前記外部サーバは、遊技者が電気通信回線を介してアクセス可能なメインサーバと接続され、当該外部サーバで保存された情報がメインサーバにて保存されることを特徴とする。

請求項６記載の発明は、請求項５記載の遊技機において、遊技者を特定し得る識別コードは、前記メインサーバにて遊技者が登録したものであることを特徴とする。

請求項１の発明によれば、遊技開始時の操作がされたことを条件として、遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力し、その出力された遊技経過情報を外部サーバにて蓄積しつつ識別コードと共に保存するので、遊技経過情報を、遊技者が簡易に特定され得る状態で且つより少ないデータ量にて蓄積及び保存して遊技者に提供することができる。

請求項２の発明によれば、操作手段が、遊技者を特定し得る識別コードを入力可能とされているので、操作手段による識別コードの入力操作で遊技開始時及び遊技終了時を認識することができ、より簡易に遊技機における遊技経過情報を識別コードに対応させて管理させることができる。

請求項３の発明によれば、外部出力手段は、図柄表示手段による図柄の変動表示の都度、又は複数回変動表示した後まとめて外部出力するので、外部サーバに蓄積及び保存されるデータ量をより低減させることができる。

請求項４の発明によれば、図柄制御基板に外部出力手段が接続されて図柄及び画像表示に関わる遊技経過情報を外部出力するので、外部サーバに蓄積、保存するデータを図柄表示手段で表示された内容に関するものに限定することができる。即ち、遊技者が遊技後に参酌したい遊技経過情報は、主に図柄表示手段で表示された内容のものであるため、当該図柄表示手段を制御する図柄制御基板からの情報を遊技経過情報として蓄積、保存すれば、他の基板（メイン基板や払出基板等）の情報を容易に排除し得るのである。

請求項５の発明によれば、外部サーバは、遊技者が電気通信回線を介してアクセス可能なメインサーバと接続され、当該外部サーバで保存された情報がメインサーバにて保存されるので、遊技者が自宅等にて自分の遊技経過情報を確認し、保存等を容易に行わせることができる。

請求項６の発明によれば、遊技者を特定し得る識別コードは、メインサーバにて遊技者が登録したものであるので、遊技者毎の遊技経過情報の特定をより確実に行わせることができる。

以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る遊技機は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を備え、当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機に適用されたもので、図１に示すように、ガラス板２が取り付けられた前面枠３を有しており、かかるガラス板２を介して遊技者が遊技盤４を目視し得るように構成されている。

この遊技盤４には、種々役物や複数の釘或いは風車等が形成されているとともに、始動口６及び大入賞口７がそれぞれ形成されている。更に、遊技盤４の略中央には、液晶表示装置等から成る図柄表示手段５が配設されており、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。そして、始動口６に遊技球が入賞することにより始動条件が成立したときに図柄表示手段５の図柄を変動表示させ、所定の図柄が停止表示されることにより「大当たり」状態として大入賞口７を所定時間及びタイミングで開口させて多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。

尚、パチンコ遊技機１の下方右隅部にはハンドル８が配設されており、遊技者が該ハンドル８を把持しつつ回動操作することにより、上皿９内の遊技球を遊技盤４へ打ち出すよう構成されている。また、同図中符号１１は、前面枠３の下皿１０上方に形成されたスピーカを示しており、かかるスピーカ１１から発せられる音声や効果音等によって遊技中の演出効果が高められている。

パチンコ遊技機１の裏面側には、図２に示すように、メイン基板１４、図柄制御基板１５、ランプ制御基板１６及び音声制御基板１７が配設されており、各基板はそれぞれ透明樹脂から成るケース内に収容されつつ所定の基板や素子と電気的に接続されている。具体的には、メイン基板１４と図柄制御基板１５とが接続されて当該メイン基板１４の出力信号或いは制御信号を図柄制御基板１５に送信し得るよう構成されているとともに、図柄制御基板１５とランプ制御基板１６及び音声制御基板１７とが接続されて当該図柄制御基板１５の出力信号或いは制御信号をランプ制御基板１６及び音声制御基板１７にそれぞれ送信し得るよう構成されている。

