JP3206318B2 - 組立式クランクシャフトの結合構造 - Google Patents

組立式クランクシャフトの結合構造

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JP3206318B2
JP3206318B2 JP19750194A JP19750194A JP3206318B2 JP 3206318 B2 JP3206318 B2 JP 3206318B2 JP 19750194 A JP19750194 A JP 19750194A JP 19750194 A JP19750194 A JP 19750194A JP 3206318 B2 JP3206318 B2 JP 3206318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は組立式クランクシャフ
トの結合構造に係り、特にクランクシャフトの組付時の
作業性を損なうことなく、クランクシャフトのツイスト
を防止する組立式クランクシャフトの結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クランクシャフトは、コネクティングロ
ッドの往復運動を回転運動に変換するものであり、これ
により、ピストンに働く燃焼圧力をエンジントルクに変
換するものである。
【0003】また、前記クランクシャフトの材質には、
一般に炭素鋼や特殊鋼、そして、特殊鋳鉄等が用いら
れ、鍛造のものと鋳造のものとがあるが、一般に鍛造の
ものが多く使用されている。
【0004】更に、エンジンにおいては、クランクシャ
フトの不釣合をなくして回転を円滑に行わせるために、
バランスウェイト及びクランクバランサを設けている。
そして、バランスウェイト及びクランクバランサを取付
けることにより、エンジンの振動が少なくなり、回転が
円滑になり、クランクジャーナルやベアリングの摩擦を
低減させることができるものである。
【0005】更にまた、2サイクルエンジンとは、クラ
ンクシャフトの1回転によりピストンが2行程動くエン
ジンのことであり、4サイクルエンジンとは区別され、
2サイクルエンジンは、主に出力を重要視する二輪車や
船外機、そしてスノーモビルと称される雪上車に搭載さ
れている。
【0006】前記組立式クランクシャフトとしては、特
開昭58−28009号公報に開示されるものがある。
この公報に開示されるエンジンは、連接棒の平軸受が装
入されている大端部を、クランク軸のウェブに組み付け
られているクランクピンに連結させ、連接棒の大端部の
軽量化を図っている。
【0007】また、特開平2−42207号公報に開示
されるものがある。この公報に開示される連接棒の接続
装置は、連接棒の大端部に平軸受を装入し、大端部をク
ランク軸のクランクピンに連結し、平軸受を一体型とす
るとともに、その内周部の内径を小端部と大端部とを結
ぶ軸線に対して直交する部位で最大とし、連接棒の大端
部の軽量化及び慣性質量の低減化を図るとともに、焼き
付きの生じない連接棒としている。
【0008】更に、実開昭58−16421号公報に開
示されるものがある。この公報に開示されるクランク軸
の軸受装置は、クランクケースに複数個のボール軸受を
介してクランク軸を回転自在に支承するようにし、ボー
ル軸受のジャーナル部に圧入等により固定し、またその
アウタレースをクランクケースの軸受孔に嵌合し、少な
くとも一つのボール軸受の一側面に、そのアウタレース
を軸方向一方に偏倚させるばね等の偏倚部材を設け、残
余のボール軸受のアウタレース外側面に偏倚部材の偏倚
力に対抗するストッパ片を配設している。
【0009】更にまた、実開昭59−43715号公報
に開示されるものがある。この公報に開示される内燃機
関におけるクランク軸支持装置は、アウターリングを構
成する一方の半割り部材に深座グリ穴を設け、アウター
リングを構成する半割り部材同士を、頭部上面に断面多
角形状の締付用穴を有するボルトによって深座グリ穴か
ら連結するとともに、ボルト頭部を深座グリ穴内に沈み
込んだ状態で収納している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の組立
式クランクシャフトの結合構造においては、図示しない
2サイクル多気筒、例えば6気筒エンジンのクランクシ
ャフト102に、図17及び図18に示す如く、1個の
クランクピン104毎に2個のコネクティングロッド1
