JP4963753B2 - エンジンのクランク軸構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンのクランク軸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開平8−93746号公報に記載されるように、多気筒エンジンのクランク軸構造として、各気筒のコネクチングロッドの大端部に接続するクランクピンと、そのクランクピンを両端から保持する一対のクランクウエブとが鍛造あるいは鋳造により一体成形されたものは知られている。そして、そのような構造においては、クランクウエブにおけるクランクピンと反対側に、バランスウエイトが設けられ、各気筒のピストンなどの往復運動質量の慣性力、及びコネクチングロッドの大端部周辺の回転運動質量の遠心力は、これらバランスウエイトの慣性力でバランスされるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような構造であると、クランク軸は外周の質量が大きいほど慣性質量が増すが、クランクウエブにおけるクランクピンと反対側にバランスウエイトを設けているだけであるので、慣性質量を十分に大きくすることができない。
【0004】
また、慣性質量を十分に大きくするためには、クランクウエブの径を大きくして、その外周部にバランスウエイトを設ければよいと考えられるが、そのようにすると、クランクケースも大きくなり、鍛造による製造が困難になるのに加えて、重量が増大するので、組み付け性に劣ることにもなる。
【0005】
この発明は、できるだけ大きい慣性質量を確保すると同時に、軽量化を図ったエンジンのクランク軸構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、クランク軸に対し、クランクウエブ及びクランクピンが一体に設けられてなるエンジンのクランク軸構造において、前記クランクウエブに対し、円形状の開孔を有する円板形状のバランスウエイトの前記開孔が、前記クランク軸と前記バランスウエイトとが同軸状になるように嵌合され、前記クランクウエブは、ほぼ一定幅で、前記クランク軸の軸線方向に延在し前記開孔の周面形状に対応する曲率を有する2つの湾曲面と、平行に延在し前記2つの湾曲面を繋ぐ2つの平坦面とを有し、かつ前記クランク軸の軸線方向に直交する面の外周側及び中心側に凹部がそれぞれ形成されたものであり、前記バランスウエイトは、その中心と前記開孔の中心とがオフセットし、かつ前記クランクウエブとの間に位置決めキーが設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明によれば、慣性質量の増加にあまり影響しない部分であるクランク軸の回転中心付近の部分の重量を低減して、全体重量の増加を図ることなく、外周部分の質量を増大させることで、慣性質量の増加を図ることができる。特に、バランスウエイトは円板形状であり、それに開設する開孔も円形状であるので、バランスウエイトの製造が容易で、量産性の点で有利である。
【0012】
また、バランスウエイトの中心とそれの開孔の中心とをオフセットさせるという簡単な構造で、慣性質量の増加にあまり影響しない部分であるクランク軸の回転中心付近の重量を低減して、全体重量の増加を図ることなく、外周部分の質量を増大させて、慣性質量の増大を図ることができる。
【0014】
さらに、位置決めキーによって、バランスウエイトとクランクウエブの位置関係が一義的に決定され、ピストン、コネクチングロッド等の往復部質量とのバランスが損なわれることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0016】
図1は本発明に係る4気筒エンジンのクランク軸構造を示す縦断面図、図2は同一部拡大図、図3は図2のA−A線における断面図である。
【0017】
図1〜図3に示すように、クランク軸1に対し、クランクウエブ2及びクランクピン3が、鍛造あるいは鋳造により、一体的に成形されている。ここで、クランクピン3は、両端が一対のクランクウエブ2にて保持されている。そして、クランク軸1の両端部及び各気筒間に対応する部分にジャーナル部1aを有し、各ジャーナル部1aが、クランクケース(図示せず)に対し回転可能に支持されることになる。
【0018】
また、クランク軸1に一体的に成形されているほぼ一定幅のクランクウエブ2に対し、円形状の開孔5aを有する円板形状のバランスウエイト5の前記開孔5aが嵌合しており、その状態でバランスウエイト5はクランクウエブ2に対し溶接により固着されている。その嵌合し固着された状態では、前記クランク軸1の中心O1と前記バランスウエイト5の中心O2とが一致している。よって、バランスウエイト5が、クランクウエブ2に対し、クランク軸1と同軸状になるように嵌合され、溶接により固着されていることになる。