このうちメイン基板１４は、パチンコ遊技機１全般に亘る遊技内容を制御するためのもので、遊技球が始動口６に入賞して始動条件が成立した時に乱数を取得して大当たり状態とすべきか、或いははずれとすべきかの抽選を行うものである。抽選結果には、表示される３つの図柄のうち２つが揃って停止表示された状態のリーチ（リーチの結果、大当たりとなるもの或いははずれとなるものの両者を含む）及びその演出が含まれる。

更に、メイン基板１４は、大当たり発生情報、図柄の変動表示情報、高確率情報などの遊技経過情報を継続的に逐次外部に出力し得るよう構成されており、当該経過情報が外部機器（例えばパチンコ遊技機１の上部等近傍に配設されて遊技者が視認し得る表示器、或いは遊技場の管理室等に設置された管理用サーバ等）にて表示又は記憶されるよう構成されている。

尚、ランプ制御基板１４は、前面枠３等に形成された装飾ＬＥＤやサイドランプ、ガラス枠ランプと接続されて、これらランプ類の転倒又は点滅動作を遊技状態に基づき制御するものであり、音声制御基板１５は、スピーカ１１からの出力等を遊技状態に基づき制御するためのものである。

図柄制御基板１５は、メイン基板１４からの制御信号に基づいて図柄制御手段５の表示を制御し、その画面に所定の図柄を変動表示及び停止表示させ、或いは背景或いは演出のためのキャラクタ等を表示させるためのものである、かかる図柄制御基板１５には、図柄表示手段５の他、操作手段を構成する十字キー１２及び決定ボタン１３と、外部出力基板１８（外部出力手段）とがそれぞれ電気的に接続されている。

十字キー１２及び決定ボタン１３は、遊技開始時及び遊技終了時に遊技者が操作可能とされたもので、例えば十字キー１２を上下左右に操作して、図柄表示手段５にて表示された複数の文字或いは数字から任意のものを選択するとともに、決定ボタン１３により選択した文字或いは数字を決定して、遊技者を特定し得る識別コード（遊技するパチンコ遊技機を特定し得る番号等であってもよい）を入力し得るよう構成されている。

外部出力基板１８は、十字キー１２や決定ボタン１３により遊技開始時の操作がされたことを条件として、当該十字キー１２や決定ボタン１３による遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力するものである。即ち、十字キー１２や決定ボタン１３により遊技開始時の操作がされると、外部出力基板１８から識別コード及び遊技経過情報が逐次外部出力され、遊技終了時の操作がされると当該外部出力が停止するよう構成されているのである。

尚、外部出力される遊技経過情報には、上記の如き大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数の他、確率変動が生じた回数、所定のリーチ（希に表示されるプレミアムリーチ含む）の演出回数、特定のキャラクタの出現回数、或いはステージが順次変化してストーリーが展開されるものにおいてはステージの変化や当該ストーリーに登場するキャラクタのステータス等の情報を含むことができる。

一方、外部出力基板１８は、無線（例えば無線ＬＡＮ等）又は有線にて外部サーバ１９と接続されており、これにより、外部出力基板１８から出力された遊技経過情報及び識別コードが外部サーバ１９に蓄積して保存し得るよう構成されている。具体的には、外部サーバ１９は、図３に示すように、各店舗（遊技場）毎に設置されたサーバから成り、インターネット等の電気通信回線を介してメインサーバと接続されるとともに、当該外部サーバ１９で保存された蓄積情報をメインサーバ２０に送信し得るよう構成されている。

メインサーバ２０で保存された情報は、インターネットなどの電気通信回線を介してアクセス可能とされているので、遊技者が自宅等にて自分の遊技経過情報を確認し、保存等を容易に行わせることができる。特に、遊技経過情報は識別コードと対応して保存されているため、所定の識別コードを有する遊技者の遊技経過情報を蓄積して過去の一括データや任意期間のデータを容易に収集することができるとともに、収集された情報により、例えば、各リーチの信頼度（その遊技者の平均値、最高値、最低値など）等を分析することができる。