06を装着する。
【0011】つまり、第1クランクピン104−1に第
1、第2コネクティングロッド106−1、106−2
を装着するとともに、第2クランクピン104−2に第
3、第4コネクティングロッド106−3、106−4
を装着し、第3クランクピン104−3に第5、第6コ
ネクティングロッド106−5、106−6を装着し、
これら第1〜第6コネクティングロッド106−1、1
06−2、106−3、106−4、106−5、10
6−6を介して第1〜第6ピストン108−1(第2〜
第6ピストンは省略)を連結している。
【0012】そして、夫々のピストン108−1の往復
運動を第1〜第6コネクティングロッド106−1、1
06−2、106−3、106−4、106−5、10
6−6及び第1〜第3クランクピン104−1、104
−2、104−3により回転運動に変換してクランクシ
ャフト102に伝達させている。
【0013】前記クランクシャフト102は、第1端部
シャフト部110−1と、第2端部シャフト部110−
2と、第1、第2端部シャフト部110−1、110−
2間に位置する2個の第1、第2シャフト構成体112
−1、112−2とからなり、第1シャフト構成体11
2−1は、第1クランクピン104−1と第2クランク
ピン104−2とを支持するとともに、第2シャフト構
成体112−2は、第2クランクピン104−2と第3
クランクピン104−3とを支持している。
【0014】そして、前記クランクシャフト102に
は、3個の第1〜第3クランクスロー部114−1、1
14−2、114−3が形成される。第1クランクスロ
ー部114−1は、一端の第1端部シャフト部110−
1と第1クランクピン104−1と第1シャフト構成体
112−1とからなるとともに、第2クランクスロー部
114−2は、第1シャフト構成体112−1と第2ク
ランクピン104−2と第2シャフト構成体112−2
とからなり、第3クランクスロー部114−3は、第2
シャフト構成体112−2と第3クランクピン104−
3と他端の第2端部シャフト部110−2とからなる。
【0015】前記クランクシャフト102は、2個の第
1、第2シャフト構成体112−1、112−2を有し
ており、第1、第2シャフト構成体112−1、112
−2は夫々同一の構成を有することにより、第2シャフ
ト構成体112−2の構成の説明は省略する。
【0016】前記第1シャフト構成体112−1は、第
1クランクピン104−1と第2クランクピン104−
2とを支持している。
【0017】また、この第1シャフト構成体112−1
を第1ウェブ116−1と第2ウェブ116−2とによ
り形成し、第1ウェブ116−1に第1圧入部116a
−1を設けるとともに、第2ウェブ116−2に第2圧
入部116a−2を設け、これら第1、第2圧入部11
6a−1、116a−2を圧入して第1、第2ウェブ1
16−1、116−2を連結するコネクティングチュー
ブたる第1コネクティングチューブ118−1を設け、
この第1コネクティングチューブ118−1外周面を軸
受用転動面Fとして機能させるとともに、軸受用転動面
Fと第1、第2ウェブ116−1、116−2の第1、
第2圧入部116a−1、116a−2の境界部分とが
オーバラップしないように第1軸受120−1を配設す
る。
【0018】前記第1ウェブ116−1は、大径円板部
116b−1とこの大径円板部116b−1に対して同
芯に形成される小径の前記第1圧入部116a−1とか
らなり、大径円板部116b−1には前記第1クランク
ピン104−1の他端側を嵌装する嵌装孔部116c−
1を形成する。
【0019】また、前記第2ウェブ116−2は、上述
した第1ウェブ116−1と同様に、大径円板部116
b−2とこの大径円板部116b−2に対して同芯に形
成される小径の前記第2圧入部116a−2とからな
り、大径円板部116b−2には前記第2クランクピン
104−2の一端側を嵌装する嵌装孔部116c−2を
形成している。
【0020】そして、前記第1ウェブ116−1の第1
圧入部116a−1と第2ウェブ116−2の第2圧入
部116a−2とを対峙させるべく、前記第1コネクテ
ィングチューブ118−1内に両側から圧入し、前記第
1シャフト構成体112−1を組み立てるものである。
【0021】前記第2シャフト構成体112−2も、上
述の第1シャフト構成体112−1の如く組み立てる。