【0019】
前記バランスウエイト5は、その中心O2と前記開孔5aの中心O3とが、バランスウエイト5の直径方向において一定量だけオフセットしている。その結果、図4に示すように、バランスウエイト5は、直径方向において、一方の側の肉厚が大きく、他方の側の肉厚が小さくなるように形成されていることになり、クランク軸1付近の質量を低減し、軽量化を図る一方、外周部分の質量を増大し、慣性質量を大きくするようにされている。
【0020】
前記バランスウエイト5の前記一方の側においては、開孔5aに臨むウエイト側キー溝5bが形成されおり、そのウエイト側キー溝5bに対応してクランクウエブ2にも、図5に示すように、ウエブ側キー溝2aが形成されている。そして、バランスウエイト5とクランクウエブ2との間において、前記キー溝5b,2aに対し位置決めキー6が挿入され、バランスウエイト5とクランクウエブ2との間の位置決めをするようになっている。これは、バランスウエイト5の開孔5aにクランクウエブ2を挿入する関係上、クランクウエブ2の端面2b,2cが前記開孔5aの周面形状に対応する曲率を有する湾曲面となっているので、位置決めキー6を用いないと、クランクウエブ2とバランスウエイト5との間の相対位置が決定されないからである。
【0021】
また、クランクウエブ2の側面において、外周部分側には、回転バランスを確保するために外周凹部2dが形成される一方、中心部分側には、重量軽減のために中央凹部2eが形成されている。
【0022】
このようにして形成されたクランク軸1のクランクピン3が、図6に示すように、各気筒(図示せず)のコネクチングロッド11の大端部11aに接続され、このコネクチングロッド11の小端部11bにピストン12がピストンピン13を介して接続されている。そして、各気筒のピストン12などの往復運動質量の慣性力、及びコネクチングロッド11の大端部周辺の回転運動質量の遠心力は、バランスウエイト5の慣性力で、効果的にバランスされることになる。
【0023】
上記のように構成すれば、クランク軸1に一体的に成形されたほぼ一定幅のクランクウエブ2に対し、円板形状のバランスウエイト5の開孔5aを、前記クランク軸1と前記バランスウエイト5とが同軸状になるように嵌合しているので、慣性質量の増加にあまり影響しない部分であるクランク軸1の回転中心O1付近の部分の重量を低減して、全体重量の増加を図ることなく、外周部分の重量を増大させることで、慣性質量の増加を図ることができる。特に、開孔5aを有する円板形状のバランスウエイト5を用いているので、外周部分の重量を無理なく増大させることを実現することができる。
【0024】
慣性質量を増すためにはクランク軸1の中心からの距離が大きい位置の質量を大きくすることが効果的であり、慣性質量を低下せずに軽量化を行うためには慣性質量の増加にあまり影響のないクランク軸の中心に近い位置の重量を低下させることが必要であるからである。
【0025】
前記バランスウエイト5は、中心O2がクランク軸1の中心O2と同軸状であり、また、前記中心O2と前記開孔5aの中心O3とが、直径方向において、オフセットしているので、クランク軸1の中心O1に近い部分の質量を低下させ、遠い位置の部分の質量を増加させることができるからである。このように、バランスウエイト5の中心O2とそれの開孔5aの中心O3とをオフセットさせるという簡単な構造で、慣性質量の増加にあまり影響しない部分であるクランク軸1の回転中心付近の部分の重量を低減して、全体重量の増加を図ることなく、外周部分の重量を増大させて、慣性質量の増大を図ることができる。
【0026】
しかも、バランスウエイト5は円板形状であり、それに開設する開孔5aも円形状であるので、加工が容易で、バランスウエイト5の製造も容易である。
【0027】
さらに、前記バランスウエイト5と、前記クランクウエブ2との間に、位置決めキー6を設けているので、バランスウエイト5を別体としても、位置決めキー6によって、バランスウエイト5とクランクウエブ2の位置関係が一義的に決定され、ピストン12、コネクチングロッド11等の往復部重量の慣性力、及びコネクチングロッド11の大端部周辺の回転運動質量の遠心力は、バランスウエイト5の慣性力でバランスされ、それらの力のバランスが損なわれることがない。
【0028】
