JP2008272221A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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勝二 越川
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Abstract

【課題】リーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報を提供することができ、遊技者の優越感や競争心理をより一層誘うことにより遊技機の稼働率を向上させることができるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】図柄を変動表示させる図柄表示手段5を具備し当該図柄表示手段5で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、図柄表示手段5で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与する得点付与手段25と、該得点付与手段25で付与された得点に対し所定の演算式による演算を行い、当該演算値を出力する出力手段26とを具備したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を具備し当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機に関するものである。
通常、例えば第1種とよばれるパチンコ遊技機においては、3つの図柄を変動表示させる図柄表示手段、該図柄表示手段で表示させる図柄を変動表示開始するための始動口等が遊技盤上に形成されており、図柄表示手段の表示面にて同一の図柄が揃って停止表示されれば、大当たり状態が発生して、賞球として多数の遊技球が獲得され得るようになっている。また、図柄表示手段で特定の図柄が停止表示されると、確率変動となって当該大当たり状態が連続的に発生し得るよう構成されたパチンコ遊技機が主流となっている。
然るに、図柄表示手段にて行われるリーチ演出(2つの図柄が揃って停止表示されつつ残りの1つの図柄が変動表示した状態の演出)は、遊技性を向上させるべく多様化しており、そのリーチ演出の種類或いは当該リーチ演出中に適宜出現するキャラクタにより、遊技者に対して大当たり状態(残りの1つの図柄も揃って停止表示した状態)となる信頼度を思考させるものが一般的となっている。
また、パチンコ遊技機それぞれの近傍には、通常、その日に発生した大当たり発生回数や、図柄が変動した回数(図柄の変動表示回数)等を表示し得るグメント表示器が配置されており、当該セグメント表示器による表示から遊技者がそのパチンコ遊技機の今までの状況を知り、パチンコ台を選択する際の参考情報とし得るものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−167219号公報
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機においては、遊技者が取得可能な参考情報は、専らその日の大当たり発生回数や図柄の変動表示回数等に限られていたため、遊技者の優越感や競争心理を誘うのには不十分となっており、遊技機の稼働率をより向上させることができないという問題があった。即ち、大当たり発生回数や図柄の変動表示回数といった個々の情報を取得しても、その台の総合的な状態を把握するのが困難であるとともに、他の遊技者と比較するのも困難であったのである。
一方、近時におけるパチンコ遊技機においては、図柄表示手段で表示し得るリーチ演出の種類又は出現するキャラクタの種類を複数用意しておき、各々の出現率を異ならせることで、出現率が低いものであれば大当たり状態となる信頼度が高く、或いは出現率が高いものであれば大当たり状態となる信頼度が低いであろうと遊技者に思考させるものが一般になっており、かかるリーチ演出の種類やキャラクタの種類を加味した情報の提供も望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、リーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報を提供することができ、遊技者の優越感や競争心理をより一層誘うことにより遊技機の稼働率を向上させることができるパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を具備し当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、前記図柄表示手段で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与する得点付与手段と、該得点付与手段で付与された得点に対し所定の演算式による演算を行い、当該演算値を出力する出力手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、前記図柄表示手段は、前記出力手段で出力された演算値を表示することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機において、前記得点付与手段は、前記リーチ演出に応じた得点を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた得点を当該基礎点に対して順次加算し、その累積得点を前記出力手段にて出力することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機において、前記得点付与手段は、前記リーチ演出に応じた得点を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた乗数で当該基礎点に対して順次乗算し、その累積得点を前記出力手段にて出力することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、図柄表示手段で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与するとともに、その付与された得点に対し所定の演算式による演算を行って当該演算値を出力手段にて出力するので、リーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報を提供することができ、遊技者の優越感や競争心理をより一層誘うことにより遊技機の稼働率を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、出力手段で出力された演算値を図柄表示手段にて表示させるので、遊技者に対して素早くリーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報を提供することができる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、リーチ演出に応じた得点を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた得点を当該基礎点に対して順次加算し、又は出現するキャラクタに応じた乗数で乗算し、その累積得点を出力手段にて出力するので、リーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報に加え、出力すべき得点に大当たり状態となる信頼度を反映させることを容易とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、図柄を変動表示させる図柄表示手段を備え、当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機に適用されたもので、図1に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2を介して遊技者が遊技盤4を目視し得るように構成されている。
この遊技盤4には、種々役物や複数の釘或いは風車等が形成されているとともに、始動口6及び大入賞口7がそれぞれ形成されている。更に、遊技盤4の略中央には、液晶表示装置等から成る図柄表示手段5が配設されており、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。そして、始動口6に遊技球が入賞することにより始動条件が成立したときに図柄表示手段5の図柄を変動表示させ、所定の図柄が停止表示されることにより「大当たり」状態として大入賞口7を所定時間及びタイミングで開口させて多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。
尚、パチンコ遊技機1の下方右隅部にはハンドル8が配設されており、遊技者が該ハンドル8を把持しつつ回動操作することにより、上皿9内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。また、同図中符号11は、前面枠3の下皿10上方に形成されたスピーカを示しており、かかるスピーカ11から発せられる音声や効果音等によって遊技中の演出効果が高められている。更に、同図中符号12は、図柄表示手段5にて表示される演出に基づき任意タイミングで押圧操作可能な操作ボタンを示している。
パチンコ遊技機1の裏面側には、図2に示すように、メイン基板16、図柄制御基板17、ランプ制御基板18及び音声制御基板19が配設されており、各基板はそれぞれ透明樹脂から成るケース内に収容されつつ所定の基板や素子と電気的に接続されている。具体的には、メイン基板16と図柄制御基板17とが接続されて当該メイン基板16の出力信号或いは制御信号を図柄制御基板17に送信し得るよう構成されているとともに、図柄制御基板17とランプ制御基板18及び音声制御基板19とが接続されて当該図柄制御基板17の出力信号或いは制御信号をランプ制御基板18及び音声制御基板19にそれぞれ送信し得るよう構成されている。
このうちメイン基板16は、パチンコ遊技機1全般に亘る遊技内容を制御するためのもので、遊技球が始動口6に入賞して始動条件が成立した時に乱数を取得して大当たり状態とすべきか、或いははずれとすべきかの抽選を行うものである。抽選結果には、表示される3つの図柄のうち2つが揃って停止表示された状態のリーチ(リーチの結果、大当たりとなるもの或いははずれとなるものの両者を含む)及びその演出が含まれる。
尚、ランプ制御基板18は、前面枠3等に形成された装飾LEDやサイドランプ、ガラス枠ランプと接続されて、これらランプ類の転倒又は点滅動作を遊技状態に基づき制御するものであり、音声制御基板19は、スピーカ11からの出力等を遊技状態に基づき制御するためのものである。
更に、メイン基板16は、入賞等に伴う遊技球の払い出しを制御する払出制御基板20及び外枠用外部端子板21を介して店舗のホール等に設置された管理用コンピュータ24と電気的に接続されるとともに、盤用外部端子板22を介しても当該管理用コンピュータ24と電気的に接続されている。これにより、払出制御基板20で制御される払い出し情報、及びメイン基板16による制御情報(例えば、大当たり発生情報、図柄の変動表示情報、高確率情報などの遊技経過情報など)が管理用コンピュータ24に送信されるよう構成されている。尚、盤用外部端子板22は、管理用コンピュータ24の他、遊技情報収集手段13とも電気的に接続されている。