【0022】このとき、第1コネクティングチューブ1
18−1外周面を軸受用転動面Fとして機能させるべ
く、この軸受用転動面Fに2個1組のシングルローラベ
アリングB1、B2からなる第1軸受120−1を配設
する。
【0023】また、この第1軸受120−1を配設する
際には、夫々一体的に形成したシングルローラベアリン
グB1、B2を少許離間させ、シングルローラベアリン
グB1、B2が、第1、第2ウェブ116−1、116
−2の第1、第2圧入部116a−1、116a−2の
境界部分S、つまり第1、第2圧入部116a−1、1
16a−2の接触面部位に対してオーバラップしないよ
うに配設する。
【0024】なお符号122−1は、前記第1端部シャ
フト部110−1を軸支する一体式の第1端部軸受、1
22−2は前記第2端部シャフト部110−2を軸支す
る一体式の第2端部軸受である。
【0025】そしてこのとき、前記クランクシャフト
は、第1、第2圧入部の外周面とコネクティングチュー
ブの内周面間に発生する摩擦力を利用してトルクの伝達
を行っている。
【0026】しかし、第1、第2圧入部の外周面とコネ
クティングチューブの内周面とからなる圧入面部の表面
状態、すなわち、真円度や真直度、表面粗さ、表面の油
脂の付着の有無、そして組立時の圧入ジグの精度等の様
々な要因により、総合的な摩擦係数が大きく変化するも
のである。
【0027】この結果、圧力によって得られる摩擦力が
一定とならず、エンジンからのトルクよりも摩擦力によ
る伝達トルクが小となった際に、圧入面部においてすべ
り、つまりツイストが発生することとなり、ツイストに
よってクランクピンの位相に狂いが生じ、実用上不利で
あるという不都合がある。
【0028】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、一側のクランクピンと他側
のクランクピンとを支持するシャフト構成体を一側の第
1ウェブと他側の第2ウェブとにより形成し、第1ウェ
ブに第1圧入部を設けるとともに第2ウェブに第2圧入
部を設け、これら第1、第2圧入部を圧入して第1、第
2ウェブを連結するコネクティングチューブを設けコネ
クティングロッドの往復運動を回転運動に変換する組立
式クランクシャフトにおいて、この組立式クランクシャ
フトは、2サイクル多気筒エンジンのクランクシャフト
であって、各ウェブの圧入部の対向する端面に設けたツ
イスト防止用ピンの嵌合穴と、前記対向する端面と反対
側の端面に連通する空気抜き穴を設けたことを特徴とす
る。
【0029】また、コネクティングチューブに各ウェブ
の圧入部を圧入する2サイクル多気筒エンジンの組立式
クランクシャフトの結合構造において、前記コネクティ
ングチューブと各ウェブの圧入部とで形成された空間と
外部とを連通する空気抜き穴を少なくとも一方側のウェ
ブに設けたことを特徴とする。
【0030】
【作用】上述の如く発明したことにより、一側の第1ウ
ェブの第1圧入部と他側の第2ウェブの第2圧入部とを
結合する際には、シャフト構成体の回転中心に対してオ
フセットする少なくとも1本のツイスト防止用ピンによ
り結合し、クランクシャフトの組付時の作業性を損なう
ことなく、クランクシャフトのツイストを防止してい
る。
【0031】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0032】図1〜図9はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図1において、2は図示しない2サイクル
多気筒、例えば6気筒エンジンの組立式クランクシャフ
トである。
【0033】このクランクシャフト2は、図示しない前
記6気筒エンジンのシリンダブロック(図示せず)の下
部に軸支されるとともに、図示しないクランクケースハ
ウジングが取り付けられ、シリンダブロックとクランク
ケースハウジングとによってクランクケースであるクラ
ンク室(図示せず)が形成される。
【0034】また、前記クランクシャフト2に、1個の
クランクピン4毎に2個のコネクティングロッド6を装
着、つまり第1クランクピン4−1に第1、第2コネク
ティングロッド6−1、6−2を装着するとともに、第
2クランクピン4−2に第3、第4コネクティングロッ
ド6−3、6−4を装着し、第3クランクピン4−3に
第5、第6コネクティングロッド6−5、6−6を装着
し、これら第1〜第6コネクティングロッド6−1、6