前記実施の形態においては、クランク軸1に一体的に成形されたクランクウエブ2に設けるバランスウエイト5としては、そのバランスウエイト5の中心O2とそれの開孔5aの中心O3とがオフセットしたものを用いているが、本発明はそれに限定されるものではなく、例えば図7に示すように、全周に亘って肉厚が一定である一様厚さの円環状のバランスウエイト21を用いることも可能である。すなわち、図7に示すように、クランクウエブ22及びクランクピン23が一体的に成形されてなるクランク軸24の前記クランクウエブ22に対し、円環形状のバランスウエイト21が外嵌され、溶接によりクランク軸24に対し固着されている。このように外嵌されることにより、前記クランク軸24の中心と、バランスウエイト21の中心とが一致し、前述した実施の形態と同様に、クランク軸24にバランスウエイト21が同軸状に外嵌されている構造になる。よって、クランクウエブ22に円環形状のバランスウエイト21を外嵌するという簡単な構造で、全体重量をあまり増加させることなく、外周部分の重量を増大させることを実現できる。
【0029】
この場合には、図7におけるS1,S2の部分に対しては質量を付加することができないため、慣性質量の増加に制約を受けるものの、前述した特開平8−93746号公報に記載のものに比べれば、外径を大きくすることなく、慣性質量の増大を図ることを実現することが可能となる。
【0030】
また、前記実施の形態においては、バランスウエイトは溶接によりクランクウエブに固着されるようにしているが、そのほか、ボルトによる締結固定や圧入による固定を採用することもできる。
【0031】
さらに、前記クランクウエブに切り欠きや突起を設けたり、バランスウエイトに切り欠きやギャップ(空隙部分)を設けてもよい。そのほか、クランクウエブを、バランスウエイトのギャップに挿入(圧入)するようにして設けるようにしてもよい。
【0032】
さらに、また、本発明に係るエンジンのクランク軸構造は、エンジンの気筒数に関係なく、単気筒でも多気筒でも適用することができるのはもちろん、2ストロークエンジンでも4ストロークエンジンでも使用することができる。
【0033】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0035】
請求項1の発明は、クランク軸に設けられたクランクウエブに対し、開孔を有する円板形状のバランスウエイトの前記開孔を、前記クランク軸と前記バランスウエイトとが同軸状になるように嵌合しているので、慣性質量の増加にあまり影響しない部分であるクランク軸の回転中心付近の部分の重量を低減して、全体重量の増加を図ることなく、外周部分の重量を増大させることで、慣性質量の増加を図ることができる。
【0036】
また、バランスウエイトの中心とそれの開孔の中心とをオフセットさせるようにすれば、簡単な構造で、全体重量を増加させることなく、慣性質量の増大を図ることができる。
【0037】
さらに、前記バランスウエイトと、前記クランクウエブとの間に、位置決めキーを設けるようにすれば、位置決めキーによって、バランスウエイトとクランクウエブの位置関係を一義的に決定し、ピストン、コネクチングロッド等の往復部重量とのバランスを損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る4気筒エンジンのクランク軸構造を示す縦断面図である。
【図2】同一部拡大図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】本発明に係るバランスウエイトの正面図である。
【図5】本発明に係るクランクウエブの正面図である。
【図6】本発明に係るクランク軸とピストンとの関係を示す図である。
【図7】他の実施の形態を示す図3と同様の図である。
【符号の説明】
1 クランク軸
1a ジャーナル部
2 クランクウエブ
2a キー溝
3 クランクピン
5 バランスウエイト
5a 開孔
5b キー溝
6 位置決めキー
11 コネクチングロッド
12 ピストン
13 ピストンピン
O1 クランク軸1の中心
O2 バランスウエイト5の中心
O3 開孔5aの中心
Claims (1)
- クランク軸に対し、クランクウエブ及びクランクピンが一体に設けられてなるエンジンのクランク軸構造において、
前記クランクウエブに対し、円形状の開孔を有する円板形状のバランスウエイトの前記開孔が、前記クランク軸と前記バランスウエイトとが同軸状になるように嵌合され、
前記クランクウエブは、ほぼ一定幅で、前記クランク軸の軸線方向に延在し前記開孔の周面形状に対応する曲率を有する2つの湾曲面と、平行に延在し前記2つの湾曲面を繋ぐ2つの平坦面とを有し、かつ前記クランク軸の軸線方向に直交する面の外周側及び中心側に凹部がそれぞれ形成されたものであり、
前記バランスウエイトは、その中心と前記開孔の中心とがオフセットし、かつ前記クランクウエブとの間に位置決めキーが設けられていることを特徴とするエンジンのクランク軸構造。
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