一方、図柄制御基板17は、メイン基板16からの制御コマンドを受信して、当該制御コマンドに応じた表示を図柄表示手段5にて行わせるためのもので、例えばリーチ演出(リーチ時の演出表示)又は当該リーチ演出でキャラクタを出現させ得るよう構成されている。かかる図柄表示手段5で表示し得るリーチ演出の種類又は出現するキャラクタの種類は複数用意されており、各々の出現率を異ならせつつ演出表示可能とされている。
また、図柄制御基板17は、図柄用外部端子板23を介して遊技情報収集手段13と電気的に接続されている。ここで、遊技情報収集手段13は、パチンコ店舗内において複数配設されたパチンコ遊技機1本体のそれぞれに隣接して複数設置されたもの(図3参照)で、図2に示すように、カードリーダ14と、表示器15と、得点付与手段25と、出力手段26とを具備して構成されている。
カードリーダ14は、カードC(例えば磁気カードやICカード等から成るカード形態の携帯用記憶手段)を挿入可能な挿入口14aを有するとともに、その挿入口14aにカードCが挿入されると、当該カードCに予め記憶された識別コード(例えば、カード固有の情報としてのカードIDや遊技者固有の情報としてのユーザIDといった遊技者を特定し得る識別コード)を読み込み可能とされたものである。尚、読み込まれたカードCの識別コードは、表示器15にて表示されるようになっている。
得点付与手段25は、盤用外部端子板22及び図柄用外部端子板23を介して送信される情報(遊技内容に関する遊技経過情報)をリアルタイムで受信し、図柄表示手段5で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与するためのものである。尚、本実施形態においては、盤用外部端子板22を介して受信した情報により、図柄表示手段5で表示されるリーチ演出の種類が把握され、図柄用外部端子板23を介して受信した情報により、出現するキャラクタが把握されるようになっている。
リーチ演出は、図4で示すように、複数種類(同図においてはパターン0〜17)予め設定されており、実際に図柄表示手段5で表示されたリーチ演出(「はずれ」となる場合及び大当たり状態が発生する場合の双方含む)に応じて得点が付与されるよう構成されている。この得点は、リーチ演出の出現率が低くなる程高く、信頼度が低くなる程低く設定されており、例えばロングリーチ(パターン3)の演出表示がなされた後、「はずれ」である場合は得点「20」、大当たり状態(通常の大当たり)である場合は得点「150」、或いは大当たり状態(確率変動(確変)で大当たり)である場合は得点「250」が付与されることとなる。即ち、遊技者に対してより有利な状態が生じたリーチ演出に対し、より高得点を付与するのである。
尚、大当たり状態が発生する場合に限り得点を付与するものにおいては、図5で示すように、同一種類のリーチ演出であっても、確率変動で大当たりとなる場合に付与される得点が、通常の大当たりとなる場合に付与される得点の2倍となるよう設定してもよい。勿論、2倍に限らず所定値倍としてもよいが、確率変動で大当たりとなる場合に付与される得点の方が通常の大当たりとなる場合に付与される得点よりも高得点となるよう設定するのが好ましい。
リーチ演出時に出現するキャラクタは、図6に示すように、複数種類(同図においてはNo.0〜10)予め設定されており、実際に図柄表示手段5で表示された(出現した)キャラクタに応じて得点が付与されるよう構成されている。この得点は、同図に示すように、キャラクタの色に応じて設定されており、例えばプレミアA(No.7)のキャラクタにおける通常が出現した場合は得点「100」、同キャラクタにおける色1が出現した場合は「200」、同キャラクタにおける色2が出現した場合は「300」が付与されることとなる。
この場合も、付与される得点は、キャラクタの出現率が低くなる程高く、信頼度が低くなる程低く設定されるのが好ましく、更には色の違いの他、表示されるキャラクタの大きさや出現個数の違いによっても得点に差を付けることができる。また、リーチ演出の後、「はずれ」となる場合、通常の大当たり状態となる場合、若しくは確率変動で大当たり状態となる場合の何れであっても得点を付与してもよく、又は「はずれ」となる場合は得点を付与しないようにしてもよい。
出力手段26は、得点付与手段25で付与された得点に対し所定の演算式による演算を行い、当該演算値を出力するものであり、所定の演算式は、得点付与手段25で付与された得点を順次加算するもの或いは順次乗算するものであってもよく、他の所定の演算式であってもよい。本実施形態に係る出力手段26は、リーチ演出に応じた得点(図4、5の制御テーブルに基づき得られた得点)を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた得点(図6の制御テーブルに基づき得られた得点)を当該基礎点に対して順次加算し得るようになっている。尚、得点付与手段25は、リーチ演出に応じた得点(図4、5の制御テーブルに基づき得られた得点)を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた乗数(図7の制御テーブルに基づき得られた乗数)で当該基礎点に対して順次乗算するよう構成してもよい。