−2、6−3、6−4、6−5、6−6を介して第1〜
第6ピストン8−1(第2〜第6ピストンは省略)を連
結している。そして、夫々のピストン8−1の往復運動
を第1〜第6コネクティングロッド6−1、6−2、6
−3、6−4、6−5、6−6及び第1〜第3クランク
ピン4−1、4−2、4−3により回転運動に変換して
クランクシャフト2に伝達させている。
【0035】前記クランクシャフト2は、一端の第1端
部シャフト部10−1と、他端の第2端部シャフト部1
0−2と、第1、第2端部シャフト部10−1、10−
2間に位置する2個の第1、第2シャフト構成体12−
1、12−2とからなり、第1シャフト構成体12−1
は、一側のクランクピンである第1クランクピン4−1
と他側のクランクピンである第2クランクピン4−2と
を支持するとともに、第2シャフト構成体12−2は、
一側のクランクピンである第2クランクピン4−2と他
側のクランクピンである第3クランクピン4−3とを支
持するものである。
【0036】そして、前記クランクシャフト2には、3
個の第1〜第3クランクスロー部14−1、14−2、
14−3が形成される。第1クランクスロー部14−1
は、一端の第1端部シャフト部10−1と第1クランク
ピン4−1と第1シャフト構成体12−1とからなると
ともに、第2クランクスロー部14−2は、第1シャフ
ト構成体12−1と第2クランクピン4−2と第2シャ
フト構成体12−2とからなり、第3クランクスロー部
14−3は、第2シャフト構成体12−2と第3クラン
クピン4−3と他端の第2端部シャフト部10−2とか
らなる。
【0037】ここで、前記クランクシャフト2は、2個
の第1、第2シャフト構成体12−1、12−2を有し
ており、第1、第2シャフト構成体12−1、12−2
は夫々同一の構成を有することにより、第1シャフト構
成体12−1のみの構成を説明し、第2シャフト構成体
12−2の構成の説明は省略する。
【0038】前記第1シャフト構成体12−1は、図3
に示す如く、一側のクランクピンである第1クランクピ
ン4−1と他側のクランクピンである第2クランクピン
4−2とを支持している。
【0039】また、この第1シャフト構成体12−1を
一側の第1ウェブ16−1と他側の第2ウェブ16−2
とにより形成し、第1ウェブ16−1に第1圧入部16
a−1を設けるとともに、第2ウェブ16−2に第2圧
入部16a−2を設け、これら第1、第2圧入部16a
−1、16a−2を圧入して第1、第2ウェブ16−
1、16−2を連結するコネクティングチューブたる第
1コネクティングチューブ18−1を設け、この第1コ
ネクティングチューブ18−1外周面を軸受用転動面F
として機能させるとともに、軸受用転動面Fと第1、第
2ウェブ16−1、16−2の第1、第2圧入部16a
−1、16a−2の境界部分とがオーバラップしないよ
うに第1軸受20−1を配設する。
【0040】つまり、前記第1ウェブ16−1は、大径
円板部16b−1とこの大径円板部16b−1に対して
同芯に形成される小径の前記第1圧入部16a−1とか
らなり、大径円板部16b−1には前記第1クランクピ
ン4−1の他端側を嵌装する嵌装孔部16c−1を形成
する。
【0041】また、前記第2ウェブ16−2は、上述し
た第1ウェブ16−1のものと同様に、大径円板部16
b−2とこの大径円板部16b−2に対して同芯に形成
される小径の前記第2圧入部16a−2とからなり、大
径円板部16b−2には前記第2クランクピン4−2の
一端側を嵌装する嵌装孔部16c−2を形成している。
【0042】そして、前記第1ウェブ16−1の第1圧
入部16a−1と第2ウェブ16−2の第2圧入部16
a−2とを対峙させるべく、前記第1コネクティングチ
ューブ18−1内に両側から圧入し、前記第1シャフト
構成体12−1を組み立てるものである。
【0043】前記第2シャフト構成体12−2も、上述
の第1シャフト構成体12−1の如く組み立てることが
できるものである。
【0044】このとき、第1コネクティングチューブ1
8−1外周面を軸受用転動面Fとして機能させるべく、
この軸受用転動面Fに2個1組のシングルローラベアリ
ングB1、B2からなる第1軸受20−1を配設する。
【0045】また、この第1軸受20−1を配設する際
には、夫々一体的に形成したシングルローラベアリング
B1、B2を少許離間させ、シングルローラベアリング
B1、B2が、第1、第2ウェブ16−1、16−2の