従って、識別コード毎の大当たり回数コンテストやプレミアムリーチ出現回数コンテスト、或いはリーチ信頼度コンテストなどを行うこともでき、パチンコ遊技機１の遊技性を更に向上させて稼働率を向上させることができる。また、パチンコ遊技機１で出現したキャラクタやアイテムをインターネット上のコミュニティで使用し得るものとすれば、更にパチンコ遊技機１の稼働率を向上させることができる。

本実施形態に係るパチンコ遊技機１によれば、遊技開始時の操作がされたことを条件として、遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力し、その出力された遊技経過情報を外部サーバ１９にて蓄積しつつ識別コードと共に保存するので、遊技経過情報を、遊技者が簡易に特定され得る状態で且つより少ないデータ量にて蓄積及び保存して遊技者に提供することができる。

外部出力基板１８は、図柄表示手段５による図柄の変動表示の都度、又は複数回変動表示した後まとめて外部出力するよう構成してもよい。図柄が複数回変動表示した後まとめて外部出力する場合、図４に示すように、１情報の中に２つの識別コードデータ（入力された識別コードを例えば１６ビットデータに変換した数値）、種別データ（当該情報が遊技経過情報のうち何れの種類の情報なのかをコード化したもの）、補助データ（当該遊技経過情報の回数を示すデータ等）を含有させて送信するよう構成することができる。

上記の如く図柄の変動表示の都度、又は複数回変動表示した後まとめて外部出力するよう構成すれば、遊技場等の店舗に設置される外部サーバ１９に蓄積及び保存されるデータ量をより低減させることができ、例えば市販のパソコン程度の容量、スペックで対応することができる。従って、本実施形態を適用するにあたり、イニシャルコスト及びランニングコストを低減させることができる。尚、外部サーバ１９に蓄積、保存された遊技経過情報や操作情報等は、圧縮等の所定の処理がなされた後、メインサーバ２０にアップロードするのが好ましい。

また、図柄制御基板１５に外部出力手段１８が接続されて図柄及び画像表示に関わる遊技経過情報を外部出力するので、外部サーバ１９に蓄積、保存するデータを図柄表示手段５で表示された内容に関するものに限定することができる。即ち、遊技者が遊技後に参酌したい遊技経過情報は、主に図柄表示手段５で表示された内容のものであるため、当該図柄表示手段５を制御する図柄制御基板１５からの情報を遊技経過情報として蓄積、保存すれば、他の基板（メイン基板や払出基板等）の情報を容易に排除して真に遊技者が望むデータのみを得ることができるのである。

一方、遊技者を特定し得る識別コードは、メインサーバ２０にて遊技者が登録したものとすることができる。かかる登録により識別コードを付与するものの場合、遊技者毎の遊技経過情報の特定をより確実に行わせることができるとともに、各遊技者が自分の都合のよい遊技経過情報のみを収集することが困難となるため、遊技者間によるネットゲーム等に対応させることができる。

尚、識別コードを各店舗毎で付与する識別番号のみ（予め登録した識別コードと対応させないもの）とすることもできる。この場合、識別番号と対応したＩＤコードを付与しておくとともに、識別番号と共にＩＤコードの入力を行わせることにより当該識別番号とＩＤコードの不一致をチェックするよう構成すれば、遊技者が適当に入力した識別番号により他人の遊技経過情報が自分のものとして蓄積及び保存されてしまうのを回避できる。また、遊技者は、メインサーバ２０にアクセスした際、当該識別番号と共にＩＤコードを入力して会員データとして登録させることができる。

次に、本パチンコ遊技機１に係る図柄制御基板１５の制御方法について、図５のフローチャートに基づいて説明する。
予め遊技者は、インターネット等の電気通信回線を経由してメインサーバにアクセスして識別コード（ＩＤ番号）を取得しておく。そして、図柄表示手段５において客待ちデモ（遊技の開始待ち用のデモンストレーション）を表示（Ｓ１）させるとともに、例えば十字キー１２又は決定ボタン１３に対する所定の操作が有るか否かを判定する（Ｓ２）。