しかして、出力手段26は、上記の如き演算値(加算値や乗算値)を得た後、その累積得点を外部の外部サーバ27及び図柄制御基板17を介して図柄表示手段5に出力し得るよう構成されている。かかる出力手段26と外部サーバ27とは、無線(例えば無線LAN等)にて通信が可能とされて情報(累積得点やカードリーダ14で読み込まれた識別コード等)が送信され得るよう構成されている。尚、無線の他、有線にて出力手段26と外部サーバ27を接続するよう構成してもよい。
図柄制御基板17に送信された累積得点は、図柄表示手段5に出力されて表示されるよう構成されている。これにより、遊技者は、遊技過程において累積得点を把握することができ、表示されたリーチ演出や出現したキャラクタの価値(出現率や信頼度)を認識することができる。尚、累積得点の図柄表示手段5による表示は、一定の図柄変動回数を単位として行う(所定図柄変動回数毎で表示する)こととしてもよい。
また、パチンコ遊技機の電源がオンしてから現時点までの全ての累積得点を表示させれば、その台の状態(好調或いは不調であるかといった状態)を遊技者に把握させることができ、更には、最高得点を表示させたり或いは所定順位までのランキング形式で表示するようにすれば遊技者同士の競争心を煽ることができ、遊技性をより向上させることができる。
尚、各パチンコ遊技機の客待ちデモ(一定時間遊技がなされない状態が継続すると表示されるもの)中に操作ボタン12を押圧操作するときのみ累積得点を表示させるよう構成してもよい。その場合、操作ボタン12を押圧操作した際、累積得点の他、遊技者所有の携帯端末で情報の読み取りが可能なQRコード等を表示させてもよい。
一方、外部サーバ27は、出力手段26で出力された累積得点を蓄積しつつ識別コードと関連付けして保存可能なものであり、図3に示すように、各店舗(遊技場)毎に設置されたサーバから成り、インターネット等の電気通信回線を介して蓄積情報をメインサーバ28に送信し得るよう構成されている。メインサーバ28で保存された情報は、インターネットなどの電気通信回線を介してアクセス可能とされており、遊技者が自宅等にて自分の累積得点を確認し、保存等を容易に行わせることができるようになっている。
次に、本実施形態に係るパチンコ遊技機1における制御内容について、図8のフローチャートに基づき説明する。
カードCが挿入口14aに挿入されるまで、表示器15にてカード待ちデモ表示を行う(S1)。そして、カードCが挿入口14aに挿入されたと判断されると(S2)、当該カードCに記憶された識別コード(カードID、ユーザID)が出力手段26を介して外部サーバ27に出力される(S3)。
その後、盤用外部端子板22を介してメイン基板16から送信された情報により、リーチ演出が行われるか否かが判定され(S4)、当該リーチ演出が行われる場合、そのリーチ演出の種類に応じた得点(基礎点)が得点付与手段25にて付与される。その後、図柄用外部端子板23を介して図柄制御基板17から送信された情報により、キャラクタが出現したか否かが判定され(S6)、当該キャラクタが出現した場合、そのキャラクタの種類に応じた得点が得点付与手段24にて付与される。
その後、リーチ演出が終了したか否かが判定され(S8)、リーチ演出が終了していない場合、S6へ戻ることにより、キャラクタの種類に応じた得点が順次付与されることとなる。一方、リーチ演出が終了した場合、得点付与手段24で付与された得点に対し所定の演算式による演算(上述した加算や乗算等)を行い、その演算値を図柄制御基板17及び外部サーバ27に出力する(S9)。
しかして、図柄制御基板17が図柄表示手段5にて累積得点を表示させる一方、外部サーバ27においては、出力手段26で出力された累積得点を受信して蓄積するとともに、その累積得点を先にカードリーダ14(識別コード入力手段)にて入力された識別コードと関連付けして保存する。従って、遊技者毎の累積得点を確実にその遊技者に提供することができる。
そして、所定の終了操作(例えば、カードCの挿入口14aからの抜き取り等)が行われたか否かが判定(S10)され、当該終了動作が行われていない場合は、S4に戻って再び得点の付与が行われるとともに、終了動作が行われた場合はS1へ戻って再び表示器15によるカード待ちデモ表示が行われることとなる。
上記の如き本実施形態によれば、図柄表示手段5で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与するとともに、その付与された得点に対し所定の演算式による演算を行って当該演算値を出力手段26にて出力するので、リーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報を提供することができ、遊技者の優越感や競争心理をより一層誘うことにより遊技機の稼働率を向上させることができる。
また、出力手段26で出力された演算値を図柄表示手段5にて表示させるので、遊技者に対して素早くリーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報を提供することができる。更に、リーチ演出に応じた得点を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた得点を当該基礎点に対して順次加算し、又は出現するキャラクタに応じた乗数で乗算し、その累積得点を出力手段26にて出力するので、リーチ演出の種類や出現するキャラクタの種類を加味した情報に加え、出力すべき得点に大当たり状態となる信頼度を反映させることを容易とすることができる。