第1、第2圧入部16a−1、16a−2の境界部分
S、つまり第1、第2圧入部16a−1、16a−2の
接触面部位に対してオーバラップしないように配設する
ものである。
【0046】なお符号22−1は、前記第1端部シャフ
ト部10−1を軸支する一体式の第1端部軸受、22−
2は前記第2端部シャフト部10−2を軸支する一体式
の第2端部軸受である。
【0047】そして、前記組立式クランクシャフト2の
第1、第2ウェブ16−1、16−2の第1、第2圧入
部16a−1、16a−2の対向する端面に設けたツイ
スト防止用ピン24の第1、第2嵌合穴30−1、30
−2と、前記対向する端面と反対側の端面に連通する空
気抜き穴32を設ける構成とする。
【0048】また、例えば第1コネクティングチューブ
18−1と第1、第2ウェブ16−1、16−2の第
1、第2圧入部16a−1、16a−2とで形成された
空間と外部とを連通する空気抜き穴として機能する連絡
孔部28を少なくとも一方側のウェブ、例えば第1ウェ
ブ16−1に設ける構成とする。
【0049】詳述すれば、前記第1、第2ウェブ16−
1、16−2の第1、第2圧入部16a−1、16a−
2を結合するために、前記第1、第2シャフト構成体1
2−1、12−2の回転中心に対してオフセットする少
なくとも1本、例えば1本のツイスト防止用ピン24を
設ける。
【0050】また、前記第1シャフト構成体12−1に
おいて、第1ウェブ16−1の第1圧入部16a−1に
第1肉抜き穴26−1を形成するとともに、この第1肉
抜き穴26−1と第1、第2圧入部16a−1、16a
−2との接触面部位を連絡する空気抜き穴用の前記連絡
孔部28を形成する。
【0051】更に、前記第1圧入部16a−1において
第1シャフト構成体12−1の回転中心に対してオフセ
ットする位置に、前記ピン24を嵌合させる第1嵌合穴
30−1を形成し、この第1嵌合穴30−1と前記第1
肉抜き穴26−1とを連絡する前記空気抜き穴32を形
成する。
【0052】更にまた、前記第2ウェブ16−2の第2
圧入部16a−2にも、第1ウェブ16−1の第1圧入
部16a−1と同様に、第2肉抜き穴26−2を形成
し、前記第1嵌合穴30−1の形成位置に合致する位置
に、第2肉抜き穴26−2に連絡する第2嵌合穴30−
2を形成する。
【0053】前記空気抜き穴32を形成することによ
り、エンジン運転中の発生熱によって膨張する空気を逃
がし、ピン24の軸方向への移動を防止するものであ
る。
【0054】また、前記第1シャフト構成体12−1に
ついてのみ説明したが、第2シャフト構成体12−2も
第1シャフト構成体12−1と同様の構成を有すること
により、説明は省略する。
【0055】次に作用について説明する。
【0056】前記第1シャフト構成体12−1を、一側
の第1ウェブ16−1と、他側の第2ウェブ16−2
と、第1、第2圧入部16a−1、16a−2を圧入し
て第1、第2ウェブ16−1、16−2を連結する第1
コネクティングチューブ18−1と、第1コネクティン
グチューブ18−1外周面に配設する第1軸受20−1
とにより組み上げる。
【0057】このとき、図6〜図9に示す如く、前記第
1、第2圧入部16a−1、16a−2に形成した第
1、第2嵌合穴30−1、30−2内にピン24を位置
させる。
【0058】また、前記第2シャフト構成体12−2
を、上述の第1シャフト構成体12−1と同様に組み上
げる。
【0059】そして、前記第1端部シャフト部10−1
と、第2端部シャフト部10−2と、第1、第2端部シ
ャフト部10−1、10−2間に位置する2個の第1、
第2シャフト構成体12−1、12−2と、第1〜第3
クランクピン4−1、4−2、4−3とにより前記クラ
ンクシャフト2を組み上げる。
【0060】これにより、前記ピン24を使用する簡単
な結合方策とすることができ、クランクシャフト組付時
の作業性を損なう惧れがないとともに、クランクシャフ
トのツイストを確実に防止することができる。
【0061】また、構造が簡略であることにより、クラ
ンクシャフトの大型化や重量増加を伴う惧れがなく、コ
ストを低廉に維持することができ、経済的に有利である
とともに、実用上有利である。
【0062】更に、前記ピン24を組付時の位置決め用
として機能させることができることにより、第1、第2
ウェブ16−1、16−2の組付時にクランクピンの位
相を容易に決定でき、従来のものに比し組立精度を向上