特殊入力があった場合、通常客待ちデモに代えて入力画面が表示され、十字キー１２及び決定ボタン１３の操作による識別コードの入力を促し、遊技者により事前に取得された識別コードの入力がなされる（Ｓ３）。かかる識別コードの入力により遊技開始時が認識されると同時に、入力された識別コードと共に遊技経過情報が逐次外部出力されることとなる（Ｓ４）。即ち、通常遊技においては、遊技球が始動口６に入賞して図柄表示手段５にて図柄を変動表示させるとともに、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報が逐次外部出力されるのである。

その後、Ｓ２と同様な操作があるか否かが判定される（Ｓ５）。当該操作がない場合は通常遊技が続行されるとともに、当該操作がある場合は入力画面が表示され、十字キー１２及び決定ボタン１３の操作による識別コードの入力を促し、遊技者により事前に取得された識別コードの入力がなされる（Ｓ６）。かかる識別コードの入力により遊技終了時が認識されることとなるとともに、外部出力基板１８からの遊技経過情報の外部出力が停止され（Ｓ７）、Ｓ１に戻って通常客待ちデモが表示されることとなる。

以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばメインサーバ２０にて予め識別コードを取得するものに代え、遊技場などの店舗にて識別番号及び対応するＩＤコードが記載されたカードを発券し、それらを識別コードとしてもよい。また、入力手段としての十字キー１２及び決定キー１３に代えて、他の手段（テンキーやジョイスティック等）としてもよい。更に、本実施形態においては、パチンコ遊技機に適用されているが、例えばスロットマシン等他の遊技機に適用することができる。

遊技開始時の操作がされたことを条件として、遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力し、その出力された遊技経過情報を外部サーバにて蓄積しつつ識別コードと共に保存する遊技機であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加された等にも適用することができる。

本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図 同パチンコ遊技機におけるメイン基板、図柄制御基板等の電気的接続関係を示すブロック図 同パチンコ遊技機におけるメインサーバと各店舗サーバ等とのインターネットを介する接続状態を示す模式図 同パチンコ遊技機における外部出力基板から外部出力される遊技経過情報について説明するための説明図 同パチンコ遊技機における図柄制御基板による制御方法を示すフローチャート

符号の説明

１…パチンコ遊技機
２…ガラス板
３…前面枠
４…遊技盤
５…図柄表示手段
６…始動口
７…大入賞口
８…ハンドル
９…上皿
１０…下皿
１１…スピーカ
１２…十字キー（操作手段）
１３…決定ボタン（操作手段）
１４…メイン基板
１５…図柄制御基板
１６…ランプ制御基板
１７…音声制御基板
１８…外部出力基板（外部出力手段）
１９…外部サーバ
２０…メインサーバ

Claims (6)

1. 図柄を変動表示させる図柄表示手段を具備し、当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生する遊技機において、
   遊技者が遊技開始時及び遊技終了時に操作可能とされ操作手段と、
   該操作手段により遊技開始時の操作がされたことを条件として、当該操作手段による遊技終了時の操作がなされるまでの間、大当たり発生回数、図柄の変動表示回数、リーチの発生回数などの遊技経過情報、及びその遊技者を特定し得る識別コードを逐次外部出力する外部出力手段と、
   該外部出力手段から出力された遊技経過情報を蓄積しつつ識別コードと共に保存する外部サーバと、
   を備えたことを特徴とする遊技機。
2. 前記操作手段は、遊技者を特定し得る識別コードを入力可能とされたことを特徴とする請求項１記載の遊技機。
3. 前記外部出力手段は、前記図柄表示手段による図柄の変動表示の都度、又は複数回変動表示した後まとめて外部出力することを特徴とする請求項１又は請求項２記載の遊技機。
4. 前記図柄表示手段における図柄及び画像表示を制御する図柄制御基板を具備するとともに、当該図柄制御基板に前記外部出力手段が接続されて図柄及び画像表示に関わる遊技経過情報を外部出力することを特徴とする請求項１〜請求項３の何れか１つに記載の遊技機。
5. 前記外部サーバは、遊技者が電気通信回線を介してアクセス可能なメインサーバと接続され、当該外部サーバで保存された情報がメインサーバにて保存されることを特徴とする請求項１〜請求項４の何れか１つに記載の遊技機。
6. 遊技者を特定し得る識別コードは、前記メインサーバにて遊技者が登録したものであることを特徴とする請求項５記載の遊技機。

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