尚、遊技者を特定し得る識別コードを入力し得るカードリーダ14(識別コード入力手段)を具備し、当該識別コードと出力手段26で出力された累積得点とを関連付けしつつ収集可能とされたので、遊技者毎の累積得点を他の者の累積得点と確実に切り分けて提供することができる。また、更に、識別コードはカード形態の携帯用記憶手段(カードC)に記憶されるとともに、識別コード入力手段は、当該カードCが挿入されると記憶された識別コードを読み込み可能なカードリーダから成るので、識別コードの入力を簡易に行わせることができる。かかるカードリーダに代えて、記憶された識別コードの読み込みが可能で、且つ、カードCに対して任意情報の書き込みが可能なカードリーダライタとしてもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば得点付与手段が、図柄表示手段5で表示されるリーチ演出、又は当該リーチ演出で出現するキャラクタの何れか一方のみに応じて得点を付与するものであってもよく、この場合、端用外部端子板22又は図柄用外部端子板23の何れか一方からの情報(リーチ演出の種類又はキャラクタの種類)に基づき得点を付与させることができる。尚、図柄表示手段5で表示されるリーチ演出のみに応じて得点を付与するようにすれば、図柄用外部端子板23を不要とすることができる。
また、「はずれ」となるリーチ演出と大当たり状態が発生するリーチ演出の双方に得点を付与するもの、或いは大当たり状態が発生するリーチ演出のみに得点を付与するものの何れであってもよい。「はずれ」となるリーチ演出と大当たり状態が発生するリーチ演出の双方に得点を付与するものの場合、図柄表示手段5による得点の表示時期を早め、信頼度に連動させるようにしてもよい。
更に、本実施形態においては、遊技内容収集手段13に得点付与手段25及び出力手段26が形成されているが、例えばパチンコ遊技機1が具備する他の基板(メイン基板16や図柄制御基板17)に形成するよう構成してもよい。然るに、本実施形態においては、累積得点が外部サーバ27と図柄制御基板17の双方に送信されているが、外部サーバ27のみに出力、或いは図柄制御基板17のみに送信(図柄表示手段5のみに出力)するようにしてもよい。
図柄表示手段で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与する得点付与手段と、該得点付与手段で付与された得点に対し所定の演算式による演算を行い、当該演算値を出力する出力手段とを具備したパチンコ遊技機であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加された等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図 同パチンコ遊技機、外部サーバ及びメインサーバにおける電気的接続関係を示すブロック図 同パチンコ遊技機におけるメインサーバと各店舗サーバ等とのインターネットを介する接続状態を示す模式図 同パチンコ遊技機におけるメイン基板側の得点表(制御テーブル) 同パチンコ遊技機におけるメイン基板側の他の得点表(制御テーブル) 同パチンコ遊技機における図柄制御基板側の得点表(制御テーブル) 同パチンコ遊技機における図柄制御基板側の他の得点表(制御テーブル) 同パチンコ遊技機の制御内容を示すフローチャート
符号の説明
1…パチンコ遊技機
2…ガラス板
3…前面枠
4…遊技盤
5…図柄表示手段
6…始動口
7…大入賞口
8…ハンドル
9…上皿
10…下皿
11…スピーカ
12…操作ボタン
13…遊技内容収集手段
14…カードリーダ(識別コード入力手段)
15…表示器
16…メイン基板
17…図柄制御基板
18…ランプ制御基板
19…音声制御基板
20…払出制御基板
21…枠用外部端子板
22…盤用外部端子板
23…図柄用外部端子板
24…管理用コンピュータ
25…得点付与手段
26…出力手段
27…外部サーバ
28…メインサーバ

Claims (4)

  1. 図柄を変動表示させる図柄表示手段を具備し当該図柄表示手段で所定の図柄が停止表示されると大当たり状態が発生するパチンコ遊技機において、
    前記図柄表示手段で表示されるリーチ演出又は当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じて得点を付与する得点付与手段と、
    該得点付与手段で付与された得点に対し所定の演算式による演算を行い、当該演算値を出力する出力手段と、
    を具備したことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記図柄表示手段は、前記出力手段で出力された演算値を表示することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記得点付与手段は、前記リーチ演出に応じた得点を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた得点を当該基礎点に対して順次加算し、その累積得点を前記出力手段にて出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記得点付与手段は、前記リーチ演出に応じた得点を基礎点として、当該リーチ演出で出現するキャラクタに応じた乗数で当該基礎点に対して順次乗算し、その累積得点を前記出力手段にて出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ遊技機。
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