し得るものである。
【0063】更にまた、前記組立式クランクシャフト2
の第1、第2ウェブ16−1、16−2の第1、第2圧
入部16a−1、16a−2の対向する端面に設けたツ
イスト防止用ピン24の第1、第2嵌合穴30−1、3
0−2と、対向する端面と反対側の端面に連通する空気
抜き穴32を設けたことにより、この空気抜き穴32に
よって、エンジン運転中の発生熱によって膨張する空気
を逃がし、ピン24の軸方向への移動を防止することが
できる。
【0064】図10〜図12はこの発明の第2実施例を
示すものである。この第2実施例において、上述第1実
施例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明
する。
【0065】この第2実施例の特徴とするところは、第
1ウェブ16−1と第2ウェブ16−2とを結合する係
合手段40を、スプライン構造とした点にある。
【0066】すなわち、図10及び図11に示す如く、
第1ウェブ16−1の第1圧入部16a−1の端部側外
周に第1スプライン42−1を形成するとともに、図1
0に示す如く、第2ウェブ16−2の第2圧入部16a
−2の端部側外周に第2スプライン42−2を形成す
る。
【0067】また、コネクティングチューブ18−1の
内周部位には、図12に示す如く、チューブ側スプライ
ン44を形成するものである。
【0068】さすれば、第1、第2スプライン42−
1、42−2とチューブ側スプライン44とを係合さ
せ、第1ウェブ16−1と第2ウェブ16−2とを結合
している。
【0069】これにより、凹凸係合させる係合手段40
によって、上述第1実施例のものと同様に、クランクシ
ャフト組付時の作業性を損なう惧れがないとともに、ク
ランクシャフトのツイストを確実に防止することができ
る。
【0070】また、構造が簡略であることにより、上述
第1実施例のものと同様に、クランクシャフトの大型化
や重量増加を伴う惧れがなく、コストを低廉に維持する
ことができ、経済的に有利であるとともに、実用上有利
である。
【0071】更に、前記係合手段40を組付時の位置決
め用として機能させることができることにより、第1、
第2ウェブ16−1、16−2の組付時にクランクピン
の位相を容易に決定でき、従来のものに比し組立精度を
向上し得る。
【0072】更にまた、第1、第2スプライン42−
1、42−2とチューブ側スプライン44とからなるス
プライン構造により、クランクシャフト組付時の作業性
を損なう惧れがないとともに、クランクシャフトのツイ
ストを確実に防止することができる。
【0073】また、第1、第2スプライン42−1、4
2−2とチューブ側スプライン44との構造が簡略であ
ることにより、上述第1実施例のものと同様に、クラン
クシャフトの大型化や重量増加を伴う惧れがなく、コス
トを低廉に維持することができ、経済的に有利であると
ともに、実用上有利である。
【0074】更に、前記第1、第2スプライン42−
1、42−2とチューブ側スプライン44とを組付時の
位置決め用として機能させることができることにより、
第1、第2ウェブ16−1、16−2の組付時にクラン
クピンの位相を容易に決定でき、従来のものに比し組立
精度を向上し得る。
【0075】図13〜図15はこの発明の第3実施例を
示すものである。
【0076】上述第2実施例においては、第1ウェブ1
6−1と第2ウェブ16−2とを結合する係合手段40
を、スプライン構造としたが、第3実施例の特徴とする
ところは、係合手段50を、スプラインの断面形状を三
角形のセレーション構造とした点にある。
【0077】すなわち、図13及び図14に示す如く、
第1ウェブ16−1の第1圧入部16a−1の端部側外
周に第1セレーション52−1を形成するとともに、図
13に示す如く、第2ウェブ16−2の第2圧入部16
a−2の端部側外周に第2セレーション52−2を形成
する。
【0078】また、コネクティングチューブ18−1の
内周部位には、図15に示す如く、チューブ側セレーシ
ョン54を形成するものである。
【0079】さすれば、第1、第2セレーション52−
1、52−2とチューブ側セレーション54とを係合さ
せ、第1ウェブ16−1と第2ウェブ16−2とを結合
している。
【0080】これにより、凹凸係合させる係合手段50
によって、上述第1及び第2実施例のものと同様に、ク
ランクシャフト組付時の作業性を損なう惧れがないとと
もに、クランクシャフトのツイストを確実に防止するこ
とができる。
【0081】また、構造が簡略であることにより、上述
第1及び第2実施例のものと同様に、クランクシャフト
の大型化や重量増加を伴う惧れがなく、コストを低廉に
維持することができ、経済的に有利であるとともに、実
用上有利である。
【0082】更に、前記係合手段50を組付時の位置決
め用として機能させることができることにより、第1、
第2ウェブ16−1、16−2の組付時にクランクピン
の位相を容易に決定でき、従来のものに比し組立精度を
向上し得る。
【0083】更にまた、第1、第2セレーション52−
1、52−2とチューブ側セレーション54とからなる
セレーション構造により、クランクシャフト組付時の作
業性を損なう惧れがないとともに、クランクシャフトの
ツイストを確実に防止することができる。
【0084】また、第1、第2セレーション52−1、
52−2とチューブ側セレーション54との構造が簡略
であることにより、上述第1及び第2実施例のものと同
様に、クランクシャフトの大型化や重量増加を伴う惧れ
がなく、コストを低廉に維持することができ、経済的に
有利であるとともに、実用上有利である。
【0085】更に、前記第1、第2セレーション52−
1、52−2とチューブ側セレーション54とを組付時
の位置決め用として機能させることができることによ
り、第1、第2ウェブ16−1、16−2の組付時にク
ランクピンの位相を容易に決定でき、従来のものに比し
組立精度を向上し得る。
【0086】なお、この発明は上述第1〜第3実施例に
限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【0087】例えば、この発明の第1実施例において
は、1本のツイスト防止用ピン24を設ける構成とした
が、2本以上、例えば2本のツイスト防止用ピンを使用
することもできる。すなわち、図16に示す如く、第1
実施例のものと同様に、第1圧入部16a−1において
第1シャフト構成体12−1の回転中心に対してオフセ
ットする位置に、ピン24を嵌合させる第1嵌合穴30
−1を形成し、この第1嵌合穴30−1と第1肉抜き穴
26−1とを連絡する空気抜き穴32を形成する。そし
て、第2ウェブ16−2の第2圧入部16a−2にも、
第1ウェブ16−1の第1圧入部16a−1と同様に、
第2肉抜き穴26−2を形成し、前記第1嵌合穴30−
1の形成位置に合致する位置に、第2肉抜き穴26−2
に連絡する第2嵌合穴30−2を形成する。また、前記
第1嵌合穴30−1の形成位置から第1シャフト構成体
12−1の回転中心に対して対峙する位置に、第2のピ
ン60を嵌合させる2個目の嵌合穴62−1を形成し、
この2個目の嵌合穴62−1と前記第1肉抜き穴26−
1とを連絡する空気抜き穴64を形成する。更に、第2
ウェブ16−2の第2圧入部16a−2にも、第1ウェ
ブ16−1の第1圧入部16a−1と同様に、2個目の
嵌合穴62−1の形成位置に合致する位置に、第2肉抜
き穴26−2に連絡する2個目の嵌合穴62−2を形成
する。さすれば、第1、第2圧入部16a−1、16a
−2の結合状態をより一層堅固とすることができるもの
である。
【0088】また、この発明の第2及び第3実施例にお
いては、係合手段としてスプライン構造やセレーション
構造を使用したが、スプライン構造やセレーション構造
以外にも、圧入面部位を液体ホーニングする方策やロー
レット構造、スリットあるいはその他の方策を講ずるこ
とも可能である。
【0089】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、組立式クランクシャフトにおいて、この組立式クラ
ンクシャフトは、2サイクル多気筒エンジンのクランク
シャフトであって、各ウェブの圧入部の対向する端面に
設けたツイスト防止用ピンの嵌合穴と、前記対向する端
面と反対側の端面に連通する空気抜き穴を設けたので、
ピンを使用する簡単な結合方策とすることができ、クラ
ンクシャフト組付時の作業性を損なう惧れがないととも
に、クランクシャフトのツイストを確実に防止し得る。
また、構造が簡略であることにより、クランクシャフト
の大型化や重量増加を伴う惧れがないものである。更
に、前記ピンを組付時の位置決め用として機能させるこ
とができることにより、各2ウェブの組付時にクランク
ピンの位相を容易に決定でき、従来のものに比し組立精
度を向上し得る。更にまた、前記組立式クランクシャフ
トの各ウェブの圧入部の対向する端面に設けたツイスト
防止用ピンの嵌合穴と、対向する端面と反対側の端面に
連通する空気抜き穴を設けたことにより、この空気抜き
穴によって、エンジン運転中の発生熱によって膨張する
空気を逃がし、ピンの軸方向への移動を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すクランクシャフト
の要部切欠き断面図である。
【図2】第1ウェブの概略図である。
【図3】図1の矢視III部分の第1シャフト構成体の
拡大断面正面図である。
【図4】第1シャフト構成体の拡大左側面図である。
【図5】第1シャフト構成体の拡大右側面図である。
【図6】第1シャフト構成体の組立図である。
【図7】第2ウェブ圧入時の第1シャフト構成体の概略
図である。
【図8】第1シャフト構成体の断面正面図である。
【図9】図8の矢視IX部分の拡大図である。
【図10】この発明の第2実施例を示す第1シャフト構
成体の拡大断面正面図である。
【図11】第1ウェブを示し、(a)は第1ウェブの断
面正面図、(b)は第1ウェブの第1圧入部の右側面図
である。
【図12】コネクティングチューブを示し、(a)はコ
ネクティングチューブの断面正面図、(b)はコネクテ
ィングチューブの右側面図である。
【図13】この発明の第3実施例を示す第1シャフト構
成体の拡大断面正面図である。
【図14】第1ウェブを示し、(a)は第1ウェブの断
面正面図、(b)は第1ウェブの第1圧入部の右側面図
である。
【図15】コネクティングチューブを示し、(a)はコ
ネクティングチューブの断面正面図、(b)はコネクテ
ィングチューブの右側面図である。
【図16】この発明の他の実施例を示す第1シャフト構
成体の拡大断面正面図である。
【図17】この発明の従来の技術を示すクランクシャフ
トの要部切欠き断面図である。
【図18】図17の矢視XVIII部分の拡大図であ
る。
【符号の説明】
2 クランクシャフト 4 クランクピン 4−1 第1クランクピン 6 コネクティングロッド 6−1 第1コネクティングロッド 6−2 第2コネクティングロッド 8−1 第1ピストン 10−1 第1端部シャフト部 10−2 第2端部シャフト部 12−1 第1シャフト構成体 14−1 第1クランクスロー部 16−1 第1ウェブ 16a−1 第1圧入部 16b−1 大径円板部 16c−1 嵌装孔部 16−2 第2ウェブ 16a−2 第2圧入部 16b−2 大径円板部 16c−2 嵌装孔部 18−1 第1コネクティングチューブ 20−1 第1軸受 22−1 第1端部軸受、 22−2 第2端部軸受 24 ツイスト防止用ピン 26−1 第1肉抜き穴 28 連絡孔部 30−1 第1嵌合穴 30−2 第2嵌合穴 32 空気抜き穴 F 軸受用転動面 B1、B2 シングルローラベアリング S 第1、第2圧入部の境界部分

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側のクランクピンと他側のクランクピ
    ンとを支持するシャフト構成体を一側の第1ウェブと他
    側の第2ウェブとにより形成し、第1ウェブに第1圧入
    部を設けるとともに第2ウェブに第2圧入部を設け、こ
    れら第1、第2圧入部を圧入して第1、第2ウェブを連
    結するコネクティングチューブを設けコネクティングロ
    ッドの往復運動を回転運動に変換する組立式クランクシ
    ャフトにおいて、この組立式クランクシャフトは、2サ
    イクル多気筒エンジンのクランクシャフトであって、各
    ウェブの圧入部の対向する端面に設けたツイスト防止用
    ピンの嵌合穴と、前記対向する端面と反対側の端面に連
    通する空気抜き穴を設けたことを特徴とする組立式クラ
    ンクシャフトの結合構造。
  2. 【請求項2】 コネクティングチューブに各ウェブの圧
    入部を圧入する2サイクル多気筒エンジンの組立式クラ
    ンクシャフトの結合構造において、前記コネクティング
    チューブと各ウェブの圧入部とで形成された空間と外部
    とを連通する空気抜き穴を少なくとも一方側のウェブに
    設けたことを特徴とする組立式クランクシャフトの結合
    構造。
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